JPH0522396U - ヘツドセツト - Google Patents

ヘツドセツト

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JPH0522396U
JPH0522396U JP6449591U JP6449591U JPH0522396U JP H0522396 U JPH0522396 U JP H0522396U JP 6449591 U JP6449591 U JP 6449591U JP 6449591 U JP6449591 U JP 6449591U JP H0522396 U JPH0522396 U JP H0522396U
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cap
axial direction
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秀敏 林
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PRECISION SHIBAZAKI CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の回転トルクが得られるヘッドセットを
提供することを目的とする。 【構成】 本体2に、本体2の軸方向と軸方向とが一致
するような螺子27を形成し、この本体の螺子27に螺
合する螺子53が形成されている保持部材52に本体側
磁石5を設置したことを特徴とするヘッドセット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、予め螺子が形成されたキャップを瓶口に装着する場合に好適に用 いられるヘッドセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は実開昭61−48194号公報において開示されたヘッドセットを示す ものである。
【0003】 このヘッドセットは、キャッピングマシンの回転軸Aに連結される連結部材1 と、この連結部材1と一体的に回転するように取り付けられた本体2と、この本 体2に回転自在に取り付けられたキャップ保持部3と、それぞれ対称配置されて 一対で磁気クラッチを構成する磁石4、5とから概略構成されたものである。
【0004】 上記本体2は外観が略円筒状の上部本体9と下部本体10とで構成されている 。上部本体9は、連結部材1との間に嵌着されたすべりキー12により、連結部 材1と一体的に回転されると共に連結部材1に対して上下に摺動自在とされてい る。この上部本体9は上記連結部材1との間に設けられたスプリング13によっ て下方に付勢されている。そして該上部本体9の下端には上記下部本体10が締 め込まれている。
【0005】 この本体2の内周部には、上記キャップ保持部3が設けられている。キャップ 保持部3は、キャップ保持部本体17と、押圧部材20と、チャック21とから 概略構成されている。
【0006】 キャップ保持部本体17は上記本体2の上部本体9の軸方向を中心として回動 自在に取り付けられている。このキャップ保持部本体17の中空部には、上記押 圧部材20が上下動自在に収容されており、スプリング29によって下方に付勢 されている。
【0007】 また、キャップ保持部本体17の下端部には、上記チャック21が螺合されて いる。このチャック21は下方に向けてフレアー状に開口するほぼ筒状のもので あり、その内周面には広口の下端開口部から上方へ向けて内径が縮径されてなる テーパ状の案内部25と、この案内部25上端から穏やかに縮径されてなる鋭角 なテーパ状の把持部26とが連続して形成されている。または把持部26には、 キャップ滑り止め用の多数の小突起40・・・・が形成されている。
【0008】 前記キャップ保持部本体17の外周部には、本体の軸方向を中心とした円周上 に沿って磁石取り付け板23が設けられている。そしてこの磁石取り付け板23 の下部に磁石4が設けられている。この磁石4は周方向に間隔をおいて設けられ たポケットに磁石4を収容したものであるが、所定の厚さを有する輪環板状のも のであっても構わない。
【0009】 この磁石4は、その周方向に等間隔をおいて設けられた複数のボルト30・・ ・により上記磁石取り付け板23に固定されて上記キャップ把持部本体17と一 体的に回転するようにされている。
【0010】 他方、上記本体2の下部本体10下端面には内方へ延出して上記磁石4と対抗 する輪環板状の磁石取り付け板31がボルト32・・・により固定されている。 そしてこの磁石取り付け板31の上面には、上記磁石5が設けられている。この 磁石5は上記磁石4と同形のものであり、上記磁石4と所定の間隔を隔てて対抗 するように複数のボルト33・・・で固定されている。
【0011】 そして、上記本体2とキャップ把持部本体17との間にはこれら磁石4,5の 電磁力により所定の回転トルクで嵌脱する磁気クラッチが構成されている。
【0012】 また、上記磁石取り付け板31と上記下部本体10下端面との間にはスペーサ ー34が介装されている。そしてこのスペーサー34の厚さを変更すると上記磁 石4,5間の間隙(以下、間隙と略称する。)を変えることができる。これによ り上記磁気クラッチの嵌脱する回転トルクが調整されるようになっている。
【0013】 このヘッドセットによるキャップの容器口部への螺着は、次のようにして行わ れる。 キャップリリース(図示せず。)により瓶口に被せられたキャップに向かって このヘッドセットが降下すると、キャップがヘッドセットのチャック21内に入 り、小突起40・・・・が設けられた把持部26に圧入される。この結果、チャ ック把持部26の小突起40・・・・にキャップが食い込む。そして、スプリン グ29とスプリング13との働きにより一定の力でキャップが瓶口に押圧される 。
【0014】 この状態では上記回転軸Aの回転に伴い、連結部材1、および本体2が回転し ており、この回転が磁石4,5を介してチャック21に伝えられ、上記チャック 把持部26に把持されたキャップが瓶口の螺子に螺合される。
【0015】 そして上記キャップが瓶口にはめ込まれて、キャップをねじ込むのに要する力 が上記磁石4、5による磁気クラッチの所定の離脱トルク以上になると、本体2 と共に磁石5が回転してももはや磁石4を回転させることができない。これによ ってチャック21の回転のみが停止する。次に上記回転軸Aを上昇させることに よりチャック21をキャップから完全に離脱させ、瓶口へのキャップ装着が完了 する。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
この種のヘッドセットでは瓶口にキャップを螺着する時の回転トルクを、磁気 クラッチを構成している磁石の間隙を調整することによって調整している。この 磁石の間隙の調整を前記従来のヘッドセットでは、磁石取り付け板31と下部本 体10下端面との間に挟まれたスペーサー34の枚数を変えたり、異なる厚さの スペーサー34に交換することによって行われていた。
【0017】 しかし前述のようにスペーサー34の枚数を変えたり、厚さの異なるスペーサ ー34に変える作業は、ヘッドセットそのものをキャッピングマシンから取り外 して行わなければならない。この為、前記回転トルクの調整には非常に手間がか かった。
【0018】 前記ヘッドセットでは、スペーサー34を介して磁石4,5の間隙を形成し、 その間隙によって回転トルクが決定していたので、準備されたスペーサー34で 形成できない間隙に対応する回転トルクは得られなかった。
【0019】 本考案のヘッドセットは前記事情に鑑みてなされたもので、所望の回転トルク が得られるヘッドセットを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本考案のヘッドセットは、本体に、本体の軸方向と軸方向とが一致するような 螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成されている保持部材に前記 本体側磁石を設置したことにより前記課題の解決を図った。
【0021】
【作用】
本考案のヘッドセットは、本体に、本体の軸方向とその螺子の軸方向とが一致 するような螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成されている保持 部材に前記本体側磁石を設置したので、保持部材を本体に深く螺合したり、浅く 螺合したり、螺合状態を変えることによって本体側磁石を上下に移動させ、磁石 の間隙の幅を連続的に変化させることができる。
【0022】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案のヘッドセットを詳しく説明する。なお前記従来 例と同一構成部分には、同一符号を付して説明を簡略化する。
【0023】 (実施例1) 図1は本実施例のヘッドセットを示す断面図である。このヘッドセットと従来 のものとは、回転トルクを調節する部分の構造が異なる。
【0024】 図1に示すように、このヘッドセットの下部本体10の外面側にはこの下部本 体10の軸方向と螺子の軸方向とが一致するような螺子27が形成されている。 そしてこの下部本体10の外面側には保持部材52が螺合されている。図2に 示すように、この保持部材52は側壁50と底部51とから構成されている。前 記側壁50は筒状に形成されており、その内面にはヘッドセットの下部本体10 に形成されている前記螺子27に螺合する螺子53が形成されている。前記底部 51はドーナツ板状に形成されている。この保持部材52は下部本体10に螺合 すると、その底部51は保持部側磁石4と対向する。この前記底部51の位置に は本体側磁石5が設置されている。 前記保持部材52の底部51にはストッパー螺子54が取り付けられている。 このストッパー螺子54はその先端部が下部本体10の下端に当たるような位置 に設けられている。 さらに、図3に示すように、下部本体10に回転トルクの目盛りが表示され、 保持部材52には指点28が表示されている。この指点28を所望の回転トルク の目盛りに合わせることによって、磁石4,5同志が所定の間隙の幅を保ち、そ の幅に対応した回転トルクが得られる。
【0025】 このヘッドセットの回転トルクは以下の手順で調整される。 所望の回転トルクに対応する目盛りに、前記保持部材52に表示された指点2 8を合わせる。 保持部材52に設けられたストッパー螺子54を締め込んで、保持部材52が 動かないように固定する。
【0026】 本実施例のヘッドセットでは、ヘッドセットの下部本体10に螺子27が形成 され、さらにこの下部本体10の螺子27に螺合する螺子53が内面に形成され た側壁50と、底部51からなる保持部材52が設けられた。この保持部材52 の底部51の上面には本体側磁石5が設置された。
【0027】 このヘッドセットによれば、前記保持部材52をヘッドセットの下部本体10 に、深く螺合したり、浅く螺合したり、螺合状態を変えることにより、本体側磁 石5を本体2の軸方向に対して上下させ、磁石4,5の間隙の幅を連続的に変化 させることができる。 従って本実施例のヘッドセットによれば、所望の回転トルクが得られる。
【0028】 さらに、本実施例のヘッドセットでは、下部本体10に螺合された前記保持部 材52に本体側磁石5を取り付けたので、この保持部材52を回すだけでキャッ ピングマシンからヘッドセットを外すことなく、回転トルクを調節することがで きる。 従って本実施例のヘッドセットでは、手間をかけずに回転トルクの調整ができ る。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のヘッドセットでは、本体に、本体の軸方向とその 螺子の軸方向とが一致するような螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子 が形成されている保持部材に本体側磁石を設置したので、保持部材をヘッドセッ ト本体に深く螺合したり、浅く螺合したり、螺合状態を変えることによって、前 記本体側磁石を上方に移動させ、磁石同志の間隙の幅を連続的に変化させること ができる。 従って本考案のヘッドセットによれば、所望の回転トルクが得られる。
【0030】 また本考案のヘッドセットでは、下部本体に螺合された前記保持部材に保持部 材を取り付けたので、この保持部材を回すだけでキャッピングマシンからヘッド セットを外すことなく、回転トルクの調整ができる。 従って本考案のヘッドセットでは、手間をかけずに回転トルクの調整ができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のヘッドセットを示す断面図
【図2】実施例1のヘッドセットの保持部材を上からみ
た平面図
【図3】実施例1のヘッドセットの下部本体の下部と保
持部材の上部とを示す平面図
【図4】従来使用していたヘッドセットを示す断面図
【符号の説明】
A 回転軸 2 本体 4 保持部側磁石 5 本体側磁石 17 キャップ把持部本体 27 本体側螺子 52 保持部材 53 保持部材の側壁内面に設けられた螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッピングマシンの回転軸に、これと
    一体的に回転するように取り付けられる本体と、この本
    体にこの本体の軸方向を中心として回転自在に取り付け
    られたキャップ保持部とを備え、キャップ保持部には前
    記軸方向を中心とした円周上に沿って保持部側磁石が設
    けられ、本体には上記保持部側磁石と間隙をもって対向
    するように本体側磁石が設けられているヘッドセットに
    おいて、 前記本体に、本体の軸方向と軸方向とが一致するような
    螺子を形成し、この本体の螺子に螺合する螺子が形成さ
    れている保持部材に前記本体側磁石を設置したことを特
    徴とするヘッドセット。
JP1991064495U 1991-08-14 1991-08-14 ヘッドセット Expired - Fee Related JP2573923Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131266A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nidec-Shimpo Corp キャップ締付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006131266A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nidec-Shimpo Corp キャップ締付装置

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JP2573923Y2 (ja) 1998-06-04

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