JPH054911Y2 - - Google Patents

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JPH054911Y2
JPH054911Y2 JP19888587U JP19888587U JPH054911Y2 JP H054911 Y2 JPH054911 Y2 JP H054911Y2 JP 19888587 U JP19888587 U JP 19888587U JP 19888587 U JP19888587 U JP 19888587U JP H054911 Y2 JPH054911 Y2 JP H054911Y2
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JP
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knockout
pad
rod
ball
knock out
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JP19888587U
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は缶シーマで巻締め加工された缶詰缶を
シーミングチヤツクより突き離すためのノツクア
ウトパツドに関するものである。
(従来の技術) 従来提案されているノツクアウトパツドの取付
け構造を示す缶シーマの1例を第4図について説
明すると、シーミングロール1,1はシーミング
レバー2に固定された軸3,4に夫々回転自在に
装着されている。5はシーミングチヤツクで、回
転筒管6の下端にねじ固定されており、同回転筒
管6内を上下摺動自在に貫通するノツクアウトロ
ツド7の下端には、ボルト8によりノツクアウト
パツド9が固定されており、同ノツクアウトパツ
ド9は前記チヤツク5下端の凹陥部10から突出
可能になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第4図に示す従来の缶シーマにおけるノツ
クアウトパツド9は、ボルト8を用いてノツクア
ウトロツド7の下端に装着されていた。従つてノ
ツクアウトパツド9を缶蓋径変更のために引き抜
いて交換する場合には、ボルト8を取外さねばな
らないので時間がかかり、しかも缶シーマの周囲
には、沢山のノツクアウトパツドが取付けられて
いるため、その交換には長時間を要するなどの問
題があつた。
本考案はワンタツチ式構造にすることにより、
前記従来の問題点を解決しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、缶シーマにおけるシーミン
グチヤツクの下部の凹陥部より突出可能に、ノツ
クアウトロツドの下部に取付けられたノツクアウ
トパツドにおいて、同ノツクアウトパツドはノツ
クアウトロツド下端の外周面又は内周面に摺動可
能に嵌合されており、同ノツクアウトロツドの外
周面又はノツクアウトパツドの外周面に軸方向に
直交する円周溝を形成し、同ノツクアウトロツド
とノツクアウトパツドとを結合固定するボール
を、同円周溝内に突出するよう付勢してなる付勢
部材を設けてなるもので、これを問題点解決のた
めの手段とするものである。
(作用) 缶蓋径等の変更により、今迄装着されているノ
ツクアウトパツドを他のサイズのものと交換する
場合には、同ノツクアウトパツドを手で持つて下
方に引張ると、ボールが付勢力に抗してノツクア
ウトパツドとノツクアウトロツドの内外周面の接
合面より何れか一方側に引込むため、ノツクアウ
トパツドを容易に抜き出すことができる。また別
のノツクアウトパツドを取付けるには、前記と逆
作動により簡単に連結位置に固定することができ
る。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第3図は本考案の実施例を示す。先
ず第1図の第1実施例において、11はシーミン
グチヤツクで、回転筒12の下部外周に同回転筒
12と一体に回転できるようスプライン13を介
して結合されている。14は回転筒12内を上下
摺動自在に貫通するノツクアウトロツドで、その
下部にはノツクアウトパツド15が固定されてい
る。
このノツクアウトパツド15の固定構造を説明
すると、ノツクアウトロツド14の下部14aの
外周面に軸心と直角にボール溝16が形成してあ
り、同溝16内にはノツクアウトパツド15側か
らボール17が押し出されて係合している。この
ボール17はノツクアウトパツド15に設けた半
径方向の貫通穴内に外方から挿入され、ばね18
によりボール溝16に押し付けられており、この
ばね18の強さの調節は、前記貫通穴に外方から
ねじ込まれたねじ19のねじ込み深さの調節によ
り行われる。またシーミングチヤツク11の下端
には、巻締め加工された缶詰缶をシーミングチヤ
ツク11から離脱させるために、ノツクアウトパ
ツド15が下方に突出可能な凹陥部20が形成さ
れている。なお、ボール17はノツクアウトパツ
ド15の貫通穴から内径部には抜け出さないよう
になつている。
次に作用を説明すると、缶蓋径の変更などによ
りノツクアウトパツドを他のサイズのものと交換
する必要が生じた場合には、ノツクアウトパツド
15を下方に引張る。このようにノツクアウトパ
ツド15を引張ると、ボール17はボール溝16
の周面により押され、ばね18に抗してノツクア
ウトパツド15側に引込むため、ノツクアウトパ
ツド15をノツクアウトロツド14から下方に容
易に抜き出すことができる。
次に交換すべき別のノツクアウトパツド15を
ノツクアウトロツド14の下端から挿入すると、
ボール17位置がボール溝16位置に到達した時
点で、ボール17はボール溝16内にばね18の
付勢力により突出して装着位置が固定され、抜け
出さなくなる。
次に第2図の第2実施例について説明すると、
ノツクアウトロツド14の下部に半径方向に貫通
して設けられた複数個のテーパ穴21内には夫々
外方からボール22が挿入されており、同ボール
22はゴム製リング23により外方に抜け出さな
いように押さえられると共に、内径穴14b方向
に付勢されている。そしてボール22はノツクア
ウトロツド14の内径穴14bに挿入されたノツ
クアウトパツド24の周面に設けられた複数の穴
溝25のうち、位置が一致する穴溝に突入して、
ノツクアウトパツド24が下方に抜け出さないよ
うになつている。27はリング23を外方から押
えるための中空リングで、ねじ27によりノツク
アウトロツド14に螺装されている。またゴム製
リング23には、弾力性をよくするために凹溝2
8が外周面に形成されている。29はリング23
の内周面に形成されたボール22が係合するため
の凹溝である。
次にこの第2図の実施例について作用を説明す
る。ノツクアウトパツド24を交換する場合に
は、同パツド24を下方に引張ると、ボール22
はノツクアウトパツド24に設けた穴溝25の周
面で押されるため、ゴム製リング23に変形させ
て内径穴14b面より引込み、ノツクアウトパツ
ド24を容易に抜き出すことができる。次に下端
が別サイズのノツクアウトパツド24に交換する
ために、内径穴14b内に同パツド24の先端を
押し込むと、内径穴14b内に突出していたボー
ル22は一旦は引込むが、穴溝25の位置と一致
すると同穴溝25内に突出し、ノツクアウトパツ
ド24は図面の状態に保持される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、ノツクアウトパツドをねじでいちいち取
外し、取付けしていた従来の場合に比べ、ノツク
アウトパツドを手で引張つたり、押し込んだりす
るだけで取外し、取付けが容易にできるため、短
時間で、しかも何ら工具を必要とすることなく簡
単に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すノツクアウ
トパツドを装着したシーミングチヤツクの側断面
図、第2図は第2実施例を示すノツクアウトパツ
ドの側断面図、第3図は第2図に用いるゴム製リ
ングの斜視図、第4図は従来のノツクアウトパツ
ドの装着状態を示す缶シーマの1部の側断面図で
ある。 図の主要部分の説明、11……シーミングチヤ
ツク、12……回転筒、13……スプライン、1
4……ノツクアウトロツド、15,24……ノツ
クアウトパツド、16……ボール溝、17,22
……ボール、18……ばね、20……凹陥部、2
3……ゴム製リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 缶シーマにおけるシーミングチヤツクの下部の
    凹陥部より突出可能に、ノツクアウトロツドの下
    部に取付けられたノツクアウトパツドにおいて、
    同ノツクアウトパツドはノツクアウトロツド下端
    の外周面又は内周面に摺動可能に嵌合されてお
    り、同ノツクアウトロツドの外周面又はノツクア
    ウトパツドの外周面に軸方向に直交する円周溝を
    形成し、同ノツクアウトロツドとノツクアウトパ
    ツドとを結合固定するボールを、同円周溝内に突
    出するよう付勢してなる付勢部材を設けたことを
    特徴とするノツクアウトパツド。
JP19888587U 1987-12-29 1987-12-29 Expired - Lifetime JPH054911Y2 (ja)

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JP19888587U JPH054911Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

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JPH01105036U JPH01105036U (ja) 1989-07-14
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JP4815714B2 (ja) * 2001-08-09 2011-11-16 東洋製罐株式会社 缶の巻締部押え治具

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JPH01105036U (ja) 1989-07-14

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