JPS5852040Y2 - ホルダ− - Google Patents

ホルダ−

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Publication number
JPS5852040Y2
JPS5852040Y2 JP12585979U JP12585979U JPS5852040Y2 JP S5852040 Y2 JPS5852040 Y2 JP S5852040Y2 JP 12585979 U JP12585979 U JP 12585979U JP 12585979 U JP12585979 U JP 12585979U JP S5852040 Y2 JPS5852040 Y2 JP S5852040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
main shaft
service
flange
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12585979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5642834U (ja
Inventor
新兵衛 広海
Original Assignee
聖和精密工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 聖和精密工機株式会社 filed Critical 聖和精密工機株式会社
Priority to JP12585979U priority Critical patent/JPS5852040Y2/ja
Publication of JPS5642834U publication Critical patent/JPS5642834U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主軸に対してアダプターや切削工具等の被
回転部材を取付けるホルダーに関するものである。
筒体を回転させて、この筒体の外周に施した模様部の色
分析を行なうようにした走査装置に訃いては、前記筒体
が芯振れしているとスキャンすることができなくなる。
げた、ドリルで孔あけ加工をしようとした場合ドリルの
軸芯が主軸の軸芯に対して傾斜していると、ドリル先端
の振れが犬きくなり、精度の高い孔を明けることができ
なくなる。
したがって、上記筒体やドリル等の被回転部材は、その
軸芯が主軸の軸芯に対して一致するよう正確に支持する
必要がある。
この考案は上記の点にかんがみ、被回転部材の軸芯を主
軸の軸芯に対して同軸に支持することができるようにし
た操作の簡単なホルダーを提供するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
いま、例えば、モールステーパシャンク2の端部に大径
の軸部3を形成し、この軸部3の端部外周に複数の保合
片4を等間隔に設け、かつこの保合片4に所要の寸法を
保ってフランジ5を形成し、前記各係合片4の両側をテ
ーパに施したアダプター1を支持する場合を例にとって
説明する。
図示のように、主軸11の端面には、アダプター1のテ
ーパシャンク2を挿入するテーパ孔12が形成されてい
る。
また、主軸11の外周には締付リング20がネジ合わさ
れ、この締付リング20は主軸11の外周に固着した位
置決めリング13との当接によって締付量が規制され、
かつ位置決めリング13の外周に形成したピン14と、
締付リング20の端面に取付けたピン21との係合によ
って弛み方向の移動量が規制されるようになっている。
前記締付リング20は、小径筒部22を備え、この小径
筒部22に中間リング30が嵌め合わされ、かつ中間リ
ング30の外側にサービスリング40が嵌め合わされて
いる。
中間リング30ば、その端部内周と締付リング20の・
小径筒部22の外周対応位置に周溝31を形成し、この
周溝31に複数の球体32を挿入して、小径筒部22に
対して回転可能に支持され、かつ締付リング20と共に
軸方向に移動するようになっている。
この中間リング30の端部外周には、締付リング20と
サービスリング40との間に挿入するフランジ33が設
けられ、このフランジ33の一方の面に直角に複数のガ
イド軸34が設けられている。
ガイド軸34の各々は、サービスリング40に形成した
複数の段付孔41の各々に挿入されて於す、前記サービ
スリング40を回転すると、中間リング30も同時に回
転するようになっている。
ガイド軸34の各々にはバネ35が嵌め合わされ、この
バネ35の一方の端部はガイド軸34の端部に形成した
頭部36で受けられて抜は止めされ、かつ他方の端部は
孔41の段部42に当り、前記サービスリング40を中
間リング30の方に向けて押圧している。
サービスリング40の端部内周には中間リング30の端
面と対応するフランジ43が設けられ、かつこのフラン
ジ43の内周に複数の抜は止め片44が等間隔に形成さ
れている。
い1、主軸11のテーパ孔12にアダプター1のテーパ
シャンク2を挿入し、このアダプター1の係合片4をサ
ービスリング40の抜は止め片44間よりこのサービス
リング40の内部に位置させて中間リング30の端面に
当接させたのち、前記サービスリング40を回転させる
と、このサービスリング40は抜は止め片44がアダプ
ター1の係合片4と係合する位置で回転が規制されるよ
うになっている。
上記サービスリング40の回転を規制するストッパ手段
は、例えば中間リング30の端面にストッパピン37を
固定し、このストッパピン37をアダプター1の係合片
4の一側に係合させるようにしてもよく、あるいは、中
間リング30の内周に複数の突片38を設け、一方主軸
11の端部外周には上記突片38間に嵌るストッパ15
を取付け、このストッパ15を突片38の一側に当接さ
せるようにしてもよい。
なお、中間リング30の端面及びサービスリング40の
抜は止め片44の内面それぞれをアダプター1の保合片
4の両側と対応するテーパを施し、中間リング30のフ
ランジ33にサービスリング40が当る状態にかいて、
上記テーパ間に係合片4が嵌め合わせ可能にしてかく。
実施例で示すホルダーは、上記の構成から成り、次にそ
の作用を説明する。
アダプター1のテーパシャンク2を主軸11のテーパ孔
12に挿入し、アダプター1の係合片4をサービスリン
グ40の抜は止め片44間より、このサービスリング4
0の内側に位置させて中間リング30の端面に当接させ
、そしてサービスリング40を回転させると、このサー
ビスリング40と共に中間リング30が回転し、ストッ
パピン37がアダプター1の係合片4の一側に係合する
このため、サービスリング40は回せなくなり、このサ
ービスリング40の抜は止め片44が係合片4に係合し
て、アダプター1は抜は止めされる。
次に、締付リング20を回転させて、位置決めリング1
3がわに移動させると、周溝31と球体32の係合によ
って中間リング30が締付リング20と共に移動する。
この中間リング30の移動によって、ガイド軸34も共
に移動する。
このため、バネ35は締められ、このバネ35の弾性は
サービスリング40を主軸11の方に向けて押圧する。
このとき、主軸11のテーパ孔12とテーパシャンク2
の挿入が不完全であると、アダプター1は、主軸11の
方に移動し、テーパシャンク2はテーパ孔12に完全に
嵌り込み、アダプター1は主軸11に対して軸方向に動
かなくなり、かつサービスリング40も移動できなくな
る。
前記サービスリング40をさらに同方向に回転して位置
決めリング13に当接させると、前記と同様に締付リン
グ20及び中間リング30が軸方向に移動し、バネ35
ばさらに収縮する。
このバネ35の弾性はサービスリング40を主軸11の
方に押圧するため、抜は止め片44はアダプター1の係
合片4を押圧する。
このように、アダプター1のそれぞれの保合片4は、バ
ネ35の弾性によって主軸11の方に均等に押圧される
ため、アダプター1のテーパシャンク2は、主軸11に
対して同軸に支持される。
したがって、筒体を回転させ、この筒体の外周に形成し
た模様の色分析を行なうようにした走査装置にかいて、
上記筒体の端部に図示のようなアダプター1を取付け、
上記アダプター1を主軸にセットすることにより、筒体
を主軸に対して口芯に保持することができ、主軸11の
回転によって、上記筒体を振れることなく回転させるこ
とができる。
なト、締付リング20を前記とは逆方向に回転してこの
締付リング20を主軸11の先端方向に移動させると、
中間リング30およびサービスリング40が同方向に移
動し、その中間リング30の先端面と係合片4との係合
によってアダプタ1のテーパシャンク2をテーパ孔12
から引き抜くことができる。
また、端部にテーパシャンクを有し、このテーパシャン
クの大径側端部の外周に複数の係合片を形成したドリル
を前記のような操作によって主軸に取付けることによっ
て、ドリルは主軸に対して口芯に保持され、正確な孔あ
け加工をすることができる。
以上のように、この考案においては、アダプターやドリ
ル等の被回転部材に設けたテーパシャンクを主軸に形成
したテーパ孔に挿入して上記部材に設けた保合片を中間
リングの端面に当接させたのち、サービスリングを回転
し、次に締付リングを回転させる簡単な操作によって、
上記被回転部材を主軸に取付けることができ、また中間
リングの軸方向の移動によって収縮される複数のバネを
介してサービスリングを主軸の方に移動させ、このサー
ビスリングに形成した抜は止め片で被回転部材の各係合
片を主軸の方に押圧したので、被回転部材を主軸に対し
て口芯に保持することができる。
したがって、被回転部材として走査用の筒体とした場合
、筒体の模様着色部の色分析を確実に行なうことができ
、またドリルとした場合には、孔明けの精度向上に大き
な効果をあげることができる。
また、締付リングを回動すると、この締付リング、中間
リングおよびサービスリングのそれぞれが主軸に対して
軸方向に移動し、上記締付リングを主軸の先端方向に移
動させると中間リングの先端面が係合片を押圧するため
、主軸のテーパ孔に挿入された被回転部材のテーパシャ
ンクを上記テーパ孔から引き抜くことができ、テーパ孔
にテーパシャンクが強く嵌り込んでいる場合でも簡単に
抜き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るホルダーの一実施例を示す縦断
側面図、第2図は第1図の[l−Tl線に沿った断面図
、第3図は同上の分解斜視図である。 2・・・テーパシャンク、4・・・係合片、11・・・
主軸、12・・・テーパ孔、20・・・締付リング、3
0・・・中間リング、33・・・フランジ、34・・・
ガイド軸、35・・・バネ、40・・・サービスリング
、41・・・孔、43・・・フランジ、44・・・抜は
止め片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーパシャンクを有し、このシャンクの大径側端部の外
    側円周方向に複数の保合片を等間隔に形成した被回転部
    材を支持するホルダーにおいて、前記テーパシャンクを
    挿入するテーパ孔を端部に形成した主軸と、この主軸の
    外側にネジ合わせた締付リングと、上記締付リングに対
    して回転可能に設けられ、かつ軸方向には一体に動くよ
    うに接続された中間リングと、この中間リングの外側に
    一方の端部が嵌め合わされたサービスリングより成り、
    前記サービスリングの他方の端部内周にはフランジが形
    成され、かつこのフランジの内周には被回転部材の係合
    片と対応する抜は止め片が設けられ、前記中間リングの
    端部外周には、締付リングとサービスリング間に挿入す
    るフランジが設けられ、このフランジの面に直角に設け
    られた複数のガイド軸の各々がサービスリングに形成し
    た孔に挿入され、上記ガイド軸の各々にはサービスリン
    グを中間リングに向けて押圧するバネが嵌め合わされ、
    前記主軸に挿入した被回転部材の係合片に抜は止め片が
    係合する位置に釦いて、締付リングの回転を規制するス
    トッパ手段が設けられていることを特徴とするホルダー
JP12585979U 1979-09-10 1979-09-10 ホルダ− Expired JPS5852040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12585979U JPS5852040Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 ホルダ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12585979U JPS5852040Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 ホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642834U JPS5642834U (ja) 1981-04-18
JPS5852040Y2 true JPS5852040Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29357749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12585979U Expired JPS5852040Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 ホルダ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852040Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4363019B2 (ja) 2002-09-20 2009-11-11 マックス株式会社 コアビット

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Publication number Publication date
JPS5642834U (ja) 1981-04-18

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