JPH0631073Y2 - 把持具 - Google Patents
把持具Info
- Publication number
- JPH0631073Y2 JPH0631073Y2 JP3702288U JP3702288U JPH0631073Y2 JP H0631073 Y2 JPH0631073 Y2 JP H0631073Y2 JP 3702288 U JP3702288 U JP 3702288U JP 3702288 U JP3702288 U JP 3702288U JP H0631073 Y2 JPH0631073 Y2 JP H0631073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threaded portion
- screw shaft
- leg member
- gripping member
- screwed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、把持具(ドア用の取手、引出用の引手、階
段用の手摺り)に関するものである。
段用の手摺り)に関するものである。
従来、ドアの引手や引出しの引手は、第3図で示したよ
うに把持棒1と、この把持棒1の両端に先端をネジ軸2
とネジ孔3とのねじ込みにより接続した対の脚4、4と
で構成され、相手面に両脚4の末端を固着している。
うに把持棒1と、この把持棒1の両端に先端をネジ軸2
とネジ孔3とのねじ込みにより接続した対の脚4、4と
で構成され、相手面に両脚4の末端を固着している。
ねじ込み接続方法を採用すると、強固に緊締したとき両
脚の末端が同一線上で揃わないことがある。
脚の末端が同一線上で揃わないことがある。
このため、両脚の末端が揃う迄ねじ込みを繰り返す手間
のかかる問題があった。
のかかる問題があった。
上記の課題を解決するために、この考案はパイプ製の把
持部材と、この把持部材の一端に適宜の手段で先端を接
続した片方の脚部材と、把持部材内の中心線上に挿入す
ると共に、上記把持部材に一端側を固着したネジ軸と、
中心の透孔にネジ軸の他端側を貫通させて把持部材の他
端内に嵌装した環状体と、この環状体の外端面から突出
するよう設けられた外周及び内周にネジ部を有する突出
筒と、この突出筒の外周ネジ部に先端内周のネジ部をね
じ込んで把持部材の他端に接続する他方の脚部材と、突
出筒の内周ネジ部に先端外周のネジ部をねじ込んだ筒体
と、この筒体内の末端側に位置させてネジ軸にねじ込ん
だ円錐ナットと、突出筒の方向に円錐ナットが移動した
とき拡径されて筒体の内周に外周を押し付けるよう筒体
内に組み込んだスリットを有するスリーブと、両脚部材
の末端にそれぞれ設けられた取付部とで構成したもので
ある。
持部材と、この把持部材の一端に適宜の手段で先端を接
続した片方の脚部材と、把持部材内の中心線上に挿入す
ると共に、上記把持部材に一端側を固着したネジ軸と、
中心の透孔にネジ軸の他端側を貫通させて把持部材の他
端内に嵌装した環状体と、この環状体の外端面から突出
するよう設けられた外周及び内周にネジ部を有する突出
筒と、この突出筒の外周ネジ部に先端内周のネジ部をね
じ込んで把持部材の他端に接続する他方の脚部材と、突
出筒の内周ネジ部に先端外周のネジ部をねじ込んだ筒体
と、この筒体内の末端側に位置させてネジ軸にねじ込ん
だ円錐ナットと、突出筒の方向に円錐ナットが移動した
とき拡径されて筒体の内周に外周を押し付けるよう筒体
内に組み込んだスリットを有するスリーブと、両脚部材
の末端にそれぞれ設けられた取付部とで構成したもので
ある。
片方の脚部材を把持し、そしてもう片方の脚部材を回転
させながらねじ込むと、上記もう片方の脚部材と共に円
錐ナットが回転して静止してネジ軸の一端方向に上記円
錐ナットが移動する。
させながらねじ込むと、上記もう片方の脚部材と共に円
錐ナットが回転して静止してネジ軸の一端方向に上記円
錐ナットが移動する。
しかも上記円錐ナットの移動は、把持部材ともう片方の
脚部材との対向端に当接後も続行される。
脚部材との対向端に当接後も続行される。
従って、移動する円錐ナットによりスリーブを拡径し
て、上記スリーブの外周を筒体の内周に押し付けると共
に、スリーブの内周に円錐ナットの外周が食い込む。
て、上記スリーブの外周を筒体の内周に押し付けると共
に、スリーブの内周に円錐ナットの外周が食い込む。
その結果、ネジ軸に対しもう片方の脚部材の回転を拡径
スリーブにより止める。
スリーブにより止める。
上記もう片方の脚部材は、更に強い力で回転させると、
円錐ネジを移動させながら回転するので、両脚部材の末
端を同一線上に揃えることができる。
円錐ネジを移動させながら回転するので、両脚部材の末
端を同一線上に揃えることができる。
図において、11はパイプ製の把持部材で、この把持部
材11の一端には、片方の脚部材12の先端が接続され
ている。
材11の一端には、片方の脚部材12の先端が接続され
ている。
上記の接続は、図示の場合、片方の脚部材12の先端内
周にネジ部13を設け、又把持部材11の一端に環状体
14を嵌め込み、そして環状体14の外端面から突出す
る突出筒15の外周ネジ部16を上記ネジ部13にねじ
込んであるが、その他の方法で接続してもよい。
周にネジ部13を設け、又把持部材11の一端に環状体
14を嵌め込み、そして環状体14の外端面から突出す
る突出筒15の外周ネジ部16を上記ネジ部13にねじ
込んであるが、その他の方法で接続してもよい。
17は把持部材11内に挿入して上記把持部材11に一
端側を固定したネジ軸である。
端側を固定したネジ軸である。
上記のネジ軸17の固定方法は、図示の場合環状体14
の内周に設けてあるネジ部18にネジ軸17の一端側を
ねじ込み、そしてネジ軸17にねじ込んであるナット1
9を環状体14の端面に接触させて固定したが、例えば
環状体14にネジ軸17の一端側を貫通させ、そしてネ
ジ軸17にねじ込んである対のナットを環状体14の両
端面に接触させる方法等を採用してもよい。
の内周に設けてあるネジ部18にネジ軸17の一端側を
ねじ込み、そしてネジ軸17にねじ込んであるナット1
9を環状体14の端面に接触させて固定したが、例えば
環状体14にネジ軸17の一端側を貫通させ、そしてネ
ジ軸17にねじ込んである対のナットを環状体14の両
端面に接触させる方法等を採用してもよい。
20は中心の透孔21にネジ軸17を貫通させて把持部
材11の他端内に嵌装した環状体で、この環状体20に
は、外端面から突出すると共に、内周及び外周にネジ部
22を有する突出筒23が設けられており、上記突出筒
23の外周ネジ部22を他方の脚部材24の先端内周に
設けられたネジ部25にねじ込んで、上記他方の脚部材
24に環状体20が接続される。
材11の他端内に嵌装した環状体で、この環状体20に
は、外端面から突出すると共に、内周及び外周にネジ部
22を有する突出筒23が設けられており、上記突出筒
23の外周ネジ部22を他方の脚部材24の先端内周に
設けられたネジ部25にねじ込んで、上記他方の脚部材
24に環状体20が接続される。
又突出筒23には、内周ネジ部22に先端外周のネジ部
26をねじ込んで筒体27が接続されている。
26をねじ込んで筒体27が接続されている。
更に筒体27内には、ネジ軸17にねじ込んである円錐
ナット28と、把持部材11の方向に上記円錐ナット2
8が移動すると拡径されて筒体27の内周に外周を押し
付けるスリット29を有するスリーブ30とが組み込ま
れている。
ナット28と、把持部材11の方向に上記円錐ナット2
8が移動すると拡径されて筒体27の内周に外周を押し
付けるスリット29を有するスリーブ30とが組み込ま
れている。
一方の手で片方の脚部材12を、他方の手でもう片方の
脚部材24を把持し、そして上記脚部材24を一方向
(ねじ込み方向)に回転させると、共に円錐ナット28
が回転して把持部材11の方向に移動させるので、スリ
ーブ30内に上記円錐ナット28が食い込んで上記スリ
ーブ30が拡径する。
脚部材24を把持し、そして上記脚部材24を一方向
(ねじ込み方向)に回転させると、共に円錐ナット28
が回転して把持部材11の方向に移動させるので、スリ
ーブ30内に上記円錐ナット28が食い込んで上記スリ
ーブ30が拡径する。
上記スリーブ30の拡径は、把持部材11と脚部材24
との対向端の当接後も続行される。
との対向端の当接後も続行される。
その結果、筒体27の内周にスリーブ30の外周を押し
付けて脚部材24がネジ軸17の軸線方向にスライドす
るのを止めて、両脚部材12、24の末端を同一線上に
揃えるようストップさせることができる。
付けて脚部材24がネジ軸17の軸線方向にスライドす
るのを止めて、両脚部材12、24の末端を同一線上に
揃えるようストップさせることができる。
なお、両脚部材12、24の末端には、相手面に固着す
る取付部31が設けてある。
る取付部31が設けてある。
上記の取付部31は、ビス32をねじ込むネジ孔33を
設けたが、両脚部材12、24の末端に取付座を設け
て、この取付座を相手側にビス止めしてもよい。
設けたが、両脚部材12、24の末端に取付座を設け
て、この取付座を相手側にビス止めしてもよい。
以上のように、この考案に係る把持具によれば、片方の
脚部材を把持し、そしてもう片方の把持した脚部材を回
転させると、共に回転して移動する円錐ナットを介しス
リーブを拡径し、そして筒体の内周に上記スリーブの外
周を押し付けながらもう片方の脚部材のネジ軸の軸線方
向へのスライド及びフリーな回転を止めるので、両脚部
材の末端を同一線上でストップさせることができる。
脚部材を把持し、そしてもう片方の把持した脚部材を回
転させると、共に回転して移動する円錐ナットを介しス
リーブを拡径し、そして筒体の内周に上記スリーブの外
周を押し付けながらもう片方の脚部材のネジ軸の軸線方
向へのスライド及びフリーな回転を止めるので、両脚部
材の末端を同一線上でストップさせることができる。
このため、両脚部材の末端が同一線上に揃えることがで
きない不都合をなくすことができる。
きない不都合をなくすことができる。
第1図はこの考案に係る把持具の縦断側面図、第2図は
同上の要部を示す縦断拡大側面図、第3図は従来の把持
具の一部切欠側面図である。 11……把持部材、12、24……脚部材、 13……ネジ部、14……環状体、 15……突出筒、16……ネジ部、 17……ネジ軸、18……ネジ部、 19……ナット、20……環状体、 21……透孔、22……ネジ部、 23……突出筒、25……ネジ部、 26……ネジ部、27……筒体、 28……円錐ナット、29……スリット、 30……スリーブ、31……取付部。
同上の要部を示す縦断拡大側面図、第3図は従来の把持
具の一部切欠側面図である。 11……把持部材、12、24……脚部材、 13……ネジ部、14……環状体、 15……突出筒、16……ネジ部、 17……ネジ軸、18……ネジ部、 19……ナット、20……環状体、 21……透孔、22……ネジ部、 23……突出筒、25……ネジ部、 26……ネジ部、27……筒体、 28……円錐ナット、29……スリット、 30……スリーブ、31……取付部。
Claims (1)
- 【請求項1】パイプ製の把持部材と、この把持部材の一
端に適宜の手段で先端を接続した片方の脚部材と、把持
部材内の中心線上に挿入すると共に、上記把持部材に一
端側を固着したネジ軸と、中心の透孔にネジ軸の他端側
を貫通させて把持部材の他端内に嵌装した環状体と、こ
の環状体の外端面から突出するよう設けられた外周及び
内周にネジ部を有する突出筒と、この突出筒の外周ネジ
部に先端内周のネジ部をねじ込んで把持部材の他端に接
続する他方の脚部材と、突出筒の内周ネジ部に先端外周
のネジ部をねじ込んだ筒体と、この筒体内の末端側に位
置させてネジ軸にねじ込んだ円錐ナットと、突出筒の方
向に円錐ナットが移動したとき拡径されて筒体の内周に
外周を押し付けるよう筒体内に組み込んだスリットを有
するスリーブと、両脚部材の末端にそれぞれ設けられた
取付部とから成る把持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702288U JPH0631073Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 把持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702288U JPH0631073Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 把持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148469U JPH01148469U (ja) | 1989-10-13 |
JPH0631073Y2 true JPH0631073Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31263607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3702288U Expired - Lifetime JPH0631073Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 把持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631073Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP3702288U patent/JPH0631073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148469U (ja) | 1989-10-13 |
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