JPH0624726Y2 - 計測用伸縮ポールの連結固止装置 - Google Patents

計測用伸縮ポールの連結固止装置

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JPH0624726Y2
JPH0624726Y2 JP1213990U JP1213990U JPH0624726Y2 JP H0624726 Y2 JPH0624726 Y2 JP H0624726Y2 JP 1213990 U JP1213990 U JP 1213990U JP 1213990 U JP1213990 U JP 1213990U JP H0624726 Y2 JPH0624726 Y2 JP H0624726Y2
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JP
Japan
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ring member
cylindrical body
tightening ring
operation ring
cylinder
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JP1213990U
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JPH0514824U (ja
Inventor
貞夫 丹羽
Original Assignee
株式会社溝口製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は計測用伸縮ポールの連結固止装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の計測用伸縮ポールは外側筒体に対し内側
筒体が伸縮可能に嵌挿され、そして、この外側筒体と内
側筒体とを連結固止する手段としては、外側筒体内の内
側筒体端部に偏心された回動盤を設け、さらに回動盤か
ら二本の拡開された脚片を設けて、前記回動盤の偏心状
態及び脚片が外側筒体の内周面に圧接することより、外
側筒体と内側筒体とを連結固止する構成が採用されてい
た。(特公昭62−17681号公報参照) しかしながら、上記した従来のものにあっては、連結固
止のために回動盤を作用させるためには内側筒体或いは
外側筒体のいずれか一方を固止して他方をそれぞれ回動
させなくてはならず、その操作が面倒であり、ときとし
て作業中に内側筒体或いは外側筒体を回動してしまい連
結固止が不用意に解かれる不具合が生起し、また、ポー
ルに対する連結固止手段の組付けにも相当の手間を必要
とするものであった。
そこで、本考案は上記した従来の欠点を解消するととも
に、構造及び組付けを簡単にして、その操作の簡易か並
びに確実化を図ることを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本考案は外側筒体に対
し内側筒体が伸縮自在に嵌挿された計測用伸縮ポールに
おいて、該外側筒体の外周端部付近に回動可能に嵌合さ
れた操作リング部材と、前記外側筒体と操作リング部材
との間に嵌合されかつ該操作リング部材の内周一部にテ
ーパーねじ部を介して螺合された締付けリング部材とを
備え、前記外側筒体の外周端部付近には少なくとも一か
所に貫通穴を貫設し、前記締付けリング部材には該貫通
穴に位置されて前記内側筒体の外周に当接可能な押圧部
を形成して、操作リング部材の螺進動作に伴って締付け
リング部材の押圧部を内側筒体の外周側に変位するよう
に構成したことを要旨とするものである。
(作用) 操作リング部材を締付けリング部材に対して螺進する方
向に回動することにより、その螺合を介して締付けリン
グ部材の押圧部が内側筒体の外周側に変位して、該内側
筒体の外周面に押圧されてこの状態によって外側筒体と
内側筒体材との連結固止を行うものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図にしたがって詳述する。
第1図に示すように本例のステンレン鋼等の金属製から
なる測量用伸縮ポール1は長尺の断面円形の外側筒体2
と、該外側筒体2内に伸縮自在に嵌挿された長尺の断面
円形の内側筒体3とから構成されており、その外側筒体
2のほぼ上端部外周には相対向して矩形の貫通穴4,4
が形成され、また、内側筒体3の上端部には例えば、プ
リズム等の測量用付属部材5が装着されている。なお、
この測量用付属部材5は必ずしも装着されるものではな
い。
前記外側筒体2の上端部外周には合成樹脂製等からなる
円筒状の操作リング部材6が回動可能に嵌合されてお
り、この操作リング部材6はその上端部を内方に向けて
返して前記内側筒体3の外周に接する当接縁部7が形成
され、内周下部には所定の長さのストレート雌ねじ部8
が刻設されている。
前記外側筒体2の上端部外周と操作リング部材6との間
には合成樹脂製等からなる半割り状の締付けリング部材
9A,9Bが所定の間隔をおいて前記外側筒体2の上端
部外周に沿って配設されている。この締付けリング部材
9A,9Bは第3図及び第4図に示すように、平断面ほ
ぼ半円状に形成されており、その外周面は下端縁から上
端縁に至るにしたがって漸次厚みが細くなるテーパー状
に形成され、上端部を内方に向けて返して前記外側筒体
2の上端面に係合しかつ内側筒体3の外周に接する当接
縁部10A,10Bが形成され、さらに、下端縁からほ
ぼ中央部位にかけて軸線方向に2条のスリット11A,
11Bが刻設されている。
そして、前記締付けリング部材9A,9Bにおける押圧
片12A,12Bは前記スリット11A,11Bで他の
部分と区画されてそれ自体で弾性変形可能に形成され、
そのほぼ下端部には前記外側筒体2の貫通穴4,4に貫
通されて前記内側筒体3の外周に圧接される押圧部13
A,13Bが一体的に膨出されている。この押圧部13
A,13Bの圧接面は滑り止め用として細かい歯状が形
出されている。
また、締付けリング部材9A,9Bのほぼ下端部には前
記ストレートねじ部8に螺合されたテーパー雄ねじ部1
4A,14Bがその外周に沿って所定の長さ刻設されて
いる。
しかして、締付けリング部材9A,9Bはそのテーパー
雄ねじ部14A,14Bに螺合するストレート雌ねじ部
8を備えた操作リング部材6の螺進回動によって内方に
収縮されるとともに、その押圧片12A,12Bが弾性
変位されて押圧部13A,13Bを内側筒体3の外周に
圧接させるように構成されている。
前記外側筒体2内に嵌挿された内側筒体3の下端には案
内ブッシュ15が嵌合固定されており、その外周面が該
外側筒体2の内周面に摺接して外側筒体2と内側筒体3
との相対的な伸縮移動を案内するように構成されてい
る。
続いて、上述のように構成された本実施例の作用につい
て説明する。
さて、外側筒体2に対して内側筒体3を固止する場合
は、操作リング部材6を螺進回動すると、これにテーパ
ー雄ねじ部14A,14Bを介して螺合する締付けリン
グ部材9A,9Bが全体的に内方に収縮されるととも
に、その押圧片12A,12Bが弾性変位されて押圧部
13A,13Bを内側筒体3の外周に強固に押圧する。
これによって操作リング部材6、締付けリング部材9
A,9B、外側筒体2、内側筒体3の四者がその外周回
りで一体化されて強固な固止が行われる。
前述とは逆に、操作リング部材6を螺退回動すると、こ
れにテーパー雄ねじ部14A,14Bを介して螺合する
締付けリング部材9A,9B全体の内方への収縮動作が
解除され、内側筒体3の外周に対する押圧片12A,1
2Bにおける押圧部13A,13Bの押圧状態が解除さ
れる。これによって、操作リング部材6、締付けリング
部材9A,9B、外側筒体2、内側筒体3の四者がその
外周回りでフリーの状態となり、外側筒体2と内側筒体
3との相対的な伸縮動作が可能となる。
なお、本実施例は操作リング部材6側にストレート雌ね
じ部8を、締付けリング部材9A,9B側にテーパー雄
ねじ部14A,14Bを形成したが、これに限定するも
のではなく、それぞれ逆に構成してもよく、また、締付
けリング部材9A,9Bを半割りの2個とし、それぞれ
に1つの押圧片12A,12Bを形成したが、この個数
も図示のものに限定するものではなく、任意に選択する
ことができる。そして、 (効果) 以上のように、本考案は、操作リング部材を締付けリン
グ部材に対して螺進する方向に回動することにより、そ
の螺合を介して締付けリング部材の押圧部が内側筒体の
外周側に変位いして、該内側筒体の外周面に押圧されて
この状態によって外側筒体と内側筒体材との固止を行う
ことができ、また、前述とは逆に操作リング部材を締付
けリング部材に対して螺退する方向に回動してその固止
解除を行うことができる。
このことは、外側筒体と内側筒体材とに対し、操作リン
グ部材及び締付けリング部材を組付けるのみでよく、そ
の構造造及び組付けを簡単にすることができ、しかも、
上記動作は操作リング部材の回動のみでよく、その操作
性並びに確実化の良化向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は測量用伸縮ポー
ルの全体を略示する正面図、第2図は要部を拡大正断面
図、第3図は締付けリング部材を示す側面図、第4図は
第2図のIVーIV線拡大断面図である。 1……測量用伸縮ポール 2……外側筒体 3……内側筒体 4……貫通穴 6……操作リング部材 8……ストレート雌ねじ部 9A,9B……締付リング部材 13A,13B……押圧部 14A,14B……テーパー雄ねじ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側筒体に対し内側筒体が伸縮自在に嵌挿
    された計測用伸縮ポールにおいて、該外側筒体の外周端
    部付近に回動可能に嵌合された操作リング部材と、前記
    外側筒体と操作リング部材との間に嵌合されかつ該操作
    リング部材の内周一部にテーパーねじ部を介して螺合さ
    れた締付けリング部材とを備え、前記外側筒体の外周端
    部付近には少なくとも一か所に貫通穴を貫設し、前記締
    付けリング部材には該貫通穴に位置されて前記内側筒体
    の外周に当接可能な押圧部を形成して、操作リング部材
    の螺進動作に伴って締付けリング部材の押圧部を内側筒
    体の外周側に変位するように構成したことを特徴とする
    計測用伸縮ポールの連結固止装置。
JP1213990U 1990-02-09 1990-02-09 計測用伸縮ポールの連結固止装置 Expired - Lifetime JPH0624726Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0514824U JPH0514824U (ja) 1993-02-26
JPH0624726Y2 true JPH0624726Y2 (ja) 1994-06-29

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