JP2807184B2 - 突張装置 - Google Patents

突張装置

Info

Publication number
JP2807184B2
JP2807184B2 JP30934594A JP30934594A JP2807184B2 JP 2807184 B2 JP2807184 B2 JP 2807184B2 JP 30934594 A JP30934594 A JP 30934594A JP 30934594 A JP30934594 A JP 30934594A JP 2807184 B2 JP2807184 B2 JP 2807184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
tightening
axial direction
fitted
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30934594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08164060A (ja
Inventor
宗一 赤石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKAISHI KOGYO KK
Original Assignee
AKAISHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKAISHI KOGYO KK filed Critical AKAISHI KOGYO KK
Priority to JP30934594A priority Critical patent/JP2807184B2/ja
Publication of JPH08164060A publication Critical patent/JPH08164060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2807184B2 publication Critical patent/JP2807184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに対向する固定対
向面間に突張って支持する突張装置、例えば、のれん掛
棒、カーテンポール、物干棒、突張り棚、突張り支柱等
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の突張装置として、軸線方
向に伸縮自在な1組の内・外管と、該内・外管を固定す
る固定装置と、内・外管に軸線方向の押圧力を与える押
圧装置とを有し、互いに対向する対向面間に配された前
記内・外管を伸長させて突張り支持するようにしたもの
が知られている(例えば実公平3−35171号公報参
照)。
【0003】そして、この突張装置の固定装置は、外管
の端部に外嵌された筒状の嵌合部材と、該嵌合部材に挿
通された内管に軸方向摺動自在に外嵌された被嵌合部材
とからなり、嵌合部材の内管が挿通されている部分の外
周には、先端が小径のテーパー部が形成され、被嵌合部
材には前記テーパー部に対向するようにテーパー孔が設
けられており、該テーパー孔は内外管の軸線と交差する
ように傾斜している。
【0004】したがって、被嵌合部材を嵌合部材に対し
て回転させることにより、被嵌合部材が嵌合部材を介し
て内管に締付け固定され、内管が外管に対して軸方向摺
動しなくなる。また、前記押圧装置は、内管の外端に固
定されたナット部材を嵌着したリング状栓体と、該リン
グ及び内管外端に軸方向摺動可能に外嵌された握り部
と、該握り部内に一端が固着されかつ他端側に前記ナッ
ト部材が嵌合されたねじ棒と、握り部外端に固着された
突張り接当部材とから成っており、突張り接当部材及び
握り部が内管に対してその軸線方向に移動可能とされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記固定装
置では、被嵌合部材が半径方向に撓むことによる弾性力
によって締付力を与えるものであるから、締付力が嵌合
部材を介して内管の外周面の一部分にだけに作用する。
したがって、十分な締付力が得られずしかも、押圧装置
により軸方向に押圧力が作用するので緩み易く、確実に
内外管を固定することができないという問題がある。
【0006】また、従来の押圧装置では、ねじ機構によ
り軸方向の押圧力を与えるものであるから、突張り強さ
の調整ができず、突張り対向面に傷を付ける恐れがある
等の問題がある。本発明は、上述のような実状に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、内外管の固
定を確実強固にして緩むことなく突張り機能を発揮で
き、また、突張り強さの調整が容易でしかも突張り対向
面に傷を付ける恐れのない突張装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、第1
発明は、軸線方向に伸縮自在な内外管と、該内外管の伸
縮を固定する固定装置と、内外管に軸線方向の押圧力を
与える押圧装置とを有し、互いに対向する対向面間に配
された前記内外管を伸長させて突張り支持するようにし
た突張装置において、前記固定装置が、外管の一端部に
他端部側への移動を拘束されて外嵌される被嵌合材と、
該被嵌合材の端部に係合し且つ前記内管に軸方向移動可
能に外嵌された締付嵌合材と、該締付嵌合材に回動可能
に外嵌された締付外筒とから成り、前記締付嵌合材の外
周面と締付外筒の内面が偏心面に形成され、締付外筒を
回動することにより締付嵌合材が内管を締めつけて、締
付嵌合材と内管との軸方向相対移動が防止されるよう構
成されており、前記被嵌合材の端部にはテーパ孔が設け
られ、前記締付嵌合材の端部には、前記テーパ孔に嵌合
するテーパ嵌合部が設けられ、前記テーパ孔とテーパ嵌
合部とのテーパ嵌合が強くなると、前記テーパ嵌合部が
縮径して、内管との軸方向相対移動が防止されるよう構
成されていることを特徴とする。
【0008】前記締付嵌合材は、筒体の周壁をその軸線
方向全長にわたって切開したもので、該締付嵌合材の外
周面が、その軸線方向中間部分において前記切開部の中
心から軸心を通る平面に対して反対称の偏心面とされ、
締付嵌合材に外嵌される締付外筒の内面が、前記締付嵌
合材の外周偏心面に対応した偏心面とするのが好まし
い。
【0009】前記被嵌合材のテーパー孔と、締付嵌合材
の外周面に、相互回り止め手段を設けるのが好まし
い。。前記締付嵌合体の外周に、テーパー状嵌合部の反
対側でかつ偏心面に近接して縮径部を設け、偏心面側の
軸方向端面に端面カムを設け、前記締付外筒の内周部に
前記端面カムに対応して端面カムを設けるのが好まし
い。
【0010】第2の発明は、軸線方向に伸縮自在な内外
管と、該内外管を固定する固定装置と、内外管に軸線方
向の押圧力を与える押圧装置とを有し、互いに対向する
対向面間に配された前記内外管を伸長させて突張り支持
するようにした突張装置において、前記押圧装置が、内
又は外管の外端に嵌合され、かつねじ部を有する支持材
と、該支持材の前記ねじ部に螺合されて軸方向移動可能
とされたねじ部を有する支持筒と、該支持筒の外端部に
弾性体を介して軸方向移動可能に係止された突張り接当
部材とから成ることを特徴とする。
【0011】前記接当部材がばね受筒体を介して支持筒
に外嵌されているよう構成するのが好ましい。前記接当
部材と前記支持筒とにより対向面への押圧強度を表示す
る押圧強度表示手段を設けるのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明によれば、内外管を、対向固定面に接触
するよう伸長させると共に、固定装置の締付嵌合材のテ
ーパー状嵌合部を、被嵌合材のテーパー孔に挿入した
後、締付外筒を一方向に所定角度回転させることによ
り、締付嵌合材外周と締付外筒内周の偏心面の作用によ
って、締付嵌合材が縮径しその内周面全体が内管外周面
に密着し、十分な締付力が確保され、締付嵌合材が外管
に強固に固定され、内外管が対向面間に仮止めされる。
【0013】そして、押圧装置を作用させて内外管を軸
方向に押圧することにより、被嵌合材と締付嵌合材との
テーパ嵌合が強くなり、内外管の相対移動が完全に防止
され、押圧装置の押圧力が増大し、内外管を対向壁面間
に固定する。尚、被嵌合材と締付嵌合材が、回り止め手
段により相互に係止され、締付外筒の回転により締付嵌
合材が回転することがなく、固定操作が容易である。
【0014】また、前記押圧装置の突張り接当部材は、
コイルばね等の弾性体の弾発力により対向面に押圧され
ており、前記支持外筒を回転させることにより、内管に
外嵌された支持材に対して支持外筒が軸線方向に移動
し、前記弾性体の弾性力が変化するので、突張り強さを
任意に調整することができる。そして、突張り接当部材
と支持外筒により構成される押圧強度指示手段を見て、
対向面の材料に応じて密着強度を調整することにより、
対向面に傷が付くのを防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1は突張装置で、内管2が外管3に
軸線方向に伸縮自在に挿入され、内外管2,3が固定装
置4により固定されると共に押圧装置5により軸線方向
の押圧力が与えられるようになっており、該押圧装置5
が内管2の外端に設けられ、外管3の外端3Aには軟質
ゴム又は合成樹脂等からなる接当部材6が外嵌されてい
る。なお、前記内外管2,3は、金属製又は硬質合成樹
脂製とすることができる。
【0016】前記固定装置4は合成樹脂製で、外管3の
内端3Bに外嵌された筒状の被嵌合材7と、内管2に摺
動自在に外嵌された締付嵌合材8と、該嵌合材8に軸方
向摺動及び回動可能に外嵌された締付外筒9とから成っ
ている。前記被嵌合材7は、図2〜図5に示すように、
その内面の軸線方向一端部に外管嵌着部10を備え、他
端部に外端に向って拡開されたテーパー孔からなる締付
嵌合材受入れ部11を備えており、該受入れ部11に
は、回り止め手段を構成する回り止め突起12が対称的
に突設され、前記受入れ部11側から外管嵌着部10内
に内管2が出入自在とされている。
【0017】前記締付嵌合材8は、図6〜図14に示す
ように、筒体の周壁をその軸線方向全長にわたって切開
し切開部13を設けたもので、該切開部13を設けるこ
とによりその内径の縮径を容易にしている。そして、前
記締付嵌合材8は、その外周面が軸線方向中間部分にお
いて、前記切開部13の中心から軸心を通る平面に対し
て反対称の偏心面14,14が形成され、該偏心面14
の中心点C1が、締付嵌合材8中心COに対して前記切
開部13方向及びその反対方向に夫々偏心Hし、同一曲
率半径Rとされている。
【0018】また、締付嵌合材8の軸線方向の一端部外
周面がテーパー状の嵌合部15とされ、前記被嵌合材7
の締付嵌合材受入れ部11即ちテーパー孔に嵌合しうる
ようになっており、軸線方向他端部外周面が前記偏心面
14に隣接して縮径され、該縮径部16の偏心面14側
端面に、締付嵌合材8を軸線方向に移動させる推進端面
カム17,17が設けられ、前記切開部13の反対側周
壁に軸線方向両端部から偏心面14側に割込み切欠部1
8,19が設けられ、両切欠部18,19間8Aを撓み
易くして、締付嵌合材8の内面全体が内管2の外周面に
密着するようにしてある。また、縮径部16にも一部が
残るように周方向の切欠部16Aが設けられ、縮径部1
6を半径方向に撓み易くし、かつ締付外筒9の外嵌を容
易にしてある。
【0019】そして、締付嵌合材8の前記嵌合部15側
の内周端縁には、図9に示すように、環状小突起20が
突設され、内管2の外周面への圧着性の向上が図られて
いる。また、締付嵌合材8の前記切開部13と前記切欠
部18に、被嵌合材7の回り止め突起12が嵌入係合し
て、相互に回らないようにしてあり、前記突起12と前
記切開部13及び切欠部18により回り止め手段が構成
されている。
【0020】前記締付外筒9は、図15〜図18に示す
ように、円筒体からなり、その内周面には軸線方向両端
部を除いて、前記嵌合材8の偏心面14に対応して偏心
面21,21が、中心Cに対して夫々前記偏心面14と
同じ偏心量Hだけ偏心した点C1を中心として形成され
ており、偏心面21の曲率半径Rも前記偏心面14と同
じ曲率半径とされており、該偏心面21が前記偏心面1
4に外嵌されるようになっている。
【0021】また、締付外筒9の一端部には内周側に、
前記嵌合材8の縮径部16に外嵌しうる内向き鍔22が
設けられ、該鍔22の内側端面に前記端面カム17に対
応して端面カム23が設けられており、該カム23が前
記カム17に係合接触し、締付外筒9を回転させること
により、両端面カム17,23によって締付嵌合材8を
被嵌合材7の受入れ部11に押し込むように推進するこ
とができるようになっている。
【0022】そして、締付外筒9の外周面の軸線方向の
一端部には、軸線方向と平行な溝24が設けられ、締付
外筒9を回し易くしてあり、他端部には偏心面21の周
方向端を示す表示凹部25が設けられている。前記押圧
装置5は、図19〜図24に示すように、前記内管2の
外端2Aに外嵌された外周に雄ねじ部26を有する支持
材27と、前記雄ねじ部26に螺合される雌ねじ部28
を有する支持外筒29と、該支持外筒29の先端部に外
嵌されるばね筒30と、ばね筒30内に嵌装された弾性
体としての押圧用コイルばね31及びばね筒30に回動
自在に外嵌された突張り接当部材32とから成ってい
る。
【0023】前記支持材27は、硬質合成樹脂製で、図
20に示すように、軸線方向一端が膨径されて内管嵌着
部33とされ、中間部分に内管嵌着部33に続いて前記
雄ねじ部26が設けられ、雄ねじ部26の先端側が縮径
部34とされ、該縮径部34先端にコイルばね31の一
端が外嵌支持されるようになっている。また、前記支持
外筒29は、硬質合成樹脂製で、図21及び図22に示
すように、支持材27の前記嵌着部33に嵌合される径
大嵌合部35を備え、該径大嵌合部35の内周面に続い
て前記雄ねじ部26に螺合する前記雌ねじ部28が設け
られ、該雌ねじ部28の先端側が縮径されて支持材嵌合
部36とされ、先端外周にばね筒係止用環状突起37が
設けられており、軸線方向中央部の外周面には滑り止め
用凹部38が複数個所に設けられている。
【0024】前記ばね筒30は、硬質合成樹脂製で、図
23、図24に示すように、有底筒状を呈し、その開口
端内周面に複数の係止突起39が設けられ、底部には係
止突起39を形成する金型抜き孔40が形成されてい
る。前記突張り接当部材32は、軟質ゴム又は合成樹脂
製で、図19に示すように有底筒状を呈し、ばね筒30
に外嵌され、底部即ち固定対向面Wへの接当面41が球
面状に凹んでおり、接当面41の反対側には、密着強度
を表示する目盛42(強・中・弱)を刻設した押圧強度
表示板43が、軸線方向に延設されている。
【0025】なお、前記目盛42は、支持外筒29の中
央部端面44を指示基準として、該端面44に合わせる
ことにより、押圧強度を前記対向面Wの材質に対応して
調整することができるようになっている。即ち、支持外
筒29を回転させることにより、支持外筒29が軸線方
向に移動し、支持外筒29とばね筒30の間隔Sが変わ
り、コイルばね31のばね力(押圧力)が変るので、突
張り強さを任意に調整できる。
【0026】上記実施例において、突張装置1を、例え
ば対向する垂直壁面W間に装着する場合、まず、図1に
示すように組立てられた突張装置1の固定装置4をその
締付外筒9を回転させて緩め、固定を解除した状態と
し、両接当部材6,32が前記壁面Wに接触するまで伸
長させると共に、固定装置4の締付嵌合材8のテーパー
状嵌合部15を、前記被嵌合材7のテーパー孔からなる
受入れ部11に、回り止め突起12が切開部13及び切
欠部18に嵌合するように挿入した後、締付外筒9を回
転させて偏心面14,21により、締付嵌合材8を縮径
させて内管2の外周面に締付嵌合材8の全内面を密着固
定する。
【0027】このとき、締付外筒9の端面カム23が締
付嵌合材8の端面カム17に接して回動するので、図3
における間隙L1 が小さくなり、被嵌合材7と締付嵌合
材8との端面間距離L2 が大きくなり、次に説明する押
圧装置5による被嵌合材7と締付嵌合材8とのテーパ嵌
合代を確保する。また、前記回り止め突起12が切開部
13及び切欠部18に嵌入係合しているので、締付嵌合
材8が締付外筒9と共回りすることがなく、固定操作を
確実に行なうことができる。
【0028】以上の仮取り付けが終わった後、押圧装置
5により本取り付けを行う。即ち、押圧装置5は、図1
及び図19に示すように、コイルばね31の弾発力によ
って突張り接当部材32を壁面Wに押圧して内外管2,
3を保持している。そこで、支持外筒29を回転させる
ことにより、支持材27に対して支持外筒29が軸線方
向に移動し、前記間隔Sが変化してコイルばね31の弾
発力が変化する。したがって、壁面Wの材料に対応し
て、押圧強度表示板43の目盛42に支持外筒29の端
面44を合わせることにより、壁面Wの材料に最適な突
張り強さに調整することができる。
【0029】前記押圧装置5による軸力は、固定装置4
のテーパ孔からなる締付嵌合材受入れ部11とテーパ嵌
合部15とのテーパ嵌合を強くするので、締付嵌合材8
の内径が縮径し、強力に内管2を締付て固定し、前記軸
力を支承する。然して、突張装置1は固定対向壁面W間
に強固に固定される。前記実施例では、締付外筒9を緩
めることにより、締付嵌合材8を内管2に対して移動さ
せることができるので、内外管2,3の全長の調整が容
易である。
【0030】そして、締付外筒9の回動により締付嵌合
材8を内管2に仮止めし、次に押圧装置5による軸力に
より、固定装置4のテーパ嵌合を強めて締付嵌合材8を
内管2に確実に固定して軸力を支承させるので、強固な
取付が可能になる。前記固定に際して、従来のように径
方向に突出する固定ネジ等を有しないので、カーテンレ
ール等に使用した場合、引っ掛かる突起物がないので、
フックの移動が容易になる。
【0031】また、前記押圧装置5においては、コイル
ばね31の弾発力を用いているので、従来のネジによる
軸力発生装置よりもソフトに押圧するので、締め付け過
ぎによる壁等の損傷が生じない。本発明は、上記実施例
に限定されるものではなく、適宜設計変更することがで
き、また、前記突張装置1を棚に組込み得る他、のれん
掛棒、カーテンポール、物干棒、突張り支柱等に採用す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】本第1の発明によれば、締付嵌合材の内
面全体を内管外周面に強力に密着させて、十分な締付力
を確保して内外管を強固に固定することができ、押圧装
置の押圧力によっても緩むことはなく突張り強度を十分
に発揮できる。また、第2発明によれば、弾性体を介し
て押圧力が与えられ、突張り強度を任意に調整でき、対
向面の接当部材による損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体正面図である。
【図2】第1発明実施例の要部分解斜視図である。
【図3】第1発明実施例の中央縦断面図である。
【図4】同実施例の被嵌合材の縦断面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】同実施例の締付嵌合材の正面図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】図6一部破断図である。
【図9】図8のA部拡大図である。
【図10】図7の左側面図である。
【図11】図7の右側面図である。
【図12】図7のB−B線断面図である。
【図13】図7のC−C線断面図である。
【図14】図8のD−D線断面図である。
【図15】同実施例の締付外筒の正面図である。
【図16】図15の左側面図である。
【図17】図15のE−E線断面図である。
【図18】図17のF−F線断面図である。
【図19】第2発明の実施例の要部を示す一部破断正面
図である。
【図20】同実施例の支持材の一部破断正面図である。
【図21】同実施例の支持外筒の一部破断正面図であ
る。
【図22】図21のG−G線断面図である。
【図23】同実施例のばね筒の一部破断正面図である。
【図24】図23の左側面図である。
【符号の説明】
1 突張装置 2 内管 3 外管 4 固定装置 5 押圧装置 6 接当部材 7 被嵌合材 8 締付嵌合材 9 締付外筒 11 締付嵌合材受入れ部(テーパ孔) 12 回り止め突起 13 切開部 14 偏心面 15 テーパ嵌合部 16 縮径部 17 端面カム 18 切欠部 21 偏心面 23 端面カム 26 雄ねじ 27 支持材 28 雌ねじ 29 支持外筒 30 ばね筒 31 コイルばね(弾性体) 32 突張り接当部材 42 目盛 43 押圧強度表示板 44 端面 W 対向面

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に伸縮自在な内外管と、該内外
    管の伸縮を固定する固定装置と、内外管に軸線方向の押
    圧力を与える押圧装置とを有し、互いに対向する対向面
    間に配された前記内外管を伸長させて突張り支持するよ
    うにした突張装置において、 前記固定装置が、外管の一端部に他端部側への移動を拘
    束されて外嵌される被嵌合材と、該被嵌合材の端部に係
    合し且つ前記内管に軸方向移動可能に外嵌された締付嵌
    合材と、該締付嵌合材に回動可能に外嵌された締付外筒
    とから成り、 前記締付嵌合材の外周面と締付外筒の内面が偏心面に形
    成され、締付外筒を回動することにより締付嵌合材が内
    管を締めつけて、締付嵌合材と内管との軸方向相対移動
    が防止されるよう構成されており、 前記被嵌合材の端部にはテーパ孔が設けられ、前記締付
    嵌合材の端部には、前記テーパ孔に嵌合するテーパ嵌合
    部が設けられ、前記テーパ孔とテーパ嵌合部とのテーパ
    嵌合が強くなると、前記テーパ嵌合部が縮径して、内管
    との軸方向相対移動が防止されるよう構成されているこ
    とを特徴とする突張装置。
  2. 【請求項2】 前記締付嵌合材が筒体の周壁をその軸線
    方向全長にわたって切開したもので、該締付嵌合材の外
    周面が、その軸線方向中間部分において前記切開部の中
    心から軸心を通る平面に対して反対称の偏心面とされ、
    締付嵌合材に外嵌される締付外筒の内面が、前記締付嵌
    合材の外周偏心面に対応した偏心面とされていることを
    特徴とする請求項1に記載の突張装置。
  3. 【請求項3】 前記被嵌合材のテーパー孔と、締付嵌合
    材の外周面に、相互回り止め手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の突張装置。
  4. 【請求項4】 前記締付嵌合体の外周に、テーパー状嵌
    合部の反対側でかつ偏心面に近接して縮径部が設けら
    れ、偏心面側の軸方向端面に端面カムが設けられ、前記
    締付外筒の内周部に前記端面カムに対応して端面カムが
    設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の突張装置。
  5. 【請求項5】 軸線方向に伸縮自在な内外管と、該内外
    管を固定する固定装置と、内外管に軸線方向の押圧力を
    与える押圧装置とを有し、互いに対向する対向面間に配
    された前記内外管を伸長させて突張り支持するようにし
    た突張装置において、 前記押圧装置が、内又は外管の外端に嵌合され、かつね
    じ部を有する支持材と、該支持材の前記ねじ部に螺合さ
    れて軸方向移動可能とされたねじ部を有する支持筒と、
    該支持筒の外端部に弾性体を介して軸方向移動可能に係
    止された突張り接当部材とから成ることを特徴とする突
    張装置。
  6. 【請求項6】 前記接当部材がばね受筒体を介して支持
    筒に外嵌されていることを特徴とする請求項5に記載の
    突張装置。
  7. 【請求項7】 前記接当部材と前記支持筒とにより対向
    面への押圧強度を表示する押圧強度表示手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載の突張装置。
JP30934594A 1994-12-13 1994-12-13 突張装置 Expired - Lifetime JP2807184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30934594A JP2807184B2 (ja) 1994-12-13 1994-12-13 突張装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30934594A JP2807184B2 (ja) 1994-12-13 1994-12-13 突張装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08164060A JPH08164060A (ja) 1996-06-25
JP2807184B2 true JP2807184B2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=17991896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30934594A Expired - Lifetime JP2807184B2 (ja) 1994-12-13 1994-12-13 突張装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2807184B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3608734B2 (ja) * 2001-10-31 2005-01-12 パラマウントベッド株式会社 イルリガートルスタンドの昇降固定装置
KR101404521B1 (ko) * 2013-03-11 2014-06-10 주식회사 소므로 커튼봉 연결장치
KR101535124B1 (ko) * 2014-09-29 2015-07-10 주식회사 소므로 커튼봉 연결장치
KR102139539B1 (ko) * 2020-05-18 2020-07-29 김원도 지지폴대용 쿠션조립체

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08164060A (ja) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2671974B2 (ja) 脊柱の一部分を安定させ伸縮する装置
CA1318820C (en) External brace for osteosynthesis
US6719257B1 (en) Adjustable stop for telescoping tubes
US5433551A (en) Telescoping rod assembly
RU2604373C2 (ru) Экспандерная головка для расширительных инструментов и экспандерный инструмент, снабженный этой головкой
KR20060097088A (ko) 텔레스코핑 튜브의 클램핑 장치
JPH01145409A (ja) 管状ポール用内部締付装置
US20100243828A1 (en) Stand column, in particular music stand column or microphone stand column
JP2000046021A (ja) 伸縮ロッドおよびこの伸縮ロッドを用いた柄付き用具
JP2807184B2 (ja) 突張装置
US8205308B2 (en) Friction clamp
GB2216174A (en) Improvements in or relating to clamps and clamp assemblies
FI119888B (fi) Holkkiliitos pituudeltaan teleskooppimaisesti säädettävän varren ulkoputken ja sisäputken välillä
JPH0240441B2 (ja)
CN1659404A (zh) 一般用于支承器材,尤其是光学或照相器材等的三角架
US5507584A (en) Swivel joint with clamping device
JPH08170613A (ja) 伸縮パイプ
JP3020404U (ja) 衣服等のハンガー装置の固定構造
JPH0624726Y2 (ja) 計測用伸縮ポールの連結固止装置
JP2004092840A (ja) 伸縮二重管の伸縮部楔式固定装置
JP4172860B2 (ja) 可動配管部材の仮固定装置
JPH10234275A (ja) リ−ル脚固定装置
JPH08128239A (ja) 伸縮ポ−ル
JP2708200B2 (ja) 骨の固定装置
JP2598644Y2 (ja) 伸縮ポール