JPH10234275A - リ−ル脚固定装置 - Google Patents
リ−ル脚固定装置Info
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- JPH10234275A JPH10234275A JP6203897A JP6203897A JPH10234275A JP H10234275 A JPH10234275 A JP H10234275A JP 6203897 A JP6203897 A JP 6203897A JP 6203897 A JP6203897 A JP 6203897A JP H10234275 A JPH10234275 A JP H10234275A
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- Japan
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- hood
- nut member
- reel leg
- reel
- flange
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 握り易く、一方のフ−ドを傾けずに押圧
可能であると共に一方のフ−ドをナット部材でスム−ズ
に前進後退できること。 【解決手段】 竿管1の外周にネジ筒2とリ−ル載置部
材3が嵌合されて接着固定され、一方のフ−ド4の連結
鈎部4fとナット部材6の連結鈎部6eが連結され、一方の
フ−ド4の受け面4hとナット部材6の鍔状の押圧面6hが
対面されて連結された一方のフ−ド4とナット部材6
は、ネジ筒2の雄ネジ部2aに前側からたナット部材6の
雌ネジ部6fが螺合され、リ−ル脚10が取り付けられる時
は、リ−ル脚載置部3aにリ−ル脚10が載せられると共
に、リ−ル脚10の両端が一方のフ−ド4の受け入れ部4a
と他方のフ−ド7の受け入れ部7a内に挿入されて挾み込
まれるように、ナット部材6が後退方向に回動され、ナ
ット部材6の鍔状の押圧面6hで一方のフ−ド4の受け面
4hが押圧されてリ−ル脚10が締め付けられる。
可能であると共に一方のフ−ドをナット部材でスム−ズ
に前進後退できること。 【解決手段】 竿管1の外周にネジ筒2とリ−ル載置部
材3が嵌合されて接着固定され、一方のフ−ド4の連結
鈎部4fとナット部材6の連結鈎部6eが連結され、一方の
フ−ド4の受け面4hとナット部材6の鍔状の押圧面6hが
対面されて連結された一方のフ−ド4とナット部材6
は、ネジ筒2の雄ネジ部2aに前側からたナット部材6の
雌ネジ部6fが螺合され、リ−ル脚10が取り付けられる時
は、リ−ル脚載置部3aにリ−ル脚10が載せられると共
に、リ−ル脚10の両端が一方のフ−ド4の受け入れ部4a
と他方のフ−ド7の受け入れ部7a内に挿入されて挾み込
まれるように、ナット部材6が後退方向に回動され、ナ
ット部材6の鍔状の押圧面6hで一方のフ−ド4の受け面
4hが押圧されてリ−ル脚10が締め付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一方のフ−ドを
ナット部材と連結して移動可能に設けたリ−ル脚固定装
置に関する。
ナット部材と連結して移動可能に設けたリ−ル脚固定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動フ−ドを前後方向に移動する
と共にナットで締め付けて釣竿にリ−ル脚を取り付ける
リ−ル脚固定装置では、移動フ−ドとナットを一体に移
動可能に連結するために例えば、実開平3−71761 号
公報や実開平3−91772 号公報で知られる構造が採用
されている。 前記公報の可動押体とねじ環の連結及び押圧構造は、
可動押体側の連結部の内向きフランジがねじ環の環状溝
に嵌合され、内向きフランジのエッヂ部が環状溝の隅部
を押したり引く構造になっている。 前記公報の移動フ−ドと緊締筒の連結及び押圧構造
は、移動フ−ドの内周に形成された断面凹凸状の周溝
と、緊締筒の外周に形成された断面凹凸状の周溝の凹凸
を係合することで連結されると共に、移動フ−ドの素材
の肉厚より短い当接面で連結及び押圧されるように構成
されている。
と共にナットで締め付けて釣竿にリ−ル脚を取り付ける
リ−ル脚固定装置では、移動フ−ドとナットを一体に移
動可能に連結するために例えば、実開平3−71761 号
公報や実開平3−91772 号公報で知られる構造が採用
されている。 前記公報の可動押体とねじ環の連結及び押圧構造は、
可動押体側の連結部の内向きフランジがねじ環の環状溝
に嵌合され、内向きフランジのエッヂ部が環状溝の隅部
を押したり引く構造になっている。 前記公報の移動フ−ドと緊締筒の連結及び押圧構造
は、移動フ−ドの内周に形成された断面凹凸状の周溝
と、緊締筒の外周に形成された断面凹凸状の周溝の凹凸
を係合することで連結されると共に、移動フ−ドの素材
の肉厚より短い当接面で連結及び押圧されるように構成
されている。
【0003】前記のように押圧構造が小さな当接面で構
成されていると、リ−ル脚受入部とリ−ル脚の大きさ、
形状に不整合があると、リ−ル脚で可動押体や移動フ−
ドが傾き、雄螺子とナットや連結部分等に食いつきが発
生してスム−ズな押圧や後退ができなくなると共に押圧
部分が変形したり、破損したり、隙間ができて握った手
の指を傷付ける等の欠点がある。
成されていると、リ−ル脚受入部とリ−ル脚の大きさ、
形状に不整合があると、リ−ル脚で可動押体や移動フ−
ドが傾き、雄螺子とナットや連結部分等に食いつきが発
生してスム−ズな押圧や後退ができなくなると共に押圧
部分が変形したり、破損したり、隙間ができて握った手
の指を傷付ける等の欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、押圧構造の当接面が小さいと、リ−ル脚受入部と
リ−ル脚の大きさ、形状に不整合があると、リ−ル脚で
可動押体や移動フ−ドが傾き、雄螺子とナットや連結部
分等に食いつきが発生してスム−ズな押圧や後退ができ
なくなると共に押圧部分が変形したり、破損したり、隙
間ができて握ぎった手の指を傷付ける等の欠点があるこ
とである。
点は、押圧構造の当接面が小さいと、リ−ル脚受入部と
リ−ル脚の大きさ、形状に不整合があると、リ−ル脚で
可動押体や移動フ−ドが傾き、雄螺子とナットや連結部
分等に食いつきが発生してスム−ズな押圧や後退ができ
なくなると共に押圧部分が変形したり、破損したり、隙
間ができて握ぎった手の指を傷付ける等の欠点があるこ
とである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、握り易
く、一方のフ−ドを傾けずに押圧可能であると共に一方
のフ−ドをナット部材でスム−ズに前進後退できるリ−
ル脚固定装置を提供することである。
く、一方のフ−ドを傾けずに押圧可能であると共に一方
のフ−ドをナット部材でスム−ズに前進後退できるリ−
ル脚固定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、竿管の外側に設けたリ−ル脚載置部の前
後に対向するように一対のフ−ドを設け、一方のフ−ド
をナット部材と連結して移動可能に設けると共に、前記
ナット部材に鍔状の押圧面を形成し、前記一方のフ−ド
に該押圧面に対応する受け面を形成したことである。
に、本発明は、竿管の外側に設けたリ−ル脚載置部の前
後に対向するように一対のフ−ドを設け、一方のフ−ド
をナット部材と連結して移動可能に設けると共に、前記
ナット部材に鍔状の押圧面を形成し、前記一方のフ−ド
に該押圧面に対応する受け面を形成したことである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、全体の外周が略同一径
で断面円形の丸形に形成されているので、作り易く、握
り易い。一方のフ−ド4の受け面4hとナット部材6の鍔
状の押圧面6hが夫々広く形成されていると、リ−ル脚10
を挾んで一方のフ−ド4が締め付け後退される時に、リ
−ル脚10で竿管1の軸心に対して一方のフ−ド4が傾く
方向に力を受けても、当接面積の広い鍔状の押圧面6hと
受け面4hで軸心方向に修正されるので、受け面4hと押圧
面6hや連結鈎部4fと連結鈎部6eや雄ネジ部2aと雌ネジ部
6f等の食いつきが発生せず、ナット部材6の締め付け回
動が容易になり、締め付け後は受け面4hと鍔状の押圧面
6hの間に隙間が出来ない。隙間が出来なければ握った手
の指が挾まれて傷付くことがない。
で断面円形の丸形に形成されているので、作り易く、握
り易い。一方のフ−ド4の受け面4hとナット部材6の鍔
状の押圧面6hが夫々広く形成されていると、リ−ル脚10
を挾んで一方のフ−ド4が締め付け後退される時に、リ
−ル脚10で竿管1の軸心に対して一方のフ−ド4が傾く
方向に力を受けても、当接面積の広い鍔状の押圧面6hと
受け面4hで軸心方向に修正されるので、受け面4hと押圧
面6hや連結鈎部4fと連結鈎部6eや雄ネジ部2aと雌ネジ部
6f等の食いつきが発生せず、ナット部材6の締め付け回
動が容易になり、締め付け後は受け面4hと鍔状の押圧面
6hの間に隙間が出来ない。隙間が出来なければ握った手
の指が挾まれて傷付くことがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
ると、図1から図14は第1実施例で、図1はリ−ル脚固
定装置にリ−ルのリ−ル脚が取り付けられた側面図、図
2はリ−ル脚固定装置にリ−ル脚が取り付けられた
(a)側面図と(b)断面側面図、図3はネジ筒の断面
側面図、図4はネジ筒の平面図、図5はネジ筒の背面
図、図6はリ−ル載置部材の断面側面図、図7はリ−ル
載置部材の背面図、図8は一方のフ−ドと被覆リングの
断面側面図、図9は一方のフ−ドの背面図、図10はナッ
ト部材の一部側面と一部断面側面図、図11はナット部材
の背面図、図12はナット部材の正面図、図13は前側握り
部材の断面側面図、図14は他方のフ−ドと後側の握り部
材の断面側面図である。
ると、図1から図14は第1実施例で、図1はリ−ル脚固
定装置にリ−ルのリ−ル脚が取り付けられた側面図、図
2はリ−ル脚固定装置にリ−ル脚が取り付けられた
(a)側面図と(b)断面側面図、図3はネジ筒の断面
側面図、図4はネジ筒の平面図、図5はネジ筒の背面
図、図6はリ−ル載置部材の断面側面図、図7はリ−ル
載置部材の背面図、図8は一方のフ−ドと被覆リングの
断面側面図、図9は一方のフ−ドの背面図、図10はナッ
ト部材の一部側面と一部断面側面図、図11はナット部材
の背面図、図12はナット部材の正面図、図13は前側握り
部材の断面側面図、図14は他方のフ−ドと後側の握り部
材の断面側面図である。
【0009】リ−ル脚固定装置は、竿管1の外周に嵌合
されて接着剤で固定されたネジ筒2とリ−ル載置部材3
と、ネジ筒2のリ−ル載置部材3側外周に軸線方向に移
動自在で周方向に回り止め嵌合された一方のフ−ド4
と、一方のフ−ド4の外側に嵌合固定された被覆リング
5と、ネジ筒2の外周に前側から螺合されたナット部材
6と、リ−ル載置部材3の他側がわに嵌合固定された他
方のフ−ド7と、ナット部材6の外周に固定された前側
握り部材8と、他方のフ−ド7より後側の竿管1の外周
に嵌合固定された後側握り部材9で構成されて全体の外
周が略同一径で断面円形の丸形に形成されている。リ−
ル載置部材3の平面のリ−ル脚載置部3aに載せられたリ
−ルAのリ−ル脚10は一方のフ−ド4と他方のフ−ド7
の夫々受け入れ部4a、7a内に挿入されて挾み込まれる。
されて接着剤で固定されたネジ筒2とリ−ル載置部材3
と、ネジ筒2のリ−ル載置部材3側外周に軸線方向に移
動自在で周方向に回り止め嵌合された一方のフ−ド4
と、一方のフ−ド4の外側に嵌合固定された被覆リング
5と、ネジ筒2の外周に前側から螺合されたナット部材
6と、リ−ル載置部材3の他側がわに嵌合固定された他
方のフ−ド7と、ナット部材6の外周に固定された前側
握り部材8と、他方のフ−ド7より後側の竿管1の外周
に嵌合固定された後側握り部材9で構成されて全体の外
周が略同一径で断面円形の丸形に形成されている。リ−
ル載置部材3の平面のリ−ル脚載置部3aに載せられたリ
−ルAのリ−ル脚10は一方のフ−ド4と他方のフ−ド7
の夫々受け入れ部4a、7a内に挿入されて挾み込まれる。
【0010】ネジ筒2は金属材や合成樹脂材で図3から
図5のように外周に雄ネジ部2aと軸線方向の回り止め溝
2bと平面部2cが形成され、内周に軸線方向の溝2dが複数
条形成されている。竿管1の外周にネジ筒2が嵌合され
る時溝2dに接着剤が充填される。リ−ル載置部材3は天
然ゴム、合成ゴム、コルク材、合成発泡材、木材、強化
木等で握り部材8、9の材質より硬度の高い中軟性材で
図6、図7のように、本体が断面円形で一側面が平面の
リ−ル脚載置部3aに形成され、本体に竿管1の外周に嵌
合固定される透孔3bが形成されている。又、これらのリ
ール載置部材3は、リール脚載置部3aのみの部分に板状
に形成したものを配設してもよく、形状及び使用範囲は
任意に設定できる。ネジ筒2の平面部2cはリ−ル脚載置
部3aより低く形成されている。
図5のように外周に雄ネジ部2aと軸線方向の回り止め溝
2bと平面部2cが形成され、内周に軸線方向の溝2dが複数
条形成されている。竿管1の外周にネジ筒2が嵌合され
る時溝2dに接着剤が充填される。リ−ル載置部材3は天
然ゴム、合成ゴム、コルク材、合成発泡材、木材、強化
木等で握り部材8、9の材質より硬度の高い中軟性材で
図6、図7のように、本体が断面円形で一側面が平面の
リ−ル脚載置部3aに形成され、本体に竿管1の外周に嵌
合固定される透孔3bが形成されている。又、これらのリ
ール載置部材3は、リール脚載置部3aのみの部分に板状
に形成したものを配設してもよく、形状及び使用範囲は
任意に設定できる。ネジ筒2の平面部2cはリ−ル脚載置
部3aより低く形成されている。
【0011】リ−ル載置部材3の前後のリ−ル脚載置部
3aを除く外周は円錐状の傾斜状部3c、3dに形成されてい
る。前側の傾斜状部3cの外側は一方のフ−ド4の円錐内
周4b内に挿入され、後側の傾斜状部3dの外側は他方のフ
−ド7の円錐内周7b内に挿入されている。一方のフ−ド
4の円錐内周4bのリ−ル脚載置部3aと対応する箇所が受
け入れ部4aとなり、他方のフ−ド7の円錐内周7bのリ−
ル脚載置部3aと対応する箇所が受け入れ部7aとなる。
3aを除く外周は円錐状の傾斜状部3c、3dに形成されてい
る。前側の傾斜状部3cの外側は一方のフ−ド4の円錐内
周4b内に挿入され、後側の傾斜状部3dの外側は他方のフ
−ド7の円錐内周7b内に挿入されている。一方のフ−ド
4の円錐内周4bのリ−ル脚載置部3aと対応する箇所が受
け入れ部4aとなり、他方のフ−ド7の円錐内周7bのリ−
ル脚載置部3aと対応する箇所が受け入れ部7aとなる。
【0012】一方のフ−ド4は合成樹脂材や金属材で、
図8のように筒部4cと筒部4c前側には高さの低い鍔部4d
と突出筒部4eとで形成され、筒部4cの内周は受け入れ部
4aと円錐内周4bに形成されている。突出筒部4e外周に連
結鈎部4fが、突出筒部4e内周に軸線方向の回り止め凸部
4gが形成されている。鍔部4dの前面は面積の広い受け面
4hに形成されている。被覆リング5は金属材で筒部5aと
筒部5a内周に段部5bで突出部5cが形成されている。
図8のように筒部4cと筒部4c前側には高さの低い鍔部4d
と突出筒部4eとで形成され、筒部4cの内周は受け入れ部
4aと円錐内周4bに形成されている。突出筒部4e外周に連
結鈎部4fが、突出筒部4e内周に軸線方向の回り止め凸部
4gが形成されている。鍔部4dの前面は面積の広い受け面
4hに形成されている。被覆リング5は金属材で筒部5aと
筒部5a内周に段部5bで突出部5cが形成されている。
【0013】ナット部材6は金属材や合成樹脂材で図10
から図12のように後側に鍔部6aが形成されて鍔部6aの前
側に短い筒部6bと長い有底筒部6cが形成されている。長
い筒部6cの外周には複数条の溝6dが形成されている。短
い筒部6bの内周には連結鈎部6eが形成されている。長い
筒部6cの内周には雌ネジ部6fが形成され、底部に透孔6g
が形成されている。鍔部6aの後側面は面積の広い鍔状の
押圧面6hに形成されている。
から図12のように後側に鍔部6aが形成されて鍔部6aの前
側に短い筒部6bと長い有底筒部6cが形成されている。長
い筒部6cの外周には複数条の溝6dが形成されている。短
い筒部6bの内周には連結鈎部6eが形成されている。長い
筒部6cの内周には雌ネジ部6fが形成され、底部に透孔6g
が形成されている。鍔部6aの後側面は面積の広い鍔状の
押圧面6hに形成されている。
【0014】他方のフ−ド7は図14のように筒部7cの内
周に受け入れ部7aと円錐内周7bと透孔7dが形成されてい
る。前側握り部材8と後側握り部材9はリ−ル載置部材
3の材質より柔らかい天然ゴム、合成ゴム、コルク材、
合成発泡材等の柔軟性材で形成されている。前側握り部
材8は有底筒状に形成されて筒部8aの開口に段部8bで凹
部8cが形成され、底部に透孔8dが形成されている。後側
握り部材9は長い有底筒状に形成されて筒部9a内部に長
い穴部9bが形成され、開口の外側に段部9cで筒部9dが形
成されている。
周に受け入れ部7aと円錐内周7bと透孔7dが形成されてい
る。前側握り部材8と後側握り部材9はリ−ル載置部材
3の材質より柔らかい天然ゴム、合成ゴム、コルク材、
合成発泡材等の柔軟性材で形成されている。前側握り部
材8は有底筒状に形成されて筒部8aの開口に段部8bで凹
部8cが形成され、底部に透孔8dが形成されている。後側
握り部材9は長い有底筒状に形成されて筒部9a内部に長
い穴部9bが形成され、開口の外側に段部9cで筒部9dが形
成されている。
【0015】リ−ル脚固定装置が組み立てられる時は、
竿管1の外周にネジ筒2とリ−ル載置部材3が嵌合され
て接着剤で固定され、リ−ル載置部材3の後側の傾斜状
部3dの外側に他方のフ−ド7の円錐内周7bが嵌合される
と共に、竿管1の外周に後側握り部材9が嵌合固定され
る。この時後側握り部材9の筒部9d外周に他方のフ−ド
7の透孔7dが嵌合される。
竿管1の外周にネジ筒2とリ−ル載置部材3が嵌合され
て接着剤で固定され、リ−ル載置部材3の後側の傾斜状
部3dの外側に他方のフ−ド7の円錐内周7bが嵌合される
と共に、竿管1の外周に後側握り部材9が嵌合固定され
る。この時後側握り部材9の筒部9d外周に他方のフ−ド
7の透孔7dが嵌合される。
【0016】次に一方のフ−ド4とナット部材6は、一
方のフ−ド4の連結鈎部4fとナット部材6の連結鈎部6e
が連結され、一方のフ−ド4の受け面4hとナット部材6
の鍔状の押圧面6hが対面される。連結された一方のフ−
ド4の外周に被覆リング5が嵌合固定され、ナット部材
6の外周に前側握り部材8が嵌合固定される。連結され
た一方のフ−ド4とナット部材6は、一方のフ−ド4が
軸線方向に移動自在で周方向に回り止めされるようにネ
ジ筒2の回り止め溝2bに回り止め凸部4gが合わせられて
ネジ筒2の雄ネジ部2aに前側からたナット部材6の雌ネ
ジ部6fが螺合される。
方のフ−ド4の連結鈎部4fとナット部材6の連結鈎部6e
が連結され、一方のフ−ド4の受け面4hとナット部材6
の鍔状の押圧面6hが対面される。連結された一方のフ−
ド4の外周に被覆リング5が嵌合固定され、ナット部材
6の外周に前側握り部材8が嵌合固定される。連結され
た一方のフ−ド4とナット部材6は、一方のフ−ド4が
軸線方向に移動自在で周方向に回り止めされるようにネ
ジ筒2の回り止め溝2bに回り止め凸部4gが合わせられて
ネジ筒2の雄ネジ部2aに前側からたナット部材6の雌ネ
ジ部6fが螺合される。
【0017】リ−ル脚固定装置にリ−ルAのリ−ル脚10
が取り付けられる時は、ナット部材6が前進方向に回動
されてナット部材6と一方のフ−ド4が前進され、一方
のフ−ド4と他方のフ−ド7の間隔が広げられる。次に
リ−ル載置部材3のリ−ル脚載置部3aにリ−ルAのリ−
ル脚10が載せられると共に、リ−ル脚10の両端が一方の
フ−ド4の受け入れ部4aと他方のフ−ド7の受け入れ部
7a内に挿入されて挾み込まれるように、ナット部材6が
後退方向に回動される。ナット部材6が後退方向に回動
されると、ナット部材6の鍔状の押圧面6hで一方のフ−
ド4の受け面4hが押圧されてリ−ル脚10が締め付けられ
る。図2(b)でリ−ル載置部材3と被覆リング5の間
隔αより、リ−ル載置部材3と一方のフ−ド4の間隔β
は広く形成されている。
が取り付けられる時は、ナット部材6が前進方向に回動
されてナット部材6と一方のフ−ド4が前進され、一方
のフ−ド4と他方のフ−ド7の間隔が広げられる。次に
リ−ル載置部材3のリ−ル脚載置部3aにリ−ルAのリ−
ル脚10が載せられると共に、リ−ル脚10の両端が一方の
フ−ド4の受け入れ部4aと他方のフ−ド7の受け入れ部
7a内に挿入されて挾み込まれるように、ナット部材6が
後退方向に回動される。ナット部材6が後退方向に回動
されると、ナット部材6の鍔状の押圧面6hで一方のフ−
ド4の受け面4hが押圧されてリ−ル脚10が締め付けられ
る。図2(b)でリ−ル載置部材3と被覆リング5の間
隔αより、リ−ル載置部材3と一方のフ−ド4の間隔β
は広く形成されている。
【0018】一方のフ−ド4の受け面4hとナット部材6
の鍔状の押圧面6hが夫々広く形成されていると、リ−ル
脚10を挾んで一方のフ−ド4が締め付け後退される時
に、リ−ル脚10で竿管1の軸心に対して一方のフ−ド4
が傾く方向に力を受けても、当接面積の広い鍔状の押圧
面6hと受け面4hで軸心方向に修正されるので、受け面4h
と押圧面6hや連結鈎部4fと連結鈎部6eや雄ネジ部2aと雌
ネジ部6f等の食いつきが発生せず、ナット部材6の締め
付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の押圧面6hと
受け面4hの間に隙間が出来ない。受け面4hと鍔状の押圧
面6hが夫々広く形成されていると、力が分散されて強
度、耐久性、摩耗性能が向上され、一方のフ−ド4とナ
ット部材6が合成樹脂材で形成されると軽量化が図れ
る。
の鍔状の押圧面6hが夫々広く形成されていると、リ−ル
脚10を挾んで一方のフ−ド4が締め付け後退される時
に、リ−ル脚10で竿管1の軸心に対して一方のフ−ド4
が傾く方向に力を受けても、当接面積の広い鍔状の押圧
面6hと受け面4hで軸心方向に修正されるので、受け面4h
と押圧面6hや連結鈎部4fと連結鈎部6eや雄ネジ部2aと雌
ネジ部6f等の食いつきが発生せず、ナット部材6の締め
付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の押圧面6hと
受け面4hの間に隙間が出来ない。受け面4hと鍔状の押圧
面6hが夫々広く形成されていると、力が分散されて強
度、耐久性、摩耗性能が向上され、一方のフ−ド4とナ
ット部材6が合成樹脂材で形成されると軽量化が図れ
る。
【0019】前記のようにリ−ル脚固定装置が構成され
ると、全体の外周が略同一径で断面円形の丸形に形成さ
れているので、作り易く、握り易い。当接面積の広い鍔
状の押圧面6hと受け面4hで締め付けられるので、一方の
フ−ド4が傾く方向に力を受けても修正されて、鍔状の
押圧面6hと受け面4h等の食いつきが発生せず、ナット部
材6の締め付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の
押圧面6hと受け面4hの間に隙間が出来ない。隙間が出来
なければ握った手の指が挾まれて傷付くことがない。
ると、全体の外周が略同一径で断面円形の丸形に形成さ
れているので、作り易く、握り易い。当接面積の広い鍔
状の押圧面6hと受け面4hで締め付けられるので、一方の
フ−ド4が傾く方向に力を受けても修正されて、鍔状の
押圧面6hと受け面4h等の食いつきが発生せず、ナット部
材6の締め付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の
押圧面6hと受け面4hの間に隙間が出来ない。隙間が出来
なければ握った手の指が挾まれて傷付くことがない。
【0020】前記説明では、一方のフ−ド4をネジ筒2
に回り止めしたが、回動自在に構成してもよい。
に回り止めしたが、回動自在に構成してもよい。
【0021】図15から17は第2実施例で、図15はリ−ル
脚固定装置にリ−ル脚が取り付けられた断面側面図、図
16は一方のフ−ドと被覆リングの断面側面図、図17はナ
ット部材の一部側面と一部断面側面図である。
脚固定装置にリ−ル脚が取り付けられた断面側面図、図
16は一方のフ−ドと被覆リングの断面側面図、図17はナ
ット部材の一部側面と一部断面側面図である。
【0022】第2実施例では、一方のフ−ド4′は筒部
4cと筒部4c前側に高さの低い鍔部4dが形成され、筒部4c
の内周は受け入れ部4aと円錐内周4bに形成されている。
筒部4cの内周前側には凹状の溝4iで連結鈎部4fが形成さ
れている。鍔部4dの前面は面積の広い受け面4hに形成さ
れている。ナット部材6′の鍔部6aの後側に筒部6iが形
成されて筒部6iの外周に連結鈎部6eが形成されている。
鍔部6aの後側面は面積の広い鍔状の押圧面6hに形成され
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
4cと筒部4c前側に高さの低い鍔部4dが形成され、筒部4c
の内周は受け入れ部4aと円錐内周4bに形成されている。
筒部4cの内周前側には凹状の溝4iで連結鈎部4fが形成さ
れている。鍔部4dの前面は面積の広い受け面4hに形成さ
れている。ナット部材6′の鍔部6aの後側に筒部6iが形
成されて筒部6iの外周に連結鈎部6eが形成されている。
鍔部6aの後側面は面積の広い鍔状の押圧面6hに形成され
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0023】第2実施例では、一方のフ−ド4′の連結
鈎部4fとナット部材6′の連結鈎部6eが連結され、一方
のフ−ド4′の受け面4hとナット部材6′の鍔状の押圧
面6hとが対面される。
鈎部4fとナット部材6′の連結鈎部6eが連結され、一方
のフ−ド4′の受け面4hとナット部材6′の鍔状の押圧
面6hとが対面される。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】全体の外周が略同一径で断面円形の丸形に
形成されているので、作り易く、握り易い。当接面積の
広い鍔状の押圧面と受け面で締め付けられるので、一方
のフ−ドが傾く方向に力を受けても修正されて、鍔状の
押圧面と受け面等の食いつきが発生せず、ナット部材の
締め付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の押圧面
と受け面の間に隙間が出来ない。隙間が出来なければ握
った手の指が挾まれて傷付くことがない。
形成されているので、作り易く、握り易い。当接面積の
広い鍔状の押圧面と受け面で締め付けられるので、一方
のフ−ドが傾く方向に力を受けても修正されて、鍔状の
押圧面と受け面等の食いつきが発生せず、ナット部材の
締め付け回動が容易になり、締め付け後は鍔状の押圧面
と受け面の間に隙間が出来ない。隙間が出来なければ握
った手の指が挾まれて傷付くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、リ−ル脚固定装置にリ−ルのリ
−ル脚が取り付けられた側面図である。
−ル脚が取り付けられた側面図である。
【図2】同リ−ル脚固定装置にリ−ル脚が取り付けられ
た(a)側面図と(b)断面側面図である。
た(a)側面図と(b)断面側面図である。
【図3】同ネジ筒の断面側面図である。
【図4】同ネジ筒の平面図である。
【図5】同ネジ筒の背面図である。
【図6】同リ−ル載置部材の断面側面図である。
【図7】同リ−ル載置部材の背面図である。
【図8】同一方のフ−ドと被覆リングの断面側面図であ
る。
る。
【図9】同一方のフ−ドの背面図である。
【図10】同ナット部材の一部側面と一部断面側面図であ
る。
る。
【図11】同ナット部材の背面図である。
【図12】同ナット部材の正面図である。
【図13】同前側握り部材の断面側面図である。
【図14】同他方のフ−ドと後側の握り部材の断面側面図
である。
である。
【図15】第2実施例で、リ−ル脚固定装置にリ−ル脚が
取り付けられた断面側面図である。
取り付けられた断面側面図である。
【図16】同一方のフ−ドと被覆リングの断面側面図であ
る。
る。
【図17】同ナット部材の一部側面と一部断面側面図であ
る。
る。
1 竿管 3a リ−ル脚載置部 4 一方のフ−ド 4h 受け面 6 ナット部材 6h 鍔状の押圧面
Claims (1)
- 【請求項1】竿管の外側に設けたリ−ル脚載置部の前後
に対向するように一対のフ−ドを設け、一方のフ−ドを
ナット部材と連結して移動可能に設けると共に、前記ナ
ット部材に鍔状の押圧面を形成し、前記一方のフ−ドに
該押圧面に対応する受け面を形成したことを特徴とする
リ−ル脚固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203897A JPH10234275A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リ−ル脚固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203897A JPH10234275A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リ−ル脚固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10234275A true JPH10234275A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13188610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6203897A Pending JPH10234275A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リ−ル脚固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10234275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119178A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Shimano Inc | リールシート |
KR100844268B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2008-07-07 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚싯대 |
JP2015006151A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社シマノ | 釣竿用リールシート及び釣竿 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP6203897A patent/JPH10234275A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119178A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Shimano Inc | リールシート |
KR100844268B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2008-07-07 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚싯대 |
JP2015006151A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社シマノ | 釣竿用リールシート及び釣竿 |
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