JP2516871Y2 - ペレットボンディング装置 - Google Patents
ペレットボンディング装置Info
- Publication number
- JP2516871Y2 JP2516871Y2 JP9424390U JP9424390U JP2516871Y2 JP 2516871 Y2 JP2516871 Y2 JP 2516871Y2 JP 9424390 U JP9424390 U JP 9424390U JP 9424390 U JP9424390 U JP 9424390U JP 2516871 Y2 JP2516871 Y2 JP 2516871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collet
- holder
- reference surface
- support shaft
- respect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Die Bonding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ペレットをリードフレーム等にコレットを
用いてボンディングするペレットボンディング装置に関
する。
用いてボンディングするペレットボンディング装置に関
する。
(従来の技術) 従来の装置を、第5図乃至第7図に示し説明する。
図において、(1)はコレットホルダで、不図示の駆
動装置に装着されており、X-Y-Z方向に移動可能であ
る。そしてコレットホルダ(1)の先端部には、第1の
基準面(2)が形成されており、この第1の基準面
(2)には一辺に沿って突出し、第1の基準面(2)側
に第2の基準面(3)を形成した位置決め部(4)が設
けられている。さらに第1の基準面(2)には、その中
央部において開口し、第1の基準面(2)に対し垂直に
形成され、かつ、他端部において不図示の真空源に接続
された支持用開孔(5)が形成されている。(11)はコ
レットで、四角形のフランジ(12)を有しており、先端
部には吸着部(13)が形成され、他端部には第1の基準
面(2)に対応する第3の基準面(14)が形成されてい
る。そしてフランジ(12)の一辺は、第2の基準面
(3)に対応する第4の基準面(15)とされている。ま
た第3の基準面(14)の中央部には吸着部(13)と同軸
に支持軸(16)が突設されている。さらにコレット(1
1)は、吸着部(13)から支持軸(16)端部にかけて、
その軸心部を貫通した吸引孔(17)が形成されている。
動装置に装着されており、X-Y-Z方向に移動可能であ
る。そしてコレットホルダ(1)の先端部には、第1の
基準面(2)が形成されており、この第1の基準面
(2)には一辺に沿って突出し、第1の基準面(2)側
に第2の基準面(3)を形成した位置決め部(4)が設
けられている。さらに第1の基準面(2)には、その中
央部において開口し、第1の基準面(2)に対し垂直に
形成され、かつ、他端部において不図示の真空源に接続
された支持用開孔(5)が形成されている。(11)はコ
レットで、四角形のフランジ(12)を有しており、先端
部には吸着部(13)が形成され、他端部には第1の基準
面(2)に対応する第3の基準面(14)が形成されてい
る。そしてフランジ(12)の一辺は、第2の基準面
(3)に対応する第4の基準面(15)とされている。ま
た第3の基準面(14)の中央部には吸着部(13)と同軸
に支持軸(16)が突設されている。さらにコレット(1
1)は、吸着部(13)から支持軸(16)端部にかけて、
その軸心部を貫通した吸引孔(17)が形成されている。
さて使用にあたりコレット(11)の支持軸(16)をコ
レットホルダ(1)の支持用開孔(5)に嵌入すること
により、コレット(11)をコレットホルダ(1)に装着
する。このとき第1の基準面(2)と第3の基準面(1
4)、第2の基準面(3)と第4の基準面(15)をそれ
ぞれ当接させることにより、コレットホルダ(1)に対
しコレット(11)を位置決めしている。
レットホルダ(1)の支持用開孔(5)に嵌入すること
により、コレット(11)をコレットホルダ(1)に装着
する。このとき第1の基準面(2)と第3の基準面(1
4)、第2の基準面(3)と第4の基準面(15)をそれ
ぞれ当接させることにより、コレットホルダ(1)に対
しコレット(11)を位置決めしている。
この装置における動作は、まず供給位置に位置付けさ
れたペレットをコレット(11)の吸着部(13)によって
吸着する。そしてコレット(11)を例えばリードフレー
ム上に搬送し、そのボンディング位置にペレットをボン
ディングする。これにより1回のボンディング動作は終
了する。
れたペレットをコレット(11)の吸着部(13)によって
吸着する。そしてコレット(11)を例えばリードフレー
ム上に搬送し、そのボンディング位置にペレットをボン
ディングする。これにより1回のボンディング動作は終
了する。
(考案が解決しようとする課題) 上記した装置によりボンディングを行う場合、品種変
更に伴うペレットサイズの変更のため、または吸着部
(13)の磨耗のために、コレット(11)を変換する必要
が生じる。このときコレット(11)をコレットホルダ
(1)から引き抜くこととなるが、第2の基準面(3)
と第4の基準面(15)とが当接していてコレット(11)
を回転させることができないために、コレット(11)を
軸方向の力のみで引き抜かなければならず、作業性が悪
い。しかもはんだを介してボンディングをする場合に
は、コレット(11)は加熱されているため、加熱の影響
により、支持軸(16)と支持用開孔(5)とが焼き付き
状態となっており、コレット(11)の取り外しが非常に
困難であった。
更に伴うペレットサイズの変更のため、または吸着部
(13)の磨耗のために、コレット(11)を変換する必要
が生じる。このときコレット(11)をコレットホルダ
(1)から引き抜くこととなるが、第2の基準面(3)
と第4の基準面(15)とが当接していてコレット(11)
を回転させることができないために、コレット(11)を
軸方向の力のみで引き抜かなければならず、作業性が悪
い。しかもはんだを介してボンディングをする場合に
は、コレット(11)は加熱されているため、加熱の影響
により、支持軸(16)と支持用開孔(5)とが焼き付き
状態となっており、コレット(11)の取り外しが非常に
困難であった。
またコレットホルダ(1)にコレット(11)を装着す
る場合においても、予めコレットホルダ(1)に対する
コレット(11)の回転方向の取付位置を正確に合わせ、
この状態を保ったまま、支持軸(16)を支持用開孔
(5)に嵌入していかなければならず、作業性に問題が
あった。
る場合においても、予めコレットホルダ(1)に対する
コレット(11)の回転方向の取付位置を正確に合わせ、
この状態を保ったまま、支持軸(16)を支持用開孔
(5)に嵌入していかなければならず、作業性に問題が
あった。
本考案は、コレットの交換を容易に行うことが可能な
ペレットボンディング装置を提供することを目的とす
る。
ペレットボンディング装置を提供することを目的とす
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、装着状態下におけるコレットのコレットホ
ルダに対する所定範囲内での回動を許容するとともに、
回動阻止位置を前記コレットホルダに対する前記コレッ
トの位置決め位置とする位置決め部を前記コレットホル
ダに設けたことを特徴とする。
ルダに対する所定範囲内での回動を許容するとともに、
回動阻止位置を前記コレットホルダに対する前記コレッ
トの位置決め位置とする位置決め部を前記コレットホル
ダに設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、装着状態下におけるコレットをコレ
ットホルダに対して所定範囲内で回動させることができ
るので、コレットの離脱作業においては、コレットを回
動させながら取り外すことができる。また装着作業にお
いては、コレットの装着後においても、コレットホルダ
に対する位置決めが行える。
ットホルダに対して所定範囲内で回動させることができ
るので、コレットの離脱作業においては、コレットを回
動させながら取り外すことができる。また装着作業にお
いては、コレットの装着後においても、コレットホルダ
に対する位置決めが行える。
(実施例) 本発明の一実施例について、第1図乃至第4図を用い
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案の実施例の構成を示す斜視図、第2図
は本考案の実施例の構成を示す平面図、第3図は第2図
の一部断面側面図、第4図はコレットを回転させた状態
を示す平面図である。なお図において、第5図乃至第7
図と同一部品には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
は本考案の実施例の構成を示す平面図、第3図は第2図
の一部断面側面図、第4図はコレットを回転させた状態
を示す平面図である。なお図において、第5図乃至第7
図と同一部品には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
本実施例における第5図乃至第7図との相違点は、同
図における、第2の基準面(3)を有する位置決め部
(4)に代えて、第1の基準面(2)上にコレット(1
1)に形成されている第4の基準面(15)の端部側にの
み当接する大きさの角柱状の位置決め部(21)を形成
し、この第4の基準面(15)との当接面を第2の基準面
(22)としたことである。このためコレット(11)は、
第2図に示す位置から第4図に示す位置まで、すなわち
角度θの範囲内において回動することが可能である。な
お第2図に示すように、コレット(11)の第4の基準面
(15)が位置決め部(21)の第2の基準面(22)に当接
しているときに、コレット(11)がコレットホルダ
(1)に対して最適位置に位置決めされるように位置決
め部(21)は形成されている。
図における、第2の基準面(3)を有する位置決め部
(4)に代えて、第1の基準面(2)上にコレット(1
1)に形成されている第4の基準面(15)の端部側にの
み当接する大きさの角柱状の位置決め部(21)を形成
し、この第4の基準面(15)との当接面を第2の基準面
(22)としたことである。このためコレット(11)は、
第2図に示す位置から第4図に示す位置まで、すなわち
角度θの範囲内において回動することが可能である。な
お第2図に示すように、コレット(11)の第4の基準面
(15)が位置決め部(21)の第2の基準面(22)に当接
しているときに、コレット(11)がコレットホルダ
(1)に対して最適位置に位置決めされるように位置決
め部(21)は形成されている。
上記の装置において、コレット(11)をコレットホル
ダ(1)より離脱する場合について説明する。
ダ(1)より離脱する場合について説明する。
まず第2図の状態からコレットホルダ(1)に対して
コレット(11)を手または治具によって矢印B方向に回
動させ、第4図に示す状態にする。その後コレット(1
1)を矢印A方向、B方向に交互に回動させながら、第
3図の矢印C方向に引っ張りコレットホルダ(1)から
引き抜く。これでコレット(11)の離脱作業は終了す
る。
コレット(11)を手または治具によって矢印B方向に回
動させ、第4図に示す状態にする。その後コレット(1
1)を矢印A方向、B方向に交互に回動させながら、第
3図の矢印C方向に引っ張りコレットホルダ(1)から
引き抜く。これでコレット(11)の離脱作業は終了す
る。
次にコレットホルダ(1)にコレット(11)を装着す
る場合について説明する。
る場合について説明する。
まずコレット(11)の第4の基準面(15)が位置決め
部(21)の方に向くようにして、支持軸(16)をコレッ
トホルダ(1)の支持用開孔(5)に嵌入する。そして
第1の基準面(2)に第3の基準面(14)を当接させた
後、コレット(11)を矢印A方向に回転させる。そして
第2の基準面(22)に第4の基準面(15)を当接させ
る。これにより、コレットホルダ(1)に対するコレッ
ト(11)の位置決めが完了するとともに装着作業は終了
する。
部(21)の方に向くようにして、支持軸(16)をコレッ
トホルダ(1)の支持用開孔(5)に嵌入する。そして
第1の基準面(2)に第3の基準面(14)を当接させた
後、コレット(11)を矢印A方向に回転させる。そして
第2の基準面(22)に第4の基準面(15)を当接させ
る。これにより、コレットホルダ(1)に対するコレッ
ト(11)の位置決めが完了するとともに装着作業は終了
する。
上記の装置によれば、コレット(11)の離脱作業にあ
たり、コレット(11)を回動させながら軸方向に引き抜
くことができるので、作業性は向上する。またこの回動
により、支持軸(16)が支持用開孔(5)に焼き付いて
いたとしても、焼き付きは解除され、コレット(11)を
容易に取り外すことが可能である。
たり、コレット(11)を回動させながら軸方向に引き抜
くことができるので、作業性は向上する。またこの回動
により、支持軸(16)が支持用開孔(5)に焼き付いて
いたとしても、焼き付きは解除され、コレット(11)を
容易に取り外すことが可能である。
またコレット(11)の装着作業は、従来のようにコレ
ットホルダ(1)に対するコレット(11)の回転方向の
取付位置を予め正確に合わせる必要はなく、第1の基準
面(2)と第3の基準面(4)とを当接させた後に、コ
レット(11)を矢印A方向に回転させればよい。したが
って装着作業においても、その作業性は向上する。
ットホルダ(1)に対するコレット(11)の回転方向の
取付位置を予め正確に合わせる必要はなく、第1の基準
面(2)と第3の基準面(4)とを当接させた後に、コ
レット(11)を矢印A方向に回転させればよい。したが
って装着作業においても、その作業性は向上する。
なお上記一実施例において、位置決め部(21)を角柱
状に形成した例で説明したが、他の形状であってもよ
い。例えば、円柱状であっても、コレット(11)の第4
の基準面(15)との当接時に、コレット(11)が最適位
置となるように形成されていればよい。また位置決め部
(21)をコレットホルダ(1)とは別体としてもよい。
状に形成した例で説明したが、他の形状であってもよ
い。例えば、円柱状であっても、コレット(11)の第4
の基準面(15)との当接時に、コレット(11)が最適位
置となるように形成されていればよい。また位置決め部
(21)をコレットホルダ(1)とは別体としてもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、コレットの交換を容易に行うことが
可能である。
可能である。
第1図は本考案の実施例の構成を示す斜視図、第2図は
本考案の実施例の構成を示す平面図、第3図は第2図の
一部断面側面図、第4図はコレットを回転させた状態を
示す平面図、第5図は従来装置の構成を示す斜視図、第
6図は従来装置の構成を示す平面図、第7図は第6図の
断面図である。 1……コレットホルダ、2……第1の基準面、3,22……
第2の基準面、4,21……位置決め部、5……支持用開
孔、11……コレット、12……フランジ、14……第3の基
準面、15……第4の基準面、16……支持軸、17……吸引
孔。
本考案の実施例の構成を示す平面図、第3図は第2図の
一部断面側面図、第4図はコレットを回転させた状態を
示す平面図、第5図は従来装置の構成を示す斜視図、第
6図は従来装置の構成を示す平面図、第7図は第6図の
断面図である。 1……コレットホルダ、2……第1の基準面、3,22……
第2の基準面、4,21……位置決め部、5……支持用開
孔、11……コレット、12……フランジ、14……第3の基
準面、15……第4の基準面、16……支持軸、17……吸引
孔。
Claims (1)
- 【請求項1】一端にペレットの吸着部、他端に支持軸を
有するコレットと、前記支持軸が嵌入される開孔を設け
たコレットホルダとを有し、前記支持軸を前記開孔に嵌
入することで、前記コレットを前記コレットホルダに装
着してなるペレットボンディング装置において、装着状
態下における前記コレットの前記コレットホルダに対す
る所定範囲内での回動を許容するとともに、回動阻止位
置を前記コレットホルダに対する前記コレットの位置決
め位置とする位置決め部を前記コレットホルダに設けた
ことを特徴とするペレットボンディング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9424390U JP2516871Y2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ペレットボンディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9424390U JP2516871Y2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ペレットボンディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452737U JPH0452737U (ja) | 1992-05-06 |
JP2516871Y2 true JP2516871Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31832039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9424390U Expired - Fee Related JP2516871Y2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | ペレットボンディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516871Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP9424390U patent/JP2516871Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0452737U (ja) | 1992-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111358587A (zh) | 一种新型义齿雕刻机及义齿加工方法 | |
JP2516871Y2 (ja) | ペレットボンディング装置 | |
JP4398568B2 (ja) | 加工テーブル | |
JP2874004B2 (ja) | ワーククランプ装置 | |
CN214669788U (zh) | 一种旋转取料机构及镜头组装设备 | |
JPS5833615B2 (ja) | ヘッドチップ突出量調整治具 | |
JP2850327B2 (ja) | ロボット装置 | |
JPH0645324Y2 (ja) | 加工機用ブラシ体の取付け装置 | |
JP3093044B2 (ja) | 位置決め装置の位置決め用部材 | |
JPH04272026A (ja) | ワーク反転移載装置 | |
JP3634816B2 (ja) | 自動巻線機のワーク供給機構 | |
JP2836532B2 (ja) | 工作物の加工方法 | |
JPH03228507A (ja) | 工作機械 | |
JPH0731986Y2 (ja) | 可変コンプライアンス機構 | |
JPH0536585Y2 (ja) | ||
JPH07299687A (ja) | ワーク位置決め装置 | |
JPH0217785Y2 (ja) | ||
JPH0442316B2 (ja) | ||
JPS61265227A (ja) | 組付装置 | |
JPH04203609A (ja) | フレキシブルチャック | |
JPH0433987Y2 (ja) | ||
JPS6125956Y2 (ja) | ||
JPH0351095Y2 (ja) | ||
JPS63147237U (ja) | ||
JPS59167647U (ja) | レンズ心取り装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |