JPS6125956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125956Y2 JPS6125956Y2 JP6159483U JP6159483U JPS6125956Y2 JP S6125956 Y2 JPS6125956 Y2 JP S6125956Y2 JP 6159483 U JP6159483 U JP 6159483U JP 6159483 U JP6159483 U JP 6159483U JP S6125956 Y2 JPS6125956 Y2 JP S6125956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- small diameter
- outer periphery
- diameter shaft
- presser foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、円板外周面に多角形鏡面を設けたポ
リゴンミラーの加工用治具におけるクランプ装置
の改良に関する。
リゴンミラーの加工用治具におけるクランプ装置
の改良に関する。
従来のかかるポリゴンミラー加工用治具のクラ
ンプ装置はねじ締付け方式またはカム締付け方式
で行われ、押え金を介してこれら方式で行うもの
もあつたが、いづれも中央孔を有する円板状ワー
ク締付力に弾力が欠けており、さらにワーク側面
即ち当り面に対して均等な締付力が得られないな
どの欠点があり、このため精度のよいポリゴンミ
ラーの加工ができなかつた。
ンプ装置はねじ締付け方式またはカム締付け方式
で行われ、押え金を介してこれら方式で行うもの
もあつたが、いづれも中央孔を有する円板状ワー
ク締付力に弾力が欠けており、さらにワーク側面
即ち当り面に対して均等な締付力が得られないな
どの欠点があり、このため精度のよいポリゴンミ
ラーの加工ができなかつた。
本考案はかかる従来製品の欠点を除去した、ワ
ーク締付力に弾力がありかつワーク当り面を均等
に歪みなく締付可能なポリゴンミラー加工治具用
クランプ装置を提供することを目的とする。
ーク締付力に弾力がありかつワーク当り面を均等
に歪みなく締付可能なポリゴンミラー加工治具用
クランプ装置を提供することを目的とする。
本考案はこのため軟らかな材質の押え面を有し
流体圧で作動される押え金でクランプすることに
より、ワーク締付力に弾力があり、かつワーク当
り面を均等に歪みなく締付可能なポリゴンミラー
加工治具用クランプ装置を提供するものとなり、
きわめて精度がよいポリゴンミラーが加工できる
ものとなつた。
流体圧で作動される押え金でクランプすることに
より、ワーク締付力に弾力があり、かつワーク当
り面を均等に歪みなく締付可能なポリゴンミラー
加工治具用クランプ装置を提供するものとなり、
きわめて精度がよいポリゴンミラーが加工できる
ものとなつた。
以下本考案の実施例につき、図面に基づいて説
明する。図面でみて下部に固定用つばを有し、上
方に中央孔16aを有する円板状ワーク16の側
面16b即ち当り面を受ける基準端面11を有す
る基準リング1が図示しない加工治具上に設けら
れている。基準リング1は中空孔10を有し、中
空孔10内に小径軸3aを有する軸3がピン2で
固着されており、中空孔10内周と小径軸3aと
の間で環状シリンダ室13が形成されるようにさ
れている。環状シリンダ室13には流体通路14
によりエアー(または流体)が外部から導入でき
るようにされている。さらに中空孔10と小径軸
3aとに軸方向に摺動可能に嵌合し、ワーク16
と係合可能なフランジが付いたスリーブ状のリン
グ9が挿入されており、図でみてリング9の下部
端面12は環状シリンダ室13の流体受圧面を形
成する。
明する。図面でみて下部に固定用つばを有し、上
方に中央孔16aを有する円板状ワーク16の側
面16b即ち当り面を受ける基準端面11を有す
る基準リング1が図示しない加工治具上に設けら
れている。基準リング1は中空孔10を有し、中
空孔10内に小径軸3aを有する軸3がピン2で
固着されており、中空孔10内周と小径軸3aと
の間で環状シリンダ室13が形成されるようにさ
れている。環状シリンダ室13には流体通路14
によりエアー(または流体)が外部から導入でき
るようにされている。さらに中空孔10と小径軸
3aとに軸方向に摺動可能に嵌合し、ワーク16
と係合可能なフランジが付いたスリーブ状のリン
グ9が挿入されており、図でみてリング9の下部
端面12は環状シリンダ室13の流体受圧面を形
成する。
ワーク16は通常複数個基準端面11上に小径
軸3aに各中央孔16aを通して配置され、かつ
小径軸3aと嵌合した基準ブツシユ8の外周と中
央孔16aとが係合させられ、ワーク16の正確
な回転中心が位置決めされる。小径軸3a上端に
は溝4に挿入可能なU字形止め金5によつて着脱
可能に固定された固定スリーブ6が設けられてい
る。固定スリーブ6は大径外周6aおよびそれに
つづく内方の小径外周6bとを有し、押え金7の
段付内周面7a,7bと軸方向に摺動可能かつ流
体もれのない係合をして、押え金7内周面と固定
スリーブ6外周との間に環状シリンダ室17を形
成させる。押え金7は液圧シリンダ部材としての
作用を有すると共に、図でみて下面にワーク16
の側面16bと係合可能な軟らかな材質の押え面
7cを有する。15は流体通路である。
軸3aに各中央孔16aを通して配置され、かつ
小径軸3aと嵌合した基準ブツシユ8の外周と中
央孔16aとが係合させられ、ワーク16の正確
な回転中心が位置決めされる。小径軸3a上端に
は溝4に挿入可能なU字形止め金5によつて着脱
可能に固定された固定スリーブ6が設けられてい
る。固定スリーブ6は大径外周6aおよびそれに
つづく内方の小径外周6bとを有し、押え金7の
段付内周面7a,7bと軸方向に摺動可能かつ流
体もれのない係合をして、押え金7内周面と固定
スリーブ6外周との間に環状シリンダ室17を形
成させる。押え金7は液圧シリンダ部材としての
作用を有すると共に、図でみて下面にワーク16
の側面16bと係合可能な軟らかな材質の押え面
7cを有する。15は流体通路である。
次に作動状態について図でみて説明すると、ま
ず、ワーク16が基準リング1の基準端面11上
に積み上げられ、基準ブツシユ8が挿入されてワ
ーク回転中心の位置決めがされる。ついで押え金
7をワーク16上に載置し、固定スリーブ6が押
え金7と嵌合され、かつU字形止め金5が小径軸
3aの溝4に挿入されて小径軸3aに対して固定
される。この状態で流体通路15からエアー(ま
たは流体)が環状シリンダ室17内に供給され、
ワーク16は軟らかな材質の押え面7cによつて
弾力的に締付けられ、かつ均一に締付けられ、精
度のよいポリゴンミラーを加工できるものとなつ
た。
ず、ワーク16が基準リング1の基準端面11上
に積み上げられ、基準ブツシユ8が挿入されてワ
ーク回転中心の位置決めがされる。ついで押え金
7をワーク16上に載置し、固定スリーブ6が押
え金7と嵌合され、かつU字形止め金5が小径軸
3aの溝4に挿入されて小径軸3aに対して固定
される。この状態で流体通路15からエアー(ま
たは流体)が環状シリンダ室17内に供給され、
ワーク16は軟らかな材質の押え面7cによつて
弾力的に締付けられ、かつ均一に締付けられ、精
度のよいポリゴンミラーを加工できるものとなつ
た。
ワークの加工が完了して、ワーク16を取り外
すときは、環状シリンダ室17内の流体を放出し
大気圧とし、止め金5を外し、固定スリーブ6お
よび押え金7を組んだ状態で取外す。次に流体通
路14から環状シリンダ室13内にエヤーまたは
流体を供給し、リング9を上部に向けて押圧して
ワーク16の下部側面16bを付勢して、きわめ
て精度の高いワークと基準端面11との密着を具
合よくかつ取扱い容易に分離させワークをクラン
プ装置から取り外す。
すときは、環状シリンダ室17内の流体を放出し
大気圧とし、止め金5を外し、固定スリーブ6お
よび押え金7を組んだ状態で取外す。次に流体通
路14から環状シリンダ室13内にエヤーまたは
流体を供給し、リング9を上部に向けて押圧して
ワーク16の下部側面16bを付勢して、きわめ
て精度の高いワークと基準端面11との密着を具
合よくかつ取扱い容易に分離させワークをクラン
プ装置から取り外す。
以上のように本考案によれば構造が簡単であり
ながら、ねじ等でクランプした場合における不平
衝力によりワークのクランプ歪を発生させること
なく、弾性的にかつ均一に締付けることができ、
ワークの平面度や角度相互差(とくに基準平面に
対する直角度相互差)の向上したきわめて精度の
よいポリゴンミラーを加工できるものとなつた。
ながら、ねじ等でクランプした場合における不平
衝力によりワークのクランプ歪を発生させること
なく、弾性的にかつ均一に締付けることができ、
ワークの平面度や角度相互差(とくに基準平面に
対する直角度相互差)の向上したきわめて精度の
よいポリゴンミラーを加工できるものとなつた。
図面は本考案の実施例を示す概略断面図であ
る。 1……基準リング、3……軸、3a……小径
軸、6……固定スリーブ、6a……大径外周、6
b……小径外周、7……押え金、7c……押え
面、7a,7b……段付内周面、8……基準ブツ
シユ、10……中空孔、11……基準端面、17
……環状シリンダ室、16……ワーク、16a…
…中央孔、16b……側面。
る。 1……基準リング、3……軸、3a……小径
軸、6……固定スリーブ、6a……大径外周、6
b……小径外周、7……押え金、7c……押え
面、7a,7b……段付内周面、8……基準ブツ
シユ、10……中空孔、11……基準端面、17
……環状シリンダ室、16……ワーク、16a…
…中央孔、16b……側面。
Claims (1)
- ポリゴンミラー加工用治具において、中央孔を
有する円板状ワークの側面を受ける基準端面、中
空孔、および中空孔内に固着されかつ小径軸を有
する基準リングと、小径軸に嵌合しかつその外周
はワークの中央孔と係合してワークの回転中心の
位置決めをする基準ブツシユと、小径軸の他端に
着脱自在に固定された大径外周およびそれにつづ
く内方小径外周を有する固定スリーブと、ワーク
の側面と係合可能な軟らかな材質の押え面、およ
び固定スリーブの大径外周および小径外周と軸方
向に摺動可能かつ流体もれのない係合をして両者
間に環状シリンダ室を形成させる段付内周面を有
する押え金と、を有するクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6159483U JPS59167634U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6159483U JPS59167634U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167634U JPS59167634U (ja) | 1984-11-09 |
JPS6125956Y2 true JPS6125956Y2 (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=30191812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6159483U Granted JPS59167634U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167634U (ja) |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6159483U patent/JPS59167634U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167634U (ja) | 1984-11-09 |
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