JPH04250963A - レンズ研削・研磨機のワーク保持装置 - Google Patents
レンズ研削・研磨機のワーク保持装置Info
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- JPH04250963A JPH04250963A JP2416585A JP41658590A JPH04250963A JP H04250963 A JPH04250963 A JP H04250963A JP 2416585 A JP2416585 A JP 2416585A JP 41658590 A JP41658590 A JP 41658590A JP H04250963 A JPH04250963 A JP H04250963A
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- JP
- Japan
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- lens
- frame
- grinding
- holding device
- polishing
- Prior art date
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Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 title claims abstract description 48
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ研削・研磨機の
ワーク保持装置に係り、特に、研削・研磨工具から研削
,研磨終了後のレンズを離脱する時、レンズが研削・研
磨工具に密着したまま研削・研磨機から離脱するのを確
実に防止するレンズ研削・研磨機のワーク保持装置に関
する。
ワーク保持装置に係り、特に、研削・研磨工具から研削
,研磨終了後のレンズを離脱する時、レンズが研削・研
磨工具に密着したまま研削・研磨機から離脱するのを確
実に防止するレンズ研削・研磨機のワーク保持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ研削・研磨機のレンズ保持
装置としては、例えば実公昭62−37627号公報に
開示されている。図12は、前記レンズ保持装置を示す
もので、垂直回りに回動する研磨皿71の表面に対し、
常に垂直方向に押しながら水平方向に移動するレンズ駆
動杆72の先端部に、逆カップ状体73が軸部74を介
して回動自在に取付けられている。逆カップ状体73の
先端には、レンズ保持具75が逆カップ状体73に対し
て微小角度傾動するように弾性リング76を介して当接
され、このレンズ保持具75の下面には、レンズ77を
嵌合保持するように凹部78が形成されている。そして
、レンズ77が、軸部74,レンズ保持具75にそれぞ
れ形成した連通孔79,80を介して、前記凹部78に
真空吸着される。
装置としては、例えば実公昭62−37627号公報に
開示されている。図12は、前記レンズ保持装置を示す
もので、垂直回りに回動する研磨皿71の表面に対し、
常に垂直方向に押しながら水平方向に移動するレンズ駆
動杆72の先端部に、逆カップ状体73が軸部74を介
して回動自在に取付けられている。逆カップ状体73の
先端には、レンズ保持具75が逆カップ状体73に対し
て微小角度傾動するように弾性リング76を介して当接
され、このレンズ保持具75の下面には、レンズ77を
嵌合保持するように凹部78が形成されている。そして
、レンズ77が、軸部74,レンズ保持具75にそれぞ
れ形成した連通孔79,80を介して、前記凹部78に
真空吸着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記レンズ保
持具75にあっては、研磨終了後のレンズ77を研磨皿
71から離脱する時、レンズ77は、真空吸着力のみに
よりレンズ保持具75に保持されているので、研磨皿7
1とレンズ77が強く密着している場合、真空吸着力が
密着力に負けて、レンズ77が研磨皿71に密着したま
まレンズ保持具77から離脱する問題があった。このた
め、研磨終了後のレンズ77をレンズ研磨機から円滑に
回収できなくなっていた。
持具75にあっては、研磨終了後のレンズ77を研磨皿
71から離脱する時、レンズ77は、真空吸着力のみに
よりレンズ保持具75に保持されているので、研磨皿7
1とレンズ77が強く密着している場合、真空吸着力が
密着力に負けて、レンズ77が研磨皿71に密着したま
まレンズ保持具77から離脱する問題があった。このた
め、研磨終了後のレンズ77をレンズ研磨機から円滑に
回収できなくなっていた。
【0004】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、レンズの研削,研磨終了後、レンズを研削
・研磨工具から確実かつ容易に離脱し得るレンズ研削・
研磨機ワークの保持装置を提供することを目的とする。
れたもので、レンズの研削,研磨終了後、レンズを研削
・研磨工具から確実かつ容易に離脱し得るレンズ研削・
研磨機ワークの保持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、図1の概念図に示すように、ハウジン
グに回転自在に支持された回転軸1の先端にレンズ受け
2を介して被加工レンズ3を吸着保持するレンズ研削・
研磨機のワーク保持装置において、前記レンズ3の径方
向の移動量を規制すべく前記回転軸の先端外周部に円筒
状の枠4を着脱自在に設けるとともに、この枠4におけ
るレンズ3の外周部に当接する端部に軸方向のすり割り
5を形成して枠4を分割構成し、枠4の外周部に押圧リ
ング6を配置し、この押圧リング6を枠4の前記端部側
に移動自在または径方向に変形自在とする移動手段7を
設けて、前記枠4の一部または全部の分割片を押圧して
枠4の前記端部をレンズ3側に移動自在として構成した
ものである。
めに、本発明は、図1の概念図に示すように、ハウジン
グに回転自在に支持された回転軸1の先端にレンズ受け
2を介して被加工レンズ3を吸着保持するレンズ研削・
研磨機のワーク保持装置において、前記レンズ3の径方
向の移動量を規制すべく前記回転軸の先端外周部に円筒
状の枠4を着脱自在に設けるとともに、この枠4におけ
るレンズ3の外周部に当接する端部に軸方向のすり割り
5を形成して枠4を分割構成し、枠4の外周部に押圧リ
ング6を配置し、この押圧リング6を枠4の前記端部側
に移動自在または径方向に変形自在とする移動手段7を
設けて、前記枠4の一部または全部の分割片を押圧して
枠4の前記端部をレンズ3側に移動自在として構成した
ものである。
【0006】
【作用】前記構成のワーク保持装置によれば、レンズ3
の研削,研磨加工時は、枠4の端部を開状態にしてレン
ズ3の径方向の移動量が規制される(図1および図2参
照)。そして、レンズ3の研削,研磨加工終了後、レン
ズ3を研削・研磨工具から離脱する時、枠4の端部が、
押圧リング6を介して移動手段7の作動によりレンズ3
側に移動して、レンズ3の外周部を挟持し(図3および
図4参照)、レンズ3を研削・研磨工具から確実に離脱
する。
の研削,研磨加工時は、枠4の端部を開状態にしてレン
ズ3の径方向の移動量が規制される(図1および図2参
照)。そして、レンズ3の研削,研磨加工終了後、レン
ズ3を研削・研磨工具から離脱する時、枠4の端部が、
押圧リング6を介して移動手段7の作動によりレンズ3
側に移動して、レンズ3の外周部を挟持し(図3および
図4参照)、レンズ3を研削・研磨工具から確実に離脱
する。
【0007】
【実施例1】図5は、本発明のレンズ研削・研磨機のワ
−ク保持装置に係る実施例1を示す中央縦断面図、図6
は、同底面図で、それぞれ研削,研磨終了後に研削・研
磨皿からレンズを離脱する時の状態を示している。
−ク保持装置に係る実施例1を示す中央縦断面図、図6
は、同底面図で、それぞれ研削,研磨終了後に研削・研
磨皿からレンズを離脱する時の状態を示している。
【0008】図5において20で示すのはハウジングで
、その内部には、下面に開口した凹部21および凹部2
1の上面と連通したレンズ吸引用の通気孔22が形成さ
れている。通気孔22は、図示しない空圧制御装置に連
結されている。前記凹部21には、2個のラジアルベア
リング23,24とスラストベアリング25を介して、
回転軸26の軸部26aが回動自在に保持されている。 スラストベアリング25と軸部26a間には、固定ネジ
27が設けられている。さらに、固定ネジ27とラジア
ルベアリング23間にはロータリジョイント28が配置
されるとともに、ラジアルベアリング23,24間には
カラー29が配置され、ハウジング20の下端に設けた
締めリング30を締めつけることにより、回転軸26が
ハウジング20にその軸方向の動きを規制された状態で
取付けられている。
、その内部には、下面に開口した凹部21および凹部2
1の上面と連通したレンズ吸引用の通気孔22が形成さ
れている。通気孔22は、図示しない空圧制御装置に連
結されている。前記凹部21には、2個のラジアルベア
リング23,24とスラストベアリング25を介して、
回転軸26の軸部26aが回動自在に保持されている。 スラストベアリング25と軸部26a間には、固定ネジ
27が設けられている。さらに、固定ネジ27とラジア
ルベアリング23間にはロータリジョイント28が配置
されるとともに、ラジアルベアリング23,24間には
カラー29が配置され、ハウジング20の下端に設けた
締めリング30を締めつけることにより、回転軸26が
ハウジング20にその軸方向の動きを規制された状態で
取付けられている。
【0009】前記固定ネジ27には、回転軸26に形成
したレンズ吸引用の通気孔31と連通した通気孔27a
が形成され、通気孔27aは、ハウジング20に形成し
た通気孔22に連通している。なお、32はハウジング
20と固定ネジ27間に設けたシール用のOリングであ
る。また、ロータリジョイント28には、回転軸26の
軸部26aに形成した通気孔33と連通するようにハウ
ジング20外部からパイプ34が連結され、パイプ34
には、図示しない空圧制御装置が連結されている。
したレンズ吸引用の通気孔31と連通した通気孔27a
が形成され、通気孔27aは、ハウジング20に形成し
た通気孔22に連通している。なお、32はハウジング
20と固定ネジ27間に設けたシール用のOリングであ
る。また、ロータリジョイント28には、回転軸26の
軸部26aに形成した通気孔33と連通するようにハウ
ジング20外部からパイプ34が連結され、パイプ34
には、図示しない空圧制御装置が連結されている。
【0010】前記通気孔31,32は、回転軸26の軸
部26aに同心円状に形成され、通気孔31は、回転軸
26の下端面26bに開口されている。下端面26bの
中央部には、凹部35が形成されるとともに、通気孔3
1の開口の外側に、下端面26bに対向して配置された
レンズ受け36とのシール用のVリング37が固定され
ている。
部26aに同心円状に形成され、通気孔31は、回転軸
26の下端面26bに開口されている。下端面26bの
中央部には、凹部35が形成されるとともに、通気孔3
1の開口の外側に、下端面26bに対向して配置された
レンズ受け36とのシール用のVリング37が固定され
ている。
【0011】レンズ受け36は、その下端面で被加工物
であるレンズ38を保持する部材で、レンズ受け36の
上端面と下端面を連通して形成された通気孔39を介し
て、レンズ38の裏面を吸着保持する。また、レンズ受
け36の上端面中央には円錐状凹部40が形成され、こ
の円錐状凹部40と前記凹部35間に配置した鋼球41
を介して、レンズ受け36が傾動および横移動自在に回
転軸26の下端に配置されている。
であるレンズ38を保持する部材で、レンズ受け36の
上端面と下端面を連通して形成された通気孔39を介し
て、レンズ38の裏面を吸着保持する。また、レンズ受
け36の上端面中央には円錐状凹部40が形成され、こ
の円錐状凹部40と前記凹部35間に配置した鋼球41
を介して、レンズ受け36が傾動および横移動自在に回
転軸26の下端に配置されている。
【0012】回転軸26の下端部には、その先端でレン
ズ受け36に吸着保持されたレンズ38の横方向(径方
向)の動きを規制する円筒状の枠42が着脱自在に嵌合
固定されている。枠42は、その下端部にすり割り43
が形成され、すり割り43は、枠42を軸方向に6等分
して設けられている。すり割り43が形成された枠42
の外周には、下方に拡開したテーパ44が形成されると
ともに、テーパ44と対応したテーパ45をその内径下
端に形成した押圧リング46が上下動自在に配置されて
いる。そして、押圧リング46が下方に移動してテーパ
45により枠42のテーパ44を押圧することにより、
枠42の先端部が径方向に移動し、枠42の先端でレン
ズ受け36に吸着保持されたレンズ38の外周部を挟持
し得るようになっている。
ズ受け36に吸着保持されたレンズ38の横方向(径方
向)の動きを規制する円筒状の枠42が着脱自在に嵌合
固定されている。枠42は、その下端部にすり割り43
が形成され、すり割り43は、枠42を軸方向に6等分
して設けられている。すり割り43が形成された枠42
の外周には、下方に拡開したテーパ44が形成されると
ともに、テーパ44と対応したテーパ45をその内径下
端に形成した押圧リング46が上下動自在に配置されて
いる。そして、押圧リング46が下方に移動してテーパ
45により枠42のテーパ44を押圧することにより、
枠42の先端部が径方向に移動し、枠42の先端でレン
ズ受け36に吸着保持されたレンズ38の外周部を挟持
し得るようになっている。
【0013】押圧リング46は、3個のエアシリンダ4
7により上下動自在に支持され、エアシリンダ47のロ
ッドが押圧リング46の上端面にそれぞれ固着されてい
る。各エアシリンダ47は、その底面が前記回転軸26
の外周に形成したフランジ26cの下面に固着されると
ともに、通気孔33にパイプ48を介して連結されてい
る。
7により上下動自在に支持され、エアシリンダ47のロ
ッドが押圧リング46の上端面にそれぞれ固着されてい
る。各エアシリンダ47は、その底面が前記回転軸26
の外周に形成したフランジ26cの下面に固着されると
ともに、通気孔33にパイプ48を介して連結されてい
る。
【0014】次に、前記構成からなるレンズ研削・研磨
機のワ−ク保持装置の作用を説明すると、まず、図示し
ない空圧制御装置により、パイプ34,ロータリジョイ
ント28,通気孔33およびパイプ48を通して吸引を
行って、それぞれエアシリンダ47を駆動し、押圧リン
グ46を引き上げる。この動作に関連して、枠42のす
り割り43が設けられた下端部が外方向に開き、レンズ
受け36に吸着保持されたレンズ38が、研削,研磨時
に軸心に対して所定角度傾斜し得るように、枠42の先
端の内径が所望の径に設定される。
機のワ−ク保持装置の作用を説明すると、まず、図示し
ない空圧制御装置により、パイプ34,ロータリジョイ
ント28,通気孔33およびパイプ48を通して吸引を
行って、それぞれエアシリンダ47を駆動し、押圧リン
グ46を引き上げる。この動作に関連して、枠42のす
り割り43が設けられた下端部が外方向に開き、レンズ
受け36に吸着保持されたレンズ38が、研削,研磨時
に軸心に対して所定角度傾斜し得るように、枠42の先
端の内径が所望の径に設定される。
【0015】次に、図示しない空圧制御装置により、通
気孔22,27a,31,39を通してレンズ38を吸
引し、レンズ38をレンズ受け36で吸引保持する。そ
して、レンズ38の下端面を研削・研磨工具に当接させ
、この工具によりレンズ38の研削,研磨加工を行う。
気孔22,27a,31,39を通してレンズ38を吸
引し、レンズ38をレンズ受け36で吸引保持する。そ
して、レンズ38の下端面を研削・研磨工具に当接させ
、この工具によりレンズ38の研削,研磨加工を行う。
【0016】レンズ38の加工が終了した後、図示しな
い空圧制御装置により、通気孔33等を通して各エアシ
リンダ47にエアを供給してロッドを下動させて押圧リ
ング44を下降させる。押圧リング44の下降に伴い、
押圧リング44のテーパ46が、枠42のテーパ44を
押圧し、枠42のすり割りされた下端部をレンズ38方
向に移動させる。そして枠42の先端が、レンズ受け3
6に吸引保持されたレンズ38の外周部を挟持する。次
に、枠42が、レンズ38を挟持した状態でワーク保持
装置を引き上げ、レンズ38を研削・研磨工具から離脱
して、レンズ38の持ち上げを終了する。
い空圧制御装置により、通気孔33等を通して各エアシ
リンダ47にエアを供給してロッドを下動させて押圧リ
ング44を下降させる。押圧リング44の下降に伴い、
押圧リング44のテーパ46が、枠42のテーパ44を
押圧し、枠42のすり割りされた下端部をレンズ38方
向に移動させる。そして枠42の先端が、レンズ受け3
6に吸引保持されたレンズ38の外周部を挟持する。次
に、枠42が、レンズ38を挟持した状態でワーク保持
装置を引き上げ、レンズ38を研削・研磨工具から離脱
して、レンズ38の持ち上げを終了する。
【0017】本実施例によれば、レンズを研削・研磨工
具から離脱する時、レンズ38が枠42により挟持され
つつ回転軸26に保持されて持ち上げられる。従って、
レンズ38の保持力が、レンズ38と前記工具間との密
着力より大きくなり、レンズ38が工具側に密着したま
ま離脱することがない。
具から離脱する時、レンズ38が枠42により挟持され
つつ回転軸26に保持されて持ち上げられる。従って、
レンズ38の保持力が、レンズ38と前記工具間との密
着力より大きくなり、レンズ38が工具側に密着したま
ま離脱することがない。
【0018】
【実施例2】図7および図8は、本発明のレンズ研削・
研磨機のワーク保持装置に係る実施例2を示し、図7は
、ワーク保持装置の主要部を示す中央縦断面図、図8は
、同底面図である。
研磨機のワーク保持装置に係る実施例2を示し、図7は
、ワーク保持装置の主要部を示す中央縦断面図、図8は
、同底面図である。
【0019】本実施例のワーク保持装置は、図5に示す
枠42およびその押圧手段を異なる構成で構成したもの
で、図7および図8に示す枠50は、その下端部がすり
割り51により、大きい分割片50aと小さい分割片5
0bに6分割され、大きい分割片50aと小さい分割片
50bは交互に配置されている。分割された大きい分割
片50aは、回転軸26に固定され、また、分割された
小さい分割片50bの外周には、それぞれテーパ52が
形成されている。
枠42およびその押圧手段を異なる構成で構成したもの
で、図7および図8に示す枠50は、その下端部がすり
割り51により、大きい分割片50aと小さい分割片5
0bに6分割され、大きい分割片50aと小さい分割片
50bは交互に配置されている。分割された大きい分割
片50aは、回転軸26に固定され、また、分割された
小さい分割片50bの外周には、それぞれテーパ52が
形成されている。
【0020】一方、押圧リング53には、その内径下端
の前記テーパ52と対応する位置に、テーパ52と対応
したテーパ54が形成されている。押圧リング53と回
転軸26のフランジ26c間には、ピエゾ素子55が配
置されている。この押圧リング53は、ピエゾ素子55
の作動により上下動され、押圧リング53が下動するこ
とにより、押圧リング53のテーパ54が枠50のテー
パ52を押圧して、枠50の小さい分割片50bのみを
径方向に移動させる。なお、56は、ピエゾ素子55に
電圧を与えるためのコードで、回転軸26の上端に設け
た図示しないスプリングを介して図示しない給電装置に
連結されている。
の前記テーパ52と対応する位置に、テーパ52と対応
したテーパ54が形成されている。押圧リング53と回
転軸26のフランジ26c間には、ピエゾ素子55が配
置されている。この押圧リング53は、ピエゾ素子55
の作動により上下動され、押圧リング53が下動するこ
とにより、押圧リング53のテーパ54が枠50のテー
パ52を押圧して、枠50の小さい分割片50bのみを
径方向に移動させる。なお、56は、ピエゾ素子55に
電圧を与えるためのコードで、回転軸26の上端に設け
た図示しないスプリングを介して図示しない給電装置に
連結されている。
【0021】次に、本実施例の作用を説明すると、前記
実施例1と同様にレンズ38の研削,研磨加工を終了す
る。その後、ピエゾ素子55に給電して押圧リング53
を下動させ、テーパ54でテーパ52を押圧する。この
押圧により、枠50の小さい分割片50bのみが径の中
心方向に移動し、小さい分割片50bの先端が、レンズ
受け39に吸着保持されたレンズ38の外周を挟持する
。そして、前記実施例1と同様にレンズを研削・研磨工
具から離脱する。
実施例1と同様にレンズ38の研削,研磨加工を終了す
る。その後、ピエゾ素子55に給電して押圧リング53
を下動させ、テーパ54でテーパ52を押圧する。この
押圧により、枠50の小さい分割片50bのみが径の中
心方向に移動し、小さい分割片50bの先端が、レンズ
受け39に吸着保持されたレンズ38の外周を挟持する
。そして、前記実施例1と同様にレンズを研削・研磨工
具から離脱する。
【0022】本実施例によれば、前記実施例1と同様な
効果が得られるとともに、枠50の先端部に固定した大
きい分割片50aを形成したので、枠50の先端の剛性
が向上した。
効果が得られるとともに、枠50の先端部に固定した大
きい分割片50aを形成したので、枠50の先端の剛性
が向上した。
【0023】なお、本実施例において、枠50の移動手
段としてピエゾ素子を用いた場合について説明したが、
移動手段として前記実施例1と同様にエアシリンダを用
いて構成でき、かかる構成においても、本実施例の効果
を奏することができる。
段としてピエゾ素子を用いた場合について説明したが、
移動手段として前記実施例1と同様にエアシリンダを用
いて構成でき、かかる構成においても、本実施例の効果
を奏することができる。
【0024】
【実施例3】図9,図10および図11は、本発明に係
るワーク保持装置の実施例3を示し、図9は、ワーク保
持装置の主要部を示す中央縦断面図、図10は、同右側
面図、図11は、同底面図である。
るワーク保持装置の実施例3を示し、図9は、ワーク保
持装置の主要部を示す中央縦断面図、図10は、同右側
面図、図11は、同底面図である。
【0025】本実施例のワーク保持装置は、図5,図7
に示す枠42,50およびその押圧手段を異なる構成で
構成したもので、図9に示す枠60は、その下端部がす
り割り61により、大きい分割片60aと小さい分割片
60bに6分割され、大きい分割片60aと小さい分割
片60bは交互に配置されている。枠60のすり割り6
1が形成された外周部には、枠60の下端部の外径より
小径とした段部62が形成されている。さらに、小さい
分割片60bの外径は、大きい分割片60aの外径より
大径に形成されている。
に示す枠42,50およびその押圧手段を異なる構成で
構成したもので、図9に示す枠60は、その下端部がす
り割り61により、大きい分割片60aと小さい分割片
60bに6分割され、大きい分割片60aと小さい分割
片60bは交互に配置されている。枠60のすり割り6
1が形成された外周部には、枠60の下端部の外径より
小径とした段部62が形成されている。さらに、小さい
分割片60bの外径は、大きい分割片60aの外径より
大径に形成されている。
【0026】一方、押圧リング63は、一端を開放して
C字状に形成され、開放端には、ピエゾ素子64を固着
するための取付け部63aが平行に一体形成されている
。そして、押圧リング63は、枠60の段部62と回転
軸26のフランジ26c間に、小さい分割片60bの外
周部と当接して嵌合配置されている。ピエゾ素子64は
、押圧リング63の両取付け部63aに、その両端が固
着して設けられ、ピエゾ素子64の作動により、押圧リ
ング63の両取付け部63aの間隔が挟められて、押圧
リング63が小さい分割片60bをレンズ38側に押し
て移動させる。
C字状に形成され、開放端には、ピエゾ素子64を固着
するための取付け部63aが平行に一体形成されている
。そして、押圧リング63は、枠60の段部62と回転
軸26のフランジ26c間に、小さい分割片60bの外
周部と当接して嵌合配置されている。ピエゾ素子64は
、押圧リング63の両取付け部63aに、その両端が固
着して設けられ、ピエゾ素子64の作動により、押圧リ
ング63の両取付け部63aの間隔が挟められて、押圧
リング63が小さい分割片60bをレンズ38側に押し
て移動させる。
【0027】次に、本実施例の作用を説明すると、前記
実施例1と同様にレンズ38の研削,研磨加工を終了す
る。その後、ピエゾ素子64に給電して、押圧リング6
3の取付け部63aの間隔を挟め、押圧リング63の内
径で枠60の小さい分割片60bのみをレンズ38側に
押圧する。この押圧により、小さい分割片60bのみが
レンズ38側に移動し、小さい分割片60bの端部が、
レンズ38の外周を挟持する。そして、前記実施例1と
同様にレンズ38を研削・研磨工具から離脱する。
実施例1と同様にレンズ38の研削,研磨加工を終了す
る。その後、ピエゾ素子64に給電して、押圧リング6
3の取付け部63aの間隔を挟め、押圧リング63の内
径で枠60の小さい分割片60bのみをレンズ38側に
押圧する。この押圧により、小さい分割片60bのみが
レンズ38側に移動し、小さい分割片60bの端部が、
レンズ38の外周を挟持する。そして、前記実施例1と
同様にレンズ38を研削・研磨工具から離脱する。
【0028】本実施例によれば、前記実施例1および実
施例2と同様な効果が得られるとともに、枠60の移動
手段が1個実施でき、コストの低減を図ることができる
。
施例2と同様な効果が得られるとともに、枠60の移動
手段が1個実施でき、コストの低減を図ることができる
。
【0029】なお、本実施例において、枠60の移動手
段としてピエゾ素子を用いた場合について説明したが、
移動手段としてエアシリンダを用いて構成でき、かかる
構成においても、本実施の効果を奏することができる。
段としてピエゾ素子を用いた場合について説明したが、
移動手段としてエアシリンダを用いて構成でき、かかる
構成においても、本実施の効果を奏することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ研
削・研磨機のワーク保持装置によれば、レンズの研削,
研磨加工終了後、レンズを研削・研磨工具を離脱する時
、レンズをレンズ受けに吸着保持した状態で枠によりレ
ンズの外周を挟持できるので、レンズを前記工具から確
実かつ容易に離脱することができる。
削・研磨機のワーク保持装置によれば、レンズの研削,
研磨加工終了後、レンズを研削・研磨工具を離脱する時
、レンズをレンズ受けに吸着保持した状態で枠によりレ
ンズの外周を挟持できるので、レンズを前記工具から確
実かつ容易に離脱することができる。
【図1】本発明に係るレンズ研削・研磨機のワーク保持
装置の主要部を概念的に示す中央縦断面図で、レンズの
研削,研磨時の保持状態を示している。
装置の主要部を概念的に示す中央縦断面図で、レンズの
研削,研磨時の保持状態を示している。
【図2】図1に示したワーク保持装置の底面図である。
【図3】レンズを研削・研磨工具から離脱する時のレン
ズの保持状態を示す中央縦断面図である。
ズの保持状態を示す中央縦断面図である。
【図4】図3に示したワーク保持装置の底面図である。
【図5】本発明に係るレンズ研削・研磨機のワーク保持
装置の実施例1を示す中央縦断面図である。
装置の実施例1を示す中央縦断面図である。
【図6】図5に示したワーク保持装置の底面図である。
【図7】本発明に係るレンズ研削・研磨機のワーク保持
装置の実施例2における主要部を示す中央縦断面図であ
る。
装置の実施例2における主要部を示す中央縦断面図であ
る。
【図8】図7に示したワーク保持装置の底面図である。
【図9】本発明に係るレンズ研削・研磨機のワーク保持
装置の実施例3における主要部を示す中央縦断面図。
装置の実施例3における主要部を示す中央縦断面図。
【図10】図9に示したワーク保持装置の右側面図であ
る。
る。
【図11】図9に示したワーク保持装置の底面図である
。
。
【図12】従来のレンズ研磨機のレンズ保持装置を示す
中央半截縦断面図である。
中央半截縦断面図である。
1 回転軸
2 レンズ受け
3 レンズ
4 枠
5 すり割り
6 押圧リング
7 移動手段
特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人
弁理士 奈良 武
弁理士 奈良 武
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに回転自在に支持された回
転軸の先端にレンズ受けを介して被加工レンズを吸着保
持するレンズ研削・研磨機のワーク保持装置において、
前記レンズの径方向の移動量を規制すべく前記回転軸の
先端外周部に円筒状の枠を着脱自在に設けるとともに、
この枠におけるレンズの外周部に当接する端部に軸方向
のすり割りを形成して枠を分割構成し、枠の外周部に押
圧リングを配置し、この押圧リングを枠の前記端部側に
移動自在または径方向に変形自在とする移動手段を設け
て、前記枠の一部または全部の分割片を押圧して枠の前
記端部をレンズ側に移動自在としたことを特徴とするレ
ンズ研削・研磨機のワーク保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416585A JPH04250963A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | レンズ研削・研磨機のワーク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416585A JPH04250963A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | レンズ研削・研磨機のワーク保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250963A true JPH04250963A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=18524801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2416585A Withdrawn JPH04250963A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | レンズ研削・研磨機のワーク保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04250963A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6145849A (en) * | 1998-11-18 | 2000-11-14 | Komag, Incorporated | Disk processing chuck |
US6419570B1 (en) * | 1999-05-03 | 2002-07-16 | Wernicke & Co. Gmbh | Holding device for a spectacle glass |
JP2013188820A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Asphericon Gmbh | コレットチャック |
US9457411B2 (en) | 2012-02-17 | 2016-10-04 | Asphericon Gmbh | Collet |
DE102016112999A1 (de) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | Optotech Optikmaschinen Gmbh | Werkstückaufnahme für Linsenbearbeitungsmaschine, Linsenbearbeitungsmaschine und Verfahren zur Bearbeitung einer optischen Linse |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2416585A patent/JPH04250963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6145849A (en) * | 1998-11-18 | 2000-11-14 | Komag, Incorporated | Disk processing chuck |
US6419570B1 (en) * | 1999-05-03 | 2002-07-16 | Wernicke & Co. Gmbh | Holding device for a spectacle glass |
US9457411B2 (en) | 2012-02-17 | 2016-10-04 | Asphericon Gmbh | Collet |
JP2013188820A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Asphericon Gmbh | コレットチャック |
DE102016112999A1 (de) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | Optotech Optikmaschinen Gmbh | Werkstückaufnahme für Linsenbearbeitungsmaschine, Linsenbearbeitungsmaschine und Verfahren zur Bearbeitung einer optischen Linse |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |