JPH0243658Y2 - - Google Patents

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JPH0243658Y2
JPH0243658Y2 JP1985078500U JP7850085U JPH0243658Y2 JP H0243658 Y2 JPH0243658 Y2 JP H0243658Y2 JP 1985078500 U JP1985078500 U JP 1985078500U JP 7850085 U JP7850085 U JP 7850085U JP H0243658 Y2 JPH0243658 Y2 JP H0243658Y2
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base shaft
holder
plunger
tool
guide hole
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、加工機や自動作業機等の作動部の
先端に取付けられる工具等を定圧で押動保持する
定圧押動機構に関し、特に、工具の先端にワーク
を圧接させて作動を行う工具等の定圧押動機構に
関するものである。
[従来の技術] 加工機や自動作業機等の構成においては、ワー
クに圧接した状態で作動を行う工具類が多用され
ていて、この種の工具類には、一般的に、ワーク
に対する押動圧を一定に保つことが要求される。
このことから、この種の工具類には、定圧押動
機構が付設されて、押動圧を所望値に維持させる
作用を行わせており、しかして従来の定圧押動機
構の構造には、(a)油圧機構を使用する方式や、(b)
磁力の吸引力を利用した方式、等が知られてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上述した油圧機構を使用する方(a)の押
動機構によると、構造の複雑化によつて製作費が
高くつくという問題点があり、一方、方式(b)の磁
力を利用した押動機構によると、ワークが非磁性
体である場合には、全く用を為さないという不具
合があつた。
そこで本考案は、構造が簡単で、かつ従来の押
動機構の機能と同様な定圧押動作用が得られるよ
うにした工具等の定圧押動機構を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] しかして、上記の問題点を解決するための手段
を実施例に対応する図面を参照して説明する。
すなわち、本考案は、内部に軸心に沿つてガイ
ド孔4,15が形成された基軸1,14と、該基
軸のガイド孔に該基軸の外周方向には一体に回動
し該基軸の軸心方向には摺動自在として設けられ
たプランジヤ2,17と、前記基軸の中間部の外
周に一端の開口が外挿固定され前記プランジヤの
前記基軸の下方に突出する下端部の外周に他端が
外挿固定された気密袋状のゴム質材よりなる保持
体3,20と、該保持体内に気密に圧入されたガ
ス又は液体と、前記基軸の少なくとも一部に設け
られ前記ガイド孔を介して前記保持体内に前記ガ
ス又は液体を圧入させるための閉鎖自在のノズル
6,16と、前記プランジヤの前記下端部の端面
側に固定して設けられた工具等の保持部と、を具
備することを特徴とする工具等の定圧押動機構に
ある。
[作用] このような構造から、プランジヤ2,17の伸
縮端の工具等の保持部は、保持体3,20の内圧
に等しい押動圧でワークに衝合する。この時、保
持体3,20はゴム質材により形成されて大きく
伸縮するところから、ワークの形状が変化した場
合でも、常にほぼ等しい押圧力でワークに工具等
を押圧させることができる。
[実施例] 以下、図示する2つの実施例に基づき、本考案
の構成を具体的に述べる。
(a) 第1の実施例(第1図ないし第3図参照) この実施例の定圧押動機構は、工具等の基部
を成す基軸1と、基軸1に内挿されて上下摺動
自在のプランジヤ2と、プランジヤ2の下端部
と基軸1の中間部との間を外囲する保持体3と
により構成されている。
しかして、先ず基軸1は、その軸心上の下半
部に、断面方形の袋孔より成り、かつ下方に開
口するガイド孔4が穿開されると共に、その下
端開口には、中心に角孔が開けられた蓋5がか
ぶせられており、かつ蓋5の1箇所には、連通
開口5aが開けられている。
また、ガイド孔4の周壁には、その頂部寄り
の1箇所に大気開口1aが穿開されると共に、
その下端寄りの1箇所に、圧力空気が流入する
ノズル6が形成され、そのノズル6内には、チ
エツクバルブ7が介装されている。
次に、プランジヤ2は、下端寄りを除いて断
面が方形をなす軸棒8と、軸棒8の上端に形成
されてガイド孔4に内嵌する方形のピストン9
と、軸棒8の下端に形成された工具等の保持部
としての円板形の押動フランジ板10とにより
形成されていて、軸棒8の途中は、蓋5の中心
孔を貫通している。
しかして、基軸1の中間部と軸棒8の下端と
の間は、筒状の保持体3により外囲されてい
て、すなわち、ゴム質材又はプラスチツク材で
中空球体に成形された保持体3は、その上下両
端が水平に切落されると共に、その上端の切落
し縁は、基軸1の中間部の外周面に密着して固
着された上で、バンド12により緊締されてお
り、また下端の切落し縁は、軸棒8下端の周面
に同様にしてバンド13により緊締、固着され
ている。
ところで、このように構成された実施例の押
動機構が使用される際には、ノズル6に接続さ
れた図示しない圧力空気の送気管から、調整さ
れた所要流体圧の正圧空気が、ガイド孔4内に
送気され、これにより、保持体3の内空と、ピ
ストン9から下方のガイド孔4の内孔との連通
により形成された閉塞空間に、正圧空気が封入
されて、プランジヤ2に所要圧の張出応力を発
生させる。
なお、上記閉塞空間に正圧空気が封入された
後に、送気管を取外しても、チエツクバルブ7
の逆止作用により、閉塞空間の内圧はそのまま
保たれる。
このような作用により、フランジ板10がワ
ークに当つた時には、所要の一定圧で衝合す
る。
(b) 第2の実施例(第4図および第5図参照) この実施例の定圧押動機構の構成において
は、基軸14のガイド孔15の頂部寄りの周壁
の1箇所に、圧力空気が流入するノズル16が
形成されると共に、プランジヤ17の中心線上
には、ピストン18の上面の開口と、プランジ
ヤ17の下端寄りの周面の開口との間を連通さ
せる連通孔19が穿開されている。
また、基軸14の中間部とプランジヤ17の
下端寄りとの間を外囲する保持体20には、ゴ
ム質材又はプラスチツク材で蛇腹形に成形され
た保持体が用いられていて、この保持体20
は、第1実施例の保持体と同様に、上下両端が
バンド12,13により緊締、固着されてい
る。
このように構成された実施例の押動機構が使用
される際には、ノズル16から流入した所要の流
体圧の正圧空気は、連通孔19を経て保持体20
内とガイド孔15の下半部にも入るので、保持体
20の内空と、ガイド孔15の全体の内孔とによ
り形成された閉塞空間に正圧空気が封入される。
なおこの場合には、ピストン18の作用は、単
にプランジヤ17を案内するだけで、ガイド孔1
5を隔室する作用は行つていない。
このように、この実施例の押動機構において
も、閉塞空間に正圧空気が封入されているので、
プランジヤ17に所要圧の張出圧力が発生し、こ
れにより、フランジ板21がワークに当つた時に
は、所要の一定圧で衝合する。
なお、上述した実施例の作用では、閉塞空間内
に正圧空気を封入した場合の作用を述べたが、封
入する流体は、正圧空気に替え、他の圧力ガス、
あるいは液体でも良く、何れの流体を封入して
も、同様な作用が得られる。
次に、実施例の押動機構の利用例につき説明す
る。
第6図は、研磨機22の研磨工具23にこの押
動機構を付設した状態を示し、この場合には、フ
ランジ板10に砥石24を取付けて使用し、この
工具23を回転させてワークWを研磨加工する。
なお、工具23には、エアコンプレツサ25か
ら加圧空気を送気させる。
また、第6図は、自動作業機のロボツトハンド
26のグリツプ工具27にこの押動機構を付設し
た状態をを示し、この場合には、フランジ板10
で直接ワークWを挟む作業を行わせる。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように、気密袋状のゴ
ム質材よりなる保持体3,20の伸縮弾圧力を利
用した工具等の定圧押動機構において、保持体
3,20に内挿された、工具等の基部をなす基軸
1,14と一体に回動するプランジヤ2,17の
突出下端部に工具等の保持部を設けたので、工具
等の保持を上記のような保持体3,20により所
定圧力で弾動的に行なわせるとともに工具等を回
転させた場合でも、ワークとの間に位置づれの生
ずる虞れがなく、工具等の保持の弾圧自由度と該
工具等による作業の信頼性を共に向上させる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例を示す工具等
の定圧押動機構の斜視図、第2図は、同側断面
図、第3図は、第2図の−線における平断面
図、第4図は、第2の実施例を示す定圧押動機構
の側断面図、第5図は、第4図の−線におけ
る平断面図、第6図および第7図は、実施例の工
具を用いた研磨機およびロボツトハンドの模型図
である。 W……ワーク、1,14……基軸、2,17…
…プランジヤ、3,20……保持体、4,15…
…ガイド孔、6,16……加圧手段のノズル、
9,18……ピストン、10,21……保持部と
してのフランジ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に軸心に沿つてガイド孔が形成された基軸
    と、該基軸のガイド孔に該基軸の外周方向には一
    体に回動し該基軸の軸心方向には摺動自在として
    設けられたプランジヤと、前記基軸の中間部の外
    周に一端の開口が外挿固定され前記プランジヤの
    前記基軸の下方に突出する下端部の外周に他端が
    外挿固定された気密袋状のゴム質材よりなる保持
    体と、該保持体内に気密に圧入されたガス又は液
    体と、前記基軸の少なくとも一部に設けられ前記
    ガイド孔を介して前記保持体内に前記ガス又は液
    体を圧入させるための閉鎖自在のノズルと、前記
    プランジヤの前記下端部の端面側に固定して設け
    られた工具等の保持部と、を具備することを特徴
    とする工具等の定圧押動機構。
JP1985078500U 1985-05-28 1985-05-28 Expired JPH0243658Y2 (ja)

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JP1985078500U JPH0243658Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

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JP1985078500U JPH0243658Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

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JPS61195937U JPS61195937U (ja) 1986-12-06
JPH0243658Y2 true JPH0243658Y2 (ja) 1990-11-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152378U (ja) * 1978-04-17 1979-10-23

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JPS61195937U (ja) 1986-12-06

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