JPH035389Y2 - - Google Patents

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JPH035389Y2
JPH035389Y2 JP1984114084U JP11408484U JPH035389Y2 JP H035389 Y2 JPH035389 Y2 JP H035389Y2 JP 1984114084 U JP1984114084 U JP 1984114084U JP 11408484 U JP11408484 U JP 11408484U JP H035389 Y2 JPH035389 Y2 JP H035389Y2
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JP
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clamp
arm
working fluid
piston
rotating shaft
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JP1984114084U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工作機械などに工作物を一時的に取
り付け固定するためのスイングクランプ装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来のスイングクランプ装置は、第3図及び第
4図に示すようになつており、アンクランプ作動
時圧力源からの圧力油は、ピストンa及びアーム
回転作動用プランジヤbを押し、強力バネeに抗
してピストンaを押し下げ、かつ、バネcに抗し
てアームdを回転させる。そして、クランプ作動
時圧力室gと給排油孔hとの間に設けられた固定
絞りでピストンaの上昇速度を押さえ、アームd
が元の位置に戻つた後にピストンaを持ち上げる
ようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の構造を有するもの
は、外部配管の圧力低下の遅延や油温上昇の影響
で、アームdが元の位置に戻る前にピストンaが
上昇してしまい、アームdとピストンロツドfと
が係合されないという問題があつた。
本考案は、アームの旋回をその最上部付近で行
わせることにより、アームとワークとの接触や衝
突が防止されると共に、狭いスペースに容易に設
置することができるスイングクランプ装置を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案のスイングク
ランプ装置においては、 軸線を有し、該軸線を中心軸として回転可能
で、かつ前記軸線方向に往復動可能な、回転軸
と、 一端にクランプ部を、他端にクランプ反力受け
部をそれぞれ有し、かつ中間部を前記回転軸に揺
動可能に取り付けたアームと、 前記アームと協働してワークをクランプし得る
ように、前記アームの前記クランプ部に対向して
位置するベツドと、 前記アームの前記クランプ部と前記ベツドとの
間にワークをクランプしたとき、前記アームの前
記クランプ反力受け部を支持する、クランプ反力
支持部材と、 前記回転軸を前記軸線に沿つてワークのクラン
プ方向へ常時弾発付勢するバネと、 前記バネの弾発力に抗しながら、前記回転軸を
前記軸線に沿つてワークの反クランプ方向へ移動
させるピストン・シリンダ装置と、 前記回転軸に係合し、前記回転軸をクランプ位
置とクランプ解除位置との間で回転させる、プラ
ンジヤ装置と、 前記ピストン・シリンダ装置と前記プランジヤ
装置に作動流体を供給する作動流体源と、 クランプ解除時には、前記作動流体源から前記
ピストン量圧力室に作動流体を供給して前記回転
軸をその軸線に沿つてクランプ解除方向へ所定距
離だけ移動させ、次いで前記プランジヤ装置に前
記作動流体源から作動流体を供給して前記回転軸
をクランプ解除位置まで回転させ、クランプ時に
は、前記ピストン圧力室内の作動流体を前記プラ
ンジヤ装置のプランジヤ戻し圧力室に導入して前
記回転軸をクランプ位置に復帰させ、次いで前記
ピストン圧力室内の作動流体を流出させる、制御
装置と、 を有すること、を構成上の動徴としている。
(作用) 斯かる構成を有する本考案のスイングクランプ
装置によれば、クランプの解放は、圧力流体を供
給することによつて、ピストン6と共にアーム3
0が上昇され、この後、シーケンス弁22が開い
てプランジヤ13が移動されることによりアーム
30が旋回されて行われる。また、クランプ動作
は、圧力流体を給排油孔23から排出することに
よつて、プランジヤ13の戻りに伴つてアーム3
0がクランプ方向に旋回され、この後、逆止弁1
7が開放されることにより、ピストン6と共にア
ーム30が下降されて行われる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中、1はワーク2を取り付けるベツドであ
る。このベツド1に、ナツト3によりスイングク
ランプ装置4が取り付けられる。本体5には、シ
リンダ31及びピストン6からなるピストン・シ
リンダ装置53が設けられ、ピストン6の上面
に、軸線まわりに回動自在かつ軸線方向に往復運
動可能な回転軸9が配設され、この回転軸9は、
ストツパ8を介してバネ7によりワーク2のクラ
ンプ方向へ常時弾発付勢されている。なお、カラ
ー10が、回転軸9と、その軸線方向に関して摺
動自在かつその軸線まわりに回動不能に取り付け
られている。さらに、本体5に、後述するクラン
プ動作を作動流体により制御するための制御装置
55が構成されている。
本体5の上方にはプランジヤ装置54が設けら
れている。すなわち、シリンダ31を直交して穿
設された孔32に、先端がカラー10に圧着され
たピン11に係合するヨークカム12を持つプラ
ンジヤ13が、スリーブ14に摺動自在に配設さ
れている。なお、プランジヤ13の内部34に
は、蓋体15に設けられたピン16によつて開か
れる逆止弁17が配設されている。また、18
は、プランジヤ戻し圧力室27とプランジヤ戻し
用導入孔26とを連通する連通孔、19は、プラ
ンジヤ内部34とプランジヤ戻し圧力室27とを
連通する通り孔をそれぞれ示す。
本体5の突出部33には、作動用一方向弁2
0、戻り用一方向弁21、及び、シーケンス弁2
2が配設されている。23は、圧力流体の給排油
孔であり、給排油孔23から延びる導入孔24
は、作動用一方向弁20の上流側を戻り用一方向
弁21の下流側とに接続され、さらに、作動用一
方向弁20の下流側は、ピストン導入孔25を通
つてピストン圧力室29へ連通されると共に、プ
ランジヤ戻し用導入孔26及び連通孔18とを介
してプランジヤ戻し圧力室27へ連通されてい
る。一方、戻り用一方向弁21の上流側は、プラ
ンジヤ作動用導入孔35を介してプランジヤ圧力
室28へ連通されている。さらに、シーケンス弁
22が、戻り用一方向弁21をバイパスするよう
に、その上流側が導入孔24に接続され、下流側
がプランジヤ作動用導入孔35に接続されてい
る。
通常、バネ7は、回転軸9を押し下げ、アーム
30を介してワーク2をクランプしている。すな
わち、アーム30は、その中間部を回転軸9の上
端に揺動自在に取り付けられており、アーム30
のクランプ反力受け部51が本体5のクランプ反
力支持部材52に支持されると共に、アーム30
のクランプ部50がベツド1と協働してワーク2
を挟圧して、クランプがなされている。
作業の開始及び終了時にワーク2等の工作物の
着脱をするためにクランプを解除するには、給排
油孔23から圧力流体を供給する。導入された圧
力流体は、導入孔24、作動用一方向弁20、及
びピストン用導入孔25を通つてピストン圧力室
29に作用し、バネ7に抗してピストン6を押し
上げ、その一方、シーケンス弁22にも作用し、
その設定圧力、すなわち、ピストン6がほぼ最上
位置に達する時のピストン6の上昇に従つて圧縮
されるバネ7の反発力の比例増加分が付加された
圧力流体の作動圧力に達した時に、シーケンス弁
22を開放させる。シーケンス弁22を通つた圧
力流体は、プランジヤ作動用導入孔35を通つて
プランジヤ圧力室28に作用し、プランジヤ13
を左方向(A方向)へ移動させる。左方向へ押さ
れたプランジヤ13は、ヨークカム12、ピン1
1を介してカラー10、すなわちアーム30を回
転させる。この時、アーム30の回転角が、90゜
になるようにプランジヤ13のストロークが調整
されている。この状態で、ワーク2等の工作物の
着脱作業を行う。
ワーク2等の工作物をクランプするためには、
給排油孔23から圧力流体を抜く。これにより、
バネによつて押された圧力流体は、作動用一方向
弁20が閉鎖されるために、プランジヤ戻し用導
入孔26を介してプランジヤ戻し圧力室27に導
かれ、プランジヤ13を右方向へ移動させてアー
ム30をクランプ位置まで旋回させる。そして、
プランジヤ13が元の位置にほぼ戻りきつた時
に、プランジヤ13の内部34に組み込まれた逆
止弁17が、蓋体15に突設されたピン16によ
つて開かれ、ピストン圧力室29からの圧力流体
は、さらに、プランジヤ圧力室28、プランジヤ
作動用導入孔35、戻り用一方向弁21、導入孔
24を経由して給排油孔23から排出される。こ
れに伴つて、バネ7が、回転軸9を介してアーム
30を押し下げ、ワーク2等の工作物がクランプ
されることになる。
(考案の効果) 以上、説明したように、本考案のスイングクラ
ンプ装置は、クランプの解除においては、シーケ
ンス弁によつて、アームは上昇し終わつてから旋
回されると共に、クランプの作業においては、逆
止弁によつて、アームは旋回し終わつてから下降
されるため、作動が確実で、外部配管や油温等の
影響を受けることがなく、また、ワーク等の工作
物との接触や衝突を防止することができる。さら
に、本考案のスイングクランプ装置は、回転軸、
バネ、及びピストンが同心状に配設されることに
よつて、平面投影面積が減少され、狭いスペース
に容易に設置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のスイングクランプ装置の縦
断面図、第2図は、第1図の−に沿つた断面
図、第3図は、従来の技術を示す断面図、第4図
は、第3図の−に沿つた断面図である。 1……ベツド、2……ワーク、7……バネ、9
……回転軸、27……プランジヤ戻し圧力室、2
9……ピストン圧力室、30……アーム、50…
…クランプ部、51……クランプ反力受け部、5
2……クランプ反力支持部材、53……ピスト
ン・シリンダ装置、54……プランジヤ装置、5
5……制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸線を有し、該軸線を中心軸として回転可能
    で、かつ前記軸線方向に往復動可能な、回転軸
    と、 一端にクランプ部を、他端にクランプ反力受け
    部をそれぞれ有し、かつ中間部を前記回転軸に揺
    動可能に取り付けたアームと、 前記アームと協働してワークをクランプし得る
    ように、前記アームの前記クランプ部に対向して
    位置するベツドと、 前記アームの前記クランプ部と前記ベツドとの
    間にワークをクランプしたとき、前記アームの前
    記クランプ反力受け部を支持する、クランプ反力
    支持部材と、 前記回転軸を前記軸線に沿つてワークのクラン
    プ方向へ常時弾発付勢するバネと、 前記バネの弾発力に抗しながら、前記回転軸を
    前記軸線に沿つてワークの反クランプ方向へ移動
    させるピストン・シリンダ装置と、 前記回転軸に係合し、前記回転軸をクランプ位
    置とクランプ解除位置との間で回転させる、プラ
    ンジヤ装置と、 前記ピストン・シリンダ装置と前記プランジヤ
    装置に作動流体を供給する作動流体源と、 クランプ解除時には、前記作動流体源から前記
    ピストン圧力室に作動流体を供給して前記回転軸
    をその軸線に沿つてクランプ解除方向へ所定距離
    だけ移動させ、次いで前記プランジヤ装置に前記
    作動流体源から作動流体を供給して前記回転軸を
    クランプ解除位置まで回転させ、クランプ時に
    は、前記ピストン圧力室内の作動流体を前記プラ
    ンジヤ装置のプランジヤ戻し圧力室に導入して前
    記回転軸をクランプ位置に復帰させ、次いで前記
    ピストン圧力室内の作動流体を流出させる、制御
    装置と、 を有することを特徴とする、スイングクランプ装
    置。
JP11408484U 1984-07-26 1984-07-26 スイングクランプ装置 Granted JPS6127633U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11408484U JPS6127633U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 スイングクランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11408484U JPS6127633U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 スイングクランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6127633U JPS6127633U (ja) 1986-02-19
JPH035389Y2 true JPH035389Y2 (ja) 1991-02-12

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ID=30673111

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JP11408484U Granted JPS6127633U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 スイングクランプ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065068Y2 (ja) * 1987-07-01 1994-02-09 相生精機株式会社 横型マシニングセンタ用ワ−ククランプ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610498U (ja) * 1979-07-06 1981-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610498U (ja) * 1979-07-06 1981-01-29

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JPS6127633U (ja) 1986-02-19

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