JPS6035569Y2 - ク−ラント供給装置 - Google Patents

ク−ラント供給装置

Info

Publication number
JPS6035569Y2
JPS6035569Y2 JP7318481U JP7318481U JPS6035569Y2 JP S6035569 Y2 JPS6035569 Y2 JP S6035569Y2 JP 7318481 U JP7318481 U JP 7318481U JP 7318481 U JP7318481 U JP 7318481U JP S6035569 Y2 JPS6035569 Y2 JP S6035569Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
sliding
switching valve
support
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7318481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57186244U (ja
Inventor
進 今井
光 石垣
義昭 松尾
Original Assignee
日立精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立精機株式会社 filed Critical 日立精機株式会社
Priority to JP7318481U priority Critical patent/JPS6035569Y2/ja
Publication of JPS57186244U publication Critical patent/JPS57186244U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6035569Y2 publication Critical patent/JPS6035569Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械における被加工物の切削箇所にクーラ
ントを供給するクーラント供給装置に関する。
従来から工作機械(例えばマシニングセンタ)において
切削作業中にクーラントを使用する場合、クーラント効
果を高めるためクーラントノズルはクーラントの吐出方
向を的確にすべく出来るだけ被加工物に接近させる必要
があった。
この為、被加工物に相対する主軸先端に接近した箇所に
クーラント吐出用ノズルを設けていた。
しかし、従来はクーラント吐出用ノズルを例えばサドル
の主軸側端部に、固定的に被加工物に向けて設けていた
ため加工箇所までの距離が遠くなり、クーラントが加工
箇所に届かず、従って吐出圧を上げなければならなかっ
た。
従って特に切削工程の長いものに対しては必らずしも効
果のある方法とは言えなかった。
一方、主軸を支持しているラム形式で主軸軸線方向に前
後動するタイプのマシニングセンタにおいては、前記主
軸端近傍のラムに直接クーラントノズルを設け、クーラ
ント供給側固定部と前記クーラントノズル間をゴムホー
スで連結していた。
しかし、この場合のゴムホースが切削中に切粉等で損傷
する不具合があった。
また、ゴムホースを避け、ラム内にクーラント通路用の
小孔を主軸軸線に沿って明けるには、切削工程が長すぎ
加工が困難で経済的にも問題があった。
本考案はこれらの場合に鑑みなされたもので、特にラム
タイプ構成の機械が有効で、その第1の目的とするとこ
ろは、主軸軸線方向に摺動する、前記主軸端近傍のラム
側面にクーラントノズルを設け、前記主軸端と定距離離
間して設けられたノズルを前記主軸の軸線方向の移動に
追従して動く様にすることで、クーラントを加工箇所に
常に的確に吐出することを可能にし、また工具交換の際
はノズルを前記主軸端より更に後退待避するクーラント
供給装置を提供するものである。
また、第2の目的とするところは、加工完了により主軸
の後退動作で前記主軸が後退位置まで戻ったとき、クー
ラントの吐出を停止すべく管体の後部に切換バルブを設
け、加工完了後は確実にクーラントの吐出を停止する様
にしたクーラント供給装置を提供するものである。
つぎに、本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図はマシニングセンタの主軸端近傍に本考案のクー
ラント供給装置を配置した拡大側面図であり、第2図は
その正面図を示す。
図において、サドル1端部壁面に固定されたサポート2
にはパイプ3.4が摺動可能に支持され、該パイプ端部
主軸側にはブロック5が螺着している。
前記ブロック5にはパイプ3.4と導通して貫通穴が設
けられ、更にノズル7の一端に形成された球形部を挿嵌
すべく段付穴6が設けられている。
前記段付穴6の隅部と前記ノズルの球形部は0リング8
でシールされている。
更に、前記段付穴6内に挿嵌されたノズル7は押え板9
で押えられている。
前記ノズル7の支持部は球形に形成されているため、ノ
ズル7の吐出部は前記押え板9のノズル7突出部穴10
の径の範囲で自在に首振り可能となっている。
前記ノズル7の吐出方向を所定の方向に向けるとノズル
7の向きはそのまま0リング8の抵抗で姿勢が保持され
る。
次に第3図に示す様にサドル1側面にはラム12を平行
に配設されたパイプ3.4が前記ラム12後端に固定さ
れたサポート13に摺動可能に支持されている。
前記パイプ中央部にはストッパー14.15が固着され
、前記パイプ後端にはクーラント切換バルブ16.17
が設けれている。
クーラントは前記切換バルブ16.17を介して供給源
に接続されている。
更に、前記切換バルブ16.17とサポート13の間に
は圧縮ばね1B、19が介挿され、各パイプ3.4は前
記ばねで前記サポート13に対し後方に押圧されている
また、パイプ3.4を後方に弾圧しているばね18.1
9による前記パイプの移動は前記サポート13を介して
ストッパー14.15で阻止すれている。
前記切換バルブ16.17後方に機械本体コラム(図示
せず)に支持されたストッパ20が設けられている。
第6図に示す切換バルブ16.17には貫通穴21が設
けられ、前記貫通穴21の中央部には溝22が削設され
、前記溝22は切換バルブ16.17外部に貫通する穴
22Aと連通している。
更に、前記切換バルブの両端には蓋23.24が固着さ
れている。
前記蓋23に穿設された貫通穴25の一端にはパイプ3
.4が夫々螺着している。
また、前記切換バルブ16.17の貫通穴21内にはス
プール26が摺動可能に挿嵌され、前記スプール26の
一端は蓋24の貫通穴27から突出し、その突出部端に
はボルト28が螺合している。
また、前記スプール26の突出部には座金29が設けら
れ、前記座金29と蓋24の間には圧縮ばね30が挿入
されている。
即ち、前記切換バルブ16.17のスプール26は前記
圧縮ばね30で蓋24に対し右方に押圧されている。
更に、前記スプール26の外周部には溝31が削設され
、前記溝31は前記スプール端に穿設された穴32と連
通している。
本考案は以上のように構成され、次のように動作する。
即ち、第1図に示す通り、マシニングセンタの主軸34
に挿着された工具で所定の加工が完了すると、ラム12
は第3図に2点鎖線で示す初期状態に戻るべく後退する
前記ラム12の後退と共にパイプ3.4も後退し、前記
パイプ後退の切換バルブ16.17のスプール26はト
ツパ20に当接する。
構成スプール26がストッパ20に当接し、切換バルブ
16.17が尚も後退すると、圧縮ばね30を圧縮しな
がら相対的に前記スプール26の位置がずれる。
(第6図)このスプール26の移動で、圧縮Pからのク
ーラントの流れは遮断される。
更に圧縮ばね18.19はサポート13の移動で2点鎖
線の位置まで圧縮される。
即ち、ラム12が後退位置に待機しているときは前述し
た状態が保持されている。
つぎに、ATC33の作用で工具35が主軸34に挿着
されると、ラム12は再び前進動作を開始する。
この前進動作でラム12は2点鎖線の位置から実線の状
態に移る。
つづいてパイプ3.4に固着されたストッパー14.1
5にサポート13が当接する。
即ち、前記サポート13ストツパー14.15に当接す
るまでは圧縮ばね18の作用で、前述した切換バルブ1
6.17のクーラント遮断状態は保持される。
更に、ラム12が前進すると、前記切換バルブ16.1
7のスプール26は圧縮ばね30の作用で移動し、蓋2
4に当接する。
このとき、切換バルブの溝22とスプール26の溝31
は合致し、クーラントはパイプ3.4側に流出する。
この時、第1図に示すクーラントノズル7は予じめ加工
位置に向けられている。
前記ラム12は前進動作を続けると、パイプ3.4先端
に設けられたクーラントノズル7.7′は主軸34端部
との距離を一定に保ちながら、前記ラムの移動に追従し
て移動する。
(第5図) 従って、前記クーラントノズル7.7′位置は常に主軸
端近傍位置を保持できるので、予じめ使用工具に前記ノ
ズルの向きを合わせておけばクーラントを加工位置に的
確に吐出できる。
また、ラム12が後退位置にあるときはラムの動きを利
用して切換バルブによりクーラント吐出を遮断するので
、被加工物を交換する等の段取り作業中に誤ってクーラ
ントが吐出することなく安全に作業ができる。
以上に述べた如く、本考案は実施例に示された構成に限
定されるものでなく、請求の範囲に記載された本考案の
技術思想を逸脱しない範囲での変更は予期されるところ
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマシニングセンタの主軸近傍に本考案のクーラ
ントノズルを配置した一部断面を示す側面図、第2図は
第1回正面図、第3図は本考案のクーラント供給装置全
体側面図、第4図はラムが前進を開始した状態を示す第
3図のA矢視図、であり、第5図はラムの動きに追従し
前進端まで達した状態を示す第3図のA矢視図を示す。 第6図は切換バルブの断面図を示す。 図において、1・・・・・・サドル、2.13・・・・
・・サポート、3.4・・・・・・パイプ、5・・・・
・・ブロック、7・・・・・・ノズル、12・・・・・
・ラム、14.15・・・・・・ストッパ、16.17
・・・・・・切換バルブ、18.19・・・・・・圧縮
ばね、20・・・・・・ストッパ、30・・・・・・圧
縮ばね、34・・・・・・主軸、35・・・・・・工具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作物に対して回転自在に軸承された主軸を有する工作
    機械の摺動体と、該摺動体を主軸軸線方向に案内する案
    内体と、該案内体に設けられた第1の支持体と、前記摺
    動体の一端に設けられた第2の支持体と、一端部が該第
    2の支持体に摺動可能に支持された他端部が前記第1の
    支持体に摺動可能に支持され前記摺動体の移動と共に主
    軸軸線と平行に進退移動するクーラント管体と、該クー
    ラント管体の工作物側の一端に吐出口の向きが任意に設
    定自在に設けられたノズルと、前記クーラント管体の他
    端に固定された切換えバルブ本体と、該切換えバルブ本
    体に内挿され前記摺動体に対し摺動方向と平行な方向に
    摺動自在で且つ一端が切換えバルブ本体外へ突出してな
    る押圧部材と、該押圧部材と前記切換えバルブ本体との
    間に設けられ押圧部材が切換えバルブ本体外へ突出する
    方向に弾圧する第1のバネ体と、前記摺動体が工作物側
    へ前進するとき前記第2の支持体と当接し前記クーラン
    ト管体を追従移動すべくクーラント管体に設けられた係
    合片と、前記第2の支持体と前記切換えバルブ本体との
    間に設けられ前記クーラント管体を前記摺動体に対し摺
    動方向と平行で且つ離れる方向に弾圧する第2のバネ体
    と、前記摺動体が工作物側から定位置まで後退したとき
    前記押圧部材が前記第1のバネ体に抗して当接摺動し前
    記クーラント管体へのクーラントの吐出を遮断せしめる
    べく設けられたストッパとからなるクーラント供給装置
JP7318481U 1981-05-20 1981-05-20 ク−ラント供給装置 Expired JPS6035569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7318481U JPS6035569Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ク−ラント供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7318481U JPS6035569Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ク−ラント供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186244U JPS57186244U (ja) 1982-11-26
JPS6035569Y2 true JPS6035569Y2 (ja) 1985-10-22

Family

ID=29868969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7318481U Expired JPS6035569Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ク−ラント供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6035569Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0429963Y2 (ja) * 1986-09-26 1992-07-20
JP2018034232A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 ファナック株式会社 流体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57186244U (ja) 1982-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2488992A (en) Dashpot for portable tools
EP0046806B1 (en) Composite boring and honing machine and method of using the same
US3120136A (en) Semi-automatic drill press assembly and method of drilling stacked sheets
JPH0464835B2 (ja)
JPS6035569Y2 (ja) ク−ラント供給装置
US4555205A (en) Reamer holding device for machining valve seats
CN103084622A (zh) 穿孔装置的夹紧装置以及气动钻孔装置
JPS5835802B2 (ja) ジドウセンバンヨウバ−ザイリヨウオクリソウチ
US2395018A (en) Automatic feed for drills
US3630631A (en) Piston ring machine feed compensator
JPS5837084B2 (ja) 横形深穴ボ−ル盤用の送り装置
US3848322A (en) Method of attaching a fastener to a support with an air operated gun
JPH042728Y2 (ja)
JPH0518037Y2 (ja)
JP3424128B2 (ja) 潤滑油の給油方法および給油装置
JPH0818166B2 (ja) コンペンセーティングチャック
JPH0657540U (ja) 刃物台用高圧クーラント継手
JPS628962Y2 (ja)
JPS6217222Y2 (ja)
JPH0326405A (ja) 穴ぐり装置
JPS6047042B2 (ja) 残材検出装置付チヤツク
JPS6012681Y2 (ja) タツプ加工の前作業を行なう工具ホルダ
GB814622A (en) Improvements in or relating to indexing mechanism for the rotatable work-tables of presses and other machine tools
JPS599762Y2 (ja) 自動旋盤用アンロ−ダ装置
JPH0424179B2 (ja)