JPS6039129Y2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPS6039129Y2
JPS6039129Y2 JP15591781U JP15591781U JPS6039129Y2 JP S6039129 Y2 JPS6039129 Y2 JP S6039129Y2 JP 15591781 U JP15591781 U JP 15591781U JP 15591781 U JP15591781 U JP 15591781U JP S6039129 Y2 JPS6039129 Y2 JP S6039129Y2
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JP
Japan
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cylinder
clamp
piston
piston rod
movable cylinder
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JP15591781U
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JPS5861324U (ja
Inventor
文宣 萱谷
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エスア−ルエンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主にプレス機械におけるボルスタ及びラム
に対して金型を固定するためのクランプ装置の改良に関
するものである。
従来のこの種のクランプ装置として実開昭55−138
435号公報に見られるようなものがある。
それは、ボルスタあるいはラムに固定される固定金具に
ピストンロッドか固定されており、そのピストンロッド
のピストンを収容したシリンダが圧カフyt体を供給さ
れて進行動作するようになっており、そのシリンダと一
体的にクランプ金具及びそのクランプ駆動部が設けられ
ていて、そのシリンダが進行してからクランプ金具がク
ランプ動作t!シめられるようになっている。
このような従来のクランプ装置では、圧力流体を供給さ
れるシリンダが移動するので、圧力流体の供給のために
可撓管を用いる必要がある。
この可撓管は、上下の金型をクランプするのにクランプ
装置を上下で4個用いるとすれば、1ゲ当り2本、合計
16本の可撓管を用いることになり、その中の1本でも
破損すると、全部のクランプが外れる問題がある。
また、前述のクランプ装置ではシリンダの前進位置を検
出し、検出結果に基いてクランプ駆動部に圧力流体を供
給してやらねばならない問題もあった。
この考案は、上述した従来の装置において問題となる可
撓管を使用しない構成にすると共に移動シリンダが進行
した進行端位置で自動的にクランプシリンダに圧力流体
が供給されてクランプ動作が行われるクランプ装置を提
供することを目的とするものである。
その主な特徴は、移動シリンダの内部に収容されるピス
トン及びピストンロッドを一体的に形成して、移動シリ
ンダに対する圧力流体供給路をそのピストン及びピスト
ンロッド内に形成することにより可撓管を用いないでよ
いものとなる点、及びクランプシリンダに対する圧力流
体供給路を移動シリンダの進行端位置においてクランプ
シリンダに連通ずるように移動シリンダ内面に開口させ
ることにより移動シリンダが進行端に達してからクラン
プ金具が自動的にクランプ動作するようになっている点
にある。
以下この考案の実施例を図を用いて説明する。
図において、1はピストン、2はピストンロッド支持部
、3は移動シリンダ、4はクランプ金具、5はクランプ
シリンダである。
ピストン1は、第1図に見られるように、ピストンロッ
ド10と一体的に形成され、そのピストン1とピストン
ロッド10内に圧力流体供給路11.12が穿設されて
いる。
供給路11は一端がピストンロッド10の一端に開口し
て管結合部13に形成され、他端がピストン1の後部に
、すなわちピストンロッド10の先端部近傍の外周に開
口部14を有するように形成されている。
供給路12は一端が後述するピストンロッド支持部2に
よって支持されるピストンロッド10の外周面に開口1
5を有するように形成され、他端がピストン1の前端面
に開口16を有するように形成されている。
ピストンロッド支持部2は、第1図及び第4図に見られ
るように、ピストンロッド10を所定の基盤の例えばボ
ルスタ17の上面に沿って後述のT溝30に平行に伸延
するように固定的に支持するもので、ピストンロッド1
0に形成された段部10aと雄ねじ10bとの間を挿通
される内孔2aを有し、雄ねじ10bに螺合するナツト
18によりピストンロッド10に結合固定され、自身は
ボルト19.19によりボルスタ17に固定される。
前記圧力流体供給路12の開口15はピストンロッド支
持部2内に形成された圧力流体供給路20に内孔2aの
内面に形成された環状溝21を介して連通し、供給路2
0の他方は管結合部22に形成されている。
移動シリンダ3は、第1図に見られるように、前記ピス
トン1を収容しているシリンダであり、ピストン1によ
って内部が前部室3aと後部室3bとに分割される。
第1図は移動シリンダ3が前方へ進行した状態を示し、
前部室3aの容積が最大となり、後部室の容積が最小と
なった状態である。
この状態でピストン1の前端近くの前部室3a内に開口
する開口23が設けられている。
開口23は移動シリンダ3内から後述のクランプシリン
ダ5に圧力流体を供給する供給路24の一端である移動
シリンダ3の前端壁3cには逆止弁25を介してクラン
プシリンダ5からの戻り通路26の一端が開口している
戻り通路26の他端は供給路24から分岐したものであ
る。
図中27は移動シリンダ3の後端壁であり、ピストンロ
ッド10が貫通している。
クランプ金具4は、第1図、第2図及び第3図に見られ
るように、支持台28に枢軸29によって回動可能に支
持されたレバー状のものである。
支持台28はボルスタ17のT溝30に係合して、その
T溝30に沿って摺動可能な下部28aを有し、叉状に
形成された上部28b、28bの間に金具4を枢支して
いる。
クランプ金具4は第2図において左方の端部4aを上方
へ駆動されて、右方の端部4bが下方へ押圧動作するよ
うになっている。
図中31はばね収容凹所で、支持台28に設けられてお
り、この凹所31内にコイルばね32を収容しである。
このばね32により金具4は端部4b側が上方へ押圧さ
れている。
クランプシリンダ5は、第2図に見られるように、クラ
ンプ金具4の端部4aの下側に位置しかつ移動シリンダ
3の外側面位置にボルト33(第3図参照)により結合
固定されている。
第2図において、34はピストンで、クランプシリンダ
5内に収容されており、35はシリンダ5の上端壁であ
り、36はピストン34に形成された突起で、上端壁3
5を貫通して上方へ突出し金具4の端部4aに対向して
いる。
37はコイルばねで、ピストン34を下方へ押圧してい
る。
クランプシリンダ5内のピストン34の下側に、前記圧
力流体供給路24が連通せしめられている。
図において、38はカバーであり、防塵作用をすると共
にクランプ金具4及びその支持台28の位置を移動シリ
ンダ3及びクランプシリンダ5に対して所定の位置関係
となるように拘束する作用をする。
その拘束はクランプ金具4及び支持台28が移動シリン
ダ3及びクランプシリンダ5とは別個に形成されている
ものであるから、共に進退動作するために必要なことで
あり、場合によってはカバー38を除去して適当に拘束
するように結合してもよい。
このように構成されたクランプ装置は、第1図に略図で
示すように、管結合部13に圧縮空気供給管39を結合
し、管結合部22に圧油供給管40を結合して用いる。
図中41.42は切換弁、43は圧縮空気源、44は油
圧源、45はタンクである。
今のクランプ装置が、移動シリンダ3の後部室3bに供
給路11を介して圧縮空気が供給された状態にあるとす
る。
そのとき移動シリンダ3は、クランプシリンダ5及びク
ランプ金具4と共に第1図に示す金型46から離れて左
方に後退した位置にあり、管路40がタンク45に接続
した状態である。
この状態から、切換弁41を操作して図示の状態にする
と、移動シリンダ3の後部室3b内は供給路11.管路
39、切換弁41を介して大気に開放され、切換弁42
が管路39側による制御圧の低下によって図示の状態に
切換わり、管路40が油圧源に接続され、供給路20.
12を介して圧油が移動シリンダ3の前部室3aに供給
されるようになる。
これによって移動シリンダ3は右方へその全ストローク
進行して停止する。
その進行に伴って金具4及び支持台28も進行する。
移動シリンダ3の進行端において前部室3a内に供給路
24の開口23が開口するようになる。
従って圧油は供給路24を介してクランプシリンダ5に
供給され、ピストン34が上昇し、第2図に仮想線で示
すように金具4が駆動されて回動し、金型46の所定押
圧個所を押圧して固定するようになる。
このクランプ状態を解除するには、切換弁41を操作し
て管路39に圧縮空気を供給するようにする。
これによって切換弁42が切換わり、管路40かタンク
45に接続されるようになり、圧縮空気は供給路11を
介して移動シリンダ3の後部室3bに供給される。
そのときの油圧の低下によってクランプシリンダ5のピ
ストン34はばね37の作用で下降し、クランプ金具4
もばね32の作用でピストン34の下降に従って回動す
る。
同時に移動シリンダ3も空気圧によって後退するので、
始めクランプシリンダ5内の油は開口23から前部室3
aへ流出し、供給路12.20、管路40を通ってタン
クへ排されるが直ちに開口23はピストン1によって閉
じられる。
その後油は戻り通路26、逆止弁25を通って前部室3
aへ流出し、タンクへ戻ることになる。
上述したように、このクランプ装置では、移動シリンダ
3に対する圧力流体の供給路がピストン1及びピストン
ロッド10内に形成されているので、破損し易い可撓管
を使用する必要がなく、管路39.40は固定配管とす
ることができる。
また、クランプシリンダ5に対する圧力流体の供給が、
移動シリンダ3が進行動作を終る進行端位置で開口する
開口23を有する供給路24を介して行われる構成であ
るから、確実に移動シリンダ3が進行した後に、自動的
にクランプシリンダ5が動作する。
従って従来のように移動シリンダの前進位置を検出し、
検出結果に基いてクランプシリンダに圧力流体を供給す
る複雑な構成を必要としない。
以上のようにこの考案によるときは、従来の問題点が改
良されたクランプ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の部分横断平面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は同実施例の部分縦断
右側面図、第4図は同実施例の左側面図である。 1・・・・・ピストン、2・・・・・ピストンロッド支
持部、3・・・・・・移動シリンダ、4・・・・・・ク
ランプ金具、5・・・・・・クランプシリンダ、10・
・・・・ピストンロッド、11,12.24・・・・・
・圧力流体供給路、23・・・・・・開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンロッドと一体的に形成されたピストンと、上記
    ピストンロッドを所定基盤面に沿って伸延するようにそ
    の基盤に固定的に支持するピストンロッド支持部と、上
    記ピストンを内部に収容し圧力流体を供給されて上記基
    盤面に沿って進行移動するように設けられた移動シリン
    ダと、上記基盤面に形成された案内溝に沿って移動可能
    な移動台にレバー状に枢軸支され上記基盤で向って回動
    せしめられることによりクランプ動作するクランプ金具
    と、上記移動シリンダと一体的に形成され圧力流体を供
    給されて上記金具にクランプ動作を行わせるクランプシ
    リンダとからなるクランプ装置において、上記移動シリ
    ンダに対する圧力流体供給路が上記ピストンロッド及び
    ピストン内に形成され、上記クランプシリンダに対する
    圧力流体供給路が上記移動シリンダの進行端位置におい
    て上記クランプシリンダに連通ずるように上記移動シリ
    ンダ内面に開口していることを特徴とするクランプ装置
JP15591781U 1981-10-19 1981-10-19 クランプ装置 Expired JPS6039129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15591781U JPS6039129Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15591781U JPS6039129Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 クランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5861324U JPS5861324U (ja) 1983-04-25
JPS6039129Y2 true JPS6039129Y2 (ja) 1985-11-22

Family

ID=29948479

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JP15591781U Expired JPS6039129Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 クランプ装置

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