JPH0744769Y2 - 空油圧ポンプ式油圧給排装置 - Google Patents
空油圧ポンプ式油圧給排装置Info
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- JPH0744769Y2 JPH0744769Y2 JP1988016984U JP1698488U JPH0744769Y2 JP H0744769 Y2 JPH0744769 Y2 JP H0744769Y2 JP 1988016984 U JP1988016984 U JP 1988016984U JP 1698488 U JP1698488 U JP 1698488U JP H0744769 Y2 JPH0744769 Y2 JP H0744769Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、油圧式クランプや油圧式かしめ具等の油圧作
業器に装着した単動形油圧シリンダに対して圧油を供給
・排出させるのに用いる油圧給排装置であって、空油圧
ポンプから吐出した圧油を油圧シリンダへ供給したり、
油圧シリンダ内の圧油を油タンクへ排出させたりするの
に用いる空油圧ポンプ式油圧給排装置に関し、油圧給排
装置を簡素化・小形化する技術である。
業器に装着した単動形油圧シリンダに対して圧油を供給
・排出させるのに用いる油圧給排装置であって、空油圧
ポンプから吐出した圧油を油圧シリンダへ供給したり、
油圧シリンダ内の圧油を油タンクへ排出させたりするの
に用いる空油圧ポンプ式油圧給排装置に関し、油圧給排
装置を簡素化・小形化する技術である。
《従来の技術》 従来、この種の空油圧ポンプ式油圧給排装置には、本考
案者が先に提案した実開昭59-68801号公報に示すものが
ある。
案者が先に提案した実開昭59-68801号公報に示すものが
ある。
これは第6図の系統図で示すように、空油圧ポンプ6の
圧油吐出路Dを空圧操作式圧油給排切換弁70の圧力ポー
トPに連結し、圧油給排切換弁70の作業ポートAを単動
形油圧シリンダ3の油圧作動室3aに連結するとともに、
リターンポートRを油タンク5に連通し、圧油給排切換
弁70の圧油給排切換用空圧作動室71を圧油給排操作用空
圧給排切換弁8を介して空油圧ポンプ6の空圧源9に接
続したものである。
圧油吐出路Dを空圧操作式圧油給排切換弁70の圧力ポー
トPに連結し、圧油給排切換弁70の作業ポートAを単動
形油圧シリンダ3の油圧作動室3aに連結するとともに、
リターンポートRを油タンク5に連通し、圧油給排切換
弁70の圧油給排切換用空圧作動室71を圧油給排操作用空
圧給排切換弁8を介して空油圧ポンプ6の空圧源9に接
続したものである。
なお、同上公報の図面に示すように、従来の油圧給排装
置では、上記の圧油給排切換弁70と空油圧ポンプ6とが
相互に独立した部品として設けられている。
置では、上記の圧油給排切換弁70と空油圧ポンプ6とが
相互に独立した部品として設けられている。
上記油圧給排装置2は次のように作動する。
空圧給排切換弁8で圧油給排切換弁70を給圧位置Xに切
換えた状態では、空油圧ポンプ6から吐出された圧油が
作業ポートAから油圧シリンダ3の油圧作動室3aに圧入
され、油圧シリンダ3を油圧駆動する。この給圧状態か
ら空圧給排切換弁8で圧油給排切換弁70を排圧位置Yに
切り換えると、油圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油
が作業ポートAを通ってリターンポートRから油タンク
5に逃がされ、油圧シリンダ3が復帰作動するのであ
る。
換えた状態では、空油圧ポンプ6から吐出された圧油が
作業ポートAから油圧シリンダ3の油圧作動室3aに圧入
され、油圧シリンダ3を油圧駆動する。この給圧状態か
ら空圧給排切換弁8で圧油給排切換弁70を排圧位置Yに
切り換えると、油圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油
が作業ポートAを通ってリターンポートRから油タンク
5に逃がされ、油圧シリンダ3が復帰作動するのであ
る。
また、上記と同様の油圧給排装置としては、特開昭62-2
48883号公報に記載されたものがあるが、この場合も開
閉弁と空油圧ポンプとが相互に独立した部品として設け
られている。
48883号公報に記載されたものがあるが、この場合も開
閉弁と空油圧ポンプとが相互に独立した部品として設け
られている。
《考案が解決しようとする課題》 上記の各従来例では、空油圧ポンプに対して開閉弁(又
は切換弁)を独立部品として設けているので、その開閉
弁(又は切換弁)のために専用の弁箱を設ける必要があ
る。このように専用の弁箱を設けた分だけ油圧給排装置
の簡素が複雑となって、その装置全体が大形かつ大重量
となる。また、上記の開閉弁(又は切換弁)を空油圧ポ
ンプへ接続するために、油圧ホースや継手等の接続用配
管が必要となるので、上記の油圧給排装置の構成がさら
に複雑になるうえ、その装置全体がさらに大形かつ大重
量になる。
は切換弁)を独立部品として設けているので、その開閉
弁(又は切換弁)のために専用の弁箱を設ける必要があ
る。このように専用の弁箱を設けた分だけ油圧給排装置
の簡素が複雑となって、その装置全体が大形かつ大重量
となる。また、上記の開閉弁(又は切換弁)を空油圧ポ
ンプへ接続するために、油圧ホースや継手等の接続用配
管が必要となるので、上記の油圧給排装置の構成がさら
に複雑になるうえ、その装置全体がさらに大形かつ大重
量になる。
なお、上記の第6図の従来構造では、さらに次の問題が
生じていた。
生じていた。
即ち、上記の圧油給排切換弁70は、3ポート・2ウェイ
・2位置形のものが必要なので、圧油のリークを防止す
るための構造が複雑となり、大形化せざるを得ない。こ
のため、油圧給排装置2が複雑化・大形化する。
・2位置形のものが必要なので、圧油のリークを防止す
るための構造が複雑となり、大形化せざるを得ない。こ
のため、油圧給排装置2が複雑化・大形化する。
そして、前記公報(実開昭59-68801号)に示すように、
圧油給排切換弁70をシート弁式に構成してノンリークに
する場合には、弁体が2つ必要なうえ、2つの弁体を作
動させる構造が複雑になるので、上記の問題が一層顕著
になる。
圧油給排切換弁70をシート弁式に構成してノンリークに
する場合には、弁体が2つ必要なうえ、2つの弁体を作
動させる構造が複雑になるので、上記の問題が一層顕著
になる。
本考案は、油圧給排装置を簡素な構成で小形かつ軽量に
造れるようにすることを目的とする。
造れるようにすることを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記目的を達成するために、油圧給排装置
を、次のように構成したことを特徴としている。
を、次のように構成したことを特徴としている。
例えば第1図から第5図に示すように、 請求項1では、 空油圧ポンプ6の圧油吐出路Dから排圧路Bを分岐し、
その排圧路Bに空圧操作式常開形開閉弁7を設けて、そ
の空圧操作式常開形開閉弁7を閉弁用空圧作動室7aを上
記の空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに連通し、その空圧
供給路Eを圧油給排操作用空圧給排切換弁8を介して空
取入れ口9aに接続して、前記の排圧路Bに介在される空
圧操作式常開形開閉弁7の弁室46を上記の空油圧ポンプ
6のポンプケース30内に形成したものである。
その排圧路Bに空圧操作式常開形開閉弁7を設けて、そ
の空圧操作式常開形開閉弁7を閉弁用空圧作動室7aを上
記の空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに連通し、その空圧
供給路Eを圧油給排操作用空圧給排切換弁8を介して空
取入れ口9aに接続して、前記の排圧路Bに介在される空
圧操作式常開形開閉弁7の弁室46を上記の空油圧ポンプ
6のポンプケース30内に形成したものである。
請求項2では、上記請求項1の構成において、 前記の空圧操作式常開形開閉弁7を、2ポート・1ウェ
イ・2位置形のシート弁式に構成したものである。
イ・2位置形のシート弁式に構成したものである。
《作用》 (請求項1の考案) 請求項1の考案は、例えば、第1図から第5図に示すよ
うに、次のように作用する。
うに、次のように作用する。
第1図で示すように、空圧給排切換弁8を給気位置に切
換えた状態では、圧縮空気が空圧操作式常開形開閉弁7
を閉じるとともに、空油圧ポンプ6を作動させて、圧油
吐出路Dの終端部に接続した油圧シリンダ3の油圧作動
室3aに作動油を圧入して、油圧シリンダ3を油圧駆動す
る。
換えた状態では、圧縮空気が空圧操作式常開形開閉弁7
を閉じるとともに、空油圧ポンプ6を作動させて、圧油
吐出路Dの終端部に接続した油圧シリンダ3の油圧作動
室3aに作動油を圧入して、油圧シリンダ3を油圧駆動す
る。
上記の給圧状態において、空圧給排切換弁8を排気位置
に切換えると、空油圧ポンプ6の運転が停止するととも
に、空圧操作式常開形開閉弁7を開く。これにより、油
圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油が圧油吐出路Dか
ら排圧路Bの開閉弁7を通って油タンク5へ逃がされ、
油圧シリンダ3が復帰作動する。
に切換えると、空油圧ポンプ6の運転が停止するととも
に、空圧操作式常開形開閉弁7を開く。これにより、油
圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油が圧油吐出路Dか
ら排圧路Bの開閉弁7を通って油タンク5へ逃がされ、
油圧シリンダ3が復帰作動する。
上記の開閉弁7の弁室46を空油圧ポンプ6のポンプケー
ス30内に形成することによって、その開閉弁7のための
専用の弁箱を省略できるので、油圧給排装置を簡素な構
成で小形・軽量に造れる。
ス30内に形成することによって、その開閉弁7のための
専用の弁箱を省略できるので、油圧給排装置を簡素な構
成で小形・軽量に造れる。
また、上述のように開閉弁7の弁室46を空油圧ポンプ6
のポンプケース30内に形成することによって、その開閉
弁7と空油圧ポンプ6との間の排圧路Bの少なくとも一
部分を上記ポンプケース30内に形成することが可能とな
る。これにより、上記の開閉弁7と空油圧ポンプ6とを
接続するにあたり、油圧ホースや継手などの接続用配管
の少なくとも一部分を省略することが可能となる。その
結果、上記の油圧給排装置をさらに簡素な構成で小形・
軽量に造れる。
のポンプケース30内に形成することによって、その開閉
弁7と空油圧ポンプ6との間の排圧路Bの少なくとも一
部分を上記ポンプケース30内に形成することが可能とな
る。これにより、上記の開閉弁7と空油圧ポンプ6とを
接続するにあたり、油圧ホースや継手などの接続用配管
の少なくとも一部分を省略することが可能となる。その
結果、上記の油圧給排装置をさらに簡素な構成で小形・
軽量に造れる。
(請求項2の考案) 請求項2の考案は、基本的には請求項1の考案と同様に
作用するが、さらに次のように作用する。
作用するが、さらに次のように作用する。
上記の空圧操作式常開形開閉弁7は、2ポート・1ウェ
イ・2位置形のシート弁式に構成したので、圧油リーク
による空油圧ポンプ6のエネルギーロスを少なくする場
合に、弁体44が1つですむうえ、その弁体44を開閉作動
させる構造が簡素になる。これにより、油圧給排装置2
をさらに簡素な構成で小形・軽量に造れる。
イ・2位置形のシート弁式に構成したので、圧油リーク
による空油圧ポンプ6のエネルギーロスを少なくする場
合に、弁体44が1つですむうえ、その弁体44を開閉作動
させる構造が簡素になる。これにより、油圧給排装置2
をさらに簡素な構成で小形・軽量に造れる。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
効果を奏する。
(請求項1の考案) 空圧操作式常開形開閉弁のための専用の弁箱を省略でき
るので、油圧給排装置を簡素な構成で小形・軽量に造れ
る。また、その開閉弁と空油圧ポンプとの間の排圧路の
少なくとも一部分を上記ポンプケース内に形成すること
が可能となるので、上記の開閉弁と空油圧ポンプとを接
続するにあたり、油圧ホースや継手等の接続用配管の少
なくとも一部分を省略することが可能となる。その結
果、上記の油圧給排装置をさらに簡素な構成で小形・軽
量に造れる。
るので、油圧給排装置を簡素な構成で小形・軽量に造れ
る。また、その開閉弁と空油圧ポンプとの間の排圧路の
少なくとも一部分を上記ポンプケース内に形成すること
が可能となるので、上記の開閉弁と空油圧ポンプとを接
続するにあたり、油圧ホースや継手等の接続用配管の少
なくとも一部分を省略することが可能となる。その結
果、上記の油圧給排装置をさらに簡素な構成で小形・軽
量に造れる。
(請求項2の考案) 空圧操作式常開形開閉弁の弁体が1つですむうえ、その
弁体を開閉作動させる構造が簡素になるので、油圧給排
装置の全体をさらに簡素な構成で小形・軽量に造れる。
弁体を開閉作動させる構造が簡素になるので、油圧給排
装置の全体をさらに簡素な構成で小形・軽量に造れる。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面で説明する。
第1図の全体系統図、及び第2図の正面図と第3図の平
面図において、箱形支持枠1の内部に油圧給排装置2が
収容されている。この箱形支持枠1を配管作業等の現場
へ携行することにより、油圧式かしめ具等に装着した単
動形油圧シリンダ3に対して油圧給排装置2で圧油を給
排させ、配管組み立て等の油圧作業を行う。また、機械
工場において、箱形支持枠1をプレス機械等の工作機械
に据付け、金型やワーク等の被固定物を油圧クランプに
装着した油圧シリンダを介して油圧給排装置2でクラン
プ・アンクランプ操作することもできる。
面図において、箱形支持枠1の内部に油圧給排装置2が
収容されている。この箱形支持枠1を配管作業等の現場
へ携行することにより、油圧式かしめ具等に装着した単
動形油圧シリンダ3に対して油圧給排装置2で圧油を給
排させ、配管組み立て等の油圧作業を行う。また、機械
工場において、箱形支持枠1をプレス機械等の工作機械
に据付け、金型やワーク等の被固定物を油圧クランプに
装着した油圧シリンダを介して油圧給排装置2でクラン
プ・アンクランプ操作することもできる。
上記の油圧給排装置2は次のように構成されている。
箱形支持枠1の下部内に設けた油タンク5の上面に縦長
の空油圧ポンプ6が載置される。この空油圧ポンプ6の
圧油吐出路Dが油圧ホース4を介して油圧シリンダ3の
油圧作動室3aに連結される。符号3bは復帰ばねである。
上記空油圧ポンプ6の圧油吐出路Dから排圧路Bが分岐
され、排圧路Bに空圧操作式常開形開閉弁7が設けられ
る。空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに、圧油給排操作用
空圧給排切換弁8を介して、空圧源9の圧縮空気がエア
フィルタ10及び減圧弁11を通って供給される。この場
合、空圧取入れ口9aはエアフィルタ10の入口側に形成さ
れている。空圧操作式常開形開閉弁7の開弁用空圧作動
室7aが空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに連通される。エ
アフィルタ10は箱形支持枠1内の右寄り部に固定され
る。このエアフィルタ10の上部に減圧弁11が付設され、
その二次側から空気用圧力計13が導出される。空油圧ポ
ンプ6とエアフィルタ10との間の空間に空圧給排切換弁
8が配置されている。圧油吐出路Dからは油用圧力計14
が導出される。なお、油圧給排装置2と油圧ホース4と
はクイックカプラ15で連結される。また、空油圧ポンプ
6から油タンク5内に吸入管16が垂下され、その下部に
油フィルタ17が装着される。符号18は戻し管である。
の空油圧ポンプ6が載置される。この空油圧ポンプ6の
圧油吐出路Dが油圧ホース4を介して油圧シリンダ3の
油圧作動室3aに連結される。符号3bは復帰ばねである。
上記空油圧ポンプ6の圧油吐出路Dから排圧路Bが分岐
され、排圧路Bに空圧操作式常開形開閉弁7が設けられ
る。空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに、圧油給排操作用
空圧給排切換弁8を介して、空圧源9の圧縮空気がエア
フィルタ10及び減圧弁11を通って供給される。この場
合、空圧取入れ口9aはエアフィルタ10の入口側に形成さ
れている。空圧操作式常開形開閉弁7の開弁用空圧作動
室7aが空油圧ポンプ6の空圧供給路Eに連通される。エ
アフィルタ10は箱形支持枠1内の右寄り部に固定され
る。このエアフィルタ10の上部に減圧弁11が付設され、
その二次側から空気用圧力計13が導出される。空油圧ポ
ンプ6とエアフィルタ10との間の空間に空圧給排切換弁
8が配置されている。圧油吐出路Dからは油用圧力計14
が導出される。なお、油圧給排装置2と油圧ホース4と
はクイックカプラ15で連結される。また、空油圧ポンプ
6から油タンク5内に吸入管16が垂下され、その下部に
油フィルタ17が装着される。符号18は戻し管である。
以下、上記の空油圧ポンプ6及び空圧操作式常開形開閉
弁7について第4図及び第5図で詳しく説明する。
弁7について第4図及び第5図で詳しく説明する。
空油圧ポンプ6は、ブースタポンプで構成されており、
空気圧式ピストン発動機21とプランジャ式油圧ポンプ22
とからなる。ピストン発動機21は、空圧シリンダ23内に
ピストン24を気密摺動自在に挿入してなし、ピストン24
の上側に空圧駆動室25が、下側にばね室26がそれぞれ形
成される。そして、空圧駆動室25に給排気口27から圧縮
空気を供給することにより、ばね室26内に装着した復帰
ばね28の弾圧力に抗してピストン24が往行駆動される。
上記給排気口27が、空圧シリンダ23の上側に設けた給排
切換装置(図示せず)を介して前記空圧供給路Eに連通
されている。一方、空圧駆動室25内の圧縮空気を給排気
口27から排出することにより、復帰ばね28の弾圧力でピ
ストン24が復帰駆動される。上記の往行・復帰を繰り返
すことにより、圧縮空気の圧力エネルギを機械エネルギ
に変換するのである。
空気圧式ピストン発動機21とプランジャ式油圧ポンプ22
とからなる。ピストン発動機21は、空圧シリンダ23内に
ピストン24を気密摺動自在に挿入してなし、ピストン24
の上側に空圧駆動室25が、下側にばね室26がそれぞれ形
成される。そして、空圧駆動室25に給排気口27から圧縮
空気を供給することにより、ばね室26内に装着した復帰
ばね28の弾圧力に抗してピストン24が往行駆動される。
上記給排気口27が、空圧シリンダ23の上側に設けた給排
切換装置(図示せず)を介して前記空圧供給路Eに連通
されている。一方、空圧駆動室25内の圧縮空気を給排気
口27から排出することにより、復帰ばね28の弾圧力でピ
ストン24が復帰駆動される。上記の往行・復帰を繰り返
すことにより、圧縮空気の圧力エネルギを機械エネルギ
に変換するのである。
また、上記の油圧ポンプ22は、空圧シリンダ23の下部に
固定したポンプケース30を有している。このポンプケー
ス30の中央部に上下方向へ延びるポンプ室31が形成さ
れ、このポンプ室31内にプランジャ32が上下油密摺動自
在に挿入される。このプランジャ32が前記ピストン24に
固定されて同行移動する。上記油圧ポンプ22の吸入路は
次のようになっている。ポンプケース30の下部に吸入口
金33がねじ止めされるとともに、ポンプ室31の底壁にポ
ンプ室入口34が開口され、ポンプ室入口34が吸入口金33
内に装着した吸入弁35を介して吸入管16に連通される。
また、油圧ポンプ22の圧油吐出路Dは次のようになって
いる。ポンプ室31の周壁にポンプ室出口37が開口され、
このポンプ室出口37が吐出口金38内に装着した吐出弁39
を介して前記クイックカプラ15に連通される。
固定したポンプケース30を有している。このポンプケー
ス30の中央部に上下方向へ延びるポンプ室31が形成さ
れ、このポンプ室31内にプランジャ32が上下油密摺動自
在に挿入される。このプランジャ32が前記ピストン24に
固定されて同行移動する。上記油圧ポンプ22の吸入路は
次のようになっている。ポンプケース30の下部に吸入口
金33がねじ止めされるとともに、ポンプ室31の底壁にポ
ンプ室入口34が開口され、ポンプ室入口34が吸入口金33
内に装着した吸入弁35を介して吸入管16に連通される。
また、油圧ポンプ22の圧油吐出路Dは次のようになって
いる。ポンプ室31の周壁にポンプ室出口37が開口され、
このポンプ室出口37が吐出口金38内に装着した吐出弁39
を介して前記クイックカプラ15に連通される。
次に、前記の空圧操作式常開形開閉弁7について説明す
ると、これは、シート弁41と空圧操作手段42とからな
り、シート弁41のボール形弁体44が空圧操作手段42で開
閉操作される。
ると、これは、シート弁41と空圧操作手段42とからな
り、シート弁41のボール形弁体44が空圧操作手段42で開
閉操作される。
シート弁41は次のようになっている。ポンプケース30内
で、吐出弁39の下流側における圧油吐出路Dから戻し管
18に向けて排圧路Bが導出される。排圧路Bの途中部に
シート弁41の弁室46が形成され、弁室46の底面に形成し
た弁座47に弁体44が開閉自在に接当される。
で、吐出弁39の下流側における圧油吐出路Dから戻し管
18に向けて排圧路Bが導出される。排圧路Bの途中部に
シート弁41の弁室46が形成され、弁室46の底面に形成し
た弁座47に弁体44が開閉自在に接当される。
また、空圧操作手段42は、ポンプケース30の周壁に取付
筒49を介して空圧シリンダ50を固定してなり、このシリ
ンダ50に気密摺動自在に挿入したピストン51の外側に閉
弁用空圧作動室7aが形成され、内側にばね室7bが形成さ
れる。閉弁用空圧作動室7aは、開閉弁7の弁圧シリンダ
50及び空油圧ポンプ6の空圧シリンダ23とに亘って形成
した連通路52を介して前記の空圧供給路Eに連通され
る。なお、この連通路52に代えて空圧配管を設けるよう
にしてもよい。そして、閉弁用空圧作動室7aに圧縮空気
を供給すると、ばね室7b内の開弁ばね54の弾圧力に抗し
てピストン51が内側へ移動し、ピストン51から突設した
閉弁操作具55が弁体44を開弁させる。一方、閉弁用空圧
作動室7aから圧縮空気を排出すると、開弁ばね54でピス
トン51が復帰して弁体44が開弁する。
筒49を介して空圧シリンダ50を固定してなり、このシリ
ンダ50に気密摺動自在に挿入したピストン51の外側に閉
弁用空圧作動室7aが形成され、内側にばね室7bが形成さ
れる。閉弁用空圧作動室7aは、開閉弁7の弁圧シリンダ
50及び空油圧ポンプ6の空圧シリンダ23とに亘って形成
した連通路52を介して前記の空圧供給路Eに連通され
る。なお、この連通路52に代えて空圧配管を設けるよう
にしてもよい。そして、閉弁用空圧作動室7aに圧縮空気
を供給すると、ばね室7b内の開弁ばね54の弾圧力に抗し
てピストン51が内側へ移動し、ピストン51から突設した
閉弁操作具55が弁体44を開弁させる。一方、閉弁用空圧
作動室7aから圧縮空気を排出すると、開弁ばね54でピス
トン51が復帰して弁体44が開弁する。
上記の油圧給排装置2は次のように作動する。
前記の空圧給排切換弁8を給気位置に切換えた状態で
は、連通路52から閉弁用空圧作動室7aに圧縮空気が供給
され、開閉弁7の弁体44が排圧路Bを閉じるとともに、
空油圧ポンプ6にも圧縮空気が供給され、空気油圧ポン
プ22が吐出作動する。これにより、圧油吐出路Dの終端
部に接続した油圧シリンダ3の油圧作動室3aに作動油が
圧入されて、油圧シリンダ3を油圧駆動する。
は、連通路52から閉弁用空圧作動室7aに圧縮空気が供給
され、開閉弁7の弁体44が排圧路Bを閉じるとともに、
空油圧ポンプ6にも圧縮空気が供給され、空気油圧ポン
プ22が吐出作動する。これにより、圧油吐出路Dの終端
部に接続した油圧シリンダ3の油圧作動室3aに作動油が
圧入されて、油圧シリンダ3を油圧駆動する。
これに対して、空圧給排切換弁8を排気位置に切換えた
状態では、油圧ポンプ22が吐出作動を停止するととも
に、開閉弁7の弁体44が排圧路Bを開く。この排圧状態
では、油圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油が圧油吐
出路Dから、排圧路Bにおける開閉弁7の弁室46・リタ
ーンポートR及び戻し管18を通って油タンク5に逃がさ
れ、油圧シリンダ3が復帰作動する。
状態では、油圧ポンプ22が吐出作動を停止するととも
に、開閉弁7の弁体44が排圧路Bを開く。この排圧状態
では、油圧シリンダ3の油圧作動室3a内の圧油が圧油吐
出路Dから、排圧路Bにおける開閉弁7の弁室46・リタ
ーンポートR及び戻し管18を通って油タンク5に逃がさ
れ、油圧シリンダ3が復帰作動する。
なお、圧油給排操作用空圧給排切換弁8は、箱形支持枠
1の外側空間の所望の位置に配置するものであってもよ
い。
1の外側空間の所望の位置に配置するものであってもよ
い。
第1図から第5図は本考案の実施例を示し、第1図は全
体系統図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図は
第3図のIV−IV線矢視断面図、第5図は第2図のV−V
線矢視断面図で、第6図は従来例を示す第1図相当図で
ある。 6……空油圧ポンプ、7……空圧操作式常開形開閉弁、
7a……開弁用空圧作動室、8……圧油給排操作用空圧給
排切換弁、9a……空圧取入れ口、30……ポンプケース、
46……空圧操作式常開形開閉弁7の弁室、B……排圧
路、D……圧油吐出路、E……空圧供給路。
体系統図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図は
第3図のIV−IV線矢視断面図、第5図は第2図のV−V
線矢視断面図で、第6図は従来例を示す第1図相当図で
ある。 6……空油圧ポンプ、7……空圧操作式常開形開閉弁、
7a……開弁用空圧作動室、8……圧油給排操作用空圧給
排切換弁、9a……空圧取入れ口、30……ポンプケース、
46……空圧操作式常開形開閉弁7の弁室、B……排圧
路、D……圧油吐出路、E……空圧供給路。
Claims (2)
- 【請求項1】空油圧ポンプ(6)の圧油吐出路(D)か
ら排圧路(B)を分岐し、その排圧路(B)に空圧操作
式常開形開閉弁(7)を設けて、その空圧操作式常開形
開閉弁(7)の閉弁用空圧作動室(7a)を上記の空油圧
ポンプ(6)の空圧供給路(E)に連通し、その空圧供
給路(E)を圧油給排操作用空圧給排切換弁(8)を介
して空圧取入れ口(9a)に接続して、前記の排圧路
(B)に介在される空圧操作式常開形開閉弁(7)の弁
室(46)を上記の空油圧ポンプ(6)のポンプケース
(30)内に形成した、ことを特徴とする空油圧ポンプ式
油圧給排装置。 - 【請求項2】前記の空圧操作式常開形開閉弁(7)を、
2ポート・1ウェイ・2位置形のシート弁式に構成し
た、ことを特徴とする請求項1に記載の空油圧ポンプ式
油圧給排装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988016984U JPH0744769Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 空油圧ポンプ式油圧給排装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988016984U JPH0744769Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 空油圧ポンプ式油圧給排装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119901U JPH01119901U (ja) | 1989-08-14 |
JPH0744769Y2 true JPH0744769Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31230382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988016984U Expired - Lifetime JPH0744769Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 空油圧ポンプ式油圧給排装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744769Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5925836B2 (ja) * | 2014-05-20 | 2016-05-25 | エスアールエンジニアリング株式会社 | 油圧シリンダ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631617B2 (ja) * | 1986-04-22 | 1994-04-27 | 株式会社大阪タイユ− | 油圧ポンプ駆動回路 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP1988016984U patent/JPH0744769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119901U (ja) | 1989-08-14 |
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