JP2515162Y2 - 小型ブースター並列搭載式超高圧水発生装置 - Google Patents

小型ブースター並列搭載式超高圧水発生装置

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JP2515162Y2
JP2515162Y2 JP1989042137U JP4213789U JP2515162Y2 JP 2515162 Y2 JP2515162 Y2 JP 2515162Y2 JP 1989042137 U JP1989042137 U JP 1989042137U JP 4213789 U JP4213789 U JP 4213789U JP 2515162 Y2 JP2515162 Y2 JP 2515162Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A、産業上利用分野 超高圧水発生装置には機械式のものと油圧式のものが
存在するが、本考案は油圧式の超高圧水発生装置に関す
るもので、しかも、小型ブースターを並列式に搭載した
超高圧水発生装置の改良に関するものである。
B、従来の技術 従来、油圧ブースターを用いた超高圧水発生装置にお
いては、1本または2本のブースターを用いるのが常で
あった。
しかし、この種ブースターは重く、長く、太く、保
全、修理、交換といった作業が困難であり、保守の観点
より、作業性の容易な油圧ブースターを用いた超高圧水
発生装置の開発が望まれていた。
そこで、ブースターの吐出容量を、小さい単位にし、
該ブースターを必要吐出容量に応じた個数設置し、1個
当りのブースターの大きさ及び重量の軽量化を図ること
が考えられた。
C、考案の解決しようとする問題点 しかし、従来の油圧式ブースターを用いたのでは配管
が多く、繁雑となり、とてもワンタッチ交換といったも
のとはなりえなかった。
本考案は、内部配管の小型ブースターとマニホールド
により、逆止弁や切換弁のコントロールを加えることに
より配管を極力少なくし、交換の容易な小型ブースター
の並列搭載式超高圧水発生装置を提供せんとするもので
ある。
D、問題点を解決するための技術 本考案は叙上のような問題点を解決するため、ブース
ター先端の超高圧水吐出口に通水管を連結し、該通水管
を水逆止弁によりコントロールして給水と超高圧水の両
水の通水管とし、他方ピストンを作動させる高圧油およ
び低圧油の出入口をブースターに取り付けた配管サポー
トによりブースターの下面に形成し、マニホールドの上
面にブースターへの連結口を開口し、内部にブースター
への通油路、油圧ポンプからの通油路、タンクへの通油
路を形成し、油圧ポンプからの通油路とタンクへの通油
路を切換弁により切り替えることにより、ブースターへ
の通油路を油の出入り用にもちいるよう構成したマニホ
ールドの上面連結口にブースターの高圧油及び低圧油の
出入口を連結して、載置固定したことを特徴とする小型
ブースター並列搭載式超高圧水発生装置を提供せんとす
るものである。
E、実施例 以下図示の実施例にしたがって説明する。
第1図は、一実施例を示す側面図であり、第2図が同
平面図である。
両図において、図中1は分割された小型ブースターで
あり、2はマニホールドである。
本実施例における小型ブースター1は吐出量2リット
ルのものを10本用いている。すなわち超高圧水発生装置
としては20リットル用のものである。
本実施例における小型ブースター1の概要を第3図の
断面図に従い説明する。
小型ブースター1は、超高圧水を発生させる高圧シリ
ンダー3、ピストン4及びピストンロッド5、ピストン
4を作動させるための油圧室6を形成するためのシリン
ダーチューブ7及びヘッドフランジ8、油圧室6に高圧
油及び低圧油を給油するための配管サポート9、10、及
び潤滑油室11に潤滑油を給油するための給油ロッド12よ
りなる。
この油圧バランス型小型ブースター1の作動について
説明すると、まず高圧油が図中右方の配管サポート9の
高圧油出入口13より給油され、配管サポート9内の通路
14を通りヘッドフランジ8内の通路より油圧室6内に給
油される。この油圧によりピストン4は図中左方に押し
やられ、ピストンロッド5を押すことになる。第3図は
最大限に押しやられた状態を示している。
これよりピストンロッド5を戻すのには、図中左方の
配管サポート10の低圧油出入口15より低圧油が給油さ
れ、配管サポート10内の通路14を通り、油圧室6内に入
る。これと連動して、油圧室6内の高圧油は供給を停止
されているため、低圧油によりピストン4を図中右方へ
と移動させ、ピストンロッド5を引き戻すことになる。
尚、潤滑油室11内の潤滑油は給油ロッド12内よりピス
トンロッド5内の給油通路16を通って、給油される。
超高圧水発生の原理について第5図に従い説明する
と、高圧シリンダー3内に、潤滑油室11及びシリンダー
室17を形成し、両室11、17間にスライド自在なフリーピ
ストン18を設けたもので行う。
ここで、油圧室6側よりピストンロッド5で圧力を掛
けると、シリンダー室17の圧力は上がる。この時、潤滑
油室11内の油は供給時の油圧のままであるので、シリン
ダー室17内の圧力より低圧である。したがって、フリー
ピストン18はシリンダー室17と潤滑油室11内の圧力が等
しくなる位置まで移動する。
尚、このフリーピストン18の動きによりシリンダー室
17と潤滑油室11の圧力が等しくなり、両室の間にあるシ
ール材に無理な力が掛からないのでシール材の寿命を延
ばすことができる。。
ここで作られた超高圧水は、小型ブースター1先端の
超高圧水吐出口20より通水管21をとうして外部へ吐出さ
れる。
尚、該通水管21は水逆止弁22によりコントロールして
給水と超高圧水の両水の通水管21としての機能を有して
いる。
通常この機能を果たす水逆止弁22としては第6図に示
されるものが利用されている。すなわち、水逆止弁22
は、通水管21と接続される通水口33、超高圧水吐出管31
と接続される吐出口34、給水管32と接続される給水口35
とが開口され、給水口35及び吐出口34が通水口33と繋が
るように水路36を形成し、給水口35及び吐出口34の先端
に第1の逆止弁38と第2の逆止弁37を装着したものであ
る。該水逆止弁22により、給水の際には第1の逆止弁38
を開とし、第2の逆止弁37を閉とし給水管32から供給さ
れる水が第1の逆止弁38を通り、分水体内の水路36を通
水口33へと向かい、更に通水管21を通って小型ブースタ
ー1へ送られるのである。
供給された水が小型ブースター1にて超高圧水にされ
た後、超高圧水は小型ブースター1より通水管21を通
り、通水口33より水路36を通過する。このとき以前に第
1の逆止弁38は閉とされ、第2の逆止弁37が開とされて
いるため超高圧水は第2の逆止弁37より吐出口34へと送
り出され、吐出管31へと送られるのである。
この結果、小型ブースター1への直接の配管は超高圧
水吐出管と給水管の両機能を有する通水管21のみで良い
こととなる。尚、水逆止弁22の機構は、一例であってこ
れに限定されるものではない。
図中2はマニホールドであり、小型ブースター1を作
動させるための油圧関係の通路が形成され、油切換弁23
にてコントロールされている。
尚、実施例に示したマニホールド2は、2個の小型ブ
ースター1を載置せんとして作成されたものである。
マニホールド2の上面には小型ブースター1への高圧
油連結口24及び低圧油連結口25が穿設されている。
マニホールド2の一側面には、高圧油入口26と高圧油
出口27、及び低圧油入口28と低圧油出口29が開口され、
集合マニホールド19と連結されている。
尚、集合マニホールド19は、図示されていない油タン
ク及び油ポンプと連結されている。
マニホールド2の他側面には切換弁23のための穴が開
けられている。
ここで高圧油制御について説明すれば、図示されてい
ないが、マニホールド2に高圧油入口に通じる穴、高圧
油出口に通じる穴、小型ブースターへの連結口に通じる
穴があり、該3つの穴に切換弁を23を取り付け、切換弁
23により高圧水吐出時には高圧油入口と通じる穴と小型
ブースターへの連結口と通じる穴をつなぎ、高圧油出口
と通じる穴を塞ぎ、給水時には小型ブースターへの連結
口と通じる穴と高圧油出口に通じる穴をつなぎ、高圧油
入口に通じる穴を塞ぐようにコントロールしている。
尚、低圧油制御においても同様の方法により切換コント
ロールしている。
小型ブースター1は、第1図の側面図に示されるよう
にマニホールド2上に取り付けられている。この際、小
型ブースター1の下面の高圧油出入口13、及び低圧油出
入口15がマニホールド2の連結口24、25に対応するよう
載置、固定されている。
図中19は、マニホールド2に高圧油、低圧油を出入り
させるための集合マニホールドである。
F、考案の効果 本考案は叙上のように構成されるため次のような効果を
発揮する。
小型ブースター1の外部への配管を極力押さえ、通
水管21のみとしたので、小型ブースター1の交換を簡単
にすることができ、複数個の小型ブースター1を並列に
配置することができることとなった。
ブースターを小吐出量のものに構成したため一個の
小型ブースター1の重量が軽くなり、小型ブースター1
の着脱が容易で、メンテナンスが簡単にできることとな
った。
必要吐出量を複数個の小型ブースターで行うため、
全体での重量も軽いものとなった。
複数個の小型ブースター1で必要吐出量をだすの
で、2リットル毎分、1リットル毎分、0・5リットル
毎分のものを用意することで、各種の吐出量に対応する
ことができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す側面図であり、第2
図は同平面図であり、第3図は、小型ブースターを示す
断面図であり、第4図はマニホールドを示す斜視図で、
(イ)一側からの斜視図、(ロ)は他側からの斜視図で
あり、第5図は超高圧水発生原理を説明する図であり、
第6図は水逆止弁の機構を示す説明図である。 1……小型ブースター、2……マニホールド 3……高圧シリンダー、4……ピストン 5……ピストンロッド、6……油圧室 7……シリンダーチューブ 8……ヘッドフランジ 9、10……配管サポート、11……潤滑油室 12……給油ロッド、13……高圧油出入口 14……通路、15……低圧油出入口 16……給油通路、17……シリンダー室 18……フリーピストン 19……集合マニホールド、20……吐出口 21……通水管、22……水逆止弁 23……切換弁、24……高圧油連結口 25……低圧油連結口、26……高圧油入口 27……高圧油出口 28……低圧油入口、29……低圧油出口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単体で移動及び交換可能な小吐出量の小型
    ブースターの超高圧水吐出口に通水管を連結し、該通水
    管を水逆止弁によりコントロールして給水と超高圧水の
    両水の通水管とし、他方ピストンを作動させる高圧油お
    よび低圧油の出入口をブースターに取り付けた配管サポ
    ートによりブースター下面に形成し、マニホールドの上
    面にブースターへの連結口を開口し、内部にブースター
    への通油路、油圧ポンプからの通油路、タンクへの通油
    路を形成し、油圧ポンプからの通油路とタンクへの通油
    路を切換弁により切り替えることにより、ブースターへ
    の通油路を油の出入り用にもちいるよう構成したマニホ
    ールドの上面連結口にブースターの高圧油及び低圧油の
    出入口を連結して、載置固定したことを特徴とする小型
    ブースター並列搭載式超高圧水発生装置。
JP1989042137U 1989-04-11 1989-04-11 小型ブースター並列搭載式超高圧水発生装置 Expired - Lifetime JP2515162Y2 (ja)

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JPS55130079U (ja) * 1979-03-09 1980-09-13
JPS5815771A (ja) * 1981-07-21 1983-01-29 Niigata Eng Co Ltd コンクリ−トポンプの圧送圧切換装置
JPH059514Y2 (ja) * 1985-03-18 1993-03-09

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