JPH0422067Y2 - - Google Patents

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JPH0422067Y2
JPH0422067Y2 JP1983147095U JP14709583U JPH0422067Y2 JP H0422067 Y2 JPH0422067 Y2 JP H0422067Y2 JP 1983147095 U JP1983147095 U JP 1983147095U JP 14709583 U JP14709583 U JP 14709583U JP H0422067 Y2 JPH0422067 Y2 JP H0422067Y2
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JP
Japan
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pneumatic
hydraulic
cylinders
valve
piston
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JP1983147095U
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JPS6055784U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エア圧力を高液圧に変換するエア・
ハイドロ・ブースタポンプに関するものである。
[従来の技術] 駆動エアの圧力を空気圧ピストンとそれに連結
した液圧ピストンの面積比により高液圧に変換す
るようにしたエア・ハイドロ・ブースタポンプと
して、ボデイの中心部分に空気圧シリンダを、そ
の両側にそれよりも小径の一対の液圧シリンダ
を、それぞれ軸方向に設け、空気圧シリンダに嵌
挿させた空気圧ピストンを切換弁から供給される
圧縮空気で駆動して、この空気圧ピストンに連結
された液圧ピストンによつて、略一定圧の安定し
た加圧液体を吐出させるものは、特公昭43−2181
号公報によつて既に知られている。
しかしながら、上記公知のエア・ハイドロ・ブ
ースタポンプは、小型化や取扱の容易さについて
の配慮に欠け、大径の空気圧シリンダを設けたボ
デイの径方向外方に、該空気圧シリンダに圧縮空
気を供給する切換弁を設けているために、ポンプ
が大径で大型になる。また、液圧シリンダ、及び
上記切換弁を切換えるためのパイロツト弁を、上
記ボデイの軸方向に外方に突出させ、しかもこれ
らのパイロツト弁と切換弁とを配管で接続してい
るので、全体の形状が複雑になるために取扱が面
倒である。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、小型、コン
パクトで、かつシンプルな外形を有して取扱が容
易なエア・ハイドロ・ブースタポンプを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案のブースタポ
ンプは、断面角型のボデイ内の軸方向両端側に一
対の空気圧シリンダを、中間部分に上記空気圧シ
リンダより小径の一対の液圧シリンダを、それぞ
れ軸方向に配設するとともに、空気圧シリンダに
空気圧ピストンを、液圧シリンダに該空気圧ピス
トンと一体の液圧ピストンを、それぞれ摺動自在
に嵌挿し、上記一対の液圧シリンダ周囲のボデイ
内に、一対の空気圧ピストンによる押圧で交互に
切換えられて、これらの空気圧シリンダに空気圧
ピストンを駆動するための圧縮空気を供給する切
換弁と、各液圧シリンダの吸入口に接続した該液
圧シリンダへの液体の流入のみを許容する入口チ
エツク弁と、その吐出口に接続した液圧シリンダ
からの液体の流出のみを許容する出口チエツク弁
とを設けたことを特徴としている。
[作用] ボデイの軸方向両端側に大径の空気圧シリンダ
を、中間部分に小径の液圧シリンダをそれぞれ配
設したことにより、軸方向中間部分の小径の液圧
シリンダの周囲のボデイ内に、エア・ハイドロ・
ブースタポンプとして必要な切換弁、入口チエツ
ク弁及び出口チエツク弁を設けることができる。
[考案の効果] 本考案のエア・ハイドロ・ブースタポンプは、
ボデイの軸方向中間部分に設けた小径の液圧シリ
ンダの周囲の空間を利用して、この空間内に切換
弁、入口チエツク弁及び出口チエツク弁を設けた
ことによつて、ボデイ外に切換弁やチエツク弁を
接地する必要がないので、全体を小型でコンパク
トなものにすることができ、しかも、空気及び液
体給排のための配管をボデイの中間部分に集約で
きるので、配管作業が容易である。
また、空気及び液体の送入口や送出口以外は、
ボデイから外側に突出する部分がないために、ボ
デイを断面角型としたことと相まつて、外形状が
非常にシンプルになるので、取扱が容易である。
[実施例] 第1図ないし第4図に示すエア・ハイドロ・ブ
ースタポンプにおいて、ボデイ1は、本体2とそ
の両端にボルト締めしたカバー3,4からなり、
その外形を比較的シンプルな角筒状としたもの
で、このボデイ1内において、両端側に上記カバ
ー3,4によつて形成される大径の空気圧シリン
ダ5,6を配設し、該空気圧シリンダ5,6に空
気圧ピストン7,8を摺動自在に嵌挿している。
また、上記本体2の軸方向中間部分においては、
本体2内にそれぞれ空気圧シリンダ5,6に連通
する小径の液圧シリンダ9,10を互いに対向配
置し、これらの液圧シリンダ9,10内に、上記
各空気圧ピストン7,8と一体の液圧ピストン1
1,12を摺動自在に嵌挿している。
上記空気圧ピストン7,8、液圧ピストン1
1,12によつて油または水等の液体を増圧して
吐出させるため、該液圧ピストン11,12より
も十分に大径に形成され、そのため、ボデイ1に
おける空気圧シリンダ5,6の間の中間部分に
は、他の付属的な構成を収容できる比較的大きな
収容空間がある。そこで、以下に詳述するよう
に、上記空間内には、空気圧ピストン7,8によ
る押圧で交互に切換えられてこれらの空気圧ピス
トンに圧縮空気を切換えて供給する切換弁15の
弁体15a、液圧シリンダ9,10の吸入口1
7,18に接続された入口チエツク弁21,2
2、及び吐出口19,20に接続された出口チエ
ツク弁23,24を設置している。
上記切換弁15は、第4図から明らかなよう
に、本体2における二つの空気圧シリンダ5,6
間にそれらを連通させる弁孔26を穿設して、こ
の弁孔26内に弁体15aを摺動自在に挿嵌した
ものとして構成され、両端の弁棒27,28を、
空気圧ピストン7,8で押圧されることにより交
互に切換位置まで移動せしめられるように、それ
ぞれ空気圧シリンダ5,6内に突出させている。
而して、該切換弁15は、同図に模式的に示すよ
うに、供給ポート30から供給される圧縮空気
を、空気圧シリンダ5の駆動圧力室31及び空気
圧シリンダ6の復帰圧力室34に連通する出力ポ
ート35、あるいは空気圧シリンダ5の復帰圧力
室33及び空気圧シリンダ6の駆動圧力室32に
連通する出力ポート36に切換え接続し、他方の
出力ポートを排出ポート37,38に連通させる
スプール弁として構成している。
また、上記液圧シリンダ9,10の吸入口1
7、18に接続する入口チエツク弁21,22、
及び吐出口19,20に接続する出口チエツク弁
23,24も、上記弁体15と同様に両空気圧シ
リンダ5,6間に配設されている。これらを油タ
ンクや出力配管に接続するための接続具41,4
2は、図示したようにボデイ1上に固定すること
もできるが、ボデイ1内に埋設することもでき
る。
上記構成を有するエア・ハイドロ・ブースタポ
ンプにおいては、供給ポート30からの圧力空気
が、一方の空気圧シリンダ5における駆動圧力室
31及び他方の空気圧シリンダ6における復帰圧
力室32に供給されて、第4図に示すように両空
気圧ピストン7,8が左方に移動すると、空気圧
ピストン7によつて切換弁15の弁体15aが押
圧されて流路が切換えられ、それにより供給ポー
ト30からの圧力空気は空気圧シリンダ5におけ
る復帰圧力室33及び空気圧シリンダ6における
駆動圧力室32に供給されて、両空気圧ピストン
7,8が右方に移動し、空気圧ピストン8が弁体
15aを押圧すると該弁体が再びもとの位置に切
換えられ、上記の動作を繰返すことにより、連続
的に高液圧が出力される。
この場合において、上記ブースタポンプには単
に圧縮空気を供給するだけであるから、長時間に
わたつて一定の高圧を保持する場合でも動力損失
や液温の上昇がなく、高圧の圧力保障や圧力保持
に最適である。
第5図は、上記ブースタポンプの流体回路及び
それに接続する還流弁の構成を示すものである。
同図に示すように、ブースタポンプ50は、その
供給ポート30を空気源51に接続するととも
に、油等の加圧すべき液体の吸入口を液タンク5
2に接続し、加圧液の吐出口に還流弁55を介し
てアクチユエータ53が接続される。還流弁55
は、上記空気源51からの圧力空気が供給される
シリンダ56内に、復帰ばね58を作用させたピ
ストン57を設け、このピストン57に液タンク
52への還流路59を開閉する弁体60を設けて
いる。なお、ブースタポンプ50の吐出口は弁体
60の周囲を経て常にアクチユエータ53への流
路に連通されている。
従つて、空気源51からの圧力空気でブースタ
ポンプ50が作動しているときには、弁体60に
よつて還流路59が閉鎖状態に保持され、アクチ
ユエータ53に液圧が供給されるが、空気源51
からの圧力空気の供給が停止すると、ブースタポ
ンプ50が作動を停止するとともに還流路59が
開放し、液体が液タンク52に還流せしめられ
る。
なお、上記還流体55は、ブースタポンプ50
の吐出口における前記接続具42に代えて、ブー
スタポンプ50の吐出口に流路を合わせた状態で
ボデイ1に直接固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、
第1図は第2図の縦断正面図、第2図は平面図、
第3図は第1図のA−A断面図、第4図は第2図
の要部縦断正面図、第5図は流体圧回路の構成と
共に示す還流弁の断面図である。 1……ボデイ、5,6……空気圧シリンダ、
7,8……空気圧ピストン、9,10……液圧シ
リンダ、11,12……液圧ピストン、15……
切換弁、15a……弁体、17,18……吸入
口、19,20……吐出口、21,22……入口
チエツク弁、23,24……出口チエツク弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面角型のボデイ内の軸方向両端側に一対の空
    気圧シリンダを、中間部分に上記空気圧シリンダ
    より小径の一対の液圧シリンダを、それぞれ軸方
    向に配設するとともに、空気圧シリンダに空気圧
    ピストンを、液圧シリンダに該空気圧ピストンと
    一体の液圧ピストンを、それぞれ摺動自在に嵌挿
    し、 上記一対の液圧シリンダ周囲のボデイ内に、一
    対の空気圧ピストンによる押圧で交互に切換えら
    れて、これらの空気圧シリンダに空気圧ピストン
    を駆動するための圧縮空気を供給する切換弁と、
    各液圧シリンダの吸入口に接続した該液圧シリン
    ダへの液体の流入のみを許容する入口チエツク弁
    と、その吐出口に接続した液圧シリンダからの液
    体の流出のみを許容する出口チエツク弁とを設け
    た、 ことを特徴とするエア・ハイドロ・ブースタポン
    プ。
JP14709583U 1983-09-22 1983-09-22 エア・ハイドロ・ブ−スタポンプ Granted JPS6055784U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14709583U JPS6055784U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 エア・ハイドロ・ブ−スタポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS6055784U JPS6055784U (ja) 1985-04-18
JPH0422067Y2 true JPH0422067Y2 (ja) 1992-05-20

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JP14709583U Granted JPS6055784U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 エア・ハイドロ・ブ−スタポンプ

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