JPH0527684Y2 - - Google Patents

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JPH0527684Y2
JPH0527684Y2 JP1987007853U JP785387U JPH0527684Y2 JP H0527684 Y2 JPH0527684 Y2 JP H0527684Y2 JP 1987007853 U JP1987007853 U JP 1987007853U JP 785387 U JP785387 U JP 785387U JP H0527684 Y2 JPH0527684 Y2 JP H0527684Y2
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compressed air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧縮空気を液圧に圧力変換して作動す
る空液変換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の空液変換装置として、実開昭51
−120498号公報に、本体部材の内部空所を可撓性
の弾性体より成る隔壁部材により圧縮空気と液体
とがそれぞれ流入出する各作動室に区画し、一方
作動室に圧縮空気を供給して隔壁部材を他方作動
室側へたわませて液体を加圧する如くした空液変
換器を用いるものが示されており、空液変換器は
隔壁部材を弾性体としてそのたわみを利用するこ
とでピストンの如く摺動抵抗が影響せず、高い変
換効率が得られる利点を有している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この実開昭51−120498号公報のもの
では、各作動室に通じた流入出路の一方へ配管接
続により圧縮空気を給排し、また他方へアクチユ
エータへの液体配管を接続して用いるようにして
おり、このため圧縮空気給排のための切換弁と空
液変換器とが配管で隔てて配置され、コンパクト
にできない問題点があつた。
本考案は、このような問題点を解消するもので
あり、弾性体より成る隔壁部材を用いた高い変換
効率が得られる空液変換器を用いてコンパクトな
空液変換装置を実現するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案は、圧縮空気の流入出路を下端
に液体の流入出路を上端にそれぞれ内部空所に通
じさせて開口配置した本体部材に、内部空所を圧
縮空気及び液体がそれぞれ流入出する各作用室に
区割形成して両作用室間の圧力差により低圧の作
用室側へと可撓可能な弾性体から成る隔壁部材を
設けた空液変換器を備え、マニホールドの流通孔
と空液変換器における圧縮空気の流入出路とを接
続させてマニホールドに空液変換器を立設し、ア
クチユエータに接続する負荷口へ空液変換器にお
ける液体の流入出路を通じさせる流路にはマニホ
ールドに設けて圧縮空気によるパイロツト操作で
開閉作動する開閉弁を介在させ、この流路の一部
を形成するよう開閉弁と空液変換器における液体
の流入出路とを配管接続する配管部材を設けると
ともに、この流路へは空液変換器へ液体の補給を
行う補給口を接続形成し、マニホールドには流通
孔へ圧縮空気を流入出させる方向切換弁と開閉弁
のパイロツト操作のための方向切換弁とを設置す
るとともに、空液変換器の本体部材にはその上方
部分に、手動により開作動されて液体が流入出す
る作用室の空気抜きをはかる常閉の空気抜き弁を
設置している。
〔作用〕
このように構成した本考案によると、空液変換
器に圧縮空気を流入出させる方向切換弁が空液変
換器からの液体を負荷口に導く流路に介在する開
閉弁や、この開閉弁をパイロツト操作する方向切
換弁とともに、空液変換器を立設するマニホール
ドに設けられており、マニホールドにより空液変
換器、開閉弁及び方向切換弁が互いに近接配置さ
れて、コンパクトな空液変換装置が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第4図において、1,2は空液変
換器を示し、内部に複数の流通孔3を穿設して制
御回路を構成したマニホールド4に螺合立設して
いる。2個の空液変換器1,2は同一構成のため
一方のみについて説明する。5は略カツプ状に形
成の本体部材で、一端の開口を閉塞するよう開口
端部にマニホールド4へ螺合の突起部6を形成し
た取付部材7を固着すると共に底壁部に接続部材
8を固着して設けている。そして、取付部材7と
接続部材8には本体部材5の内部空所に開口連通
して流入出路9,10をそれぞれ穿設している。
11は弾性材から略カツプ状に形成して成る隔壁
部材で、開口端部12を本体部材5の開口部と取
付部材7間に挾着して本体部材5の内部空所を2
個の作用室13,14に区割形成すると共に流入
出路9,10間を密封遮断している。そして隔壁
部材11は両作用室13,14間の圧力差によつ
て低圧側作用室へ可撓可能に設けている。15は
隔壁部材11が作用室13側へ許容以上に可撓す
るのを規制する規制部材、16は本体部材5の上
方部分の液体を充填する作用室側に配設の空気抜
き弁で、作用室14と連通するよう本体部材5に
備えており、弁部材17をばね18の弾性力に抗
して押圧することで作用室14を外気に連通させ
て作用室14への液体充填を可能にし、通常ばね
18により開閉状態となるよう設けている。1
9,20は配管部材で、空液変換器1,2の接続
部材8すなわち作用室14をマニホールド4に接
合配設の弁ブロツク21側へ連通するよう設けて
いる。これにより作用室14の流入出路9,10
から接続部材8、配管部材19,20を経て弁ブ
ロツク21に設けた液体アクチユエータと接続す
る二つの負荷口A,Bに至る流路がそれぞれ形成
され、弁ブロツク21は、内部にこの負荷口A,
Bと前記配管19,20間を連通遮断する2個の
開閉弁22,23を備えている。開閉弁22,2
3は弁ブロツク21内へ摺動可能に嵌挿したピス
トン部材24,25をその両側に形成の作用室2
6,27,28,29に圧縮空気を交互に供給し
て軸方向へ摺動させることにより、ピストン部材
24,25のロツド端に形成のテーパ部30,3
1を負荷路A,Bと配管19,20間の連通孔3
2,33に形成した弁座34,35に着座したり
弁座34,35から離座したりするよう設けてい
る。そしてピストン部材24,25は通常ばね3
6,37により閉弁方向へ付勢している。38,
39は方向切換弁でマニホールド4の側面に接合
配設しており、方向切換弁38はマニホールド4
内に構成の制御回路を介し空液変換器1,2の作
用室13に圧縮空気を供給したり作用室13の空
気を外気に放出したり可能にしている。また方向
切換弁39は弁ブロツク21に備えた開閉弁2
2,23の作用室26,27,28,29に交互
に圧縮空気を供給可能にしている。Pはマニホー
ルド4内の制御回路に圧縮空気を供給する供給
口、Rは制御回路の空気排出口である。第5図は
前述構成を記号で示した本考案にかかる空液変換
装置の回路図で、同一の構成部分には同一の符号
を付して説明を省略する。40,41は空液変換
器1,2や液体アクチユエータ等への液体の補給
を容易にするための補給口で、逆止め弁42,4
3を介し連通孔32,33に連通して設けてい
る。44は液体アクチユエータとしての複動シリ
ンダで、シリンダ室45,46を弁ブロツク21
の負荷口A,Bにそれぞれ接続している。
次にかかる構成の作動を説明する。
いま、供給口Pを空気圧源側に接続すると共に
補給口を格別に設けた液体ポンプ装置(図示せ
ず)に接続して液体の補給を可能にする。この状
態において、方向切換弁39を左切換位置に操作
することにより開閉弁22,23の作用室26,
28に圧縮空気が供給されると共に作用室27,
29の空気が外気に放出され、開閉弁22,23
はピストン部材24,25がばね36,37に抗
して摺動されてテーパ部30,31を弁座34,
35から離座し開弁する。そして補給口40,4
1からの液体は連通孔32,33より配管部材1
9,20を介し空液変換器1,2の作用室14へ
流れる。このとき、空液変換器1,2は空気抜き
弁16の弁部材17を押圧して作用室14の空気
を放出させることにより空気抜き弁16が立設状
態の空液変換器1,2における本体部材5の上方
部分に配設されているので速やかに空気が放出さ
れて作用室14への液体充填が迅速かつ良好に行
なわれると共に、方向切換弁38により作用室1
3が外気へ開放されているため隔壁部材11が作
用室13側へ押圧可撓されて作用室14に複動シ
リンダ44を作動するのに必要な液体が充填され
る。作用室14への液体充填が完了すると弁部材
17の押圧をやめることにより空気抜き弁16は
ばね18によつて自動的に閉弁する。また、複動
シリンダ44側の液体充填は複動シリンダ44に
常設されている空気抜き弁(図示せず)の操作に
よつて行う。なお、補給口40,41に接続の液
体ポンプ装置は装置への液体充填が完了すれば取
外しても良い。かかる記置状態において、いま方
向切換弁38を右切換位置に操作すると、圧縮空
気が空液変換器1の作用室13に供給されて、空
液変換器1は隔壁部材11が作用室13の圧縮空
気による作用力により押圧可撓されて作用室14
の充填液体を流入出路10より配管部材19連通
孔32開閉弁22を介し負荷路Aへ吐出させ、複
動シリンダ44は変換液圧がシリンダ室45に供
給作用されて左動する。複動シリンダ44のシリ
ンダ室46からの排出液体は負荷口Bより開閉弁
23連通孔33を介し空液変換器2の液体側作用
室へ流れる。空液変換器2は空気側作用室が外気
に開放されているため隔壁部材が規制部材によつ
て規制されるまで押圧可撓され複動シリンダ44
からの排出液体を貯蔵する。また方向切換弁38
を左切換位置に操作すると、圧縮空気が空液変換
器2側に供給されて、空液変換器2は充填液体を
負荷口Bへ吐出して複動シリンダ44を右動せし
め、空液変換器1は複動シリンダ44からの排出
液体を貯蔵するよう作動する。そして方向切換弁
38を左右切換位置に交互に連続操作することで
複動シリンダ44は連続して左右動する。さらに
また、複動シリンダ44やその制御回路を変更す
るために負荷口A,Bの接続部分を取外しすると
き、方向切換弁39を図示切換位置に戻し操作に
よつて開閉弁22,23が閉弁となり空液変換器
1,2は充填液体の外部への流出が阻止される。
この作動において、圧縮空気を液圧に変換する
とき、空液変換器1,2に有する隔壁部材11の
可撓は自己の弾性変形力に抗する小さな作用力で
得られるため、圧力の伝達損失を極めて小さくで
きて高い変換効果が得られる。そして変換する圧
力値を大きく変えても隔壁部材11の可撓力変化
は僅小となり広範囲の圧力において良好な空液の
圧力変換を行うことができる。また隔壁部材11
の可撓によるため、圧縮空気中や液体中に混入し
ている異物により隔壁部材11が作動不良するの
を減少できると共に作用室13,14間の一層良
好な密封作用が得られて充填液体の保守管理の簡
素化を図ることができる。そして、空液変換器
1,2、開閉弁22,23及び方向切換弁38,
39は共通のマニホールド4に設置されてコンパ
クトにでき、また、空液変換器1,2の液体の流
入出路9,10と開閉弁22,23とは配管部材
19,20を介し容易に接続できて製作も簡易と
なり、さらに、立設状態の空液変換器1,2にお
ける本体部材5にはその上方部分に作用室14の
空気抜きをはかる空気抜き弁16を設けているの
でこの作用室14へ液体を充填するとき、空気を
速やかに放出して充填が迅速に成され、扱い易い
空液変換装置が得られる。また、空液変換器1,
2に空気抜き弁16を設けて液体の充填を可能し
ているので、隔壁部材11による作用室13,1
4間の良好な密封作用と相まつて空液変換器1,
2と複動シリンダ44の配置高さを自由にでき、
用途に応じた最適の空液変換装置を容易に製作し
得ることができる。
〔考案の効果〕
このように本考案では、空液変換器に圧縮空気
を流入出させる方向切換弁が、空液変換器からの
液体を負荷口に導く流路に介在する開閉弁や、こ
の開閉弁をパイロツト操作する方向切換弁ととも
に空液変換器を立設したマニホールドに設置され
てコンパクトな形状の空液変換装置が得られる。
そして、立設状態の空液変換器における本体部材
にはその上方部分に液体が流入出する作用室の空
気抜きをはかる空気抜き弁を設けたので、この作
用室へ液体を充填するときには空気が速やかに放
出され、液体充填が迅速に成されて扱い易い空液
変換装置が得られるとともに、空液変換器の液体
の流入出路と開閉弁とを配管部材により接続する
ので、マニホールドに設ける開閉弁と、マニホー
ルドに立設される空液変換器における本体部材の
上端に設ける液体の流入出路との間を容易に接続
できて製作の簡易な空液変換装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる空液変換装置の一実施例
を示し、第1図は空液変換手段部の平面図、第2
図は第1図の線−に沿つた部分断面図、第3
図は第2図の矢印枠内の拡大部分断面図、第4
図は第2図の線−に沿つた断面図、第5図は
装置の回路図である。 1,2……空液変換器、5……本体部材、9,
10……流入出路、11……隔壁部材、13,1
4……作用室、16……空気抜き弁、44……液
体アクチユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気の流入出路を下端に液体の流入出路を
    上端にそれぞれ内部空所に通じさせて開口配置し
    た本体部材に、内部空所を圧縮空気及び液体がそ
    れぞれ流入出する各作用室に区割形成して両作用
    室間の圧力差により低圧の作用室側へと可撓可能
    な弾性体から成る隔壁部材を設けた空液変換器を
    備え、マニホールドの流通孔と空液変換器におけ
    る圧縮空気の流入出路とを接続させてマニホール
    ドに空液変換器を立設し、アクチユエータに接続
    する負荷口へ空液変換器における液体の流入出路
    を通じさせる流路にはマニホールドに設けて圧縮
    空気によるパイロツト操作で開閉作動する開閉弁
    を介在させ、この流路の一部を形成するよう開閉
    弁と空液変換器における液体の流入出路とを配管
    接続する配管部材を設けるとともに、この流路へ
    は空液変換器へ液体の補給を行う補給口を接続形
    成し、マニホールドには流通孔へ圧縮空気を流入
    出させる方向切換弁と開閉弁のパイロツト操作の
    ための方向切換弁とを設置するとともに、空液変
    換器の本体部材にはその上方部分に手動により開
    作動されて液体が流入出する作用室の空気抜きを
    はかる常閉の空気抜き弁を設置して成る空液変換
    装置。
JP1987007853U 1987-01-22 1987-01-22 Expired - Lifetime JPH0527684Y2 (ja)

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JPS63115603U JPS63115603U (ja) 1988-07-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168902A (ja) * 1984-09-10 1985-09-02 Toyooki Kogyo Co Ltd 空油制御装置

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JPS51120498U (ja) * 1975-03-26 1976-09-30
JPH0341137Y2 (ja) * 1985-02-27 1991-08-29

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JPS60168902A (ja) * 1984-09-10 1985-09-02 Toyooki Kogyo Co Ltd 空油制御装置

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