JPH0341137Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0341137Y2
JPH0341137Y2 JP2645885U JP2645885U JPH0341137Y2 JP H0341137 Y2 JPH0341137 Y2 JP H0341137Y2 JP 2645885 U JP2645885 U JP 2645885U JP 2645885 U JP2645885 U JP 2645885U JP H0341137 Y2 JPH0341137 Y2 JP H0341137Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
control valve
directional control
pressure
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2645885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61142902U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2645885U priority Critical patent/JPH0341137Y2/ja
Publication of JPS61142902U publication Critical patent/JPS61142902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0341137Y2 publication Critical patent/JPH0341137Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気圧を油圧に変換するエア・ハイド
ロコンバータで自動駆動されると共に、手動によ
つて駆動される油圧シリンダのエア混入防止装置
に関するものである。
(従来の技術) 工作機機械、例えば治具研削盤のクイルには、
回転する砥石が組みこまれ、上記クイルの往復動
には油圧シリンダが用いられている。上記油圧シ
リンダは空気圧を油圧に変換するエア・ハイドロ
コンバータを介して自動駆動される他、手動ハン
ドルによつても駆動される。
上記砥石は工作加工上振動に対してきびしい条
件が要求されるが従来の技術では上記砥石を工具
合せ等のために手動で駆動する際に上記油圧シリ
ンダの作動油にエアが混入し自動駆動のときに上
記油圧シリンダのピストン軸にノツキングやジヤ
ンピング等の現象が出て、上記砥石による高精度
加工が不可能となる欠点があつた。また度々エア
抜き作業をする必要を生じ、作業効率を低下させ
る欠点があつた。
第2図は、従来の治具研削盤の空気圧・油圧回
路図を示す。
圧力源1に接続する自動駆動用圧力制御弁2a
はソレノイド方向制御弁3a(以下、方向制御弁
3aと称す)が連結し、方向制御弁3aにはダブ
ルソレノイド方向制御弁4a(以下、方向制御弁
4aと称す)が連結される。方向制御弁3aおよ
び方向制御弁4aには、消音器6が接続する。方
向制御弁4aには、エア・ハイドロコンバータ
7,9(以下、コンバータ7,9と称す)が連結
され、方向制御弁3aのソレノイドがオンの状態
で方向制御弁4aの図の右側のソレノイドをオン
すると、方向制御弁3aからの空気圧がコンバー
タ7に導入され、コンバータ9内の空気圧が消音
器6より大気に排出される。逆に左側のソレノイ
ドをオンにすると、コンバータ9内に方向制御弁
4aからの空気圧が導入され、コンバータ7内の
空気圧は消音器6より大気に排出される。コンバ
ータ7,9は仕切り弁8,10を挟んで空気圧室
7a,9aと油圧室7b,9bとに画成される。
油圧シリンダ11はピストン12を介してヘツド
側11aとボトム側11bとに画成される。ヘツ
ド側11aには、コンバータ9の油圧室9bが、
ボトム側11bにはコンバータ7の油圧室7bが
それぞれ接続する。ピストン12のピストン軸1
3にはクイル14が連結し、クイル14にはモー
タを介し砥石17の砥石軸18が装着される。ク
イル14に固定されるラツク15には、ピニオン
16が噛合する。ピニオン16は手動ハンドル1
9に接続している。次に、油圧シリンダ11の自
動駆動の場合の空気圧・油圧回路の作用について
説明する。エアは所要圧力(例えば6Kg/cm2)に
設定された自動駆動用圧力制御弁2aを通り、方
向制御弁3aのソレノイドおよび、方向制御弁4
aの右側のソレノイドがオンの状態となつて、方
向制御弁3a,4aを流れ、コンバータ7に導入
される。コンバータ7の中の空気圧は高められ、
変換された油圧により、作動油は油圧シリンダ1
1のボトム側11bの油圧を高め、ピストン12
を押し上げる。このときコンバータ9の中のエア
は作動油によつて押し上げられ、方向制御弁4a
を通つて消音器6に排出される。油圧シリンダ1
1のピストン12が押し上げられて予め設定して
あるストローク幅の上端限界点に達すると信号が
出され、方向制御弁4aの左側のソレノイドがオ
ンの状態となり、エアは方向制御弁4aからコン
バータ9に導入される。コンバータ9の中の空気
圧は高められ、変換された油圧により作動油は油
圧シリンダ11のヘツド側11aの油圧を高め、
ピストン12を押し下げる。このときコンバータ
7の中のエアは作動軸によつて押し上げられ、方
向制御弁4aを通つて消音器6に排出される。以
上の作用を繰返し、油圧シリンダ11は自動駆動
される。次に油圧シリンダを停止し、クイル14
を手動駆動する場合の空気圧・油圧回路の作用に
ついて説明する。第2図は油圧シリンダ11を停
止したときの空気圧・油圧回路のエアの流れの図
である。方向制御弁3aのソレノイドはオフとな
り、自動駆動用圧力制御弁2aを通つたエアは方
向制御弁3aの中に流れこまない。方向制御弁4
aの左側のソレノイドがオンの状態となり、コン
バータ7内のエアは方向制御弁4aを通つて、ま
たコンバータ9の中のエアは方向制御弁4a,3
aを通つて消音器6より大気に排出される。油圧
シリンダ11の中の作動油油圧は低下するので、
手動によるクイル14の駆動は容易になるが、手
動によつてピストン12が移動すると、油圧シリ
ンダ11の中に負圧が生じ、作動油中にエアが混
入する。エアが混入すると、自動駆動したときに
空気の圧縮性により、ピストン12の動きにノツ
キングやジャンピング等の現象が発生し、砥石軸
18に振動をあたえ砥石17の高精度加工が不可
能となる。上記の如く、これを防ぐため度々エア
抜き作業を繰返さなければならない欠点があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記欠点を解決しようとするもので、
その目的は油圧シリンダのピストン軸の振動,ノ
ツキング,ジヤンピング等の異常の動きを防止し
高精度加工を可能にし、かつ作業能率を向上する
油圧シリンダの混入防止装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、油圧シリ
ンダに油圧を供給するエア・ハイドロコンバータ
に、自動駆動停止時に空気圧を供給する空気圧供
給回路を設けた油圧シリンダのエア混入防止装置
をその手段としたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は工作機械の1つである治具研削盤の従
来の空気圧回路に空気圧供給回路100を付設し
した空気圧・油圧回路図を示す。
図において、第2図と同一符号の物は、同一の
物または同一機能の物を示す。
空気供給回路100は一点鎖線で示すこ如く、
エア混入防止用圧力制御弁2と、これに連結する
ソレノイド方向制御弁3(以下、方向制御弁3と
称す)と方向制御弁3に連結すると共にエア・ハ
イドロコンバータ7または9(以下、コンバータ
7または9と称す)に連結するソレノイド方向制
御弁4または5(以下,方向制御弁4または5)
とから構成される。また方向制御弁4または5に
は消音器6が連結する。
次に本実施例の作用を説明する。
まづ油圧シリンダー11が停止し、手動ハンド
ル19によりクイル14を手動駆動する場合の空
気圧供給回路100の作用を説明する。エア混入
防止用圧力制御弁2は低圧(例えば3Kg/cm2)に
設定され、油圧シリンダ11が停止すると、エア
はエア混入防止用圧力制御弁2を通り方向制御弁
3に流入する。方向制御弁3,4,5のソレノイ
ドが総べてオフとなり、第1図の如く、エアは方
向制御弁3から方向制御弁4,5を通りコンバー
タ7,9に導入される。クイル14を手動駆動す
ると、油圧シリンダ11のピストン12は移動す
るが、ピストン12の両側の作動油に油圧がかか
つているため負圧を生ずることなく、作動油中に
エアが混入することはない。
以上の如く、空気圧供給回路100は手動駆動
の場合に低圧の油圧が作動油にかかることによつ
て、クイル14を手動しても作動油にエアが混入
することを防止される。なおエアは低圧のためク
イル14を手動操作するのに何等の支障を与えな
い。
次に、油圧シリンダ12を自動駆動する場合を
説明する。
エアは自動駆動用圧力制御弁2a(例えば6
Kg/cm2)からソレノイドがオンの状態になつてい
る方向制御弁3に流入する。このとき低圧エアは
方向制御弁3に流入しない。ピストン12を押し
下げる場合には、方向制御弁4のソレノイドはオ
ンの状態、方向制御弁5のソレノイドはオフの状
態となつて、コンバータ7の空気圧は排出され、
コンバータ9の空気圧は高められ、ピストン12
を押し下げられる。ピストン12を押し上げる場
合は、上記と逆に方向制御弁4のソレノイドはオ
フの状態、方向制御弁5のソレノイドはオンの状
態となり、コンバータ7の空気圧は高められ、コ
ンバータ9の空気圧は排出されてピストン12は
押し上げられる。以上の作用を繰返して油圧シリ
ンダ11は自動駆動され、従来技術のものと相違
しない。
本考案は治具研削盤について説明したが、これ
に限定するものでない。
(考案の効果) 以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば油圧シリンダのピストン軸の振動、ノツキン
グ、ジャンピング等の異常な動きが防止され、油
圧シリンダによる高精度加工が可能となり、また
油圧シリンダのエア抜き作業の低減、廃止が可能
となり、作業能率を向上しうる効果が上げられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の空気圧・油圧回路
図、第2図は従来の空気圧・油圧回路図である。 100……空気供給回路、1……圧力源、2…
…エア混入防止用圧力制御弁、2a……自動駆動
用圧力制御弁、3,3a,4,5……ソレノイド
方向制御弁、4a……ダブルソレノイド方向制御
弁、6……消音器、7,9……エア・ハイドロコ
ンバータ、7a,9a……空気圧室、8,10…
…仕切板、7。,9b……油圧室、11……油圧
シリンダ、11a……ヘツド側油圧室、11b…
…ボトム側油圧室、12……ピストン、13……
ピストン軸、14……クイル、15……ラツク、
16……ピニオン、17……砥石、18……砥石
軸、19……手動ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧を油圧に変換するエア・ハイドロコンバ
    ータを介して自動駆動される油圧シリンダのエア
    混入防止装置において、上記自動駆動の停止時に
    上記エア・ハイドロコンバータに空気圧を供給す
    る空気圧供給回路を設けることを特徴とする油圧
    シリンダの混入防止装置。
JP2645885U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0341137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2645885U JPH0341137Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2645885U JPH0341137Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142902U JPS61142902U (ja) 1986-09-03
JPH0341137Y2 true JPH0341137Y2 (ja) 1991-08-29

Family

ID=30522484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2645885U Expired JPH0341137Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341137Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527684Y2 (ja) * 1987-01-22 1993-07-15
WO2021070828A1 (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 学校法人立命館 液圧駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61142902U (ja) 1986-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES548579A0 (es) Maquina rectificadora para la mecanizacion de ranuras y otras depresiones.
JPH0341137Y2 (ja)
ATE245500T1 (de) Verfahren und maschine zum mehrhubig fortschreitenden schlitzen von plattenartigen werkstücken, insbesondere von blechen
US3241459A (en) Reciprocating tool
JPS5848298B2 (ja) 工作機械
JPH074717B2 (ja) 長尺物加工用工作機械のクランプの開閉制御装置
CN206393436U (zh) 适用于工件自动上下料的带动装置
CN101817105B (zh) 程控全自动静音切管机
CN210306898U (zh) 一种数控车床自动分度液压夹具
CN210756609U (zh) 一种便于装夹工件的数控机床工作台
GB942040A (en) Automatic multiple spindle drilling machine
CN210967847U (zh) 数控旋转工作台装置
CN215967894U (zh) 一种活塞环磨角装置
CN220128009U (zh) 一种用于阀块定位焊接的防错工装
CN110315375B (zh) 一种具有标准刀柄接口的夹具
CN2168683Y (zh) 端面夹紧压盘
JPH018289Y2 (ja)
CN115365959A (zh) 一种内燃机体抛光装置
US2917896A (en) Fluid actuated clamping device
JPS6339379B2 (ja)
JPS6042062Y2 (ja) 円筒研削盤の被削材取付装置
JPS57168842A (en) Tool rest of machine tool
JPH0238082Y2 (ja)
SU1430225A2 (ru) Устройство дл зажима обрабатываемых деталей
SU1662800A1 (ru) Устройство дл механизированного закреплени заготовок на металлорежущих станках типа продольно-строгальных