JPH018289Y2 - - Google Patents

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JPH018289Y2
JPH018289Y2 JP1983076267U JP7626783U JPH018289Y2 JP H018289 Y2 JPH018289 Y2 JP H018289Y2 JP 1983076267 U JP1983076267 U JP 1983076267U JP 7626783 U JP7626783 U JP 7626783U JP H018289 Y2 JPH018289 Y2 JP H018289Y2
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JP
Japan
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grinding wheel
shaft
wheel shaft
axial direction
grindstone
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JP1983076267U
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JPS59183356U (ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は研削装置の砥石軸を研削作業中に軸
方向に往復動させる砥石軸の往復動装置に関する
ものである。
(従来技術) 研削装置において、ワークに対して砥石を単に
押し付けるだけでは、砥石の研削面が片寄つて摩
耗するためワークの研削精度が低下する。
そこで、砥石の片寄つた摩耗(片ベリ)をなく
し、研削面を均一に摩耗させて研削精度を向上さ
せるために、例えば実開昭48−14687号公報に開
示されているように、研削装置に砥石軸の往復移
動装置が付設され、この往復移動装置によつて研
削作業中に砥石軸を軸方向に往復動させることで
砥石の片寄つた摩耗を防止し、かつ研削精度の向
上が図られている。
しかしながら、従来の砥石軸の往復動装置は、
砥石軸を回転駆動させる駆動モータから別途出力
を取り出し、この取り出された出力を歯車列に入
力するとともに、該歯車列の出力回転軸にカムを
取り付け、このカムの回転によつてカムレバーを
揺動させ、カムレバーの揺動を砥石軸の往復動に
変換するように構成されているため、構造が複雑
で装置が大型化し、大きい設置スペースが必要に
なる欠点を有している。
(考案の目的) この考案は上記従来の欠点を改善するためにな
されたもので、構造の簡略化と小型化を図るとと
もに、研削装置に組み込み可能に構成することで
設置スペースの縮小化が達成できる砥石軸の往復
動装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) この考案は、砥石が取り付けられ、かつ軸方向
の保持位置を決めるスラストカラー部が設けられ
た砥石軸を軸方向に往復動可能に支持台で支持
し、この支持台に上記砥石軸のスラストカラー部
の外方に同心的に往復動シリンダを取り付け、こ
の往復動シリンダ内に、上記砥石軸のスラストカ
ラー部の前後部との間で流体スラスト軸受を形成
するスラスト面が一体に形成されたピストンを嵌
合するとともに、上記シリンダの前後部と流体ス
ラスト軸受とに圧油を供給する流体供給路を設
け、切換弁の切換操作によつてシリンダの前後部
に圧油を切換供給して砥石軸を軸方向に往復移動
させ、上記支持台に主軸と同心で回転可能に砥石
軸駆動用プーリを嵌合し、この砥石軸駆動用プー
リと砥石軸とを軸方向に移動可能かつ同時回転可
能に連結して、砥石軸が回転しながら軸方向に往
復動するようになされている。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係る砥石軸の往復動装置を
適用した研削装置の駆動部分を示す縦断面図であ
り、同図において1は砥石軸、2は支持台、3は
往復動シリンダ、4はピストン、5は流体供給路
を示し、砥石軸1は支持台2の前側支持台2Aに
軸方向に往復動可能に支持され、その先端部に砥
石ホルダ6を介して砥石7が着脱可能に取り付け
られている。そして、前側支持台2Aの若干後側
に砥石軸1の軸方向の保持位置を決めるスラスト
カラー部1Aが設けられている。
往復動シリンダ3は支持台2の前側支持台2A
の後側に設けられている後側支持台2Bにおい
て、上記スラストカラー部1Aの外方に同心的に
環状に配設されている。
ピストン4は砥石軸1の外周をとり囲み、かつ
往復動シリンダ3内で軸方向に往復動可能に往復
動シリンダ3に嵌合されており、往復動シリンダ
3に嵌合されている部分の軸方向の長さl1は、往
復動シリンダ3の軸方向の長さl2よりも若干小さ
く設定され、これによつてピストン4のストロー
ク代lxが確保されている。そして、砥石軸1のス
ラストカラー部1Aの前部1aと後部1bとの間
に流体スラスト軸受8を形成するスラスト面8
a,8bが形成されている。
流体供給路5は上記流体スラスト軸受8のスラ
スト面8a,8bに圧油を供給する通路5Aと、
上記往復動シリンダ3の前部3aと後部3bとに
圧油を供給する通路5B1,5B2とからなり、通
路5Aは往復動シリンダ3に形成されて、ピスト
ン4の外周面と往復動シリンダ3の内周面との間
に形成されている小さい隙間9と、該小さい隙間
9に連通する1対の分岐通路10a,10bとを
介して、上記流体スラスト軸受8のスラスト面8
a,8bに連通している。また、通路5B1は往
復動シリンダ3の前部3aに連通し、通路5B2
は往復動シリンダ3の後部3bに連通している。
11は圧油を供給するオイルポンプで、その吐
出口11aは管路12を介して上記通路5Aに接
続されるとともに、管路12から分岐された管路
13がロータリバルブなどの切換弁14の入口1
4aに接続され、該切換弁14の第1のポート1
4bが管路15を介して通路5B1に、第2のポ
ート14cが管路16を介して通路5B2にそれ
ぞれ接続されている。また、切換弁14の第3の
ポート14dは管路17を介してオイルタンク1
8に開放されている。なお、上記流体スラスト軸
受8のスラスト面8a,8bに供給された圧油
は、砥石軸1のスラストカラー部1Aの前部にお
いて、ピストン4の内周と砥石軸1の外周との間
に形成されている隙間19を通り、後側支持台2
Bに形成されている通路20Aを通るとともに、
上記スラストカラー部1Aの後部においてピスト
ン4の内周と砥石軸1の外周との間に形成されて
いる隙間21を通り、後側支持台2Bに形成され
ている通路20Bを通つて還流路22に流出し、
ここからオイルタンク18に還流される。
23は砥石軸駆動用プーリで、後側支持台2B
に外嵌されたベアリング24を介して砥石軸1と
同心で回転可能に設けられ、その後端面にキヤツ
プ体25の外周縁部がボルト26によつて固定さ
れ、キヤツプ体25の中心に形成された角孔27
に砥石軸1の後端部に形成されている断面角形部
1Bが軸移動可能に嵌合されている。
上記構成において、第1図の砥石軸駆動用プー
リ23を回転させることによつて、この回転はキ
ヤツプ体25を介して砥石軸1に伝達され、これ
によつて砥石7が回転する。
一方、上記砥石軸1の回転と同時に、オイルポ
ンプ11を回転駆動させ、かつ切換弁14を動作
させることによつて、オイルタンク18内のオイ
ルは圧油としてオイルポンプ11の吐出口11a
から管路12,13に送り出され、管路12に送
り出された圧油は通路5Aに導入され、ここから
上述の径路を介して流体スラスト軸受8に供給さ
れる。また、管路13に送り出された圧油は切換
弁14の入口14aから切換弁14に導入され、
まず第2のポート14cから管路16に送り出さ
れ、通路5B2を介して往復動シリンダ3の後部
3bに導入される。この場合、往復動シリンダ3
の前部3aは通路5B1−管路15−第1のポー
ト14b−切換弁14−第3のポート14d−管
路17の径路によつてオイルタンク18に連通し
ている。したがつて、ピストン4は往復動シリン
ダ3内においてストローク代lx前進し、第2図に
示すストローク前端に至り、これによつて第1図
の砥石軸1と砥石7が回転しながら前進される。
切換弁14が切換えられると、圧油は第1のポ
ート14bから管路15に送り出され、通路5
B1を介して往復動シリンダ3の前部3aに導入
され、往復動シリンダ3の後部3bは通路5B2
−管路16−第2のポート14c−切換弁14−
第3のポート14d−管路17の径路によつてオ
イルタンク18に連通する。そのために、ピスト
ン4は往復動シリンダ3内においてストローク代
lx後退し、第1図に示されるストローク後端に至
り、砥石軸1と砥石7が回転しながら後退され
る。以後は上記の作動が反復されることで砥石軸
1と砥石7が回転しながら軸方向に往復移動す
る。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば従来装
置と比較して構造が簡略化され、小型化できると
ともに、研削装置に組み込まれているから、設置
スペースの縮小化が達成できる利点がある。
また、砥石軸のスラストカラー部の前後部との
間で流体スラスト軸受を形成するスラスト面がピ
ストンの内方部に一体に形成されていることか
ら、ピストンの往復動時においてもスラスト面と
スラストカラー部との関係が一定に保持され、両
者間には流体スラスト軸受が適切に形成されてい
る。従つて、砥石軸はスラストカラー部が流体ス
ラスト軸受に支持された状態で往復動するため、
加工精度が一定に維持される。
さらに、砥石軸駆動用プーリが支持台に回転可
能に支持され、砥石軸である主軸を軸方向に移動
可能でかつ回転駆動可能に嵌合してなるものであ
ることから、主軸が往復動しても砥石駆動用プー
リは軸方向に固定状態に保持され、駆動源との関
係が不変である。従つて、砥石軸駆動用プーリが
主軸と一体に設けられたものにおけるように、駆
動源からの回転力の伝達が不安定となつたり、駆
動源により砥石軸駆動用プーリが振動を発生する
等の恐れがないため、加工精度が一定に維持され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による砥石軸の往
復移動装置を適用した研削装置の駆動部分を示す
縦断面図、第2図はピストンと砥石軸がストロー
ク前端に移動した状態を示す拡大縦断面図であ
る。 1…砥石軸、1A…スラストカラー部、2…支
持台、3…往復動シリンダ、3a…前部、3b…
後部、4…ピストン、5…流体供給路、7…砥
石、8…流体スラスト軸受、8a,8b…スラス
ト面、14…切換弁、23…砥石軸駆動用プー
リ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 砥石軸を研削中に軸方向に往復動させる装置で
    あつて、砥石が取り付けられかつ軸方向の保持位
    置を決めるスラストカラー部が設けられた砥石軸
    と、砥石軸をその軸方向に往復動可能に支持する
    支持台と、上記砥石軸のスラストカラー部の外方
    に同心的に配設されて上記支持台に取り付けられ
    た往復動シリンダと、この往復動シリンダ内を往
    復しかつ内方部に上記砥石軸のスラストカラー部
    の前後部との間で流体スラスト軸受を形成するス
    ラスト面が一体に形成されたピストンと、上記シ
    リンダの前後部と流体スラスト軸受部とに圧油を
    供給する流体供給路と、シリンダの前後部に圧油
    を切換供給する切換弁と、上記支持台に主軸と同
    心で回転可能に支持され主軸を軸方向に移動可能
    でかつ回転駆動可能に嵌合した砥石軸駆動用プー
    リとを備えてなる砥石軸の往復動装置。
JP1983076267U 1983-05-20 1983-05-20 砥石軸の往復動装置 Granted JPS59183356U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983076267U JPS59183356U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 砥石軸の往復動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983076267U JPS59183356U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 砥石軸の往復動装置

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Publication Number Publication Date
JPS59183356U JPS59183356U (ja) 1984-12-06
JPH018289Y2 true JPH018289Y2 (ja) 1989-03-06

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JP1983076267U Granted JPS59183356U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 砥石軸の往復動装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241992A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Toyoda Mach Works Ltd Grinding attachment

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241992A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Toyoda Mach Works Ltd Grinding attachment

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JPS59183356U (ja) 1984-12-06

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