JPH0314311Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314311Y2 JPH0314311Y2 JP4752385U JP4752385U JPH0314311Y2 JP H0314311 Y2 JPH0314311 Y2 JP H0314311Y2 JP 4752385 U JP4752385 U JP 4752385U JP 4752385 U JP4752385 U JP 4752385U JP H0314311 Y2 JPH0314311 Y2 JP H0314311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- chuck body
- sealing plate
- chuck
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 17
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Description
この考案は吸着チヤツク装置に関するもので、
さらに詳しくは、真空を利用したロボツトなどに
適したチヤツク装置に関するものである。
さらに詳しくは、真空を利用したロボツトなどに
適したチヤツク装置に関するものである。
吸着チヤツク装置は、ロボツトなどによる機器
組立作業においてワークの取付けに用いられるも
ので、従来用いられている代表的なものが第3図
に略示されている。この吸着チヤツク装置は、パ
ツト1をもつ吸着シリンダ2でワークWを吸着す
るもので、吸着シリンダ2はエヤー管3を介して
真空タンク4に接続されており、吸着シリンダ2
内を減圧することでワークWを保持し、真空タン
ク4を正圧にすることでワークWを解放するよう
に構成したものである。
組立作業においてワークの取付けに用いられるも
ので、従来用いられている代表的なものが第3図
に略示されている。この吸着チヤツク装置は、パ
ツト1をもつ吸着シリンダ2でワークWを吸着す
るもので、吸着シリンダ2はエヤー管3を介して
真空タンク4に接続されており、吸着シリンダ2
内を減圧することでワークWを保持し、真空タン
ク4を正圧にすることでワークWを解放するよう
に構成したものである。
上述のような従来の吸着チヤツク装置では、吸
着シリンダ2内だけでなく、エヤー管3の空気を
抜取ることが必要であるからチヤツク作用開始に
時間の遅れが生じ、また、エヤー管3の内壁によ
る抵抗により十分に真空圧を上げるには容量の大
きい真空発生装置としてのポンプが必要であつ
た。 さらに、吸着シリンダ2内は減圧されるため
に、塵埃などが侵入して負圧抵抗が大きくなるこ
とがあつて定期的な掃除点検が必要であつた。 ワークWを解放する場合には、エヤー管3を通
して吸着シリンダ2内にエヤーを供給するので解
放までに時間を要し、とくに軽いワークの場合に
は解放しにくいなどの問題があつた。
着シリンダ2内だけでなく、エヤー管3の空気を
抜取ることが必要であるからチヤツク作用開始に
時間の遅れが生じ、また、エヤー管3の内壁によ
る抵抗により十分に真空圧を上げるには容量の大
きい真空発生装置としてのポンプが必要であつ
た。 さらに、吸着シリンダ2内は減圧されるため
に、塵埃などが侵入して負圧抵抗が大きくなるこ
とがあつて定期的な掃除点検が必要であつた。 ワークWを解放する場合には、エヤー管3を通
して吸着シリンダ2内にエヤーを供給するので解
放までに時間を要し、とくに軽いワークの場合に
は解放しにくいなどの問題があつた。
上述のような問題点を解決するために、シリン
ダ状のチヤツク本体内にエヤーなどで駆動される
ピストンロツドを位置し、このピストンロツドに
チヤツク本体内に遊嵌されたピストン状のストツ
パを位置させ、この前記ピストンロツドに常時押
出し方向に習性を与えると共に、チヤツク本体内
に嵌装されたシーリングプレートをストツパより
内側に取付け、ピストンロツドの収縮によりシー
リングプレートを移動させることでチヤツク本体
内を減圧できるようにし、ピストンロツドを伸長
することでチヤツク本体内を正圧に変換できるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
ダ状のチヤツク本体内にエヤーなどで駆動される
ピストンロツドを位置し、このピストンロツドに
チヤツク本体内に遊嵌されたピストン状のストツ
パを位置させ、この前記ピストンロツドに常時押
出し方向に習性を与えると共に、チヤツク本体内
に嵌装されたシーリングプレートをストツパより
内側に取付け、ピストンロツドの収縮によりシー
リングプレートを移動させることでチヤツク本体
内を減圧できるようにし、ピストンロツドを伸長
することでチヤツク本体内を正圧に変換できるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案の構成を添付した第1図およ
び、第2図に示す実施例により説明する。先ず、
図において、符号11は一端が開放されたシリン
ダ状のチヤツク本体を示し、このチヤツク本体1
1の開放端にはパツト12が取付けてあり、この
チヤツク本体11の他端面中心には窓孔11aが
穿けられていて、この窓孔11aにはOシリンダ
12を介して後述するピストンロツドが嵌挿され
ている。 このチヤツク本体11にはエヤーシリンダ13
が取付けられており、このエヤーシリンダ13内
のピストンから延びるピストンロツド14は窓孔
11aからチヤツク本体11内に挿入された状態
になつている。ピストンロツド14にはピストン
状のストツパ15が取付けてあり、このストツパ
15の外径はチヤツク本体11の内径より小さ
く、周囲に比較的大きい間隙をもつており、この
ピストンロツドプレート15と重畳されてシーリ
ングプレート16が配置され、前記ピストンロツ
ド14がシーリングプレート16の中心に穿けて
ある中心孔16aを貫いている。この中心孔16
aはピストンロツド14を遊嵌させる程の大きさ
であり、シーリングプレート16とチヤツク本体
11の内壁との間、ストツパ15とシーリングプ
レート16との間にそれぞれOリング17があつ
て気密状態を保持できるようになつている。 シーリングプレート16は押ばね18によりス
トツパ15に圧接されており、ピストンロツド1
4の伸長方向に押している。 チヤツク本体11の開放端には柔らかいゴムな
どで形成されたパツト19が取付けられていて、
このパツト19がワークWに密着できるようにな
つている。 次に、この考案による吸着チヤツク装置の動作
について説明する。第2図A,B,Cにその動作
順序が示されていて、ワークWに対してパツト1
9を介してチヤツク本体11を接触させてエヤー
シリンダ13の駆動でピストンロツド14を収縮
させることで、ストツパ15を介してシーリング
プレート16を移動させて、このシーリングプレ
ート16と、チヤツク本体11で密閉状態の空間
Sを縮少する。これによりシーリングプレート1
6とワークWとの間の空間は大きくなつて減圧さ
れるのでワークWに対して吸着状態になる。この
吸着動作においては、チヤツク本体11内に減圧
空間が直接的に形成されるのでシリンダ13の動
作と同時に吸着動作が開始される。 逆に、ワークWを解放する場合には、シリンダ
13の駆動で素早くピストンロツド14を伸長さ
せると、シーリングプレート16はピストンロツ
ドプレート15の動きに追従できずに両者の間に
隙間が生じ、中心孔16aから空間S中の加圧さ
れた空気がワークW側に流込むことができる。こ
れによりチヤツクされていたワークWは解放され
るのである(第2図C)。 この場合も、エヤーシリンダ11の駆動と同時
にワークWは解放され動作に遅れはない。
び、第2図に示す実施例により説明する。先ず、
図において、符号11は一端が開放されたシリン
ダ状のチヤツク本体を示し、このチヤツク本体1
1の開放端にはパツト12が取付けてあり、この
チヤツク本体11の他端面中心には窓孔11aが
穿けられていて、この窓孔11aにはOシリンダ
12を介して後述するピストンロツドが嵌挿され
ている。 このチヤツク本体11にはエヤーシリンダ13
が取付けられており、このエヤーシリンダ13内
のピストンから延びるピストンロツド14は窓孔
11aからチヤツク本体11内に挿入された状態
になつている。ピストンロツド14にはピストン
状のストツパ15が取付けてあり、このストツパ
15の外径はチヤツク本体11の内径より小さ
く、周囲に比較的大きい間隙をもつており、この
ピストンロツドプレート15と重畳されてシーリ
ングプレート16が配置され、前記ピストンロツ
ド14がシーリングプレート16の中心に穿けて
ある中心孔16aを貫いている。この中心孔16
aはピストンロツド14を遊嵌させる程の大きさ
であり、シーリングプレート16とチヤツク本体
11の内壁との間、ストツパ15とシーリングプ
レート16との間にそれぞれOリング17があつ
て気密状態を保持できるようになつている。 シーリングプレート16は押ばね18によりス
トツパ15に圧接されており、ピストンロツド1
4の伸長方向に押している。 チヤツク本体11の開放端には柔らかいゴムな
どで形成されたパツト19が取付けられていて、
このパツト19がワークWに密着できるようにな
つている。 次に、この考案による吸着チヤツク装置の動作
について説明する。第2図A,B,Cにその動作
順序が示されていて、ワークWに対してパツト1
9を介してチヤツク本体11を接触させてエヤー
シリンダ13の駆動でピストンロツド14を収縮
させることで、ストツパ15を介してシーリング
プレート16を移動させて、このシーリングプレ
ート16と、チヤツク本体11で密閉状態の空間
Sを縮少する。これによりシーリングプレート1
6とワークWとの間の空間は大きくなつて減圧さ
れるのでワークWに対して吸着状態になる。この
吸着動作においては、チヤツク本体11内に減圧
空間が直接的に形成されるのでシリンダ13の動
作と同時に吸着動作が開始される。 逆に、ワークWを解放する場合には、シリンダ
13の駆動で素早くピストンロツド14を伸長さ
せると、シーリングプレート16はピストンロツ
ドプレート15の動きに追従できずに両者の間に
隙間が生じ、中心孔16aから空間S中の加圧さ
れた空気がワークW側に流込むことができる。こ
れによりチヤツクされていたワークWは解放され
るのである(第2図C)。 この場合も、エヤーシリンダ11の駆動と同時
にワークWは解放され動作に遅れはない。
以上の説明から明らかなように、この考案の吸
着チヤツク装置はチヤツク本体にエヤーシリンダ
を設け、そのピストンロツドの端部に設けたスト
ツパにシーリングプレートを押ばねによる押圧力
で密着させ、チヤツク本体と、シーリングプレー
トとの間に密閉室を形成できるように構成したか
ら、吸着、解放動作にタイミングの遅れがなく、
確実なチヤツキングができる。
着チヤツク装置はチヤツク本体にエヤーシリンダ
を設け、そのピストンロツドの端部に設けたスト
ツパにシーリングプレートを押ばねによる押圧力
で密着させ、チヤツク本体と、シーリングプレー
トとの間に密閉室を形成できるように構成したか
ら、吸着、解放動作にタイミングの遅れがなく、
確実なチヤツキングができる。
第1図はこの考案による吸着チヤツク装置の側
断面図、第2図A〜Cは同動作順序を示す説明
図、第3図は従来の吸着チヤツク装置の概略を示
す説明図である。 11……チヤツク本体、13……エヤーシリン
ダ、14……ピストンロツド、15……ストツ
パ、16……シーリングプレート、16a……中
心孔、12,17……Oリング、19……パツ
ト、W……ワーク。
断面図、第2図A〜Cは同動作順序を示す説明
図、第3図は従来の吸着チヤツク装置の概略を示
す説明図である。 11……チヤツク本体、13……エヤーシリン
ダ、14……ピストンロツド、15……ストツ
パ、16……シーリングプレート、16a……中
心孔、12,17……Oリング、19……パツ
ト、W……ワーク。
Claims (1)
- 開放端にパツトを取付けたシリンダ状のチヤツ
ク本体と、このチヤツク本体中に延びているピス
トンロツドと、このピストンロツドに取付けられ
ているストツパと、このストツパに圧着されてい
て、ピストンロツドと遊嵌状態であつてチヤツク
本体内に嵌装されているシーリングプレートとを
備え、前記ピストンロツドの収縮でシーリングプ
レートを移動させることで開放端側の空間に負圧
を生じさせるように構成したことを特徴とする吸
着チヤツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4752385U JPH0314311Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4752385U JPH0314311Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163183U JPS61163183U (ja) | 1986-10-09 |
JPH0314311Y2 true JPH0314311Y2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=30562928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4752385U Expired JPH0314311Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314311Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1441395B9 (de) | 1996-06-26 | 2012-08-15 | OSRAM Opto Semiconductors GmbH | Lichtabstrahlendes Halbleiterbauelement mit Lumineszenzkonversionselement |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP4752385U patent/JPH0314311Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61163183U (ja) | 1986-10-09 |
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