JPH06114710A - ワーク保持装置 - Google Patents

ワーク保持装置

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JPH06114710A
JPH06114710A JP29202292A JP29202292A JPH06114710A JP H06114710 A JPH06114710 A JP H06114710A JP 29202292 A JP29202292 A JP 29202292A JP 29202292 A JP29202292 A JP 29202292A JP H06114710 A JPH06114710 A JP H06114710A
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work
holder
workpiece
holding device
shaft
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JP29202292A
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Mitsuaki Takahashi
光明 高橋
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークに切り欠きなどを形成したり、ホルダ
に位置決め用部材を設けたり、位置決めのための作業な
どを無くした、原価性と生産性のよいワーク保持装置。 【構成】 下端面中央にワーク22を挿入装着する凹部
40を形成し、軸心に気体吸引排気孔42を穿設したカ
ップ形状のホルダ23の内壁上端面中央に気体吸引排気
孔42と連通する孔を有し、その下端面39にワーク2
2を吸引装着するワーク支持体27を配設し、このワー
ク支持体27の外周に、上記気体吸引排気孔42より分
岐形成した気体吸引排気孔43の下端面に弾性部材25
を介して上下移動自在に構成された押圧体28を同心円
状に配設して、ワーク22の加工時に排気押圧するよう
に構成したワーク保持装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズなどのワークを
研削加工または研磨加工に用いるワークの保持装置に関
する。詳しくはレンズなどのワークの研削加工または研
磨加工において、ワークを支持し、ワークと工具の回転
数を制御しながら加工するワークの保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したレンズなどのワーク保持装置に
関する従来技術としては、例えば特開昭53−1809
0号公報に開示されているものが知られている。この公
報に記載されている技術を図10〜図12にて説明す
る。図10はワークをチャック具に装着した状態のワー
ク保持装置を示す正面よりの断面図である。図11は、
図10に示すチャック具にワークを装着していない状態
を示したワーク保持装置の底面図である。図12は、ワ
ークとチャック具に設けたストッパピンとの関係を示す
説明図である。
【0003】図10にて示すように、従来のワークの保
持装置100は、その上端部に垂直配設した円柱形状で
回転可能に支持された回転軸101と、回転可能に支持
された回転軸101と、その回転軸101の中心にワー
ク102を吸着保持する円形状のチャック具103と、
このチャック具103の上面に装着し、上記回転軸10
1の中間位置と嵌着して遊嵌する逆カップ形状のカバー
体104とにより構成され、回転軸101とカバー体1
04の内壁とチャック具103の上面との間には、内隙
104aが構成されている。また、回転軸101には先
端部に半球形状部101aを形成しており、軸心には図
示しない吸引装置に接続構成されている中空孔101b
が穿設され、更に中空孔101bの先端には、上記内隙
104aに貫通している吸引孔101cが径方向(横方
向)に穿設されている。また、回転軸101の下端部に
は、回転軸101からチャック具103を取り外したと
き、遊嵌装着したカバー体104が落下するのを防ぐた
め、その先端に横軸105を径方向に貫通装着されてい
る。
【0004】チャック具103の上面には、上記横軸1
05の両端とそれぞれに嵌合し、回転軸101の回転駆
動をチャック具103に伝達する駆動ピン106a,1
06bが植設されていると共に、チャック具103の上
面の回転中心には、上記回転軸101の半球形状部10
1aと当接する円錐穴103aが穿設されている。ま
た、チャック具103の下端面の中心には、図11にて
示すようにワーク102を保持可能に凹円形状の嵌合穴
103bが穿設されている。この嵌合穴103b内に
は、複数の細孔103cが穿設されており、チャック具
103の上端面に貫通されている。
【0005】次に上記構成の従来技術のレンズ保持装置
の作用を説明する。まず、図12に示すように、ワーク
102の外周面に切り欠き部102aを形成する。この
切り欠き部102aとチャック具103に植設したスト
ッパピン107とを図12にて示すように当接して位置
決めしつつ、ワーク102をチャック具103の嵌合穴
103bに装着する。このチャック具103をカバー体
104に当接すると共にチャック具103の円錐穴10
3aを回転軸101の半球状部101aに係合させ、図
10に示す状態のもとで図示しない吸引装置にて上記内
隙104aを減圧し、ワーク102を吸着保持する。続
いてワーク102の下面を図示していない加工工具と接
触させ、回転軸101の回転により横軸105,駆動ピ
ン106a,106bを介してチャック具103および
ワーク102を回転させて加工が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワーク保持装置においては、ワーク102が嵌合穴
内で回転しないように、ワーク102の外周面に切り欠
き部102aを形成してストッパピン107と当接させ
るという構成であるのでワーク102の外周面に切り欠
き部102aを設ける必要がある。また、ワーク102
をチャック具103に装着するに際してストッパピン1
07切り欠き部102aとによる位置決めをするという
作業があり、ワーク102をチャック具103に装着す
るまでの準備に多くの時間と労力を必要するなどの問題
と原価面においても問題を生じていた。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ワークに切り欠き部を形成する必要もなく従っ
て、ワークをチャックに装着するとき当接による位置合
わせを必要とせず、短時間で装着し、かつ労力も大幅に
減少し、生産面、原価面に優れたワークの保持装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の概念を図1にて
説明する。図1は本発明の概念を示し、その一部を断面
にて示した正面図である。図1に示す符号23は、下端
面中央に被加工物であるワーク22の外径が挿入可能の
凹部40を形成した逆カップ状の加工用のホルダであ
る。このホルダ23の凹部40内の上面中央位置には、
下端面に円形状のワーク22の非加工面と同曲率に形成
された円形状のワーク支持体27の上面が一体的に装着
されている。また、上記ワーク支持体27の外周面には
ワーク22の非加工面と同曲率に形成され、その下面を
ワーク22の非加工面と高密着するように形成したリン
グ形状の押圧体28がホルダ23の凹部上面に常時縮小
方向に張力を有する弾性部材(コイルバネ)25を介し
て移動自在に一体的に装着されている。
【0009】上記ホルダ23の外周上面中央には、図示
されていないが駆動手段と連設したホルダ支持軸44が
突出形成されている。この回転軸44の中心には、上記
ホルダ23の凹部40内と貫通し、凹部40内の気体
(エアー)を吸引してワーク22をホルダ23内に固定
保持したり、ワーク22の加工中はホルダ23の凹部4
0内に排気してワーク22を押圧作動するよう構成され
た気体吸引排気手段(図示省略)と接続した気体吸引排
出孔42が穿設されている。また、上記気体吸引排出孔
42は、上記押圧体28の上面を押圧するため数本に分
岐43構成されている。
【0010】
【作用】次に、上記構成によるワーク保持装置の作用を
説明する。まず、加工の際は、気体吸引排気手段(図示
省略)の駆動によりホルダ23の凹部40内に設けたワ
ーク支持体27の下面に挿入されたワーク22は気体吸
引排出孔42内を通してワーク22非加工面を吸引し保
持する。続いて、ワーク22の被加工面を図示されてい
ない研磨工具に当接させると同時に、上記気体吸引排気
手段を吸引から排気に切り換え駆動することにより、そ
の排気圧は押圧体28を弾性部材25を介して下方向に
押圧し、ワーク22の被加工面を研磨工具に押圧する。
この押圧によって加工中ホルダ23を研磨工具と反対方
向に回転させても、ワーク22は上記押圧体28の密着
力によりホルダ23の凹部40内で回転することなく確
実にホルダ23内に保持される。
【0011】加工終了に際しては、ホルダ23と研磨工
具の回転を止め、気体を排気から吸引に切り換えたの
ち、ホルダ23を上昇させることにより、ワーク22を
研磨工具から離反させる。次に、再び気体を吸引から排
気に切り換えてワーク22をホルダ23から取り出すこ
とにより研磨作業は終る。以後は上記同一工程を繰り返
し続けられる。
【0012】
【実施例1】本発明の具体例を図面に基づいて以下説明
する。図2〜図7は、本発明のワーク保持装置に係わる
実施例1を示す。図2は、ワーク保持装置の要部を概略
にて示し、その一部を断面にて示す正面図である。図3
は図2の側面図である。図4は、図2および図3に示す
ホルダの変形例を示し、その一部を断面にて示した正面
図である。図5は、図4に示す押圧体の下端面の形状を
示す底面図である。図6は、図2および図3に示すホル
ダの変形例を示し、その一部を断面にて示した正面図で
ある。図7は、図6に示す押圧体の下端面の形状を示す
底面図である。なお、図中において、上記した図1と同
一部材または同一形状および同一構成については、同一
符号を付しその説明は省略する。
【0013】図において、符号11にて示す垂直状の軸
体は、図示されていないが外部に設けられた加工機構と
連結し、上下動可能に構成された研磨装置の上軸であ
る。この上軸11の外周には、ステー14の側壁よりボ
ルト12にてリング形状の取付具13を装着している。
また、上軸11の軸部下端、即ち取付具13の下端面に
はシール31を中央に配設したリング状部材がその下端
面をプーリ軸30の上端面と接続するよう構成されてい
る。また、上記プーリ軸30の軸周りには、取付具13
の外周近傍に配設したモータ38の回転軸に装着された
プーリ37の回転をベルト36を介して連動するように
構成したプーリ33がその中央に軸受32およびシール
34を介在して装着されている。即ち、プーリ33はベ
ルト36とプーリ37を介してモータ38の回転を伝達
してホルダ23を回転するよう構成されている。上記プ
ーリ37とベルト36との係合面は、軸方向に幅広く形
成されており、上軸11の上下動、即ちプーリ33の上
下動に伴って、ベルト36が上下方向に移動可能に構成
されている。
【0014】上記プーリ33の下端部には、可撓性を有
し、かつ流体に対して気密性を有する継手35を介して
ワーク支持軸44が連設されて、プーリ33の回転をワ
ーク支持軸44に伝達するよう構成されている。また、
上記した上軸11,プーリ軸30,プーリ33,継手3
5,ワーク支持軸44の各中心およびホルダ23内に設
けた気体吸引排出孔42,43には、連通する孔が穿設
されており、ワーク支持体27の先端から支持体27内
の気体(エア)を吸引と排気を行うように構成されてい
る。
【0015】上記ステー14の下端部位置には、外方向
(ホルダ23方向)に開口形成した半球形状に形成され
た第1揺動部材15が図3に示すように、半球形状の開
口部の中心に軸受16を介して支軸17によりステー1
4の側壁にナット19にて嵌着構成した筒形状の受け1
8内と螺合装着されると共に、ステー14に対して第1
揺動部材15および後述する第2揺動部材20とは支軸
21a,21bの揺動中心として揺動bするように構成
されている。即ち、上記第1揺動部材15を支承してい
る支軸17の軸線0点と、第1揺動部材15の半球形状
の各先端部の互の相対向する位置に、それぞれ穿設した
孔に植設した第2揺動部材20の各支軸21,22をそ
れぞれ装着構成したコの字形状の中央(中心)位置に上
記ワーク支持軸44に装着構成している。
【0016】上記第1揺動部材15と第2揺動部材20
は、支軸21a,21bを揺動中心として揺動できるよ
うに構成されている。即ち、支軸17,21a,21b
の各軸線は図に示す0点で交わるように構成されてお
り、第1揺動部材15および第2揺動部材20は0点を
中心に揺動aおよびbするようになっている。また、上
記第2揺動部材20の中央位置には、軸先端部にて被研
磨部材であるワーク22を支持するホルダ23がその軸
線0点で交わるように軸受け24を介して回転自在に装
着されている。上記ホルダ23の下端には、凹状形に形
成されており、更に中央位置にはワーク22の非加工面
と同曲率に形成されたワーク支持体27が装着されてい
る。
【0017】また、上記ワーク支持体27の外周には、
ワーク22の非加工面の外周面を押圧支持するリング形
状の押圧体28が弾性部材(コイルバネ)25を介して
ホルダ23の下端面に装着している。上記押圧体28
は、硬度30°のシリコンゴムで構成されており、その
下端は上記ワーク支持体27と同様に、ワーク22の非
加工面と同一曲率に形成されている。また、上記コイル
バネ25の力は、ワーク22を保持してしないときは、
押圧体28を上方に引き上げる方向(上昇方向)に働い
ている。即ち、押圧体28の下端面28aは、上記ワー
ク支持体27の下端面27aより上方の位置に配置する
ように構成されている。また、上記ワーク22は揺動中
心0に対して最適の位置となるように上下方向の位置設
定がなされており、上軸11の上下動により、ワーク2
2の下方に球心揺動する研磨皿29に対して当接離反す
るように構成されている。
【0018】上記構成による本実施例の作用(動作)を
説明する。まず、外部に設けた気体駆動機構を作動して
気体吸引排出孔42,43よりホルダ23内の気体を吸
引しホルダ23内の支持体27の下端面にワーク22の
非加工面を保持する。一方、押圧体28は、弾性部材
(コイルバネ)25の作用により図中において上方向に
移動しているため、ワーク22非加工面とは接しないよ
うになっている。続いて、上軸11を下降させてワーク
22の被加工面を研磨皿29に当接させる。この当接と
同期してエアーの吸引を解除し、排気に切換える。この
排気によるホルダ23内はエアー圧により押圧体28は
弾性部材(コイルバネ)25を介して下方向に押圧され
てその下端面27aはワーク22を押圧し被加工面を研
磨皿29ら当接される。この場合、エアーの排気圧によ
り上記押圧体28とワーク22の非加工面とは高密着に
接合した摩擦力により、ワーク22は、回転せずホルダ
23と一体的に保持される。
【0019】しかる後、モータ28を駆動することによ
り、プーリ37,ベルト36,プーリ33,継手35お
よびホルダ23等を介して、ワーク22を回転させると
共に、研磨皿29を回転させつつ揺動運動を与えてワー
ク22の加工が行われる。この場合における押圧支持体
28にてワーク22の非加工面(上面)を押圧する力
は、排出するエアーの圧力を調節することによって可変
自在となっている。また、このときの加工荷重は、主軸
11によってワーク22に与えられるため、ワークを回
転させずに保持し、かつ適正な加工荷重がワーク22に
加えられるように主軸による加工荷重と、エアーの圧力
とによって調節される。
【0020】加工を終了した場合は、まずホルダ23の
回転および研磨皿29の回転と揺動とを停止させる。続
いて、エアーの排出を止めて吸引に切り換える。この切
り換えによりワーク22はホルダ23内で吸引保持さ
れ、上軸11の上昇によりワーク22を研磨皿29から
離反する。しかる後、ホルダ23のエアーを再び吸引か
ら排出に切り換え、ワーク22をホルダ23から取り出
すことにより加工工程を終了する。
【0021】上記構成と作用による本実施例によれば、
ワークをホルダに吸引手段にて保持するため、従来のよ
うにワークに切り欠きなどを設けて位置合わせなどを行
う工程を必要とせずに装着できるのでワークの装着が簡
単で短時間に正確に装着できる。更には、エアーによる
ワーク22の吸着脱が可能となり、自動研削または研磨
が可能となり、これに自動搬送手段を加えることによ
り、ワーク22の全自動が容易となるなど、その用途は
顕著である。
【0022】なお、上記本実施例においては押圧体27
に、硬度30°のシリコンゴム材を用いたが、本実施例
はこれに限定するものではなく、ポリウレタンや高密着
性を有する粘着材(例えばゴム系、アクリル系、シリコ
ン系)などを用いても良い。また、本実施例において
は、押圧体27の下面の押圧面を、ワーク22の非加工
面に全面密着するように形成してワークの回転防止をし
たが、本実施例はこれに限定するものではなく、図4お
よび図5に示すように押圧体27の曲面に放射上の溝3
1を適宜形成したり、または図6および図5に示すよう
に、孔32を適宜面上に穿設形成させて行うことがで
き、ワーク22の回転防止の向上をさせることもでき
る。
【0023】また、本実施例においては、ホルダ23内
に設けた押圧体28は、リング形状の単数の押圧体に形
成して用いたが、本実施例はこれに限定するものではな
く、径の異なるリングを複数個、同心円状に配設するこ
ともでき、そのため回転抑止の効果を一層高めることが
できる。
【0024】
【実施例2】本発明のワーク保持装置の実施例2を図8
〜図9に基づいて説明する。図8は、本発明のワーク保
持装置のホルダを示し、その一部を断面にて示す正面図
である。図9は、図8に示すホルダにワークを保持した
状態を示し、その一部を断面にて示す正面図である。な
お、図中において上記した図1および図2〜図7と同一
部材、同一形状、同一構成については、同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0025】本実施例と上記実施例1との相違点は、ホ
ルダ23の構成の一部が異なるのみである。即ち本実施
例においては、ホルダ23の下端面に形成した凹部40
の内周縁辺に、外方(開口部)に向けて小径となるテー
パ23aを形成した点と、押圧体28の材料を硬度10
°のシリコンゴムにした点である。この構成による作用
(加工)はワーク22をホルダ23内の支持体27の下
端面41で吸引保持し、ワーク22の加工面を研磨皿2
9に当接した後、エアーを吸引から排気に切り換える。
この切り替えにより押圧体28が押圧されて下降し、ワ
ーク22の非下降面(裏面)に当接すると共に、外周部
は上記テーパ23aにより内方に押され、ワーク22の
コバを保持する。上記構成と作用によれば、ワークの保
持力が増大するという利点がある。
【0026】
【発明の効果】上記構成による本発明によれば、凹形状
のホルダ内にワークを吸引手段にて保持するため、ワー
クに特別な加工を施したり、またワークとホルダの位置
決めに特別な手段を用いることなく、正確に、かつ敏速
に装着が可能となったので、研削,研磨加工時間を大幅
に短縮することができた。また、気体の切り換えにより
ワークをホルダへの吸着脱と、気体を所望の押圧力に調
整可能としたので、ワークを適確な押圧力にて研削,研
磨作業が可能となるなど品質面、生産面、原価面におい
て優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク保持装置の要部の概念図を示
し、その一部を断面にて示す正面図である。
【図2】本発明のワーク保持装置の実施例1に係わり、
その一部を断面にて示す正面図である。
【図3】一部を破載にて示す図2の側面図である。
【図4】図2および図3に示すホルダの変形例を示し、
その一部を断面にて示した正面図である。
【図5】図4に示す押圧体の下端面の形状を示す底面図
である。
【図6】図2および図3に示すホルダの変形例を示し、
その一部を断面にて示した正面図である。
【図7】図6に示す押圧体の下端面の形状を示す底面図
である。
【図8】本発明のワーク保持装置のホルダを示す実施例
2に係わり、その一部を断面にて示す正面図である。
【図9】図8に示すホルダにワークを保持した状態を示
し、その一部を断面にて示す正面図である。
【図10】従来のワーク保持装置においてワークをチャ
ック具に装着した状態を示す正面よりの断面図である。
【図11】図10におけるワーク保持装置において、チ
ャック具にワークを装着していない状態を示したチャッ
ク具の底面図である。
【図12】図11に示すチャック具にワークを装着した
ときのワークとストッパピンとの関係を示すチャック具
の底面図である。
【符号の説明】
11 上軸 12 ネジ 13 取付具 14 ステー 15 第1揺動部材 16,24 軸受 17,21a,21b 支軸 19 ナット 20 第2揺動部材 22 ワーク 23 ホルダ 23a テーパ 25 弾性部材(コイルバネ) 26 リング体 27 ワーク支持体 27a,28a 下端面 28 押圧体 29 研磨皿 30 プーリ軸 31 溝 32 孔 33,37 プーリ 35 継手 36 ベルト 38 モータ 39 支持体下端面 40 凹部 42,43 気体吸引排出孔 44 ホルダ支持軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダの下端面にワークの非加工面を支
    持するように凹部を形成し、その中央に設けたワーク支
    持体と、このワーク支持体の外周にワークを押圧加工す
    るように設けた押圧手段と、この押圧手段に弾性部材を
    介して移動自在に配設した押圧体とを具備したことを特
    徴とするワーク保持装置。
JP29202292A 1992-10-06 1992-10-06 ワーク保持装置 Withdrawn JPH06114710A (ja)

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JP29202292A JPH06114710A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ワーク保持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279584A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Olympus Corp 保持具、研磨装置、研磨方法
JP2009034784A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Olympus Corp 保持具、研磨方法

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