JPH05277929A - ポリッシング装置の上軸機構 - Google Patents

ポリッシング装置の上軸機構

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JPH05277929A
JPH05277929A JP4079929A JP7992992A JPH05277929A JP H05277929 A JPH05277929 A JP H05277929A JP 4079929 A JP4079929 A JP 4079929A JP 7992992 A JP7992992 A JP 7992992A JP H05277929 A JPH05277929 A JP H05277929A
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JP
Japan
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plate
upper shaft
carrier plate
pressing plate
polishing
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JP4079929A
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Inventor
Shinichiro Takemura
真一郎 武村
Yukio Fujiwara
由岐雄 藤原
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブルの微少湾曲等に追従させ、か
つ、キャリアプレートの上面全面を均等に押圧すること
により、ウェーハの平面度と平滑度、とくに、平面度を
向上させ得るポリッシング装置の上軸機構を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 上軸の下方には、該上軸の下端に固着された
上板とキャリアプレート上面に当接する押圧板との間に
加圧室が形成され、前記上軸には、前記押圧板の中心部
に連結されて、その中心部を前記キャリアプレートに向
けて接近離間可能に変位させる中押軸が移動可能に設け
られていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェーハを研
磨するポリッシング装置の上軸機構に係り、詳しくはシ
リコンウェーハを研磨面に押圧する上軸機構に関する。
【0002】
【従来の技術】単結晶シリコンウェーハ(以下単にウェ
ーハと称す。)の加工工程には、最終的な仕上げ工程と
してウェーハの平滑度を向上させて鏡面仕上げをおこな
うための、ポリッシング装置を用いたメカノケミカルポ
リッシングによる研磨がある。
【0003】従来、ここで用いられるポリッシング装置
は、軟質弾性材料になる研磨布を接着した回転するター
ンテブル上の研磨面に、研磨液を滴下しながら、キャリ
アプレートの下面に接着したウェーハを、独立に自転す
る上軸の下端に取り付けた押圧板により、キャリアプレ
ートの上面から押し付けて研磨するものであった。
【0004】この研磨においては、ウェーハの高い平面
度と平滑度が要求されるが、このときの研磨精度はター
ンテーブルの平面度や、ターンテーブルと押圧板との平
行度に大きく影響を受け、また、キャリアプレートを押
圧する押圧板への加圧点によってもウェーハの研磨状態
が変化する。
【0005】一方、押圧板の上面中心部を上軸により加
圧し、押圧板の下面でキャリアプレートの上面全面を加
圧する従来のポリッシング装置では、一見平面状の押圧
板であっても、理想剛体ではないので部分的な加圧によ
る微少な変形が生じ、キャリアプレート上面に作用する
力も一様ではない。
【0006】しかも、セラミックス等からなる円板状の
キャリアプレートにおいても同様の状態となり、また、
キャリアプレートの下面には複数枚のウェーハがキャリ
アプレートの中央部ではなく半径上に接着されているの
で、研磨される各ウェーハともその加圧点が偏心したも
のとなり、とくにウェーハの水平度に支障を来す。
【0007】このようなポリッシング装置の、キャリア
プレートに向けて自転を伴って加圧するための上軸機構
に対し、以下のような改良された手段が、実開昭62ー
165849号において開示されている。
【0008】すなわちこの技術は、図7に示すように、
自転する上軸の下端に配した回転円板であるトップリン
グ404に、液体または気体を適当な圧力で封入したゴ
ム等になる弾性中空体413を設け、その弾性中空体4
13により、ターンテーブル403に載せたキャリアプ
レート2をその上面から押圧するものである。
【0009】このような手段により、ウェーハ401が
接着されたキャリアプレート上面を均等に押圧しようと
するものである。
【0010】また、他の改良技術として、実開昭64ー
16260号に示される技術が提案されており、この技
術は、図8に示すように、キャリアプレート526の外
周縁近傍をターンテーブル556の方向へ押圧するため
の外周押圧装置520と、キャリアプレート526の中
央近傍を押圧するための中央押圧装置536とを具備し
たものである。
【0011】前記、中央押圧装置536には、その下部
に加圧板644が取り付けられ、この加圧板644によ
ってキャリアプレート526の中心寄りを加圧すること
で、ウェーハ548外周の一部を押圧し、一方、キャリ
アプレート526の外周寄りの一部を前記外周押圧装置
520により押圧するようになっている。
【0012】また、中央押圧装置536は圧縮空気によ
り押圧力を加減するピストン装置となっており、該中央
押圧装置536の加圧力を調整して、前記外周押圧装置
620とのバランスをとることによってウェーハ研磨面
へかかる圧力を均等化しようとするものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ポリッシング装置にお
ける研磨では、ウェーハに軟質砥粒で圧力を加えること
により発生する熱によって、ウェーハ上の微少凸部に腐
食反応を進行させるので、装置のターンテーブルにもこ
のときの研磨熱が蓄積される。
【0014】また、ターンテーブル上では、複数枚のウ
ェーハが接着された、ターンテーブルのおよそ1/2以
下の直径であるキャリアプレートを、さらに複数枚、例
えば4枚ほどのキャリアプレートを、それぞれに自転を
伴う上軸機構により押圧するので、ターンテーブルにお
ける蓄熱部分と放熱部分も一様性を欠く。
【0015】したがって、研磨が進むにつれてターンテ
ーブルの上面にも、極めて緩やかではあるが、表面の歪
みが生じてくる。この歪みは、通常ターンテーブル中心
部を頂とする湾曲変形となっている。
【0016】このような状況においては、前者の弾性中
空体で押圧する機構によれば、キャリアプレートの上面
を均等に加圧することはできるものの、キャリアプレー
トへの作用面がゴム等の弾性体なので、回転中の研磨面
からの微少な衝撃で、キャリアプレートに常に揺動が発
生し、その結果、ウェーハの水平度を損なうこともあ
る。
【0017】さらに、弾性体によりキャリアプレートを
押圧しながら回転するので、上軸の回転とキャリアプレ
ートの回転とが完全に応答がとれないという問題があっ
た。
【0018】すなわち、研磨面での摩擦抵抗により、弾
性中空体の上軸側トップリング面とキャリアプレート面
とは、常時、捩りと戻りとが発生する。このことは、ウ
ェーハが研磨面に対して一瞬の停滞と滑りが発生してお
り、前記同様にウェーハの水平度の欠如やウェーハへの
損傷を招くことがある。
【0019】一方、後者のキャリアプレートの中央部分
と外周部分とでバランスをとる押圧機構によれば、ター
ンテーブルに生じる微少湾曲に対して、キャリアプレー
トの外周部分と中央部分とを押圧することにより、研磨
面とキャリアプレートとの一応の平行度を確保できる。
【0020】しかしながら、ウェーハに加えられる力
は、キャリアプレートの中央寄りの一部と、外周側の一
部であり、すなわち、各ウェーハの周縁において部分的
な加圧となる。このようなキャリアプレートへの部分的
な加圧は、ウェーハ全面に均等に押圧する力が作用しな
いので、ウェーハの水平度に支障を来すという問題点が
ある。
【0021】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、ターンテーブル
の微少湾曲等に追従させ、かつ、キャリアプレートの上
面全面を均等に押圧することにより、ウェーハの平面度
と平滑度、とくに、平面度を向上させ得るポリッシング
装置の上軸機構を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、キャリアプレートの下面に接着された
シリコンウェーハを研磨すべく、前記キャリアプレート
の上面をターンテーブル上の研磨面に向けて押圧する上
軸を備えたポリッシング装置の上軸機構において、前記
上軸の下方には、該上軸の下端に固着された上板とキャ
リアプレート上面に当接する押圧板との間に加圧室が形
成され、前記上軸には、前記押圧板の中心部に連結され
て、その中心部を前記キャリアプレートに向けて接近離
間可能に変位させる中押軸が移動可能に設けられている
ことを特徴とする。
【0023】また、前記加圧室には、前記上軸もしくは
上板に連設された駆動ピンにより前記上軸の回転力を前
記押圧板に直接的に伝達する押圧板駆動手段が設けられ
ていることを特徴する。
【0024】さらに、前記加圧室の周壁が、前記上軸の
回転力を前記押圧板へ伝達する押圧板駆動手段となされ
ていることを特徴とする。
【0025】
【作用】ウェーハが下面に接着されたキャリアプレート
の上面に押圧板が当接し、該押圧板によってキャリアプ
レートが押圧される。押圧板上面に形成された加圧室を
加圧すると、加圧室内の圧力は押圧板を下方へ押し下げ
るように作用する。加圧室内の圧力は押圧板のほぼ全面
に働き、さらに、該押圧板を介してキャリアプレート上
面にもその全面に均等に作用してキャリアプレートをタ
ーンテーブルに向かって押圧する。
【0026】これによって、研磨熱により発生したター
ンテーブル上面の微かな歪みに対しても、均等にキャリ
アプレートを押圧してターンテーブルの歪みに追従させ
る。また、押圧板は通常の剛性は有しているのでキャリ
アプレートを安定して保持しする。
【0027】そして、上軸側に固着され上軸と一体に回
動する駆動ピンは、上軸側の回転力を直接押圧板に伝達
し、あるいは、加圧室の周壁を介して前記上軸の回転力
を押圧板に伝達する。
【0028】さらに、ターンテーブルに発生した湾曲が
増大した場合には、ウェーハの研磨状態に対応させて中
押軸により押圧板の中心部を補完的に押圧しあるいは引
き上げ、これによって、キャリアプレートとターンテー
ブルとの平行度を調整する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1に示されるように、ポリッシング装置のタ
ーンテーブル80の上方には上軸機構1が配置され、該
上軸機構1の下方には、研磨されるウェーハ82がキャ
リアプレート81の下面に接着されてターンテーブル8
0に載置される。
【0030】前記上軸機構1は、回転しながらターンテ
ーブル80側へ加圧する上軸10と、該上軸10を支持
して上軸10へ回転力を伝達するハブホイール15と、
これらを回転自在に支持するハウジング20、および、
上軸10の下方に連設され前記キャリアプレート81を
押圧する上板30ならびに押圧板40とから該略構成さ
れている。
【0031】上軸10は、中空のシャフトであり、上方
では上部ハウジング11の内筒に取り付けられた軸受1
2により回転支持され、下方ではハブホイール15の筒
内に挿入され支持されている。
【0032】前記ハブホイール15と上軸10とは一体
となって回転し、かつ、上軸10が上下に摺動可能なよ
うにスライドベアリング17a,17bにより結合され
ている。また、上軸10の上方には、上軸10の中空部
10bに圧縮空気を導入するための上軸圧空導入口10
aが設けられている。
【0033】該上軸10の上方を支持している前記上部
ハウジング11は、上軸10を支持すると同時に上下に
昇降させるための支持部であり、前記の上軸圧空導入口
10aに圧縮空気を送気するため、上部ハウジングの一
箇所に圧空導入口11aが開孔され、その圧空導入口1
1aは、その奥端で、上軸10の外面に接するハウジン
グ11の内筒面上に内周に沿って切り込まれた圧空導通
溝11cに連通している。
【0034】これにより、圧空導入口11aから、回転
する上軸10の上軸圧空導入口10aを介して上軸10
の中空部10bと導通するようになっている。圧空導通
溝11cの上下では、上部ハウジング11の内筒面と上
軸10の外周面とはOリング11b,11bにより気密
に保たれている。
【0035】また、上軸10を支持しているハブホイー
ル15は、ハウジング20に開けられた挿通孔20aに
おいて軸受21a,21bで回転支持されている。ここ
に装着される軸受け21a,21bは、ハブホイール1
5の外周、挿通孔20aにそれぞれ上下方向から嵌め込
まれ、軸受止23,22により固定されている。
【0036】該ハブホイール15の上端には、これに回
転を与えるためのスプロケット14が固着されており、
駆動チェーン16によって駆動モーター(図示せず)か
らの駆動力が伝達される。
【0037】一方、ハブホイール15と一体に回転する
上軸10は、下方がハブホイール15の下端よりも長く
伸長されて、その末端は中空部10bが若干拡径された
うえ、鍔状に広げられたフランジ部10cが設けられて
いる。そして、このフランジ部10cの下面には、ほぼ
円形平板の前記上板30が上軸10に一体に取り付けら
れて吊持されている。
【0038】本実施例では、前述のように、前記上軸1
0の下端に上板30が固着され、さらに該上板30の下
方には、ターンテーブル80に載置されるキャリアプレ
ート81の上面に当接する押圧板40が配置され、これ
ら上板30と押圧板40との間には、両者間に介裝され
た周壁を構成するベローズ50により加圧室50aが形
成されており、さらに、この加圧室50aの内部には、
上軸10に連設された駆動ピン60により上軸10の回
転力を押圧板40に直接的に伝えるための、押圧板40
に対する駆動手段が設けられている。
【0039】前記ベローズ50は、ステンレス薄板等の
弾性材料により蛇腹に成型されたもので、押圧板40の
直径に近い口径のものであるが、少なくともキャリアプ
レート81のウェーハ82が接着されて占有される部分
と同径以上であることが望ましい。
【0040】そして、該バローズ50は、一方向に、図
では上下方向に伸縮性を有しており、上下面が開口して
いる。また、上板30とベローズ50、および、ベロー
ズ50と押圧板40とは、それぞれ、環状平板の一面に
段付き加工を施した固定板35,45を介して取り付け
られ、固定板35,45とベローズ50との接合部分
は、溶接接合によって気密に保持されている。
【0041】さらに、前記上板30の略中央部には、上
軸10の中空部10bに連通する上板圧空管路30aが
形成され、前記上部ハウジング11の圧空導入口11a
から加圧室50aに至るまでの圧空経路が構成されてい
る。
【0042】前述した上軸10に回転力を伝達するハブ
ホイール15の下端には、環状の駆動ピン支持板18が
固着されており、この駆動ピン支持板18の下面に、押
圧板40に回転力を伝達するための駆動ピン60が下方
に向けて一体に設けられている。
【0043】図面では、駆動ピン60は、ハブホイール
15に固着された駆動ピン支持板18から上板30を貫
通して下方へ伸びているが、ハブホイール15、上軸1
0、および、上軸10に固着された上板30とともに回
転して、押圧板40にその駆動力を伝えるのが目的であ
り、上軸10に連設されるものであればよく、上板30
の下面に取り付けるものとしてもよい。
【0044】ここでは、上軸10の下端のフランジ部1
0cにおける上板30の取り付け部分の補強的構成か
ら、上板30を貫通させ、上板30にも同時に回転を伝
達するようになっている。また、駆動ピン60が貫通す
る上板30の駆動ピン挿通孔36には、加圧室50aの
気密保持のためOリング30bが装着されている。
【0045】一方、図2(図1のA−A水平断面図)に
示されるように、駆動ピン60は2本を一対として2箇
所に設けられており、加圧室50a内の押圧板40の上
面には、この駆動ピン60を受けるためのローラー62
が、ローラーステー61により支持されている。
【0046】このように駆動ピン60をローラー62で
受けることにより、回転力を押圧板40に確実に伝える
とともに、キャリアプレート81の着脱の際の押圧板4
0の上下方向への昇降を可能にしている。
【0047】本実施例では、押圧板40への駆動手段と
して、駆動ピン60とローラー62によるものとなって
いるが、上下への可動部分を有し、かつ、上軸10と一
体的な回転力を伝達するような、例えば、押圧板40の
上面に駆動ピン60が挿入される円筒の外套体等を設け
たものとしてもよい。
【0048】このような上板30、ベローズ50、およ
び、押圧板40により形成される加圧室50aの外周に
は、側板31,31が上板30の下面周縁に一体に固着
されることにより位置させられている。
【0049】この側板31は、図2に示されるように、
上板30周縁のおよそ1/4の長さに渡って2箇所に分
割されて設けられている。そして、側板31はその下端
において内方に向かって折曲形成された折曲部31a,
31aで前記押圧板40の下面周縁を支持し、かつ、押
圧板40を囲繞することにより、ベローズ50に吊持さ
れた押圧板40の水平方向の揺れを防止している。
【0050】また、折曲部31aの端部内周がキャリア
プレート81の外周に合致するように形成されており、
押圧板40を下降させたときに、この側板31によって
キャリアプレート81のターンテーブル80上における
位置決めができるものとなっている。
【0051】さらに、本実施例では、ターンテーブル8
0に発生する微少な湾曲に対して押圧板40を補完的に
変形させるために、押圧板40の中心をキャリアプレー
ト81に向けて押圧あるいは引き上げ可能な中押軸70
が設けられている。
【0052】該中押軸70は、前記上軸10の中空部1
0bに、その軸方向に相対移動自在に嵌挿され、上方の
端部が近傍が、前記上軸10の上端で支持されており、
下方において、上板30の中心部を貫通して前記加圧室
50a内へ突出させられ、かつ、その外周面と前記上軸
10の内壁との間には、圧空経路を形成するように間隙
が形成されている。
【0053】そして、中押軸70と上軸10との間の中
空部10bは、パッキン10dにより気密性が保たれて
いる。
【0054】一方、前記中押軸70は、上軸10の上方
に設けられたシリンダ装置71に連結されており、該シ
リンダ装置71によって軸方向に沿って往復移動させら
れるようになっている。
【0055】また、前記中押軸70の先端は、球面軸受
け72を介して前記押圧板40の中心部に連結されてお
り、シリンダ装置71に連なる圧力制御系の操作によ
り、押圧板40の中心部を押圧あるいは引き上げるよう
になっている。
【0056】該球面軸受け72は、図5に示すように、
前記押圧板40の上面中央に一体に取り付けられた軸受
けハウジング73と、該軸受けハウジング73の内部に
固定され内周面に球殻状の支持面が形成されたレース7
4と、該レース74の内側に摺動自在に嵌合されたピロ
ーボール75とによって構成されており、このピローボ
ール75に、前記中押軸70の先端部すなわち下端部
が、シム76を介して一体に連結されている。
【0057】さらに、前記押圧板40の下面中央には、
前記キャリアプレート81の中央に形成された位置合わ
せ孔81aに嵌合させられる円板状の係合板77が一体
に取り付けられている。
【0058】ところで、ハブホイール15の下端に取り
付けられ、駆動ピン60が下方に向けて固着された駆動
ピン支持板18には、その外周部に、Vリング18aと
ジャバラ18bとが設けられている。これらは双方と
も、研磨中の砥粒等異物が軸受部分に侵入するのを防止
するものである。
【0059】前記Vリング18aは、ハウジング20の
裏面に取り付けられた軸受止22に摺動接触して、軸受
21bを保護している。駆動ピン支持板18の下方を覆
うように設けられたジャバラ18bは、上板30の上面
にその下端が固定されて、上軸10および上板30のハ
ブホイール15に対する上下動に追従して伸縮し、スラ
イドベアリング17aへの異物の混入を防止している。
【0060】さらに、本実施例においては、ウェーハ研
磨後に押圧板40に密着したキャリアプレート81を、
押圧板40から剥離するためのキャリアプレート剥離バ
ー25が設けられている。
【0061】これは、キャリアプレート81は、研磨中
に押圧板40によって押圧されるので、キャリアプレー
ト81の上面と押圧板40の下面とは密着状態となり、
上軸10の上昇のときに押圧板40から離れなかった
り、上軸10の上昇中もしくは上昇後に落下するのを防
止して、上軸10の上昇開始のときに確実にキャリアプ
レート81を剥離するためのものである。
【0062】キャリアプレート剥離バー25は、上板3
0、固定板35,45、押圧板40に各々開孔された挿
通孔30c、35c,45c、40cを貫通して設けら
れている。剥離バー25の頭部は平板に成型され、該平
板部と上板30の上面との間にスプリング26が挿入さ
れる一方、固定板35の挿通孔35cの下方には、スト
ッパー27が位置調整可能に取り付けられている。
【0063】そして、ハウジング20の下面には、環状
体である剥離リング24が上軸10と同心に固定されて
いる。この剥離リング24下端とキャリアプレート剥離
バー25の頭部とは平面上接するような位置に、それぞ
れ上軸10の軸芯から等距離にある。剥離バー25と剥
離リング24との断面上の位置関係では、ウェーハ研磨
中は上軸10および上板30等が下降しているが、この
ときには、剥離バー25の頭部と剥離リング24とが若
干の間隙を有するよう離間した配置となっている。さら
に、研磨時にあっては、剥離バー25はその下端が押圧
板40に開孔された挿通孔40cから突出しないよう
に、所定の長さに形成され、ストッパー27によって調
整されているのである。
【0064】以上述べた上軸機構1にあっては、一部図
示を省略するが、ターンテーブル80の上方に複数台、
通常4台ほどが設置されている。ハウジング20は各上
軸機構1に共通に設けられており、装置本体に固設され
ている。
【0065】ハウジング20の上には、これら上軸機構
1,1,……,を同時に駆動するための共通の駆動モー
ターが設置され、各々の上軸機構1,1,……,のスプ
ロケット14,14,……,に掛け渡された駆動チェー
ン16の一部に連結されている。
【0066】また、ハウジング20上には、上軸10を
昇降させるための昇降用シリンダ装置85と、支点87
と、両者を結合する連設棒86が設けられている。そし
て、上軸10の上部を支持する上部ハウジング11に取
り付けられた支点(図示せず)で連設棒86の中間部に
連結されており、昇降用シリンダ装置85の作動により
上部ハウジング11に伴って上軸10が昇降可能となっ
ている。
【0067】一方、上軸10の下方に形成された加圧室
50aへ連なる上部ハウジング11の圧空導入口11a
は、上流側の圧力調整器90に連設された導管91に接
続されて、加圧室50の圧力が調整されるようになって
おり、また、中押軸70のロッド73を作動させるため
のシリンダ装置71は、途中に圧力調整器92を介在さ
せた導管93に接続されている。
【0068】また、ハウジング20の中心部には、キャ
リアプレート81の外周の一部に外周に合致して当接
し、複数のキャリアプレート81をターンテーブル上に
おいて同時に位置決めするための位置決め装置が設けら
れている。
【0069】該位置決め装置は、ハウジング20の下面
とターンテーブル80の上面との間をシリンダ装置によ
って昇降可能に取り付けられている。
【0070】また、上板30の、側板31の固着されて
いない周縁部分には、キャリアプレート81の外周より
若干小さい円弧の切欠部が設けられ、ハウジング20の
下面にある前記位置決め装置がターンテーブル上面まで
下降して、当初キャリアプレート81の位置決めが可能
となっている。
【0071】次に、このような構成になる上軸機構1の
動作を説明する。ターンテーブル80の上面には、図示
しないが、予め研磨布が貼付されており、この上に研磨
されるウェーハ82の接着されたキャリアプレート81
が、前記の位置決め装置が用いられて、ウェーハ82の
研磨面を下面として所定に位置に載置される。
【0072】次に、上軸機構1の作動を開始すると、シ
リンダ装置85により上部ハウジング11が押し下げら
れ、これに伴って上軸10、上板30、および、加圧室
50aを介して一体になる押圧板40とが下降する。個
々で、キャリアプレート81は、予め位置決めされてい
るので、上板30周縁に固着された側板31の下端に設
けられた折曲部31a,31aの内周に嵌め合わされ
て、押圧板40の下面に当接する。そして、キャリアプ
レート81によって押圧板40が微かに持ち上げられる
まで上軸10が下降する。昇降用シリンダ装置85はこ
の状態で研磨が終了するまで保持されている。上軸10
が下降するときには、ハブホイール15はハウジング2
0側に支持されているので、ハブホイール15の下方に
連設された駆動ピン60に対して、ローラー62は下方
に摺動する。そして、加圧室50aは、研磨中、所定の
圧力を維持するように圧力調整器73aにより加圧保持
される。
【0073】この状態からターンテーブル80が回転し
て研磨がおこなわれるが、ターンテーブル80のスター
トと同時に、駆動モーターも独自に回転を開始し、この
駆動モーターに連結された駆動チェーン16によって、
スプロケット14に回転が伝えられる。スプロケット1
4の固着されたハブホイール15が回転すると、スライ
ドベアリング17a,17bにより回転方向に滑りを規
制された上軸10がハブホイール15と一体となって回
転を開始する。そして、上軸10とともに、上板30、
ベローズ50、押圧板40が一体に回転するが、とくに
押圧板40には、駆動ピン60により回転力が伝達され
る。
【0074】そして、研磨面にはアルカリ性のシリカゾ
ルが滴下されてウェーハ82の研磨が進められるが、ウ
ェーハ82の研磨状態により、加圧室50aの圧力が調
整される。
【0075】さらに、通常は発熱によりターンテーブル
80に中央部を底とする、あるいは、頂とする微かな湾
曲が生じるが、このような研磨中のターンテーブル80
の歪みが大きく、ウエーハ82の仕上がり状態が平面度
を欠いているような場合には、前者の場合においては中
押軸70をシリンダ装置71を用いて押圧板40の上面
中心部を加圧することにより、また、後者の場合におい
ては、押圧板40の上面中心部を引き上げるような力を
与えることにより補正することができる。
【0076】研磨が終了すると、ターンテーブル80、
および、上軸10等の回転が停止され、最初とは逆に昇
降用シリンダ装置85によって、上軸10が持ち上げら
れキャリアプレート81がターンテーブル80から引き
離される。
【0077】このとき、図3に示されるように、キャリ
アプレート81は、キャリアプレート剥離バー25によ
って押圧板40から剥離される。剥離バー25は、上軸
10が下降し押圧板40がキャリアプレート81に当接
しているときは、スプリング26によって引き上げられ
ており、その下端部は押圧板40の挿通孔40cの下面
からは突出していない。
【0078】そして、剥離バー25の頭部とハウジング
20下面の剥離リング24とは離間した状態となってい
る。次に、研磨終了後上軸10が上昇すると、剥離バー
25の頭部が剥離リング24の下端に接触し、さらに上
昇すると、図4の如く、この剥離リング24が剥離バー
25の止まりとなって、押圧板40に対して相対的に剥
離バー25を押し下げることとなり、押圧板40の挿通
孔40cから剥離バー25の下端部が突出する。そのた
め、上軸10の上昇開始時にキャリアプレート81を安
全にターンテーブル80の上に剥離することができるの
である。
【0079】なお、前記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。
【0080】例えば、前記実施例においては、上軸10
の回転力を押圧板40に伝達する手段を、駆動ピン6
0、ローラー62、ローラーステー61によって構成
し、これらによって、上軸10の回転力を直接押圧板4
0へ伝達する例について示したが、これに代えて、図6
に示すように、前記ローラー62、ローラーステー61
を省略して、上軸10の回転力を、上板30、ベローズ
50あるいは側板31を介して前記押圧板40へ伝達す
るようにしてもよい。
【0081】
【効果】本発明は、以上述べたように構成されているの
で、以下の効果を奏する。上軸の下方に設けた伸縮揺動
自在の加圧室に含まれる押圧板の上面のほぼ全域を加圧
し、この押圧板でキャリアプレートを押圧するので、キ
ャリアプレートの全面にかつ均等に加圧することがで
き、また、ターンテーブルの研磨面にも追従させ得るの
で、研磨するウェーハの平面度を向上させることができ
る。
【0082】加圧室下面のキャリアプレートを押圧する
押圧板は平板なので、回転研磨時のキャリアプレートで
の揺動が無く安定した保持できる。
【0083】押圧板への回転力を上軸から直接伝達する
構成とすることにより、キャリアプレートを安定して回
転させることができ、研磨面における瞬間的な停滞と滑
りがなくウェーハの平面度および平滑度を向上させるこ
とができる。
【0084】中押軸によりターンテーブルの湾曲度に対
応させてキャリアプレートの平行度を補正できるので、
研磨熱の蓄積状態に拘わらずウェーハの平面度が確保で
き、また、連続作業も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上軸機構を示す断面図である。
【図2】図1におけるA−A水平断面図である。
【図3】キャリアプレート剥離バーを示す要部断面図で
ある。
【図4】キャリアプレート剥離バーを示す要部断面図で
ある。
【図5】中押軸と押圧板との連結部の詳細を説明するた
めの拡大縦断面図である。
【図6】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図7】一従来例を示す縦断面図である。
【図8】他の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 上軸機構 10 上軸 30 上板 40 押圧板 50 ベローズ 50a 加圧室 60 駆動ピン 70 中押軸 80 ターンテーブル 81 キャリアプレート 82 ウェーハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアプレートの下面に接着されたシ
    リコンウェーハを研磨すべく、前記キャリアプレートの
    上面をターンテーブル上の研磨面に向けて押圧する上軸
    を備えたポリッシング装置の上軸機構において、 前記上軸の下方には、該上軸の下端に固着された上板と
    キャリアプレート上面に当接する押圧板との間に加圧室
    が形成され、 前記上軸には、前記押圧板の中心部に連結されて、その
    中心部を前記キャリアプレートに向けて接近離間可能に
    変位させる中押軸が移動可能に設けられていることを特
    徴とするポリッシング装置の上軸機構。
  2. 【請求項2】 前記加圧室には、前記上軸もしくは上板
    に連設された駆動ピンにより前記上軸の回転力を前記押
    圧板に直接的に伝達する押圧板駆動手段が設けられてい
    ることを特徴する請求項1記載のポリッシング装置の上
    軸機構。
  3. 【請求項3】 前記加圧室の周壁が、前記上軸の回転力
    を前記押圧板へ伝達する押圧板駆動手段となされている
    ことを特徴とする請求項1記載のポリッシング装置の上
    軸機構。
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