JP2007176120A - キャリッジ駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高さを低くして小型化を図ったキャリッジ駆動装置を得る。
【解決手段】歯付き駆動プーリ64及び従動プーリ68の間に張設されたタイミングベルト72を備え、また、タイミングベルト72に係止され、往復動可能に支持されたキャリッジ20と、歯付き駆動プーリ64及び従動プーリ68の回転中心が平坦面56に略垂直に配置されたフレーム50とを備える。歯付き駆動プーリ64は平坦面56と反対側にのみフランジ64bが設けられ、タイミングベルト72のずれを規制する規制突起60dをタイミングベルト72の側面に向かって平坦面56から突き出して形成した。また、規制突起60dは平坦面56とタイミングベルト72の側面との間に配置された係合爪48や係止部58a等の突出物よりも高く形成した。モータ62とフレーム50との間に板状のスペーサ60を介装すると共に、スペーサ60に規制突起60dを形成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録ヘット等が搭載されたキャリッジを、モータにより駆動されるタイミングベルトを介して、往復動するキャリッジ駆動装置及びそのキャリッジ駆動装置を用いた画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置では、記録ヘッド等を搭載したキャリッジを往復動させるキャリッジ駆動装置が用いられており、このようなキャリッジ駆動装置として、特許文献1にあるように、フレームに設けられたガイド部材にキャリッジを往復動可能に支持する。そして、ガイド部材の平坦面に配置した歯付き駆動プーリと従動プーリとの間にタイミングベルトを張設し、このタイミングベルトにキャリッジを係止する。駆動プーリをモータにより駆動して、キャリッジを往復動させている。
特開2005−246907号公報
こうした従来のものでは、図9に示すように、製造が容易であることから、歯付き駆動プーリ100には平坦面102と反対側にのみフランジ104が設けられたものが用いられ、ガイド部材106に取り付けられた駆動モータ108の駆動軸に歯付き駆動プーリ100が取り付けられている。そして、歯付き駆動プーリ100と図示しない従動プーリとの間にタイミングベルト110が張設されている。
しかしながら、片側にのみフランジ104が設けられた歯付き駆動プーリ100を駆動モータ108により回転駆動すると、タイミングベルト110がフランジ104のない平坦面102側に、図9に二点鎖線で示すように、移動する場合がある。平坦面102には、種々の突出物、例えば、ガイド部材106とフレーム本体112とを接続するための係止爪114や図示しない拍車を回転可能に支持するホルダをガイド部材106に挿着するさいの係止部116等が突き出している。
タイミングベルト110が、図9に二点鎖線で示すように、平坦面102側に移動した際でも、これらの突出物にこすれて、損傷しないようにするために、タイミングベルト110と突出物との間に十分な間隔を空けている。このため、平坦面102からの歯付き駆動プーリ100やタイミングベルト110の高さが高くなり、キャリッジ駆動装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明の課題は、高さを低くして小型化を図ったキャリッジ駆動装置及び画像形成装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、モータにより回転駆動される歯付き駆動プーリと、回転可能に支持された従動プーリと、前記歯付き駆動プーリ及び前記従動プーリの間に張設されたタイミングベルトと、前記タイミングベルトに係止され、往復動可能に支持されたキャリッジと、前記歯付き駆動プーリ及び前記従動プーリの回転中心が平坦面に略垂直に配置されたフレームとを備え、前記モータを駆動して前記キャリッジを移動するキャリッジ駆動装置において、前記歯付き駆動プーリは前記平坦面と反対側にのみフランジが設けられ、前記タイミングベルトのずれを規制する規制突起を前記タイミングベルトの側面に向かって前記平坦面から突き出して形成し、前記規制突起は前記平坦面と前記タイミングベルトの側面との間に配置された突出物よりも高く形成されたことを特徴とするキャリッジ駆動装置がそれである。
前記規制突起は、前記フレームと別体に形成されて、前記フレームに取り付けた構成としてもよい。また、前記規制突起は、前記モータの近傍に配置した構成が好ましい。更に、前記規制突起はプレス成形されると共に、前記規制突起の先端を円弧状に形成した構成としてもよい。前記モータと前記フレームとの間に板状のスペーサを介装すると共に、前記スペーサに前記規制突起を形成した構成としてもよい。また、画像形成装置が、前述したキャリッジ駆動装置を備え、前記キャリッジに記録ヘッドを搭載した構成としてもよい。
本発明のキャリッジ駆動装置は、タイミングベルトのずれを規制する規制突起を設けたので、タイミングベルトの側面が規制突起に接触して、それ以上のずれが防止され、タイミングベルトが突出物に接触して損傷するのを防止できると共に、タイミングベルトをより平坦面に近づけて配置することができ、平坦面からの高さを低くできるので、小型化できるという効果を奏する。
規制突起をフレームと別体に形成して、フレームに取り付けると、規制突起の形成が容易となる。また、規制突起をモータの近傍に設けることにより、有効にタイミングベルトのずれを防止できる。更に、規制突起をプレス成形し、先端を円弧状に形成することにより、容易に形成することができると共に、タイミングベルトの側面が接触することによるタイミングベルトの損傷を防止できる。
モータとフレームとの間にスペーサを介装して、スペーサに規制突起を形成することにより、スペーサの厚さの分、モータの位置が下がり、平坦面からの歯付き駆動プーリの高さを容易に下げることができ、規制突起の形成も容易である。しかも、これらのキャリッジ駆動装置は画像形成装置に好適に適用できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のインクジェット式の記録ヘッドが備えられた画像形成装置の斜視図、図2は本実施形態の画像形成装置の要部断面図である。
本実施形態の画像形成装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )であり、図1に示すように、画像形成装置1における記録装置本体となる合成樹脂製の射出成形品からなるハウジング2の底部には、その前側の開口部2aから着脱可能な用紙トレイ4が配置されている。
本実施形態では、用紙トレイ4は、用紙としての例えばA4サイズ、レターサイズ、B5サイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙をその短辺が用紙搬送方向と直交する方向に延びるようにして複数枚積層されて収納できる構成である。また、図2に示すように、用紙トレイ4の奥側には、用紙分離用の土手部6が配置されている。
箱型のメインフレーム8には、給紙アーム10の基端部が上下方向に回動可能に装着され、この給紙アーム10の下端に設けられた給紙ローラ12と、土手部6とにより、用紙トレイ4に積層された用紙を一枚ずつ分離搬送する。分離された用紙は上横向きのUターンパス(給送路)14を介して用紙トレイ4の上側に設けられた印刷機構16に給送される。印刷機構16は、インクジェット式の記録ヘッド18や、記録ヘッド18が搭載されたキャリッジ20を往復動させるキャリッジ駆動装置21等からなる。
印刷機構16にて記録された用紙がその記録面を上向きにして排出される排紙部22は、用紙トレイ4の上側に形成されており、排紙部22に連通する排紙口22aがハウジング2の前面の開口部2aと共通にして開口されている。
ハウジング2内の印刷機構16の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための図示しない画像読取装置が配置されている。ハウジング2の上側には、図1に示すように、各種操作ボタン24や液晶表示部26等を備えた操作パネル部30が設けられている。
用紙を記録ヘッド18の下面に送るための一対のレジストローラ34,36がプラテン38を挟んで搬送上流側に配置されており、印刷済みの用紙を排紙部22に搬送するための排紙ローラ40がプラテン38の下流側に配置されている。
次に、印刷機構16に用いられるキャリッジ駆動装置21について詳細に説明する。図3は本実施形態のキャリッジ駆動装置21の平面図、図4は本実施形態のキャリッジ駆動装置21の斜視図、図5は本実施形態のキャリッジ駆動装置21から記録ヘッド18とキャリッジ20を除いた斜視図、図6は本実施形態のフレームの拡大斜視図、図7は本実施形態のガイド部材の拡大斜視図、図8は本実施形態の駆動モータ、歯付き駆動プーリ、スペーサ、第1ガイド部材の取り付け関係を示す説明図である。
図3〜図7に示すように、フレーム本体42は一枚の金属板を所定形状に打ち抜きした後、上向き開放の箱状に折曲形成したものである。また、フレーム本体42の上側には、第1及び第2ガイド部材44,46が記録ヘッド18が入り込めるように間を空けて取り付けられている。第1ガイド部材44にはフレーム本体42の複数の係合爪48が挿通されて、フック部材49が係合爪48に掛けられることにより、フレーム本体42と第1ガイド部材44とが位置決めされて、固定されている。本実施形態では、フレーム本体42、第1及び第2ガイド部材44,46によりフレーム50が構成されている。
第1及び第2ガイド部材44,46には、キャリッジ20に搭載された記録ヘッド18の下面(ノズルが形成されたヘッド面)と平行な水平摺動面51,52が形成されている。また、第1ガイド部材44における用紙搬送方向の上流側を上向き屈曲させたほぼ垂直なガイド片53には、用紙搬送方向と直交する垂直摺動面54がガイド片53の両側に形成されている。
記録ヘッド18が搭載されたキャリッジ20は、第1及び第2ガイド部材44,46に跨がって設けられ、水平摺動面51,52と垂直摺動面54とに摺動可能に摺接されて、フレーム50に往復動可能に支持されている。
第1ガイド部材44には、水平摺動面51と垂直摺動面54との間に、用紙搬送方向と直交する方向に沿って、平坦面56が設けられている。第1ガイド部材44に挿通された前述した係合爪48が平坦面56から突出しており、また、図示しない拍車を回転可能に支持した拍車ホルダ58の係止部58aが第1ガイド部材44の挿入孔44aに挿通されて、係止部58aが平坦面56から突出されている。
第1ガイド部材44には、用紙搬送方向と直交する方向の一方の端側に、かつ、図6〜図8に示すように、平坦面56と反対側に、板状のスペーサ60を介して、駆動モータ62が取り付けられている。
図8に示すように、駆動モータ62の駆動軸62aには、歯付き駆動プーリ64が嵌着されている。歯付き駆動プーリ64は歯部64aとフランジ64bとを備え、フランジ64bは平坦面56と反対側にのみ設けられている。
図6〜図8に示すように、第1ガイド部材44とスペーサ60とには、駆動モータ62の口金部62bが嵌合される嵌合孔44b,60aがそれぞれ穿設されている。第1ガイド部材44とスペーサ60とが重ね合わされて、嵌合孔44b,60aに口金部62bが挿入され、第1ガイド部材44とスペーサ60とにそれぞれ形成された取付孔44c,60bに、ビス66が挿入され、第1ガイド部材44、スペーサ60、駆動モータ62が一体的に固定されている。これにより、歯付き駆動プーリ64の回転中心が平坦面56に略垂直となるようにフレーム50に配置される。
また、第1ガイド部材44には、用紙搬送方向と直交する方向の他方の端側に、従動プーリ68が配置されており、従動プーリ68はテンション付与機構70に回転可能に支持されると共に、テンション付与機構70を介して第1ガイド部材44に取り付けられている。テンション付与機構70は歯付き駆動プーリ64の回転中心と平行に従動プーリ68を回転可能に支持すると共に、歯付き駆動プーリ64から従動プーリ68が離間する方向にばね等により付勢している。これにより、従動プーリ68の回転中心が平坦面56に略垂直となるようにフレーム50に配置される。
歯付き駆動プーリ64と従動プーリ68との間には、リング無端状のタイミングベルト72(歯付きベルト)が張設されている。前述したテンション付与機構70により、タイミングベルト72には適度な張力が付与される。尚、本実施形態では、従動プーリ68は両側にフランジが設けられているものを用いている。
タイミングベルト72は歯付き駆動プーリ64と従動プーリ68との間に張設されることにより、用紙搬送方向を横切って、歯付き駆動プーリ64と従動プーリ68との両側に、用紙搬送方向の上流側と下流側とに張り渡される。この用紙搬送方向の上流側のタイミングベルト72の一部を、キャリッジ20に取り付けられた係止部材74が挟持するようにして、キャリッジ20がタイミングベルト72に係止されている。
また、スペーサ60に立設された支柱60cと、従動プーリ68側の第1ガイド部材44の端に支持された支柱76との間には、用紙搬送方向と直交して、帯状のエンコーダストリップ78が張設されている。
一方、スペーサ60には、駆動モータ62の近傍に、山型状の規制突起60dが第1ガイド部材44側に突き出して形成されており、第1ガイド部材44にはスペーサ60を第1ガイド部材44に取り付けた際に、規制突起60dが挿入される挿入孔44dが穿設されている。
本実施形態は、スペーサ60は板材をプレス成形して形成されており、嵌合孔60a、取付孔60b、支柱60c、規制突起60dがプレス成形により形成されている。規制突起60dはプレス成形により舌片状に切り込みが形成されて「く」の字に屈曲され、第1ガイド部材44側に突き出でた山型状に形成され、規制突起60dの山型状の先端は円弧状の滑らかな曲線となるように形成されている。
スペーサ60を平坦面56と反端側の面の第1ガイド部材44に取り付けた際に、規制突起60dが挿入孔44dを通って平坦面56から突き出るように形成されている。また、規制突起60dは、歯付き駆動プーリ64と従動プーリ68との間に張設されるタイミングベルト72の下流側の下側に、即ち、本実施形態では、係止部材74が係止されるタイミングベルト72と対向する側のタイミングベルト72の下側に配置されて、このタイミングベルト72の側面に向かって平坦面56から突き出されている。
更に、規制突起60dの平坦面56から突き出している高さは、平坦面56から飛び出している係合爪48や係止部58aなどの突出物の高さよりも少し高く形成されている。この対象となる突出物は、タイミングベルト72が平坦面56側にずれたときに、タイミングベルト72の側面が接触するものであり、平坦面56とタイミングベルト72の側面との間に配置されているものが該当する。
次に、前述した本実施形態のキャリッジ駆動装置21の作動について、画像形成装置1の作動と共に説明する。
まず、用紙を用紙トレイ4にセットして、用紙トレイ4を開口部2aから挿入して装着する。そして、用紙トレイ4に積層された用紙は、給紙ローラ12により、最上層の用紙が搬送方向に分離搬送される。用紙の先端がレジストローラ34,36のニップ部に突き当たり、一旦、停止されると共に、用紙の斜行が補正される。
次に、駆動側のレジストローラ34を搬送方向に回転させ、用紙を所定量搬送し、用紙を所定位置まで搬送させる頭出し動作を行なう。そして、印刷する際には、駆動側のレジストローラ34を搬送方向に回転させ、用紙を搬送方向に送給する。
用紙の搬送に合わせて、駆動モータ62を駆動して、歯付き駆動プーリ64、タイミングベルト72を介してキャリッジ20を垂直摺動面54に沿って往復動させると共に、記録ヘッド18からインク滴を吐出して画像を用紙に形成する。
キャリッジ20を往復動する際、駆動モータ62により歯付き駆動プーリ64が回転されて、タイミングベルト72が回転される。タイミングベルト72が回転されて、何らかの原因により、タイミングベルト72が平坦面56に接近するようにずれる場合がある。タイミングベルト72が平坦面56側にずれても、タイミングベルト72の側面が規制突起60dに接触して、それ以上のずれが防止される。従って、タイミングベルト72が係合爪48や係止部58aなどの突出物に接触して損傷するのを防止できる。
規制突起60dを設けたことにより、タイミングベルト72をより平坦面56側に近づけて配置することができ、平坦面56からの高さを低くできる。よって、キャリッジ駆動装置21を小型化できる。また、規制突起60dの先端は円弧状に形成されているので、タイミングベルト72の側面が接触して擦れても、タイミングベルト72の損傷を防止できる。更に、規制突起60dをフレーム50とは別体の小さなスペーサ60に形成したので、容易に形成でき、しかも、プレス成形も容易にできる。
従動プーリ68にはタイミングベルト72に対応した歯部を形成する必要がないので、両側にフランジを設けていても製造は容易である。これに対して、歯付き駆動プーリ64は歯部64aを形成しなければならないので、両側にフランジを形成すると製造が容易でないので、片側のみにフランジ64bを設けて、歯付き駆動プーリ64の製造を容易にしている。
従って、従動プーリ68側では、タイミングベルト72が平坦面56側にずれる現象は生じないので、規制突起60dを駆動モータ62の近傍に設けることにより、有効にタイミングベルト72のずれを防止できる。
駆動モータ62と第1ガイド部材44との間にスペーサ60を介装したので、スペーサ60の厚さの分、駆動モータ62の位置が下がり、従って、平坦面56からの歯付き駆動プーリ64の高さを容易に下げることができ、規制突起60dを形成することにより、タイミングベルト72を平坦面56側に近づけても、駆動モータ62の形状を変更する必要なく、従来のものを使用できる。
また、本実施形態では、タイミングベルト72の下流側の下側に規制突起60dを設けたが、これは、係止部材74が係止されるタイミングベルト72側は係止部材74によりタイミングベルト72のずれが防止される。しかし、キャリッジ20が従動プーリ68側に移動したときには、係止部材74と歯付き駆動プーリ64との距離が長くなる。そこで、この場合、上流側のタイミングベルト72が平坦面56側にずれるおそれがある場合には、タイミングベルト72の上流側に規制突起60dを配置してもよい。
本発明の一実施形態としてのインクジェット式の記録ヘッドが備えられた画像形成装置の斜視図である。 本実施形態の画像形成装置の要部断面図である。 本実施形態のキャリッジ駆動装置の平面図である。 本実施形態のキャリッジ駆動装置の斜視図である。 本実施形態のキャリッジ駆動装置から記録ヘッドとキャリッジを除いた斜視図である。 本実施形態のフレームの拡大斜視図である。 本実施形態の第1ガイド部材とスペーサとの拡大斜視図である。 本実施形態の駆動モータ、歯付き駆動プーリ、スペーサ、第1ガイド部材の取り付け関係を示す説明図である。 従来の駆動モータ、歯付き駆動プーリ、ガイド部材の取り付け関係を示す説明図である。
符号の説明
1…画像形成装置 2…ハウジング
4…用紙トレイ 12…給紙ローラ
16…印刷機構 18…記録ヘッド
20…キャリッジ 21…キャリッジ駆動装置
34,36…レジストローラ
38…プラテン 42,112…フレーム本体
44…第1ガイド部材 46…第2ガイド部材
48,114…係合爪 50…フレーム
51,52…水平摺動面 54…垂直摺動面
56,102…平坦面 58…拍車ホルダ
58a,116…係止部 60…スペーサ
60a…嵌合孔 60b…取付孔
60c…支柱 60d…規制突起
62,108…駆動モータ 64,100…歯付き駆動プーリ
64a…歯部 64b,104…フランジ
68…従動プーリ 70…テンション付与機構
72,110…タイミングベルト

Claims (6)

  1. モータにより回転駆動される歯付き駆動プーリと、
    回転可能に支持された従動プーリと、
    前記歯付き駆動プーリ及び前記従動プーリの間に張設されたタイミングベルトと、
    前記タイミングベルトに係止され、往復動可能に支持されたキャリッジと、
    前記歯付き駆動プーリ及び前記従動プーリの回転中心が平坦面に略垂直に配置されたフレームとを備え、前記モータを駆動して前記キャリッジを移動するキャリッジ駆動装置において、
    前記歯付き駆動プーリは前記平坦面と反対側にのみフランジが設けられ、
    前記タイミングベルトのずれを規制する規制突起を前記タイミングベルトの側面に向かって前記平坦面から突き出して形成し、前記規制突起は前記平坦面と前記タイミングベルトの側面との間に配置された突出物よりも高く形成されたことを特徴とするキャリッジ駆動装置。
  2. 前記規制突起は、前記フレームと別体に形成されて、前記フレームに取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のキャリッジ駆動装置。
  3. 前記規制突起は、前記モータの近傍に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャリッジ駆動装置。
  4. 前記規制突起はプレス成形されると共に、前記規制突起の先端を円弧状に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のキャリッジ駆動装置。
  5. 前記モータと前記フレームとの間に板状のスペーサを介装すると共に、前記スペーサに前記規制突起を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のキャリッジ駆動装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかの前記キャリッジ駆動装置を備え、前記キャリッジには記録ヘッドが搭載されていることを特徴とする画像形成装置。
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