JP5169212B2 - シート搬送装置 - Google Patents
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図1は、複合機10の外観構成を示す斜視図である。図2は、ADF28の概略構成を示す模式図である。図3は、ADFカバー70の内面68側を示す斜視図である。図4は、ADFカバー70の分解斜視図である。図5は、図4におけるV部の拡大図である。図6は、図4におけるVI部の拡大図である。図7は、ADFカバー70の縦断面図であり、軸60が第1位置に配置された状態を示す。図8は、ADFカバー70の縦断面図であり、軸60が第2位置に配置された状態を示す。図9は、図7におけるIX部の拡大図である。図10は、図7におけるX部の拡大図である。図11は、図8におけるXI部の拡大図である。図12は、図8におけるXII部の拡大図である。図13は、ADFカバー70の分解断面図であり、軸60の第1端91が軸孔64及び貫通孔67に挿通される様子を示す。図14は、ADFカバー70の分解断面図であり、軸60の第2端92側が内面68へ向けて回動される様子を示す。図15は、ADFカバー70の分解断面図であり、軸60の第2端92が軸孔65に挿通される様子を示す。図16は、貫通孔67付近を示すADFカバー70の拡大斜視図であり、側壁74に蓋100が取り付けられる様子を示す。
まず、本発明のシート搬送装置の一実施形態に係る自動原稿搬送装置28(以下「ADF28」と略称する。)を備える複合機10の概略構成及び動作について説明する。
以下、ADF28の構成について説明する。
以下、図3〜図12を参照しつつ、ADFカバー70の構成について詳細に説明する。
図3に示されるように、カバー本体75の内面68に複数のリブ76,77,79が立設されている。リブ76,77,79は、それぞれカバー本体75の短手方向48に延出され、且つカバー本体75の長手方向47に所定間隔で並べられている。リブ79は、カバー本体75の側壁78と近接する位置に設けられている。後述する第2軸受け72は、このリブ79と一体に形成されている(図4及び図6参照)。すなわち、第2軸受け72は、リブ79によって補強されている。リブ77は、その端縁が湾曲するように形成されている。原稿カバー15に対してADFカバー70が閉じられた状態において、リブ77の端面は、搬送ローラ53と搬送ローラ55(図2参照)との間の搬送路21の一部を構成する。リブ76は、その端縁がほぼ真っ直ぐとなるように形成されている。原稿カバー15に対してADFカバー70が閉じられた状態において、リブ76の端面は、搬送ローラ55と原稿排出トレイ31との間の搬送路21の一部を構成する。搬送路21に給紙された原稿は、搬送ローラ51,53の回転力を受けてリブ77の端縁に沿って摺動する。そして、この原稿は、搬送ローラ51,53,55の回転力を受けてリブ76の端縁に沿って摺動し、原稿排出トレイ31に排出される。
軸60は、従動ローラ56(図2及び図4参照)を回転自在に支持するものである。本実施形態では、3つの従動ローラ56が軸60に支持される。従動ローラ56には、軸60を挿通させるための挿通孔61(図4参照)が形成されている。挿通孔61の内径寸法は、軸60の外径寸法よりも若干大きく設定されている。このため、挿通孔61に軸60が挿通されることにより、従動ローラ56は、軸60に回転自在に支持される。
軸60の第1端91側に第1軸受け71が設けられている。この第1軸受け71は、図5及び図9に示されるように、カバー本体75及び側壁74と一体に形成されている。第1軸受け71は、一対の側壁94(図5参照)と、壁98とを有して構成されている。一対の側壁94は、カバー本体75から突出するように形成されており、その突出端が壁98によって連続している。一対の側壁94及び壁98は、側壁74に連続している。カバー本体75の内面68と、一対の側壁94と、壁98とによって囲まれた空間が軸孔64である。この軸孔64に軸60の第1端91が挿通される。
軸60の第2端92側に第2軸受け72が設けられている。この第2軸受け72は、図6に示されるように、カバー本体75及びリブ79と一体に形成されている。第2軸受け72は、一対の側壁88,89と、壁90とを有して構成されている。側壁88は、カバー本体75及びリブ79と連続するように形成されている。側壁89は、側壁88と所定の間隔を隔ててカバー本体75の内面68に立設されている。側壁88,89の突出端が壁90によって連続している。カバー本体75の内面68と、一対の側壁88,89と、壁90とによって囲まれた空間が軸孔65である。この軸孔65に軸60の第2端72が挿通される。
上述のように軸60の第1端91側が第1軸受け71に支持され、且つ軸60の第2端92側が第2軸受け72に支持される。このため、軸60は、第1位置と第2位置との間を移動可能である。ここで、第1位置は、軸60の第1端91及び第2端92がカバー本体75から最も離隔された位置である。より詳細には、第1位置は、軸60の第1端91側が壁98に当接するとともに、軸60の第2端92側が壁90に当接する位置である(図7、図9、及び図10参照)。第2位置は、第1位置に対して、軸60の第1端91と第2端92とがカバー本体75に近付けられた位置である(図8、図11、及び図12参照)。なお、第2位置は、第1位置に対して、軸60の第1端91及び第2端92の少なくとも一方がカバー本体75側へ移動していれば、上述の位置に限定されるものではない。すなわち、軸60の第2端92側が壁90に当接したまま軸60の第1端91がカバー本体75側へ移動された位置や、軸60の第1端91側が壁98に当接したまま軸60の第2端92がカバー本体75側へ移動された位置も本発明の第2位置に含まれる。このように、軸60は、第1軸受け71の軸孔64と、第2軸受け72の軸孔65とによって、第1位置と第2位置とに移動可能に支持される。
ADFカバー70は、バネ座58,59に2つの圧縮コイルバネ62が取り付けられている。これらの圧縮コイルバネ62は、一端側がバネ座58,59に支持され且つ収縮された状態で、カバー本体75の内面68と軸60との間に配置される(図3及び図7参照)。このため、軸60は、カバー本体75から離隔する方向へ圧縮コイルバネ62によって付勢されている。言い換えれば、軸60は、圧縮コイルバネ62によって第2位置側から第1位置側へ付勢されている。したがって、常時は、軸60が第1位置に配置された状態(図7参照)が維持される。軸60は、矢印25(図8参照)で示される方向へ外力が加えられることにより、圧縮コイルバネ62の弾性力に抗して第1位置から第2位置へ移動される。上述のように、搬送ローラ55と従動ローラ56との間に原稿が送り込まれた際に、軸60は、圧縮コイルバネ62の付勢力に抗して原稿の厚み分だけ第2位置側へ移動される。
図6に示されるように、軸60の第2端92側に第2軸止め82が設けられている。第2軸止め82は、第2軸受け72よりも軸線方向49(長手方向47)の外側に設けられている。第2軸止め82は、カバー本体75の側壁78から第2軸受け72へ向けて突出するように設けられている。この第2軸止め82の突出端に、第2当接部87(本発明の第2当接部の一例)が形成されている。第2当接部87は、第2軸受け72の軸孔65と対応する位置に配置されている。具体的には、第2当接部87は、短手方向48における軸孔65の中央と対応する位置に設けられている。また、第2当接部87は、移動方向46において、カバー本体75の内面68から第2軸受け72の壁90までと対応する位置に延出されている(図10参照)。
図5及び図9に示されるように、軸60の第1端91側に第1軸止め81が設けられている。第1軸止め81は、第1軸受け71よりも軸線方向49の外側に設けられている。本実施形態では、第1軸止め81は、側壁74及び第1軸受け71と一体に形成されている。この第1軸止め81は、第1当接部66(本発明の第1当接部の一例)及び貫通孔67を有している。
以下、ADF28によって搬送される原稿の画像読み取りについて説明する。
以下、図13〜図15を参照しながら、ADFカバー70の組立方法について説明する。
以上説明したように、軸60の第1端91を軸孔64及び貫通孔67に挿通させてから第2端92を軸孔65に挿通させることにより、第1軸受け71及び第2軸受け72に軸60を容易に組み付けることができる。このように、第1軸受け71及び第2軸受け72に対して容易に軸60を組み付けることができるので、第1軸受け71及び第2軸受け72の高さを低く設定してADF28を薄型化することができる。なお、軸60は、常時は圧縮コイルバネ62の付勢力によって第1位置に配置されている。このため、軸60は、第1当接部66及び第2当接部87によって軸線方向49への移動が規制されている。これにより、第1軸受け71及び第2軸受け72から軸60が容易に外れることが防止される。
55・・・搬送ローラ(本発明のローラの一例)
60・・・軸
62・・・圧縮コイルバネ(本発明の弾性部材の一例)
64,65・・・軸孔
67・・・貫通孔(本発明の退避部の一例、本発明の貫通孔に相当)
70・・・ADFカバー(本発明の軸支持装置の一例)
71・・・第1軸受け(本発明の軸受け部材の一例)
72・・・第2軸受け(本発明の軸受け部材の一例)
75・・・カバー本体(本発明のカバー部材の一例)
81・・・第1軸止め(本発明の第1軸止め部材の一例)
82・・・第2軸止め(本発明の第2軸止め部材の一例)
87・・・第2当接部
91・・・第1端
92・・・第2端
100・・・蓋
Claims (4)
- 軸と、
上記軸が挿通され、当該軸を上記軸の軸線方向に交差する交差方向における第1位置と上記交差方向において上記第1位置と異なる第2位置とに移動可能に支持する軸孔を有する軸受け部材と、
上記軸を上記交差方向において上記第2位置側から上記第1位置側へ付勢する弾性部材と、
上記第1位置における上記軸に当接して、当該軸を軸線方向に対して位置決めする第1当接部、及び上記交差方向において上記第1当接部よりも上記第2位置側に設けられ、上記第2位置における上記軸を軸線方向へ移動可能とする退避部を有する第1軸止め部材と、を具備し、
筐体の一部をなすカバー部材に上記軸受け部材が設けられ、上記軸に支持された従動ローラとともに回転される搬送ローラによりシートを搬送するものであり、
上記退避部が、上記カバー部材に設けられた貫通孔であり、当該貫通孔を封止する蓋が着脱可能に設けられたシート搬送装置。 - 上記第1軸止め部材が、上記軸の第1端側に設けられ、
上記第1位置及び上記第2位置における上記軸に当接して、当該軸を軸線方向に対して位置決めする第2当接部を有する第2軸止め部材が、上記軸の第2端側に設けられた請求項1に記載のシート搬送装置。 - 一対の上記軸受け部材が、上記軸の第1端側及び第2端側にそれぞれ設けられた請求項2に記載のシート搬送装置。
- 上記軸は、上記交差方向において撓むように構成されており、
上記退避部は、上記交差方向において上記第1位置側から上記第2位置側へ撓んだ上記軸を上記軸線方向へ移動可能とする請求項1から3のいずれかに記載のシート搬送装置。
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JP2007339928A JP5169212B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | シート搬送装置 |
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Family Applications (1)
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2007
- 2007-12-28 JP JP2007339928A patent/JP5169212B2/ja active Active
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