JP2007297198A - 搬送装置、画像形成装置および搬送ローラ離間方法 - Google Patents

搬送装置、画像形成装置および搬送ローラ離間方法 Download PDF

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Abstract

【課題】性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止すること。
【解決手段】用紙を搬送路に沿って搬送する搬送装置1において、用紙の搬送方向(α方向)に回転可能な駆動ローラ2と、駆動ローラ2と搬送路hを挟んで対向して配置され、駆動ローラ2と圧接状態でα方向に回転可能な従動ローラ3と、駆動ローラ2と、従動ローラ3とを覆う上側ユニットAと、上側ユニットAの内部に設けられ、駆動ローラ2と従動ローラ3とを離間させる離間手段(スライドガイド4、軸受けガイド部15、および操作レバー5)とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送路に沿って用紙を搬送する搬送装置、この搬送装置を搭載した画像形成装置、搬送ローラ離間方法に関するものであり、特に、搬送装置、画像形成装置を長期間保管する場合における搬送装置、画像形成装置、および搬送ローラ離間方法に関するものである。
従来、用紙の搬送装置は一般に、モータ等により駆動する駆動ローラと、駆動ローラに従動する従動ローラが対になった搬送ローラにより用紙を搬送する構造になっており、従動ローラを駆動ローラに圧接させるため、従動ローラをバネ等の弾性部材により押圧するように構成されている。
例えば、第1の従来技術では、装置本体上部の一部を開放可能に覆う回動可能なカバーと、搬送路の途中部に互いに圧接して設けられ、原稿(用紙)を搬送する一対のローラ(搬送ローラ)と、その一対のローラの圧接位置近傍に位置し、原稿を圧接位置に案内するための原稿案内部材とを有している自動原稿供給装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術では、ユニットとしてのカバーの開放に連動して原稿案内部材がローラの圧接位置近傍から退避される。
また、第2の従来技術では、搬送路を形成する一対の紙案内部材と、その一対の紙案内部材の紙進行方向前側に配置された一対の紙搬送用ローラ(搬送ローラ)を有する給紙装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2の技術では、ユニットとしての紙案内部材に紙搬送用ローラが設けられており、一方のユニットとしての紙案内部材が、紙進行方向の前側を支点にして他方のユニットとしての紙案内部材に対し開閉可能となっている。
特開平10−207137号公報 特開昭60−202044号公報
しかしながら、上述したように、従来の用紙の搬送装置は、従動ローラを駆動ローラに圧接させるためにバネ等の弾性部材を使用しており、駆動ローラと従動ローラは装置を長期間使用せずに保管する場合には、従動ローラと駆動ローラの互いの圧接部分が変形したり、圧接の負荷により破損する等の不具合を生じるという問題があった。
即ち、特許文献1の自動原稿供給装置では、用紙詰まりが発生した際にその用紙を取り除くジャム処理を行うために、ユニット(カバー)に連動した原稿案内部材を、ローラを回避しながら移動させる。そして、装置を長期保管する場合には、通常、ユニットを閉じた状態で保管するため、一対のローラは圧接状態のまま維持されることとなり、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損が生じる。
また、特許文献2の給紙装置では、ジャム処理を行う場合に一対のユニットを開放させることで一対の紙搬送用ローラの加圧力を解除することができる。しかし、装置の上下のユニットを長期間開放させると、開口部から搬送路や原稿読取面等に埃、粉塵等が進入し装置の性能を劣化させてしまう。
このため、特許文献2の給紙装置では、長期間保存する場合には、装置の性能の劣化を回避するために、必然的に、ユニットを閉じた状態にしなければならず、一対の紙搬送用ローラは圧接状態のまま維持されることとなり、特許文献1と同様、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損が生じてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができる搬送装置、画像形成装置および搬送ローラ離間方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、用紙を搬送路に沿って搬送する搬送装置において、前記用紙の搬送方向に回転可能な第1の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと前記搬送路を挟んで対向して配置され、前記第1の搬送ローラと圧接状態で前記搬送方向に回転可能な第2の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと、前記第2の搬送ローラとを覆うカバー部と、前記カバー部の内部に設けられ、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラとを離間させる離間手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラを、離間方向として前記搬送方向と交差する方向に離間させること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを前記離間方向に移動させる移動部材を備え、前記移動部材は、前記搬送方向と略平行な方向に往復移動可能であること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記移動部材が前記搬送方向と略平行な方向に移動する際に、前記離間方向に移動する搬送ローラの軸を前記離間方向に案内する案内部材を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明は、前記移動部材は、前記搬送方向に対して傾斜して形成された傾斜部を有し、前記傾斜部は、前記搬送方向と略平行な方向に移動する際に、前記移動する搬送ローラの軸を当接しながら、前記搬送方向と交差する方向に前記移動する搬送ローラの軸を離間させること、を特徴とする。
また、本発明は、前記移動部材は、離間された前記移動する搬送ローラの軸を、離間した状態に保持する保持部を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記移動部材の移動操作を行なう操作部を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラを、離間方向として前記搬送方向と略平行な方向に離間させること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを保持するとともに、保持した搬送ローラを前記離間方向に移動させる移動部材と、前記移動部材の移動操作を行なう操作部と、を更に備え、前記移動部材は、前記搬送方向と略平行な方向に往復移動可能であること、を特徴とする。
また、本発明は、前記第1の搬送ローラは、駆動手段によって前記搬送方向に回転可能な駆動ローラであり、前記第2の搬送ローラは、前記駆動ローラの回転に従動して回転可能な従動ローラであること、を特徴とする。
また、本発明は、前記離間手段は、前記従動ローラを移動させて前記駆動ローラと離間すること、を特徴とする。
また、本発明は、用紙に画像形成を行う画像形成手段と、請求項1〜11のいずれかに記載の搬送装置と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、用紙を搬送路に沿って搬送する第1の搬送ローラと第2の搬送ローラを離間する搬送ローラ離間方法において、用紙の搬送方向に回転可能な前記第1の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと前記搬送路を挟んで対向して配置され、前記第1の搬送ローラと圧接状態で前記搬送方向に回転可能な前記第2の搬送ローラとを離間させる離間工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、離間手段によって、カバー部の内部に設けられた第1の搬送ローラと第2の搬送ローラとを離間させる。このため、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、離間手段によって、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラを離間方向として搬送方向と交差する方向に離間させる。このため、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、確実に圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、搬送方向と略平行な方向に往復移動可能である移動部材によって、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを離間方向に移動させる。このため、長期間使用せず保管する場合に、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、案内部材によって、移動部材が搬送方向と略平行な方向に移動する際に、離間方向に移動する搬送ローラの軸を離間方向に案内する。このため、移動する搬送ローラの離間する際および離間した搬送ローラを戻す際の操作をより確実に行うことができる。また、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、搬送方向に対して傾斜して形成された傾斜部は、搬送方向と略平行な方向に移動する際に、移動する搬送ローラの軸を当接しながら、搬送方向と交差する方向に移動する搬送ローラの軸を離間させる。このため、長期間使用せず保管する場合に、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、保持部によって、離間された移動する搬送ローラの軸を離間した状態に保持する。このため、移動する搬送ローラを離間した状態で保持できるため、長期間の保管中においても、圧接されることによる押圧力や、振動の影響より徐々に離間した状態から戻されてしまう等の不具合を避けられ、確実に離間した状態での保管が可能であるという効果を奏する。
また、本発明によれば、操作部によって、移動部材の移動操作を行なう。このため、長期間使用せず保管する場合に、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、離間手段は、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラを離間方向として搬送方向と略平行な方向に離間させる。このため、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、確実に圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、搬送方向と略平行な方向に往復移動可能な移動部材によって、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを保持するとともに、保持した搬送ローラを離間方向に移動させ、操作部によって、移動部材の移動操作を行う。このため、長期間使用せず保管する場合に、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の搬送ローラは、駆動手段によって搬送方向に回転可能な駆動ローラであり、第2の搬送ローラは、駆動ローラの回転に従動して回転可能な従動ローラである。このため、長期間使用せず保管する場合に、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、離間手段によって、従動ローラを移動させて駆動ローラと離間する。駆動手段に接続された駆動ローラを移動するのではなく、単に駆動ローラに柔道回転する従動ローラを移動させるため、構造として簡易で、製造コストの低減化が図られる。また、長期間使用せず保管する場合に、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、請求項1〜11のいずれか一つに記載の搬送装置を備えた画像形成装置における画像形成手段によって用紙に画像形成を行う。このため、画像形成装置を長期間使用せず保管する場合でも、搬送装置の性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラの圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる搬送装置および搬送ローラ離間方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態は一例を示すものであり、本発明はこれに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
本実施の形態にかかる搬送装置は、装置を長期間保管する場合に圧接された従動ローラを上方向、即ち、搬送方向に対して略垂直な方向に移動させることで、駆動ローラから離間して保管するものである。図1は、第1の実施の形態にかかる搬送装置の構成を示す説明図である。図2は、上側ユニットA(カバー部)の上側搬送ガイド12を外した状態を示した斜視図である。図1、図2に示すように、本実施の形態にかかる搬送装置1は、上側ユニットAと下側ユニットBとで構成されている。下側ユニットBには、駆動ローラ2と、駆動モータ9と、プーリ10と、搬送ベルト11と、下側搬送ガイド13とを主に備えている。上側ユニットAには、従動ローラ3と、スライドガイド4(移動部材)と、操作レバー5(操作部)と、圧縮スプリング6と、軸受け7と、上側搬送ガイド12と、内部カバー14とを主に備えている。また、上側ユニットAと下側ユニットBは、それぞれCIS(Contact Image Sensor)8を備えている。
駆動ローラ2は、ゴム等の軟素材で円柱状に形成されており、駆動モータ9からの回転駆動力がプーリ10と搬送ベルト11を介して伝達されることで図1におけるp方向に回転するローラである。すなわち、駆動ローラ2は、駆動モータ9からの駆動力を受けて図1中におけるr方向に回転するプーリ10と駆動ローラ2の軸に掛架されている搬送ベルト11を介して、駆動モータ9からの回転駆動力を伝達されることにより回転する。これにより、駆動ローラ2は、後述する搬送装置1の搬送路hに沿って用紙を搬送するものである。なお、本実施の形態では、図1に示すように、二個の駆動ローラ2が設けられている。
下側搬送ガイド13は、下側ユニットBの上面に略平板状に形成されて設けられている。そして、下側搬送ガイド13と後述する上側ユニットAの上側搬送ガイド12との間に、用紙が搬送される搬送路hとしての隙間が形成されている。
従動ローラ3は、樹脂等の材質で円柱状に形成されており、駆動ローラ2の回転に従動して回転するローラである。従動ローラ3は、駆動ローラ2に従動回転するため、軸部3aを中心に図1におけるq方向に回転する。また、従動ローラ3は、駆動ローラ2と搬送路hを挟んで対向して配置され、軸部3aを保持する軸受け7を介して圧縮スプリング6からの弾性力が鉛直下方向へ作用することで、駆動ローラ2に回転自在に圧接されている。なお、本実施の形態では、図1に示すように、二個の駆動ローラ2に対応して二個の従動ローラ3が設けられている。
従って、本実施の形態にかかる搬送装置1では、図1で示す搬送路hの右側から挿入された用紙は、駆動ローラ2によるp方向の回転と、後述する従動ローラ3によるq方向の回転により図1における左方向、すなわちα方向に搬送され、排出される。
スライドガイド4は、従動ローラ3を駆動ローラ2から離間するものである。具体的には、スライドガイド4は、図1における用紙の搬送方向であるα方向に対して傾斜して形成された傾斜部4aを有しており、スライドガイド4が搬送方向であるα方向と平行な方向(β方向)に移動すると、傾斜部4aが軸部3aを当接しながら従動ローラ3を図1の上方向に移動させることで従動ローラ3を駆動ローラ2から離間する。
また、スライドガイド4は、傾斜部4aの傾斜の上端部から略逆コの字状に形成された受け部4b(保持部)を設けている。このため、傾斜部4aを当接しながら上昇してきた軸部3aは、受け部4bの略逆コの字状部分に嵌まった状態で維持される。なお、搬送装置1を長期間保管する場合以外の搬送装置1により用紙を搬送する際には、スライドガイド4は、軸部3aと当接しないために軸部3aとの摩擦が生じることがなく、従動ローラ3の回転を阻止することがないよう構成されている。
操作レバー5は、スライドガイド4の上面に設けられており、スライドガイド4を図1におけるβ方向に移動させるために、利用者が操作を行うものである。操作レバー5の操作によるスライドガイド4の移動機構の詳細については後述する。
上側搬送ガイド12は、板状に形成され、かつ上側ユニットAの下面から側面に屈曲して設けられており、上述したように、下側搬送ガイド12との間に搬送路hを形成する。
内部カバー14は、板状に形成され、かつ上側ユニットAの上面から側面に屈曲して設けられている。
なお、上側ユニットAは、内部カバー14と上側搬送ガイド12とから構成されており、内部に従動ローラ3を配置して、駆動ローラ2、および従動ローラ3を覆うことで、搬送路hも覆われて、埃、粉塵等の進入を阻止している。
CIS(Contact Image Sensor)8は、2対の搬送ローラの間で、搬送路hに面して上側搬送ガイド12と下側搬送ガイド13に設けられており、搬送される用紙の表裏面の情報(文字、図形等)を用紙の搬送とともに読み取るものである。
次に、搬送装置1における上側ユニットAの内部について図2、図3を参照して説明する。図3は、上側ユニットAの上側搬送ガイド12を外した状態を示した断面図である。
図2、図3に示すように、軸受けガイド部15は、中心に孔部15aが穿孔されて、内部カバー14と一体形成されている。そして、軸受けガイド部15の孔部15aは、従動ローラ3の軸部3aを左右方向の移動を規制しつつ上下方向への移動を案内するものである。
従動ローラ3は、その中心を貫通する軸部3aを保持する軸受け7によって回転自在に保持されている。そして、従動ローラ3は、軸受けガイド部15の孔部15a内を上下方向に移動可能に取り付けられた軸受け7を介して、圧縮スプリング6からの弾性力が鉛直下方向へ作用することにより、駆動ローラ2を圧接している。
次に、操作レバー5の操作によるスライドガイド4の移動機構の詳細について説明する。図4は、操作レバー5と、スライドガイド4と、内部カバー14の接続部分を示す拡大断面図である。図4に示すように、スライドガイド4は、段付ねじ16によって、内部カバー14に対して移動可能な状態で装着されている。すなわち、段付ねじ16は、スライドガイド4に穿孔された幅mの孔部内を貫通して、スライドガイド4の下面から内部カバー14に締着されている。なお、段付ねじ16のねじ頭の径は、スライドガイド4に穿孔された孔部の図4における紙面方向の幅より長くなっているため、段付ねじ16はスライドガイド4に装着されることが可能となっている。このため、段付ねじ16と内部カバー14は固定されているが、スライドガイド4は、内部カバー14に対して孔部の幅mだけ搬送方向であるα方向、または搬送方向と逆方向であるβ方向へ移動可能となっている。
そして、操作レバー5とスライドガイド4は、内部カバー14を挟んで上下に固定されている。具体的には、操作レバー5の下面に形成された3個の凸部が、内部カバー14に穿孔された幅nの孔部を貫通して、スライドガイド4の上面に形成された3個の孔部に嵌まることによって、操作レバー5とスライドガイド4が固定されている。これによって、操作レバー5とスライドガイド4は、その間に挟まれた内部カバー14に対して、孔部の幅nだけ搬送方向であるα方向、または搬送方向と逆方向であるβ方向へ移動可能となっている。
ここで、スライドガイド4と軸受けガイド部15と操作レバー5とは、上側ユニットAの内部に設けられ、従動ローラ3を移動させることで駆動ローラ2から離間させる離間手段に相当する。
次に、第1の実施の形態にかかる搬送装置1における従動ローラ3を駆動ローラ2から離間する際の動作を説明する。図5は、第1の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行前の状態を示す説明図である。図6は、第1の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行後の状態を示す説明図である。
図5に示すように、離間動作実行前のスライドガイド4は、上側ユニットAの図5における左寄りに位置しており、スライドガイド4の傾斜部4aは、従動ローラ3の軸部3aに当接しない状態で保持されている。また、離間動作実行前の従動ローラ3は、上述したように、軸部3aを保持する軸受け7を介して圧縮スプリング6からの弾性力が鉛直下方向へ作用することで、駆動ローラ2に回転自在に圧接されている。
従動ローラ3を駆動ローラ2から離間する場合、利用者が操作レバー5の上面に設けられた凸部に指を掛けて、操作レバー5をβ方向にスライドさせて移動させることにより、操作レバー5に固定されているスライドガイド4がβ方向へ移動する。
スライドガイド4がβ方向へ移動すると、スライドガイド4の傾斜部4aが従動ローラ3の軸部3aに当接する。そして、スライドガイド4がさらにβ方向に移動することにより、軸部3aは、利用者からのβ方向への操作力によって移動するスライドガイド4の傾斜部4aから、離間方向である上方向の押圧力を受けることになる。
すなわち、軸部3aを保持する軸受け7は、軸受けガイド部15の孔部15aにより左右方向の移動を規制しつつ上下方向に移動するように案内されるため、徐々に上方向に持ち上がることとなる。軸受けガイド部15に嵌っている軸受け7は、軸部3aを介してスライドガイド4からβ方向と上方向の押圧を受けた場合でも、軸受けガイド部15には、図5に示すように軸受け7の幅を有する縦長の孔部15aが穿孔されているため、左右方向への移動が規制される。従って、軸部3aを保持する軸受け7は、離間方向である上方向のみに移動することで、軸部3aが貫通している従動ローラ3が離間方向の上方向へ移動することとなり、従動ローラ3への圧縮スプリング6からの弾性力に対抗して、駆動ローラ2に対して従動ローラ3が移動することで離間されていく。
スライドガイド4がさらにβ方向に移動すると、図6に示すように、軸部3aは、傾斜部4aの上端に到達して、スライドガイド4の受け部4bの略逆コの字状部分に嵌まった状態で保持される。この状態では、略逆コの字状部分の底辺部分が従動ローラ3の軸部3aを押し上げたまま保持されるため、搬送ローラ2と従動ローラ3の間には隙間L1が形成され、駆動ローラ2は、従動ローラ3との圧接状態が解除されて、従動ローラ3を介して伝達されていた圧縮スプリング6からの弾性力が伝達されなくなる。そして、従動ローラ3は駆動ローラ2から離間され、安定した静止状態で保持されることとなる。
以上のように構成された第1の実施の形態にかかる搬送装置における従動ローラ3を駆動ローラ2に圧接させた状態に戻す場合には、利用者が操作レバー5の上面に設けられた凸部に指を掛けて、操作レバー5を搬送方向と同様のα方向にスライドさせて移動させることにより、操作レバー5に固定されているスライドガイド4がα方向へ移動する。そして、搬送ローラ3の軸部3aは、スライドガイド4に当接しながら、受け部4bから傾斜部4aへ下降していく。この際、従動ローラ3が駆動ローラ2から離間される場合と同様に、軸受けガイド部15により左右方向への移動が規制されているため、下方向のみに移動する。これにより、従動ローラ3は、再度圧縮スプリング6からの弾性力により駆動ローラ2と圧接され、用紙の搬送が可能になる。
このように、第1の実施の形態にかかる搬送装置1は、スライドガイド4を搬送方向に略平行な方向(β方向)に移動することにより、従動ローラ3を上方向に移動させて駆動ローラ2と離間する。このため、長期間使用せず保管する場合でも、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラ(駆動ローラ2と従動ローラ3)の圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することが可能となる。
また、軸受けガイド部7によって軸部3aを離間方向である上方向に案内するため、従動ローラ3の離間する際および離間した搬送ローラを戻す際の操作をより確実に行うことができる。さらに、駆動モータ9に接続された駆動ローラ2を移動するのではなく、単に駆動ローラ2に従動回転する従動ローラ3を移動させるため、構造として簡易で、製造コストの低減化が図られる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる搬送装置は、従動ローラを用紙の搬送方向と交差する方向に移動させることによって、従動ローラを駆動ローラから離間するものであったが、第2の実施の形態にかかる搬送装置は、従動ローラを用紙の搬送方向と略平行な方向に移動させることによって、従動ローラを駆動ローラから離間するものである。
本実施の形態にかかる搬送装置は、従動ローラ等を設けた上側ユニットAと駆動ローラ等を設けた下側ユニットBとで構成されている点では第1の実施の形態にかかる搬送装置と同様であるが(図1参照)、スライドガイド等の構成が異なる。以下に第1の実施の形態と異なる構成については説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行前の状態を示す説明図である。
図7に示すように、スライドガイド40は、搬送方向に長方形状で形成されている。そして、スライドガイド40は、駆動ローラ2と搬送路hを挟んで対向した位置に、従動ローラ3の軸部3aが貫通している。スライドガイド40の内側では、図示しない軸受けと圧縮スプリング6が設けられている。
従動ローラ3は、その中心を貫通する軸部3aを保持する軸受けによって回転自在に保持されている。そして、従動ローラ3は、軸受けガイド部15の孔部15a内を上下方向に移動可能に取り付けられた軸受けを介して、圧縮スプリング6からの弾性力が鉛直下方向へ作用することにより、駆動ローラ2を圧接している。
また、スライドガイド40が搬送方向であるα方向と平行な方向(β方向)に移動すると、スライドガイド40が保持している従動ローラ3も一体となってβ方向に移動するようになっている。
次に、本実施の形態にかかる搬送装置における従動ローラを従動ローラから離間する際の動作を説明する。図8は、第2の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行後の状態を示す説明図である。
図7に示すように、離間動作実行前のスライドガイド40は、上側ユニットAの図7における左寄りに位置している。離間動作実行前の従動ローラ3は、軸部3aを保持する軸受けを介して圧縮スプリング6からの弾性力が鉛直下方向へ作用することで、駆動ローラ2に回転自在に圧接されている。
従動ローラ3を駆動ローラ2から離間する場合、利用者が操作レバー5の上面に設けられた凸部に指を掛けて、操作レバー5をβ方向にスライドさせて移動させることにより、操作レバー5に固定されているスライドガイド40がβ方向へ移動する。
スライドガイド40がβ方向へ移動すると、スライドガイド4により保持されている従動ローラ3の軸部3aは、スライドガイド4と一体化されているため、同様に利用者からのβ方向の操作力を受けてβ方向へ移動することになる。
図8に示すように、従動ローラ3を保持するスライドガイド40がβ方向に移動することで、スライドガイド40が保持している従動ローラ3も一体となってβ方向に移動する。搬送ローラ2と従動ローラ3の間には隙間L2が形成され、従動ローラ3は、対向する駆動ローラ2との圧接状態が解除されて、従動ローラ3を介して伝達されていた圧縮スプリング6からの弾性力が伝達されなくなる。そして、従動ローラ3は駆動ローラ2から離間され、安定した静止状態で保持されることとなる。
以上のように構成された第2の実施の形態にかかる搬送装置における従動ローラ3を駆動ローラ2に圧接させた状態に戻す場合には、第1の実施の形態と同様に、利用者が操作レバー5の上面に設けられた凸部に指を掛けて、操作レバー5を搬送方向と同様のα方向にスライドさせて移動させることにより、操作レバー5と一体化しているスライドガイド40がα方向へ移動する。そして、スライドガイド40に保持された従動ローラ3は、再度圧縮スプリング6からの弾性力により駆動ローラ2と圧接され、用紙を搬送が可能になる。
このように、第2の実施の形態にかかる搬送装置1は、スライドガイド4を搬送方向に略平行な方向(β方向)に移動することにより駆動ローラ2と従動ローラ3をβ方向に離間する。このため、長期間使用せず保管する場合でも、簡易な操作によって、性能の劣化を回避しつつ、圧接状態による搬送ローラ(駆動ローラ2と従動ローラ3)の圧接部分の変形や圧接の負荷による破損を防止することが可能となる。また、駆動モータ9に接続された駆動ローラ2を移動するのではなく、単に駆動ローラ2に柔道回転する従動ローラ3を移動させるため、構造として簡易で、製造コストの低減化が図られれる。
第1の実施の形態、および第2の実施の形態にかかる搬送装置は、用紙を搬送する装置であり、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ機能やコピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筐体に収納した複合機等の画像処理を行う画像形成装置に適用することができる。
図9は、複写機100に本実施の形態にかかる搬送装置1を搭載した一例を示す図である。複写機100は、載置された原稿をスキャナ部で読み取り、画像形成部による画像形成処理(印刷等)が行われた用紙が、排紙トレイから排出されるものである。図9に示すように、複写機100に搭載された搬送装置1は、印刷終了後の用紙の搬送に適用されている。図9では、本実施の形態にかかる搬送装置1を水平方向の用紙の搬送に適用しているが、鉛直方向の用紙の搬送等にも適用できる。また、画像形成後の用紙の搬送をする場合だけでなく、給紙トレイからスキャナ部へ挿入される用紙を搬送する場合等にも使用可能である。
なお、本実施の形態にかかる搬送装置では、搬送ローラ(駆動ローラと従動ローラ)は2対であるが、1対のみの場合或いは3対以上の場合でも、スライドガイドの形状を変更して傾斜部4a、受け部4bを搬送ローラ数に合わせる構成にすることにより対応可能である。
また、本実施の形態にかかる搬送装置では、搬送路が直線状であるが、本実施の形態のように搬送路が直線状でなく、曲面状の場合でも、スライドガイドと操作レバーの形状を搬送路の曲率形状を考慮した形状として構成することで対応可能であり、さまざまな条件に対応し、応用することができる。
さらに、本実施の形態にかかる搬送装置では、駆動ローラに従動する従動ローラを離間方向に移動させることにより駆動ローラと従動ローラを離間しているが、駆動ローラを例えば下方向等の離間方向に移動させて、駆動ローラと従動ローラを離間させる構成としてもよい。また、駆動ローラと従動ローラの両ローラをそれぞれの離間方向に移動させることで駆動ローラと従動ローラを離間させる構成としてもよい。
第1の実施の形態にかかる搬送装置の構成を示す説明図である。 上側ユニット(カバー部)の上側搬送ガイドを外した状態を示した斜視図である。 上側ユニットの上側搬送ガイドを外した状態を示した断面図である。 操作レバー5と、スライドガイド4と、内部カバー14の接続部分を示す拡大断面図である。 第1の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行前の状態を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行後の状態を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行前の状態を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる搬送装置1の駆動ローラ2と従動ローラ3の離間動作実行後の状態を示す説明図である。 複写機100に本実施の形態にかかる搬送装置1を搭載した一例を示す図である。
符号の説明
1 搬送装置
2 駆動ローラ
3 従動ローラ
3a 軸部
4,40 スライドガイド
4a 傾斜部
4b 受け部
5 操作レバー
6 圧縮スプリング
7 軸受けガイド
8 CIS
9 駆動モータ
10 プーリ
11 搬送ベルト
12 上側搬送ガイド
13 下側搬送ガイド
14 内部カバー
15 軸受けガイド部
15a 孔部
16 段付ねじ
100 複写機

Claims (13)

  1. 用紙を搬送路に沿って搬送する搬送装置において、
    前記用紙の搬送方向に回転可能な第1の搬送ローラと、
    前記第1の搬送ローラと前記搬送路を挟んで対向して配置され、前記第1の搬送ローラと圧接状態で前記搬送方向に回転可能な第2の搬送ローラと、
    前記第1の搬送ローラと、前記第2の搬送ローラとを覆うカバー部と、
    前記カバー部の内部に設けられ、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラとを離間させる離間手段と、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラを、離間方向として前記搬送方向と交差する方向に離間させること、
    を特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを前記離間方向に移動させる移動部材を備え、
    前記移動部材は、前記搬送方向と略平行な方向に往復移動可能であること、
    を特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記離間手段は、前記移動部材が前記搬送方向と略平行な方向に移動する際に、前記離間方向に移動する搬送ローラの軸を前記離間方向に案内する案内部材を更に備えること、
    を特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記移動部材は、前記搬送方向に対して傾斜して形成された傾斜部を有し、前記傾斜部は、前記搬送方向と略平行な方向に移動する際に、前記移動する搬送ローラの軸を当接しながら、前記搬送方向と交差する方向に前記移動する搬送ローラの軸を離間させること、
    を特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記移動部材は、離間された前記移動する搬送ローラの軸を、離間した状態に保持する保持部を備えること、
    を特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記離間手段は、前記移動部材の移動操作を行なう操作部を更に備えること、
    を特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の搬送装置。
  8. 前記離間手段は、前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラを、離間方向として前記搬送方向と略平行な方向に離間させること、
    を特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  9. 前記離間手段は、
    前記第1の搬送ローラと前記第2の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラを保持するとともに、保持した搬送ローラを前記離間方向に移動させる移動部材と、
    前記移動部材の移動操作を行なう操作部と、を更に備え、
    前記移動部材は、前記搬送方向と略平行な方向に往復移動可能であること、
    を特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. 前記第1の搬送ローラは、駆動手段によって前記搬送方向に回転可能な駆動ローラであり、
    前記第2の搬送ローラは、前記駆動ローラの回転に従動して回転可能な従動ローラであること、
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の搬送装置。
  11. 前記離間手段は、前記従動ローラを移動させて前記駆動ローラと離間すること、
    を特徴とする請求項10に記載の搬送装置。
  12. 用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    請求項1〜11のいずれか一つに記載の搬送装置と、を備えること、
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 用紙を搬送路に沿って搬送する第1の搬送ローラと第2の搬送ローラを離間する搬送ローラ離間方法において、
    用紙の搬送方向に回転可能な前記第1の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと前記搬送路を挟んで対向して配置され、前記第1の搬送ローラと圧接状態で前記搬送方向に回転可能な前記第2の搬送ローラとを離間させる離間工程と、
    を含むことを特徴とする搬送ローラ離間方法。
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