JP2002070841A - 軸の取付構造 - Google Patents

軸の取付構造

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JP2002070841A JP2000258835A JP2000258835A JP2002070841A JP 2002070841 A JP2002070841 A JP 2002070841A JP 2000258835 A JP2000258835 A JP 2000258835A JP 2000258835 A JP2000258835 A JP 2000258835A JP 2002070841 A JP2002070841 A JP 2002070841A
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roller shaft
rib
roller
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Hideaki Kawai
秀明 河合
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の取付構造では、取付不良のまま次工程
に送られる可能性や、弾性部材を誤って過剰に湾曲させ
て破損させてしまうことがあった。また、ローラ軸が回
転自在としていたので、前記ガイド体とローラ軸との間
の接触によって異音が発生する原因となっていた。 【解決手段】 ローラ軸49上に回転自在にプレスロー
ラ35・35を配置し、該ローラ軸49の両側を軸方向
に摺動自在にガイド37・38に支持するとともに、該
ローラ軸49の両端を位置決めして側部カバー19に取
付ける構造であって、軸端49bに当接する制止壁44
と、軸端49aに当接するリブ45をそれぞれ側部カバ
ー19より延出し、該リブ45は該ローラ軸49方向に
湾曲可能とし、リブ45の側方にストッパ46を設け、
該リブ45の湾曲範囲を制限し、該ローラ軸49の軸端
49b側に回り止めを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
いて、記録紙の搬送路の一部を構成するローラのローラ
軸の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置等の画像形
成装置において、給紙カセットから給紙ローラにより繰
出された用紙を記録部へ搬送する搬送路の一部が、ファ
クシミリ装置本体に開閉自在に設けられるカバー体に付
設された構成のものが存在する。そして前記搬送路の一
部はプレスローラによって構成されており、該プレスロ
ーラを枢設するローラ軸を前記カバー体に取付ける取付
構造も公知とされている。例えば、ローラ軸はカバー体
より延出するガイド体に摺動自在に取り付けられ、付勢
部材によってファクシミリ装置本体側に付勢される構成
としている。そしてローラ軸の両端を位置決めするため
に、一端側はカバー体に固定された部材に当接し、他端
側は湾曲可能な弾性部材に当接して取付け、取外し可能
としていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の取付構
造では、湾曲可能な弾性部材が軸と直角方向に湾曲する
構成であったために、製造工程の途中で、弾性部材に軸
が挟まれたままの取付不良の状態で次工程に送られる可
能性があった。また取付の際に、前記弾性部材を誤って
過剰に湾曲させて、破損させてしまうこともあった。ま
た従来では、ローラ軸が回転自在としていたので、記録
紙の搬送時に前記プレスローラと共に回転して、前記ガ
イド体とローラ軸との間の接触によって異音が発生する
原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、軸上に
回転自在にローラを配置し、該軸の両側を軸方向に摺動
自在にガイドに支持するとともに、該軸の両端を位置決
めして支持体に取付ける構造であって、該軸の一端に当
接する制止壁と、該軸の他端に当接する弾性体をそれぞ
れ支持体より延出し、該弾性体は該軸方向に湾曲可能と
したものである。
【0005】請求項2においては、前記弾性体の側方に
ストッパを設け、該弾性体の湾曲範囲を制限したもので
ある。
【0006】請求項3においては、前記軸の少なくとも
一端側に回り止めを構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の軸の取付構造を備えたファクシミリ装置
を示す全体斜視図であり、図2は同じく正面断面図であ
り、図3は本発明の軸の取付構造を備えたファクシミリ
装置の側部カバー開放の様子を示す斜視図であり、図4
はローラ軸の取付構造を示す側部カバー内側より見た斜
視図であり、図5はローラ軸の取付構造を示す側部カバ
ー上方より見た平面断面図であり、図6はリブの湾曲の
様子を示す側部カバー上方より見た平面図であり、図7
はローラ軸の軸端断面形状を示す図であり、図8は従来
のローラ軸の取付構造を示す側部カバー内側より見た斜
視図であり、図9は従来のローラ軸の取付構造を示す側
部カバー上方より見た平面断面図であり、図10は従来
のローラ軸の取付完了状態を示すローラ軸の軸方向より
見た図であり、図11は従来のローラ軸の取付不良状態
を示すローラ軸の軸方向より見た図である。
【0008】まず、本発明のロッドの支持構造を有する
画像読取装置が適用されるファクシミリ装置の概略構成
について、図1、図2により説明する。ファクシミリ装
置Fは、記録部1の上方に読取部である読取ユニット2
を配置して構成され、該読取ユニット2は、記録部1に
対して回動支点20を中心に上下回動可能とされてい
る。記録部1には画像形成装置3及び給紙カセット4が
それぞれ上下に内装されており、給紙カセット4内に収
納される記録紙を画像形成装置3へ給紙して記録した後
に、記録紙排出トレイ5へ排出するように構成してい
る。
【0009】画像形成装置3は、画像形成部30と搬送
装置31とから構成されている。搬送装置31は、搬送
ローラ32や、挟持搬送ユニット33・34から構成さ
れ、給紙カセット4より画像形成部30へ記録紙を搬送
するように構成し、搬送路Pを形成している。挟持搬送
ユニットは一対のフィードローラ及びプレスローラから
構成され、フィードローラ及びプレスローラ相互の押圧
により記録紙を挟持し、フィードローラの駆動回転とそ
れに伴うプレスローラの従動回転により、該記録紙の搬
送を行うようにしている。画像形成部30は現像装置や
感光ドラムや定着装置等から構成され、記録紙に画像形
成を可能としている。
【0010】一方、読取ユニット2においては、上面を
透明状の原稿載置面14とした読取ケース13内にスキ
ャナ装置60等からなる画像読取装置6を収納してお
り、該原稿載置面14上に載置された原稿を該スキャナ
装置60により走査して、読み取りを行うようにしてい
る。また、読取ケース13の上方には、その一辺を中心
として開閉可能に構成される原稿押えカバー7が配置さ
れ、該原稿押えカバー7により原稿載置面14上に載置
された原稿を上方から押えるものとしている。
【0011】原稿押えカバー7の一端部には原稿を自動
的に給紙する自動給紙装置(ADF装置)8が付設さ
れ、該自動給紙装置8は給紙装置11と搬送装置12と
により構成されている。そして、原稿供給トレイ9に載
置した原稿を、自動給紙装置8の給紙装置11により一
枚ずつピックアップして、搬送装置12により原稿載置
面14の一端部に設けられたADF読取部17へ搬送
し、スキャナ装置60により内容を読み取った後に、原
稿押えカバー7の上面に形成される原稿排出トレイ10
へ排出するように構成している。
【0012】即ち、読取ユニット2は、スキャナ装置6
0を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイ
プのスキャナとして用いるとともに、スキャナ装置60
を位置固定して原稿を給送しながら読み取りを行うシー
トフィードタイプのスキャナとして用いることができる
ように構成されている。
【0013】また、読取ケース13の前部にはキーパネ
ル15が付設され、該キーパネル15の各種操作キーを
操作することにより、原稿内容の読み取りを行ったり、
読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設
定を行ったり、受信内容や読み取った内容の画像形成装
置3による記録を行ったりするようにしている。
【0014】さて、図3に示すように、ファクシミリ装
置Fの右側面には側部カバー19が開閉自在に枢設さ
れ、前記搬送路Pの一部を露出可能としている。搬送路
P上にて用紙詰りが発生した場合に、該搬送路Pを開放
することで、容易に詰まった用紙を除去して用紙詰りを
解除できるようにしている。そして側部カバー19に
は、前記挟持搬送ユニット33を構成するプレスローラ
35が付設されている。また、ファクシミリ装置F本体
側には同じく挟持搬送ユニット33を構成するフィード
ローラ36が配設されており、側部カバー19閉鎖時に
プレスローラ35と対向する位置となるようにしてい
る。そして、プレスローラ35とフィードローラ36と
は、前記搬送路Pの一部を形成している。
【0015】まず、従来におけるローラ軸の取付構造に
ついて、図8、図9を用いて説明する。前記側部カバー
19の内側には、ローラ軸39を支持するためのガイド
37・37が横設されている。ローラ軸39上には、前
記プレスローラ35・35が枢設されており、前述した
記録紙の挟持搬送を可能としている。ガイド37にはロ
ーラ軸39を挿通し、かつ摺動自在とする長孔37aが
穿設されている。なおこの摺動方向は、側部カバー19
の内外方向であり、該側部カバー19閉鎖時においては
ファクシミリ装置Fの左右方向となる方向である。
【0016】環状の制止部材40・40がローラ軸39
上に嵌め込まれており、該制止部材40・40はプレス
ローラ35の両端に位置している。ローラ軸39は制止
部材40の配設箇所で肉厚を薄くして、該制止部材40
が該ローラ軸39上を摺動しないようにしている。そし
て制止部材40・40は、該プレスローラ35が該ロー
ラ軸39上を摺動するのを防止して、側部カバー19の
閉鎖時には、該プレスローラ35が常にフィードローラ
36と当接するようにしている。また、フィードローラ
36はゴム等の弾性部材で形成され、プレスローラ35
は合成樹脂等で形成されて、挟持搬送される記録紙を傷
つけないようにしている。また、ローラ軸39は金属で
形成されて、プレスローラ35の回動により摩耗しにく
くしている。
【0017】側部カバー19の内側には取付体42が横
設されて、該取付体42に板バネ41が固設されてい
る。板バネ41はローラ軸39に、該ローラ軸39の延
出方向中央部で当接して、該ローラ軸39を側部カバー
19内側に付勢している。この構成により、プレスロー
ラ35・フィードローラ36間の距離を変化させること
を可能とし、搬送される記録紙の厚さに応じた弾力的な
挟持搬送を可能としている。
【0018】ローラ軸39の延出方向一側にはリブ43
が配設され、他側には制止壁44が配設されている。リ
ブ43及び制止壁44はいずれも側部カバー19の内側
面より延出しており、ローラ軸39の配設状態では、ロ
ーラ軸39の軸端にそれぞれが当接して該ローラ軸39
の軸方向への摺動を制止している。
【0019】リブ43は合成樹脂等の弾性体で形成さ
れ、押圧を加えることで湾曲可能とするものである。リ
ブ43はローラ軸39の延出方向を長手方向として面が
形成され、短手(厚さまたは面)方向に押圧を加えるこ
とで湾曲して、該押圧時にはローラ軸39を軸方向に摺
動可能としている。ここで、前記長手方向及び短手方向
は、側部カバー19内側面が形成する平面に対するもの
である。そしてリブ43の湾曲方向は、つまりローラ軸
39の軸方向に垂直な方向である。
【0020】このような従来構成において、ローラ軸3
9を側部カバー19に取付ける際には、まずリブ43を
湾曲させ、ここで、まず図8中で矢印Aに示すように、
ローラ軸39の一端をリブ43配設側でガイド37を挿
通させて進入させ、次いで矢印Bに示すようにして、ロ
ーラ軸39の他端を制止壁44配設側のガイド37に挿
通させる。そして制止壁44配設側で、ローラ軸39端
部が該制止壁44に当接するまで摺動させた後、リブ4
3への押圧を解除すると該リブ43は弾性によって自動
的に直立の自然状態に復帰する。このとき図10に示す
ように、ローラ軸39の軸方向より見て、該ローラ軸3
9とリブ43とは重複して、該ローラ軸39の軸方向へ
の摺動が制止された取付完了状態となり、抜けることは
ない。
【0021】もしこのとき、ローラ軸39の制止壁44
側への進入が不十分で、該ローラ軸39が該制止壁44
に当接しない場合は、リブ43への押圧を解除しても該
リブ43が自然状態に復帰しない。つまり図11に示す
ように、ローラ軸39の外周面でリブ43が接触して、
該リブ43の自然状態への復帰が停止している。この状
態がファクシミリ装置Fの製造工程で発生すると、取付
不良状態のまま次工程へ作業が進んでしまうことにな
る。
【0022】すなわち、従来のローラ軸の取付方法で
は、前述のようなローラ軸39の取付不良が発生する可
能性があった。そこで、本発明ではこの点を改善しよう
とするものである。つまり、本実施例では、ローラ軸4
9一端の軸端49bに当接する制止壁44と、該ローラ
軸49の他端の軸端49aに当接する弾性体で構成した
リブ45とから構成し、制止壁44とリブ45を支持体
となる側部カバー19より延出している。そして、該リ
ブ45はローラ軸49の軸方向に湾曲可能としている。
なお以下では、前記従来の取付構造と重複する部分の記
載は省くものとする。
【0023】本実施例でのローラ軸の取付構造は、図
4、図5に示すように、前記ローラ軸39に代えて、ロ
ーラ軸49を用いている。ローラ軸49は後述するよう
に、両軸端での断面形状が異なっており、軸方向に関し
て非対称である。ローラ軸49の軸端49aをリブ配設
側に位置し、軸端49bを制止壁44配設側に位置させ
ている。そして、前記従来のリブ43に代えて、リブ4
5を用いている。リブ45もリブ43と同じく、制止壁
44配設側と反対側のローラ軸49軸端に配置して、軸
端49aに当接するように形成されている。なお、本実
施例ではリブ45は側部カバー19と一体的に成形され
ているが、それぞれを別体として、相互を固設する構成
としてもよい。
【0024】前記リブ45はローラ軸49の軸方向に垂
直な方向に長手方向が形成され、短手方向に押圧を加え
ることで湾曲して、該押圧時にはローラ軸49を軸方向
に摺動可能としている。ここで、前記長手方向及び短手
方向は、前述した従来の場合と同じく、側部カバー19
内側面が形成する平面に対するものである。そしてリブ
45の湾曲方向は、前記リブ43がローラ軸49に垂直
な方向に湾曲するのに対して、ローラ軸49の軸方向と
している。
【0025】このため、従来の取付構造で問題とされて
いた、ローラ軸の制止壁44側への進入が不十分の場合
でも、取付不良が発生しない。ローラ軸の制止壁44側
への進入が不十分な場合とは、ローラ軸の取付時に、軸
端49bが制止壁44に当接していない場合である。な
おローラ軸49の取付は、前記従来の場合と同じく、図
4中で矢印Aで示すように、まずローラ軸49の軸端4
9aをリブ45配設側でガイド37を挿通させて進入さ
せ、次いで矢印Bに示すように、軸端49bを制止壁4
4配設側のガイド38を挿通させて行う。ローラ軸49
による押圧により一旦湾曲したリブ45は、該リブ45
の自らの弾性によって直立状態に復帰しようとする。そ
してリブ45は該軸端49aに当接しているので、ロー
ラ軸49を制止壁44配設側へ押し出すのである。
【0026】さらに、ファクシミリ装置Fの製造工程に
おいて、ローラ軸49の取付時に、作業者が指等により
リブ45を押圧しなくても、上記構成により、ローラ軸
49の軸端49aにてリブ45を押圧して、取り付ける
ことを可能としている。このため、製造工程のより一層
の単純化も実現している。
【0027】ところが、図6(b)に示すように、リブ
45を湾曲させてローラ軸49を取付けようとする際
に、過剰に該リブ45を湾曲させると、破壊してしまう
場合がある。つまり、湾曲させ過ぎるとリブ45と側部
カバー19内側面との接続部45aで白化、ワレが発生
し、さらには剥離させてしまうのである。
【0028】このため、本発明では、支持体である側部
カバー19にストッパ46を固設して、弾性体であるリ
ブ45の湾曲範囲に制限を加えている。
【0029】つまり、ローラ軸49配設側と反対側のリ
ブ45側方には、図4、図5、図6(a)に示すよう
に、ストッパ46が側部カバー19内側面上に固設され
ている。該ストッパ46の配設により、リブ45を湾曲
させてもその範囲が制限される。つまり、リブ45を湾
曲させてもストッパ46に当接してそれ以上湾曲するこ
とができないのである。
【0030】また従来では、前記ローラ軸39が前記搬
送時にプレスローラ35・35の回転によって連れ回り
することがあり、このローラ軸39の回転によって異音
を発生することがあった。この異音の発生は、ローラ軸
39が金属製で前記ガイド37・37が合成樹脂等で形
成されていたため、これらが相互に接触して起こるので
ある。
【0031】このため本実施例では、ローラ軸49に回
り止め機構を構成して、異音の発生を防止している。す
なわち、ローラ軸49の一端を、本実施例では軸端49
bの軸断面形状を、例えば、「D」形や多角形として、
回り止めとしている。
【0032】図7(a)(b)に示すように、ローラ軸
49の軸断面形状は、リブ45配設側の軸端49aでは
円形であり、制止壁44配設側の軸端49bでは該円形
の一部を切り欠いて「D」形状としている。該切り欠き
によって、軸端49b側はすり割り49cを形成してい
る。
【0033】また、従来の取付構造では、ガイド37・
37にローラ軸39を挿通していたが、本実施例の取付
構造では、制止壁44配設側ではガイド37に代えてガ
イド38を用いている。つまり、該ガイド38にはロー
ラ軸49挿通用の長孔38aが穿設され、該長孔38a
は、軸端49bの切り欠き形状に応じて該軸端49bに
接触するように、該長孔38aの幅を前記長孔37aよ
りも狭くしている。つまり、前記すり割り49cが長孔
38a外周と接触するのである。
【0034】このため、ガイド38は前記ガイド37と
同じくローラ軸49を、長孔38a穿設方向に沿って摺
動可能にすると共に、ローラ軸49の回転を防止してい
るのである。
【0035】なお、ローラ軸49の軸端部は、摺動可
能、かつ、回り止めとする構成であれば、「D」形状に
限定されるものではなく、多角形としたり、その他、軸
端部に軸方向に溝を形成してピンを貫通させてガイドと
したりする構造とすることも可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の如く、軸上に回転自在に
ローラを配置し、該軸の両側を軸方向に摺動自在にガイ
ドに支持するとともに、該軸の両端を位置決めして支持
体に取付ける構造であって、該軸の一端に当接する制止
壁と、該軸の他端に当接する弾性体をそれぞれ支持体よ
り延出し、該弾性体は該軸方向に湾曲可能としたので、
軸で弾性体を押して取付作業を行うことが出来、製造工
程がより単純化される。しかも該軸の取付時に、該弾性
体が軸端に当接して自らの弾性によって押圧するので、
軸外周に該弾性体が当接するといった組み付けミスが防
止されている。
【0037】請求項2記載の如く、前記弾性体の側方に
ストッパを設け、該弾性体の湾曲範囲を制限したので、
該弾性体の破損が防止でき、ストッパも簡単に安価に構
成できる。
【0038】請求項3記載の如く、前記軸の少なくとも
一端側に回り止めを構成したので、該軸の回転が防止さ
れる。このため、該軸の回転により該軸と接触する部材
との間から異音が発生することを防止できる。また、軸
端の形状を例えば「D」状に形成することが簡単で安価
に回り止めを構成でき、確実に摺動でき、回り止めとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸の取付構造を備えたファクシミリ装
置を示す全体斜視図である。
【図2】同じく正面断面図である。
【図3】本発明の軸の取付構造を備えたファクシミリ装
置の側部カバー開放の様子を示す斜視図である。
【図4】ローラ軸の取付構造を示す側部カバー内側より
見た斜視図である。
【図5】ローラ軸の取付構造を示す側部カバー上方より
見た平面断面図である。
【図6】リブの湾曲の様子を示す側部カバー上方より見
た平面図である。
【図7】ローラ軸の軸端断面形状を示す図である。
【図8】従来のローラ軸の取付構造を示す側部カバー内
側より見た斜視図である。
【図9】従来のローラ軸の取付構造を示す側部カバー上
方より見た平面断面図である。
【図10】従来のローラ軸の取付完了状態を示すローラ
軸の軸方向より見た図である。
【図11】従来のローラ軸の取付不良状態を示すローラ
軸の軸方向より見た図である。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置 19 側部カバー 39・49 ローラ軸 43・45 リブ 44 制止壁 46 ストッパ 49a・49b 軸端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸上に回転自在にローラを配置し、該軸
    の両側を軸方向に摺動自在にガイドに支持するととも
    に、該軸の両端を位置決めして支持体に取付ける構造で
    あって、該軸の一端に当接する制止壁と、該軸の他端に
    当接する弾性体をそれぞれ支持体より延出し、該弾性体
    は該軸方向に湾曲可能としたことを特徴とする軸の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性体の側方にストッパを設け、該
    弾性体の湾曲範囲を制限したことを特徴とする請求項1
    記載の軸の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記軸の少なくとも一端側に回り止めを
    構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の軸の取付構造。
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