JP4918160B2 - 自動車の調整可能なステアリングコラムの電気クランプ装置 - Google Patents

自動車の調整可能なステアリングコラムの電気クランプ装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のステアリングコラムに取り付けられる電気クランプ装置に関する。
本発明の装置は、その深さと高さが調整可能なステアリングコラムまたはその深さもしくは高さが調整可能で、ステアリングシャフトがボディチューブに取り付けられたステアリングコラムに適用可能であり、ボディチューブは要求されている位置において車両の構造体上に保持され固定される。したがって、ステアリングコラムは、ボディチューブに回転可能に取り付けられたステアリングシャフトを含み、このボディチューブは車両のシャシーまたは車両のボディーの何らかの部材に固定された支持アセンブリに連結される。
殆どの自動車の調整可能なステアリングコラムには操作レバーが設けられており、このレバーの一方向への回転またはその反対方向への回転によってステアリングコラムのロック位置やアンロック位置に到達することができる。このような既知の装置には、制御ハンドルがある結果として危険な空間があること、制限された回転クリアランスを有するため、クランプやクランプ解除のストロークが比較的弱いことなどの欠点がある。さらに、このような制御ハンドルは通常、衝突の際にはドライバーの膝の領域に配置される。
本発明の目的は上述の欠点のないステアリングコラムのボディチューブの電気クランプ装置を提供することであり、すなわち、本発明の電気クランプ装置によって、衝突の際にドライバーに対して一切の危険を伴わない比較的狭い空間を有しつつ、所望のクランプストロークおよびクランプ解除ストロークに到達することができる。
本発明は、ボディチューブのステアリング軸線を中心に回転可能に取り付けられたステアリングシャフトを含む、深さおよび/または高さ調整可能な自動車のステアリングコラムの電気クランプ装置に関する。ステアリングコラムは、2つの直立要素と接続要素からなる固定支持部材と可動支持部材を含む支持アセンブリに取り付けられる。ボディチューブは、可動支持部材に配置され、ロック位置では、クランプシステムによってステアリング軸線を通る垂直ステアリング面にほぼ直交するクランプ軸線に沿って固定支持部材に固定される。クランプシステムは、その軸線がクランプ軸線であり固定支持部材の2つの直立要素を通過するクランプロッドを有する。
電気クランプ装置は、クランプシステムに配置されクランプロッドに取り付けられ、クランプ軸線に対して回転が固定された固定カムと、回転可能な可動カムと、固定カムと可動カムとの間に配置された少なくとも1つの転がり部材を含む固定アセンブリを含む。
転がり部材または各転がり部材は、固定カムに配置された固定転がり路および可動カムに配置された可動転がり路上を移動する。各転がり路は、対応するカムに対して転がり部材の逃げ傾斜を備えており、固定カムに対して可動カムを回転させると、2つのカムは回転方向に応じて互いに離れるかまたは互いに近づくように移動し、ステアリングコラムのロック位置またはアンロック位置に到達する。
転がり路の逃げ傾斜は、転がり部材の摩擦係数に関係する値より小さい変化する値を有する。各転がり路はクランプ軸線に対して変化する半径を有する曲線であり、固定カムに対して可動カムを回転させても、1つないし複数の転がり路はそれ自体または他の転がり路と干渉せず、固定カムに対する可動カムの軸線方向の移動は可動カムの回転により決定され、絶えずクランプ軸線に対する転がり部材または複数の転がり部材の位置および当該位置における転がり路の逃げ傾斜に依存する。
有利には、固定アセンブリは、2つまたは3つの転がり部材を含み、各転がり部材はそれぞれ対応する固定転がり路および可動転がり路上を移動する。
1つの転がり部材または複数の転がり部材は、ケージによって定位置に維持され、好ましくはボールである。さらに、減衰部材が各固定転がり路の周端および各可動転がり路の周端に配置されたハウジングに配置される。
本発明によると、電気クランプ装置は、電気アクチュエータを支持するケーシングに取り付けられ、伝動機構、固定アセンブリ、固定支持部材の2つの直立要素を通過するクランプロッドを含む。電気アクチュエータは電気モータであり、その軸線はクランプ軸線に直交し垂直ステアリング面に平行な面に配置される。
伝動機構はケーシングに取り付けられたホイールとウォームを含み、ウォームは電気モータによって駆動され、クランプロッドに取り付けられた可動カムと一体化されたホイールとかみ合う。ウォームを駆動する電気モータの軸が、その端においてケーシングに配置された自己潤滑軸受によって支持される。さらに、ケーシングは駆動軸の端に配置されたプラスチック当接部を含む。
固定アセンブリは、ケーシング内に配置され、クランプロッド上に取り付けられた、可動カム、ケージ、固定カムを含み、ホイールは可動カムのハブに取り付けられ、平坦部分構成によってハブと共に回転するように一体化される。クランプロッドはその端においてケーシングに配置された自己潤滑軸受によって支持される。ニードル付きの当接部がクランプロッドの端に設けられ、このニードル当接部はケーシングの外面に押し当てられるように位置し、クランプロッドに配置された頭部からなる軸線方向保持部材によって定位置に維持される。最後に、戻しばねがクランプロッド上の固定カムと可動支持部材との間に取り付けられ、装置の拘束状態を保証する。
したがって、クランプシステムは、ニードル当接部、固定アセンブリ、戻しばね、軸線方向保持部材が取り付けられたクランプロッドを含む。ニードル当接部は、クランプロッドの頭部とケーシングとの間に配置される。固定アセンブリは、ケーシング内に配置され、固定支持部材の直立要素の外面に対向する。戻しばねは、固定アセンブリの固定カムと可動支持部材との間に配置される。軸線方向保持部材は、クランプロッドのねじ切り端に取り付けられたナットからなり、固定支持部材のもう一方の直立要素の外面に押し当てられるように位置する。クランプロッドは高さ調整のために直立要素に設けられた長穴の幅に合致する2つの平坦部分を有する。
ステアリングコラムを適切な位置に保持するために、固定カムは、2つの高さ方向に移動可能な半径方向ラックと、2つの固定された軸線方向ラックと、を含む。2つの可動半径方向ラックは、固定支持部材の直立要素に収容されるフレームの直立要素に配置された2つの固定半径方向ラックにかみ合う。2つの固定軸線方向ラックは、可動支持部材の直立要素に配置された2つの可動軸線方向ラックにかみ合う。2つの可動半径方向ラックはフレームの2つの直立要素を受け容れる固定カムの2つの切り欠き溝の底に配置される。より簡単にスライドできるように、プラスチックパッドがフレームに固定される。
したがって、本発明の自動車のステアリングコラムの電気クランプ装置には、転がり部材の滑りの無い転がりを保証しつつ、周知のシステムにおけるよりも高くあり得る制御回転に応じて、より大きなクランプ・クランプ解除ストロークを実現できるという利点がある。さらに、本発明の装置によって、万が一衝突が起こった場合に膝にぶつかる領域を完全に解放することができる。最後に、本発明の電気クランプ装置は同様の大きさの既存の自動車に取り付けることができる。
本発明のさらなる特徴や利点は、非限定的な例として与えられた本発明の幾つかの好適な実施形態についての以下の記述を、対応する添付図面を参照しながら読み進めることによって、より明確になるであろう。
固定支持部材のみを示した、ステアリングコラム用の本発明に係る電気クランプ装置の種々の部材の分解斜視図である。 図1の拡大図であり、電気モータは図示しないが、固定支持部材の片方の直立要素は図示してある。 種々の部材が組み立てられている、図1のIII−III線に沿った断面図である。 種々の部材が組み立てられている、図2のIV−IV線に沿った断面図である。 可動カムの斜視図である。 図5のVIから見た図である。 図6のVII−VII面に沿った断面図である。 図6と類似の図であり、ボールとケージを伴う。 固定カムの、固定転がり路側の斜視図である。 固定カムの、ラック側の斜視図である。 図9のXIから見た図である。 図10のXIIから見た図である。
図1、2、3、4に示すように、本発明は自動車のステアリングコラム用の電気クランプ装置に関する。本発明の電気クランプ装置は、自動車の今日的な要求に見合う。ステアリングコラムは、深さもしくは高さのいずれか、またはその両方が調整可能である。
ステアリングコラムは、ステアリング軸線3を中心に回転可能に取り付けられたステアリングシャフト1を含む。このステアリングシャフト1は、ステアリングコラムの上方部分に配置されたボディチューブ2に取り付けられる。ステアリングシャフトはその一端でステアリングホイールを支持し、もう一方の端でコラムの中間シャフトに接続する。図1および図2は、ステアリングホイール側、すなわちドライバー側の図である。ステアリングコラムは、車両の構造体に固定された支持アセンブリ6に取り付けられる。
支持アセンブリ6は、固定支持部材8と、可動支持部材9と、を含む。ボディチューブ2は可動支持部材9に配置される。このボディチューブ2は、ロック位置ではクランプシステム4によって固定支持部材8に固定される。クランプシステム4は、高さおよび深さを調整できるようにステアリングコラムのアンロック位置を提供する。クランプシステム4は、ステアリング軸線3を通る垂直面7にほぼ直交するクランプ軸線5に沿って配置され、これに沿って作動する。
高さを調整するためには、ボディチューブ2を伴う可動支持部材9全体とクランプシステム4を固定支持部材8に対して移動させる。深さを調整するためには、クランプシステム4はそのままで、ボディチューブ2と可動支持部材9のみを固定支持部材8に対して移動させる。
固定支持部材8は、2つの直立要素11、12からなり、これらの直立要素は接続要素13によって接続される。直立要素11、12は両方ともほぼ垂直、すなわちステアリング軸線を通る垂直面7にほぼ平行である。残りの記述において、垂直面とは垂直ステアリング面7のことをいう。直立要素11は垂直方向に延びる長穴を含み、これがフレーム54のハウジング19となる。直立要素12は、垂直方向に延びる長穴14を含む。ハウジング19と長穴14によって、高さ調整のためのクランプシステム4の垂直方向の隙間が作られる。
残りの記述において、同じ部材についてステアリング軸線3または垂直ステアリング面7に対して「内(internalまたはinner)」という用語を用いた場合には、ステアリング軸線3またはステアリング面7に最も近いものを指し、「外(externalまたはouter)」という用語を用いた場合には最も遠いものを指す。
したがって直立要素11は、ステアリング面7に対して内面15と外面17を有する。同様に、直立要素12は同じステアリング面7に対して内面16と外面18を有する。これらの面15、16、17、18は垂直ステアリング面7にほぼ平行である。
可動支持部材9は2つの直立要素21、22からなり、これらの直立要素は上方部分に配置された接続要素23および下方部分に配置された閉塞部材24によって接続される。直立要素21は、軸線方向にハウジング29と長穴25を有する。直立要素22は、軸線方向に長穴26を有する。長穴25と長穴26によって、深さ調整のための可動支持部材9の軸線方向の隙間が作られる。
クランプシステム4はクランプロッド60を有し、その軸線はクランプ軸線5である。クランプロッド60は、固定支持部材8の両方の直立要素11、12を貫通し、ロック位置では固定支持部材8に固定される。本発明に係るステアリングコラムをクランプするための電気装置は、電気アクチュエータ70を支持するケーシング20に取り付けられる。
ケーシング20は伝動機構80と固定アセンブリ10を含み、これらはクランプロッド60に取り付けられる。クランプロッド60はケーシング20を貫通し、固定支持部材8の両直立要素11、12上にある電気クランプ装置のアセンブリを支持する。
固定アセンブリ10は、クランプ軸線5に対して回転が固定されたカム30と、クランプ軸線5に対して回転可能な可動カム40とからなる。
電気アクチュエータは電気モータ70であり、その軸線を駆動軸線71とする。駆動軸線71は、クランプ軸線5に直交し垂直ステアリング面7に平行な面72に配置される。
特に図1および図3に示されるように、伝動機構80はホイール77とウォーム81を含むホイール・ウォームシステムである。
ウォーム81とホイール77は、ケーシング20に取り付けられこれに配置される。ケーシング20は、2つのメインハウジング82、85を含む。ハウジング82はウォーム81のために配置され、2つのハウジング83、84を備えることで駆動軸線71に沿って延長している。ハウジング85はホイール77のために配置され、ハウジング86を備えることでクランプ軸線5に沿って延長している。
ウォーム81は電気モータ70によって駆動され、可動カム40を駆動するホイール77にかみ合う。ケーシング20はまた電気モータ70を取り付けるためのフランジ88を有し、電気モータはこのフランジ88に固定されるフランジ74を有する。
電気モータ70は、ウォーム81を支持しこれを駆動する駆動軸73を有する。駆動軸73はその端において、ハウジング83に配置されこれに取り付けられた自己潤滑軸受75によって支持される。さらに、プラスチック当接部76が駆動軸73の端に取り付けられ、ハウジング84に取り付けられこれに配置される。
図1、2、3、4に示すように、固定アセンブリ10はクランプシステム4に位置し、可動カム40、固定カム30、そして固定カム30と可動カム40との間に配置された1つまたはそれより多くの転がり部材50を含む。転がり部材50はボール50であり、ケージ51によって定位置に保持される。可動カム40、ボール50を伴うケージ51、固定カム30はケーシング20内に配置され、クランプロッド60に取り付けられる。ホイール77は可動カム40のハブ46に取り付けられる。ハブ46に配置された2つの平坦部分47がホイール77の穴78に配置された2つの平坦部分79に合致する。
クランプロッド60は、これに直接配置される頭部61からなる軸線方向保持部材をその一端に含む。クランプロッド60のもう一方の端はねじ切り端62であり、そこにはナット63によって形成された軸線方向保持部材が取り付けられる。
頭部61側では、クランプロッド60はその端においてケーシング20のハウジング86内に配置された自己潤滑軸受65によって支持される。さらに、ニードル付きの当接部66がクランプロッド60の端に配置される。ニードル当接部66はケーシング20の外面87に配置され、可動カム40に押し当たるように設けられ、クランプロッド60の頭部61によって適所に保持される。最後に、戻しばね67がクランプロッド60の固定カム30と可動支持部材の直立要素21との間に取り付けられ、装置の拘束状態を保証する。
このように、クランプシステム4は、ニードル当接部66、固定アセンブリ10、戻しばね67、ナット63が取り付けられたクランプロッド60を含む。ニードル当接部66は、クランプロッド60の頭部61とケーシング20の外面87との間に配置される。固定アセンブリ10は、ケーシング20内に固定支持部材8の直立要素11の外面17に対向して配置される。戻しばね67は、固定アセンブリ10の固定カム30と可動支持部材9の直立要素21との間に配置される。ナット63はクランプロッド60のねじ切り端62に取り付けられ、固定支持部材8の直立要素12の外面18に押し当たるように位置する。さらにクランプロッド60は、高さ調整のために直立要素12に設けられた長穴14の幅に合致する2つの平坦部分64を含む。
本発明の重要な特徴によると、固定アセンブリ10において、転がり部材すなわちボール50または各転がり部材すなわち各ボール50は、固定カム30に設けられた固定転がり路32および可動カム40に設けられた可動転がり路42を移動する。
各転がり路32、42は対応するカム30、40について転がり部材50すなわちボール50の逃げ傾斜を有するため、固定カム30に対して可動カム40を回転させると、両カム30、40は回転方向によって、互いに離れるようにまたは近づくように移動し、ステアリングコラムのロック位置またはアンロック位置に至る。
本発明の別の重要な特徴によると、転がり路32、42の逃げ傾斜は、転がり部材の摩擦係数に関係する値より小さい変化する値を有する。
本発明の別の重要な特徴によると、各転がり路32、42は、クランプ軸線5に対して変化する半径を有する曲線であり、可動カム40が固定カム30に対して回転する時には、1つまたは複数の転がり路32、42はそれ自体または他の転がり路に干渉しない。
したがって、固定カム30に対する可動カム40の軸方向の移動は可動カム40の回転により決定され、絶えずクランプ軸線5に対する1つの転がり部材すなわち1つのボール50または複数の転がり部材50すなわち複数のボール50の位置および当該位置における転がり路32、42の逃げ傾斜に依存する。
本発明の1実施形態によると、固定アセンブリ10は2つの転がり部材50すなわち2つのボール50を含み、各転がり部材50すなわち各ボール50は、対応する固定転がり路32および可動転がり路42上を移動する。
図面に示す本発明の別の実施形態によると、固定アセンブリ10は3つの転がり部材50または3つのボール50を含み、各転がり部材50または各ボール50は対応する固定転がり路32および可動転がり路42上を移動する。
本発明を具体化する電気クランプ装置の動作を向上させるために、減衰部材34、44が、各固定転がり路32の周端および各可動転がり路42の周端に配置されたハウジング33、43に設けられる。
可動カム40の構造は、図5、6、7に詳細に示される。可動カム40はクランプ軸線5を横断するプレートを備え、このプレートからハブ46とジャーナル48が延びている。ハブ46には、穴78と両平坦部分79によって取り付けられるホイール77を受け容れるための2つの平坦部分47がある。このアセンブリは、自己潤滑軸受65においてジャーナル48によってケーシング20内に取り付けられる。可動カム40は、通り穴49によってクランプロッド60を中心に自由に回転できるように取り付けられる。
横断プレートは、クランプ軸線5に直交する。横断プレートは、ホイール77に押し当たる外面45と、3つの可動転がり路42が設けられた内面41と、を有する。各可動転がり路42は、クランプ軸線5に対して変化する半径を有し、クランプ軸線5付近で始まるスパイラル状の曲線である。この3つの可動転がり路42は120°だけ角度的にずらしてある。減衰部材44が各可動転がり路42の周端に配置されたハウジング43に配置される。各可動転がり路には、内面41に対して対応するボール50のための逃げ傾斜が備わっている。この逃げ傾斜は、滑ることなく転がるべきボール50の摩擦係数に関係する値より常に小さいような変化する値を有する。
ボールケージ51は図8に示すような横断プレートであり、通り穴53を通るクランプロッド60を中心に自由に回転するように取り付けられる。ボールケージ51は、複数のボール50のための間隔を形成するように120°だけずらされた半径方向の長穴52を3つ有する。
固定カム30の構造の詳細は、図9、10、11、12に示される。固定カム30は、クランプ軸線5を横切る矩形状のプレートからなる。固定カム30は、通り穴39を通るクランプロッド60を中心に自由に回転できるように取り付けられる。固定カム30はケーシング20に取り付けられ、これに係合する。
横断プレートはクランプ軸線5に直交する。横断プレートは、固定支持部材8の直立要素11に押し当てられる内面35と、3つの固定転がり路32が設けられた外面31を有する。各固定転がり路32は、クランプ軸線5に対して変化する半径を有し、クランプ軸線5付近で開始するスパイラル状の曲線である。3つの固定転がり路32は、120°だけ角度的にずらしてある。
減衰部材34が、各固定転がり路32の周端に配置されたハウジング33に配置される。各固定転がり路は、外面31に対して対応するボール50のための逃げ傾斜を有する。この逃げ傾斜は、滑ることなく転がるべきボール50の摩擦係数に関係する値より常に小さいような変化する値を有する。
固定カム30は、高さ方向に移動可能な2つの半径方向ラック36と、2つの固定された軸線方向ラック37と、を含む。固定カム30はクランプ軸線5に対する回転が固定され、かつ、ステアリング軸線3に沿って軸方向に固定される。固定カム30は、半径すなわち高さ調整のために高さ方向に移動可能である。両可動半径方向ラック36は、固定カム30の内面35の2つの溝部38の底に配置される。両固定軸線方向ラック37は、内面35の2つの突部に配置される。
2つの可動半径方向ラック36は、フレーム54の2本の直立要素55に配置された2つの固定半径方向ラック56にかみ合う。フレーム54は、固定支持部材の直立要素11のハウジング19に設けられる。さらに、フレームの形状を備えたプラスチックパッド57がフレーム54に係合しこれに固定されることで、固定カム30の高さ方向におけるスライドをしやすくする。こうして2つの溝部38は2つの直立要素55を収容し、固定カム30の回転を固定する。
2つの固定軸線方向ラック37は、可動支持部材9の直立要素21に配置されたハウジング29の底に配置された2つの可動軸線方向ラック27にかみ合う。戻しばね67が固定カム30のハウジングに設けられる。この戻しばね67は、このハウジングの底とハウジング29の底との間に当接する。
したがって、固定カム30はケーシング20に係合しこれに回転不能に固定され、固定カム30は固定支持部材8に固定されたラックフレーム54に回転不能に固定され、ケーシング20のクランプ軸線5に対する一切の回転を防止する。
したがって、本発明の運動学は、以下のように説明される。ケーシング20に対して固定された電気モータ70がウォーム81を駆動する。このウォームは歯付きホイール77と組で作動し、電気モータ70の回転速度をボールカムシステムに適応させる。減速機の作用によるウォーム81における横断方向および軸線方向の応力を補償するために、自己潤滑軸受75およびプラスチック当接部76がケーシング20に組み込まれる。ウォーム81は電気モータ70の動力を可動カム40と一体化された歯付きホイール77に伝達する。上に説明したのと同じ理由で、自己潤滑軸受65は可動カム40の回転を案内する。可動カム40は固定カム30と組で作動し、これらのカムはボール50によって分離されている。可動カムが回転すると、可動カム40は転がり路32、42上でボール50を動かして、固定カム30を軸方向に移動させる。この軸方向の移動によって、コラムがロックされる。複数のボール50の同期を維持するために、ボールケージ51が必要である。コラムのロックは、可動カム40が、可動カム40の回転を許容しつつクランプロッド60の一切の移動を規制する機能を有するニードル当接部66の軸方向の移動を規制することで行われる。ボールカムシステムにより軸方向の厚みが増すことで、コラムの部材をその間でクランプさせて拘束し、コラムが調整される可能性をロックする。

Claims (16)

  1. ボディチューブ(2)のステアリング軸線(1)を中心に回転可能に取り付けられたステアリングシャフトを含む深さおよび/または高さ調整可能な自動車のステアリングコラムの電気クランプ装置であって、
    前記ステアリングコラムは、2つの直立要素(11、12)と接続要素(13)からなる固定支持部材(8)と、可動支持部材(9)と、を含む支持アセンブリ(6)に取り付けられ、
    ボディチューブ(2)は、可動支持部材(9)に配置され、ロック位置では、クランプシステム(4)によってステアリング軸線(1)を通る垂直ステアリング面(7)にほぼ直交するクランプ軸線(5)に沿って固定支持部材(8)に固定され、
    クランプシステム(4)は、その軸線がクランプ軸線(5)であり、固定支持部材(8)の2つの直立要素(11、12)を通過するクランプロッド(60)を有し、
    前記電気クランプ装置は、
    クランプシステム(4)に配置され、クランプロッド(60)に取り付けられた固定アセンブリ(10)を含み、固定アセンブリ(10)は、クランプ軸線(5)に対して回転が固定された固定カム(30)と、回転可能な可動カム(40)と、固定カム(30)と可動カム(40)との間に配置された少なくとも1つの転がり部材(50)と、を備え、
    1つの転がり部材(50)または各転がり部材(50)は、固定カム(30)に配置された固定転がり路(32)および可動カム(40)に配置された可動転がり路(42)上を移動し、
    各転がり路(32、42)は、対応するカム(30、40)に対して転がり部材(50)の逃げ傾斜を備え、
    その結果、固定カム(30)に対して可動カム(40)を回転させると、2つのカム(30、40)は回転方向に応じて、互いに離れるかまたは互いに近づくように移動して、ステアリングコラムのロック位置またはアンロック位置に到達し、
    転がり路(32、42)の前記逃げ傾斜は、転がり部材(50)の摩擦係数に関連する値よりも小さい変化する値を有し、
    各転がり路(32、42)は、クランプ軸線(5)に対して変化する半径を有する曲線であり、固定カム(30)に対して可動カム(40)を回転させると、1つまたは複数の転がり路(32、42)はそれ自体または他の転がり路と干渉することがなく、
    固定カム(30)に対する可動カム(40)の軸線方向の移動は、可動カム(40)の回転により決定され、絶えずクランプ軸線(5)に対する1つの転がり部材(50)または複数の転がり部材(50)の位置および当該位置における転がり路(32、42)の前記逃げ傾斜に依存する、電気クランプ装置。
  2. 固定アセンブリ(10)は2つの転がり部材(50)を含み、各転がり部材(50)はそれぞれ対応する固定転がり路(32)および可動転がり路(42)上を移動する、請求項1記載のクランプ装置。
  3. 固定アセンブリ(10)は3つの転がり部材(50)を含み、各転がり部材(50)はそれぞれ対応する固定転がり路(32)および可動転がり路(42)上を移動する、請求項1記載のクランプ装置。
  4. 1つの転がり部材または複数の転がり部材(50)はケージ(51)によって定位置に維持される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  5. 前記複数の転がり部材は複数のボール(50)である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  6. 減衰部材(34、44)が各固定転がり路(32)の周端および各可動転がり路(42)の周端に配置されたハウジング(33、43)に配置される、請求項1記載のクランプ装置。
  7. 前記電気クランプ装置は、電気アクチュエータ(70)を支持するケーシング(20)に取り付けられ、伝動機構(80)、固定アセンブリ(10)、固定支持部材(8)の2つの直立要素(11、12)に貫設されたクランプロッド(60)を含む、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  8. 前記電気アクチュエータは電気モータ(70)であり、その軸線(71)はクランプ軸線(5)に直交し垂直ステアリング面(7)に平行な面(72)に配置され、
    伝動機構(80)はケーシング(20)に取り付けられたホイール(77)とウォーム(81)を含み、ウォーム(81)は電気モータ(70)によって駆動され、クランプロッド(60)に取り付けられた可動カム(40)と一体化されたホイール(77)とかみ合う、請求項7記載のクランプ装置。
  9. ウォーム(81)を駆動する電気モータ(70)の軸(73)が、その端においてケーシング(20)に配置された自己潤滑軸受(75)によって支持される、請求項8記載のクランプ装置。
  10. ケーシング(20)は駆動軸(73)の端に配置されたプラスチック当接部(76)を含んでいる、請求項9記載のクランプ装置。
  11. 固定アセンブリ(10)は、ケーシング(20)内に配置され、クランプロッド(60)上に取り付けられた、可動カム(40)、ケージ(51)、固定カム(30)を含み、ホイール(77)は可動カム(40)のハブ(46)に取り付けられ、平坦部分構成(47、79)によってハブ(46)と回転するように一体化される、請求項7記載のクランプ装置。
  12. クランプロッド(60)はその端においてケーシング(20)に配置された自己潤滑軸受(65)によって支持される、請求項11記載のクランプ装置。
  13. ニードル付きの当接部(66)がクランプロッド(60)の端に設けられ、ニードル当接部(66)はケーシング(20)の外面(87)に配置され、可動カム(40)に押し当てられるように位置し、クランプロッド(60)に配置された頭部(61)からなる軸線方向保持部材によって定位置に維持される、請求項12記載のクランプ装置。
  14. 戻しばね(67)がクランプロッド(60)上の固定カム(30)と可動支持部材(9)との間に取り付けられ、前記装置の拘束状態を保証する、請求項13記載のクランプ装置。
  15. クランプシステム(4)はクランプロッド(60)を備え、クランプロッド(60)には、
    クランプロッド(60)の頭部とケーシング(20)との間に配置されたニードル当接部(66)と、
    ケーシング(20)内に配置され、固定支持部材(8)の直立要素(11)の外面(17)に対向する固定アセンブリ(10)と、
    固定アセンブリ(10)の固定カム(30)と可動支持部材(9)との間に配置された戻しばね(67)と、
    クランプロッド(60)のねじ切り端(62)に取り付けられたナット(63)からなり、固定支持部材(8)のもう一方の直立要素(12)の外面に押し当てられるような軸線方向保持部材と、が取り付けられ、
    クランプロッド(60)は高さ調整のために直立要素(12)に設けられた長穴(14)の幅に合致する2つの平坦部分(64)を有する、請求項14記載のクランプ装置。
  16. 固定カム(30)は、2つの高さ方向に可動な半径方向ラック(36)と、2つの固定された軸線方向ラック(37)と、を含み、
    2つの可動半径方向ラック(36)は、固定支持部材(8)の直立要素(11)に収容されるフレーム(54)の直立要素(55)に配置された2つの固定半径方向ラック(56)にかみ合い、
    2つの固定軸線方向ラック(37)は、可動支持部材(9)の直立要素(21)に配置された2つの可動軸線方向ラック(27)にかみ合い、
    2つの可動半径方向ラック(36)は、フレーム(54)の2つの直立要素(55)を受け容れる固定カム(30)の2つの溝部(38)の底に配置され、スライドしやすいようにプラスチックパッド(57)がフレーム(54)に固定される、請求項15記載のクランプ装置。
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