JP5193828B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリングホイールのチルト操作やテレスコピック操作が可能なステアリングシャフトを収容したステアリングコラム装置に関する。
自動車のステアリングホイールには、運転者の体格に合わせて上下調整するチルト操作や前後調整するテレスコピック操作が可能となったものがあり、それらステアリングホイールの上下調整位置や前後調整位置は、ステアリングシャフトを収容するステアリングコラムを車体に支持する支持装置に設けた調整機構によって固定されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、調整機構には支持装置に回転が拘束される固定カム部材と、操作レバーによって回転可能な可動カム部材と、が備えられ、これら固定カム部材と可動カム部材とを相対回転させることによって、支持装置に設けた車体側ブラケットとコラム側ブラケットとの圧接および圧接解除が可能となっている。そして、それら両ブラケットの圧接によりステアリングコラムを車体に固定(ロック)するとともに、圧接解除によりステアリングコラムの移動が許容(ロック解除)されてチルト操作やテレスコピック操作が可能となっている。
このとき、固定カム部材の可動カム部材に対向する面には、傾斜面と隆起部とからなる複数のカム本体部が放射状に形成されるとともに、可動カム部材にはそのカム本体部に摺接する複数の突起部が放射状に形成されており、固定カム部材と可動カム部材とが同軸に相対回転することにより、突起部がカム本体部を摺動してカム機能が発揮される構造となっている。
特開2007−55575号公報
しかしながら、かかる従来のステアリングコラム装置では、固定カム部材のカム本体部が軸を中心とした周方向かつ放射状に延在しているため、カム本体部の傾斜面は、形成始端部の立上り角度が外周側よりも内周側の方が大きくなっている。
したがって、可動カム部材の突起部が傾斜面に沿って隆起部側に移動する際には、傾斜角度の大きな傾斜面の内周側に外周側よりも大きな抵抗が発生する。
他方、可動カム部材の突起部が隆起部に乗り上げて、隆起部に沿って移動する際には、隆起部の外周側における回転中心からの距離が内周側よりも長くなっているため、突起部の外周側の回転抵抗が内周側よりも大きくなる。
このように、従来のステアリングコラム装置では、傾斜面における突起部の内周側での抵抗と隆起部における突起部の外周側での抵抗が存在するため、固定カム部材と可動カム部材との回転抵抗が大きくなるとともに、操作力の変動が生じ、ロック時の操作フィーリングが悪かった。
そこで、本発明は、ロック時に良好な操作フィーリングを得ることができるステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ステアリングホイールのチルト操作やテレスコピック操作が可能なステアリングシャフトを収容するステアリングコラムを備え、前記車体に固定されるとともに、第1の挿通孔が形成された車体側ブラケットと、前記ステアリングコラムに固定されるとともに第2の挿通孔が形成され、前記車体側ブラケットに圧接可能なコラム側ブラケットと、前記第1の挿通孔および前記第2の挿通孔に挿通されてステアリングコラムを車体に支持する支持部材と、前記車体側ブラケットと前記コラム側ブラケットとの圧接部の外側に配置されるとともに前記支持部材が挿通される固定カム部材と、前記固定カム部材に相対回転自在に対向配置されるとともに前記支持部材が挿通され、該支持部材を中心として回動させる操作レバーが設けられる可動カム部材と、からなるステアリングコラム装置であって、前記固定カム部材および前記可動カム部材の対向面の少なくともいずれか一方に形成され、前記支持部材を中心とした周方向に延在する基底面と、該基底面から前記支持部材の軸方向に離間配置するとともに最内径側の周方向に延在する隆起面と、最外径側から内径側に向って周方向に傾斜して前記基底面と隆起面とを結ぶ傾斜面と、を有するカム面と、前記固定カム部材および前記可動カム部材の対向面のいずれか他方に形成され、前記カム面に摺接する突起部と、を備え、前記カム面は、前記突起部が前記傾斜面から隆起面に向けて摺動するにつれて、該突起部における前記カム面の当接部位が外径側から内径側に向かうように形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、固定カム部材と可動カム部材の少なくともいずれか一方に形成したカム面を、突起部が傾斜面から隆起面に向けて摺動するにつれて、該突起部におけるカム面の当接部位が外径側から内径側に向かうように形成したため、傾斜面での立上り角度を小さくすることができるとともに、隆起面における回転抵抗を小さくすることができる。そのため、固定カム部材と可動カム部材のいずれか他方に形成した突起部をカム面に摺接させながら車体側ブラケットとコラム側ブラケットとをロックする際には、突起部を立上り角度が小さくなった傾斜面に小さな抵抗で乗り上げさせることができるとともに、中心からの距離が短くなった隆起面を小さな抵抗で摺動させることができるため、固定カム部材と可動カム部材との回転抵抗が小さくなって、ロック時に操作力の変動が少ない良好な操作フィーリングを得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図8は本発明にかかるステアリングコラム装置の一実施形態を示し、図1はステアリングコラム装置の側面図、図2は図1中II−II線に沿った拡大断面図、図3はステアリングコラム装置の車体側ブラケットとコラム側ブラケットとの組付状態を示す斜視図、図4は操作レバーの側面図、図5はストッパーの側面図、図6は固定カム部材のカム形成面を示す正面図、図7は可動カム部材のカム形成面を示す正面図、図8は固定カム部材の1つのカム本体部を示す拡大斜視図、図9は固定カム部材の1つのカム本体部を示す拡大正面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のステアリングコラム装置Aは、図示省略したステアリングホイールのチルト操作やテレスコピック操作が可能なステアリングシャフト2を収容するステアリングコラム1を備え、このステアリングコラム1を車体に支持するようになっている。
本実施形態では、筒状のステアリングコラム1の内部に軸受17等を介してステアリングシャフト2が回転自在に支持されている。そして、図1の右端であるステアリングシャフト2の上端にはステアリングホイールが設けられており、中央部にはステアリングシャフト2を伸縮させる図示しない伸縮手段が設けられている。また、左端である下端は図示省略した自在継手を介してステアリングギヤボックスに連結されている。なお、ステアリングコラム1にも図示省略した伸縮手段が設けられている。そして、ステアリングコラム装置Aには、ステアリングホイールの高さ位置を調整するためのチルト機構と、ステアリングホイールの前後位置を調整するためのテレスコピック機構とを有するチルト・テレスコ機構が設けられている。
チルト・テレスコ機構の構成を、以下に説明する。ステアリングコラム1の上部が、上下方向および車体前後方向へ移動可能な状態で支持されている。図2に示すように、ステアリングコラム1の上部には、車体に車体側ブラケット3が取り付けられている。車体側ブラケット3は、左右方向へ長い取付部3aと、略逆U字形の支持部3bとを結合して構成されている。取付部3aの両側には、車体側ブラケット3を車体に取り付けるための取付座4が設けられ、取付座4には取付孔4aが形成されている。支持部3bは、車体左右側に一対の側壁部3cを有する。
一方、ステアリングコラム1には、図3に示すように、略C字形断面形状を有するコラム側ブラケット5の両端部が結合されている。コラム側ブラケット5は、車体側ブラケット3の一対の側壁部3cの間に嵌め込まれ、略鉛直方向(チルト操作)およびステアリングコラム1の軸方向(テレスコピック操作)への移動が自在に構成されている。
即ち、以下のようになっている。図3に示すように、一対の側壁部3cには、略鉛直方向である上下方向に沿って第1の挿通孔としての長孔6が形成される一方、コラム側ブラケット5の両側には略車体前後方向であるステアリングコラム1の軸方向に沿って第2の挿通孔としての長孔7が形成されている。長孔6及び長孔7には、支持部材としての締付ボルト8が挿通されている。図2に示すように、締付ボルト8の頭部8aには、長孔6の内部で摺動しかつ締付ボルト8の回り止めとして作用するガイド部8bが形成されている。ガイド部8bの幅寸法は、長孔6の幅寸法よりも僅かに小さい値に設定されている。
一方、締付ボルト8の頭部8aの反対側のねじ部には、ナット12がねじ込まれており、ナット12と一方の側壁部3cとの間には、ナット12と側壁部3cとの間隔を広げることにより、車体側ブラケット3とコラム側ブラケット5との間の圧接力を大きくして、ステアリングコラム1が上下方向および車体前後方向へ動かないようにロックするロック手段が設けられている。すなわち、本実施形態では、コラム側ブラケット5と車体側ブラケット3の側壁部3cとの当接部が圧接部に相当する。
ロック手段の構成を以下に説明する。ナット12と一方の側壁部3cとの間、つまり、車体側ブラケット3とコラム側ブラケット5の圧接部の外側に、固定カム部材9と可動カム部材10とが、締付ボルト8に挿通されて設けられている。固定カム部材9の軸心位置には挿通孔9aが形成されており、固定カム部材9の端面には長孔6の内部で上下に摺動し、かつ、固定カム部材9の回り止めとして作用するガイド部9bが形成されている。一方、可動カム部材10には操作レバー11が取り付けられている。図4に示すように、可動カム部材10の軸心近傍には図示省略した四角形の突出部が形成され、この突出部が操作レバー11の基端部に形成した図示省略した四角形の嵌合孔に圧入され、可動カム部材10は操作レバー11と一体回転するようになっている。そして、可動カム部材10の四角形の突出部に形成された挿通孔10aと操作レバー11に、締付ボルト8が挿通されている。
締付ボルト8には、ストッパー13が設けられている。図5に示すように、ストッパー13は金属板の両端を夫々反対方向へ折り曲げた形状であり、ストッパー13の一方側には、正六角形のボルト12の頭部の角を嵌め込むための隅部を円周方向の12位置に設けたロック孔13aが形成されており、他方側には、ロック孔13aを中心とする円弧に沿う長孔13bが形成されている。この長孔13bにボルト18が挿入されており、このボルト18が操作レバー11のタップ孔11aにねじ込まれている。これにより、操作レバー11と一体にナット12が回転し、操作レバー11と一体に可動カム部材10が回転することになり、操作レバー11・可動カム部材10・ボルト18の3者は一体となって回転する。
なお、ナット12を所定のトルクで締め込んだ際には、ナット12の頭部の六角形の角部の位置がばらつくが、長孔13bの長さ方向でのボルト18の位置を変えることにより、円周方向でのナット12に対する操作レバー11の相対的な角度を変えることができ、操作レバー11を一定の位置に配置することができる。
また、図6に示すように、固定カム部材9の可動カム部材10と対向する面には、カム本体部28が周方向かつ放射状に4箇所設けられている。カム本体部28は、ロック解除時に突起部31が位置する低い平坦部26と、ロック時に突起部31が当接する高い隆起部27と、平坦部26と隆起部27とを繋ぐ傾斜部29と、からなる。
そして、平坦部26には締付ボルト8を中心とした周方向に延在する基底面26aが設けられ、隆起部27には基底面26aから締付ボルト8の軸方向に離間配置するとともに周方向に延在する隆起面27aが設けられ、傾斜部29には周方向に傾斜して基底面26aと隆起面27aとを結ぶ傾斜面29aが設けられている。本実施形態では、これら基底面26a、隆起面27a、傾斜面29aとでカム面25を形成している。
また、図7に示すように、可動カム部材10のカム面21には周方向に沿って台状の突起部31が放射状に4箇所突出形成されている。
ここで、カム面25は、突起部31が傾斜面29aから隆起面27aに向けて摺動するにつれて、突起部31におけるカム面25の当接部位が突起部31の外径側から内径側に向かうように形成されている。
すなわち、図8及び図9に示すように、カム面25は、傾斜面29aの下側(基底面26aと傾斜面29aとの境界部分)では、固定カム部材9の最外径側に位置し、傾斜面29aの高さが高くなるにつれて徐々に固定カム部材9の内径側に位置し、隆起面27aでは、最内径側に位置するように形成されている。
このとき、図8に示すように、傾斜面29aの立上り角度θ1は、固定カム部材9の内径側の立上り角度θ2よりも小さくなる。また、隆起面27aの中心からの距離L1は、固定カム部材9の外径側の中心からの距離L2よりも短くなっている。
なお、ステアリングコラム装置Aは、チルト・テレスコ機構付きのステアリングコラム1をロック解除すると、ステアリングホイール等が自重で長孔6に沿って下がるので、ステアリングホイール等を支持するために、ステアリングコラム1の下面には断面形状がコ字形の支持部材14が設けられており、この支持部材14に形成されたばね掛け部14aと、車体側ブラケット3に形成されたばね掛け孔15との間に、吊り上げ用のばね16が設けられている。
次に、上記ステアリング装置の作用を説明する。チルト・テレスコ機構のステアリングコラム1がロックされている状態から、図示省略したステアリングホイールの高さを変えたい場合は、以下の手順で行う。まず、操作レバー11を図1中の時計方向へ回動させ実線で示す操作レバー11の位置とする。すると、操作レバー11と一体的に回転する可動カム部材10及びナット12が時計方向へ回転し、可動カム部材10の突起部31が固定カム部材9の隆起部27から傾斜部29を介して平坦部26まで下がり、ナット12と側壁部3cとの間の突っ張りが解除される。このため、ステアリングコラム1は上下動可能になる。
このあと、ステアリングホイールの高さ(チルト位置)を変更した状態、即ち締付ボルト8の位置を図3の長孔6の内部で移動させた状態で、操作レバー11を反時計方向へ回転させて2点鎖線で示す操作レバーの位置へ締め付ける。この間、ばね16がステアリングホイールの重さを支える。操作レバー11を締め付けると、可動カム部材10及びナット12が反時計方向へ一体的に回転し、可動カム部材10の突起部31が固定カム部材9の平坦部26から傾斜部29を介して隆起部27まで上がり、ナット12と側壁部3cとの間で突っ張ってコラム側ブラケット5と車体側ブラケット3との間の圧接部の圧接力が増大することにより、ステアリングコラム1はロックされて上下動不可能となる。
ステアリングホイールの車体前後方向の位置(テレスコピック位置)を変えたい場合は、ステアリングホイールの上下方向の位置を変えるための操作と同様に、ロック解除を行い、次に締付ボルト8の位置を図3の長孔6の内部で移動させることなく、長孔7の内部で移動させてステアリングホイールの車体前後方向の位置を変えた状態で、再びロックする。ステアリングコラム1およびステアリングシャフト2には図示省略した伸縮手段が設けられているので、ステアリングコラム1およびステアリングシャフト2の前後移動が許容される。
以上の本実施形態によれば、固定カム部材9に形成したカム面25を、可動カム部材10に形成した突起部31が傾斜面29aから隆起面27aに向けて摺動するにつれて、該突起部31におけるカム面25の当接部位が突起部31の外径側から内径側に向かうように形成したため、傾斜面29aでの立上り角度を小さくすることができるとともに、隆起面27aにおける回転抵抗を小さくすることができる。そのため、可動カム部材10に形成した突起部31をカム面25に摺接させながら車体側ブラケット3とコラム側ブラケット5とをロックする際には、突起部31を立上り角度が小さくなった傾斜面29aに小さな抵抗で乗り上げさせることができるとともに、中心からの距離が短くなった隆起面27aを小さな抵抗で摺動させることができるため、固定カム部材9と可動カム部材10との回転抵抗が小さくなって、ロック時に操作力の変動が少ない良好な操作フィーリングを得ることができる。
ところで、本発明のステアリングコラム装置は上述した実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
例えば、前記実施形態では、単一のロック手段にチルト機構およびテレスコピック機構の双方を組み合わせてチルト・テレスコ機構を構成したが、ロック手段とチルト機構とを組み合わせたチルト機構のみ、あるいはロック手段とテレスコピック機構とを組み合わせたテレスコ機構のみを構成するようにしても良い。この場合、チルト機構のみとした場合は、長孔7とした第2の挿通孔は円形孔となり、また、テレスコピック機構のみとした場合は長孔6とした第1の挿通孔は円形孔となる。
また、可動カム部材10に突起部31を形成する一方、固定カム部材9にカム本体部28を形成したが、固定カム部材9に突起部を形成する一方、可動カム部材10にカム突起部を形成する構成にすることもできる。さらに、両方のカムに同形状のカム本体部28を形成することもできる。
本発明の一実施形態にかかるステアリングコラム装置の側面図である。 図1中II−II線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかるステアリングコラム装置の車体側ブラケットとコラム側ブラケットとの組付状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる操作レバーの側面図である。 本発明の一実施形態に用いられるストッパーの側面図である。 本発明の一実施形態に用いられる固定カム部材のカム形成面を示す正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる可動カム部材のカム形成面を示す正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる固定カム部材の1つのカム本体部を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる固定カム部材の1つのカム本体部を示す拡大正面図である。
符号の説明
1 ステアリングコラム
2 ステアリングシャフト
3 車体側ブラケット
5 コラム側ブラケット
6 長孔(第1の挿通孔)
7 長孔(第2の挿通孔)
8 締付ボルト(支持部材)
9 固定カム部材
10 可動カム部材
11 操作レバー
25 カム面
26a 基底面
27a 隆起面
29a 傾斜面
31 突起部
A ステアリングコラム装置

Claims (1)

  1. ステアリングホイールのチルト操作やテレスコピック操作が可能なステアリングシャフトを収容するステアリングコラムを備え、
    前記車体に固定されるとともに、第1の挿通孔が形成された車体側ブラケットと、
    前記ステアリングコラムに固定されるとともに第2の挿通孔が形成され、前記車体側ブラケットに圧接可能なコラム側ブラケットと、
    前記第1の挿通孔および前記第2の挿通孔に挿通されてステアリングコラムを車体に支持する支持部材と、
    前記車体側ブラケットと前記コラム側ブラケットとの圧接部の外側に配置されるとともに前記支持部材が挿通される固定カム部材と、
    前記固定カム部材に相対回転自在に対向配置されるとともに前記支持部材が挿通され、該支持部材を中心として回動させる操作レバーが設けられる可動カム部材と、からなるステアリングコラム装置であって、
    前記固定カム部材および前記可動カム部材の対向面の少なくともいずれか一方に形成され、前記支持部材を中心とした周方向に延在する基底面と、該基底面から前記支持部材の軸方向に離間配置するとともに最内径側の周方向に延在する隆起面と、最外径側から内径側に向って周方向に傾斜して前記基底面と隆起面とを結ぶ傾斜面と、を有するカム面と、
    前記固定カム部材および前記可動カム部材の対向面のいずれか他方に形成され、前記カム面に摺接する突起部と、を備え、
    前記カム面は、前記突起部が前記傾斜面から隆起面に向けて摺動するにつれて、該突起部における前記カム面の当接部位が外径側から内径側に向かうように形成されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
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