JP5724995B2 - ステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents
ステアリングホイールの位置調節装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5724995B2 JP5724995B2 JP2012259582A JP2012259582A JP5724995B2 JP 5724995 B2 JP5724995 B2 JP 5724995B2 JP 2012259582 A JP2012259582 A JP 2012259582A JP 2012259582 A JP2012259582 A JP 2012259582A JP 5724995 B2 JP5724995 B2 JP 5724995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- continuous
- driven
- steering wheel
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
但し、前述の先発明の場合、前記駆動側カム面20の各駆動側凸面19、19が、前記被駆動側カム面23の各傾斜面26b、26bに乗り上げる際(前記操作の前半)、前記各駆動側カム面20は、これら各傾斜面26b、26bの径方向全長に亙り摺接する。この為、前記モーメントが急に大きくなる事に起因して、前記調節レバー14に加える操作トルクも急に大きくなる。この結果、操作をする者に違和感を与えてしまう可能性がある。
このうちのステアリングシャフトは、後端部にステアリングホイールを固定する。
又、前記ステアリングコラムは、前記ステアリングシャフトの周囲に設けられてこのステアリングシャフトを回転自在に支持している。
又、前記コラム側ブラケットは、前記ステアリングコラムの軸方向中間部に固設されている。
又、前記車体側ブラケットは、上部に設けられた取付板部及びこの取付板部から下方に垂れ下がった1対の支持板部を有し、これら両支持板部により前記コラム側ブラケットを幅方向両側から挟む状態で、前記取付板部により車体に対し支持される。
又、前記両車体側通孔は、前記両支持板部の互いに整合する部分に設けられている。尚、ステアリングホイールの位置調節装置が、ステアリングホイールの高さ位置を調節する為のチルト機能を有する場合には、前記両車体側通孔を、上下方向に長い長孔とする。
又、前記両コラム側通孔は、前記コラム側ブラケットの一部で前記両車体側通孔と整合する部分に、幅方向に貫通する状態で形成されている。尚、ステアリングホイールの位置調節装置が、ステアリングホイールの前後位置を調節する為のテレスコピック機能を有する場合には、前記両コラム側通孔を、前後方向に長い長孔とする。
又、前記杆状部材は、前記両車体側通孔及び前記両コラム側通孔を幅方向に挿通している。
又、前記押圧部材は、この杆状部材の一端部で前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられている。
又、前記被駆動カムは、前記杆状部材の中間部他端寄り部分で前記両支持板部のうちの他方の支持板部の幅方向外側面から突出した部分に、前記杆状部材に対する軸方向の相対変位を可能に外嵌されており、幅方向外側面に被駆動側カム面を有する。
又、前記駆動カムは、前記杆状部材の他端部に、前記他方の支持板から離れる方向への変位を阻止した状態で外嵌されており、幅方向内側面に形成した駆動側カム面と、前記被駆動側カム面とを係合させている。尚、前記駆動カムは、前記杆状部材に対して、相対回転可能、或いはこの杆状部材と同期した回転を可能な状態で外嵌する事ができる。
又、前記調節レバーは、前記駆動カムにその基端部を結合している。
又、前記被駆動側カム面と前記駆動側カム面とのうちの何れか一方を第一のカム面とし、他方を第二のカム面とした場合に、この第一のカム面は、複数個の第一の凹面と、これら各第一の凹面の円周方向に関する間部分に設けられ、これら各第一の凹面よりも前記第二のカム面側に突出した状態で設けられた第一の凸面と、これら各第一の凹面とこれら各第一の凸面とを円周方向に連続させる第一の連続面とを有する。
一方、前記第二のカム面は、複数個の第二の凹面と、これら各第二の凹面の円周方向に関する間部分に設けられ、これら各第二の凹面よりも前記第一のカム面側に突出した状態で設けられた第二の凸面とを有する。
そして、前記ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と、前記第一の連続面との摺接部分が、径方向内端から径方向外方に掛けて徐々に増える。尚、前記被駆動側カム面を、前記第一のカム面とする場合には、円周方向に関して、ステアリングホイールを調節後の高さ位置に保持する為の前記調節レバーの操作に基づいて、前記駆動カムが回転する方向を円周方向一方とし、反対方向を円周方向他方とする。一方、前記駆動カム面を、前記第一のカム面とする場合には、円周方向に関して、ステアリングホイールを調節後の高さ位置に保持する為の前記調節レバーの操作に基づいて、前記駆動カムが回転する方向を円周方向他方とし、反対方向を円周方向一方とする。
又、上述の様な本発明を実施する場合に好ましくは、請求項3に記載した発明の様に、前記各第一の連続面を、径方向内側に設けられた内側連続面と、径方向外側に設けられた外側連続面とにより構成する。
このうちの各内側連続面は、前記各第一の凹面の円周方向一端縁と、前記各第一の凸面の円周方向他端縁とを連続させる傾斜面であり、前記ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と摺接可能である。
又、前記各外側連続面は、前記各第一の凸面寄り部分が、これら各第一の凸面の円周方向他端縁と滑らかに連続しており、前記各内側連続面と円周方向に整合する位置の前記各第一の凹面からの前記第二のカム面側への突出量が、当該位置の、前記各内側連続面のこの第二のカム面側への突出量よりも小さく、前記ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と摺接しない。
又、上述の様な本発明を実施する場合に好ましくは、請求項5に記載した発明の様に、前記各第一の凸面に、前記第二のカム面の一部と係合する事により、前記駆動カムが、前記被駆動カムに対して、それ以上円周方向一方に回転する事を阻止する為の、回り止め凸部を設ける。
即ち、前記操作の中盤から後半に掛けて、前記第二のカム面の前記摺接可能な部分は、前記各第一の連続面のうちの各内側連続面のみと摺接した状態でこれら各内側連続面を上る様にして、前記第一のカム面の各第一の凸面と当接した(突き当たった)状態(ステアリングホイールを調節後の位置に保持できる状態)にまで変位する。この為、前記操作の際、前記第二のカム面と、前記第一のカム面とが接触する部分(摩擦部分)を前記各内側連続面のみに限定して、前記モーメントを小さく抑えられる。この結果、前記操作の全般に亙り、前記調節レバーに加える操作トルクを小さくできる。
図1〜8は、請求項1〜2、5に対応する本発明の実施の形態の第1例を示している。本発明の特徴は、ステアリングホイールの位置の保持及びその解除を行う為のカム装置を構成する駆動、被駆動両カム16a、17aの駆動側、被駆動側両カム面20a、23a同士の関係を規制した点にある。尚、本例は、前記被駆動側カム面23a(特許請求の範囲の第一のカム面に相当)の構造を工夫した例を示している。一方、前記駆動側カム面20a(特許請求の範囲の第二のカム面に相当)に関しては、一般的な構造を採用している。その他の部分の構造及び作用は、前述の図12〜15に示した先発明のステアリングホイールの位置調節装置と同様であるから、同等部分に関する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
又、前記各被駆動側凸面22a、22aは、円周方向に隣り合う前記各被駆動側凹面21a、21a同士の間部分に形成されており、それぞれがこれら各被駆動側凹面21a、21aよりも、幅方向外方(組み付け状態に於ける前記駆動カム16aの駆動側カム面20a側で、図1、2の表側、図3の左側)に突出した状態で、径方向外方に向かう程円周方向に関する幅が大きくなる略扇形の平坦面である。又、前記各被駆動側凸面22a、22aの径方向外端寄りの円周方向一端部{ステアリングホイールを調節後の高さ位置に保持する為の調節レバー14(図12、13参照)の操作に基づいて、駆動カム16aが回転する方向の前端部であって、図1、2、9、10の反時計方向端部、図4、5の時計方向端部、図8、11の左端部}に、前記各被駆動側凸面22a、22aよりも幅方向外方に突出した状態で、回り止め凸部30、30を形成している。この様な回り止め凸部30、30は、後述する駆動カム16aの各駆動側凹面18a、18aの円周方向他端と、各駆動側凸面19a、19aの円周方向一端とを連続する駆動側連続面29a、29aと当接(係合)する事により、前記駆動カム16aの、前記被駆動カム17aに対する円周方向一方への、それ以上の相対回転を阻止する{図8(c)参照}。
この駆動側カム面20aは、円周方向複数箇所(本例の場合4箇所)に設けられた駆動側凹面18a、18a(特許請求の範囲の第二の凹面に相当)と、それぞれがこれら各駆動側凹面18a、18aよりも組み付け状態に於ける幅方向内方(組み付け状態に於ける前記被駆動カム17aの被駆動側カム面23a側で、図4、5の表側、図6の左側、図13の右側)に突出した駆動側凸面19a、19a(特許請求の範囲の第二の凸面に相当)とを、円周方向に交互に形成して成る。尚、前記駆動側凹、凸各面18a、19aの数は、前記被駆動側凹、凸各面21a、22aの数と同じであれば良く、本例の場合に限定されるものではない。
この様な摺接部仮想線Mは、前記各被駆動側連続面24a、24aに乗り上げる瞬間には、図7のM1に示す位置に存在する。この状態では、接触部仮想線M(M1)の径方向内端(図7のS1点参照)のみが前記各被駆動側連続面24a、24aと接触する。
更に、本例の場合、前記駆動カム16aと被駆動カム17aとのうちの被駆動カム17aの被駆動側カム面23aの構造のみを、前述の様に規制している。この為、前記駆動カム16aの駆動側カム面20aに関しては一般的なカムの構造を採用して、製造コストの低減を図れる。
図9〜11は、総ての請求項に対応する本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合、被駆動カム17bの被駆動側カム面23bを構成する被駆動側連続面24b、24bを、径方向内側に設けられた内側連続面33、33と、径方向外側に設けられた外側連続面34、34とにより構成している。このうちの各内側連続面33、33は、各被駆動側凹面21b、21bの円周方向一端(図9、10の反時計方向端、図11の左端)のうちの径方向内端から径方向中間部の外端寄り部分(各被駆動側凹面21b、21bの径方向内端から径方向に関する長さ寸法の約2/3の部分)に掛けての部分と、各被駆動側凸面22b、22bの円周方向他端のうちの径方向内端から径方向中間部の外端寄り部分に掛けての部分とを連続する傾斜面31a、31aから成る。これら各傾斜面31a、31aは、複数(本例の場合4個)の傾斜部から成り、円周方向に隣り合う各傾斜部同士は滑らかに連続している。又、これら各傾斜部の前記被駆動カム17bの中心軸に直交する方向に存在する仮想平面に対する傾斜角度は、前記各被駆動側凸面22b、22bに近い側(円周方向一方側)の傾斜部程、小さい。
即ち、前記操作の中盤から後半に掛けて、駆動側カム面20aの前記各被駆動側連続面24b、24bと摺接可能な部分{摺接仮想線M(図7参照)}は、これら各被駆動側連続面24b、24bのうちの各内側連続面33、33のみと摺接した状態でこれら各内側連続面33、33を上る様にして、前記被駆動側カム面23bの各被駆動側凸面22b、22bと当接した(突き当たった)状態(ステアリングホイールを調節後の位置に保持できる状態)にまで変位する。この為、前記操作の際、前記駆動側カム面20aと、前記被駆動側カム面23bとが接触する部分(摩擦部分)を前記各内側連続面33、33のみに限定して、この摩擦部分の駆動カム33、33の回転中心からの距離(回転半径)を小さくできる。この結果、摩擦抵抗と摩擦部分の回転半径との積で表されるモーメントを小さく抑えて、前記操作の際、前記調節レバー14に加える操作トルクを小さくできる。
テレスコピック機能を備えた構造を実施する場合には、ステアリングコラムを、インナコラムとアウタコラムとを伸縮可能に組み合わせて構成し、変位ブラケットを、インナコラムとアウタコラムとのうちの後側に配置されて、ステアリングホイールの前後位置調節に伴って前後方向に変位するコラムに固定する。そして、変位ブラケットに形成した通孔を、軸方向に長い長孔とする。
又、被駆動側カム面(特許請求の範囲の第一のカム面に相当)の被駆動側連続面(特許請求の範囲の第一の連続面に相当)と、駆動側カム面(特許請求の範囲の第二のカム面に相当)の前記被駆動側連続面と摺接可能な部分を表す摺接部仮想線Mとの関係は、前述した実施の形態の各例の構造に限定されるものではない。即ち、前記各摺接部仮想線Mが前記各被駆動側連続面の円周方向他端に重畳した状態で、これら各摺接部仮想線Mが、これら各被駆動側連続面の円周方向他端に対して、円周方向他方に傾斜しており、且つ、ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記駆動側カム面と、前記被駆動側連続面との摺接部分が、径方向内端から径方向外方に掛けて徐々に増える様な関係を満たす各種構造が、本発明の技術的範囲に属する。
又、本発明のステアリングホイールの位置調節装置を構成するカム装置15及び調節レバー14を設ける位置は、図13に示す従来構造と同様の位置に限定されず、車体側ブラケット5の一方(図13の右方)の支持板部7の幅方向外側に設ける事もできる。この様な構成を採用する場合には、押圧部材を、前記杆状部材12の他端部に設けた頭部38(図13参照)により構成する。
2 ステアリングコラム
3 前側車体側ブラケット
4 チルト軸
5 後側車体側ブラケット
6 取付板部
7 支持板部
8 チルト用長孔
9 変位ブラケット
10 被挟持部
11 通孔
12 杆状部材
13 押圧部材
14 調節レバー
15 カム装置
16、16a 駆動カム
17、17a、17b 被駆動カム
18、18a 駆動側凹面
19、19a 駆動側凸面
20、20a、20b 駆動側カム面
21、21a、21b 被駆動側凹面
22、22a、22b 被駆動側凸面
23、23a、23b 被駆動側カム面
24、24a、24b 被駆動側連続面
25 係合凸部
26a、26b 傾斜面
27 平坦面
28 段部
29、29a、29b 駆動側連続面
30 回り止め凸部
31、31a 傾斜面
32 係合凸部
33 内側連続面
34 外側連続面
35 第一の傾斜面
36 第二の傾斜面
37 凹部
38 頭部
Claims (5)
- 端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトの周囲に設けられてこのステアリングシャフトを回転自在に支持したステアリングコラムと、
このステアリングコラムの軸方向中間部に固設されたコラム側ブラケットと、
上部に設けられた取付板部及びこの取付板部から下方に垂れ下がった1対の支持板部を有し、これら両支持板部により前記コラム側ブラケットを幅方向両側から挟む状態で、前記取付板部により車体に対し支持される車体側ブラケットと、
前記両支持板部の互いに整合する部分に設けられた、1対の車体側通孔と、
前記コラム側ブラケットの一部でこれら両車体側通孔と整合する部分に、幅方向に貫通する状態で形成された1対のコラム側通孔と、
前記両車体側通孔及びこれら両コラム側通孔を幅方向に挿通した杆状部材と、
この杆状部材の一端部で前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられた押圧部材と、
前記杆状部材の中間部他端寄り部分で前記両支持板部のうちの他方の支持板部の幅方向外側面から突出した部分に、前記杆状部材に対する軸方向の相対変位を可能に外嵌されており、幅方向外側面に被駆動側カム面を設けた被駆動側カムと、
前記杆状部材の他端部に、前記他方の支持板から離れる方向への変位を阻止した状態で外嵌され、幅方向内側面に形成した駆動側カム面と、前記被駆動側カム面とを係合させた駆動カムと、
この駆動カムにその基端部を結合した調節レバーとを備え、
前記被駆動側カム面と前記駆動側カム面とのうちの何れか一方を第一のカム面とし、他方を第二のカム面とした場合に、この第一のカム面は、複数個の第一の凹面と、これら各第一の凹面の円周方向に関する間部分に設けられ、これら各第一の凹面よりも前記第二のカム面側に突出した状態で設けられた第一の凸面と、これら各第一の凹面とこれら各第一の凸面とを円周方向に連続させる第一の連続面とを有し、
前記第二のカム面は、複数個の第二の凹面と、これら各第二の凹面の円周方向に関する間部分に設けられ、これら各第二の凹面よりも前記第一のカム面側に突出した状態で設けられた第二の凸面とを有するステアリングホイールの位置調節装置に於いて、
前記第二のカム面のうち、ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際に、前記各第一の連続面と摺接可能な部分を表す摺接部仮想線は、この摺接部仮想線が前記各第一の連続面の円周方向他端に重畳した状態で、これら各第一の連続面の円周方向他端に対して、円周方向他方に傾斜しており、
ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と前記第一の連続面との摺接部分が、径方向内端から径方向外方に掛けて徐々に増える事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。 - 前記各第一の連続面が、複数の傾斜面で構成されており、これら各傾斜面の、これら各傾斜面を形成したカムの中心軸に直交する方向に存在する仮想平面に対する傾斜角度が、前記各第一の凸面に近い傾斜面程小さくなる、請求項1に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
- 前記各第一の連続面が、径方向内側に設けられた内側連続面と、径方向外側に設けられた外側連続面とから成り、
このうちの各内側連続面は、前記各第一の凹面の円周方向一端縁と、前記各第一の凸面の円周方向他端縁とを連続する傾斜面であり、前記ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と摺接可能であり、
前記各外側連続面は、前記各第一の凸面寄り部分が、これら各第一の凸面の円周方向他端縁と滑らかに連続しており、前記各内側連続面と円周方向に整合する位置の前記各第一の凹面からの前記第二のカム面側への突出量が、当該位置の、前記各内側連続面のこの第二のカム面側への突出量よりも小さく、前記ステアリングホイールの位置を調整可能な状態から、この位置を保持できる状態に移行する際、前記第二のカム面と摺接しない、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。 - 前記各外側連続面の傾斜面が、前記各第一の凸面と連続する位置の円周方向に関する位相を、前記各内側連続面が、これら各第一の凸面と連続する位置の円周方向に関する位相と同じか、若しくは円周方向一方にずらせている、請求項3に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
- 前記各第一の凸面に、前記第二のカム面の一部と係合する事により、前記駆動カムが、前記被駆動カムに対して、それ以上円周方向一方に回転する事を阻止する為の、回り止め凸部を設けている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259582A JP5724995B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
US14/388,389 US9120502B2 (en) | 2012-11-28 | 2013-11-27 | Steering wheel position adjustment apparatus |
PCT/JP2013/081921 WO2014084262A1 (ja) | 2012-11-28 | 2013-11-27 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
EP13858570.8A EP2927091B1 (en) | 2012-11-28 | 2013-11-27 | Steering wheel position adjustment device |
CN201380002867.4A CN103958324B (zh) | 2012-11-28 | 2013-11-27 | 转向盘的位置调节装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259582A JP5724995B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014112709A Division JP5842954B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | カム装置 |
JP2014112711A Division JP5800061B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
JP2014112710A Division JP5800060B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014104870A JP2014104870A (ja) | 2014-06-09 |
JP2014104870A5 JP2014104870A5 (ja) | 2014-09-25 |
JP5724995B2 true JP5724995B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=51026718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012259582A Active JP5724995B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | ステアリングホイールの位置調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5724995B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016076430A1 (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-19 | 日本精工株式会社 | カム装置、並びに、ステアリングホイールの位置調節装置およびステアリングホイールの位置調節装置の組立方法 |
US10774693B2 (en) * | 2018-10-04 | 2020-09-15 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Variable length piston assemblies for engine valve actuation systems |
JP7314770B2 (ja) * | 2019-11-07 | 2023-07-26 | 日本精工株式会社 | カム装置及びステアリング装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5082612B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2012-11-28 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
DE102008024405A1 (de) * | 2008-05-20 | 2010-01-28 | Thyssenkrupp Presta Ag | Spannbolzen für eine Feststelleinrichtung einer verstellbaren Lenksäule |
JP5193828B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-05-08 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
JP3157277U (ja) * | 2009-11-26 | 2010-02-04 | 新日興股▲分▼有限公司 | ヒンジ |
JP5685124B2 (ja) * | 2011-03-26 | 2015-03-18 | 株式会社山田製作所 | ステアリング装置 |
JP5805419B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-11-04 | 加藤電機株式会社 | ヒンジ装置並びに開閉装置並びに携帯機器 |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012259582A patent/JP5724995B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014104870A (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2014084262A1 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP5724994B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP5008671B2 (ja) | 車両シート用取り付け具 | |
EP2505457B1 (en) | Steering apparatus | |
JP5724995B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP6048617B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP2009509597A5 (ja) | ||
JPWO2015056538A1 (ja) | 位置調節式ステアリング装置 | |
JP5800063B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP2013517993A (ja) | リクライニング機構 | |
JP5800061B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP5800060B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP6455200B2 (ja) | 減速機構付カム装置及びステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP2012510397A (ja) | 自動車用ステアリングホイール | |
JP2014520723A (ja) | 自動車シート用シート取付具 | |
JP6658766B2 (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP5800062B2 (ja) | カム装置 | |
JP6458457B2 (ja) | カム装置及びステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP5842954B2 (ja) | カム装置 | |
JP2014104862A5 (ja) | ||
JP2009137314A (ja) | ステアリングホイールの位置調節装置 | |
JP6489845B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2018202963A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6912699B2 (ja) | リクライニング装置 | |
JP2018192183A (ja) | リクライナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5724995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |