JP4913567B2 - シフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置 - Google Patents

シフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、シフト操作に応じて発生する電気信号によりマニュアルバルブを切り替えて、所望の変速制御を達成するシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置に関する。
一般的な自動変速機の制御装置は、アクセル開度(アクセルペダルの踏込操作量)、車速等に応じてリニアソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブの作動を制御して、複数のシフトバルブを作動させて摩擦係合要素への係合作動油圧の供給油量を選択し、複数の摩擦係合要素を選択的に係合させて自動変速制御を行うようになっている。
このような自動変速機を有した車両においては、運転者は運転席のシフトレバーを操作してマニュアルバルブを作動させてシフトレンジを選択し、このように選択されたシフトレンジ内においてアクセル開度、車速等に基づいて自動的に変速制御を行うように構成されている。
シフトレバー操作により選択設定されるシフトレンジとしては、駐車レンジ(Pレンジ)、後進レンジ(Rレンジ)、中立レンジ(Nレンジ)、前進レンジ(例えばDレンジ等)がある。また、前進レンジを複数のレンジから構成すること、例えば、Dレンジ、3レンジ、2レンジ、Lレンジから構成することも多い。
一般的な自動変速機においては、シフトレバーの操作をリンク機構を介してマニュアルバルブに伝達し、マニュアルバルブのスプールを移動させてシフトレンジを選択するように構成されている。
ところが最近では、運転者がシフトレバー或いはシフトスイッチ等を操作してシフトレンジを選択すると、シフトレンジに応じて電気信号が発生し、この電気信号に基づいてシフトバイワイヤアクチュエータ(SBWアクチュエータ)を駆動して、マニュアルバルブを制御し、所望の変速制御を達成するシフトバイワイヤ(SBW)方式の自動変速機が提案され、幾つか実際に使用されている。
例えば、特開2006−33906号公報には、第1のバッテリが上がったときに簡素な構成で第2のバッテリを接続でき、接続した第2のバッテリにおいてSBWアクチュエータに電力を供給できる車両用電源回路が開示されている。
また、特開2004−322987号公報では、補助電源としての寿命を予測し、状態を検出することが可能なブレーキへの電力供給を行うための補助電源を有する車両用電源装置が知られている。
さらに、特開2004−322987号公報に開示された車両用電源装置に類似したブレーキの電力供給を行うための補助電源を有する車両用電源装置が、特開2005−14754号公報及び特開2005−28908号公報に開示されている。
特開2006−33906号公報 特開2004−322987号公報 特開2005−14754号公報 特開2005−28908号公報
特許文献1に開示された車両用電源回路は、第1のバッテリが上がったときに第2のバッテリによって電気負荷(SBWアクチュエータ)に電力を供給できる車両用電源回路であるため、特に第2の電力供給手段がバッテリではその寿命判断が難しいという問題がある。
また、第2のバッテリが劣化した状態で、第1のバッテリが上がったとき又は第1のバッテリの電源ラインが断線した場合に、シフトバイワイヤアクチュエータ(SBWアクチュエータ)を動作できなくなる恐れがあり、最悪の場合シフトレンジをPレンジに投入できず、車両固定手段が失われる可能性がある。
特に、電動パーキングブレーキとの組み合わせにおいては、車両固定手段をパーキングブレーキに頼ることもできない。また、ステアリングロック機構が電動である場合、盗難防止機構としての車両固定手段をステアリングロック機構に頼ることもできなくなる。
最近、第2の電力供給手段をバッテリとし、劣化判断回路を設けた補助電源も開発されているが、車両の生涯寿命を考えるとバッテリの交換を余儀なくされる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、長寿命化を達成し、信頼性を向上可能なシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置を提供することである。
請求項1記載の発明によると、運転者の操作に応じて複数の変速レンジを電気信号を用いて設定制御するシフトチェンジ制御装置を備えたシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置において、車両のメイン電源システムと、該メイン電源システムと並列に設けられた補助電源と、前記メイン電源システムが故障したか否かを判定する電源システム判定手段と、前記電源システム判定手段により前記メイン電源システムが故障と判定され、且つ車速が所定値以下のとき、前記メイン電源システムから前記補助電源に切替制御を行う補助電源切替装置とを具備し、前記メイン電源システムが故障と判定され、前記補助電源切替装置により前記補助電源に切り替えられ、且つ該補助電源の電圧が所定電圧以下になったときに、前記変速レンジがパーキングレンジに自動的に変更されるように構成してなり、かつ、前記補助電源切替装置は、該補助電源切替装置への入力電圧が第1所定値未満の場合、又は該補助電源切替装置の出力電圧が前記第1所定値よりも小さい第2所定値未満の場合に、前記補助電源の充電異常と判断し、充電異常ON信号を前記シフトチェンジ制御装置へ送信し、前記シフトチェンジ制御装置は、前記充電異常ON信号を受け取ると所定時間変速レンジをパーキングレンジに固定することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明において、前記補助電源は電気2重層キャパシタから構成されることを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項3記載の発明によると、請求項2記載の発明において、前記複数個の電気2重層キャパシタは前記メイン電源システムに常時接続されていることを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項4記載の発明によると、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記電源システム判定手段は、前記メイン電源システムから前記シフトチェンジ制御装置へ入力される電源電圧が所定値以下となったときに前記メイン電源システムが故障となったと判定し、前記補助電源の放電許可信号を前記補助電源切替装置に送信することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項5記載の発明によると、請求項4記載の発明において、前記補助電源切替装置は、前記電源システム判定手段からの前記放電許可信号が入力されたときに前記メイン電源システムから前記補助電源に切り替えるとともに、前記シフトチェンジ制御装置へ前記補助電源放電中の信号を送信することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項6記載の発明によると、請求項5記載の発明において、前記シフトチェンジ制御装置は、運転者の操作に応じて電気信号により設定される変速レンジとなるように変速機を駆動制御する変速レンジ駆動手段を備え、前記補助電源切替装置からの前記放電中の信号が入力されたときに、前記変速レンジ駆動手段は変速レンジを強制的にパーキングレンジに変更することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項記載の発明によると、請求項2又は3記載の発明において、前記補助電源切替装置は、該補助電源切替装置への入力電圧が所定値未満で、且つエンジンクランキング中に所定時間未満の間に一定値以上の電圧降下があった場合に前記電気2重層キャパシタの劣化と判断し、キャパシタ劣化ON信号を前記シフトチェンジ制御装置へ送信することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項記載の発明によると、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記補助電源切替装置と前記シフトチェンジ制御装置とはシリアル通信ラインにより接続されており、該シリアル通信ラインをある所定周期で常時相互通信しているカウンタ信号の有無を判断し、該カウンタ信号OFFの場合、前記シフトチェンジ制御装置が前記補助電源切替装置の通信異常信号をONすることを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項記載の発明によると、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記補助電源から前記シフトチェンジ制御装置に供給される電圧レベルが所定値未満で且つこの状態が所定時間以上継続した場合、補助電源放電異常と判断し、前記シフトチェンジ制御装置が補助電源放電異常信号をONすることを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項10記載の発明によると、請求項1,7,8又は9記載の発明において、充電異常信号ON、キャパシタ劣化信号ON、通信ラインフェール信号ON、又は放電異常信号ONの場合には、メータ又はモニタ手段に異常表示することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項11記載の発明によると、請求項10記載の発明において、充電異常信号ON、キャパシタ劣化信号ON、通信ラインフェール信号ON、又は放電異常信号ONの場合には、エンジン回転数を所定回転数以下に制限し、トランスミッションのアップシフトを所定変速段以下に制限するシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置が提供される。
請求項1記載の発明によると、メイン電源システムの故障を検知し、且つ車速が所定値以下になったときに補助電源に切り替え、補助電源の電圧が所定電圧以下になったときに変速レンジをパーキングレンジに自動的に変更するので、信頼性の高いシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置を提供することができる。また、補助電源の充電異常を確実に判断することができるので、補助電源の充電異常に応じた処置を取ることができる。また、補助電源の充電異常がある場合、変速レンジを所定時間パーキングに固定するようにしたので、信頼性が確保できる。
請求項2記載の発明によると、補助電源を電気2重層キャパシタから構成したことにより、補助電源としてバッテリを搭載するのに比較して、長寿命化及び信頼性を向上したシステムを構成することができ、バッテリ上がりやバッテリ電源ラインが断線した場合にも、車両固定機能が失われることはない。
請求項3記載の発明によると、電気2重層キャパシタがメイン電源システムに常時接続されていることによって、複雑な充放電回路を設ける必要がなく、補助電源を安価に構成できる。
請求項4記載の発明によると、電源電圧が所定値以下となったときにメイン電源システムの故障と判定するので、断線を含んだメイン電源システムの故障を確実に判定することができる。
請求項5記載の発明によると、補助電源切替装置がメイン電源システムから補助電源に切り替えた上、シフトチェンジ制御装置へ補助電源放電中の信号を送信するので、シフトチェンジ制御装置は補助電源が放電中であることを確実に把握することができ、制御の信頼性を向上することができる。
請求項6記載の発明によると、補助電源切替装置から補助電源放電中の信号が入力されたときに、変速レンジ駆動手段が変速レンジを強制的にパーキングレンジに変更するので、所定条件下で確実に車両を固定することができる。
請求項記載の発明によると、電気2重層キャパシタの劣化を確実に判断することができ、キャパシタが劣化した場合の処置を取ることができる。
請求項記載の発明によると、補助電源切替装置とシフトチェンジ制御装置との間の通信ラインの異常を確実に判断することができ、通信ラインがフェールした場合の処置を促すことができる。
請求項記載の発明によると、補助電源の放電異常を確実に判断することができ、補助電源放電異常があった場合の処置を促すことができる。
請求項10記載の発明によると、各種の異常信号ONをメータ又はモニタ手段に表示するため、運転者にこれらの異常を認識させることができ、メイン電源システムの電源ラインに異常をきたす前に、安全且つ適切な判断ができる。
請求項11記載の発明によると、これらの異常信号が発生した場合に、運転者に異常を認識させることができ、メイン電源システムの電源ラインに異常をきたす前に、安全且つ適切な判断ができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明実施形態にかかるシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置の構成要素及びその配線状態を概略的に示す図である。
符号2は前輪、4は後輪を示しており、車両前方に搭載されたエンジン6の回転は、エンジン6のクランクシャフトに連結されたオートマチックトランスミッション8により変速されて、前輪2を駆動する。
トランスミッション8は特に図示しないが、マニュアルバルブ、オン・オフソレノイドバルブ、リニアソレノイドバルブ、シフトバルブ等により油路を切り替えられて所定の摩擦係合要素を締結することにより、変速段が切り替えられる。
10はメイン電源としてのバッテリであり、例えば出力12Vの鉛バッテリから構成される。12は補助電源装置であり、後で説明するように複数個の電気2重層キャパシタから構成される。
バッテリ10は、補助電源装置12、イグニッションスイッチ14、エンジンECU16、トランスミッションECU18、SBW−ECU(シフトバイワイヤECU)20、メータECU22、シフトレバー、シフトボタン等に接続されたシフターECU24、SBWアクチュエータ(シフトバイワイヤアクチュエータ)26に接続されて、これらに12Vの電力を供給する。
補助電源装置12は、SBW−ECU20、SBWアクチュエータ26及びイグニッションスイッチ14に対してバッテリ10と並列に接続されており、バッテリ10がフェールした場合、SBW−ECU20及びSBWアクチュエータ26に対して補助電源を供給することができる。
28はパーキングレンジP、リバースレンジR、ニュートラルレンジN、ドライブレンジDを検出するポジションセンサであり、トランスミッションECU18、SBW−ECU20及びメータECU22に接続されている。
イグニッションスイッチ14は、エンジンECU、トランスミッションECU18、SBW−ECU20及びメータECU26に接続されて、これらにイグニッションON信号を供給する。
しかして、シフトレバー、シフトボタン等のシフター信号をシフターECU24でポジション信号に変換し、トランスミッションECU18へポジション信号をCAN通信(コントローラ・エアリア・ネットワーク通信)で送り、トランスミッションECU18はシフターECU24からのポジション信号を基に、SBW−ECU20へポジション信号要求として送る。
SBW−ECU20は、トランスミッションECU18からの要求を基に、SBWアクチュエータ26を駆動し、変速ポジション(変速レンジ)を変更する。変更されたポジションは、ポジションセンサ28によって検知され、トランスミッションECU18及びSBW−ECU20が実ポジション信号として認識する。
トランスミッションECU18は実ポジション信号をCAN上へ送り、エンジンECU16及びメータECU22がこの実ポジション信号を受け取る。上述したように、バッテリ10は各ECU16,18,20,22,24及び補助電源装置12に接続されているとともに、イグニッションスイッチ14を経由して各ECU及び補助電源装置12へIG_ON信号として接続されている。
補助電源装置12においては、バッテリ10の電圧により補助電源装置12内に配置された複数個の電気2重層キャパシタ30(図2参照)に充電される。
補助電源装置12はSBW−ECU20及びSBWアクチュエータ26に接続されているため、バッテリ電圧が低下又は、バッテリ電圧からの電力供給に異常(断線、接点不良、端子はずれ)が生じた場合、補助電源装置12からSBW−ECU20及びSBWアクチュエータ26に電力が供給され、シフトレンジをパーキングレンジ(Pポジション)に動作可能とする。
図2を参照すると、本発明実施形態の補助電源装置を有するシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置のシステム構成図が示されている。SBW−ECU20の端子IG1は、逆流防止ダイオードD7を介してイグニッションスイッチ(IG_SW)14の信号線に接続され、IG_ON信号が入力されるとリレーREL2がONする。
これにより、バッテリ10からの電力がヒューズF6及び逆流防止ダイオードD8を介して端子IGP1に接続される。また、端子IG2もイグニッションスイッチ14の信号線に接続され、IG_ON信号が入力されるとリレーREL3がONする。これにより、バッテリ10からの電力がヒューズF7を通りIGP2に接続される。
SBW−ECU20は、IGP1電圧レベル及びIGP2電圧レベルとトランスミッションECU18からCAN通信上に流れている車速信号を基に、補助電源装置12の放電許可を判断し、矢印21で示すようにシリアル通信にて補助電源装置12に送信する。
補助電源装置12は複数の電気2重層キャパシタ30を有しており、電気2重層キャパシタ30は逆流防止ダイオードD1及びヒューズF1を介してバッテリ10に常に接続されているため、フル充電状態に充電されている。
補助電源装置12はECU32を有しており、ECU32の端子IG1はヒューズF10を介してイグニッションスイッチ14に接続されている。また、端子+Bは補助電源装置ECU32の主電源であり、電気2重層キャパシタ30とバッテリ10からの入力電源ラインに接続されている。
バッテリ10からの電力が遮断した場合は、補助電源装置12のECU32が入力電圧レベルV1を検知し、電気2重層キャパシタ30からの電力に切り替える。
補助電源装置12のECU32は、SBW−ECU20からシリアル通信によって矢印21に示すように放電許可信号を受けると、入力電圧レベルV1と出力電圧レベルV2に基づいて判断し、トランジスタTR2,TR3をそれぞれS2,S3信号によりONさせるとともに、SBW−ECU20へシリアル通信によって矢印23に示すように放電中信号を送信する。
補助電源装置12の出力は、逆流防止ダイオードD2,D3,D4を介してSBWアクチュエータ26及びSBW−ECU20に接続される。SBW−ECU20は、放電中信号とポジションセンサ28からのポジション信号と端子IGP2の電圧レベルに基づいて判断し、SBWアクチュエータ26のモータ34を駆動して、シフトレンジをパーキングレンジ(Pポジション)にシフトする。
SBWアクチュエータ26には2つのリレーREL4及びREL5が接続されており、これらのリレーはSBW−ECU20からの信号によりONされる。リレーREL4及びREL5がONされると、バッテリ10からの電力が、ヒューズF8及び逆流防止ダイオードD9を介してモータ34に供給される。同様に、バッテリ10からの電力は、ヒューズF7を通ってモータ34に供給される。
また、補助電源装置12は、電気2重層キャパシタ30の入力電圧レベルV1及び出力電圧レベルV2に基づいて判断して充電異常信号を生成し、電気2重層キャパシタ30の劣化を判断してキャパシタ劣化信号を生成する。
これらの充電異常信号及びキャパシタ劣化信号は、それぞれ矢印25,27に示すようにシリアル通信によってSBW−ECU20に送信される。SBW−ECU20では、充電異常信号とキャパシタ劣化信号をCAN通信上へ送り、メータ等にて異常時のインフォメーションを表示する。
また、SBW−ECU20は、ポジションセンサ28でのポジションP位置判定と補助電源装置12から送られてくる充電異常信号より、シフターやトランスミッションECUからP位置以外の指示がきても、P位置以外は受け付けないパーキング位置固定(P固定)を判断する。
さらに、SBW−ECU20は端子IG1及びIGP2の電圧レベルと、SBWアクチュエータ26内のモータ34の駆動切替用スイッチ又はトランジスタTRへ流れる電圧レベルより、補助電源装置12からの電源供給ラインの断線、ショート等の異常を判断し、異常がある場合には放電異常とし、放電異常信号をCAN通信上に送り、メータ等にて異常時のインフォメーションを表示する。
以上が、本発明実施形態の動作の概要であるが、図3乃至図12に示すフローチャートを参照して本発明実施形態の動作を更に詳細に説明する。
図3はSBW−ECU20における放電許可信号ONのフローチャートである。まず、ステップS10において、SBW−ECU20の端子IG1に入力されるイグニッションスイッチ14からのON/OFFを判定し、ONの場合にはステップS11に進む。
ステップS10でIG1がOFFの場合には、ステップS15へ進んでIG1_OFF後一定時間経過したか否かを判定し、一定時間経過していない場合には、ステップS11へ進む。ここで、一定時間は例えば12秒に設定する。
ステップS11では、バッテリ10から端子IGP1に供給される電源電圧がX以下か否かを判定する。ここで、Xは例えば9Vである。ステップS11が肯定判定の場合には、ステップS12へ進んでSBW−ECU20の端子IGP2の電圧レベルがY以下か否かを判定する。ここで、Yは例えば9Vである。
ステップS12が肯定判定の場合には、ステップS13へ進んでトランスミッションECU18で検知されてCAN上を流れている車速信号VがZ以下か否かを判定する。ここで、Zは例えば3km/hである。ステップS13が肯定判定の場合には、ステップS14へ進んで放電許可信号をONする。
一方、ステップS15で一定時間が経過した場合及びステップS11,S12,S13が否定判定の場合には、ステップS16へ進んで放電許可信号をOFFする。
次に、図4のフローチャートを参照して、補助電源ECU32における放電中信号ONの生成処理について説明する。まず、ステップS20において、補助電源装置12のECU32の端子IG1に入力されるイグニッションスイッチ14からの電源信号IG1のON/OFFを判定し、ONの場合ステップS21へ進む。
ステップS20で電源信号IG1がOFFの場合には、ステップS24へ進んでIG1_OFF後、一定時間経過しているか否かを判定する。ここで、一定時間は例えば12秒に設定される。一定時間経過していない場合には、ステップS21へ進む。
ステップS21では、SBW−ECU20からの放電許可信号を判断し、ONの場合にはステップS22へ進んでトランジスタTR1をONし、ステップS23で放電中信号をONする
一方、ステップS21で放電許可信号がOFFと判定された場合には、ステップS27へ進んで入力電圧V1がXより小さいか否かを判定する。ここで、Xは例えば12Vである。
ステップS27が肯定判定の場合には、ステップS27へ進んでトランジスタTR1をONし、ステップS29でトランジスタTR1をON後、一定時間経過したか否かを判定する。ここで、一定時間は例えば1秒に設定される。一定時間経過したと判定された場合には、ステップS30へ進んでトランジスタTR1をOFFする。
ステップS29が否定判定の場合及びステップS30でトランジスタTR1をOFF後、ステップS31へ進んで出力電圧レベルV2がYより小さいか否かを判定する。ここで、Yは例えば9Vである。ステップS31が肯定判定の場合には、ステップS22へ進んでトランジスタTR1をONし、ステップS23で放電中信号をONする。
一方、ステップS24が肯定判定の場合、ステップS27及びステップS31が否定判定の場合には、ステップS25へ進んでトランジスタTR1をOFFし、ステップS26で放電中信号をOFFする。
次に、図5のフローチャートを参照して、SBW−ECU20におけるP投入信号ONの生成処理について説明する。まず、ステップS40で補助電源装置12からの放電中信号を判断し、ONの場合、ステップS41へ進んでポジションセンサ28の位置がパーキング、すなわちPか否かを判断する。
ポジションセンサ28の位置がP以外の場合、すなわちD、N、又はRの場合には、ステップS42へ進んで端子IGP2の電圧レベルがXより小さいか否かを判断する。ここで、Xは例えば9Vに設定される。
ステップS42が肯定判定の場合には、ステップS43へ進んでP投入信号をONする。すなわち、SBWアクチュエータ26がシフトポジションを強制的にパーキング位置(P位置)へ駆動する。
一方、ステップS40で放電中信号がOFFの場合、ステップS41が肯定判定の場合、又はステップS42が否定判定の場合には、ステップS44へ進んでP投入信号をOFFする。
次に、図6のフローチャートを参照して、補助電源装置ECU32における充電異常信号ONの生成について説明する。まず、ステップS50で入力電圧レベルV1がXより小さいか否かを判断し、小さい場合にはステップS51へ進んで充電異常信号をONする。ここで、Xは例えば12Vである。
ステップS50が否定判定の場合には、ステップS52に進んで出力電圧レベルV2がYより小さいか否かを判定する。ここで、Yは例えば9Vである。ステップS52が肯定判定の場合には、ステップS51へ進んで充電異常信号をONする。
ステップS51で充電異常信号がONされると、SBW−ECU20は、シリアル通信により充電異常信号を受信し、以下に説明するP固定フローに進むとともに、CAN通信によりトランスミッションECU18へ充電異常信号を送信する。
一方、ステップS52が否定判定の場合、すなわち出力電圧レベルV2がY以上の場合には、ステップS53へ進んで充電異常信号をOFFする。
次に、図7のフローチャートを参照して、SBW−ECU20におけるキャパシタ充電不足対応としてのP固定信号のON発生処理について説明する。まず、ステップS60でシフト位置がパーキングPにあるか否かを判定し、肯定判定の場合にはステップS61へ進んで補助電源装置ECU32からの充電異常信号を判断し、充電異常信号がONの場合には、ステップS62へ進んでP位置以外の信号が来ても受け付けないP固定信号をONする。このP固定信号のONは一定時間経過するまで維持する(ステップS63)。
一方、ステップS60が否定判定の場合、ステップS61で充電異常信号がOFFの場合、又はステップS63で一定時間経過した後は、ステップS64へ進んでP固定信号をOFFする。
次に、図8のフローチャートを参照して、補助電源装置ECU32におけるキャパシタ劣化信号ONの生成処理について説明する。まず、ステップS70で入力電圧V1が出力電圧V2−αより小さいか否かを判定する。ここで、αは図2のダイオードD1の電圧降下分であり、約1Vとなる。
ステップS70が肯定判定の場合には、ステップS71〜ステップS73でエンジンクランキング中の電圧特性を計測する。すなわち、図9に示すエンジン始動、クランキング中の電圧変位ΔV=V2−V1と時間Δtの関係より、ステップS73でΔtがtx時間より短いか否かを判断する。
図9(A)は正常時のクランキング中電圧特性を示しており、図9(B)はキャパシタ30劣化時又は異常時のクランキング中電圧特性を示している。ステップS73でΔtがtx時間より短いと判定された場合には、ステップS74へ進んでキャパシタ劣化信号をONする。
ステップS74でキャパシタ劣化信号をONすると、SBW−ECU20はシリアル通信によってキャパシタ劣化信号を受け、CAN通信によりトランスミッションECU18に送信する。
一方、ステップS70で入力電圧V1が出力電圧V2−α以上と判定された場合、及びステップS73でΔtがtx以上と判定された場合には、ステップS75へ進んでキャパシタ劣化信号をOFFする。
次に、図10のフローチャートを参照して、SBW−ECU20における通信ラインフェール対応として、補助電源装置通信異常信号のON生成処理について説明する。まず、ステップS80において、補助電源装置ECU32とSBW−ECU20間のシリアル通信ラインにおいて、ある一定周期で常時相互通信しているカウンタ信号があるかないかを判断する。
カウンタ信号がOFFの場合には、ステップS81へ進んで補助電源装置通信異常信号をONする。そして、CAN通信によりトランスミッションECU18に補助電源装置通信異常信号ONを送信する。
一方、ステップS80でカウンタ信号がONと判定された場合には、補助電源装置ECU32とSBW−ECU20間の通信ラインが正常なので、ステップS82で補助電源装置通信異常信号をOFFする。
次に、図11のフローチャートを参照して、SBW−ECU20における補助電源ライン異常検知対応としての補助電源放電異常信号のON生成処理について説明する。まず、ステップS90でイグニッションスイッチ14からの電源信号IG1のON/OFFを判定し、ONの場合にはステップS91へ進んで端子IG1の電圧レベルがXより小さいか否かを判定する。ここで、Xは例えば9Vに設定される。
ステップS91が否定判定の場合には、ステップS94へ進んで端子IGP1の電圧レベルがYより小さいか否か判定される。ここで、Yは例えば9Vに設定される。
ステップS94が否定判定の場合には、ステップS95へ進んでSBWアクチュエータ26からの電圧レベルV3がZより小さいか否か判定する。ここで、Zは非常に小さな電圧レベルに設定される。
ステップS91が肯定判定の場合、ステップS94が肯定判定の場合、或いはステップS95が肯定判定の場合には、ステップS92へ進んで一定時間経過したか否か判定される。この一定時間は、例えば1秒に設定される。
ステップS92で一定時間経過したと判定された場合には、ステップS93へ進んで補助電源放電異常信号をONする。そして、CAN通信により、この補助電源放電異常信号ONをトランスミッションECU18へ送信する。
一方、ステップS90でIG1がOFFと判定された場合、ステップS95が否定判定の場合、或いはステップS92が否定判定の場合には、ステップS96へ進んで補助電源放電異常信号をOFFする。
次に、図12のフローチャートを参照して、トランスミッションECU18における、ACG(A・C・ジェネレータ)異常及び各信号フェール時の処理について説明する。まず、ステップS100でACGが異常か否かを判定する。すなわち、ACGの発電異常の場合には、CAN通信を経由し、ACG発電異常と判断する。
ステップS100でACG発電異常と判定された場合、ステップS104で充電異常信号がONの場合、ステップS105でキャパシタ劣化信号がONの場合、ステップS106で補助電源放電異常信号がONの場合、或いはステップS107で補助電源装置通信異常信号がONの場合には、異常表示インフォメーション信号を、CAN通信を経由して送信し、ステップS101でメータ又は専用のモニタによりインフォメーション表示をする。
次いで、ステップS102でエンジンECU16はエンジン回転数NeをX以下に制限し、ステップS103でトランスミッションECU18は変速段をY以下に制限する。ここで、Xは例えば2000rpm、Yは例えば2速に設定される。
一方、ACG発電異常がなく(ステップS100)、充電異常信号がOFF(ステップS104)、キャパシタ劣化信号がOFF(ステップS105)、補助電源放電異常信号がOFF(ステップS106)、及び補助電源装置通信異常信号がOFF(ステップS107)の場合には、ステップS108へ進んで異常表示インフォメーションを解除するとともに、エンジン回転数制限を解除し(ステップS109)、シフトアップ制限を解除する(ステップS110)。
本発明実施形態にかかるシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置の構成要素及びその配線状態を概略的に示す図である。 本発明実施形態の補助電源装置を有するシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置のシステム構成図である。 SBW−ECUにおける放電許可信号ONの生成を示すフローチャートである。 補助電源装置ECUにおける放電中信号ONの生成を示すフローチャートである。 SBW−ECUにおけるP投入信号ONの生成を示すフローチャートである。 補助電源装置ECUにおける充電異常信号ONの生成を示すフローチャートである。 SBW−ECUにおけるキャパシタ充電不足対応としてのP固定信号ONの生成を示すフローチャートである。 補助電源装置ECUにおけるキャパシタ劣化信号ONの生成を示すフローチャートである。 図9(A)は正常時のクランキング中電圧特性を示す図であり、図9(B)は劣化又は異常時のクランキング中電圧特性を示す図である。 SBW−ECUにおける通信ラインフェール対応としての補助電源装置通信異常信号ONの生成を示すフローチャートである。 SBW−ECUにおける補助電源ライン異常検知対応としての補助電源放電異常信号ONの生成を示すフローチャートである。 トランスミッションECUにおけるACG異常及び各信号フェール時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
6 エンジン
8 トランスミッション
10 バッテリ
12 補助電源装置
14 イグニッションスイッチ
16 エンジンECU
18 トランスミッションECU
20 SBW−ECU
22 メータECU
24 シフターECU
26 SBWアクチュエータ
28 ポジションセンサ
30 電気2重層キャパシタ
32 補助電源装置ECU
34 モータ

Claims (11)

  1. 運転者の操作に応じて複数の変速レンジを電気信号を用いて設定制御するシフトチェンジ制御装置を備えたシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置において、
    車両のメイン電源システムと、
    該メイン電源システムと並列に設けられた補助電源と、
    前記メイン電源システムが故障したか否かを判定する電源システム判定手段と、
    前記電源システム判定手段により前記メイン電源システムが故障と判定され、且つ車速が所定値以下のとき、前記メイン電源システムから前記補助電源に切替制御を行う補助電源切替装置とを具備し、
    前記メイン電源システムが故障と判定され、前記補助電源切替装置により前記補助電源に切り替えられ、且つ該補助電源の電圧が所定電圧以下になったときに、前記変速レンジがパーキングレンジに自動的に変更されるように構成してなり、かつ、
    前記補助電源切替装置は、該補助電源切替装置への入力電圧が第1所定値未満の場合、又は該補助電源切替装置の出力電圧が前記第1所定値よりも小さい第2所定値未満の場合に、前記補助電源の充電異常と判断し、充電異常ON信号を前記シフトチェンジ制御装置へ送信し、
    前記シフトチェンジ制御装置は、前記充電異常ON信号を受け取ると所定時間変速レンジをパーキングレンジに固定することを特徴とするシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  2. 前記補助電源は複数個の電気2重層キャパシタから構成されることを特徴とする請求項1記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  3. 前記複数個の電気2重層キャパシタは前記メイン電源システムに常時接続されていることを特徴とする請求項2記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  4. 前記電源システム判定手段は、前記メイン電源システムから前記シフトチェンジ制御装置へ入力される電源電圧が所定値以下となったときに前記メイン電源システムが故障となったと判定し、
    前記補助電源の放電許可信号を前記補助電源切替装置に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  5. 前記補助電源切替装置は、前記電源システム判定手段からの前記放電許可信号が入力されたときに前記メイン電源システムから前記補助電源に切り替えるとともに、前記シフトチェンジ制御装置へ前記補助電源放電中の信号を送信することを特徴とする請求項4記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  6. 前記シフトチェンジ制御装置は、運転者の操作に応じて電気信号により設定される変速レンジとなるように変速機を駆動制御する変速レンジ駆動手段を備え、
    前記補助電源切替装置からの前記放電中の信号が入力されたときに、前記変速レンジ駆動手段は変速レンジを強制的にパーキングレンジに変更することを特徴とする請求項5記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  7. 前記補助電源切替装置は、該補助電源切替装置への入力電圧が所定値未満で、且つエンジンクランキング中に所定時間未満の間に一定値以上の電圧降下があった場合に前記電気2重層キャパシタの劣化と判断し、キャパシタ劣化ON信号を前記シフトチェンジ制御装置へ送信することを特徴とする請求項2又は3記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  8. 前記補助電源切替装置と前記シフトチェンジ制御装置とはシリアル通信ラインにより接続されており、該シリアル通信ラインをある所定周期で常時相互通信しているカウンタ信号の有無を判断し、該カウンタ信号OFFの場合、前記シフトチェンジ制御装置が前記補助電源切替装置の通信異常信号をONすることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  9. 前記補助電源から前記シフトチェンジ制御装置に供給される電圧レベルが所定値未満で且つこの状態が所定時間以上継続した場合、補助電源放電異常と判断し、前記シフトチェンジ制御装置が補助電源放電異常信号をONすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  10. 充電異常信号ON、キャパシタ劣化信号ON、通信ラインフェール信号ON、又は放電異常信号ONの場合には、メータ又はモニタ手段に異常表示することを特徴とする請求項1,7,8又は9記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
  11. 充電異常信号ON、キャパシタ劣化信号ON、通信ラインフェール信号ON、又は放電異常信号ONの場合には、エンジン回転数を所定回転数以下に制限し、トランスミッションのアップシフトを所定変速段以下に制限することを特徴とする請求項10記載のシフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置。
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