JP4899704B2 - 自動変速機のシフト切換装置、自動変速機の制御装置および車両 - Google Patents

自動変速機のシフト切換装置、自動変速機の制御装置および車両 Download PDF

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Description

本発明は、自動変速機のシフトポジションを切換える装置に関し、特に、パドルシフトスイッチ等のシフトスイッチを有する自動変速機のシフト切換装置に関する。
車両に搭載される自動変速機の中には、トルクコンバータなどの流体継手と歯車式変速機構とから構成される有段式の自動変速機や、油圧によって有効径を変化させる2つのプーリとそれらプーリに巻き掛けらた金属ベルトとから構成される無段式の自動変速機がある(なお、無段変速機にはベルト式以外のものもある)。
有段式の自動変速機は、エンジンと、トルクコンバータ等の流体継手を介して接続される。有段式の自動変速機は、複数の動力伝達経路を有してなる変速機構(歯車式変速機構)から構成され、たとえば、アクセル開度および車速に基づいて自動的に動力伝達経路の切換えを行なう、すなわち自動的に変速比(走行速度段)の切換えを行なうように構成される。有段式の自動変速機においては、摩擦要素である、クラッチ要素やブレーキ要素やワンウェイクラッチ要素が、所定の状態に係合および解放されることにより、ギヤ段が決定される。
無段式の自動変速機も、エンジンとトルクコンバータ等の流体継手を介して接続される。たとえばベルト式無段変速機は、金属ベルトと一対のプーリとを用いて、油圧によってプーリの有効径を変化させることで連続的に無段の変速を実現する。詳しくは、無端金属ベルトが、入力軸に取付けられた入力側プーリおよび出力軸に取付けられた出力側プーリに巻き掛けられて使用される。入力側プーリおよび出力側プーリは、溝幅を無段階に変えられる1対のシーブをそれぞれ備え、溝幅を変えることで、無端金属ベルトの入力側プーリおよび出力側プーリに対する巻付け半径が変わり、これにより入力軸と出力軸との間の回転数比、すなわち変速比を連続的に無段階に変化させることができる。
このようないずれのタイプの自動変速機においても、一般的に、自動変速機を有した車両には運転者により操作されるスライド式のシフトレバーが設けられ、シフトレバーのスライド操作に基づいて変速ポジション(たとえば、パーキングポジション(Pポジション)、後進走行ポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、前進走行ポジション(Dポジション))が設定されている。
最近では、こうしたスライド式のシフトレバーによるシフト操作装置のみならず、いわゆるシフト・バイ・ワイア方式のシフト操作装置も知られている。こうした方式のシフト操作装置では、運転者のシフト操作をセンサやスイッチ(センサ類)によって検出し、その検出信号に応じて複数のポジションの中の1つのポジションを選択する構成となっている。さらに、このようなシフト・バイ・ワイア方式の場合には、シフトレバーはスライド式に限定されるものではなく、いわゆるジョイスティック方式の操作子やプッシュボタン方式の操作子の採用も提案されている。このジョイスティック方式の操作子では、運転者が前後左右にレバーを傾動させることでシフト操作が行なわれるようになっている。
さらに、このような自動変速機においては、上述した自動変速モードに加えて、従来のマニュアル変速機と同様に、予め定められた複数の変速ギヤの中から1の変速ギヤを選択する手動変速モード(マニュアルモード、シーケンシャルシフトモード、Mポジション等と記載する場合がある)を備えたものが知られている。
これは、無段変速機の場合にはシフトレバーのシフト位置に応じて無段変速機の変速比を設定しており、車速やスロットル開度に関わらず、運転者が所望の変速比を選択可能としたものである。
通常、自動変速機のマニュアルモード時には、シフトレバーのセレクタスイッチに、アップシフト(+)スイッチおよびダウンシフト(−)スイッチをそれぞれ設けて、シフトレバーの操作に応じて、マニュアル変速機のように離散的に変速比を変更する。このような変速制御は、シーケンシャルシフトとよばれることがある。
このようなシーケンシャルシフトを実現するために、無段変速機の場合には、たとえば、マニュアルモードの変速段を6段とし、各変速段に応じて変速比(1)〜変速比(6)を予め設定しておいて、シフトレバーのアップシフト(+)スイッチおよびダウンシフト(−)スイッチの操作に応じて、順次隣接する変速比(N)(N=1、2、3、4、5、6)を切換える。これら手動で決定される変速比(N)は、従来のマニュアル変速機の変速ギヤ(1ST、2ND、3RD、4TH、5TH、6TH)に相当し、1速〜6速の変速比がそれぞれ変速比(1)〜変速比(6)に設定されている。有段式の自動変速機(ここでは6速自動変速機とする)の場合には、シフトレバーのアップシフト(+)スイッチおよびダウンシフト(−)スイッチの操作に応じて、順次隣接する変速比(N)(N=1、2、3、4、5、6)を切換える。
このようなアップシフト(+)スイッチおよびダウンシフト(−)スイッチを有する自動変速機について、以下に示す公報に従来の技術が開示されている。
特開2005−042768号公報(特許文献1)は、無段変速機のシーケンシャルシフト制御において、エンジンブレーキを効かせたいなどの運転者の変速要求意思を的確に実現することができる、無段変速機の変速制御装置を開示する。この無段変速機の変速制御装置は、無段変速機の自動変速モードとマニュアルモードとを選択的に切換えるための変速モード切換手段と、マニュアルモードを選択したときにアップシフトまたはダウンシフトを指令するための指令手段と、変速モード切換手段がマニュアルモードのときには、指令手段からの指令に応答して、予め設定された複数の変速段に対応する無段変速機の変速比に基づいて、現在の変速段から隣接する変速段へ離散的に変速比を変化するように無段変速機を制御するための変速制御手段と、エンジンの最高回転数を記憶するための記憶手段とを含む。変速制御手段は、変速後のエンジンの要求回転数を算出するための手段と、要求回転数が最高回転数以上であると、目標エンジン回転数を最高回転数に設定するための手段と、目標エンジン回転数に基づいて、無段変速機のプライマリプーリの目標回転数を算出するための手段と、プライマリプーリの目標回転数に基づいて、無段変速機の油圧回路を制御するための手段とを含む。
この無段変速機の変速制御装置によると、無段変速機をマニュアル変速機のように機能させる、いわゆるシーケンシャルシフト機構を用いてマニュアルモードが選択された場合において、たとえば、運転者が高速走行中などにエンジンブレーキを効かせるためにダウンシフトを要求する。このときに、ダウンシフトの結果、要求されるエンジン回転数がエンジンの最高回転数以上であってもダウンシフトをキャンセルすることなく、目標エンジン回転数をエンジンの最高回転数に設定して、ダウンシフトを実行させる。無段変速機においては、目標エンジン回転数からプライマリプーリの目標回転数が算出されて、油圧回路が制御されて、所望の変速比が実現される。その結果、無段変速機のシーケンシャルシフト制御において、エンジンブレーキを効かせたいなどの運転者の変速要求意思を的確に実現することができる。
さらに、このようなアップシフト(+)スイッチおよびダウンシフト(−)スイッチをシフトレバーに設けることに加えてあるいは代えて、ステアリングホイールにシフトスイッチを設ける場合もある。このような自動変速機について、以下に示す公報に従来の技術が開示されている。
特開2002−178778号公報(特許文献2)は、慎重を要するシフトポジション切換えが複数スイッチの操作によってしか行なわれ得ないようにすることでシフトポジション切換えが運転者の意に反して不用意に行なわれてしまう誤操作を防止し得る自動変速機のシフトポジション切換え制御装置を開示する。この自動変速機のシフトポジション切換え制御装置は、運転者がスイッチを操作することにより選択したシフトポジションに応じて変速動作を行なう自動変速機において、慎重を要するシフトポジション切換えは、スイッチのうち複数のスイッチの操作があった時にのみ行ない得るよう構成し、さらに、運転者が操作するスイッチはシフトポジション切換えの方向を指令するシフトポジション切換え方向指令スイッチである。さらに、シフトポジション切換え方向指令スイッチを一対1組として複数組設け、慎重を要するシフトポジション切換えは、同じ方向のシフトポジション切換え方向指令スイッチが複数個操作された時に初めて該シフトポジション切換えが行なわれるよう構成し、シフトポジション切換え方向指令スイッチをシフトポジション切換え方向が異なるもの同士一対1組として、ステアリングホイールの中立位置で該ステアリングホイールの左右に1組ずつ設けたことを特徴とする。
この自動変速機のシフトポジション切換え制御装置によると。慎重を要するシフトポジション切換えは、スイッチのうち複数のスイッチの操作があった時にのみ行ない得るようにしたから、シフトポジション切換えが運転者の意に反して不用意に行なわれてしまう誤操作を防止することができる。しかもこの誤操作防止をスイッチ操作ロジックへの対策で実現したから、従来のような機械的な誤操作対策を一切施すことなく、従ってシフトバイワイヤ式のシフトポジション切換え制御装置の利点である操作システムの簡素化を損なうことなく、慎重を要するシフトポジション切換えの誤操作を防止することができる。シフトポジション切換え方向指令スイッチをシフトポジション切換え方向が異なるもの同士一対1組として、ステアリングホイールの中立位置で該ステアリングホイールの左右に1組ずつ設けたため、慎重を要するシフトポジション切換えに際し、同じ方向のシフトポジション切換え方向指令スイッチを複数個操作する時に両手による同時操作が可能となり、スイッチの操作が容易になるとともにその操作性が向上する。
特開2005−042768号公報 特開2002−178778号公報
しかしながら、特許文献1は、Mポジション以外のポジション(たとえばPポジション)からMポジションへシフトポジションを変更したい場合には、PポジションからDポジションまでシフトレバーを操作し、さらに、マニュアルモードで車両を発進させるために、DポジションからMポジションまでシフトレバーを操作しなければならない。特許文献2は、ステアリングに設けられた+/−の2つのスイッチを組合わせてPポジションからRポジションへの変更が行なえるようにしたものに過ぎない。
すなわち、車両が停止しているPポジションやNポジションから、シフトポジションをDポジションまたは手動変速モードの所望の変速ギヤ段に変更するには、複数の段階の操作が必要であった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、運転者の簡易な操作に基づいて、自動変速機の非前進走行シフトポジションを前進走行シフトポジションに切換えることができる、自動変速機のシフト切換装置を提供することである。
第1の発明に係る自動変速機のシフト切換装置は、運転者による操作に従った電気信号に基づいて、複数のシフトポジションの中から操作に対応するシフトポジションに切換えるため信号を出力するシフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置である。シフト切換装置は、自動変速機の自動変速モードと手動変速モードとを選択的に切換えるとともに自動変速モードにおけるシフトポジションを切換えるシフトレバーと、シフトレバーとは別体に設けられ、手動変速モードが選択されているときに、運転者が前進走行ポジションにおけるアップシフトまたはダウンシフトを指令する操作を入力するための入力手段とを備える。シフト切換装置は、パーキングポジションと後進走行ポジションとニュートラルポジションとのいずれかのシフトポジションであるときに、入力手段からの入力を検出すると、シフトポジションを手動変速モードの前進走行ポジションに切換えるための信号を出力する。
第2の発明に係る自動変速機のシフト切換装置は、運転者による操作に従った電気信号に基づいて、複数のシフトポジションの中から操作に対応するシフトポジションに切換えるため信号を出力するシフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置であって、自動変速機のシフトポジションを切換えるシフトレバーと、自動変速機のシフトポジションを切換えるシフトレバーとは別体に設けられ、自動変速機の手動変速モードが選択されているときに、運転者が前進走行ポジションにおけるアップシフトまたはダウンシフトを指令する操作を入力するための入力手段とを備える。シフト切換装置は、非前進走行ポジションであるときに、入力手段からの入力を検出すると、シフトポジションを前進走行ポジションに切換えるための信号を出力する。
第3の発明に係る自動変速機のシフト切換装置は、第2の発明の構成に加えて、非前進走行ポジションは、パーキングポジションと後進走行ポジションのいずれかのシフトポジションであり、シフト切換装置は、非前進走行ポジションであるときに、入力手段からの入力を検出すると、シフトポジションを前進走行ポジションに切換えるため信号を出力する。
第1〜第3の発明によると、シフト切換装置によりPポジション、Rポジション、Nポジション、Dポジションに加えて手動変速モードを選択するためのMポジションのいずれか1つのシフトポジションに切換えられる。Mポジションに対応する手動変速モードにおいては、運転者がアップシフトまたはダウンシフトを指令するために、シフトレバーの近傍や、ステアリングホイール自体やステアリングホイール近傍に、シフトスイッチが設けられる。ステアリングホイール自体に設けられる一例として、パドルシフトスイッチがある。このパドルシフトスイッチは、運転者が両手でステアリングホイールを握ったままシフト操作が可能である。このような自動変速機において、パドルシフトスイッチ等からのシフト操作が入力されると、シフトポジションをPポジションやNポジションから手動変速モードまたは前進走行ポジションへ切換える。このようにすると、シフトポジションをPポジションやNポジションから前進走行ポジションに切換え、さらにMポジションに切換えることを容易に実現できる。その結果、運転者の簡易な操作に基づいて、Mポジション以外のシフトポジションである自動変速機のシフトポジションを切換えることができる、自動変速機のシフト切換装置を提供することができる。
の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第2または3の発明の構成に加えて、シフト切換装置は、非前進走行ポジションであるときに、入力手段からの入力を検出したことに加えて、さらに車両が停止状態であるという条件が満足されているときにシフトポジションを前進走行ポジションに切換えるための信号を出力する。
の発明によると、車両が停止しているときに、シフトポジションを自動的に手動変速モードの前進走行ポジションに切換えることを容易に実現できる。
の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、前進走行ポジションは、入力手段により入力された操作に対応するギヤ比により走行するポジションである。
の発明によると、シフトポジションを自動的に、PポジションやNポジションからMポジション(前進走行ポジションの1つ)において所望のギヤ比(所望の変速ギヤ段や変速レンジ)に切換えることを容易に実現できる。たとえば、Mポジションにおいてギヤ段ホールドされる場合には、入力手段のダウンシフトを指令する操作が入力されると1速固定に、アップシフトを指令する操作が入力されると2速に固定にできる。さらに、Mポジションにおいてレンジホールドされる場合には、入力手段のダウンシフトを指令する操作が入力されると1レンジ(1速のみ使用)に固定して、アップシフトを指令する操作が入力されると最高レンジ(1速〜最高ギヤ段を使用)に固定することができる。
の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜のいずれかの発明の構成に加えて、シフト切換装置は、入力手段からの予め定められた期間内に予め定められた回数以上の入力を検出すると、シフトポジションを手動変速モードの前進走行ポジションに切換える。
の発明によると、運転者のMポジションへのシフトポジションの切換えをより確実に認識できるので、運転者のパドルシフトスイッチ等の誤操作による誤作動(Mポジションへのシフトポジション切換え)やパドルシフトスイッチ等の故障による誤作動を回避できる。
の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜のいずれかの発明の構成に加えて、入力手段は、アップシフトを指令するための第1の操作部とダウンシフトを指令するための第2の操作部とを備える。シフト切換装置は、第1の操作部からの入力と第2の操作部からの入力とを同時に検出すると、シフトポジションを手動変速モードの前進走行ポジションに切換える。
の発明によると、運転者のMポジションへのシフトポジションの切換えをより確実に認識できるので、運転者のパドルシフトスイッチ等の誤操作による誤作動(Mポジションへのシフトポジション切換え)やパドルシフトスイッチ等の故障による誤作動を回避できる。
の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜のいずれかの発明の構成に加えて、入力手段は、ステアリングホイールおよびステアリングホイール近傍の少なくともいずれかに設けられ、アップシフトを指令するための第1の操作部とダウンシフトを指令するための第2の操作部とを備えたパドルシフトスイッチである。
の発明によると、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま(片手でステアリングホイールを握り、片手でシフトレバーをMポジション以外の位置からDポジションを経由してMポジションにシフト切換え操作することなく)、シフトポジションを自動的に手動変速モードの前進走行ポジションに切換えることを容易に実現できる。
第9の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第8の発明の構成に加えて、シフト切換装置は、パドルシフトスイッチからの入力が検出されたことに応じて、シフトポジションを自動変速モードから手動変速モードに切換えた場合には、シフトレバーの位置を手動変速モードに対応する位置に移動させる。
10の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜のいずれかの発明の構成に加えて、入力手段は、シフトレバー近傍に設けられ、アップシフトを指令するための第1の操作部とダウンシフトを指令するための第2の操作部とを備えたシフトスイッチである。
10の発明によると、シフトレバーをMポジション以外の位置からDポジションを経由してMポジションにシフト切換え操作することなく、シフトポジションを自動的に手動変速モードの前進走行ポジションに切換えることを容易に実現できる。
11の発明に係る自動変速機のシフト切換装置においては、第1〜10のいずれかの発明の構成に加えて、自動変速機は、無段式変速機および有段式変速機のいずれかである。
11の発明によると、ベルト式等の無段変速機、遊星歯車式の有段変速機のいずれにおいても、シフトポジションを自動的に走行ポジションに切換えることを容易に実現できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。なお、以下の説明においては、パドルシフトスイッチを備えた場合について説明するが、本発明はパドルシフトスイッチに限定されるものではない。
図1を参照して、本実施の形態に係るシフト切換装置が適用される車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係るシフト切換装置は、図1に示すECU1000により実現される。以下では、自動変速機をベルト式無段変速機として説明する。この自動変速機には、自動変速モードに加えて、手動変速モード(以下、この手動という文言をマニュアル、シーケンシャルと区別しないで記載する)を有する。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換え装置290と、ベルト式無段変速機(CVT) 300と、デファレンシャルギヤ800と、ECU1000と、油圧制御部1100とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサにより検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とCVT300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ400により検知される。
CVT300は、前後進切換え装置290を介してトルクコンバータ200に接続される。CVT300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ600は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。CVT300の、プライマリプーリの回転数NINは、プライマリプーリ回転数センサ410により、セカンダリプーリの回転数NOUTは、セカンダリプーリ回転数センサ420により、検知される。
これら回転数センサは、プライマリプーリやセカンダリプーリの回転軸やこれに繋がるドライブシャフトに取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、CVT300の、入力軸であるプライマリプーリや出力軸であるセカンダリプーリの僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
前後進切換え装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1、P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、Pポジション、Rポジション、Nポジション以外の車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
図2を参照して、これらのパワートレーンを制御するECU1000および油圧制御部1100について説明する。
図2に示すように、ECT_ECU1020には、タービン回転数センサ400からタービン回転数NTを表わす信号が、プライマリプーリ回転数センサ410からプライマリプーリ回転数NINを表わす信号が、セカンダリプーリ回転数センサ420からセカンダリプーリ回転数NOUTを表わす信号が、それぞれ入力される。
図1および図2に示すように、油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ロックアップ係合圧制御部1130と、クラッチ圧力制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。ECU1000から、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド(1)1200と、変速制御用デューティソレノイド(2)1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220と、ロックアップソレノイド1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に制御信号が出力される。この油圧回路の詳細は、特開2002−181175号公報に開示されているので、詳細な説明はここでは繰返さない。
図2を参照して、これらのパワートレーンを制御するECU1000の構造をさらに詳しく説明する。図2に示すように、ECU1000は、エンジン100を制御するエンジンECU1010と、CVT300を制御するECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECU1020と、VSC(Vehicle Stability Control)_ECU1030とを含む。
図1に示すように、ECT_ECU1020には、車速信号、シフトポジション信号、シーケンシャルシフト信号(アップシフト)、シーケンシャルシフト信号(ダウンシフト)が、それぞれ入力される。このシフトポジション信号は、Pポジション、Rポジション、Nポジション、Dポジション、Mポジションのいずれかを示す信号である。シーケンシャルシフト信号(アップシフト)、シーケンシャルシフト信号(ダウンシフト)は、パドルシフトスイッチが操作されたときにだけワンショットでオンになる信号である。
さらに、ECT_ECU1020には、VSC_ECU1030から、ブレーキ油圧を表わすブレーキ圧信号とが入力される。なお、ECT_ECU1020とは別に設けられたSBW(Shift By Wire)_ECUを介して、シフトポジション信号、シーケンシャルシフト信号(アップシフト)、シーケンシャルシフト信号(ダウンシフト)がECT_ECU1020に入力されるようにしてもよい。さらに、本実施の形態に係るシフト切換装置をこのSBW_ECUにより実現してもよい。
油圧制御部1100においては、ECT_ECU1020からベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220に出力された制御信号に基づいて、ベルト挟圧力制御部1120がCVT300のベルト700の挟圧力を制御する。ベルト700の挟圧力とは、プーリとベルトとが接する圧力のことである。
また、ECT_ECU1020には、シーケンシャルシフト信号が入力される。本実施の形態に係る車両は、図3に示すようなシーケンシャルシフトパターンを有するシーケンシャルシフトマチック機構を搭載したシフトレバー操作部1500を備える。
ここで、シーケンシャルシフトマチック機構とは、シフトレバーをDポジション横に設定したMポジション(Mポジション部1502)に切換えて、さらに、シフトレバーをアップシフト部1504まで前へ押すとアップシフト(+)し、ダウンシフト部1506まで後へ引くとダウンシフト(−)し、マニュアル感覚の操作が可能な機構である。シーケンシャルシフトマチック機構において、運転者がシフトレバーを操作していない場合には、中立位置であるMポジション部1502に戻る。したがって、このシフトレバーを運転者が前へ押したことに応答してシーケンシャルシフト信号(アップ)がECT_ECU1020にワンショットで入力され、その後、運転者がシフトレバーから手を離すと、シフトレバーは中立位置であるMポジション部1502に戻る。このシフトレバーを運転者が後へ引いたことに応答してシーケンシャルシフト信号(ダウン)がECT_ECU1020にワンショットで入力され、その後、運転者がシフトレバーから手を離すと、シフトレバーは中立位置であるMポジション部1502に戻る。なお、シフトレバーをDポジションにしておくと、マニュアルモードではなく自動変速モードでCVT300が制御される。
さらにこの車両には、図4に示すように、ステアリングホイール1520の後側(車両の前方側)に、アップシフト部1504に対応するパドルシフトスイッチ(アップシフト)1508およびダウンシフト部1506に対応するパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510とを備える。これらのパドルシフトスイッチは、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま指により操作し得るスイッチであって、シフトレバーによるマニュアルシフト操作と異なり、片手でステアリングホイール1520を握り片手でシフトレバーを操作することなく、マニュアル感覚の操作を実現できる。なお、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま指により操作し得るスイッチであればよく、図4に示すステアリングホイール1520自体にシフトスイッチが設けられていてもよい。
このパドルシフトスイッチ(アップシフト)1508を運転者が手前に引いたことに応答してシーケンシャルシフト信号(アップ)がECT_ECU1020にワンショットで入力され、その後、運転者がパドルシフトスイッチ(アップシフト)1508から手を離したり手前に引く力を緩めると、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508は中立位置に戻る。このパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510を運転者が手前に引いたことに応答してシーケンシャルシフト信号(ダウン)がECT_ECU1020にワンショットで入力され、その後、運転者がパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510から手を離したり手前に引く力を緩めると、パドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510は中立位置に戻る。
図5を参照して、CVT300の自動変速モードの変速マップについて説明する。図5に示す変速マップは、横軸を車速として、縦軸をプライマリプーリ500の目標入力回転数とし、パラメータをアクセル開度としたマップである。
図5に示すように、アクセル開度をパラメータとして、CVT300の変速比が最小の状態から最大の状態までの範囲に、アクセル開度ごとに、車速とプライマリプーリ回転数NIN(目標値)との関係が規定される。
図5に示す変速マップは、アクセル開度と車速とから、運転者が必要とする目標エンジン出力を決定し、決定された目標エンジン出力をエンジン100の最適燃費線上で実現できるように決定されたプライマリプーリ500の目標入力回転数である。アクセル開度が大きくなるに従って、変速比が最小の状態から変速比が最大の状態になるように設定されている。
CVT300の変速制御においては、アクセル開度や車速などの情報により、最適な変速比と変速速度(変速時間)とを実現できるように、プライマリプーリ500の目標入力回転数が設定される。このとき、プライマリプーリ500の目標入力回転数とプライマリプーリ回転数センサ410から得られる回転数が一致するように、変速制御用デューティソレノイド(1)(DS1)1200および変速制御用デューティソレノイド(2)(DS2)1210にECT_ECU1020から制御信号を出力して、変速比の最適化を図り、プライマリプーリ回転数センサ410から得られる回転数が目標入力回転数になるように制御する。
変速制御用デューティソレノイド(1)(DS1)1200は、ライン圧のプライマリプーリ500への流入流量を制御することにより、増速のスピードを制御している。また、変速制御用デューティソレノイド(2)(DS2)1210は、ライン圧のプライマリプーリ500への流出流量を制御し、減速のスピードを制御している。
図6を参照して、CVT300のマニュアルモードの変速マップについて説明する。この場合、前述のシーケンシャルシフトマチック機構が使用された場合である。
図6は、図5と同じく、横軸を車速としたが、縦軸をエンジン100の回転数としたものである。図6に示すように、本実施の形態においては、6速のギヤ段が設定されている。なお、縦軸は、エンジン100のエンジン回転数NEは、トルクコンバータ200の速度比を用いてプライマリプーリ500の回転数NINに換算できるので、縦軸は、プライマリプーリ回転数NINであってもよい。
図6に示すように一定の車速であると想定した場合、図3に示すシフトレバーがMポジションであって、シフトレバーを前へ押すと離散的に変速ギヤがアップシフトしたり、シフトレバーを後へ引くと離散的に変速ギヤがダウンシフトしたりする。このとき、たとえば、図6の矢印で示すように状態が移動する。
図7を参照して、本実施の形態に係るシフト切換装置の機能ブロック図について説明する。
図7に示すように、シフト切換装置は、制御部である演算ユニット部と、この演算ユニット部に接続された、(1)車速を検出する車速検出部、(2)シフト切換部(P、R、N、D、Mの複数のシフトポジションの中から1つのシフトポジションに切換え)および変速モード切換部(自動変速モード、手動変速モードを選択的に切換え)からの信号を受けるシフトポジション検出部、(3)入力部であるパドルスイッチからの信号を受けるパドルシフト検出部(+)およびパドルシフト検出部(−)、(4)マニュアルシャフトを回転させてシフトポジションをDポジションに切換えるためのシフト切換アクチュエータとを含む。
演算ユニット部は、シフトポジションを切換えるための条件を判断する切換条件判断部と、パドルシフトからの入力を判断する入力判断部と、切換条件判断部および入力判断部からの信号を受けるシフトポジション切換判断部とを含む。
切換条件判断部は、車両の走行状態についての条件である車速に基づいて車両が停止しているか否かを判断する車両停止判断部と、シフトポジションについての条件である現在のシフトポジションがどのポジションであるのかを判断(特に非Dポジションであるか否かを判断)するシフトポジション判断部とを含む。切換条件判断部は、車両の走行状態と現在のシフトポジションとに基づいて、シフトポジション切換判断部に条件の成立/非成立の判断を与える。シフトポジション切換判断部は、切換条件判断部において条件が成立しているとの判断およびパドルシフトスイッチから入力された信号の状態に基づいて、シフトポジションを非DポジションからDポジションに切換えるか否かを判断して、切換える時には、シフト切換アクチュエータに切換信号を出力する。
このような機能ブロックを有する本実施の形態に係るシフト切換装置は、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアでも、ECUに含まれるCPU(Central Processing Unit)およびメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアでも実現することが可能である。一般的に、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利で、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利であると言われている。以下においては、ソフトウェアとしてシフト切換装置を実現した場合を説明する。
図8を参照して、本実施の形態に係るシフト切換装置であるECT_ECU1020において実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、上述したように、このプログラムはSBW_ECUにおいて実行されてもよい。さらに、このフローチャートで示されるプログラムは、予め定められたサイクルタイム(たとえば80msec)で繰返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、ECT_ECU1020は、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508およびパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510が短絡していないか否かを判断する。通常は、シーケンシャルシフト信号は、アップシフトもダウンシフトもワンショットでECT_ECU1020に入力されるので、ECT_ECU1020は、シーケンシャルシフト信号のアップシフト信号またはダウンシフト信号が常時オン状態であると、パドルシフトスイッチが短絡していると判断する。パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508およびパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510が短絡していると(S100にてNO)、この処理は終了する。もしそうでないと(S100にてYES)、処理はS200へ移される。なお、パドルシフトスイッチが短絡していると判断されたときには、パドルシフトスイッチの故障をダイアグ(ダイアグノーシス:Diagnosis)に登録するようにしてもよい。
S200にて、ECT_ECU1020は、車速Vを検出する。このとき、ECT_ECU1020は、入力された車速信号や、セカンダリプーリ回転数センサ420から入力された回転数信号に基づいて、車速を検出する。
S300にて、ECT_ECU1020は、検出された車速Vがしきい値V(0)よりも小さいか否かを判断する。このとき、しきい値V(0)として、零値が設定されるので、車両が停止しているか否かを判断することになる。車速Vがしきい値V(0)よりも小さいと車両が停止していると判断されて(S300にてYES)、処理はS400へ移される。もしそうでないと(S300にてNO)、この処理は終了する。
S400にて、ECT_ECU1020は、シフトポジションを検出する。このとき、ECT_ECU1020は、入力されたシフトポジション信号に基づいて、Pポジション、Rポジション、Nポジション、Dポジション、Mポジションのいずれかを検出する。
S500にて、ECT_ECU1020は、シフトポジションはMポジション以外であるか否かを判断する。シフトポジションはMポジション以外であると(S500にてYES)、処理はS600へ移される。もしそうでないと(S500にてNO)、この処理は終了する。具体的には、PポジションやNポジションさらにRポジションであると、シフトポジションはMポジション以外であると判断される。
S600にて、ECT_ECU1020は、運転者による、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508またはパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510のシフト操作(+/−)を検出したか否かを判断する。このとき、ECT_ECU1020は、シーケンシャルシフト信号のアップシフト信号またはダウンシフト信号のいずれかがワンショットでオンになると、パドルシフトスイッチのシフト操作(+/−)を検出したと判断する。パドルシフトスイッチのシフト操作(+/−)を検出すると(S600にてYES)、処理はS700へ移される。もしそうでないと(S600にてNO)、この処理は終了する。
S700にて、ECT_ECU1020は、シフトポジションをMポジションに設定する。詳しくは、マニュアルシャフトを回転させてDポジションに位置に切換えて、さらに、変速モードをマニュアル変速モードに切換える。このとき、図3に示すシーケンシャルシフトマチック機構を有する場合には、シフトレバーがMポジションに移動するようにすると好ましい。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係るシフト切換装置の動作について説明する。
パドルシフトスイッチが短絡していないで正常であって(S100にてYES)、車両が停止すると(S300にてYES)、シフトポジションが検出される(S400)。シフトポジションがMポジション以外であるときに(S500にてYES)、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま指によりパドルシフトスイッチ(アップシフト)1508またはパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510をシフト操作(+/−)すると(S600にてYES)、シフトポジションが自動的にMポジションに切換えられる。
以上のように、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま(片手でステアリングホイールを握り、片手でシフトレバーをPポジションからDポジションにシフト切換え操作することなく)、シフトポジションを自動的にMポジション以外からMポジションに切換えることを容易に実現できる。
なお、運転者によるMポジションへの切換え意思をより確実に認識するためには、以下のようにしてもよい。
S600の処理に代えて、予め定められた短い時間(たとえば2〜3秒)の間に2回以上連続してパドルシフトスイッチ(アップシフト)1508またはパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510からのシフト操作を検出したときに、S700の処理を実行する。
さらに、S600の処理に代えて、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508およびパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510からのシフト操作を同時に検出したときに、S700の処理を実行する。
このようにすると、運転者のMポジションへの切換え意思を、より一層確実に判断することができて、運転者が意図していない場合にDポジションへ切換えることを回避できる。
<このシフト切換装置が適用される他の形式の自動変速機>
図9を参照して、本発明の実施の形態に係るシフト切換装置が適用される他の形式の自動変速機を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、本実施の形態に係るシフト切換装置が適用される他の形式の自動変速機を搭載した車両は、FF以外の車両であってもよい。また、本実施の形態に係るシフト切換装置が6速の自動変速機に適用されることに限定されない。
本発明の実施の形態に係るシフト切換装置は、図9のECU8000により実現される。その制御ブロックは、図7と同じであり、そのフローチャートは図8と同じである。そのため、ここでは、それらについての詳細な説明を繰返さない。
車両は、エンジン100と、トランスミッション2000と、トランスミッション2000の一部を構成するプラネタリーギヤユニット3000と、トランスミッション2000の一部を構成する油圧回路4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU8000とを含む。
トランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。トランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。プラネタリーギヤユニット3000については、後で詳述する。
ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結されている。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、車速センサ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8005と、アクセルペダル8006のアクセル開度センサ8007と、ブレーキペダル8008に設けられたストップランプスイッチ8009と、油温センサ8010とがハーネスなどを介して接続されている。
車速センサ8002は、ドライブシャフト6000の回転数から車両の車速を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置は、ポジションスイッチ8005により検知され、検知結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、トランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意のギヤ段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成されている。このため、少なくとも、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508からのアップシフト信号、パドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510からのダウンシフト信号がECU8000に入力される。
図10を参照して、プラネタリーギヤユニット3000について説明する。プラネタリーギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリーギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピ二オンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピ二オンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と係合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピ二オンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピ二オンギヤ3430と係合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピ二オンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピ二オンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と係合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
図11に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。○は係合を表している。×は解放を表している。◎はエンジンブレーキ時のみの係合を表している。△は駆動時のみの係合を表している。この作動表に示された組合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
B2ブレーキ3620と並列にワンウェイクラッチF3660が設けられているため、作動表に◎で示されているように、1速ギヤ段(1ST)形成時のエンジン側からの駆動状態(加速時)にはB2ブレーキ3620を係合させる必要は無い。本実施の形態において、ワンウェイクラッチF3660は、1速ギヤ段の駆動時には、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を防止する。エンジンブレーキを利かせる場合、ワンウェイクラッチF3660は、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を防止しない。
このような有段式の自動変速機において、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508からの入力信号およびパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510からの入力信号に基づいて、現在の変速ギヤ段を、隣接する変速ギヤ段に切換える。アップシフトの場合には、図11に示す変速ギヤ段の1ST→2ND、2ND→3RD、3RD→4TH、4TH→5TH、5TH→6THに切換えられ、ダウンシフトの場合には、図11に示す変速ギヤ段の6TH→5TH、5TH→4TH、4TH→3RD、3RD→2ND、2ND→1STに切換えられる。
このような有段式の自動変速機において、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508からの入力信号およびパドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510からの入力信号に基づいて、前述の図7や図8で示される処理が行なわれる。
このため、上述した無段変速機だけではなく有段変速機であっても、運転者が両手でステアリングホイールを握ったまま、シフトポジションを自動的にDポジションに切換えることを容易に実現できる。
なお、上述においては、シフトポジションがMポジション以外のシフトポジションであると、パドルシフトスイッチにより、シフトポジションをMポジションに切換えるとして説明した。しかしながら、本発明は、パドルシフトスイッチではなく、シフトレバー周辺に設けられた+/−スイッチを用いて、前進走行ポジションに切換えるようにすることもできる。
さらに、Mポジションにおいてギヤ段ホールドされる場合には、パドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510が操作されると1速固定に、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508が操作されると2速に固定するようにしてもよい。さらに、Mポジションにおいてレンジホールドされる場合には、パドルシフトスイッチ(ダウンシフト)1510が操作されると1レンジ(1速のみ使用)に固定して、パドルシフトスイッチ(アップシフト)1508が操作されると最高レンジ(1速〜最高ギヤ段を使用)に固定するようにしてもよい。このようにすると、運転者が要求する所望のギヤ比を容易に選択することができる。
さらに、図8のS700において、シフトポジションを前進走行ポジションに設定するとして説明したが、本発明は、特定の変速ギヤ段(無段変速機においては離散的に設定された擬似的なギヤ段)で前進走行する前進走行ポジションであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るシフト切換装置が適用される無段式自動変速機の制御ブロック図である。 図1に示すECUの詳細図である。 シーケンシャルシフトパターンを示す図である。 ステアリングホイールに設けられたパドルシフトスイッチを示す図である。 本発明の実施の形態に係るECUに記憶される変速マップ(自動変速モード)である。 本発明の実施の形態に係るECUに記憶される変速マップ(手動変速モード)である。 本発明の実施の形態に係るシフト切換装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るECUで実行されるプログラムの制御構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシフト切換装置が適用される有段式自動変速機の制御ブロック図である。 プラネタリギヤユニットを示すスケルトン図である。 各ギヤ段と、各ブレーキおよび各クラッチの対応を表した作動表を示す図である。
符号の説明
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、290 前後進切換え装置、300 CVT、310 入力クラッチ、400 タービン回転数センサ、410 プライマリプーリ回転数センサ、420 セカンダリプーリ回転数センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1000 ECU、1010 エンジンECU、1020 ECT_ECU、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧力制御部、1150 マニュアルバルブ、1200 変速制御用デューティソレノイド(1)、1210 変速制御用デューティソレノイド(2)、1220 ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド、1230 ロックアップソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド、1500 シフトレバー操作部、1502 Mポジション部、1504 アップシフト部、1506 ダウンシフト部、1508 パドルシフトスイッチ(アップシフト)、1510 パドルシフトスイッチ(ダウンシフト)、1520 ステアリングホイール、2000 トランスミッション、3000 プラネタリーギヤユニット、4000 油圧回路、5000 ディファレンシャルギヤ、6000 ドライブシャフト、7000 前輪、8000 ECU。

Claims (10)

  1. 運転者による操作に従って、複数のシフトポジションの中から前記操作に対応する信号を出力するシフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置であって、
    運転者の操作により前記シフトポジションが選択されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーとは別体に設けられるとともに運転者に操作されるスイッチとを備え、
    前記シフト切換装置は、手動変速モード時に前記スイッチが操作された場合に、前記自動変速機を変速させ、パーキングポジションと後進走行ポジションとニュートラルポジションとのいずれかであるときに、前記スイッチが操作された場合に、前記シフトポジションを前記手動変速モードの前進走行ポジションに切換える切換信号を出力する、シフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置。
  2. 運転者による操作に従って、複数のシフトポジションの中から前記操作に対応する信号を出力するシフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置であって、
    運転者の操作により前記シフトポジションが選択されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーとは別体に設けられるとともに運転者に操作されるスイッチとを備え、
    前記シフト切換装置は、手動変速モード時に前記スイッチが操作された場合に、前記自動変速機を変速させ、パーキングポジションと後進走行ポジションとニュートラルポジションとのいずれかであるときに、前記スイッチが操作された場合に、前記シフトポジションを前進走行ポジションに切換える切換信号を出力する、シフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置。
  3. 運転者による操作に従って、複数のシフトポジションの中から前記操作に対応する信号を出力するシフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置であって、
    運転者の操作により前記シフトポジションが選択されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーとは別体に設けられるとともに運転者に操作されるスイッチとを備え、
    前記シフト切換装置は、手動変速モード時に前記スイッチが操作された場合に、前記自動変速機を変速させ、パーキングポジションと後進走行ポジションとのいずれかであるときに、前記スイッチが操作された場合に、前記シフトポジションを前進走行ポジションに切換える切換信号を出力する、シフトバイワイヤ方式の自動変速機のシフト切換装置。
  4. 前記シフト切換装置は、前記スイッチが操作されたことに加えて、さらに車両が停止状態であるという条件が満足されているときに前記シフトポジションを前進走行ポジションに切換えるための信号を出力する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動変速機のシフト切換装置。
  5. 前記シフト切換装置は、予め定められた期間内に予め定められた回数以上前記スイッチが操作された場合に、前記シフトポジションを手動変速モードの前進走行ポジションに切換える、請求項1〜のいずれかに記載の自動変速機のシフト切換装置。
  6. 前記スイッチは、アップシフトを指令するための第1の操作部とダウンシフトを指令するための第2の操作部とを備え、
    前記シフト切換装置は、前記第1の操作部と前記第2の操作部とが同時に操作された場合に、前記シフトポジションを手動変速モードの前進走行ポジションに切換える、請求項1〜のいずれかに記載の自動変速機のシフト切換装置。
  7. 前記スイッチは、ステアリングホイールおよびステアリングホイール近傍の少なくともいずれかに設けられ、アップシフトを指令するための第1の操作部とダウンシフトを指令するための第2の操作部とを備えたパドルシフトスイッチである、請求項1〜のいずれかに記載の自動変速機のシフト切換装置。
  8. 前記シフト切換装置は、前記パドルシフトスイッチが操作されたことに応じて、前記シフトポジションを自動変速モードから手動変速モードに切換えた場合には、前記シフトレバーの位置を手動変速モードに対応する位置に移動させる、請求項に記載の自動変速機のシフト切換装置。
  9. 運転者の操作によりシフトポジションが選択されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーとは別体に設けられるとともに運転者に操作されるスイッチと、
    自動変速機を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、手動変速モード時に前記スイッチが操作された場合に、前記自動変速機を変速させ、前記シフトポジションがパーキングポジションと後進走行ポジションとニュートラルポジションとのいずれかであるときに前記スイッチが操作された場合に、前記シフトポジションを前進走行ポジションに切換える、自動変速機の制御装置。
  10. 運転者による操作に従って、シフトポジションを切換えるシフトバイワイヤ装置を備える車両であって、
    前記車両は、
    運転者の操作によりシフトポジションが選択されるシフト切換装置と、
    前記シフト切換装置とは別体でステアリングに設けられた変速比を選択するシフトスイッチとを備え、
    前記シフト切換装置で選択されたシフトポジションがパーキングポジション、後進走行ポジション、ニュートラルポジションのいずれかにあるときに、前記シフトスイッチが操作された場合、前記シフトバイワイヤ装置はシフトポジションを前進走行ポジションに切換えることを特徴とする、車両。
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