JP2007315520A - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置 Download PDF

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忠司 田村
Daisuke Inoue
大輔 井上
Akira Hino
顕 日野
Makoto Sawada
澤田  真
Koji Taniguchi
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Abstract

【課題】操作の容易性を確保しつつ、運転者の意図により忠実なエンジンブレーキを発現させる。
【解決手段】ECUは、シフトレバーの位置がMポジションであって(S200にてYES)、シフトレバーのアップシフトまたはダウンシフトの操作回数を示すNmが1以上であれば(S202にてYES)、シーケンシャルシフト制御を実行するステップ(S204)と、Nmが1以上でなければ(S202にてNO)、エンジンブレーキレンジ制御を実行するステップ(S206)と、シフトレバーの位置がMポジションでなければ(S200にてNO)、通常のCVT変速制御を実行するステップ(S208)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動変速機を搭載した車両の制御に関し、特に、自動変速機として無段変速機を搭載した車両の制御に関する。
車両においては、トランスミッションの変速比を車両の走行状況に応じて調整する自動変速機として、変速比を無段階に調整する無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)が搭載されることがある。
このCVTは、エンジン出力を効率的に引き出すことが可能であり、燃費および走行性能の向上に優れる。実用化されたCVTの1つとして、金属ベルトと一対のプーリとを用いて、油圧によってプーリの有効径を変化させることで連続的に無段階の変速を実現するベルト式無段変速機がある。無端金属ベルトが、入力軸に取付けられた入力側プーリ(プライマリプーリ)および出力軸に取付けられた出力側プーリ(セカンダリプーリ)に巻き掛けられて使用される。
無段変速機においては、自動モード(以下の説明にいては、自動変速モードともいう)に加えて、従来のマニュアル変速機と同様に、予め定められた複数の変速ギヤの中から1の変速ギヤを選択する手動モード(以下の説明においては、マニュアルモードあるいは手動変速モードともいう)を備えたものが知られている。
これは、シフトレバーのシフト位置に応じて無段変速機の変速比を設定しており、車速やスロットル開度に関わらず、運転者が所望の変速比を選択可能としたものである。
このようなマニュアルモードを有する無段変速機は以下に示す公報に開示されている。たとえば、特開2004−346991号公報(特許文献1)は、自動変速モードと手動変速モードとを具える自動変速機において、自動変速モード中にステアリングホイールに設けた手動変速モード用のスイッチの操作が行われた際、運転者が望む変速段への変速動作を少ない操作で実現可能とする自動変速機の手動変速切換え制御装置を開示する。この手動変速切換え制御装置は、シフトレバーが自動変速モード位置にあるとき、車速とエンジン負荷に応じた予定の自動変速パターンに基づいて変速動作を行なう自動変速モード制御手段と、シフトレバーが手動変速モード位置にあるとき、シフトレバーまたはステアリングホイールに設けた手動変速スイッチのいずれかの操作によって変速動作を行なう手動変速モード制御手段とを備える。自動変速モード制御手段は、シフトレバーが自動変速モード位置にあるときに、手動変速スイッチによる操作がダウンシフト方向への操作である場合、予定の自動変速パターンの最小変速比よりも大きな値を最小変速比とする第二の自動変速パターンを選択し、第二の自動変速パターンに従って変速動作を行なう。
上述した公報に開示された手動変速切換え制御装置によると、手動変速スイッチの最小限の操作により適切な変速段または変速比へのダウンシフトを実現することができ、特に急カーブや悪路を走行する場合のように、運転者がステアリングホイールから手を離すことが困難な状況において、大きなエンジンブレーキを必要とする場合や、変速段の多い自動変速機における操作性を向上させることができる。
特開2004−346991号公報
しかしながら、上述した公報に開示された手動変速切換え制御装置においては、減速側に設定された自動変速パターンを選択するためには、シフトレバーとは別の手動変速スイッチが設けられることが必須の構成となる。したがって、シフトレバーとは別の手動変速スイッチが設けられない車両に適用する場合には、新たにスイッチを設ける必要が生じ、コストが上昇する可能性がある。
また、運転者が車両にエンジンブレーキを発現させた後に、手動モードでの変速操作を実行する場合には、ステアリングに設けられた手動変速スイッチを操作して、車両にエンジンブレーキを発現させた後に、シフトレバーを手動モードに対応する位置に移動させる必要がある。すなわち、2以上の操作装置への操作が必要となる。また、手動モードでの変速操作のみでエンジンブレーキを発現させるようとする場合には、強いエンジンブレーキを発現させようとすると、手動変速スイッチあるいはシフトレバーを複数回操作しなければならない場合もある。そのため、変速についての操作性が悪化する可能性がある。
さらに、上述した公報に開示された手動変速切換え制御装置においては、手動モードでの変速操作に移行する場合には、エンジン回転数に一定の加算量が加算されて、現在の変速段が選択される。すなわち、通常の自動モードから手動モードに移行した場合と減速側に設定された自動モードから手動モードに移行した場合とが切り分けられていないため、減速側に設定された自動モードから手動モードに移行した場合においても、エンジン回転数に一定の加算量が加算される。これにより、運転者が意図しない変速段が選択されることにより、意図しないエンジンブレーキが発現する可能性が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、操作の容易性を確保しつつ、運転者の意図により忠実なエンジンブレーキを発現させる無段変速機の変速制御装置を提供することである。
第1の発明に係る無段変速機の変速制御装置は、無段変速機の自動モードと手動モードとを選択的に切換えるための変速モード切換手段と、手動モードが選択されたときにアップシフトまたはダウンシフトを指令するための指令手段と、手動モードが選択されたときには、指令手段からの指令に応答して、予め設定された複数の変速段に対応する無段変速機の変速比に基づいて、現在の変速段から隣接する変速段へ離散的に変速比を変化するように無段変速機を制御するための変速制御手段とを含む。変速制御手段は、自動モードから手動モードに切換えられたか否かを判断するための判断手段と、手動モードに切換えられた後であって、かつ、アップシフトまたはダウンシフトが指令されるまでは、自動モードよりも無段変速機の入力軸回転数が高回転で維持されるように変速比を制限して、無段変速機を制御するためのエンジンブレーキ制御手段とを含む。
第1の発明によると、変速制御手段は、自動モードから手動モードに切換えられたと判断された後に、アップシフトまたはダウンシフトが指令される前に、自動モードよりも無段変速機の入力軸回転数が高回転で維持されるように変速比を制限して、無段変速機を制御する。手動モードに切換えられた時点で(シフト操作されない時点まで)、無段変速機の入力軸回転数が高回転で維持されるように変速比が制限される。すなわち、車速が変化しない場合には、ロー側の大きな変速比(減速側)に制御される。このため、車両にはエンジンブレーキが発現して減速状態となる。そのため、エンジンブレーキを発現させるためのスイッチを新たに設ける必要がないため、コストの上昇を抑制することができる。また、変速制御手段は、アップシフトまたはダウンシフトが指令されるまでこのような制御を継続し、アップシフトまたはダウンシフトが指令されると、予め設定された複数の変速段のうちのいずれかの変速段に対応する変速比になるように無段変速機を制御する。そのため、運転者がさらにエンジンブレーキの効きを得たい場合においてはダウンシフトを指令することにより、現時点の変速比よりもさらに減速側の変速比になるように無段変速機が制御されて、エンジンブレーキの効きがさらに増大する。あるいは、運転者がエンジンブレーキの効きを低減した場合においてはアップシフトの指令をすることにより、現時点の変速比よりも増速側の変速比になるように無段変速機が制御されて、エンジンブレーキの効きが低減する。すなわち、手動モードに切換えることにより、エンジンブレーキを発現でき、さらに、エンジンブレーキの効きの状態に応じて、アップシフトあるいはダウンシフトの操作により運転者が意図したエンジンブレーキが発現する変速段を選択することができる。そのため、運転者は、手動モードでの変速動作を行なうための操作の過程で、意図したエンジンブレーキを発現させることができるため、操作の容易性を確保することができる。したがって、操作の容易性を確保しつつ、運転者の意図により忠実なエンジンブレーキを発現させる無段変速機の変速制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る無段変速機の変速制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、エンジンブレーキ制御手段は、同一の車速に対して入力軸回転数が自動モードよりも高回転で維持するように変速比の下限を設定して、無段変速機を制御するための手段を含む。
第2の発明によると、自動モードから手動モードに切換えられると、同一の車速に対して入力軸回転数が自動モードよりも高回転で維持するように無段変速機が制御される。無段変速機において、同一の出力軸回転数(すなわち、同一の車速)に対する入力軸回転数が増大すると、変速比は減速側に増大する。すなわち、変速比が減速側に増大するように無段変速機が制御されることにより、エンジンブレーキを発現させて車両が減速状態になるようにすることができる。
第3の発明に係る無段変速機の制御装置は、第1または2の発明の構成に加えて、入力側回転数を検知するための検知手段と、車速を検知するための車速検知手段とをさらに含む。エンジンブレーキ制御手段は、アップシフトまたはダウンシフトが指令されると、検知された車速と検知された入力側回転数とに基づく変速比を基準として、アップシフトまたはダウンシフトの指令に対応する変速段へ離散的に変速比を変化するように無段変速機を制御するための手段を含む。
第3の発明によると、たとえば、自動モードから手動モードに切換えられた後に、運転者がさらにエンジンブレーキの効きを得たい場合においては、ダウンシフト操作をすることにより、現時点の変速比を基準としてさらに減速側の変速比になるように無段変速が制御されて、エンジンブレーキの効きがさらに増大する。あるいは、運転者がエンジンブレーキの効きを低減した場合においてはアップシフトの操作をすることにより、現時点の変速比を基準として増速側の変速比になるように無段変速機が制御されて、エンジンブレーキの効きが低減する。すなわち、手動モードに切換えることにより、エンジンブレーキが発現し、さらに、エンジンブレーキの効きの状態に応じて、アップシフトあるいはダウンシフトの操作により運転者が意図したエンジンブレーキが発現する変速段を選択することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置は、図1に示すECU1000により実現される。以下では、自動変速機をベルト式無段変速機として説明するが、無段変速機であれば、特にベルト式無段変速機に限定されるものではない。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換え装置290と、ベルト式無段変速機構300と、デファレンシャルギヤ800と、ECU1000と、油圧制御部1100とから構成される。無段変速機は、トルクコンバータ200と、前後進切換え装置290と、ベルト式無段変速機構300と、油圧制御部1100とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサにより検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とベルト式無段変速機構300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ400により検知される。
ベルト式無段変速機構300は、前後進切換え装置290を介してトルクコンバータ200に接続される。ベルト式無段変速機構300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ700は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。ベルト式無段変速機構300の、プライマリプーリ500の回転数Ninは、プライマリプーリ回転数センサ410により、セカンダリプーリ700の回転数Noutは、セカンダリプーリ回転数センサ420により、検知される。
これら回転数センサは、プライマリプーリ500やセカンダリプーリ700の回転軸やこれに繋がるドライブシャフトに取付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、ベルト式無段変速機構300の、入力軸であるプライマリプーリ500や出力軸であるセカンダリプーリ700の僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
前後進切換え装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1,P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、パーキング(P)ポジション、Rポジション、Nポジション以外の車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
これらのパワートレーンを制御するECU1000および油圧制御部1100について説明する。ECU1000には、タービン回転数センサ400からタービン回転数NTを表わす信号が、プライマリプーリ回転数センサ410からプライマリプーリ回転数Ninを表わす信号が、セカンダリプーリ回転数センサ420からセカンダリプーリ回転数Noutを表わす信号が、それぞれ入力される。
油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ロックアップ係合圧制御部1130と、クラッチ圧制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。ECU1000から、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド(1)1200と、変速制御用デューティソレノイド(2)1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220と、ロックアップソレノイド1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に制御信号が出力される。この油圧回路の詳細は、周知な技術であるため、詳細な説明はここでは行なわない。
ECU1000には、さらにアクセル開度センサ(図示せず)から、運転者により踏まれているアクセルの開度を表わす信号、スロットルポジションセンサ(図示せず)から、電磁スロットルの開度を表わす信号、エンジン回転数センサ(図示せず)から、エンジン100の回転数(NE)を表わす信号が、それぞれ入力される。
油圧制御部1100においては、ECU1000からベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220に出力された制御信号に基づいて、ベルト挟圧力制御部1120がベルト式無段変速機構300のベルト700の挟圧力を制御する。ベルト700の挟圧力とは、プーリとベルトとが接する圧力のことである。
また、ECU1000には、シフトレバー902を有するシーケンシャルシフトマチック機構900からモード切換信号およびシーケンシャルシフト信号が入力される。本実施の形態に係る車両は、図2に示すようなシーケンシャルシフトパターンを有するシーケンシャルシフトマチック機構900を搭載している。ここで、シーケンシャルシフトマチック機構900とは、シフトレバー902を「D」ポジションの横に設定した「M」ポジションに切換えて、さらに、シフトレバー902を前へ押すとアップシフト(+)、後へ引くとダウンシフト(−)し、マニュアル感覚の操作が可能な機構である。このシフトレバー902を運転者が「M」ポジションに切換えたことに応答して、モード切換信号がECU1000に入力される。さらに、このシフトレバー902を運転者が前へ押したことに応答してシーケンシャルシフト信号(アップシフト信号)がECU1000に入力され、このシフトレバー902を運転者が後へ引いたことに応答してシーケンシャルシフト信号(ダウンシフト信号)がECU1000に入力される。なお、シフトレバー902を「D」ポジションにしておくと、マニュアルモードではなく自動変速モードでベルト式無段変速機構300がECU1000により油圧制御部1100を介して制御される。
図3を参照して、無段変速機の自動変速モードの変速マップについて説明する。図3に示す変速マップは、横軸を車速Vとして、縦軸をプライマリプーリ500の目標入力回転数Ninとしたマップである。なお、プライマリプーリ500の回転数Ninは、トルクコンバータ200の速度比を用いてエンジン100の回転数NEに換算できるので、縦軸は、エンジン回転数NEであってもよい。
図3に示すように、ベルト式無段変速機構300の変速比が最小の状態から最大の状態までの範囲に、車速Vとプライマリプーリ回転数Nin(目標値)との関係が規定される。特に図示しないが、たとえば、予め定められたアクセル開度毎に車速Vとプライマリプーリ回転数Nin(目標値)との関係が規定される。
すなわち、図3に示す変速マップを用いて、ECU1000は、アクセル開度と車速とから、運転者が必要とする目標エンジン出力を決定し、決定された目標エンジン出力をエンジン100の最適燃費線上で実現できるようにプライマリプーリ500の目標入力回転数を決定する。アクセル開度が大きくなるにしたがって、変速比が最小の状態から変速比が最大の状態になるように設定されている。
ベルト式無段変速機構300に対する変速制御においては、アクセル開度や車速などの情報により、最適な変速比と変速速度(変速時間)とを実現できるように、プライマリプーリ500の目標入力回転数が設定される。このとき、プライマリプーリ500の目標入力回転数とプライマリ回転数センサ410から得られる回転数が一致するように、変速制御用デューティソレノイド(1)(DS1)1200および変速制御用デューティソレノイド(2)(DS2)1210にECT_ECU1020から制御信号が出力されて、変速比の最適化を図り、プライマリ回転数センサ410から得られる回転数が目標入力回転数になるように制御する。
変速制御用デューティソレノイド(1)(DS1)1200は、ライン圧のプライマリプーリ500への流入流量を制御することにより、増速のスピードを制御している。また、変速制御用デューティソレノイド(2)(DS2)1210は、ライン圧のプライマリプーリ500への流出流量を制御し、減速のスピードを制御している。
図4を参照して、無段変速機のマニュアルモードの変速マップについて説明する。この場合、前述のシーケンシャルシフトマチック機構900が使用された場合である。
図4は、図3と同じく、横軸を車速Vとし、縦軸をプライマリプーリ500の回転数Ninとしたものである。図4に示すように、本実施の形態においては、7速の変速段が設定されている。
車速が一定の車速Vaであると想定した場合、シフトレバー902が図2に示す「M」ポジションであって、シフトレバー902を前へ押すと離散的に変速段がアップシフトしたり、シフトレバー902を後へ引くと離散的に変速段がダウンシフトしたりする。このとき、たとえば、図4の矢印で示すように車両の状態がそれぞれ変化する。
本実施の形態においては、ECU1000は、自動変速モードからマニュアルモードに切換えられたか否かを判断して、マニュアルモードに切換えられた後であって、かつ、アップシフトまたはダウンシフトが指令される前においては、自動変速モードよりもベルト式無段変速機構300のプライマリプーリ500の回転数が高回転で維持されるように変速比を制限して、無段変速機を制御する。ECU1000は、アップシフトまたはダウンシフトが指令されるまで、制限された範囲内の変速比になるように無段変速機を制御する。本発明は、ECU1000が上述したように動作する点に特徴を有する。
具体的には、ECU1000は、自動変速モードに対応する「D」ポジションからマニュアルモードに対応する「M」ポジションに切換えられてからアップシフト操作およびダウンシフト操作の操作回数Nmをカウントしてメモリ(図示せず)に記憶するプログラムを実行する。ECU1000は、モードの切換え状態、シフトレバー902の操作状態および記憶された操作回数Nmに基づいて、シーケンシャルシフト制御、エンジンブレーキ制御および通常のCVT変速制御のうちのいずれかの制御を実施するプログラムを実行する。
以下、図5を参照して、ECU1000が、「M」ポジションに切換えられた後の、シフトレバー902のアップシフト操作またはダウンシフト操作の操作回数をカウントするプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU1000は、シフトレバー902の位置が「M」ポジションであるか否かを判断する。具体的には、ECU1000は、シーケンシャルシフトマチック機構900から「M」ポジションに切換えられたことを示すモード切換信号を受信するか否かに基づいて、シフトレバー902の位置が「M」ポジションであるか否かを判断する。シフトレバー902の位置が「M」ポジションであると(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS106に移される。
S102にて、ECU1000は、アップシフト(+)操作およびダウンシフト(−)操作のうちのいずれかの操作がなされたか否かを判断する。具体的には、ECU1000は、シーケンシャルシフトマチック機構900からシーケンシャルシフト信号(アップシフト信号あるいはダウンシフト信号)を受信するか否かに基づいていずれかの操作がなされたか否かを判断する。アップシフト(+)操作およびダウンシフト(−)操作のうちのいずれかの操作がなされると(S102にてYES)、処理はS104に移される。もしそうでないと(S102にてNO)、この処理は終了する。
S104にて、ECU1000は、メモリに記憶されたNmの値に1を加えてNmを更新する。S106にて、ECU1000は、Nmを初期値0とする。
次に、図6を参照して、ECU1000が、シフトレバー902の位置およびシフトレバー902の操作回数に基づいて、無段変速機の変速制御を実行するプログラムの制御構造について説明する。
S200にて、ECU1000は、シフトレバー902の位置が「M」ポジションであるか否かを判断する。シフトレバー902の位置が「M」ポジションであると(S200にてYES)、処理はS202に移される。もしそうでないと(S200にてNO)、処理はS208に移される。
S202にて、ECU1000は、メモリに記憶されたNmを読み出して、読み出されたNmの値が1以上であるか否かを判断する。Nmの値が1以上であると(S202にてYES)、処理はS204に移される。もしそうでないと(S202にてNO)、処理はS206に移される。
S204にて、ECU1000は、シーケンシャルシフト制御を実行する。「シーケンシャルシフト制御」は、図4を用いて説明したように、ECU1000が、予め定められた複数の変速段に離散的に変速比を変化させる無段変速機の変速制御である。そのため、その詳細な説明については繰り返さない。
S206にて、ECU1000は、エンジンブレーキレンジ制御を実行する。「エンジンブレーキレンジ制御」は、図7に示すように、ECU1000が予め定められたエンジンブレーキ制御領域内で変速比を変化させる無段変速機の変速制御である。
エンジンブレーキ制御領域は、通常のCVTの変速領域と比較して、同一の車速に対してプライマリプーリ回転数が図3に示した自動変速モードにおける制御領域よりも高回転で維持するように変速比の下限を設定するものである。ECU1000は、車両の走行状態(車速)およびアクセル開度に基づいてエンジンブレーキレンジ制御領域内の変速比になるように無段変速機を制御する。
S208にて、ECU1000は、通常のCVT変速制御を実行する。「通常のCVT変速制御」は、図3を用いて説明したように最減速側から最増速側までの制御領域の範囲内で変速比を変化させる無段変速機の変速制御である。すなわち、ECU1000は、車両の走行状態(車速)およびアクセル開度に基づいて、図3に示す制御領域内の変速比になるように無段変速機を制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置であるECU1000の動作について説明する。
たとえば、運転者により「D」ポジションが選択された状態で車両が走行しているときに(S200にてNO)、無段変速機においては、通常のCVT変速制御が実行される。すなわち、ECU1000は、運転者の操作によるアクセル開度と車速とに応じて図3に示す制御領域内において、プライマリプーリ500の目標回転数Ninを決定する。ECU1000は、決定された目標回転数になるように、油圧制御部1100に対して制御指令値を送信する。各プーリの狭圧力は、油圧制御部1100による油圧制御により変化させられる。これにより、ベルトの巻き掛け半径が変化させられて、変速比が変化して、プライマリプーリ500の実回転数が目標回転数Ninに近づくように制御される。なお、「D」ポジションが選択されている間は(S100にてNO)、メモリには、Nmとして初期値0が記憶されたままとなる(S106)。
次に、運転者が「D」ポジションから「M」ポジションに対応する位置にシフトレバー902を移動させると(S200)、メモリに記憶されたNmは初期値0であるため(S202にてNO)、エンジンブレーキレンジ制御が実行される(S206)。
すなわち、ECU1000は、運転者の操作によりアクセル開度と車速とに応じて図7に示すエンジンブレーキレンジ制御領域内において、プライマリプーリ500の目標回転数Ninを決定する。ECU1000は、決定された目標回転数になるように、油圧制御部1100に対して制御指令値を送信する。各プーリの狭圧力は、油圧制御部1100による油圧制御により変化させられる。これにより、変速比が変化して、プライマリプーリ500の実回転数が目標回転数Ninに近づくように制御される。なお、「M」ポジションが選択され(S100にてYES)、アップシフト(+)操作およびダウンシフト(−)操作のいずれもされないと(S102にてNO)、メモリに記憶されたNmは初期値0のままとなる。
一方、「M」ポジションが選択されているときに(S100にてYES)、運転者がシフトレバー902を、アップシフト(+)側あるいはダウンシフト(−)側に移動するように操作すると、メモリに記憶されたNmの値に1を加えて、Nmが更新される(S104)。
そのため、「M」ポジションが選択された状態で(S200にてYES)、Nm値が1以上であるため(S202にてYES)、シーケンシャルシフト制御が実行される(S204)。
たとえば、車両が車速V(1)で走行しており、プライマリプーリの実回転数がNin(1)であるときに、ダウンシフト操作された場合を想定する。図8に示すように、ダウンシフト操作の時点で車速V(1)およびプライマリプーリの実回転数Nin(1)から定まる位置がA点であるとき、ECU1000は、A点よりも同一車速で減速側の4速段の変速比に対応するNin(2)を目標回転数として決定する。ECU1000は、決定された目標回転数Nin(2)になるように、油圧制御部1100に対して制御指令値を送信する。各プーリの狭圧力が制御されて、プライマリプーリの実回転数が目標回転数Nin(2)に近づくように制御される。
あるいは、車両が車速V(1)で走行しており、プライマリプーリの実回転数がNin(1)であるときに、アップシフト操作された場合を想定する。このとき、ECU1000は、上述のA点よりも同一車速で増速側の5速段の変速比に対応するNin(3)を目標回転数として決定する。ECU1000は、決定された目標回転数Nin(3)になるように、油圧制御部1100に対して制御指令値を送信する。各プーリの狭圧力が制御されて、プライマリプーリの実回転数が目標回転数Nin(3)に近づくように制御される。
さらに、本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置であるECU1000の特徴的な動作についてさらに詳細に説明する。たとえば、車両が車速V(1)で走行しており、プライマリプーリ500の実回転数がNin(4)である場合を想定する。すなわち、車速V(1)およびプライマリプーリ500の実回転数Nin(4)から定まる位置がD点であるときに、運転者がシフトレバー902を「M」ポジションに移動させると、エンジンブレーキレンジ制御が実行される。このとき、エンジンブレーキレンジ制御領域内のA点のプライマリプーリ500の回転数Nin(1)が目標回転数として決定される。そのため、D点からA点に向けて移動するように、すなわち、プライマリプーリ500の実回転数がNin(1)まで上昇するように無段変速機が制御される。このとき、同一の車速V(1)に対して、プライマリプーリ500の実回転数が上昇するため、変速比は減速側に増大する。これにより、車両にはエンジンブレーキが発現して減速状態となる。
D点からA点に移動したときに、運転者がさらに強いエンジンブレーキの効きを得たい場合には、ダウンシフト操作することにより、B点に対応するプライマリプーリ500の回転数Nin(2)が目標回転数となる。そのため、プライマリプーリ500の実回転数はNin(2)に近づくように上昇して、エンジンブレーキの効きが増大する。
一方、D点からA点に移動したときに、運転者がエンジンブレーキの効きを低減した場合には、アップシフト操作することにより、C点に対応するプライマリプーリ500の回転数Nin(3)が目標回転数となる。そのため、プライマリプーリ500の実回転数がNin(3)に近づくように減少して、エンジンブレーキの効きが低減する。
以上のようにして、本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置によると、ECUは、自動変速モードからマニュアルモードに切換えられたと判断された後に、アップシフトまたはダウンシフトが指令される前に、自動変速モードよりも無段変速機のプライマリプーリの回転数が高回転で維持されるように変速比を制限して、無段変速機を制御する。マニュアルモードに切換えられた時点で(シフト操作されない時点まで)、無段変速機のプライマリプーリの回転数が高回転で維持されるように変速比が制限される。すなわち、車速が変化しない場合には、ロー側の大きな変速比(減速側)に制御される。このため、車両にはエンジンブレーキが発現して減速状態となる。そのため、エンジンブレーキを発現させるためのスイッチを新たに設ける必要がないため、コストの上昇を抑制することができる。
また、ECUは、アップシフト操作またはダウンシフト操作が行なわれるまでこのような制御を継続する。ECUは、アップシフト操作またはダウンシフト操作が行なわれると、車速とプライマリプーリの実回転数とに基づく現時点の変速比を基準として、アップシフト操作側またはダウンシフト操作側の変速段へ離散的に変速比を変化するように無段変速機を制御する。
そのため、運転者がさらにエンジンブレーキの効きを得たい場合においてはダウンシフトを操作することにより、現時点の変速比を基準としてさらに減速側の変速比になるように無段変速機が制御されて、エンジンブレーキの効きがさらに増大する。
あるいは、運転者がエンジンブレーキの効きを低減した場合においてはアップシフトの操作をすることにより、現時点の変速比を基準としてさらに増速側の変速比になるように無段変速機が制御されて、エンジンブレーキの効きが低減する。
すなわち、マニュアルモードに切換えることにより、エンジンブレーキを発現でき、さらに、エンジンブレーキの効きの状態に応じて、アップシフトあるいはダウンシフトの操作により運転者が意図したエンジンブレーキが発現する変速段を選択することができる。そのため、運転者は、マニュアルモードでの変速動作を行なうための操作の過程で、意図したエンジンブレーキを発現させることができるため、操作の容易性を確保することができる。したがって、操作の容易性を確保しつつ、運転者の意図により忠実なエンジンブレーキを発現させる無段変速機の変速制御装置を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、マニュアルモードに切り換えられた後であって、アップシフトあるいはダウンシフト操作が行なわれるまでの間に、エンジンブレーキレンジ制御を実行するとしたが、マニュアルモードに切り換えられてから予め定められた時間が経過した後に、エンジンブレーキレンジ制御を実行するようにしてもよい。このようにすると、運転者がマニュアルモードに切り換えた後に、すぐにアップシフト操作を行なう場合においても、スムーズにプライマリプーリの入力軸回転数を減少させる(変速比を増速側に変化させる)制御を実行することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る無段変速機の制御ブロック図である。 シーケンシャルシフトパターンを示す図である。 ECUに記憶される変速マップ(自動変速モード)である。 ECUに記憶される変速マップ(マニュアルモード)である。 本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャート(その1)である。 本実施の形態に係る無段変速機の変速制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャート(その2)である。 ECU記憶される変速マップ(エンジンブレーキレンジ制御時)である。 エンジンブレーキレンジ制御からシーケンシャルシフト制御への移行時の車速とプライマリプーリの回転数との関係を示す図である。
符号の説明
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、290 前後進切換え装置、300 CVT、310 入力クラッチ、400 タービン回転数センサ、410 プライマリプーリ回転数センサ、420 セカンダリプーリ回転数センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、900 シーケンシャルシフトマチック機構、902 シフトレバー、1000 ECU、1010 エンジンECU、1020 ECT_ECU、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧力制御部、1150 マニュアルバルブ、1200 変速制御用デューティソレノイド(1)、1210 変速制御用デューティソレノイド(2)、1220 ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド、1230 ロックアップソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド。

Claims (3)

  1. 無段変速機の自動モードと手動モードとを選択的に切換えるための変速モード切換手段と、
    前記手動モードが選択されたときにアップシフトまたはダウンシフトを指令するための指令手段と、
    前記手動モードが選択されたときには、前記指令手段からの指令に応答して、予め設定された複数の変速段に対応する無段変速機の変速比に基づいて、現在の変速段から隣接する変速段へ離散的に変速比を変化するように前記無段変速機を制御するための変速制御手段とを含み、
    前記変速制御手段は、
    前記自動モードから前記手動モードに切換えられたか否かを判断するための判断手段と、
    前記手動モードに切換えられた後であって、かつ、前記アップシフトまたは前記ダウンシフトが指令されるまでは、前記自動モードよりも前記無段変速機の入力軸回転数が高回転で維持されるように変速比を制限して、前記無段変速機を制御するためのエンジンブレーキ制御手段とを含む、無段変速機の変速制御装置。
  2. 前記エンジンブレーキ制御手段は、前記同一の車速に対して前記入力軸回転数が前記自動モードよりも高回転で維持するように変速比の下限を設定して、前記無段変速機を制御するための手段を含む、請求項1に記載の無段変速機の変速制御装置。
  3. 前記変速制御装置は、
    前記入力側回転数を検知するための検知手段と、
    前記車速を検知するための車速検知手段とをさらに含み、
    前記エンジンブレーキ制御手段は、前記アップシフトまたは前記ダウンシフトが指令されると、前記検知された車速と前記検知された入力側回転数とに基づく変速比を基準として、前記アップシフトまたは前記ダウンシフトの指令に対応する変速段へ離散的に変速比を変化するように前記無段変速機を制御するための手段を含む、請求項1または2に記載の無段変速機の変速制御装置。
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