JP4899262B2 - 不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム及びゴム組成物並びにこれらの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、十分な加工性を有し、機械的強度、耐油性、耐候性及び耐ガス透過性などのバランスに優れた加硫ゴムとすることができる不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム及びその製造方法に関する。また、本発明は、この不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを含有し、優れた物性はそのままに、十分な柔軟性をも併せ有する加硫ゴムとすることができるゴム組成物及びその製造方法に関する。このゴム組成物からなる加硫ゴムは、耐油性等を必要とするオイルホース、燃料ホース、ガスホース、ブレーキホース等のホース類、これらホースのカバー類、並びにパッキン、ガスケット、o−リング、ベルト、オイルシール等の工業用部品、及び航空機、船舶、車両等の部品、タイヤチューブ、インナーライナー等のタイヤ部材などの他、紙塗工、接着剤の成分等の多くの用途において使用することができる。
【0002】
【従来の技術】
アクリロニトリル−ブタジエンゴムに代表される不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムは、耐油性等に優れ、従来より、建築資材、自動車部品などの工業材料として広範な用途において用いられている。また、この不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−α−オレフィン系ゴム、ポリ塩化ビニル等にブレンドすることにより、これらのゴム又は樹脂の耐油性等を向上させた組成物も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、極性の高い不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを、極性の低い重合体にブレンドした場合は、その機械的強度等が低下する傾向にある。更に、所望の物性を有する組成物とするために必要な不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの量比は、主として不飽和ニトリル単量体単位の含有量により決定されるが、一般に製造されているものでは、不飽和ニトリル単量体単位の含有量は、不飽和ニトリルと共役ジエンの反応性の差異等により、50質量%程度が上限である。そのため、各種のゴム又は樹脂の耐油性などを十分に向上させるためには、多量の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムをブレンドする必要があるが、耐油性等が向上する反面、耐候性が低下するという問題がある。
【0004】
このように、不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムと、特に極性の低い重合体とのブレンド比が制約されるという問題があり、これまでは機械的強度、耐油性、耐候性及び耐ガス透過性などの種々の物性のバランスに優れた加硫ゴムとすることができる不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムは提供されていない。
【0005】
本発明は、上記の従来の問題を解決するものであり、不飽和ニトリル単量体単位の量比が高い不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム及びこのゴムを含有するゴム組成物、並びにこれらの製造方法を提供することを目的とする。この不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを含有するゴム組成物からなる加硫ゴムは、機械的強度、耐油性及び耐候性などのバランスに優れ、特に高い耐油性及び耐ガス透過性等を必要とする多くの用途において有用である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムは、繰り返し単位として、(A)オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位と、(B)共役ジエン単量体単位とを有する不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであって、上記(A)と上記(B)との合計量を100質量%とした場合に、該(A)が55〜80質量%であり、該(B)が20〜45質量%であって、ガラス転移点が−15〜30℃であり、ガラス転移の外挿終了温度が70℃以下であることを特徴とする。
本発明では、重量平均分子量が30,000以上の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムとすることができる。また、上記(A)が60質量%を越える不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムとすることができる。
【0007】
本発明の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの製造方法は、上記の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの製造方法であって、(a)オレフィン性不飽和ニトリル単量体と、(b)共役ジエン単量体との合計量を100質量%とした場合に、60〜85質量%の上記(a)と、3〜10質量%の上記(b)とを用いて重合を開始し、その後、質量比で50%以上の上記(b)と50%未満の上記(a)とを連続的に、又は各々の段階において質量比で50%以上の上記(b)と50%未満の上記(a)とを段階的に供給して重合を継続することを特徴とする。
【0008】
本発明のゴム組成物は、2種以上の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを含有するゴム組成物であって、該不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムのうちの少なくとも1種が上記の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであることを特徴とする。
また、他の本発明のゴム組成物は、上記の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを2種含有するゴム組成物であって、それらのうちの一方は重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴムであり、他方は重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴムであることを特徴とする。
【0009】
本発明では、上記高分子量ゴムの重量平均分子量が50,000〜700,000であり、上記低分子量ゴムの重量平均分子量が1,000〜20,000であるゴム組成物とすることができる。また、上記高分子量ゴムと上記低分子量ゴムの合計量を100質量%とした場合に、該高分子量ゴムは60〜95質量%であり、該低分子量ゴムは5〜40質量%であるゴム組成物とすることができる。更に、上記ゴム組成物に含有されるゴム成分の合計量を100質量%とした場合に、オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量が40〜80質量%であるゴム組成物とすることができる。
【0010】
本発明のゴム組成物の製造方法は、上記の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであって、重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴム及び重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴム並びに補強剤を含有するゴム配合物を混練し、その後、更に少なくとも加硫剤を配合し、混練することを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
本発明の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを使用すれば、十分な加工性を有し、機械的強度、耐油性、耐候性、耐ガス透過性などのバランスに優れた加硫ゴムが得られる。特に、重量平均分子量が30,000以上であれば、より優れた機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等を有する不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムとすることができる。また、オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位(A)が60質量%を越える場合は、とりわけ優れた耐油性及び耐ガス透過性を有する不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムが得られる。
更に、本発明の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの製造方法によれば、簡便な装置、操作により上記の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを容易に製造することができる。
【0012】
また、本発明のゴム組成物によれば、機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等と柔軟性とのバランスに優れた加硫ゴムが得られる。更に、他の本発明のゴム組成物によれば、優れた耐油性、耐ガス透過性を有するとともに、より柔軟な加硫ゴムとすることができる。特に、高分子量ゴムの重量平均分子量が50,000〜700,000であり、低分子量ゴムの重量平均分子量が1,000〜20,000であれば、耐油性、耐ガス透過性と、柔軟性とのバランスにより優れた加硫ゴムが得られる。また、高分子量ゴムが60〜95質量%であり、低分子量ゴムが5〜40質量%であれば、より確実に優れた耐油性、耐ガス透過性と、十分な柔軟性とを併せ有する加硫ゴムとすることができる。更に、ゴム成分の合計量を100質量%とした場合に、オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量が40〜80質量%であるゴム組成物であれば、優れた機械的強度及び十分な耐油性、耐ガス透過性等を有する加硫ゴムが得られる。
【0013】
また、本発明のゴム組成物の製造方法によれば、機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等に優れ、且つ十分な柔軟性を併せ有する加硫ゴムが得られるゴム組成物を容易に製造することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
上記「不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム」(以下、「NBR系ゴム」という。)は、(a)オレフィン性不飽和ニトリル単量体[以下、「単量体(a)」という。]及び(b)共役ジエン単量体[以下、「単量体(b)」という。]を含む単量体を共重合させてなるランダム共重合体である。このNBR系ゴムのGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフ)法により測定したポリスチレン換算の重量平均分子量は特に限定されないが、優れた機械的強度、耐油性等を有する加硫ゴムとするためには、30,000以上、特に30,000〜1,000,000であることが好ましく、更には50,000〜700,000、とりわけ70,000〜500,000のものが十分な加工性及び強度等を有する加硫ゴムとすることができるためより好ましい。
【0015】
このNBR系ゴムの重量平均分子量は30,000未満であってもよく、20,000以下、更には10,000以下であってもよい。このように分子量の低いNBR系ゴムを、分子量の高いNBR系ゴム、或いは他の種類のゴム、又は樹脂に配合して用いた場合、機械的強度、耐ガス透過性等に優れるとともに、硬度が低く、柔軟な加硫ゴムとすることができる。このようにゴム及び樹脂の改質剤として有用な低分子量ゴムは、重量平均分子量が1,000〜20,000、特に2,000〜10,000の液状ゴムであってもよい。
【0016】
単量体(a)としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられる。これらの単量体(a)は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0017】
NBR系ゴムにおける繰り返し単位において、単量体(a)からなるオレフィン性不飽和ニトリル単量体単位(A)と、単量体(b)からなる共役ジエン単量体単位(B)との合計量を100質量%とした場合に、単量体単位(A)の含有量は55〜80質量%であり、55〜75質量%であることが好ましい。単量体単位(A)の含有量が55質量%未満であると、耐油性等の向上のため他の重合体にブレンドする場合に、多量に配合しなければならず、耐候性等が低下する。また、特に他の重合体の極性が低い場合は、機械的強度も低下する。一方、この含有量が80質量%を越える重合体(ゴムではなく樹脂になってしまう。)は生産性が極めて低く、一般に工業的に製造することができない。温度を高くする等により重合させたとしても、単量体(a)からなる単位の量比が極めて高い重合体が析出し、重合が停止することもある。更に、不均質な重合体となり、実用に供することはできない。
【0018】
単量体単位(A)の含有量は、特に60質量%を越え、更には61質量%以上、とりわけ65質量%以上であることが好ましい。尚、これらの各々において含有量の上限値は80質量%であり、特に75質量%であることが好ましい。このように単量体単位(A)の含有量が多いNBR系ゴムであれば、他のNBR系ゴム、或いは種類の異なるゴム又は樹脂に配合してゴム組成物とする場合に、少量の配合で加硫ゴムの機械的強度、耐油性及び耐ガス透過性等を十分に向上させることができる。そのため、配合される側のゴム、樹脂が本来有していた物性等が損なわれることもなく、好ましい。
【0019】
単量体(b)としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン及びクロロプレン等が挙げられる。これらの単量体(b)は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0020】
NBR系ゴムにおける繰り返し単位において、単量体単位(A)と単量体単位(B)との合計量を100質量%とした場合に、単量体単位(B)の含有量は20〜45質量%であり、40質量%以下、特に35質量%未満であることが好ましい。この下限値未満又は上限値を越える場合は、単量体単位(A)の含有量が上限値を越え、又は下限値未満である場合と同様の問題を生ずる。
【0021】
NBR系ゴムの上記「ガラス転移点」は、用いる単量体の組成比によって変化するが、 ASTM D3418−82(Reapproved 1988)に準じて差動走査熱量計(DSC)により測定した場合に、−15〜30℃であり、−15〜20℃、特に−10〜20℃であることが好ましい。また、ガラス転移の外挿終了温度が70℃以下であり、特に50℃以下であることが好ましい。この外挿終了温度が70℃を越えるということは、単量体(a)からなる単位の量比が極めて高く、ガラス転移の温度が70℃を越えて高いゴム成分が含まれていることを意味し、NBR系ゴムが不均質になる。
【0022】
NBR系ゴムは、必要に応じて、単量体(a)及び(b)の他、各種の単量体を共重合させ、生成させることができる。
このような単量体としては、芳香族ビニル系単量体、及びアミノ基、ヒドロキシル基等の官能基を有する芳香族ビニル系単量体を使用することができる。
芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,4−ジイソプロピルスチレン、4−tert−ブチルスチレン及びtert−ブトキシスチレン等が挙げられる。これらの芳香族ビニル系単量体は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0023】
アミノ基を有する芳香族ビニル系単量体としては、N,N−ジメチル−p−アミノスチレン、N,N−ジエチル−p−アミノスチレン、ジメチル(p−ビニルベンジル)アミン、ジエチル(p−ビニルベンジル)アミン、ジメチル(p−ビニルフェネチル)アミン、ジエチル(p−ビニルフェネチル)アミン、ジメチル(p−ビニルベンジルオキシメチル)アミン、ジメチル[2−(p−ビニルベンジルオキシ)エチル]アミン、ジエチル(p−ビニルベンジルオキシメチル)アミン、ジエチル[2−(p−ビニルベンジルオキシ)エチル]アミン、ジメチル(p−ビニルフェネチルオキシメチル)アミン、ジメチル[2−(p−ビニルフェネチルオキシ)エチル]アミン、ジエチル(p−ビニルフェネチルオキシメチル)アミン、ジエチル[2−(p−ビニルフェネチルオキシ)エチル]アミン、2−ビニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等の三級アミノ基を有する芳香族ビニル化合物などが挙げられる。
【0024】
ヒドロキシル基を有する芳香族ビニル系単量体としては、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ビニルベンジルアルコール等が挙げられる。
これらの官能基を有する芳香族ビニル系単量体は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、官能基の異なる2種以上を使用することもできる。
【0025】
更に、単量体(a)及び(b)と共重合させることができる単量体としては、アルキル(メタ)アクリレート系単量体、及びアミノ基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボキシル基等の官能基を有する(メタ)アクリレート系単量体など(メタ)アクリレート系単量体を用いることもできる。
アルキル(メタ)アクリレート系単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらのアルキル(メタ)アクリレート系単量体は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0026】
アミノ基を有する(メタ)アクリレート系単量体としては、ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノメチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピルアミノ)プロピル(メタ)アクリレート、3−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、3−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、3−(ジ−n−プロピルアミノ)プロピル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0027】
ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレート系単量体としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、及びポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール(アルキレングリコールの単位数は、例えば、2〜23)のモノ(メタ)アクリレート類等が挙げられる。
【0028】
エポキシ基を有する(メタ)アクリレート系単量体としては、グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−オキシシクロヘキシル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0029】
カルボキシル基を有する(メタ)アクリレート系単量体としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、テトラコン酸、けい皮酸等の不飽和カルボン酸類、及びこれらの塩など、並びにフタル酸、こはく酸、アジビン酸等の非重合性多価カルボン酸と、(メタ)アリルアルコール、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基を有する不飽和化合物とのモノエステルなどの遊離カルボキシル基含有エステル類、及びこれらの塩等が挙げられる。
これらの官能基を有する(メタ)アクリレート系単量体は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、官能基の異なる2種以上を使用することもできる。
【0030】
これらの他の単量体は、NBR系ゴムの特性を損なわない範囲の量比で用いることができるが、通常、単量体(a)と単量体(b)との合計量を100質量部(以下、「部」と略記する。)とした場合に、20部以下、特に10部以下とすることが好ましい。
【0031】
以下、本発明のNBR系ゴムの製造方法について詳述するが、これらの記載はあくまで例示であって、これらに限定されるものではない。
NBR系ゴムは、水系媒体において単量体(a)、(b)及び必要に応じてその他の単量体をラジカル重合開始剤を用いて重合させ、製造することができる。重合方法は特に限定されないが、通常、乳化重合が好ましく、連続重合、バッチ重合の何れでも製造することができる。この乳化重合においては、各々の単量体の所定量を乳化剤の存在下に水系媒体において乳化させ、ラジカル重合開始剤により1段目の重合を開始し、1段目の重合における重合転化率の上昇、或いは重合による発熱等が確認された後、単量体の残部を連続的に追加供給し、又は1段目の重合が所定の重合転化率となった時点で単量体を段階的に一括して追加供給し、2段目又は2段目とそれ以降の多段の重合を継続した後、重合停止剤により重合を停止させる方法が採られる。
【0032】
重合に供される単量体(a)と単量体(b)との合計量を100質量%とした場合に、1段目の重合では、60〜85質量%の単量体(a)と、3〜10質量%の単量体(b)とが使用される。単量体(a)が85質量%を越えると、或いは単量体(b)が3質量%未満であると、所定の重合転化率に達する前に単量体(b)がなくなってしまい、重合が停止してしまうことがある。一方、単量体(a)が60質量%未満であると、或いは単量体(b)が10質量%を越えると、生成するNBR系ゴムの単量体(a)からなる単位の含有量が55質量%未満になる。
【0033】
1段目の重合を開始した後、2段目の重合を単量体を連続的に供給しながら行う場合は、1段目の重合転化率の上昇、或いは重合による発熱等が確認された後、単量体の残部のすべてを供給する。単量体は1時間以上かけて全量を連続的に供給して重合を継続し、通常、重合転化率が50〜80%に達した時点で重合を停止する。この2段目の重合においては、質量比で50%以上の単量体(b)と50%未満の単量体(a)、好ましくは60〜80%の単量体(b)と20〜40%の単量体(a)とが使用されるが、すべてが単量体(b)であってもよい。単量体(b)が50%未満であると、所定の重合転化率に達する前に単量体(b)がなくなってしまい、重合が停止してしまうことがある。尚、単量体(a)と単量体(b)とは予め混合して供給してもよいし、それぞれ個別の容器等から供給してもよい。
【0034】
1段目の重合を開始した後、2段目以降の重合を単量体を段階的に供給しながら行う場合は、例えば、3段階の重合では、1段目の重合転化率が10〜30%、特に15〜25%に達した時点で単量体の残部の一部を一括して供給し、2段目の重合を行い、重合転化率が30%を越え、50%以下、特に35〜45%に達した時点で、単量体の残部のすべてを一括して供給し、3段目の重合を行い、通常、重合転化率が50〜80%に達した時点で重合を停止する。また、4段階の重合では、1段目、2段目、3段目の重合転化率が、それぞれ10〜20%、25〜35%、40〜45%に達した時点で、単量体の残部を順次供給し、重合させ、重合転化率が50〜80%に達した時点で重合を停止する。このように更に多段の重合とすることもでき、各々の単量体単位の含有量を制御するうえでは、より多段の重合を行うことが好ましい。
【0035】
この多段重合において、各段で一括して供給される単量体は、質量比で50%以上の単量体(b)と50%未満の単量体(a)、好ましくは60〜80%の単量体(b)と20〜40%の単量体(a)とが使用されるが、すべてが単量体(b)であってもよい。単量体(b)が50%未満であると、所定の重合転化率に達する前に単量体(b)がなくなってしまい、重合が停止してしまうことがある。尚、単量体(a)と単量体(b)とは予め混合して供給してもよいし、それぞれ個別の容器等から供給してもよい。
尚、上記の3段階又は4段階の重合における各段での重合転化率及び最終重合転化率の数値、及び各段で一括して供給される単量体の量比の数値は一例であって、これらに限定されるものではない。
【0036】
乳化剤としては、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤及び両性界面活性剤等を使用することができる。また、ふっ素系の界面活性剤を用いることもできる。乳化剤は1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用することもできる。これらの乳化剤としては、アニオン系界面活性剤が多用され、例えば、ロジン酸塩の他、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸等の炭素数10以上の長鎖脂肪酸のカリウム塩又はナトリウム塩などを使用することができる。
【0037】
ラジカル重合開始剤としては、パラメンタンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド及びジクミルパーオキサイド等の有機過酸化物を使用することができる。また、アゾビスイソブチロニトリルにより代表されるアゾ化合物、過硫酸カリウムにより代表される無機過酸化物、及びこれら過酸化物と硫酸第1鉄との組み合せ、並びに過酸化物及び硫酸第1鉄と、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート等の還元剤との組み合わせにより代表されるレドックス系触媒等を用いることもできる。これらのラジカル重合開始剤は1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用することもできる。
【0038】
更に、NBR系ゴムの分子量を調節するため、tert−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン等のアルキルメルカプタン類、四塩化炭素、チオグリコール類、ジテルペン、タ−ピノーレン及びγ−テルピネン類等の連鎖移動剤を使用することもできる。
【0039】
重合は酸素を除去した反応器を用いて0〜100℃で行うことができ、重合温度は0〜80℃、特に0〜50℃であることが好ましい。重合温度等、或いは攪拌などの操作条件などは反応途中で適宜に変更することができる。尚、重合転化率が高くなると単量体(a)からなる単位の量比が極めて高いゴム成分が生成する傾向にあるため、重合転化率は前記のように80%程度以下に抑えることが好ましい。重合は、所定の重合転化率に達した時点で、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン等のアミン化合物、又はヒドロキノン等のキノン化合物などの重合停止剤を添加することにより停止させることができる。
【0040】
重合停止後、生成したNBR系ゴムラテックスから、必要に応じて、スチームストリッピング等の方法により未反応の単量体を除去した後、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等の塩、及び必要であれば、塩酸、硝酸、硫酸等を更に添加することにより、ゴム成分をクラムとして凝固させることができる。また、このクラムを洗浄し、脱水した後、ドライヤー等により乾燥することにより、NBR系ゴムとすることができる。
【0041】
以下、本発明のNBR系ゴムを含有するゴム組成物及びその製造方法について詳述する。
このゴム組成物には2種以上のNBR系ゴムが含有され、そのうちの少なくとも1種は前記の本発明のNBR系ゴムである。また、ゴム組成物は、本発明のNBR系ゴムを2種含有していてもよく、その場合、一方は重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴムであり、他方は重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴムであることが好ましい。この本発明のNBR系ゴムを2種含有するゴム組成物は、本発明の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであって、重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴム及び重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴム並びに補強剤を含有するゴム配合物を混練し、その後、更に少なくとも加硫剤を配合し、混練することにより製造することができる。
【0042】
また、このゴム組成物では、高分子量ゴムの重量平均分子量が50,000〜700,000、特に70,000〜500,000であり、低分子量ゴムの重量平均分子量が1,000〜20,000、特に2,000〜10,000であることがより好ましい。これら高分子量ゴムと低分子量ゴムとは、それぞれ好ましい分子量範囲のものを適宜組み合わせて用いることができるが、重量平均分子量が50,000〜700,000の高分子量ゴムと、重量平均分子量が1,000〜20,000の低分子量ゴムとを組み合わせることが特に好ましい。このように分子量の異なる本発明のNBR系ゴムを使用して製造されるゴム組成物は、優れた機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等はそのままに、硬度が十分に低下し、実用上、より有用な加硫ゴムとすることができる。
【0043】
更に、高分子量ゴムと低分子量ゴムの合計量を100質量%とした場合に、高分子量ゴムは40〜95質量%であり、低分子量ゴムは5〜60質量%であることが好ましい。高分子量ゴムが95質量%を越え、即ち、低分子量ゴムが5質量%未満である場合は、機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等には優れるものの、加硫ゴムの硬度が高くなりすぎ好ましくない。一方、高分子量ゴムが40質量%未満、即ち、低分子量ゴムが60質量%を越える場合は、十分に柔軟な加硫ゴムとすることができるが、機械的強度、耐油性等が低下する傾向にある。高分子量ゴム及び低分子量ゴムの好ましい含有量は、それぞれ70〜90質量%及び10〜30質量%であり、この範囲の量比であれば、優れた機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等を有し、且つ十分な柔軟性を併せ有する加硫ゴムとすることができる。
【0044】
ゴム組成物に含有されるゴム成分の合計量を100質量%とした場合に、オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量は40〜80質量%であることが好ましく、特に50〜80質量%、更に60〜80質量%であることがより好ましい。オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量が40質量%未満であると、本発明のNBR系ゴムを配合したにもかかわらず、機械的強度、耐油性、耐ガス透過性等を十分に向上させることができず好ましくない。
【0045】
本発明のNBR系ゴムを含有するゴム組成物からなる加硫ゴムは、優れた機械的強度、耐油性等の他、十分な耐ガス透過性を備える。このゴム組成物は広範な用途において用いることができるが、それぞれの用途において対象となる特定のガスの種類にかかわらず、その透過を十分に抑えることができる。このガスとしては、空気、窒素、酸素、二酸化炭素、一酸化炭素、メタン、エタン、プロパン等が挙げられる。
【0046】
本発明のNBR系ゴム及びゴム組成物を実用に供する場合、その他の重合体として、ゴム又は樹脂を含有させることができる。
その他のゴムとしては、ハロゲン化エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ハロゲン化ブチルゴム、クロロプレンゴム、ハロゲン含有アクリルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエン−イソプレンゴム、ブタジエン−スチレン−イソプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエンゴム及び天然ゴム等を使用することができる。樹脂としては、ポリ塩化ビニル及びクロロスルホン化ポリエチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体等を用いることができる。
【0047】
これらのゴム又は樹脂のうちでは、主鎖にハロゲン原子が結合したもの、或いはハロゲン原子を有する官能基が結合したもの、例えば、ハロゲン化エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ハロゲン化ブチルゴム、クロロプレンゴム、ポリ塩化ビニル等が加硫させ易いため特に好ましい。
これらのその他の重合体は1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用することもでき、ゴムと樹脂とを用いてもよい。
【0048】
本発明のNBR系ゴムと、その他の重合体との量比は、その他の重合体を100部とした場合に、NBR系ゴムを5〜200部とすることができ、特に20〜150部、更には30〜120部とすることが好ましい。NBR系ゴムが5部未満であると、ゴム組成物の耐油性、耐ガス透過性等が十分に向上しないことがある。一方、NBR系ゴムが200部を越える場合は、ゴム組成物の耐候性が低下する傾向にあり、特に、その他の重合体が極性の低いものである場合は、機械的強度も低下することがある。
【0049】
また、本発明のNBR系ゴム及びゴム組成物を実用に供する場合は、通常、補強剤及び加硫剤等が配合される。
補強剤としては、シリカ、水酸化アルミニウム等の無機充填剤の他、カーボンブラック、カーボン−シリカデュアルフェーズフィラー等が挙げられる。シリカは特に限定されず、一般に合成ゴムの明色補強配合剤として用いられているものを使用することができる。これらは2種以上を用いてもよいし、種類の異なるものを併用することもできる。無機充填剤の含有量は、ゴム成分を100部とした場合に、10〜150部であり、特に20〜100部とすることが好ましい。無機充填剤の含有量が10部未満であると、十分な補強効果が得られないことがある。一方、この含有量が150部であれば十分な補強効果が得られ、これを越えて多量に含有させる必要はない。
【0050】
加硫剤としては、硫黄が代表的なものであるが、その他に、硫黄含有化合物、過酸化物等を用いることもできる。これらは2種以上を用いてもよいし、種類の異なるものを併用することもできる。この加硫剤は、ゴム成分を100部とした場合に、通常、0.5〜10部、特に1〜6部配合することが好ましい。
【0051】
ゴム組成物には、その他の重合体、補強剤、加硫剤の他、以下の各種の成分を配合することもできる。
充填剤として、クレー、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム等を配合することができる。この充填剤はゴム成分を100部とした場合に、5〜300部、特に20〜200部配合することが好ましい。更に、ナフテン系、パラフィン系、芳香族系のゴム用伸展油を配合することができる。このゴム用伸展油はゴム成分を100部とした場合に、5〜250部、特に10〜150部配合することが好ましい。また、フタル酸系、アジピン酸系等の可塑剤を配合することもできる。この可塑剤はゴム成分を100部とした場合に、5〜100部、特に10〜50部配合することが好ましい。
【0052】
また、アルデヒドアンモニア系、グアニジン系、チオウレア系、チアゾール系及びジチオカルバミン酸系などの加硫促進剤を使用することができ、これらはゴム成分を100部とした場合に、0.5〜15部、特に1〜10部配合することが好ましい。
この他に、亜鉛華、加硫助剤、老化防止剤及び加工助剤などを適量配合することもできる。
これら充填剤、ゴム用伸展油、加硫促進剤等は、それぞれ2種以上を用いてもよいし、各々のうちで種類の異なるものを併用することもできる。
【0053】
本発明のNBR系ゴムを含有するゴム組成物及びそれを加硫してなるゴム製品は、以下のようにして製造することができる。
先ず、NBR系ゴムを含むゴム成分、シリカ、カーボンブラック、カ−ボン−シリカデュアル・フェイズフィラー等の補強剤、その他、必要に応じてゴム用伸展油等の配合剤などをバンバリーミキサ等の混練機を使用して10〜200℃の温度で混練する。その後、必要であれば混練物を冷却し、これに更に硫黄等の加硫剤及び加硫促進剤などを、バンバリーミキサ或いはミキシングロール等を用いて配合する。次いで、得られた混練物を所定の形状に成形し、その後、加硫プレス等により、140〜180℃の温度で10〜30分間加硫し、所要の加硫ゴム、即ち、ゴム製品を得る。
【0054】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
[1]NBR系ゴム及び加硫ゴムの物性等の測定方法
(a)結合アクリロニトリル量(質量%);ゴムをテトラヒドロフランに溶解し、メタノールで再沈殿させる操作を2回行って精製し、真空乾燥した後、元素分析し、窒素含有量から求めた。
(b)ハロゲン含有量(質量%);蛍光X線法により測定した。
(c)ガラス転移点及びガラス転移の外挿終了温度(℃);セイコー電子工業株式会社製の示差走査熱量計を用いて、ASTM D3418−82(Reapproved 1988)に準じて測定した。尚、ガラス転移点はガラス転移の外挿開始温度とする。
(d)重量平均分子量(Mw);GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフ)を用いて、ポリスチレン換算で求めた。
(e)引張強度(MPa)及び伸び(%);JIS K 6301に準じ、3号型試験片を使用し、測定温度25℃、引張速度500mm/分の条件で引張強度及び破断時伸びを測定した。
(f)耐熱性;JIS K 6257に準じ、120℃で500時間熱空気劣化させた前後の硬度変化(劣化後の硬度から劣化前の硬度を減じ、硬度変化ポイントとして表す。)を測定した。
(g)耐油性(%);JIS K 6258に準じ、IRM903油に120℃で70時間浸漬し、浸漬後の体積の浸漬前の体積に対する変化率(百分率)として求めた。
(h)耐候性;JIS K 6259に準じ、耐オゾン性を評価した。試験片を40%伸張した状態でオゾン濃度50pphm、温度40℃の空気雰囲気に曝し、100時間及び200時間経過した後の試験片の状況を目視により観察した。
(i)硬度;JIS K 6253に準じた。加硫ゴムシートを試片とし、タイプDデュロメータを使用し、温度25℃で測定した。
(j)耐ガス透過性;JIS K 7126に準じて空気の、JIS Z 0208に準じて二酸化炭素の、ASTM D 814−55に準じてFuel C(容積比で等量のイソオクタンとトルエンとを含む。)の各々の40℃でのガス透過係数を求めた。尚、表4では、比較例3のそれぞれのガスに対する透過係数の対数の逆数を100とした場合の指数で表わした。指数が大きいほどガス透過係数が小さく、耐ガス透過性に優れる。
【0055】
[2]NBR系ゴム等の製造
製造例1[NBR(1)]
重合用容器に、水を200部、ロジン酸石鹸を4.5部、ブタジエンを8部及びアクリロニトリルを68部仕込んだ。その後、重合用容器の温度を15℃に設定し、ラジカル重合開始剤としてp−メンタンハイドロパーオキサイドを0.2部、エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを0.04部、硫酸第1鉄7水和物を0.02部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレートを0.07部及びドデシルメルカプタンを1部添加して重合を開始した。重合転化率が20%に達した時点で、ブタジエンを7部及びアクリロニトリルを5部添加し、重合を継続した。その後、重合転化率が40%に達した時点で、ブタジエンを7部及びアクリロニトリルを5部更に添加し、重合を継続し、重合転化率が60%に達した時点で、ジエチルヒドロキシルアミンを添加して重合を停止させた。
【0056】
次いで、スチームストリッピングにより未反応単量体を回収し、NBR系ゴムラテックスを得た。その後、このラテックスを塩析により凝固させてクラムとし、このクラムを熱風乾燥機により乾燥させ、アクリロニトリル−ブタジエンゴム[NBR(1)]を得た。このNBRの結合アクリロニトリル量は61質量%、重量平均分子量は110,000、ガラス転移点は4℃、ガラス転移の外挿終了温度は15℃であった。
【0057】
製造例2[NBR(2)]
重合用容器に、水を200部、ロジン酸石鹸を4.5部、ブタジエンを5部及びアクリロニトリルを75部仕込んだ。その後、重合用容器の温度を15℃に設定し、ラジカル重合開始剤としてp−メンタンハイドロパーオキサイドを0.2部、エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを0.04部、硫酸第1鉄7水和物を0.02部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレートを0.07部及びドデシルメルカプタンを1部添加して重合を開始した。重合開始後、ブタジエンを15部及びアクリロニトリルを5部3時間かけて添加し、重合を継続し、重合転化率が60%に達した時点で、ジエチルヒドロキシルアミンを添加して重合を停止させた。
【0058】
次いで、スチームストリッピングにより未反応単量体を回収し、NBR系ゴムラテックスを得た。その後、このラテックスを塩析により凝固させてクラムとし、このクラムを熱風乾燥機により乾燥させ、アクリロニトリル−ブタジエンゴム[NBR(2)]を得た。このNBRの結合アクリロニトリル量は72質量%、重量平均分子量は90,000、ガラス転移点は14℃、ガラス転移の外挿終了温度は23℃であった。
【0059】
製造例3[NBR(3)]
ドデシルメルカプタンを9部使用した他は、製造例1と同じ方法で[NBR(4)]を得た。このNBRの結合アクリロニトリル量は61質量%、重量平均分子量は8,000、ガラス転移点は4℃、ガラス転移の外挿終了温度は15℃であった。
【0060】
比較製造例1[NBR(4)]
重合用容器に、水を200部、ロジン酸石鹸を4.5部、ブタジエンを30部及びアクリロニトリルを70部仕込んだ。その後、重合用容器の温度を15℃に設定し、ラジカル重合開始剤としてp−メンタンハイドロパーオキサイドを0.2部、エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを0.04部、硫酸第1鉄7水和物を0.02部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレートを0.07部及びドデシルメルカプタンを0.7部添加して重合を開始した。重合転化率が60%に達した時点で、ジエチルヒドロキシルアミンを添加して重合を停止させた。
【0061】
次いで、スチームストリッピングにより未反応単量体を回収し、NBR系ラテックスを得た。その後、このラテックスを塩析により凝固させてクラムとし、このクラムを熱風乾燥機により乾燥させ、アクリロニトリル−ブタジエンゴム[NBR(3)]を得た。このNBRの結合アクリロニトリル量は50質量%、重量平均分子量は190,000、ガラス転移点は−7℃、ガラス転移の外挿終了温度は2℃であった。
【0062】
比較製造例2[NBR(5)]
ドデシルメルカプタンを12部使用した他は、比較製造例1と同じ方法で[NBR(5)]を得た。このNBRの結合アクリロニトリル量は50質量%、重量平均分子量は9,000、ガラス転移点は−8℃、ガラス転移の外挿終了温度は2℃であった。
【0063】
参考製造例1
重合用容器に、水を200部、ロジン酸石鹸を4.5部、ブタジエンを20部及びアクリロニトリルを80部仕込んだ。その後、重合用容器の温度を15℃に設定し、ラジカル重合開始剤としてp−メンタンハイドロパーオキサイドを0.2部、エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを0.04部、硫酸第1鉄7水和物を0.02部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレートを0.07部及びドデシルメルカプタンを1部添加して重合を開始した。重合転化率が60%に達する前に、生成した共重合ゴムが重合用容器内に析出し、安定なNBR系ラテックスは得られなかった。
【0064】
参考製造例2[ハロゲン含有共重合ゴム(臭素化EPDM)]
EPDM(ジェイエスアール株式会社製、商品名「EP33」)250gをn−ヘキサンに溶解し、55〜60℃の温度で臭素のn−ヘキサン溶液(88gの臭素を含む。)を滴下し、8質量%の臭素を含有する臭素化EPDMを得た。
【0065】
[3]ゴム組成物及び加硫ゴムの調製並びに物性の測定
製造例1〜3及び比較製造例1〜2で得られたNBR、及び参考製造例2で得られた臭素化EPDMを表2及び表4の量比で使用し、表1の配合処方(表2の実施例1〜4及び比較例1〜2の場合)及び表3の配合処方(表4の実施例5〜10及び比較例3の場合)でラボプラストミル(東洋精機株式会社製)により混練し、実施例1〜10及び比較例1〜3のゴム組成物とした。その後、加硫プレスにより160℃で20分加硫し、実施例1〜10及び比較例1〜3の加硫ゴムを得た。これら各々の実施例又は比較例の加硫ゴムの物性を前記の方法により測定した。結果を表2及び表4に併記する。
【0066】
表1及び表3の配合処方において用いた配合剤は以下のとおりである。
▲1▼HAFカーボンブラック;三菱化学株式会社製、商品名「ダイアブラックH」
▲2▼FEFカーボンブラック;東海カーボン株式会社製、商品名「シーストSO」
▲3▼ナフテン系オイル;富士興産株式会社製、商品名「フッコールFLEX#2050N」
▲4▼亜鉛華;白水化学工業株式会社製、商品名「亜鉛華1号」
▲5▼加硫促進剤 CBS;大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラーCZ」
▲6▼加硫促進剤 MBT;大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラーEP−10」
▲7▼硫黄;鶴見化学工業株式会社製、商品名「金華印微粉末硫黄」
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
表2の結果によれば、実施例1〜4のゴム組成物は、いずれも加工性に優れ、加硫ゴムの物性のバランスも良好であることが分かる。一方、結合アクリロニトリル量が50質量%と低いNBRを使用した比較例1では、耐熱性が不十分であり、耐候性も相当に低く、物性のバランスに劣ることが分かる。更に、同様に結合アクリロニトリル量の低いNBRを使用し、且つその含有量が少ない比較例2では、耐候性はやや回復するものの、耐油性が大きく低下することが分かる。
【0072】
また、表4の結果によれば、実施例5〜8のゴム組成物からなる加硫ゴムは、いずれも十分な強度及び伸びを有し、各種ガスの透過性が小さく、且つ硬度が低く、優れた機械的強度及び耐ガス透過性と、柔軟性とを併せ有していることが分かる。尚、実施例9〜10では、硬度が高く、柔軟ではないものの、比較例1に比べて各種ガスの透過性が非常に小さく、耐ガス透過性に特に優れていることが分かる。一方、結合アクリロニトリル量が50質量%と低いNBRのみを使用した比較例3では、柔軟ではあるものの、耐ガス透過性に劣ることが分かる。
Claims (10)
- 繰り返し単位として、(A)オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位と、(B)共役ジエン単量体単位とを有する不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであって、上記(A)と上記(B)との合計量を100質量%とした場合に、該(A)が55〜80質量%であり、該(B)が20〜45質量%であって、ASTM D3418−82に準じて測定したガラス転移点が−15〜30℃であり、ガラス転移の外挿終了温度が70℃以下であることを特徴とする不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム。
- 重量平均分子量が30,000以上である請求項1記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム。
- 上記(A)が60質量%を越える請求項1又は2に記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴム。
- 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの製造方法であって、(a)オレフィン性不飽和ニトリル単量体と、(b)共役ジエン単量体との合計量を100質量%とした場合に、60〜85質量%の上記(a)と、3〜10質量%の上記(b)とを用いて重合を開始し、その後、質量比で50%以上の上記(b)と50%未満の上記(a)とを連続的に、又は各々の段階において質量比で50%以上の上記(b)と50%未満の上記(a)とを段階的に供給して重合を継続することを特徴とする不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムの製造方法。
- 2種以上の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを含有するゴム組成物であって、該不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムのうちの少なくとも1種が請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであることを特徴とするゴム組成物。
- 請求項1記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムを2種含有するゴム組成物であって、それらのうちの一方は重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴムであり、他方は重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴムであることを特徴とするゴム組成物。
- 上記高分子量ゴムの重量平均分子量が50,000〜700,000であり、上記低分子量ゴムの重量平均分子量が1,000〜20,000である請求項6記載のゴム組成物。
- 上記高分子量ゴムと上記低分子量ゴムの合計量を100質量%とした場合に、該高分子量ゴムは40〜95質量%であり、該低分子量ゴムは5〜60質量%である請求項6又は7に記載のゴム組成物。
- 上記ゴム組成物に含有されるゴム成分の合計量を100質量%とした場合に、オレフィン性不飽和ニトリル単量体単位の含有量が40〜80質量%である請求項5乃至8のうちのいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 請求項1記載の不飽和ニトリル−共役ジエン系ゴムであって、重量平均分子量が30,000以上の高分子量ゴム及び重量平均分子量が30,000未満の低分子量ゴム並びに補強剤を含有するゴム配合物を混練し、その後、少なくとも加硫剤を配合し、更に混練することを特徴とするゴム組成物の製造方法。
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