JPH05262915A - 耐火性ゴム組成物およびそれを使用したゴムホース - Google Patents
耐火性ゴム組成物およびそれを使用したゴムホースInfo
- Publication number
- JPH05262915A JPH05262915A JP6272992A JP6272992A JPH05262915A JP H05262915 A JPH05262915 A JP H05262915A JP 6272992 A JP6272992 A JP 6272992A JP 6272992 A JP6272992 A JP 6272992A JP H05262915 A JPH05262915 A JP H05262915A
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- rubber
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- composition
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- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 初期物性を損なうことなく、耐ガソリン性，
耐複合オゾン性，耐火性を高める。 【構成】 アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム６
０〜７５％に対し塩化ビニル樹脂４０〜２５％の含ハロ
ゲンゴム混合物１００重量部と、炭酸カルシウム又は炭
酸カルシウムとグラフアイト，マイカ，タルク等の耐火
性無機充填剤の混合物３０〜１００重量部とを配合して
ある。
耐複合オゾン性，耐火性を高める。 【構成】 アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム６
０〜７５％に対し塩化ビニル樹脂４０〜２５％の含ハロ
ゲンゴム混合物１００重量部と、炭酸カルシウム又は炭
酸カルシウムとグラフアイト，マイカ，タルク等の耐火
性無機充填剤の混合物３０〜１００重量部とを配合して
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は耐火性ゴム組成物および
このゴム組成物を用いたゴムホースに関する。
このゴム組成物を用いたゴムホースに関する。
【０００２】
【従来の技術】耐火性ゴム組成物は従来から各種のもの
が知られており、例えば特開昭５５−６２９８８号公報
に示されているように、強制燃焼時における有害なハロ
ゲンガスの発生を回避するために、ハロゲン元素を含有
しないゴムと樹脂材とを混合したものや、特開昭５５−
６９６７９号公報，特開昭６３−１５４７５２号公報に
示されているように、ポリクロロプレンゴムを主成分と
して無機充填材あるいは低塩酸ガス性添加物を混合した
もの等がある。
が知られており、例えば特開昭５５−６２９８８号公報
に示されているように、強制燃焼時における有害なハロ
ゲンガスの発生を回避するために、ハロゲン元素を含有
しないゴムと樹脂材とを混合したものや、特開昭５５−
６９６７９号公報，特開昭６３−１５４７５２号公報に
示されているように、ポリクロロプレンゴムを主成分と
して無機充填材あるいは低塩酸ガス性添加物を混合した
もの等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動車等の車両の燃料
系に用いられるゴムホースの物性としては、耐ガソリン
性，耐複合オゾン性が求められるが、この他車両火災時
における２次災害を防止する上から耐火性が要求され
る。
系に用いられるゴムホースの物性としては、耐ガソリン
性，耐複合オゾン性が求められるが、この他車両火災時
における２次災害を防止する上から耐火性が要求され
る。
【０００４】ところが、前述の各ゴム組成物にあって
は、耐火性は得られるものの、耐ガソリン性，耐複合オ
ゾン性に劣り、燃料系ゴムホースとしての用途には向か
ない。
は、耐火性は得られるものの、耐ガソリン性，耐複合オ
ゾン性に劣り、燃料系ゴムホースとしての用途には向か
ない。
【０００５】このような事情から燃料系ゴムホースに用
いられるゴム組成物として、アクリロニトリル−ブタジ
エン共重合ゴム（ＮＢＲ）と塩酸ビニル樹脂（ＰＶＣ）
とからなる含ハロゲンゴム混合物が用いられているが、
この含ハロゲン組成物は、強制燃焼時にハロゲン含有量
に比例してハロゲンガス発生量が増加するため、有害で
あると同時にこのハロゲンガス発生による収縮，亀裂が
生じ易い。
いられるゴム組成物として、アクリロニトリル−ブタジ
エン共重合ゴム（ＮＢＲ）と塩酸ビニル樹脂（ＰＶＣ）
とからなる含ハロゲンゴム混合物が用いられているが、
この含ハロゲン組成物は、強制燃焼時にハロゲン含有量
に比例してハロゲンガス発生量が増加するため、有害で
あると同時にこのハロゲンガス発生による収縮，亀裂が
生じ易い。
【０００６】このハロゲンガス対策の１つとして、ハロ
ゲンガスの発生原因であるＰＶＣの配合量を減らすこと
が考えられるが、この場合、耐ガソリン性，耐複合オゾ
ン性，耐火性の低下を招いてしまう。 そこで、ＰＶＣ配合量を減らす替わりに、無機充填剤を多
量に配合して組成物中のＰＶＣ比率を下げることも1つ
の方法ではあるが、無機物の多量配合はゴム組成物の初
期強度、即ち、引っ張り強さ,伸び等の大幅な低下が伴う。 また、これらの方法の他に、水酸化マグネシウム,水酸化
アルミニウム等の無機含水化合物を添加して、燃焼時に
発生するハロゲンガスを抑制することも考えられるが、
水酸化マグネシウムの添加はゴム組成物の収縮防止,変
形防止および亀裂抑制に効果がある反面、組成物の軟化
傾向があって耐ガソリン性に劣ってしまう。 他方,水酸化アルミニウムの添加はゴム組成物の収縮防
止,変形防止に効果があるが亀裂の抑制効果はなく、ま
た、この場合も軟化傾向があって耐ガソリン性に劣って
しまう。 そこで、本発明は耐ガソリン性,耐複合オゾン性および耐
火性ともに優れ、かつ、初期強度も十分に保てる耐火性ゴ
ム組成物およびそれを使用したゴムホースを提供するも
のである。
ゲンガスの発生原因であるＰＶＣの配合量を減らすこと
が考えられるが、この場合、耐ガソリン性，耐複合オゾ
ン性，耐火性の低下を招いてしまう。 そこで、ＰＶＣ配合量を減らす替わりに、無機充填剤を多
量に配合して組成物中のＰＶＣ比率を下げることも1つ
の方法ではあるが、無機物の多量配合はゴム組成物の初
期強度、即ち、引っ張り強さ,伸び等の大幅な低下が伴う。 また、これらの方法の他に、水酸化マグネシウム,水酸化
アルミニウム等の無機含水化合物を添加して、燃焼時に
発生するハロゲンガスを抑制することも考えられるが、
水酸化マグネシウムの添加はゴム組成物の収縮防止,変
形防止および亀裂抑制に効果がある反面、組成物の軟化
傾向があって耐ガソリン性に劣ってしまう。 他方,水酸化アルミニウムの添加はゴム組成物の収縮防
止,変形防止に効果があるが亀裂の抑制効果はなく、ま
た、この場合も軟化傾向があって耐ガソリン性に劣って
しまう。 そこで、本発明は耐ガソリン性,耐複合オゾン性および耐
火性ともに優れ、かつ、初期強度も十分に保てる耐火性ゴ
ム組成物およびそれを使用したゴムホースを提供するも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】耐火性ゴム組成物は、ア
クリロニトリル-ブタジエン共重合ゴム（ＮＢＲ）と塩
化ビニル樹脂（ＰＶＣ）とからなる含ハロゲンゴム混合
物１００重量部と、炭酸カルシウム（ＣａＣＯ3）又は
それと他の無機充填剤、例えばマイカ，グラフアイト，
タルク等の耐火性充填剤の混合物３０〜１００重量部と
が配合されている。
クリロニトリル-ブタジエン共重合ゴム（ＮＢＲ）と塩
化ビニル樹脂（ＰＶＣ）とからなる含ハロゲンゴム混合
物１００重量部と、炭酸カルシウム（ＣａＣＯ3）又は
それと他の無機充填剤、例えばマイカ，グラフアイト，
タルク等の耐火性充填剤の混合物３０〜１００重量部と
が配合されている。
【０００８】具体的混合比としては、ＮＢＲが６０〜７
５％に対してＰＶＣが４０〜２５％としてある。これ
は、ＰＶＣが２５％未満の場合には、耐複合オゾン性，
耐火性が悪化して好ましくなく、また、ＰＶＣが４０％
を超える場合には、圧縮永久歪および耐寒性が極端に悪
化して好ましくないことにもとづいている。従って、耐
ガソリン性，耐複合オゾン性，耐火性の要求レベルに応
じてＰＶＣ配合量を２５〜４０％の範囲内において適宜
選択するのが好ましい。
５％に対してＰＶＣが４０〜２５％としてある。これ
は、ＰＶＣが２５％未満の場合には、耐複合オゾン性，
耐火性が悪化して好ましくなく、また、ＰＶＣが４０％
を超える場合には、圧縮永久歪および耐寒性が極端に悪
化して好ましくないことにもとづいている。従って、耐
ガソリン性，耐複合オゾン性，耐火性の要求レベルに応
じてＰＶＣ配合量を２５〜４０％の範囲内において適宜
選択するのが好ましい。
【０００９】一方、炭酸カルシウム（ＣａＣＯ3）につ
いては、３０重量部未満では十分な耐火性を発揮でき
ず、また、１００重量部以上では引っ張り強さ，伸び等
の初期物性が大幅に低下し、耐火性も良好でない。
いては、３０重量部未満では十分な耐火性を発揮でき
ず、また、１００重量部以上では引っ張り強さ，伸び等
の初期物性が大幅に低下し、耐火性も良好でない。
【００１０】ゴムホースは前述のＮＢＲ／ＰＶＣ混合物
１００重量部，ＣａＣＯ3３０〜１００重量部を配合し
てなる耐火性ゴム組成物の押出し成形体として得られる
が、これは、ゴムホース全体を耐火性ゴム組成物で形成
する他、図１に示すように外層１を耐火性ゴム組成物
で、内層２を他の組成物で形成した２重押出し成形体と
して得ることができる。この内層２のゴム組成物として
は、ＮＢＲ，ＮＢＲ／ＰＶＣ混合物，ＨＮＢＲ，ＦＫＭ
等、ゴムホースの要求性能に応じて随時選択される。
１００重量部，ＣａＣＯ3３０〜１００重量部を配合し
てなる耐火性ゴム組成物の押出し成形体として得られる
が、これは、ゴムホース全体を耐火性ゴム組成物で形成
する他、図１に示すように外層１を耐火性ゴム組成物
で、内層２を他の組成物で形成した２重押出し成形体と
して得ることができる。この内層２のゴム組成物として
は、ＮＢＲ，ＮＢＲ／ＰＶＣ混合物，ＨＮＢＲ，ＦＫＭ
等、ゴムホースの要求性能に応じて随時選択される。
【００１１】
【作用】耐火性ゴム組成物および該ゴム組成物で外層を
形成したゴムホースの何れにあっても、ＰＶＣの所定量
配合により耐ガソリン性，耐複合オゾン性，耐火性を良
好にすることができると共に、初期物性を十分に保持す
ることができる。
形成したゴムホースの何れにあっても、ＰＶＣの所定量
配合により耐ガソリン性，耐複合オゾン性，耐火性を良
好にすることができると共に、初期物性を十分に保持す
ることができる。
【００１２】とりわけ、ＣａＣＯ3又はＣａＣＯ3とグラ
フアイト，マイカ等の耐火性無機充填剤の混合物の配合
により、強制燃焼による火炎接触時におけるＰＶＣの分
解反応が抑制、即ち、ＰＶＣから離脱する塩化水素（Ｈ
ｃｌ）を捕捉し、塩化水素によるＰＶＣの分解を抑制す
ることが可能となり、従って強制燃焼時におけるハロゲ
ンガス（Ｈｃｌ）の発生が少ないため、ゴム組成物，ゴ
ムホースの収縮，変形や貫通亀裂の発生がなくなる。
フアイト，マイカ等の耐火性無機充填剤の混合物の配合
により、強制燃焼による火炎接触時におけるＰＶＣの分
解反応が抑制、即ち、ＰＶＣから離脱する塩化水素（Ｈ
ｃｌ）を捕捉し、塩化水素によるＰＶＣの分解を抑制す
ることが可能となり、従って強制燃焼時におけるハロゲ
ンガス（Ｈｃｌ）の発生が少ないため、ゴム組成物，ゴ
ムホースの収縮，変形や貫通亀裂の発生がなくなる。
【００１３】また、グラフアイト，マイカ，タルク等の
耐火性無機充填剤の添加は亀裂の抑制効果が多大で好ま
しく、中でも、マイカは燃え残りの層が厚く防火性能に
優れるため、ゴムホースを燃料系に用いた場合に、燃料
への引火による２次災害を防止する上で効果的である。
耐火性無機充填剤の添加は亀裂の抑制効果が多大で好ま
しく、中でも、マイカは燃え残りの層が厚く防火性能に
優れるため、ゴムホースを燃料系に用いた場合に、燃料
への引火による２次災害を防止する上で効果的である。
【００１４】
【実施例】表１に示す実施例１〜４、比較例１，２、お
よび従来例１，２のゴム組成物と、ゴムホースとを作成
し、それらの常態物性，耐ガソリン性，耐複合オゾン性
と耐火性とを調べた。
よび従来例１，２のゴム組成物と、ゴムホースとを作成
し、それらの常態物性，耐ガソリン性，耐複合オゾン性
と耐火性とを調べた。
【００１５】耐火性は、ゴム組成物についてはそれぞれ
１０５×１０５ｍ／ｍ，４ｍ／ｍ厚シートの試験片を火
炎先端温度６５０〜７５０℃のブンゼンバーナーで火炎
の先端が試験片に接触する常態にして１２０ｓｅｃ強制
燃焼したときの結果を示し、また、ゴムホース製品とし
ては単層の外径３０ｍ／ｍφ，内径２２ｍ／ｍφの試験
ホースを、火炎温度７６０〜１０６５℃，火炎高さ１８
０〜２００ｍ／ｍのブンゼンバーナーの火炎の中間高さ
位置で１２０ｓｅｃ強制燃焼したときの結果を示すもの
で、何れの場合も、前記所定時間燃焼後、水で消化，冷
却したものである。
１０５×１０５ｍ／ｍ，４ｍ／ｍ厚シートの試験片を火
炎先端温度６５０〜７５０℃のブンゼンバーナーで火炎
の先端が試験片に接触する常態にして１２０ｓｅｃ強制
燃焼したときの結果を示し、また、ゴムホース製品とし
ては単層の外径３０ｍ／ｍφ，内径２２ｍ／ｍφの試験
ホースを、火炎温度７６０〜１０６５℃，火炎高さ１８
０〜２００ｍ／ｍのブンゼンバーナーの火炎の中間高さ
位置で１２０ｓｅｃ強制燃焼したときの結果を示すもの
で、何れの場合も、前記所定時間燃焼後、水で消化，冷
却したものである。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【表２】
【００１８】表２の試験結果から明らかなように、耐火
性と、耐ガソリン性，耐複合オゾン性，常態物性等の他
の特性とのバランスを評価した総合評価では、従来例
１，２は何れも耐火性は良好であるが耐ガソリン性に劣
り、比較例１は初期物性は良好であるが耐火性に劣り、
また、比較例２は耐火性は良好であるが初期物性に劣っ
ていることがわかる。
性と、耐ガソリン性，耐複合オゾン性，常態物性等の他
の特性とのバランスを評価した総合評価では、従来例
１，２は何れも耐火性は良好であるが耐ガソリン性に劣
り、比較例１は初期物性は良好であるが耐火性に劣り、
また、比較例２は耐火性は良好であるが初期物性に劣っ
ていることがわかる。
【００１９】一方、実施例１〜４は何れも耐火性と他の
特性とのバランスがとれていて良好であり、中でも実施
例４が優れていることがわかる。
特性とのバランスがとれていて良好であり、中でも実施
例４が優れていることがわかる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明の耐火性ゴム組成物
によれば、耐ガソリン性，耐複合オゾン性および耐火性
と、所要の初期強度の維持とを同時に満たすことができ
る。
によれば、耐ガソリン性，耐複合オゾン性および耐火性
と、所要の初期強度の維持とを同時に満たすことができ
る。
【００２１】従って、このような耐火性ゴム組成物で形
成された外層を持つゴムホースは、車両用燃料系に用い
た場合に、車両火災時にあっても燃料への引火による２
次災害を防止することができて、安全性をより一層向上
することができる。
成された外層を持つゴムホースは、車両用燃料系に用い
た場合に、車両火災時にあっても燃料への引火による２
次災害を防止することができて、安全性をより一層向上
することができる。
【図１】本発明のゴムホースの一実施例を示す断面図。
１…外層、２…内層。
Claims (2)
- 【請求項１】 アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴ
ムと塩化ビニル樹脂とからなる含ハロゲンゴム混合物１
００重量部と、炭酸カルシウム又はそれと他の無機充填
剤の混合物３０〜１００重量部とが配合されていること
を特徴とする耐火性ゴム組成物。 - 【請求項２】 外層が請求項１に記載の耐火性ゴム組成
物で形成されていることを特徴とするゴムホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6272992A JPH05262915A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 耐火性ゴム組成物およびそれを使用したゴムホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6272992A JPH05262915A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 耐火性ゴム組成物およびそれを使用したゴムホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262915A true JPH05262915A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13208753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6272992A Pending JPH05262915A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 耐火性ゴム組成物およびそれを使用したゴムホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05262915A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1205499A2 (en) | 2000-11-13 | 2002-05-15 | JSR Corporation | Unsaturated nitrile-conjugated diene rubber composition and production process of the rubber |
| JP2010150375A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Nippon Zeon Co Ltd | ニトリル共重合体ゴム組成物 |
| CN105771139A (zh) * | 2014-12-18 | 2016-07-20 | 常熟市福安消防设备有限公司 | 消防水带制备方法 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6272992A patent/JPH05262915A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1205499A2 (en) | 2000-11-13 | 2002-05-15 | JSR Corporation | Unsaturated nitrile-conjugated diene rubber composition and production process of the rubber |
| EP1205499A3 (en) * | 2000-11-13 | 2003-02-12 | JSR Corporation | Unsaturated nitrile-conjugated diene rubber composition and production process of the rubber |
| JP2010150375A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Nippon Zeon Co Ltd | ニトリル共重合体ゴム組成物 |
| CN105771139A (zh) * | 2014-12-18 | 2016-07-20 | 常熟市福安消防设备有限公司 | 消防水带制备方法 |
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