JP4898027B2 - 学習装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、学習装置に関し、特に、パソコンなどの情報処理端末において、辞書検索や翻訳ソフトなどによって検索された単語のデータファイルを作成し、単語等の学習をするための学習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、利用者が入力した英単語または日本語を、それぞれ日本語または英単語に変換するような機能を持つ検索アプリケーションソフトが販売されている。また、英和辞典や和英辞典などの電子辞書に格納された例文を用いて、英単語の学習用問題を作成するような機能を持つ学習アプリケーションソフトが販売されている。
【0003】
たとえば、入力された第1言語の文字列(たとえば日本語)を第2言語の文字列(たとえば英語)に変換する操作が行われた場合に、その文字列と、その文字列に関連する品詞データとからなる変換履歴データを保存し、この変換履歴データから学習用問題を作成し、その作成した問題をユーザに答えさせるようにすることにより、ユーザがわからなかった単語を学習できるようにする言語学習装置が、特開平11−109841号公報に記載されている。
【0004】
また、単語の綴りを入力することにより辞書引きした後、その単語と意味とを登録することにより、登録した単語を登録順などの順番で呼び出して、単語の暗記学習のために利用する単語帳機能付電子辞書が、特開平9−185627号公報に記載されている。
このような学習装置は、わからない意味や綴りを調べるために電子辞書を引いたときに、その辞書引き操作と連動させて履歴データを記憶しておき、学習用のデータを作成しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の学習装置は、利用者が入力した単語の辞書引きをするだけで、その単語を利用した学習問題文を作成することができるものの、利用者の学習のレベルに対応した問題文の提示をすることはできない。すなわち、利用者の学習の進みぐあいや暗記の程度などについては配慮されていなかった。
【0006】
また、登録された単語を、利用者が指定した種々の順番(登録順,アルファベット順など)で呼び出して学習することができるが、利用者が同一単語について辞書引きをした回数や、利用者にとって憶えにくい単語であるか否かを考慮したものではなかった。
したがって、利用者の学習進度や理解度に対応させて、必ずしも効率よく学習できるものではなかった。
【0007】
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、辞書引きの検索回数などを記憶して単語帳ファイルを作成し、出題の優先順序を適切に制御することのできる学習装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、文字および記号を入力する入力部と、文章を表示する表示部と、見出し語からなる第1情報と、見出し語に関連付けられた第2情報とからなる情報記憶部と、入力部から入力された見出し語により情報記憶部を検索する検索部と、検索部により検索された見出し語に関連付けられた第2情報を格納する一時格納部と、一時格納部に格納された第2情報の中から学習に必要なデータを取得し、さらに、前記入力部から入力された見出し語が含まれる文を、前記表示部に表示された文章の中から取得するデータ取得部と、データ取得部により取得されたデータと前記入力された見出し語とを含む検索情報を作成する作成部と、作成部が作成した検索情報を利用して学習問題を生成する問題生成部とを備えたことを特徴とする学習装置を提供するものである。
【0009】
ここで、前記第1情報が単語の見出し語である場合、前記データ取得部は、前記検索された見出し語に関連付けられた第2情報に含まれる各語義の先頭訳語、または先頭語義の先頭訳語を取得するようにしてもよい。
また、前記データ取得部は、前記入力された見出し語が含まれる文を、前記表示部に表示された文章の中から取得するようにしてもよい。
また、この発明において、学習用問題を生成するための学習情報ファイルを作成する学習情報作成部をさらに備え、学習情報作成部が、前記検索情報ファイルに含まれる見出し語について、その見出し語,データ取得部によって取得されたデータ、およびその見出し語の検索回数を少なくとも含む学習情報ファイルを作成し、前記見出し語がすでに学習情報ファイルに含まれている場合には、前記検索回数を更新するようにしてもよい。
【0010】
さらに、前記学習情報ファイルが、見出し語ごとに入力部から入力された修得指示に基づいて付与される修得情報と、その修得日とを含み、学習情報ファイルにすでに登録されかつ修得情報が付与された見出し語が、前記検索部によって検索された場合に、前記学習情報作成部は、学習情報ファイルからその見出し語に対する修得情報を削除し、その見出し語がすでに修得済みであったことを示す警告を表示部に表示するようにしてもよい。
また、前記検索情報の中からメモリに格納すべき情報を決定する基準を設定する持出情報設定部と、持出情報設定部によって設定された基準に基づいてメモリに格納すべき情報を選択する情報選択部とを、さらに備えてもよい。
この発明によれば、学習に必要な情報を利用者に負担をかけずに容易に取得することができ、その利用者にとって効率的な学習をすることのできる学習装置を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定されるものではない。
以下の実施例においては、前記した一時格納部は辞書データファイル(図4)に、データ取得部によって取得される学習に必要なデータを記憶する領域は図5に示した単語帳格納バッファ(図5)に、検索情報ファイルは検索単語ファイル(図3)に、学習情報ファイルは単語帳ファイル(図6,図7)に、それぞれ対応するものとして説明する。
【0012】
また、情報記憶部は、いわゆる電子辞書の全体を意味し、見出し語と、その見出し語に関連付けられた情報(意味、品詞、例文など)とからなり、この電子辞書の中から検索された情報が辞書データファイルとして作成される。また検索部、データ取得部、ファイル作成部、問題生成部とは、図1に示す制御部の一機能として実現されるものである。
【0013】
検索回数とは、たとえば、利用者がある見出し語について電子辞書を辞書引きした回数を意味し、検索情報ファイルに登録された回数でもあり、以下の実施例では、「出現頻度」に対応するものである。また、検索回数を更新することは、現在の検索回数に1を加算することを意味する。
修得情報とは、ある見出し語が利用者に修得されたことを示す情報を意味し、見出し語が英単語などの場合にはその英単語の日本語の意味の記憶が完了したことを意味する。たとえば修得情報は“◎”のような記号であり、利用者が修得したと判断したときに、その利用者の意思で、見出し語ごとに付与されるものである。
【0014】
図1に、この発明の学習装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
ここでは、学習装置として、英単語やその英単語を用いた文を学習する場合について説明するが、これに限られるものではなく、コンピュータ用語,法律用語などの専門用語の学習にも適用できる。
また、この発明の学習装置は、単体の装置として実現することもできるが、市販されている電子辞書装置の一機能,デスクトップパソコン,ノート型パソコン,PDAなどの携帯情報端末,データ通信機能を有する携帯電話などの各種形態の情報機器に、専用のアプリケーションプログラムを格納することにより実現することができる。
【0015】
表示部12は、LCD,EL,CRTなど各種表示装置を用いることができ、学習に利用する情報を利用者に視覚的に表示するものである。
入力部13は、キーボード,マウス,タッチパネル,トラックボール及びペンなどの各種入力装置を用いることができるが、その他に、手書き文字入力や携帯電話のボタンによる各種文字・記号の入力,音声入力などが可能な機能を備えてもよい。
【0016】
通信部14は、単語学習そのものに必須の構成ではないが、学習したい単語を、コンテンツプロバイダ,外部サーバなどから通信によって入手する場合や、学習問題や結果を双方向通信する場合に用いられる。
したがって、通信部14は、無線LAN,Bluetoothなどの無線通信機能や、電話回線,イーサネットLAN,ISDN,ADSLなどの回線接続機能を備えたものである。
【0017】
記憶部15は、ROM,RAMなどの半導体メモリ、ICカード,ハードディスクなどの記憶装置,CD−R/CD−RW,MO,MDなどの可搬型記憶媒体などが用いられる。
記憶部15は、この発明の学習装置の各機能を実現するための学習プログラムを記憶する学習プログラム記憶部151,利用者が単語等を学習するための情報(単語帳データ,例文,問題文など)を記憶する学習データ記憶部152、及び利用者が学習した結果を記憶する学習結果記憶部153とからなる。
【0018】
ここで、学習プログラム記憶部151は、ROMなどの読み出し専用の半導体メモリを用いることが好ましいが、学習する対象を変更できるようにするために、書き換え可能なRAMやICカードを用いてもよい。
さらに、学習プログラムは、通信部14を介して、遠隔地のサーバやコンテンツプロバイダからダウンロードすることによりフラッシュメモリなどの書き換え可能な記憶媒体に格納するようにしてもよい。
【0019】
学習データ記憶部152,学習結果記憶部153は、いずれも利用者ごとに異なるデータを記憶するものであり、RAMやハードディスクなどの書き換え可能な記憶媒体を用いることができる。
学習結果記憶部153に記憶される情報は、後述するように、たとえば、辞書引きをした日付(以下、登録日),持出日,修得確認チェック欄,修得日,辞書引き(登録)回数などから構成される。
【0020】
制御部11は、この発明の学習装置の機能を実行する部分であり、CPU,ROM,RAM,タイマー,I/Oコントローラなどの要素からなるいわゆるマイクロコンピュータによって実現される。学習装置の各機能は、学習プログラム記憶部に記憶されたこの発明の学習プログラムに基づいて、CPUが表示部12,入力部13,記憶部15,通信部14を制御することにより実現される。
【0021】
この発明において、学習するためのデータを取得する機能について説明する。
図2に、この発明の学習装置のデータファイル生成機能の概略フローチャートを示す。
ここでは、英文の文章を表示部12に表示させている状態で、利用者が、この英文を読む場合や翻訳する場合を例として説明する。
【0022】
まず、表示部12に表示された英文の中で、利用者が、日本語訳を知りたい英単語があった場合、その英単語を指定して辞書引き機能を起動させる(ステップS1)。
次に、指定された英単語を、「検索単語ファイル」の中に、見出し語として格納する(ステップS2)。
【0023】
図3に、この発明の「検索単語ファイル」の一実施例の内容を示す。
たとえば、表示された文“This is a pen”の中で、利用者が、“pen”の部分を指定して反転表示させた後、所定のキーを入力すると、辞書引き機能のプログラムが起動されて、図3に示すように“pen”が見出し語として検索単語ファイルの中に格納される。
検索単語ファイルは、見出し語,訳語,品詞,登録日などから構成されるがこれに限るものではない。学習に必要な情報を同時に登録するようにしてもよい。
【0024】
次に、ステップS3において、指定された単語を含む1つの文全体を取得して、「例文ファイル」に格納する。
例えば、指定単語である“pen”を含む文“This is a pen”が、例文ファイルに格納される。
さらにステップS4において、見出し語に対応する翻訳を抽出する辞書引き処理により、見出し語に対する情報を、「辞書データファイル」として格納する。
たとえば、見出し語“pen”については、図4に示すような情報が格納される。
【0025】
ここで、<見>,<品>などは、その後に示された情報内容の略語であり、</>の記号は情報内容の終了の区切りを示すものである。
たとえば、<見>は、その後に見出し語が示されていることを示す略語である。
<品>は品詞、<訳>は訳語,<用英>は英文の用例,<用訳>は用例の訳語をそれぞれ示す略語である。
【0026】
次に、ステップS5において、図4の「辞書データファイル」を用いて、学習に利用する最小構成の検索単語ファイルと単語帳ファイルを作成する。
図5に、単語帳ファイルを作成する前の「単語帳格納バッファ」の内容の一実施例を示す。
図5は、図4に示したpenについての「辞書データファイル」のうち、訳語<訳>の先頭部分を抽出したものを示している。
すなわち、<訳>1,<訳>2,<訳>3に続く、「ペン」,「文筆業」,「文体」という語を抽出して、見出し語“pen”のうしろに列記したものである。
【0027】
この「単語帳格納バッファ」の内容を登録する指示がされた場合には、訳語の内容がその見出し語に対する品詞と登録日とともに、図3に示すように「検索単語ファイル」の中に登録される。
この後、単語帳作成更新機能のプログラムが起動され、図7に示すような単語帳ファイルが作成される。
【0028】
図7において、「持出日」とは、その見出し語を、学習のために持出した日を意味し、持出すとは、たとえば、ICカードのような可搬型メモリに見出し語とその訳語及び関連情報を格納したり、ネットワークを介して、他の情報端末や学習用サーバに取り出したりすることを意味する。
【0029】
「チェック欄」とは、すでにその単語を修得(記憶完了)したか否かを示す欄であり、“◎”が付与されている場合は、すでに修得済であることを意味し、修得日にその修得した日付が格納されている。
チェック欄に何も登録がない場合は、まだ未修得であることを示し、学習のために出題すべき単語であることを意味する。「出現頻度」は、利用者が辞書引きなどの検索した回数を意味する。
【0030】
図6は、この発明の単語帳ファイルの一実施例を示したものであるが、図3の「検索単語ファイル」を利用して、図7の単語帳ファイルを作成する前の単語帳ファイルを示したものである。
単語帳ファイルの作成更新処理については後述するが、図6に示す状態のときに、新たに図3に示す3つの単語の登録をしようとする場合には、“ball”と“pen”についてはすでに登録済であるので、出現頻度が1を加算して更新され、“desk”については新規登録として登録され、出現頻度が1に設定される。
【0031】
以上が、この発明のデータファイル生成機能の概略フローチャートであるが、これにより作成された検索単語ファイルや単語帳ファイルは、学習用の問題を作成するプログラムに引き渡される。学習問題作成プログラムでは、単語帳ファイルに格納された情報を用いて、適切な問題を適切な順序で自動的に作成し、利用者に提示することになる。
【0032】
次に、ステップS3に示した例文ファイルの取得処理の一実施例について説明する。
図8に、この発明の例文ファイルの取得処理(図2のステップS3)のフローチャートを示す。
図8のフローチャートを実行すると、たとえば図9に示すように、辞書引き対象となった“appropriate”を含む文“It translates English sentences into appropriate Japanese.”が、“appropriate”の例文として取得され、例文ファイルに格納される。
【0033】
図8において、辞書引きまたは訳振りの対象文字列(以下、文字列Sと呼ぶ、図9では“appropriate”)を、表示部12に表示されている文章の先頭から順に走査する(ステップS11)。
次に、文境界パターンが辞書引きまたは訳振りの対象文字列に含まれるか否かをチェックする(ステップS12)。
【0034】
文境界パターンとは、文と文の境界を示すパターンはある程度決まっているので、そのパターンを予め設定登録したものである。たとえば、英文の場合は、「文末記号」+「空白」+「先頭大文字単語」の組合せからなるパターンである。ここで「文末記号」とは、たとえば、ピリオド(.),?,!などである。
また、日本文の場合は、「文末記号(。,?または!)」を、文境界パターンとして用いることができる。
文境界パターンは、文頭位置格納バッファに格納される。文頭位置格納バッファとは、走査のときに発見された文頭の文境界パターンを一時的に格納するメモリである。
【0035】
次に、文境界パターンが含まれていない場合は、ステップS17へ進み、文字列Sの前に、文字列があるか否かチェックする。
そして、文字列がある場合は、その文字列Sの前のN文字分を拡張し(ステップS18)、ステップS12へ戻る。
ここで拡張するとは、辞書引きまたは訳振りの対象文字列を、最初にユーザが反転した文字列に隣接する文字列をさらに取得することを意味する。
ステップS17で文字列Sの前に文字がない場合は、文字列Sが文頭であるので、ステップS19へ進み、文字列Sの位置を文頭位置格納バッファに格納し、ステップS14へ進む。
【0036】
ステップS12において、文境界パターンが、文頭位置格納バッファに含まれている場合、文境界パターンのうち先頭大文字単語を、文頭位置格納バッファに格納する(ステップS13)。
図9に示した文では、“program. It”の部分において、大文字単語である“It”が格納される。
【0037】
次に、ステップS14において、ステップS13で判定した「先頭大文字単語」のうしろに文境界パターンが含まれるか否かチェックする。
文境界パターンがなければ、文字列Sのうしろに、文字列があるか否かチェックする(ステップS20)。
文字列がある場合は、ステップS21へ進み、このうしろの文字列のN文字文を拡張し(ステップS21)、ステップS14へ戻る。
ステップS20において文字列がない場合は、文字列Sの最終位置を文末位置格納バッファに格納し(ステップS22)、ステップS16へ進む。ここで、「文末位置格納バッファ」とは、取得された文の文末位置の情報(たとえばピリオド,?,!)を一時的に格納するメモリである。
【0038】
ステップS14において文境界パターンが含まれる場合は、ステップS15へ進み、「文末記号」を文末位置格納バッファに格納する。図9に示した文では、“Japanese”のうしろのピリオドが格納される。そして、文頭位置格納バッファから、文末位置格納バッファまでの間に位置する文字列を、例文ファイルに格納する。(ステップS16)。
図9に示した文では、“appropriate”から前後に、N文字ずつ拡張しながら、文頭位置の“It”と、文末位置のピリオド(“Japanese.”のピリオド)とを抽出し、この間の文字列を1つの文と判断して、“It translates English sentences into appropriate Japanese.”という文が取得される。
【0039】
以上の処理により、辞書引きがされた単語(appropriate)を含む文が抽出され、例文として記憶されることになるが、この例文は、学習時における出題文として利用される。一般に、学習のために出題される例文は、予め辞書に格納されている参照例文や、出題者が予め独自に作成したものが用いられることが多い。
しかし、利用者が自らの意思で辞書引きした単語を含む文は、利用者の目に一度はふれており、印象に残っている可能性が高いので、学習用例文としては、辞書の参照例文よりも、自ら辞書引きした単語を含む文を提示した方が、学習効果が向上すると考えられる。
【0040】
次に、図2のステップS5に示した単語帳ファイル等の作成処理について説明する。
この作成処理を実行することにより、図4に示した辞書データファイルから、図3に示す検索単語ファイルと図7に示す単語帳ファイルとが作成される。
図10に、ステップS5に示したこの発明の単語帳ファイル等の作成処理のフローチャートを示す。
まず、ステップS31において、辞書データファイルの内容を作業用のメモリ領域に読み出す。ここで、行数を示す変数nを、1に初期化する。
次に、ステップS32において、辞書データファイルの中の注目するn行目が最終行か否かチェックする。最終行でなければ、ステップS33へ進み、注目するn行目を1行分だけ取り出す。
【0041】
取り出した1行のデータについて、「データ開始タグ」が存在するか否かチェックする(ステップS34)。
ここで「データ開始タグ」とは、予め設定されるタグであり、たとえば図4に示すような<訳>が開始タグとして設定されているものとする。
図4では、1行目及び2行目には<訳>はなく、3行目に存在することが確認される。
【0042】
「データ開始タグ」が存在しない場合、次の行を確認するためにnにn+1をセットし(ステップS38)、ステップS32へ戻る。
「データ開始タグ」が存在する場合は、ステップS35へ進み、「データ終了タグ」が存在するか否かチェックする(ステップS35)。ここで、「データ終了タグ」とは、予め設定されるタグであり、たとえば、図4に示すような</>が終了タグとして設定されているものとする。
【0043】
終了タグが存在しない場合は、ステップS38に進む。
終了タグが存在する場合は、ステップS36へ進み、データ開始タグからデータ終了タグまでの間のデータを単語帳格納バッファに格納し、ステップS38へ進む。たとえば、3行目にはデータ終了タグが存在するので、<訳>1 ペン〔万年筆・ボールペン〕</>というデータが単語帳格納バッファに格納される。
このようなステップS32からS38までの処理を繰り返した後、ステップS32において、最終行であると判断されたとき、ステップS37へ進み、単語帳格納バッファの内容を整理する。
【0044】
単語帳格納バッファの内容を整理するとは、単語帳データとして必要な情報のみを抽出することを意味する。
図4に示した辞書データファイルについて考えると、<訳>というデータ開始タグと、</>というデータ終了タグではさまれたデータが取り出され、単語帳格納バッファには、
<訳>1 ペン〔万年筆・ボールペン〕</>
<訳>2 文筆業、ペン;</>
<訳>3 文体;文筆の才</>
という3つのデータが格納される。
【0045】
ここで、格納された情報すべてを、学習用の単語帳データとして利用してもよいが、各語義の先頭訳語だけ(ペン,文筆業,文体)や、先頭語義の先頭訳語だけ(ペン)など、利用者にとって必要なデータだけを抽出したものを単語帳データとして利用してもよい。このように情報量を制限するのは、少ない記憶量しか持たない携帯端末の場合に有効である。
【0046】
そこで、ステップS37において、各語義の先頭語義だけを抽出して整理するものとすると、図5に示すような情報(pen,ペン;文筆業;文体)が、単語帳格納バッファに格納される。
次に、ステップS39において、この単語帳格納バッファの内容を検索単語ファイルに登録する処理を行う。ここでは、検索対象となった見出し語(pen)に対する「訳語」,「品詞」及び「登録日」が登録される。
【0047】
さらに、ステップS40において、検索単語ファイルの内容を利用して、図7に示したような単語帳ファイルを作成更新する。
ここでは、すでに作成済の単語帳ファイルが存在する場合には、その内容を考慮して、新規見出し語の場合は追加され、既格納見出し語の場合は出現頻度の欄に1が加算される。
【0048】
図11に、ステップS40の単語帳ファイルの作成更新処理の詳細フローチャートを示す。
この処理により、図7に示すような単語帳ファイルが作成または更新される。
まず、ステップS51において、既存の単語帳ファイルを、制御部11の作業メモリ領域に読み込む。
【0049】
単語帳ファイルは、この発明の学習装置の記憶部15に記憶されているか、あるいは、ICカードなどの可搬型のメモリや、ネットワークを介してサーバや他の情報端末などから記憶部15にダウンロードしてもよい。
なお、単語帳ファイルに一つも単語が登録されていないときは、読み込む内容な何もないが、ステップS54以降の処理によって、新たに単語帳ファイルが作成される。以下の実施例では、図6に示すような単語帳ファイルが読み込まれたものとする。
【0050】
ステップS52において、図3に示したような検索単語ファイルを制御部11の作業メモリ領域に読み込む。ここで検索単語ファイルには利用者が新たに検索した単語のリストが格納されている。
ステップS53において、検索単語ファイルの単語を一つずつカウントするための番号mを初期化する。ここでm=1とする。
【0051】
次に、ステップS54において、検索単語ファイルの中に、m番目の単語が存在するか否かチェックする。m番目の単語が存在しない場合は、ステップS55へ進み、単語帳ファイルを表示して、処理を終了する。たとえば、図3では、3つの単語が存在するので、m=4のときは単語帳ファイルを表示して、処理を終了する。また、検索単語ファイルの中に単語が存在しないときも同様に処理を終了する。
【0052】
ステップS54で、m番目の単語が存在するときは、ステップS56へ進み、単語番号mのデータDを選択する。たとえば、m=1のとき、図3では、「見出し語」=“ball”がデータDとして選択される。
次に、ステップS57において、データDが、単語帳ファイルに存在するか否かチェックする。
ここで、検索単語ファイルの「見出し語」,「訳語」及び「品詞」と同じ単語が、単語帳ファイルの中にあるか否かチェックされる。
【0053】
図3において、m=1のときは、「ball」,「ボール;球技」,「名詞」というデータに一致可能な単語が、図6の単語帳ファイルの中にあるか否かがチェックされる。データDがない場合は、ステップS59へ進み、データDを新規登録するために、単語帳ファイルに追加する。また、単語帳ファイルのデータDに対するチェック欄,修得日及び出現頻度の欄を初期化する(ステップS60)。
【0054】
前記したデータDの“ball”については、図6の中にはないので、ステップS59の処理により単語帳ファイルに新規登録する。
この登録語、単語帳ファイルは、図7に示すように、単語ballについての見出し語,訳語,品詞,登録日が追加されることになる。
また、ステップS60の初期化により、チェック欄には“マークなし”、修得日には“入力なし”、出現頻度には1が設定される。
【0055】
ステップS60の後、ステップS64へ進み、次の単語を調べるために番号mを1だけ増加させ、ステップS54へ戻る。
ステップS57においてデータDが単語帳ファイルに存在する場合、ステップS58へ進み、単語帳ファイルの中のデータDのチェック欄に修得マーク“◎”があるか否かチェックする。
修得マーク◎がない場合は、ステップS63へ進み、データDの出現頻度に1を加算する。すなわち、データDについて辞書引き操作が新たに行われたということで、出現頻度をカウントアップすることにより、学習する必要性が1ランク高くなったことを意味する。
【0056】
たとえば、図3の検索単語ファイルにおいて、m=2のとき調査対象となるデータDは“boy”であるが、見出し語“boy”のデータはすでに図6の単語帳ファイルにあり、チェック欄に修得マークもないので、ステップS58及びS61により、出現頻度に1が加算され、図7に示すように“boy”の出現頻度は2となる。
【0057】
また、ステップS58において、修得マーク◎がある場合は、ステップS61へ進み、警告表示をする。警告表示をするのは、すでに修得マークが付与されているにもかかわらず辞書引き操作をしたということになり、まだ十分には習得していない可能性があるからである。
警告表示は、たとえば、「既に覚えていると言っているのに辞書引きされた。覚えたチェックは解除しておく」という旨のメッセージを、表示部に表示すればよい。
【0058】
次に、ステップS62へ進み、このデータDの修得マーク◎を削除すると共に、修得日も削除する。さらにステップS63において、出現頻度に1を加算する。
たとえば、図3の検索単語ファイルにおいて、m=3のとき、調査対象となるデータDは“pen”であるが、見出し語“pen”のデータはすでに図6の単語帳ファイルにあり、チェック欄に修得マーク◎があるので、ステップS58,S61,S62,S63の処理により、図7に示すように見出し語“pen”のチェック欄、修得日は空白となり、出現頻度は2となる。
【0059】
以上のようにして、検索単語ファイルの中のすべての単語について単語帳ファイルの作成または更新が行われ、ステップS55により、単語帳ファイルが表示部に表示される。単語帳ファイルの表示は、利用者に確認をとるためのものであり、この表示を見て、利用者が内容を修正したり、必要なければ意図的に削除するようにしてもよい。
【0060】
この単語帳ファイルの内容を用いて、学習用問題が作成されることになる。ここで、出現頻度が各単語ごとに設定されているため、出題の優先順位を制御でき、出現頻度の高い単語を先に出題させることにより利用者の学習効率を上げることができる。
【0061】
上記の実施例において、図2,図10及び図11のフローチャートでは、辞書引き機能により、図3に示す検索単語ファイルの作成から、図7に示す単語帳ファイルの作成更新までを行うような処理を説明したが、これに限るものではない。
【0062】
たとえば、利用者が辞書引き操作をしたときには、図3に示す検索単語ファイルや、例文ファイルを作成するだけに留め、学習機能を実行させたときに、図11に示す単語帳ファイルの作成更新処理をするようにしてもよい。
すなわち、図10に示した処理においてはステップS40の処理を行わず、学習装置の学習機能プログラムの中でステップS40の単語帳ファイルの作成更新処理をするようにしてもよい。
【0063】
これは、利用者が辞書引きをする情報端末と、学習用端末が別々であり、辞書引きをする情報端末の記憶容量が少ない場合に有効である。
このとき辞書引きをした情報端末では、記憶容量が少なくて済む図3に示した「検索単語ファイル」のデータが作成されるが、このデータをICカード等の可搬型メモリに格納して、あるいはネットワークを介して、学習用端末の記憶部に転送することができる。
【0064】
したがって、利用者が辞書引き操作により取得した「検索単語ファイル」のみを可搬型メモリなどを介して自由に持ち出し、ステップS40の処理を備えた他の学習用端末に組み込むことで、利用者はどこでも学習をすることができる。
特に、学習用端末が、携帯型の情報端末や携帯電話である場合には、移動中など時間,場所を問わずに学習をすることができ、学習効率を向上できる。
【0065】
次に、以上のようにして作成された単語帳ファイルを利用して、単語テストの問題を出題する処理の一実施例について説明する。
図12に、出題の優先順位を決める基準項目の一実施例を示す。ここでは、基準項目として、「出題頻度N1」,「難易度N2」,「回答に要する時間N3」,「修得に要する日数N4」の4つを示しているが、これに限るものではない。
【0066】
これらの基準項目の各値は、利用者が設定できるようにしてもよい。
ここで「難易度N2」は、前記した単語帳ファイルの情報には含まれていないが、たとえば訳振り結果や辞書引き結果から取得することができる。
「回答に要する時間N3」は、表示部に問題文を表示してから、利用者が回答を入力するまでの時間をタイマーで計測したものを用いればよい。
また、この時間N3としては、前回のテスト時の計測値を保存しておくことが好ましい。
「修得に要する日数N4」は、修得マーク◎が付与された「修得日」と「登録日」との差により求めることができる。
【0067】
図13に、この発明の出題処理の一実施例のフローチャートを示す。
まず、ステップS81において、単語帳ファイルから、単語テストデータを1行分読み込む。
次に、その単語テストデータが、未出題か否かチェックする(ステップS82)。
【0068】
未出題でなければステップS83へ進み、未修得データか否かチェックする。未修得データならば、ステップS89へ進み、単語テストデータを優先出題テストバッファに格納する。
ここで、優先出題テストバッファとは、単語テストデータを一時的に格納しておく領域であり、ここに格納された順番に単語テストの出題が行われる。
【0069】
未修得データでなければ、回答までに要した時間がN3秒以上か否かチェックする(ステップS84)。
N3秒以上であればステップS89へ進み、そうでなければステップS85へ進む。
【0070】
ステップS85では、登録から修得までに要した日数がN4日以上か否かチェックし、N4日以上ならステップS89へ進み、そうでなければステップS81へ戻る。
【0071】
また、ステップS82で、未出題データであれば、ステップS86へ進み、出現頻度がN1回以上か否かチェックする。
出現頻度がN1回以上ならばステップS89へ進み、そうでなければステップS87へ進む。
ステップS87では、単語テストデータの難易度がN2以上か否かチェックし、難易度がN2以上ならばステップS89へ進み、そうでなければステップS88へ進む。
ステップS88では、前問に関連した単語、すなわち類義語か同一出典の単語であるか否かをチェックし、関連単語ならばステップS89へ進み、そうでなければステップS81へ戻る。
【0072】
このように、種々の基準項目を設けて出題順序を決定しているので、利用者にとって効率よく短期間で修得できるように学習問題を提示することができる。
このようにして出題順序が決定された学習問題を利用者に提示する方法としては、問題文を表示部へ視覚的に表示をすることや、スピーカを用いて問題文を音声出力することがあげられる。
【0073】
また、利用者の回答方法は、キーボードなどの入力部を介して文字または選択番号を入力することや、音声により回答入力することがあげられる。
さらに、利用者の便宜等を考慮して、上記した問題文の提示と回答の方法を組み合わせて用いることにより、より効果的な学習が可能となる。たとえば、ヒアリング問題などは、音声による問題文の提示と、選択番号のキー入力による回答を組み合わせるのが効果的である。
【0074】
また、前記したように検索単語ファイルや単語帳ファイルをICカードのような可搬型メモリに格納して持ち出すことができれば、利用者がどこでも学習できることから、学習の効率向上に役立つことを述べたが、学習用端末が携帯情報端末の場合はその記憶容量がデスクトップ型の端末と比べて少ないことが多いので、できるだけ持出データの容量は少ない方が好ましい。
したがって、どのデータを持ち出すかについて、利用者自身が選択できるようにすることが好ましい。
【0075】
持ち出すデータの選択方法としては、単語帳データの一覧を表示させて、1つずつ利用者に選択してもらうこともできるが、この操作は容易ではなく利用者にとって負担となる。そこで、図14に示すような持出基準を予め設定しておき、この基準に基づいてデータをICカードなどに自動的に格納するようにすれば利用者の負担とならないので好ましい。
【0076】
たとえば、持出せる容量が5Kバイトの携帯電話であったとすると、単語データ当たり約200バイトのデータなら約25単語分のデータが持ち出せる。
また、利用者の修得ペースが1日平均10単語程度であり、2週間分すなわち140単語持ち出す必要がある場合は、そのような設定をすることにより、自動的に持ち出しデータをICカードなどに格納することができる。
【0077】
【発明の効果】
この発明によれば、辞書検索等により検索された見出し語に関する情報から学習に必要な情報を取得するようにしているので、利用者に負担をかけずに容易にその情報の取得ができ、利用者ごとに効率的な学習をすることが可能となる。
また、利用者が一度直接目にふれた例文を取得するようにしているので、この例文を提示した学習問題を提示することにより、その利用者にとってより効率的な学習をすることができる。
さらに、利用者が単語を検索した回数を登録するようにしているので、利用者が修得していない単語や、修得に時間がかかる単語について優先的に問題を提示することができ、その利用者にとって効率的な学習をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の学習装置の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】この発明の学習装置のデータファイル生成機能の概略フローチャートである。
【図3】この発明の「検索単語ファイル」の一実施例の内容を示した図である。
【図4】この発明の「辞書データファイル」の一実施例の内容を示した図である。
【図5】この発明において、単語帳ファイルを作成する前の「単語帳格納バッファ」の一実施例の内容を示した図である。
【図6】この発明の単語帳ファイルの一実施例の内容を示した図である。
【図7】この発明の単語帳ファイルの一実施例の内容を示した図である。
【図8】この発明の例文ファイルの取得処理(図2のステップS3)のフローチャートである。
【図9】この発明の例文ファイル取得処理の一実施例の説明図である。
【図10】この発明の単語帳ファイル等の作成処理(図2のステップS5)のフローチャートである。
【図11】この発明の単語帳ファイルの作成更新処理(図10のステップS40)の詳細フローチャートである。
【図12】この発明の出題の優先順位を決定する基準項目の一実施例の説明図である。
【図13】この発明の出題処理の一実施例のフローチャートである。
【図14】この発明の持出情報の持出基準の設定の一実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 学習装置
11 制御部
12 表示部
13 入力部
14 通信部
15 記憶部
151 学習プログラム記憶部
152 学習データ記憶部
153 学習結果記憶部

Claims (5)

  1. 文字および記号を入力する入力部と、文章を表示する表示部と、見出し語からなる第1情報と、見出し語に関連付けられた第2情報とからなる情報記憶部と、入力部から入力された見出し語により情報記憶部を検索する検索部と、検索部により検索された見出し語に関連付けられた第2情報を格納する一時格納部と、一時格納部に格納された第2情報の中から学習に必要なデータを取得し、さらに、前記入力部から入力された見出し語が含まれる文を、前記表示部に表示された文章の中から取得するデータ取得部と、データ取得部により取得されたデータと前記入力された見出し語とを含む検索情報を作成する作成部と、作成部が作成した検索情報を利用して学習問題を生成する問題生成部とを備えたことを特徴とする学習装置。
  2. 前記第1情報が単語の見出し語である場合、前記データ取得部が、前記検索された見出し語に関連付けられた第2情報に含まれる各語義の先頭訳語、または先頭語義の先頭訳語を取得することを特徴とする請求項1の学習装置。
  3. 学習用問題を生成するための学習情報を作成する学習情報作成部をさらに備え、学習情報作成部が、前記検索情報に含まれる見出し語について、その見出し語,データ取得部によって取得されたデータ、およびその見出し語の検索回数を少なくとも含む学習情報を作成し、前記見出し語がすでに学習情報に含まれている場合には、前記検索回数を更新することを特徴とする請求項1または2に記載の学習装置。
  4. 前記学習情報が、見出し語ごとに入力部から入力された修得指示に基づいて付与される修得情報と、その修得日とを含み、学習情報にすでに登録されかつ修得情報が付与された見出し語が、前記検索部によって検索された場合に、前記学習情報作成部は、学習情報からその見出し語に対する修得情報を削除し、その見出し語がすでに修得済みであったことを示す警告を表示部に表示することを特徴とする請求項3に記載の学習装置。
  5. 前記検索情報の中からメモリに格納すべき情報を決定する基準を設定する持出情報設定部と、持出情報設定部によって設定された基準に基づいてメモリに格納すべき情報を選択する情報選択部とを、さらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された学習装置。
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