JPH05297796A - 語学学習支援方法及び装置 - Google Patents

語学学習支援方法及び装置

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JPH05297796A
JPH05297796A JP4100896A JP10089692A JPH05297796A JP H05297796 A JPH05297796 A JP H05297796A JP 4100896 A JP4100896 A JP 4100896A JP 10089692 A JP10089692 A JP 10089692A JP H05297796 A JPH05297796 A JP H05297796A
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JP4100896A
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Hiroko Kida
裕子 木田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、「文型練習」や「応用練
習」が連続的に学習者が望めばほぼ無限にくり返し行え
るようにすることである。また、学習者が文型の難易度
等の学習レベルを選択でき、学習者本位の語学学習が行
えるようにすることである。 【構成】 学習者が選択した学習文型と、該学習文型中
のスロットに入れるべき単語を画面表示し、該学習文型
と該単語から正解文を生成し、該正解文と学習者の入力
文を比較して、正誤の判定結果を出力する。あるいは、
学習者が選択した学習文型を画面表示し、該学習文型と
学習者の入力文を比較し、該入力文から該学習文型を除
いた部分を抽出して辞書中で検索し、一致した単語の意
味属性コードと学習者の選択した学習文型のスロットの
意味属性コードを比較して、正誤の判定結果を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、語学学習を支援する方
法とそれを実現するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従前より日本では、英語を初めとした外
国語の学習が盛んである。また、日本の国内・国外を問
わず外国人の日本語学習者が最近急増している。このよ
うな語学の学習には従来から様々な学習方法が採られて
きた。
【0003】学習形態としては、学習者が一人で行う独
習、一人ないし二人程度の学習者に対して教師が一人つ
くプライベート・レッスン、学校等の教育機関での一斉
学習に大きく分けられる。
【0004】それらの学習方式として一般的なのは、語
学学習用のテキストとそれを音声面で補強するためのカ
セット・テープなどを使用した学習である。テキストの
内容は、本文、本文中の重要な文のパターン(文型)、
文法の説明、練習問題といった分け方をしているものが
多い。独習の場合は、辞書を調べながら本文を読み、文
型を練習して、文法説明を読んで理解し、練習問題をや
って一つの課を終えるというのが主なテキストの使い方
である。カセット・テープは、正しい発音やイントネー
ション、スピードといったものを学習するために使用す
る。テキストに準拠したものもあるし、ヒヤリングやオ
ーラル練習専用のものもある。
【0005】プライベート・レッスンや学校等での学習
でも、その学習方式の中心はテキストとカセット・テー
プであるが、教師が介在するので文型の練習、文法説
明、練習問題の各フェーズで教師の指導によって学習内
容が補足される。学校等での学習では、更にビデオ教材
が、テキストとカセット・テープとの中間的な意味合い
で使用されることもある。これは、その中で展開される
短い会話集の中から、教師が重要と思われる文型を抽出
して練習させたり、学習者にビデオ中の人物と同じよう
なシチュエーションや役割を与えて、ロール・プレイを
させたりするというような使われ方をする。
【0006】テレビやラジオ等の公共放送を利用した学
習もある。各々専用のテキストがあり、スキットと称す
る短い会話集を何回か流し、講師がフリップ等を使って
重要な文型や言い回しについて説明し、ネイティブ・ス
ピーカが何回か発音しては、放送を視聴している学習者
にくり返す時間を与えるという擬似教育機関学習であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】語学学習の方法として
効果的なものに、いわゆる「文型練習」と「応用練習」
がある。例えば日本語を例にとると、「これは
す」と「N1」から「これはN1です」、「これは
です」と「N2」から「これはN2です」というよう
に、ある文型を何回もくり返し練習して記憶するのが
「文型練習」であり、自分でN3という単語を入れて
「これはN3です」というように、記憶した文型を使っ
てみて、その文型の使い方を理解するための練習が「応
用練習」である。基礎学習が十分できていれば、その後
は各学習者の学習目的に応じて、「読解練習」や、実戦
的な「会話練習」に進めばよい。
【0008】従来技術のうち、語学学習用のカセットテ
ープやテキスト、あるいはビデオを使用した練習方法で
は、その内容は予め定められていることとなる。そのた
め、これらを使った独習では「文型練習」は一応できる
が、応用性がない。学習者がある文を思いついても、そ
れが正しい文かどうか、あるいは正しい使い方かどうか
という判定がその場で得られないためである。
【0009】学校等の教育機関での学習では、このよう
な問題点は無いものの、その一方で時間の制約があり、
一斉学習がほとんどであるため、例えば学習者一人一人
が記憶できるまで一つの文型を「文型練習」するという
ことは困難である。また、「応用練習」の場合、教師は
例文をいくつか上げて文型の定着を図るが、各学習者が
十分にその文型の使い方を理解できる数の例文をあげる
のは、教師にとっても負担である。
【0010】地域的な制限が少ないテレビやラジオの放
送による学習は、上記従来技術と同様の問題を持ってい
る上に、文型や正解の表示の長さや学習の進み方が一定
で学習者本位ではないといった問題点が加えられる。
【0011】本発明の目的は、前記の「文型練習」や
「応用練習」が連続的に、学習者が望めばほぼ無限にく
り返し行えるようにすることである。
【0012】本発明の第2の目的は、学習者が文型の難
易度等の学習レベルを選択でき、学習者本位の語学学習
が行えるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る語学学習支援方法及び装置は、自然言
語の文を表すテンプレート情報であって意味属性や活用
形等のカテゴリ情報付きのスロット部を含む語学学習用
のテンプレート情報と、該スロット部のカテゴリ情報に
一致するカテゴリを有する単語を表す単語情報とを用い
て、ユーザから入力された文の正誤を判定し、判定結果
を出力することを特徴とする。
【0014】テンプレート情報や単語情報は、所定の記
憶手段にテンプレートファイルまたは単語辞書として記
憶しておき、適宜読出すようにするとよい。単語情報
は、単語辞書から読出す代わりに、あらかじめテンプレ
ート情報に付随した情報としてスロット部に入れるべき
単語のリストの形式で記憶しておいてもよい。
【0015】具体的には、ユーザが選択したテンプレー
ト情報を第1の記憶手段に記憶し、該テンプレート情報
中のスロット部に入れるべきカテゴリを有する単語を表
す単語情報を第2の記憶手段に記憶し、前記第1の記憶
手段中の文字列と第2の記憶手段中の文字列とを同時に
画面表示し、前記第1の記憶手段中の文字列と第2の記
憶手段中の文字列とから生成した文を第3の記憶手段に
記憶し、更にユーザの入力した文字列を第4の記憶手段
に記憶し、第3の記憶手段中の文字列と第4の記憶手段
中の文字列を比較し、比較した結果を出力するようにす
る。
【0016】あるいは、ユーザが選択したテンプレート
情報を第1の記憶手段に記憶し、該第1の記憶手段中の
文字列を画面表示し、ユーザが入力した文字列を第2の
記憶手段に記憶し、前記第1の記憶手段中の文字列と前
記第2の記憶手段中の文字列とを比較し、前記第2の記
憶手段中の文字列に前記第1の記憶手段中の文字列が完
全に含まれていたら、前記第2の記憶手段中の文字列か
ら残りの部分を抽出して第3の記憶手段に記憶し、該第
3の記憶手段中の文字列のカテゴリを取得し、該カテゴ
リとユーザが選択した前記テンプレート情報のスロット
のカテゴリとを比較し、比較した結果を出力するように
する。
【0017】さらに本発明は、自然言語の文を表し意味
属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロット部を含む
語学学習用のテンプレート情報を記憶したテンプレート
情報記憶手段と、単語辞書とを有し、該単語辞書は各単
語にカテゴリを表すコードを付した第1の辞書と、該カ
テゴリコード別に単語を分類した第2の辞書から構成さ
れるものとし、該テンプレート情報記憶手段からユーザ
の選択したテンプレート情報を読出して第1の記憶手段
に記憶し、第1の記憶手段中の文字列を画面表示し、ユ
ーザの入力した文字列を第2の記憶手段に記憶し、第1
の記憶手段中の文字列と第2の記憶手段中の文字列とを
比較し、第2の記憶手段中の文字列に第1の記憶手段中
の文字列が完全に含まれていたら、第2の記憶手段中の
文字列から残りの部分を抽出して第3の記憶手段に記憶
し、第3の記憶手段中の文字列と一致する単語が前記第
1の辞書中で検索できなかったり、該単語のカテゴリコ
ードとユーザの選択したテンプレート情報のスロットの
カテゴリコードを比較して一致しなかったら、該テンプ
レート情報のスロットに入れるべきカテゴリコードに属
する単語を前記第2の辞書中で検索して第4の記憶手段
に記憶し、第1の記憶手段中の文字列と第4の記憶手段
中の文字列から正解例文を生成して出力することを特徴
とする。
【0018】上記のいずれの場合も、テンプレート情報
が学習の難易度順に分類して記憶されており、ユーザが
指定した学習レベルに応じたテンプレート情報が読出さ
れるようにするとよい。
【0019】
【作用】本発明によれば、自然言語の文を表すテンプレ
ート情報であって意味属性や活用形等のカテゴリ情報付
きのスロット部を含む語学学習用のテンプレート情報
と、該スロット部のカテゴリ情報に一致するカテゴリを
有する単語を表す単語情報とを用いて、ユーザから入力
された文の正誤を判定し、判定結果を出力する。したが
って、十分な数のテンプレート情報と単語情報を用意し
ておけば、文型練習や応用練習は、連続的にほぼ無限と
いってよい程度に繰り返し実行することができる。ま
た、テンプレート情報を学習の難易度順に分類して記憶
するようにし、ユーザが指定した学習レベルに応じたテ
ンプレート情報を読出すようにすれば、ユーザの学習レ
ベルに応じた学習を支援できる。
【0020】例えば、本発明に係る語学学習支援方法及
び装置においては、まず自然言語で記述された語学学習
用のスロット付きテンプレートを学習の難易度順にまと
めて格納したファイルと、単語に意味属性を表すコード
を付し、該意味属性コード別に単語を分類した辞書を利
用し、該ファイルからユーザ(以後学習者と称する)の
選択したテンプレート(以後学習文型と称する)を第1
の記憶手段に記憶し、該学習文型中のスロットに入れる
べき意味属性コードに属する単語を上記辞書中で検索し
て第2の記憶手段に記憶し、二つの記憶手段中の文字列
を同時に画面表示する。このとき、第2の記憶手段に記
憶した単語が、該意味属性コードに属する何番目の単語
かということも記憶しておく。ついで学習者の入力する
文が正しいかどうかを判定するために、第1と第2の記
憶手段中の文字列より正解文を生成して第3の記憶手段
に記憶する。学習者が画面表示された学習文型と単語と
を記憶し、両者を組み合わせた文を作ってキーボード等
の入力装置により入力すると、該入力文を第4の記憶手
段に記憶して、第3と第4の両記憶手段中の文字列を比
較する。比較した結果両記憶手段中の文字列が一致すれ
ば、学習者は提示された学習文型と該学習文型のスロッ
トに入れるべき単語とを正しく記憶し、正確な文を生成
することができたことになる。そこで、両記憶手段中の
文字列が一致した場合は、学習者の入力文が正解である
とのメッセージを出力し、不一致の場合は、学習者の入
力文が不正解であるとのメッセージを出力する。学習者
が同じ学習文型を続けて学習したいという場合は、再び
同じ学習文型と、該学習文型中のスロットに入れるべき
意味属性コードに属する先の単語の次の単語を同時に画
面表示して、上記の処理を繰り返す。
【0021】さらに例えば、本発明に係る語学学習支援
方法及び装置によれば、まず自然言語で記述された語学
学習用のスロット付き学習文型テンプレートを学習の難
易度順にまとめて格納したファイルを利用し、該ファイ
ルから学習者の選択した学習文型を第1の記憶手段に記
憶し、第1の記憶手段中の文字列を画面表示する。つい
で学習者の入力した文字列を第2の記憶手段に記憶し、
第1の記憶手段中の文字列と第2の記憶手段中の文字列
とを比較し、第2の記憶手段中の文字列に第1の記憶手
段中の文字列が完全に含まれていなかったら、学習者が
学習文型を正しく記憶していないことになるので、学習
文型が誤っているとのメッセージを出力する。第2の記
憶手段中の文字列に第1の記憶手段中の文字列が完全に
含まれていたら、第2の記憶手段中の文字列から残りの
部分を抽出して第3の記憶手段に記憶し、第3の記憶手
段中の文字列と一致する単語を単語の意味属性を表すコ
ードや活用形といったカテゴリ情報を有した辞書中で検
索する。みつかったら、その意味属性コードと学習者の
選択した学習文型のスロットの意味属性コードを比較
し、両記憶手段中の文字列が一致した場合は、学習者の
入力文が正解であるとのメッセージを出力する。第3の
記憶手段中の文字列と一致する単語が上記辞書中にない
場合は単語が誤っているとのメッセージを出力し、あっ
ても該単語の意味属性コードと学習者の選択した学習文
型のスロットの意味属性コードが一致しない場合は、学
習文型の運用が不正解であるとのメッセージと、正解例
文を出力する。正解例文は、学習文型のスロットに入れ
るべき意味属性コードに属する単語を、意味属性コード
別に単語を分類した辞書中で検索して第4の記憶手段に
記憶し、第1の記憶手段中の文字列、即ち学習文型と、
第4の記憶手段中の文字列から生成する。学習者が同じ
学習文型を続けて学習したいという場合は、再び同じ学
習文型を同時に画面表示して、上記の処理を繰り返す。
【0022】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0023】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。ここでは、英語を母語とする学習者が、日本
語を学習する場合について説明する。
【0024】図1において、1は処理プロセッサ、2は
解析等の内部処理用テーブルや処理プログラムを有する
メインメモリ、3は辞書ファイル、4は学習文型を難易
度別にまとめたものを蓄積した学習文型ファイル、5は
画面表示処理で使う配列等を入れておく画面表示用メモ
リ、6は学習者に学習する文型や判定結果のメッセージ
を表示するための表示装置、7は学習者が作成した文を
入力するための入力装置を示している。また、辞書ファ
イル3において、31は単語の意味属性を表すコードに
よって分類したスロット用辞書、32は各単語に意味属
性を表すコードや活用の種類等のカテゴリ情報を有した
辞書を示している。
【0025】図2は、本実施例の処理動作全体を示すフ
ローチャートである。以下、図2に沿って処理動作を説
明する。
【0026】第一に、処理プロセッサ1が図3に示すよ
うな、学習者に学習の種類を選ばせるための学習メニュ
ーを画面表示し(ステップ11)、学習者に学習の種類
と表記の種類を選択させる(ステップ12)。
【0027】図3の学習メニュー表示例において、60
1は「文型練習」('Pattern Exercise')、「応用練
習」('Practice Exercise' )といった学習の種類、6
02は「かな」と「アルファベット(以後ローマ字とす
る)」の表記の別を学習者に選択させるための項目を示
している。前述したように、本実施例は英語を母語とす
る学習者が日本語を学習する場合について述べているの
で、「かな」と「ローマ字」の表記の別が重要になって
くるが、通常、他の語の学習の場合は表記の別602は
必要ない。
【0028】学習者が図3の学習メニュー表示例の表記
の別602において、「かな」と「ローマ字」のいずれ
かを選択した場合について述べる。
【0029】図4は、特に「かな」と「ローマ字」の表
記別選択の処理を示したフローチャートである。このフ
ローチャートは、図2のステップ12に含まれる処理で
あり、学習者が表記の別の選択動作を行なったとき実行
される。図4に従って該処理動作について詳述する。学
習者が図3の602で「ローマ字」を選択した場合(ス
テップ1201)は表記制御用の変数nt_cntrlに1を代
入し(ステップ1202)、「かな」を選択した場合
(ステップ1301)はnt_cntrlに2を代入して(ステ
ップ1203)、該処理動作を終了する。以下、図3の
表記の別602で「ローマ字表記」('Alphabet')が選
択されたものとして説明する。選択の手段としては、入
力装置7のマウスでピックする、あるいはキーボードで
番号等を入力するといった方法をとる。
【0030】次に、学習者が図3の学習メニュー表示例
の学習の種類601において、「文型練習」を選択した
場合について述べる。
【0031】再び図2を参照して、ステップ12におけ
る学習者の学習の種類と表記の選択に従い、図5に示す
ような学習のレベルを選択させるための画面表示をする
(ステップ13)。図5のレベル表示画面例において、
603は「初級」('Beginner')、「中級」('Interme
diate')、または「上級」('Advanced')といった学習
レベルの種類を選択させるための項目、604は学習す
る課の番号、605は該課の全文型を一覧表示する領域
を示している。
【0032】次にステップ15−19で、学習者に学習
のレベルを選択させ、そのレベルの所定の課の全文型を
表示する処理を行なうが、処理を説明する前に文型を記
憶した学習文型ファイルにつき説明する。
【0033】図6は、学習文型を難易度によってレベル
と課に分類してまとめた学習文型ファイルの内容の一例
を示した図である。図6において、4は学習文型ファイ
ル全体、401は学習レベル、402は学習する課の番
号、403は文型番号、404は「ローマ字表記」と
「かな表記」を番号1と2によって分けて格納した文
型、405は該文型のスロット数、406は該スロット
に入る単語の意味属性数、407は該スロットに入る単
語の意味属性コード番号、408は該スロットに入る単
語の活用形を格納している。
【0034】スロットとは文型404中の*を示す。こ
のスロット*の位置に学習者が種々の語を入れて学習を
行なう。文型番号403が「3」の学習文型例のよう
に、学習文型中のスロットが複数ある場合は、意味属性
数406、意味属性コード番号407および活用形40
8の行数を増やして対応するものとする。活用形408
が「0」の場合は、活用しないことを示す。意味属性コ
ードとは、例えば名詞で「医者」や「学生」等、人の役
割とか地位を示すものにはN211と付け、「いる」や
「ある」のように動詞で存在への言及を表しているもの
にはVEXTと付けるというようなものである。
【0035】再び図2を参照して、学習者が図5の60
1で「初級」、「中級」または「上級」の内のいずれか
のレベル、例えば「初級」を選択すると(ステップ1
4)、学習する課をカウントするための変数iを初期化
(=1)し(ステップ15)、続いてiの値と選択され
たレベルの課の総数と比較し(ステップ16)、iがそ
の課の総数以下であったら、図7に示すように、図5の
レベル選択画面の605の領域に図6の学習文型ファイ
ル4の学習レベル401が「初級」のi番目の課の全文
型を表示する(ステップ17)。
【0036】学習者が次の課に進むことを望む場合は、
学習者に図7の学習する課の番号604の番号領域を入
力装置7のマウスでピックする等の指示をしてもらう。
該指示を受けたら(ステップ18)、変数iの値を一つ
増やして(ステップ19)ステップ16に戻る。
【0037】次に、学習者に図7の文型表示領域605
中の文型の中から所望の文型の番号を選択させ(ステッ
プ20)、同一文型の練習回数を示す回数カウント用変
数prc_noを初期化(=0)する(ステップ21)。選択
された文型の番号を図6の学習文型ファイル4の文型番
号403で検索して、該番号の文型を該文型中のスロッ
トに入れる単語と共に表示装置6に出力する(ステップ
22)。
【0038】図8は、該処理動作を示すフローチャート
である。以下図8に沿って、特に図7の文型表示領域6
05中の文型番号1の文型「Watashi wa * desu 」が
選択された場合を適宜例に挙げて、処理動作を詳述す
る。
【0039】まず、練習回数を示す回数カウント用変数
prc_noが0以上かどうかを判定する(ステップ220
1)。この回数カウント用変数prc_noの値が0というの
は、選択された文型を新しく学習する場合である。その
場合は、該文型番号(=1)をカウンタ用の変数jに代
入し(ステップ2202)、辞書ファイル3中のスロッ
ト用辞書31の単語をカウントするための変数s
(1),s(2),…,s(M)と意味属性をカウント
するための変数v(1),v(2),…,v(M)をと
もに初期化(=1)する(ステップ2203)。変数s
(1),s(2),…,s(M)は、それぞれ任意の文
型の第1番目、第2番目、…、第M番目のスロットに入
る可能性のある単語をスロット用辞書31(図10を参
照して後述する)から選択するときのポインタの役割を
果たす。変数v(1),v(2),…,v(N)は、そ
れぞれ任意の文型の第1番目、第2番目、…、第M番目
のスロットに入る可能性のある単語の意味属性をスロッ
ト用辞書31(図10を参照して後述する)から選択す
るときのポインタの役割を果たす。
【0040】Mは全文型のうちの最大のスロット数を表
す。なお、上記のステップ2203では、全変数s
(1),s(2),…,s(M)およびv(1),v
(2),…,v(M)を初期化(=1)しているが、現
在選択されている(すなわち表示しようとしている)文
型が有するスロットの数に応じて初期化してもよい。例
えば、現在選択されている文型が2つのスロットを有す
るものであるときは、変数s(1),s(2)およびv
(1),v(2)のみ初期化すればよい。
【0041】ステップ2201で回数カウント用変数pr
c_noが0でないというのは、該文型を続けて何回か学習
している場合である。その場合は、ステップ2202、
2203は通る必要がない。すなわち、文型の番号jを
変える必要はないし、その文型の第k番目のスロットに
関するv(k)番目の意味属性のスロット用辞書31の
単語のうち第s(k)番目の単語をそのスロットに入る
単語として選択するという順序も変更しない。
【0042】続いて、図6の学習文型ファイル4の(例
えば「初級」の「1課」)の文型番号403が変数jの
値と一致するものを求め(ステップ2204)、みつか
ったら(ステップ2205)、表記制御用変数nt_cntrl
の値を調べる(ステップ2206)。表記制御用変数nt
_cntrlが1の場合は、画面表示用メモリ5中の文字型配
列tp_mryにj番目の文型の文字列のうち文型404が1
のローマ字表記による文字列(例えば「Watashi wa *
desu 」)を一字ずつ読み込む(ステップ2207)。
表記制御用変数nt_cntrlが2の場合は、画面表示用メモ
リ5中の文字型配列tp_mryにj番目の文型の文字列のう
ち文型404が2のかな表記による文字列(例えば「わ
たしは * です」)を格納する(ステップ220
8)。
【0043】次に、該文型のスロットに入れる単語を画
面表示用メモリ5中の文字型配列wd_mryに一字ずつ読み
込む(ステップ2209)。
【0044】図9は、特に該処理動作を示したフローチ
ャートである。以下、図9に沿って該処理動作を説明す
る。まずスロット数のカウンタ用変数uを初期化(=
1)する(ステップ22901)。uは現在処理してい
る文型のスロットを特定するポインタの役割を果たす変
数である。次に、そのスロットに関する意味属性のカウ
ンタ用変数v(u)が、現在選択されている学習文型の
u番目のスロットの意味属性数406の値より大きいか
どうか判別する(ステップ22902)。
【0045】大きいときは、表示する単語としてそのス
ロットの最初の意味属性の最初の単語を選択するよう
に、意味属性のカウンタ用変数v(u)および単語をカ
ウントするための変数s(u)を初期化し(ステップ2
2905)、ステップ22902に戻る。ステップ22
902で変数v(u)がu番目スロットの意味属性数よ
り大きくないときは、そのスロットについての処理を行
なうためステップ22903に進む。
【0046】次に、辞書検索用配列d_srchに図6の学習
文型ファイル4の現在選択されている学習レベルの課
(例えば「初級」の「1課」)で現在選択されている文
型番号の文型のu番目のスロットのv番目の意味属性コ
ード、即ち図6の意味属性コードナンバ407のu行目
のv番目に格納されている意味属性コードナンバ(例え
ばN211)を一字ずつ読み込む(ステップ2290
3)。そして、辞書検索用配列d_srchの意味属性コード
と同じ意味属性コードを有する最初の単語をスロット用
辞書31から探す(ステップ22904)。
【0047】図10は、単語を意味属性コードごとにま
とめて分類した辞書ファイル3のスロット用辞書31の
内容の一例である。図10において、311は意味属性
コード、312は該コードに属する単語の総数、313
は該コードに属する単語の番号、314は「ローマ字表
記」と「かな表記」の表記の別、315は単語の文字列
を格納している領域を示す。
【0048】さて、該辞書の意味属性コード311中
で、例えば配列d_srch中の文字列N211を意味属性コ
ードとする最初の単語を探すと(ステップ2290
4)、「いしゃ(医者)− isha 」がみつかる。次に、
スロット用辞書31の単語をカウントするための変数s
(u)と、図10の現在の意味属性コードに属する単語
の総数とを比較する(ステップ22906)。変数s
(u)が大きかったら、次の意味属性コードの最初の単
語があればそれを読んで表示するということだから、u
番目スロットに関する意味属性のカウンタ用変数v
(u)を一つ増やして変数s(u)を初期化し(ステッ
プ22907)、ステップ22902に戻る。
【0049】ステップ22902からステップ2290
7は、同一の文型の学習を継続している時に、該文型と
共に表示するスロットに入れる単語を次々に変えて学習
させるために設ける。すなわち、例えば、N211とN
212という二つの意味属性コードに属する単語が入れ
られるスロットがあって、N211には10個、N21
2には12個の単語が属しているとしたら、まずN21
1に属する10個の単語を順に表示していき、それでも
学習者が学習を続けたいという場合は、次の意味属性コ
ードN212に属する12個の単語を順番に表示してい
くというようにするためである。それをすべてのスロッ
トについて独立に行なうようにしている。
【0050】次に、表記制御用変数nt_cntrlの値を調べ
(ステップ22908)、値が1なら図10のスロット
用辞書31のs(u)番目の単語で、表記の別314が
1の単語文字列領域315に格納されているローマ字表
記の文字列(例えば「isha」)とスロットが複数ある場
合に単語を切り離して表示するためのスロット間の切れ
目を示す記号「/」とを、画面表示用メモリ5中のwd_m
ryに格納する(ステップ22909)。nt_cntrlの値が
2なら、図10のスロット用辞書31のs(u)番目の
単語で、表記の別314が2の単語文字列領域315に
格納されているかな表記の文字列(例えば「いしゃ(医
者)」)とスロット間の切れ目を示す記号「/」とを、
画面表示用メモリ5中のwd_mryに一字ずつ読み込む(ス
テップ22910)。
【0051】次に、単語のカウンタ変数s(u)を一つ
増やし(ステップ22914)、スロット数のカウンタ
用変数uの値を一つ増やし(ステップ22911)、u
の値と図6の学習文型ファイル4のスロット数405の
値とを比較し(ステップ22912)、uの値の方が大
きかったら、未処理のスロットが残っていることになる
ので、ステップ22902に戻り次のスロットについて
同様の処理を行なう。uの値が学習文型スロット数と同
じかそれ以下の場合は、その文型のすべてのスロットに
ついて表示すべき単語を配列wd_mryに格納したというこ
とであるから、図9のフローチャートに示された処理動
作を終え、図8のフローチャートに示された処理動作に
戻る。
【0052】再び図8を参照して、画面表示用メモリ5
中の文字型配列tp_mryに格納した文字列(例えば「Wata
shi wa * desu 」)と、文字型配列wd_mryに格納した
文字列(例えば「isha」)とを、図11のように配列tp
_mryの「*」をアンダラインに変更して表示装置6に表
示し(ステップ2210)、図8のフローチャートに示
された処理動作を終え、図2のフローチャートに示され
た処理動作に戻り、ステップ23以降の処理を行う。な
お、図11の画面表示例において、606は現在選択さ
れている学習文型の番号、607は文型とスロットに入
れる単語とを別々に表示する領域を示している。
【0053】再び図2を参照して、学習者からの表示終
了指定の入力があったら(ステップ23)、図11に示
したような文型表示を終了して、学習者が文を入力でき
る図12に示すような画面を表示装置6に表示する(ス
テップ24)。図12において、608は学習者が入力
装置7入力した文を表示する領域である。学習者からの
文の入力があったら(ステップ25)、該入力文が正し
いか誤っているかを判定してその判定結果を表示する
(ステップ26)。
【0054】図13は、特に上記のステップ26の判定
結果表示に関する処理動作を詳しく示したフローチャー
トである。以下、図13に沿って該処理動作を詳述す
る。
【0055】まず、画面表示用メモリ5中の配列tp_mry
に格納した文字列(例えば「Watashi wa * desu 」)
と配列wd_mryに格納した文字列(例えば「isha」)か
ら、学習者の入力文の正誤判定に利用するための正解文
(例えば「Watashi wa isha desu」)を生成して、画面
表示用メモリ5中の文字型配列ans_mry に一字ずつ格納
する(ステップ2601)。次に、学習者が入力した文
字列(例えば「Watashiwa ish desu 」)を画面表示用
メモリ5中の文字型配列uans_mryに格納する(ステップ
2602)。
【0056】次に、配列ans_mry と配列uans_mryとを一
字ずつ比較し(ステップ2603)、全て一致していた
ら(ステップ2604)、正解メッセージと画面表示用
メモリ5中の配列ans_mry に格納している正解文を表示
装置6に表示する(ステップ2605)。例に挙げたよ
うに、「Watashi wa isha desu」と「Watashi wa ishde
su 」のように一字でも一致しないと、不正解メッセー
ジと画面表示用メモリ5中のans_mry に格納している正
解文を表示装置6に表示して(ステップ2606)、図
13のフローチャートに示された処理動作を終え、図2
のフローチャートに示された処理動作に戻る。
【0057】図14は、判定の結果、不正解のメッセー
ジと正解文を画面表示する場合の一例である。
【0058】以上で、一つの文型の一回の「文型練習」
を支援する処理動作を終了するが、学習者から同じ文型
での学習を継続するとの指示があったら(ステップ2
7)、同一文型の練習回数をカウントするための回数カ
ウント用変数prc_noの値を一つ増やして(ステップ2
8)、ステップ22から26の処理動作を繰り返す。
【0059】次に日本語学習者が、図3の学習メニュー
表示画面の学習の種類601において「応用練習」('P
ractice Exercise' )、表記の別602において「ロー
マ字表記」('Alphabet')を、それぞれ選択した場合に
ついて述べる。全体の処理動作の流れは、前述した「文
型練習」選択の場合と同じであるが、該処理動作を示し
た図2のフローチャート中のステップ22とステップ2
6の詳細内容が異なる。図2のフローチャート中のステ
ップ22とステップ26以外の処理は同様であるので説
明を省略する。
【0060】図15は、図2のフローチャートのステッ
プ12で、学習者が「応用練習」を選択した場合のステ
ップ22の詳細内容について示したフローチャートであ
る。以下、図15に沿って詳述する。
【0061】まず、同一文型の練習回数カウント用変数
prc_noが0以上かどうかを判定し(ステップ221
1)、変数prc_noの値が0の場合は選択された文型の番
号をカウンタ用変数jに代入し(ステップ2212)、
辞書ファイル3中のスロット用辞書31の単語をカウン
トするための変数s(1),s(2),…,s(M)と
意味属性をカウントするための変数v(1),v
(2),…,v(M)をともに初期化(=1)する(ス
テップ2213)。
【0062】次に、図6の学習文型ファイル4(例えば
「初級」の「1課」)の文型番号403が変数jの値と
一致するものを求め(ステップ2214)、みつかった
ら(ステップ2215)、表記制御用変数nt_cntrlの値
を調べる(ステップ2216)。表記制御用変数nt_cnt
rlが1の場合は、画面表示用メモリ5中の文字型配列tp
_mryにj番目の文型の文字列のうち文型404が1のロ
ーマ字表記による文字列を一字ずつ読み込む(ステップ
2217)。表記制御用変数nt_cntrlが2の場合は、画
面表示用メモリ5中の文字型配列tp_mryにj番目の文型
の文字列のうち文型404が2のかな表記による文字列
を一字ずつ読み込む(ステップ2218)。
【0063】次に、配列tp_mryに格納した文字列を、例
えば図16のように「*」をアンダラインに変更して表
示装置6に表示し(ステップ2219)、図15のフロ
ーチャートに示された処理動作を終え、図2のフローチ
ャートに示された処理動作に戻り、ステップ23からス
テップ25を行う。
【0064】図17は、図2のフローチャートのステッ
プ12で、「応用練習」を選択した場合のステップ26
の詳細内容について示したフローチャートである。以
下、図17に沿って詳述する。
【0065】まず、学習者が入力した文を画面表示用メ
モリ5中の文字型配列uans_mryに一字ずつ格納し(ステ
ップ26001)、配列uans_mry中の文字列と同じく画
面表示用メモリ5中の配列tp_mryに格納してある文字列
とを比較する(ステップ26002)。すなわち、学習
者が入力した文字列と学習文型とを比べる(ステップ2
6002)。比較の結果、一致する箇所がなかったら
(ステップ26003)、表示装置6に文型が正しく記
憶されていないとのメッセージを表示する(ステップ2
6004)。
【0066】学習文型と一致する箇所があったら(ステ
ップ26003)、入力文から一致する箇所以外の部分
を抽出する(ステップ26005)。これは、一致しな
い部分を学習文型中の変数に対応する部分と考えるため
である。該変数部分を画面表示用メモリ5中の文字型配
列wd_mryに格納する(ステップ26006)。学習文型
にスロットが複数あってかつ変数部分が複数に分かれて
ある場合は、その間に「/」を入れて格納する。次に、
配列wd_mry中の文字列に一致する単語を辞書ファイル3
中の辞書32で検索する(ステップ26007)。
【0067】図18は、該辞書32の内容の一例であ
る。図18において、321は単語のローマ字表記文字
列、322はかな表記文字列、323は意味属性コー
ド、324は活用の種類を示している。活用の種類32
4が「0」の場合は、該単語が活用しないことを示して
いる。
【0068】ステップ26007で配列wd_mry中の文字
列が「/」によって分けられていたら、「/」と「/」
の間の文字列すべてについて、辞書32中で検索を行
う。検索できない単語があったら、学習文型中のスロッ
トに入れる単語の記憶が正確でないとのメッセージを表
示装置6に表示する(ステップ26009)。検索でき
たら(ステップ26008)、該単語の意味属性コード
を辞書検索用配列d_srchに格納する(ステップ2601
0)。そして、配列tp_mryに格納した学習文型のスロッ
トの意味属性コード(図6学習文型ファイル4中の40
7)と配列d_srch中の文字列が一致するかどうか判定し
(ステップ26011)、一致したら学習者の入力文が
正解であるとのメッセージを表示装置6に表示する(ス
テップ26012)。
【0069】一致しなかったら学習文型の運用誤りのメ
ッセージを表示装置6に表示し(ステップ2601
3)、さらに画面表示用メモリ5中の配列tp_mryの学習
文型と、辞書ファイル3中のスロット用辞書31中の表
記制御用変数nt_cntrlの値に応じた表記の単語文字列3
15から正解例文を任意数生成して、表示装置6に表示
する(ステップ26014)。
【0070】図19は特に正解例文を任意数生成して画
面に出力する処理動作について示したフローチャートで
ある。以下、図19に沿って該処理動作を詳述する。
【0071】まず、表示装置6に表示すべき正解例文の
数、例えば3を学習者に設定してもらい、表示正解例文
数を表す変数exp_noに代入し(ステップ26140
1)、表示数のカウンタ用変数sを初期化(=1)する
(ステップ261402)。次に、表示数カウンタ用変
数sの値が表示正解例文数exp_noを越えたかどうか判別
し、越えたときは処理を終了する。越えていないとき
は、さらに正解例文を生成表示するためステップ261
404に進む。
【0072】次に、学習文型中のスロットをカウントす
るための変数tを初期化(=1)し(ステップ2614
04)、図10のスロット用辞書31を検索するための
配列d_srchに、図6学習文型ファイル4中の学習文型
(例えば「Watashi wa * desu 」)のt番目のスロッ
トの意味属性コード(例えばN211)を格納する(ス
テップ261405)。続いて、図10のスロット用辞
書31において配列d_srch中の文字列と一致する意味属
性コードに属するs番目の単語とスロットの切れ目を表
す「/」を画面表示用メモリ5中の文字型配列ans_mry
に格納し(ステップ261406)、スロット数のカウ
ンタ用変数tを一つ増やして(ステップ26140
7)、未処理のスロットが残っていないかどうかを判定
する(ステップ261408)。
【0073】未処理のスロットが残っていれば、ステッ
プ261405、ステップ261406、ステップ26
1407を繰り返す。すべてのスロットに入れる単語が
ans_mry に格納されたら、学習文型を格納したtp_mryと
該文型のスロットに入れる全単語を格納したans_mry か
ら、該学習文型の正解例文を生成して(ステップ261
409)、表示装置6に表示し(ステップ26141
0)、正解例文の表示数のカウンタ用変数sを一つ増や
して(ステップ261411)、学習者に設定された正
解例文の表示数を上回っているがどうかを判定する(ス
テップ261403)。以下、学習者に設定された数だ
けの正解例文の生成を繰り返した後、図19のフローチ
ャートに示されている処理動作を終了し、図2のフロー
チャートに示されている処理動作に戻り、ステップ27
およびステップ28を行う。
【0074】図20は、上記処理動作の結果、表示装置
6に表示する学習文型の運用誤りメッセージおよび正解
例文出力の一例である。
【0075】本実施例では、学習文型をまず表示する場
合について述べたが、学習文型ファイル4と辞書ファイ
ル3の辞書32を用いて、学習者が自由に入力した文を
正誤判定し、その判定結果を表示するようにしてもよ
い。その場合は、該入力文と図6の学習文型ファイル4
中の文型との比較を行い、一致する文型を見つけたら図
17のフローチャートに示された処理動作の中のステッ
プ2605からステップ2611を行い、入力文の正誤
を判定して画面表示をする方式を採ればよい。
【0076】なお、本発明ではスロット用辞書32を用
いたが、各学習文型に、スロットに入れる単語を任意数
持たせておくという方法でも、本発明の一部と同等の効
果を上げることができる。
【0077】また、表示装置6と入力装置7を音声出力
装置や、画面表示と音声出力の両方が可能な装置に置き
換えても良い。音声出力と画面表示を組み合わせると、
表記と発音の両方の学習が行えるので、より効果的であ
る。画面表示の方法として、場合によっては文字列だけ
でなくグラフィック画像を表示するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上詳細に述べたごとく、本発明によれ
ば、各種言語の基礎学習に最も効果的な「文型練習」と
「応用練習」とを、学習者自身が学習の種類やレベルを
設定して行なうことができる。また、学習者が希望すれ
ば、ほぼ無制限に一つの学習文型を連続的に学習するこ
とができ、入力文の正誤判定結果を知ることができる。
「応用練習」の場合はその正誤を判定する際に、学習文
型が正確に記憶されていない、学習文型中のスロットに
入れてある単語の記憶が正確でない、学習文型の運用が
誤っているとの三種類の判定をすることが可能である。
そのため、独習する場合は、時間やレベルにとらわれな
い豊富な「文型練習」ができるだけでなく、学習者があ
る学習文型のスロットに入れる単語を思いつき、入力し
てそれが正しい文かどうか、あるいは学習文型の正しい
使い方かどうか、といった判定をその場で得ることがで
きる。すなわち、学習者本位の語学学習が行えるという
顕著な効果が生まれる。
【0079】また、教師を交えた学習の場合でも、本発
明を基礎学習の部分に利用すれば、「文型練習」や「応
用練習」、あるいは例文提示といった点で、教師の負担
を軽減することができる。また、各学習者が十分な量の
学習を行なうことができ、その結果教育の専門家である
教師は機械的な学習以外の、例えばシチュエーションを
設定したより実際的な「会話練習」等に力を入れること
ができるという効果が生まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】前記実施例における学習メニューの画面表示例
である。
【図4】前記実施例における「かな」と「ローマ字」の
表記別選択の処理を示したフローチャートである。
【図5】前記実施例における学習レベルの画面表示例で
ある。
【図6】前記実施例において利用される学習文型ファイ
ルの構造と内容の一例を示す図である。
【図7】前記実施例における学習レベルの画面表示例で
ある。
【図8】前記実施例における学習文型と単語とを同時に
画面表示する処理を示したフローチャートである。
【図9】前記実施例における該学習文型のスロットに入
れる単語を配列に格納する処理を示したフローチャート
である。
【図10】前記実施例において利用される意味属性コー
ドごとにまとめて分類したスロット用辞書の構造と内容
の一例を示す図である。
【図11】前記実施例における学習文型と単語との画面
表示例である。
【図12】前記実施例における学習者の入力用画面の一
例である。
【図13】前記実施例における入力文判定結果の画面表
示例である。
【図14】前記実施例における入力文を判定する処理を
示したフローチャートである。
【図15】前記実施例における学習文型を画面表示する
処理を示したフローチャートである。
【図16】前記実施例における学習文型の画面表示例で
ある。
【図17】前記実施例における入力文を判定する処理を
示したフローチャートである。
【図18】前記実施例において利用される辞書の構造と
内容の一例を示す図である。
【図19】前記実施例における入力文判定結果と正解例
文を画面表示する処理を示したフローチャートである。
【図20】前記実施例における入力文判定結果と正解例
文の画面表示例である。
【符号の説明】
1・・・処理プロセッサ 2・・・メインメモリ
3・・・辞書ファイル 4・・・学習文型ファイル 5・・・画面表示用メモ
リ 6・・・表示装置 7・・・入力装置 31・・・スロット用辞
書 32・・・辞書

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自然言語の文を表すテンプレート情報であ
    って意味属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロット
    部を含む語学学習用のテンプレート情報と、該スロット
    部のカテゴリ情報に一致するカテゴリを有する単語を表
    す単語情報とを用いて、ユーザから入力された文の正誤
    を判定し、判定結果を出力することを特徴とする語学学
    習支援方法。
  2. 【請求項2】前記テンプレート情報としてはあらかじめ
    複数のテンプレート情報を記憶したテンプレート記憶手
    段から読出したものを用い、前記単語情報としてはあら
    かじめカテゴリ別に分類された複数の単語を単語辞書と
    して記憶した単語辞書記憶手段から読出したものを用い
    る請求項1記載の語学学習支援方法。
  3. 【請求項3】前記単語情報は、前記テンプレート情報の
    スロット部に入れるべき単語のリストとしてそのテンプ
    レート情報に付随してテンプレート記憶手段に記憶され
    ており、前記テンプレート情報および前記単語情報はと
    もにテンプレート記憶手段から読出す請求項1記載の語
    学学習支援方法。
  4. 【請求項4】ユーザが選択したテンプレート情報を第1
    の記憶手段に記憶し、該テンプレート情報中のスロット
    部に入れるべきカテゴリを有する単語を表す単語情報を
    第2の記憶手段に記憶し、前記第1の記憶手段中の文字
    列と第2の記憶手段中の文字列とを同時に画面表示し、
    前記第1の記憶手段中の文字列と第2の記憶手段中の文
    字列とから生成した文を第3の記憶手段に記憶し、更に
    ユーザの入力した文字列を第4の記憶手段に記憶し、第
    3の記憶手段中の文字列と第4の記憶手段中の文字列を
    比較し、比較した結果を出力する請求項1、2または3
    に記載の語学学習支援方法。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載の一連の処理を、ユー
    ザの終了指定があるまで、第2の記憶手段中の単語を変
    更しては繰り返すことを特徴とした語学学習支援方法。
  6. 【請求項6】ユーザが選択したテンプレート情報を第1
    の記憶手段に記憶し、該第1の記憶手段中の文字列を画
    面表示し、ユーザが入力した文字列を第2の記憶手段に
    記憶し、前記第1の記憶手段中の文字列と前記第2の記
    憶手段中の文字列とを比較し、前記第2の記憶手段中の
    文字列に前記第1の記憶手段中の文字列が完全に含まれ
    ていたら、前記第2の記憶手段中の文字列から残りの部
    分を抽出して第3の記憶手段に記憶し、該第3の記憶手
    段中の文字列のカテゴリを取得し、該カテゴリとユーザ
    が選択した前記テンプレート情報のスロットのカテゴリ
    とを比較し、比較した結果を出力する請求項1、2また
    は3に記載の語学学習支援方法。
  7. 【請求項7】前記第3の記憶手段中の文字列のカテゴリ
    の取得は、単語とその単語のカテゴリとを対照して記憶
    してある辞書を参照することにより行なう請求項6に記
    載の語学学習支援方法。
  8. 【請求項8】前記請求項6に記載の一連の処理を、ユー
    ザの終了指定があるまで繰り返すことを特徴とした語学
    学習支援方法。
  9. 【請求項9】自然言語の文を表し意味属性や活用形等の
    カテゴリ情報付きのスロット部を含む語学学習用のテン
    プレート情報を記憶したテンプレート情報記憶手段と、
    単語辞書とを有し、該単語辞書は各単語にカテゴリを表
    すコードを付した第1の辞書と、該カテゴリコード別に
    単語を分類した第2の辞書から構成されるものとし、該
    テンプレート情報記憶手段からユーザの選択したテンプ
    レート情報を読出して第1の記憶手段に記憶し、第1の
    記憶手段中の文字列を画面表示し、ユーザの入力した文
    字列を第2の記憶手段に記憶し、第1の記憶手段中の文
    字列と第2の記憶手段中の文字列とを比較し、第2の記
    憶手段中の文字列に第1の記憶手段中の文字列が完全に
    含まれていたら、第2の記憶手段中の文字列から残りの
    部分を抽出して第3の記憶手段に記憶し、第3の記憶手
    段中の文字列と一致する単語が前記第1の辞書中で検索
    できなかったり、該単語のカテゴリコードとユーザの選
    択したテンプレート情報のスロットのカテゴリコードを
    比較して一致しなかったら、該テンプレート情報のスロ
    ットに入れるべきカテゴリコードに属する単語を前記第
    2の辞書中で検索して第4の記憶手段に記憶し、第1の
    記憶手段中の文字列と第4の記憶手段中の文字列から正
    解例文を生成して出力することを特徴とする語学学習支
    援方法。
  10. 【請求項10】前記テンプレート情報は学習の難易度順
    に分類して記憶されており、ユーザが指定した学習レベ
    ルに応じたテンプレート情報が読出されるようになって
    いる請求項1ないし9に記載の語学学習支援方法。
  11. 【請求項11】自然言語の文を表すテンプレート情報で
    あって意味属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロッ
    ト部を含む語学学習用のテンプレート情報を記憶したテ
    ンプレート記憶手段と、カテゴリ別に分類された複数の
    単語を単語辞書として記憶した単語辞書記憶手段と、ユ
    ーザの指示に基づいて該テンプレート記憶手段からテン
    プレート情報を読出して画面表示する手段と、前記単語
    辞書を参照して、ユーザから入力された文の正誤を判定
    する手段と、判定結果を出力する手段とを備えたことを
    特徴とする語学学習支援装置。
  12. 【請求項12】自然言語の文を表すテンプレート情報で
    あって意味属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロッ
    ト部を含む語学学習用のテンプレート情報を記憶すると
    ともに、各テンプレート情報のスロット部に入れるべき
    単語のリストを記憶したテンプレート記憶手段と、ユー
    ザの指示に基づいて該テンプレート記憶手段からテンプ
    レート情報を読出して画面表示する手段と、ユーザから
    入力された文の正誤を判定する手段と、判定結果を出力
    する手段とを備えたことを特徴とする語学学習支援装
    置。
  13. 【請求項13】自然言語の文を表すテンプレート情報で
    あって意味属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロッ
    ト部を含む語学学習用のテンプレート情報を記憶したテ
    ンプレート記憶手段と、カテゴリ別に分類された複数の
    単語を単語辞書として記憶した単語辞書記憶手段と、前
    記テンプレート記憶手段からユーザが選択したテンプレ
    ート情報を読出して第1の記憶手段に記憶する手段と、
    該テンプレート情報中のスロット部に入れるべきカテゴ
    リを有する単語を表す単語情報を前記単語辞書記憶手段
    から読出して第2の記憶手段に記憶する手段と、前記第
    1の記憶手段中の文字列と第2の記憶手段中の文字列と
    を同時に画面表示する手段と、前記第1の記憶手段中の
    文字列と第2の記憶手段中の文字列とから文を生成して
    第3の記憶手段に記憶する手段と、更にユーザの入力し
    た文字列を第4の記憶手段に記憶する手段と、第3の記
    憶手段中の文字列と第4の記憶手段中の文字列を比較す
    る手段と、比較した結果を出力する手段とを備えたこと
    を特徴とする語学学習支援装置。
  14. 【請求項14】自然言語の文を表すテンプレート情報で
    あって意味属性や活用形等のカテゴリ情報付きのスロッ
    ト部を含む語学学習用のテンプレート情報を記憶すると
    ともに、各テンプレート情報のスロット部に入れるべき
    単語のリストをも記憶したテンプレート記憶手段と、前
    記テンプレート記憶手段からユーザが選択したテンプレ
    ート情報を読出して第1の記憶手段に記憶する手段と、
    該テンプレート情報中のスロット部に入れるべきカテゴ
    リを有する単語を表す単語情報を読出して第2の記憶手
    段に記憶する手段と、前記第1の記憶手段中の文字列と
    第2の記憶手段中の文字列とを同時に画面表示する手段
    と、前記第1の記憶手段中の文字列と第2の記憶手段中
    の文字列とから文を生成して第3の記憶手段に記憶する
    手段と、更にユーザの入力した文字列を第4の記憶手段
    に記憶する手段と、第3の記憶手段中の文字列と第4の
    記憶手段中の文字列を比較する手段と、比較した結果を
    出力する手段とを備えたことを特徴とする語学学習支援
    装置。
  15. 【請求項15】自然言語の文を表し意味属性や活用形等
    のカテゴリ情報付きのスロット部を含む語学学習用のテ
    ンプレート情報を記憶したテンプレート記憶手段と、単
    語とその単語のカテゴリとを対照して記憶してある辞書
    と、前記テンプレート記憶手段からユーザが選択したテ
    ンプレート情報を読出して第1の記憶手段に記憶する手
    段と、該第1の記憶手段中の文字列を画面表示する手段
    と、ユーザが入力した文字列を第2の記憶手段に記憶す
    る手段と、前記第1の記憶手段中の文字列と前記第2の
    記憶手段中の文字列とを比較し、その結果前記第2の記
    憶手段中の文字列に前記第1の記憶手段中の文字列が完
    全に含まれていたら、前記第2の記憶手段中の文字列か
    ら残りの部分を抽出して第3の記憶手段に記憶する手段
    と、前記辞書を参照して該第3の記憶手段中の文字列の
    カテゴリを取得する手段と、該カテゴリとユーザが選択
    した前記テンプレート情報のスロットのカテゴリとを比
    較する手段と、比較した結果を出力する手段とを備えた
    ことを特徴とする語学学習支援装置。
  16. 【請求項16】自然言語の文を表し意味属性や活用形等
    のカテゴリ情報付きのスロット部を含む語学学習用のテ
    ンプレート情報を記憶したテンプレート情報記憶手段
    と、各単語にカテゴリを表すコードを付した第1の辞書
    と該カテゴリコード別に単語を分類した第2の辞書から
    構成される単語辞書と、該テンプレート情報記憶手段か
    らユーザの選択したテンプレート情報を読出して第1の
    記憶手段に記憶する手段と、該第1の記憶手段中の文字
    列を画面表示する手段と、ユーザが入力した文字列を第
    2の記憶手段に記憶する手段と、第1の記憶手段中の文
    字列と第2の記憶手段中の文字列とを比較する手段と、
    比較の結果第2の記憶手段中の文字列に第1の記憶手段
    中の文字列が完全に含まれていたら、第2の記憶手段中
    の文字列から残りの部分を抽出して第3の記憶手段に記
    憶する手段と、第3の記憶手段中の文字列と一致する単
    語を前記第1の辞書中で検索する手段と、該第3の記憶
    手段中の文字列と一致する単語を前記第1の辞書中で検
    索できなかったり、該単語のカテゴリコードとユーザの
    選択したテンプレート情報のスロットのカテゴリコード
    を比較して一致しなかったとき、該テンプレート情報の
    スロットに入れるべきカテゴリコードに属する単語を前
    記第2の辞書中で検索して第4の記憶手段に記憶する手
    段と、第1の記憶手段中の文字列と第4の記憶手段中の
    文字列から正解例文を生成して出力する手段とを備えた
    ことを特徴とする語学学習支援装置。
  17. 【請求項17】前記テンプレート情報は学習の難易度順
    に分類して記憶されており、ユーザが指定した学習レベ
    ルに応じたテンプレート情報が読出されるようになって
    いる請求項11ないし16に記載の語学学習支援装置。
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