JP6965535B2 - 学習支援装置、学習支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行可能な学習支援装置、学習支援方法及びプログラムに関する。
従来、英単語の学習をサポートする機能を備えた電子辞書においては、その辞書データベース内に記憶管理されている複数の単語について、未修得の単語(習得したい単語)と、習得済の単語とを識別するための識別情報を付加して記憶管理するようにしている。そして、単語学習モードなどにおいて、未修得の単語を優先的に表示して学習を促すようにし、利用者が習得したことを示す操作が行われた場合や、正解率が所定以上となった場合の単語については、その識別情報を習得済に更新する処理を行うようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
また、一般的な英語学習においては、個々の単語の意味などを暗記する単語のインプット学習だけでなく、複数の単語からなるフレーズや文章についての学習が行われたり、また、リーディングやヒアリングなどのインプット学習だけでなく、ライティングやスピーキングなどのアウトプット学習が行われたりしている。従来では、このようなアウトプット学習のライティングを指導する機能を備えた電子機器も知られている(特許文献2参照)。
特開2008−58687公報 特開2014−130361公報
しかしながら、上述した各特許文献の技術においては、単語などのインプット学習と、フレーズや文章などを学ぶアウトプット学習とを個別に行うもので、両者をより効果的に行なうことはできなかった。
本発明の課題は、インプット学習とアウトプット学習とをより効果的に行なえるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、学習者が個々の単語を覚えるインプット学習と、学習者が複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成するアウトプット学習とを実行する学習手段と、前記インプット学習の対象となる個々の単語が習得済であるか未修得であるかを管理する学習データ管理手段と、前記アウトプット学習において学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を未習得から習得済に変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、インプット学習とアウトプット学習とをより効果的に行うことが可能となる。
学習支援装置として適用した電子辞書装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 英単語のインプット学習時における動作概要を説明するためのフローチャート。 英文リーディング学習(インプット学習)時における動作概要を説明するためのフローチャート。 英作文を学習するアウトプット学習時における動作概要を説明するためのフローチャート。 図4に続く動作概要を説明するためのフローチャート。 (1)、(2)は、英単語のインプット学習時における表示画面を示し、(3)は、インプット学習時に未習得単語として登録された単語帳の内容を例示した図。 (1)〜(3)は、英作文を学習するアウトプット学習時における表示画面を示し、(4)は、アウトプット学習時に未習得単語として登録された単語帳の内容を例示した図。
以下、図1〜図7を参照して本実施形態を説明する。
本実施形態は、学習支援装置として電子辞書装置に適用した場合を例示したもので、図1は、電子辞書装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
電子辞書装置は、電子辞書を備えた携帯可能な電子機器で、学習データを覚えるインプット学習と、学習データを使用するアウトプット学習とを実行可能な構成となっている。この電子辞書装置の中核を成す制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内に格納されている各種のプログラムに応じてこの電子辞書装置の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図2〜図5に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3a、フラグなどのデータを一時記憶するワークメモリ3bなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、USBメモリなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、図示省略したが、電源オン/オフを行う電源キー、アルファベットなどを入力する文字入力キー、文字列の入力決定などを指示する決定キー、学習などの終了を指示する終了キーなどの各種のキーを備えている。タッチ表示部5は、高精細液晶などのディスプレイ上にタッチパネルを積層配置した構成で、各種のソフトウェアキー(アイコン、タッチキー)を割り当て配置したり、指などによるタッチ操作を感知してそのタッチ操作に応じた操作信号を入力したりする。無線通信部6は、Bluetooth(登録商標)規格の短距離無線通信機能、又は無線LAN(Local Area Network)機能を構成するもので、例えば、公衆無線通信網を介してインターネットに接続して、辞書データをインストールして内蔵辞書に追加登録することが可能となっている。
この電子辞書装置には、電子辞書データベース7、名作データベース8の他に、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10、作文フォルダ11が備えられている。なお、電子辞書データベース7、名作データベース8、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10、作文フォルダ11は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)12に記憶されており、それらの内容は電気的に書き換え可能となっている。
電子辞書データベース7は、複数の単語辞書として、例えば、英和辞典、和英辞典、国語辞典、百科事典などを備えている。この英和辞典は、単語毎に「見出し語」、「発音記号」、「変化形」、「語義」、「その他、用例などの説明情報」を記憶する構成となっている。名作データベース8は、日本語や英語で書かれた各種の名作である電子書籍を記憶する構成となっている。なお、本実施形態では周知の電子辞書データベース7、名作データベース8を利用しているため、その具体的な説明については省略するものとする。本実施形態においては、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10として英和辞典内の英単語を記憶するもので、英和辞典とのリンク情報として、「見出し語」又は「単語ID」を記憶する構成となっている。
習得済単語帳フォルダ9は、個々の学習データ(例えば、英単語)の意味などを暗記する単語のインプット学習において、その学習者が覚えた単語(習得済となった単語)を一括して記憶するフォルダである。本実施形態においては、単語を覚えるインプット学習中において、任意の単語(学習者が覚えた単語)を、その学習者による登録操作によって習得済の単語として習得済単語帳フォルダ9に登録するようにしている。更に、複数の単語からなるフレーズや文章について学ぶアウトプット学習において、学習者が使用した複数の単語の中にインプット学習で未習得の単語が含まれている場合に、その単語を習得済の単語として習得済単語帳フォルダ9に登録するようにしている。
未習得単語帳フォルダ10は、個々の単語(本実施形態では英単語)の意味などを暗記する単語のインプット学習において、その英語学習の対象となる各種の単語、つまり、その学習者が習得したい(覚えたい)単語を未習得の単語として一括して記憶管理するフォルダである。例えば、英和辞典に記憶されている全ての単語の中で学習者が未修得の単語、という意味ではなく、現時点までに学校の授業、学習塾などで学んだ単語(以前に学習した単語)の中で学習者が覚えていない単語を未習得の単語として記憶するフォルダである。すなわち、未習得単語帳フォルダ10は、例えば、学習者が中学生であれば、高校、大学などで学ぶ範囲内の単語は、現時点で未習得であるが習得の対象外でもある単語なので、これを除外し、現時点までに学んだ単語(または学ぶ範囲内の単語)の中で学習者が覚えていない単語を未習得の単語として記憶する。また、この場合、中学で学ぶ範囲内の単語であっても、学校の授業、学習塾などで学んでいない単語も除外して未習得の単語として記憶するようにしてもよい。
このように学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている単語を第1の未修得単語(非取得の単語)と呼称し、未修得で習得の対象となっている単語を第2の未修得単語と呼称すると、この第1の未修得単語と第2の未修得単語とを識別可能に記憶管理するために本実施形態においては、未習得単語帳フォルダ10を備えている。そして、単語を覚えるインプット学習において、例えば、授業、学習塾などで学んだ単語を未習得単語帳フォルダ10に日々登録する場合に、その単語が学習者による登録操作によって任意に選択指定されると、その選択された単語(第1の未修得単語)を、未習得単語帳フォルダ10に第2の未修得単語として登録するようにしている。この未習得単語帳フォルダ10への登録は、学習者による登録操作によらず、名作などを読むリーディング学習(インプット学習)時にも行われる。すなわち、リーディング学習の文章データの中に未習得単語帳フォルダ10に登録されていない第1の未修得単語が含まれていれば、この第1の未修得単語を、未習得単語帳フォルダ10に第2の未修得単語として登録するようにしている。
このように構成された習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10は、単語のインプット学習に使用されるが、フレーズや文章について学ぶアウトプット学習時にも使用される。すなわち、本実施形態では、インプット学習とアウトプット学習との連携を、この習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10を介して実現するために、制御部1は、アウトプット学習で学習者が使用した複数の単語の中にインプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別し、未習得単語が含まれている場合には、その単語を未習得から習得済に変更するようにしている。
例えば、アウトプット学習において、複数の単語からなるフレーズや文章を作成した場合に、その作成したフレーズや文章データの中に未習得の単語が含まれていれば、その単語を実際に使いこなせるようになっている(自然に使うことができるようになっている)と判断することができるため、その単語を未習得のままとせず、習得済の単語とするために、その単語を未習得単語帳フォルダ10から習得済単語帳フォルダ9へ移動するようにしている。作文フォルダ11は、アウトプット学習において作成された自由作文や課題作文、日記などを記憶するフォルダである。
次に、本実施形態における電子辞書装置(学習支援装置)の動作概念を図2〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図2〜図5は、電子辞書装置の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図2〜図5のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図2は、英単語を覚えるインプット学習時における動作概要を説明するためのフローチャートで、このフローは,学習メニューの中から「単語のインプット学習」のメニュー項目が選択された際に実行開始される。
まず、制御部1は、電子辞書データベース7内の英和辞典を使用して英単語を覚える英語学習(インプット学習)がユーザ操作によって選択されると、単語学習画面をタッチ表示部5に表示させる(ステップA1)。この状態において、操作部4上のアルファベットキーが操作されて検索対象としての文字列(英単語)が入力されると(ステップA2)、この文字列に基づいて電子辞書データベース7内の英和辞典を検索し(ステップA3)、該当する検索結果(単語と共にその説明情報)を読み出して単語学習画面に表示させる(ステップA4)。
図6(1)は、タッチ表示部5の単語学習画面に検索結果が表示された状態を示し、図中、左端領域には各種のアイコン(ソフトフェアキー:タッチキー)が表示される。このアイコン群の中の「単語帳」のアイコンは、表示中の単語を習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10の何れかに追加登録すべきことを指示するソフトフェアキーである。制御部1は「単語帳」のアイコンがタッチ操作されかを調べ(ステップA5)、そのアイコンが操作されなければ(ステップA5でNO)、上述のステップA2に戻るが、「単語帳」のアイコンが操作されると(ステップA5でYES)、単語帳の種類をメニュー表示させる(ステップA6)。
図6(2)は、タッチ表示部5に単語学習画面に代わって単語帳のメニュー画面が切り替え表示された状態を示し、メニュー項目として「習得済単語帳」、「未習得単語帳」などが一覧表示される。「習得済単語帳」は、検索結果を習得済単語帳フォルダ9に登録すべきことを指示するメニュー項目であり、「未習得単語帳」は、未習得単語帳フォルダ10に登録すべきことを指示するメニュー項目である。いま、何れかのメニュー項目へのタッチ操作でその項目が選択されると(ステップA7でYES)、その選択項目に対応する単語帳を登録対象として指定する(ステップA8)。ここで、操作部4上の決定キー(図示省略)が操作されると(ステップA9でYES)、このインプット学習に先だってユーザ操作により変化学習モードが選択されているかを調べる(ステップA10)。
この変化学習モードは、習得済単語帳フォルダ9、又は未習得単語帳フォルダ10への登録時に、例えば、原形に「ed」を付けるなど(単語の語尾変化)などの変化形に関連する複数の単語を同じグループとして一括して、習得済単語帳フォルダ9、又は未習得単語帳フォルダ10に記憶させる動作モードである。この変化学習モードが予め選択されていなければ通常学習モードが選択されているものとして(ステップA10でNO)、上述のステップA3で検索された単語を、変化形とは異なる単語として指定単語帳に登録する(ステップA11)。
すなわち、変化形に関連する複数の単語であってもその個々を別々に指定単語帳(習得済単語帳フォルダ9、又は未習得単語帳フォルダ10)に記憶させるために、変化形とは異なる単語として指定単語帳に登録する。また、変化学習モードが選択されていれば(ステップA10でYES)、変化形に関連する単語として指定単語帳に登録する処理を行う(ステップA12)。この場合、指定単語帳が未習得単語帳フォルダ10であれば、図6(1)の検索結果(“actually”の情報)は、図6(3)に示すように未習得単語帳フォルダ10に第2の未修得単語として追加登録される。次に、操作部4上の終了キー(図示省略)が操作(学習の終了を指示する操作)されたかを調べ(ステップA13)、終了キーが操作されるまで上述のステップA2に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
図3は、英文リーディング学習(インプット学習)時における動作概要を説明するためのフローチャートで、このフローは、学習メニューの中から「リーディングのインプット学習」のメニュー項目が選択された際に実行開始される。
まず、制御部1は、名作データベース8に記憶されている名作(英文書籍)の中から学習対象(リーディング対象)として任意の名作がユーザ操作によって任意に選択されると(ステップB1)、その名作(英文書籍)をリーディング学習画面に表示させる(ステップB2)。そして、この表示中の文章データ(リーディング中の文章データ)の先頭からスペースで区切られる文字列(単語)を読み出し取得し(ステップB3)、この取得文字列(単語)は、習得済単語または第2の未習得単語として登録されていないかを調べる(ステップB4、B5)。
すなわち、リーディング中の文章から読み出した取得文字列(単語)が習得済単語帳フォルダ9に登録されていないか(ステップB4)、または未習得単語帳フォルダ10に第2の未習得単語として登録されていないかを調べる(ステップB5)。ここで、習得済単語帳フォルダ9に登録されている場合(ステップB4でNO)、または習得済単語帳フォルダ9に登録されてはいないが(ステップB4でYES)、未習得単語帳フォルダ10に第2の未習得単語として登録されている場合には(ステップB5でNO)、その取得文字列(単語)を無視するために(習得済単語または第2の未習得単語として重複して登録さるのを防ぐために)、ステップB10に移り、表示中の文章データから全ての文字列を読み出したか(読み出し終了か)を調べる。いま、先頭の文字列(単語)を読み出した場合であるから(ステップB10でNO)、上述のステップB3に戻って次の文字列(単語)を読み出し、以下、上述の動作を繰り返す。ここで、リーディング中の文章の中の単語が習得済単語及び第2の未習得単語として登録されていなければ(ステップB4及びB5でYES)、該当する単語を第2の未習得単語として登録されることを明示するためにその単語部分をハイライト表示(例えば、色による識別表示)させる(ステップB6)。
そして、このインプット学習に先だってユーザ操作により変化学習モードが選択されているかを調べ(ステップB7)、変化学習モードが選択されていなければ、通常学習モードが選択されているものとして(ステップB7でNO)、上述のステップB3で読み出した単語を、変化形とは異なる第2の未習得単語として未習得単語帳フォルダ10に登録する(ステップB8)。すなわち、変化形に関連する複数の単語であってもその個々を別々に未習得単語帳フォルダ10に記憶させるために、変化形とは異なる第2の未習得単語として登録する。また、変化学習モードが選択されていれば(ステップB7でYES)、変化形に関連する第2の未習得単語として未習得単語帳フォルダ10に登録する(ステップB9)。
そして、以下、ステップB10に移り、上述の動作を繰り返す。これによって表示中の文章データから全ての文字列を読み出した場合には(ステップB10でYES)、操作部4上の終了キー(図示省略)が操作(学習の終了を指示する操作)されたかを調べ(ステップB11)、終了キーが操作されるまで待機状態となるが、終了キーが操作されると(ステップB11でYES)、図3のフローから抜ける。
図4及び図5は、英作文を学習するアウトプット学習時における動作概要を説明するためのフローチャートで、このフローは、学習メニューの中から「アウトプット学習」が選択された際に実行開始される。
まず、制御部1は、英作文学習画面をタッチ表示部5に表示させる(図4のステップC1)。この状態で学習者による入力操作によって英文の文字列が入力されると、入力された文字列を英作文学習画面上に表示する英文作成処理を行う(ステップC2)。図7(1)は、英作文学習画面を例示した図で、図中、左端領域には各種のアイコン(ソフトフェアキー:タッチキー)が表示される。このアイコン群の中の「単語帳」のアイコンは、自由作文又は課題作文を構成するフレーズ又は文章の中にインプット学習で未習得の単語が含まれているか否かの判別を指示するソフトフェアキーである。
アイコン群の中の「チェック」のアイコンの操作に応じて、作成された作文に対してスペルチェック処理(ステップC3)及び英文法チェック処理(ステップC4)を行い、その作文のスペルや文法は正しいかを調べ(ステップC5)、正しくなければ(ステップC5でNO)、英作文学習画面上の該当する単語をハイライト表示(ステップC6)させた後、上述の英文作成処理(ステップC2)に戻る。また、スペルや文法が正しければ(ステップC5でYES)、「単語帳」のアイコンが操作されたかを調べたり(ステップC7)、操作部4上の終了キー(図示省略)が操作(学習の終了を指示する操作)されたかを調べたりする(ステップC8)。ここで、何れの操作も行われなければ(ステップC7、C8でNO)、上述の英文作成処理(ステップC2)に戻る。
英作文のアウトプット学習中に「単語帳」のアイコンが操作されると(ステップC7でYES)、図5のステップ13に移り、作成された英作文の先頭からスペースで区切られる文字列(単語)を読み出し、この文字列に基づいて未習得単語帳フォルダ10を検索する(ステップC14)。この場合、上述の変化学習モードが選択されていなければ、変化形に関連する複数の単語であってもその個々が別々に未習得単語帳フォルダ10に登録されているので、読み出した文字列に完全に一致する単語を検索するが、変化学習モードが選択されていれば、変化形に関連する複数の単語が同じグループとして一括して未習得単語帳フォルダ10に登録されているので、読み出した文字列と語尾などの変化形の差異は同一とみなして単語検索を行う。
この結果、読み出した文字列に該当する単語が未習得単語として登録されていなければ(ステップC15でNO)、後述する図4のステップC8に移るが、未習得単語として登録されていれば(ステップC15でYES)、英作文中に未習得単語が含まれていることを示すために該当単語有フラグ(図示省略)をオンする(ステップC16)。そして、表示されている英作文内の該当する単語をハイライト表示(例えば、色による識別表示)させる(ステップC17)。図7(2)は、英作文学習画面上の該当単語がハイライト表示された状態を例示したもので、単語“keep”及び“actually”がハイライト表示された場合を示している。
この状態において、ハイライト表示されている単語を選択する操作が行われたか(該当単語の表示位置がタッチされたか)を調べる(ステップC18)。いま、該当単語の表示位置がタッチされてその単語を選択する操作が行われた場合には(ステップC18でYES)、その単語の説明情報を表示する単語学習画面に切り替える(ステップC19)。例えば、ハイライト表示の“actually”の単語が選択された場合には、図6(1)に示すような単語学習画面に切り替えて、その選択単語の説明情報を表示させる。ここで、学習者がその単語の説明を確認し終わり、その旨の確認操作が行われると(ステップC20でYES)、元の英作文学習画面に戻る(ステップC21)。その後、図4のステップC8に移る。
図4のステップC8では、操作部4上の終了キー(図示省略)が操作(学習の終了を指示する操作)されたかを調べ、終了キーが操作されなければ(ステップC8でNO)、上述の英文作成処理(ステップC2)に戻り、以下、上述の動作を繰り返すが、終了キーが操作されると(ステップC8でYES)、該当単語有フラグはオンされているかを調べる(ステップC9)。この該当単語有フラグは、英作文中に未習得単語が含まれていることを示すフラグで、このフラグがオンされていなければ(ステップC9でNO)、作成された文章データを作文フォルダ11に記憶させた後、図4及び図5のフローの終了となる。
一方、該当単語有フラグがオンされていれば(ステップC9でYES)、該当する単語(英作文の中の未習得単語)を未習得単語帳フォルダ10から習得済単語帳フォルダ9に移動して変更する処理を行う(ステップC10)。例えば、図7(2)の例では、英作文の中の未習得の単語“keep”及び“actually”が習得済の単語に変更される。そして、英作文学習画面のハイライト表示を消去すると共に、該当単語(未習得単語)を習得済単語に変更した旨を示すメッセージを英作文学習画面に一定時間表示させる(ステップC11)。そして、作成された文章データを作文フォルダ11に記憶させた後、図4及び図5のフローの終了となる。これによって未習得単語帳フォルダ10の内容は、図6(3)に示した状態から図7(4)に示す状態となり、“keep”及び“actually”が消去されたものとなる。
なお、上述のスペルチェックや文法チェック処理を行った結果、正しい場合には、「単語帳」のアイコンが操作されなくても、自動的に未習得単語帳フォルダ10を検索して、習得済単語帳フォルダ9に移動する処理を開始するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の電子辞書装置は、学習者がインプット学習の対象となる複数の学習データをその学習者が習得済であるか未修得であるかを識別可能に記憶管理している状態において、アウトプット学習で学習者が使用した複数の学習データの中にインプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別し、含まれている場合には、その学習データを未習得から習得済に変更するようにしたので、インプット学習とアウトプット学習との連携を実現することができ、インプット学習とアウトプット学習とを、より効果的に行うことが可能となる。
電子辞書装置の制御部1は、複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成するアウトプット学習において、その学習者が作成したフレーズ又は文章の中に、インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別するようにしたので、未習得の単語をアウトプット学習で実際に使いこなせるようになったか(自然に使うことができるようになったか)を判別することができる。
制御部1は、アウトプット学習で学習者が作成した作文を構成するフレーズ又は文章の中に、インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別するようにしたので、作文の作成時に未習得から習得済への変更が可能となる。
制御部1は、アウトプット学習において作成されたフレーズ又は文章の中にインプット学習で未習得の単語が含まれていれば、その単語を識別可能に表示(ハイライト表示)させるようにしたので、学習者にあっては自然に使うことができるようになった未習得の単語を容易に視認することができ、学習意欲の向上を期待することができる。
制御部1は、作文学習画面に表示されているフレーズ又は文章の中で識別表示(ハイライト表示)されている未習得の単語を選択する操作が行われると、その未習得の単語に関する単語学習画面に遷移させる制御を行い、この単語学習画面に表示されている単語を学習者が確認したことを指示する操作が行われると、作文学習画面に戻す制御を行うようにしたので、学習者にあっては作文の作成中に自然に使うことができるようになった未習得単語の詳細を確認することができる。
制御部1は、学習者が作成したフレーズ又は文章が言語上正しく、かつ学習者が作成したフレーズ又は文章の中に未習得の学習データが含まれていることを条件に、未習得を習得済に変更するようにしたので、間違った変更を防ぐことができる。
未習得単語帳フォルダ10は、学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている第1の未修得の学習データ(非取得の単語)と習得の対象となっている第2の未修得の学習データと識別可能とするために第2の未修得の学習データを一括して記憶するようにしたので、未習得単語帳フォルダ10の内容は、学習者が覚えたい学習データに絞り込まれたものとすることができる。
制御部1は、インプット学習中において、学習者による選択操作によって任意に選択された第1の未修得の学習データ(非取得の単語)を、第2の未修得の学習データとして未習得単語帳フォルダ10に記憶するようにしたので、未習得単語帳フォルダ10の内容は、学習者による意向に沿ったものとなる。
制御部1は、インプット学習においてフレーズ又は文章の中に含まれている第1の未修得の学習データ(非取得の単語)を、第2の未修得の学習データとして選択して未習得単語帳フォルダ10に記憶するようにしたので、学習者にあっては特別な登録操作を行うことなく、電子書籍などを読むだけでよく、未習得単語帳フォルダ10に登録させることができる。
制御部1は、学習データである単語に対してその変化形に関連する複数の単語を同じグループとして一括して指定する学習モード(変化学習モード)と異なる単語として別々に指定する学習モード(通常学習モード)とを選択するようにしたので、変化形の学習を効率良く行うことが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、電子辞書データベース7の他に、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10を設けた構成としたが、例えば、英和辞典の各単語に対応付けて習得済であるか未習得であるかを識別する「識別フラグ」の項目を追加し、この識別フラグが“1”の場合には未習得単語、“2”の場合には習得済単語、“0”の場合には非習得の単語(現時点で未習得であるが習得対象外でもある単語)であることを示してもよい。この場合、未習得から習得済への移動は、「識別フラグ」を“1”から“2”に書き替えればよい。
上述した実施形態においては、操作部4上の終了キーが操作(アウトプット学習の終了を指示する操作)された際に、該当単語有フラグはオンされていれば、該当する単語(英作文の中の未習得単語)を未習得単語帳フォルダ10から習得済単語帳フォルダ9に移動して一括変更するようにしたが、このような一括変更に限らず、例えば、アウトプット学習中に未習得単語帳フォルダ10に登録されている未習得単語を検出する毎に、その未習得単語を習得済単語帳フォルダ9に移動するようにしてもよい。また、未習得単語を習得済単語に変更する旨のメッセージを表示した後、その変更を許可するユーザ操作が行われたことを条件として、その変更処理(移動処理)を実行するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、変化学習モードの選択は、このインプット学習に先だって行うようにしたが、「単語帳」のアイコンが操作される毎に、その都度、ユーザ操作により変化学習モードを選択するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、内蔵の辞書データベースとして、電子辞書データベース7、名作データベース8、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10、作文フォルダ11を記憶するようにしたが、インターネットに接続したり、学校や会社内のサーバ装置に接続したりして、外部装置側のデータベースを検索するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、習得済単語帳フォルダ9、未習得単語帳フォルダ10への単語登録は、インプット学習中に行うようにしたが、単語帳を編集するモードを設け、この編集モードにおいて習得済単語又は未習得単語を登録したり、登録されている単語を削除したりするようにしてもよい。この場合、未習得単語帳への登録は、1単語毎に限らず、例えば、中学1年用、中学2年用のように学習者のレベルが指定されると、その指定レベルに応じた複数の単語を未習得単語に一括して登録するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、学習データとして英単語を例示したが、英単語に限らず、熟語などであってもよく、また、漢字、ドイツ語などの他の言語であってもよく、更に、言語の学習データに限らず、歴史、化学、数学、物理などの学習データであってもよい。
上述した実施形態においては、学習支援装置として電子辞書装置に適用した場合を例示したが、これに限らず、学習支援機能付きのパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム・音楽プレイヤー・腕時計などに適用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する学習手段と、
前記インプット学習の対象となる学習データが習得済であるか未修得であるかを管理する学習データ管理手段と、
前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする学習支援装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の学習支援装置において、
前記インプット学習は、学習者が個々の単語を覚える学習であり、
前記アウトプット学習は、複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成する学習であり、
前記判別手段は、前記アウトプット学習により学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の学習支援装置において、
前記アウトプット学習は、学習者による作文の学習であり、
前記判別手段は、前記アウトプット学習で作成した作文を構成するフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の学習支援装置において、
前記アウトプット学習で学習者が作成したフレーズ又は文章を表示する表示手段と、
前記判別手段によって学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を識別可能に表示させる表示制御手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の学習支援装置において、
前記表示手段は、単語学習画面と作文学習画面とを有し、
前記表示制御手段は、前記作文画面に表示されているフレーズ又は文章の中で前記識別表示されている未習得の単語を選択する操作が行われると、その未習得の単語に関する単語学習画面に遷移させる制御を行い、前記単語学習画面に表示されている単語を学習者が確認したことを指示する操作が行われると、前記作文学習画面に戻す制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の学習支援装置において、
学習者が作成したフレーズ又は文章が言語上正しいか否かを判定する判定手段と、を更に備え、
前記変更手段は、前記判定手段によってフレーズ又は文章が正しいと判定され、かつ前記判別手段によって未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、前記未習得の学習データを習得済の学習データに変更する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の学習支援装置において
前記学習データ管理手段は、学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている第1の未修得の学習データと習得の対象となっている第2の未修得の学習データとを識別可能に管理する、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の学習支援装置において、
前記第1の未修得の学習データの中から学習者による選択操作によって任意に選択された学習データを前記第2の未修得の学習データとして選択する選択手段と、を更に備え、
前記学習データ管理手段は、前記選択手段によって選択された前記第2の未修得の学習データを前記第1の未修得の学習データと識別して管理する、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の学習支援装置において、
前記インプット学習は、単語を組み合わせたフレーズ又は文章を習得する学習を含み、
前記インプット学習においてフレーズ又は文章の中に含まれている前記第1の未修得の学習データを前記第2の未修得の学習データとして選択する選択手段と、を更に備え、
前記学習データ管理手段は、前記選択手段によって選択された前記第2の未修得の学習データを前記第1の未修得の学習データと識別して管理する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れか1項に記載の学習支援装置において、
前記学習データである単語に対してその変化形に関連する複数の単語を同じグループとして一括して指定する学習モードと異なる単語として別々に指定する学習モードとを選択するモード選択手段と、を更に備える、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
学習支援装置における学習支援方法であって、
学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する処理と、
前記インプット学習の対象となる学習データをその学習者が習得済であるか未修得であるかを管理する処理と、
前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する処理と、
前記未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する処理と、
を含むことを特徴とする学習支援方法である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
学習支援装置のコンピュータに対して、
学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する機能と、
前記インプット学習の対象となる学習データをその学習者が習得済であるか未修得であるかを管理する機能と、
前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する機能と、
前記未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
3a プログラムメモリ
4 操作部
5 タッチ表示部
7 電子辞書データベース
8 名作データベース
9 習得済単語帳フォルダ
10 未習得単語帳フォルダ

Claims (9)

  1. 学習者が個々の単語を覚えるインプット学習と、学習者が複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成するアウトプット学習とを実行する学習手段と、
    前記インプット学習の対象となる個々の単語が習得済であるか未修得であるかを管理する学習データ管理手段と、
    前記アウトプット学習において学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を未習得から習得済に変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする学習支援装置。
  2. 前記アウトプット学習は、学習者による作文の学習であり、
    前記判別手段は、前記アウトプット学習で作成した作文を構成するフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援装置。
  3. 前記アウトプット学習で学習者が作成したフレーズ又は文章を表示する表示手段と、
    前記判別手段によって学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を識別可能に表示させる表示制御手段と、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の学習支援装置。
  4. 前記表示手段は、単語学習画面と作文学習画面とを有し、
    前記表示制御手段は、前記作文学習画面に表示されているフレーズ又は文章の中で前記識別表示されている未習得の単語を選択する操作が行われると、その未習得の単語に関する単語学習画面に遷移させる制御を行い、前記単語学習画面に表示されている単語を学習者が確認したことを指示する操作が行われると、前記作文学習画面に戻す制御を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の学習支援装置。
  5. 単語を組み合わせたフレーズ又は文章を習得する学習を含み学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する学習手段と、
    前記インプット学習の対象となる学習データが習得済であるか未修得であるかを管理し、学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている第1の未修得の学習データと習得の対象となっている第2の未修得の学習データとを識別可能に管理する学習データ管理手段と、
    前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する変更手段と、
    前記インプット学習においてフレーズ又は文章の中に含まれている前記第1の未修得の学習データを前記第2の未修得の学習データとして選択する選択手段と、
    を備え、
    前記学習データ管理手段は、前記選択手段によって選択された前記第2の未修得の学習データを前記第1の未修得の学習データと識別して管理する、
    ことを特徴とする学習支援装置。
  6. 学習支援装置のコンピュータが、
    学習者が個々の単語を覚えるインプット学習と、学習者が複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成するアウトプット学習とを実行する処理と、
    前記インプット学習の対象となる個々の単語をその学習者が習得済であるか未修得であるかを管理する処理と、
    前記アウトプット学習において学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する処理と、
    前記未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を未習得から習得済に変更する処理と、
    を実行することを特徴とする学習支援方法。
  7. 学習支援装置のコンピュータに対して、
    学習者が個々の単語を覚えるインプット学習と、学習者が複数の単語を組み合わせてフレーズ又は文章を作成するアウトプット学習とを実行する機能と、
    前記インプット学習の対象となる個々の単語をその学習者が習得済であるか未修得であるかを管理する機能と、
    前記アウトプット学習において学習者が作成したフレーズ又は文章の中に前記インプット学習で未習得の単語が含まれているか否かを判別する機能と、
    前記未習得の単語が含まれていると判別された場合に、その単語を未習得から習得済に変更する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. 学習支援装置のコンピュータが、
    単語を組み合わせたフレーズ又は文章を習得する学習を含み学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する学習処理と、
    前記インプット学習の対象となる学習データが習得済であるか未修得であるかを管理し、学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている第1の未修得の学習データと習得の対象となっている第2の未修得の学習データとを識別可能に管理する学習データ管理処理と、
    前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する判別処理と、
    前記判別処理によって未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する変更処理と、
    前記インプット学習においてフレーズ又は文章の中に含まれている前記第1の未修得の学習データを前記第2の未修得の学習データとして選択する選択処理と、
    を実行し、
    前記学習データ管理処理は、前記選択処理によって選択された前記第2の未修得の学習データを前記第1の未修得の学習データと識別して管理する、
    ことを特徴とする学習支援方法。
  9. 学習支援装置のコンピュータに対して、
    単語を組み合わせたフレーズ又は文章を習得する学習を含み学習者が学習データを覚えるインプット学習と、学習者が学習データを使用するアウトプット学習とを実行する学習機能と、
    前記インプット学習の対象となる学習データをその学習者が習得済であるか未修得であるかを管理し、学習者が未修得であっても現時点で習得の対象外となっている第1の未修得の学習データと習得の対象となっている第2の未修得の学習データとを識別可能に管理する学習データ管理機能と、
    前記アウトプット学習において学習者が使用した学習データの中に前記インプット学習で未習得の学習データが含まれているか否かを判別する判別機能と、
    前記未習得の学習データが含まれていると判別された場合に、その学習データを未習得から習得済に変更する変更機能と、
    前記インプット学習においてフレーズ又は文章の中に含まれている前記第1の未修得の学習データを前記第2の未修得の学習データとして選択する選択機能と、
    を実現させ、
    前記学習データ管理機能は、前記選択機能によって選択された前記第2の未修得の学習データを前記第1の未修得の学習データと識別して管理する、
    プログラム。
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