JP6575061B2 - 電子機器、電子辞書システム、および、プログラム - Google Patents

電子機器、電子辞書システム、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、電子辞書システム、および、プログラムに関する。
近年、紙の書籍の辞書に代わり、利便性や携帯性が良いことから電子辞書が多用されている。この電子辞書は、多様な辞書をデータベースとして備えるだけでなく、多機能化しており、その機能として履歴機能や単語帳機能がある。
前記履歴機能では、検索した単語(見出し語)を履歴データとして自動的に保存することで、その後において、ユーザが過去に調べた単語を前記履歴データから簡単に読み出して再確認できる。
また、前記単語帳機能では、覚えたい単語を単語帳データとして保存し、この単語帳データに保存された単語を、紙の単語帳のようにその単語と訳とで切り換えて表示することで、簡単に所望の単語を学習できる。
従来の電子辞書であって、前記単語帳機能と履歴(ヒストリ)機能を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、電子辞書と別体の携帯型表示装置に当該電子辞書から辞書のデータを取り込み、その携帯型表示装置によって、取り込んだ辞書のデータをユーザの手元で表示させたり、発音の音声をイヤホンから出力させたりすることで、携帯性良く単語を学習できる電子辞書装置も考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
また、単語やその意味を順次その文字列のイメージデータとして取り込み、この取り込まれた各イメージデータを、ユーザ操作に応じて順番に読み出して表示させることで、簡単に所望の単語を学習できる自己テスト学習機も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2005−292303号公報 特開2009−266024号公報 特開平08−83039号公報
従来、携帯型の表示装置に辞書のデータを取り込んだり、所望の単語のイメージデータを取り込んだりした後に、当該取り込んだデータの各単語を読み出して表示させることで、容易に単語を学習することが考えられている。
しかしながら、前記携帯型の表示装置において、単に外部から学習対象のデータを取り込んで表示させるだけでなく、電子辞書と携帯型表示装置との間での使い勝手や操作性をもっと高めたい要望がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、使い勝手や操作性のより高い電子機器、電子辞書システム、および、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を、ユーザ操作に応じて記憶部から読み出し、前記電子機器の表示部に表示させ、外部装置と通信可能な状態である場合、前記表示部に表示させた辞書情報に関連する辞書関連情報を前記外部装置へ出力し、前記辞書情報に基づき検索した見出し語の説明情報を前記電子機器の表示部に表示させ、検索された前記見出し語の履歴データを、前記辞書関連情報として、前記外部装置へ出力する、制御部を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、使い勝手や操作性のより高い電子機器、電子辞書システム、および、プログラムを提供できる。
本発明の実施形態に係る電子辞書システムの外観構成を示す図。 電子辞書10の電子回路の構成を示すブロック図。 携帯単語帳30の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書10の辞書データベース22bに記憶された英和辞典の内容を示す図。 前記電子辞書10に記憶された履歴データ22cの内容を示す図。 前記電子辞書10に記憶された単語帳データ22dの内容を示す図。 前記電子辞書10の全体処理を示すフローチャート。 前記携帯単語帳30の全体処理を示すフローチャートである。 前記電子辞書10と携帯単語帳30との全体処理に従った表示動作を示す図。 前記電子辞書システムを学習対象の単語を出題する(電子辞書10)側と学習する(携帯単語帳30)側との複数のユーザで利用する場合の単語学習モードに対応した処理を示すフローチャート。 前記電子辞書10と携帯単語帳30それぞれの単語学習モードの処理に従った表示動作を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子辞書システムの外観構成を示す図である。
この電子辞書システムは、電子辞書10と当該電子辞書10と相互に通信可能な携帯型表示装置30からなる。以下この携帯型表示装置30を携帯単語帳30と称して説明する。
前記電子辞書10は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器として構成される。なお、以下に示す電子辞書が行う処理プログラムを、辞書機能を備えたタッチパネル式のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等にインスト−ルすることで電子辞書として構成させても良い。
電子辞書10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、文字入力キー、辞書指定キー、[決定]キー、[戻る]キー、カーソルキーなどを備えたキー入力部14、音声出力部15が備えられる。
また前記蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面を対象にバックライト付きのタッチパネル式表示部16が設けられる。
前記タッチパネル式表示部16は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、バックライト付きカラー液晶表示画面16dに透明タッチパネル16tを重ねて構成される。
一方、前記携帯単語帳30は、以下に説明する携帯単語帳専用の携帯機器として構成される。なお、以下に示す携帯型単語帳が行う処理プログラムを、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等にインスト−ルすることで携帯型単語帳として構成させても良い。
携帯単語帳30は、例えばカードサイズの本体ケースを有し、その正面の左端に沿って縦長のキー入力部31が備えられ、それ以外の領域に表示部32が備えられる。
前記キー入力部31には、前記表示部32に表示される履歴データや単語帳データを、次のデータに送る[送り]キー31a、前のデータに戻す[戻り]キー31b、表示中の単語帳データの単語のチェックボックスbcにチェックデータを書き込んだり消去したりするための[チェック]キー31c、表示中のデータの読み上げ音声を出力させるための[音声]キー31sが備えられる。
なお、前記単語帳データの単語のチェックボックスbcにチェックデータを書き込んだ場合は、該当の単語を覚えたとして扱う「○」(チェック有り)データを登録し、前記チェックデータを消去した場合は、該当の単語を未だ覚えていないとして扱う「×」(チェック無し)データを登録する。
図2は、前記電子辞書10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図3は、前記携帯単語帳30の電子回路の構成を示すブロック図である。
前記電子辞書10の電子回路は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
このCPU21は、記憶装置22内に予め記憶された辞書制御プログラム22a、あるいはROMカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読み取り部24を介して前記記憶装置22に読み込まれた辞書制御プログラム22a、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)50から通信部25を介して前記記憶装置22に読み込まれた辞書制御プログラム22aに応じて、RAM26を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
前記記憶装置22に記憶された辞書制御プログラム22aは、前記キー入力部14、タッチパネル式表示部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信部25を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ50…や前記携帯単語帳30との通信信号に応じて起動される。
なお、前記携帯単語帳30との通信は、Blue-tooth(登録商標)等の近距離無線通信によって行われる。
このように、前記CPU21には、前記記憶装置22、記録媒体読み取り部24、通信部25、RAM26、キー入力部14、音声出力部15、タッチパネル式表示部16が接続される。
前記記憶装置22には、辞書制御プログラム22aとして、当該電子辞書10の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部25を介してインターネットN上の各Webサーバ50…や図示しないユーザPC(Personal Computer)、前記携帯単語帳30などとデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。
また、前記辞書制御プログラム22aとして、検索語入力処理、検索語に対応した見出し語検索処理、検索見出し語のプレビュー付き一覧表示処理、選択された見出し語に対応する語義(意味)・用例・解説などの各種説明情報の読み出し表示処理、表示中の語句を検索語に指定して見出し語検索するジャンプ検索処理、検索履歴[ヒストリ]の登録・読み出し処理、当該検索履歴として登録された履歴データを前記携帯単語帳30に送信する処理、前記表示された説明情報の語義の指定に応じて当該指定の語義を拡大表示させると共に当該語義の用例データを前記携帯単語帳30に送信する処理、表示中の文字の指定に応じて当該文字データを前記携帯単語帳30に送信する処理、前記携帯単語帳30から単語データが受信された場合の当該単語を検索語とした見出し語検索処理、単語帳の登録・読み出し処理、当該単語帳として登録された単語帳データを前記携帯単語帳30に送信する処理など、同記憶装置22内の辞書データベース22b、履歴データ22c、単語帳データ22dに基づく検索・登録・読み出し・表示・送受信処理全般を制御するための辞書検索プログラムが記憶される。
前記辞書データベース22bには、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典、百科事典等の各種の辞書が記憶される。
図4は、前記電子辞書10の辞書データベース22bに記憶された英和辞典の内容を示す図である。
この英和辞典の辞書データとしては、アルファベット順にした各英単語の見出し語とその日本語の意味(語義)およびその語義に応じた用例などからなる説明情報がその発音の音声データと共に記憶され、当該各英単語は固有の識別番号IDに対応付けられて記憶される。
なお、前記英和辞典以外の各種の辞書データも、基本的には当該英和辞典と同様に、各見出し語とその説明情報が固有の識別番号IDに対応付けられたデータ構造として記憶される。
図5は、前記電子辞書10に記憶された履歴データ22cの内容を示す図である。
前記履歴データ22cは、本装置の辞書検索機能により実際に検索され、対応する説明情報が表示された見出し語(単語)が、検索対象となった辞書毎に順次蓄積されて記憶されるもので、当該見出し語は前記辞書データ(図4参照)に記憶された識別番号IDとして記憶される。
図6は、前記電子辞書10に記憶された単語帳データ22dの内容を示す図である。
前記単語帳データ22dは、前記辞書データベース22bに記憶された辞書の見出し語のうち、ユーザが学習対象として登録操作した見出し語(単語)がチェックデータ(「○」または「×」)CKと共に記憶されるもので、当該見出し語も前記辞書データ(図4参照)に記憶された識別番号IDとして記憶される。
なお、前記チェックデータ(「○」または「×」)CKは、例えば該当する見出し語(単語)をユーザが覚えた「○」か否「×」かをユーザが確認するために当該ユーザ自身の操作によって入力されて記憶される。また、前記単語帳データ22dは、前記辞書データベース22bに記憶された辞書の種類毎あるいはユーザ任意の分類別に生成される。
前記RAM26には、入力データメモリ26a、表示データメモリ26bなどが確保される。
前記入力データメモリ26aには、前記キー入力部14、タッチパネル16tのユーザ操作に応じた個々の入力データが逐次記憶される。
前記表示データメモリ26bには、前記タッチパネル式表示部16の画面に表示させる表示データがビットマップパターンに展開されて記憶される。
このように構成された電子辞書10は、前記CPU21が前記辞書制御プログラム22a(検索語入力処理、見出し語検索処理、プレビュー付き見出し語一覧表示処理、選択見出し語の説明情報表示処理、ジャンプ検索処理、検索履歴の登録処理、指定語義の拡大表示処理およびその用例送信処理、指定文字の送信処理、受信単語対応見出し語検索処理、単語帳の登録処理、履歴・単語帳の送信処理等を実行するためのプログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
一方、前記携帯単語帳30の電子回路は、図3に示すように、プログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU41が備えられる。
このCPU41は、記憶装置42内に予め記憶された単語帳制御プログラム42aに応じて、RAM44を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。なお、単語帳制御プログラム42aは、携帯単語帳30に電子辞書10以外と通信可能な外部インターフェースを備えさせた場合には、ROMカードなどの外部記録媒体やインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)50から前記記憶装置42に読み込むようにすることができる。
前記記憶装置42に記憶された単語帳制御プログラム42aは、前記キー入力部31からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは前記通信部43を介して接続される前記電子辞書10との通信信号に応じて起動される。
このように、前記CPU41には、前記記憶装置42、通信部43、RAM44、キー入力部31、表示部32、音声出力部45(イヤホン45e)が接続される。
前記記憶装置42には、前記単語帳制御プログラム42aとして、当該携帯単語帳30の全体の動作を司るシステムプログラム、前記通信部43を介して前記電子辞書10とデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。
また、前記単語帳制御プログラム42aとして、前記電子辞書10との通信接続に伴い、当該電子辞書10から送信された履歴データ22c(図5参照)や単語帳データ22d(図6参照)を受信して前記記憶装置42に記憶させるためのデータ受信処理、前記記憶装置42に記憶された履歴データ42c(22c)を一覧表示させたり順番に表示させたりする履歴データ表示処理、表示中の履歴データのうちのユーザ指定の単語データを前記電子辞書10に送信する指定単語送信処理、前記電子辞書10から受信した用例データを表示させたり同受信した文字データを拡大表示させたりする受信データ表示処理、前記記憶装置42に記憶された単語帳データ42d(22d)を順番に表示させる単語帳データ表示処理など、同記憶装置42内の辞書データベース42b、履歴データ42c、単語帳データ42dに基づく表示・送受信処理全般を制御するためのデータ処理プログラムが記憶される。
前記辞書データベース42b(図4参照)には、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典等の各種の辞書が、前記電子辞書10に集録された通常の辞書データにおける発音記号、用例、解説、括弧書きのデータなどを省略した簡略辞書として記憶される。
前記履歴データ42c(図5参照)としては、前記電子辞書10から受信された履歴データ22cがその都度上書きされて記憶される。
前記単語帳データ42d(図6参照)としては、前記電子辞書10から送信された単語帳データ22dが各単語に対応付けられたチェックデータCKと共に記憶される。
前記RAM44には、前記表示部32に表示させるべき表示データが記憶される表示データメモリ44aなどが確保される。
このように構成された携帯単語帳30は、前記CPU41が前記単語帳制御プログラム42a(データ受信処理、履歴データ表示処理、指定単語送信処理、受信データ表示処理、単語帳データ表示処理等を実行するためのプログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成の電子辞書システムの動作について説明する。
図7は、前記電子辞書10の全体処理を示すフローチャートである。
図8は、前記携帯単語帳30の全体処理を示すフローチャートである。
図9は、前記電子辞書10と携帯単語帳30との全体処理に従った表示動作を示す図である。
前記電子辞書10において、前記キー入力部14の操作に応じてユーザ所望の辞書(例えば[英和辞典])が選択指定されると(ステップS1)、当該指定された辞書に応じた検索語入力画面(図示せず)が前記表示部16に表示される(ステップS2)。
この検索語入力画面において、所望の検索語、例えば「abandon」が入力されると(ステップS2)、入力された検索語に対応した見出し語「abandon」が前記辞書データベース22b内の前記指定された辞書[英和辞典]から検索され(ステップS3)、当該検索された見出し語「abandon」に対応した説明情報が、例えば図9(A1)に示すように説明情報表示画面Gとして前記表示部16に表示される(ステップS4)。
こうして、前記検索された見出し語(単語)「abandon」に対応した説明情報表示画面Gが表示されると、当該見出し語(単語)がその識別番号IDによって履歴データ22cに登録される(ステップS5)。
すると、前記通信部25を介して前記携帯単語帳30との近距離無線通信が可能な状態であるか否かが当該携帯単語帳30への問合せ信号の送信に対応した応答信号が受信されたか否かに応じて判断される(ステップS6)。
ここで、前記携帯単語帳30との近距離無線通信が可能な状態であると判断されると(ステップS6(Yes))、前記登録された履歴データ22cが読み出され前記携帯単語帳30へ送信出力される(ステップS7)。
前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10から送信された履歴データ22cが受信されると(ステップT1(Yes))、当該受信された履歴データ22cは記憶装置42内に履歴データ42cとして記憶される(ステップT2)。
すると、図9(B1)に示すように、前記記憶された履歴データ42cの識別番号IDに対応付けられて辞書データベース42b内の辞書[英和辞典]に集録されている各見出し語(単語)(ここでは「independent」「acquire」「estimate」…)が読み出され、表示部32に対し検索履歴一覧Hiとして表示される(ステップT3)。
これにより、前記電子辞書10によりユーザ任意の検索語に対応した見出し語検索処理を行ないながら、その傍に置いた前記携帯単語帳30に対し、過去に見出し語検索した各見出し語(単語)の一覧Hiを常に表示させておくことができ、前記履歴データ22cの読み出し操作を別途行なう必要なく、ユーザによって以前見出し語検索したものの忘れてしまった単語を容易に思い出させることができる。
そして、前記携帯単語帳30に表示された検索履歴一覧Hiにおいて、図9(B2)に示すように、[送り]キー31aまたは[戻り]キー31bのユーザ操作に応じて所望の単語(ここでは「acquire」)が選択されてカーソル指定Deされると(ステップT4(Yes))、当該カーソル指定Deされた単語「acquire」がその識別番号IDとして前記電子辞書10へ送信出力される(ステップT5)。
前記電子辞書10において、前記携帯単語帳30から送信された指定の単語「acquire」(識別番号ID)が受信されると(ステップS13(Yes))、当該受信された単語「acquire」を検索語とした見出し語検索が実行され(ステップS3)、図9(A2)に示すように、検索された見出し語「acquire」に対応した説明情報表示画面Gが表示部16に表示される(ステップS4)。
これにより、前記携帯単語帳30に、ユーザが過去に見出し語検索した各見出し語(単語)の一覧Hiを表示させて、同ユーザにその単語を思い出せるようにしたとしても、当該単語の意味等の内容を忘れてしまったときには、直ちに該当の単語を指定してその説明情報表示画面Gを表示させ容易に確認することができる。
また、例えば前記図9(A1)で示した見出し語「abandon」の説明情報表示画面Gにおいて、当該説明情報に含まれる何れかの語義(意味)(ここでは「(2)[SVO]<人が><乗物、物などを>を…」)がユーザタッチtされて指定されると(ステップS8(Yes))、図9(A3)に示すように、当該指定の語義(意味)の説明部分が拡大され語義拡大ウインドウWとして表示される(ステップS9)。
すると、前記拡大表示された語義(意味)の説明部分に対応する用例データがある場合は、当該用例データ(ここでは「Abandon ship!退船せよ…」)が前記指定の辞書[英和辞典]から読み出され、前記携帯単語帳30へ送信される(ステップS10)。
前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10から送信された用例データが受信されると(ステップT6(Yes))、図9(B3)に示すように、当該受信された用例データ「Abandon ship!退船せよ…」Exが表示部32に表示される(ステップT7)。
これにより、前記電子辞書10において見出し語検索された見出し語の説明情報(G)のうちユーザが注目する語義(意味)を拡大表示(W)させながら、当該語義に対応した用例(Ex)を近くの別画面(32)に表示させることができ、その用例の使い方を分かり易く覚えることができる。
また、前記電子辞書10にて表示された説明情報表示画面Gにおいて、図9(A4)に示すように、ユーザ任意の文字(ここでは「援」)がその綴りが見難い等の理由によりユーザタッチtされて指定されると(ステップS11(Yes))、当該指定された文字データ「援」が前記携帯単語帳30へ送信出力される(ステップS12)。
前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10から送信された文字データが受信されると(ステップT8)、図9(B4)に示すように、当該受信された文字データ「援」Maが表示部32に拡大されて表示される(ステップT9)。
これにより、前記電子辞書10においてユーザ任意の見出し語に対応した説明情報表示画面Gを表示させながら、当該画面G上に表示されている見難い文字(Ma)を近くの別画面(32)に拡大表示させることができ、その綴りを簡単かつ明確に確認することができる。
また、前記電子辞書10でのユーザ任意の見出し語に対応した説明情報表示画面Gにおいて、前記キー入力部14の[ジャンプ]キーのユーザ操作に応じてジャンプ検索モードに設定されると(ステップS14(Yes))、当該画面G内の文字列を対象とした検索語の入力待機状態になる(ステップS2)。
また、辞書指定キーのユーザ操作等に応じて次の検索が指示されると(ステップS15(Yes))、当該指定の辞書に対応した検索語入力画面(図示せず)が表示され、検索語の入力待機状態になる(ステップS2)。
一方、前記ステップS6において、前記携帯単語帳30との近距離無線通信が可能な状態ではないと判断された場合は(ステップS6(No))、当該携帯単語帳30を並行利用するための前記各処理(ステップS7〜S13)は実行されず、前記ユーザ任意の検索語に対応した見出し語検索処理やジャンプ検索処理が実行される(ステップS14,S15→S2)。
図10は、前記電子辞書システムを学習対象の単語を出題する(電子辞書10)側と学習する(携帯単語帳30)側との複数のユーザで利用する場合の単語学習モードに対応した処理を示すフローチャートである。
図11は、前記電子辞書10と携帯単語帳30それぞれの単語学習モードの処理に従った表示動作を示す図である。
前記学習対象の単語を出題する側のユーザ(出題ユーザ)が持つ前記電子辞書10において、当該電子単語帳の動作モードが単語学習モードに設定されると、前記通信部25を介して前記学習する側のユーザ(学習ユーザ)が持つ携帯単語帳30との近距離無線通信が可能な状態であるか否かが判断される(ステップS21)。
ここで、前記携帯単語帳30との近距離無線通信が可能な状態であると判断されると(ステップS21(Yes))、前記単語帳データ22dに登録されているユーザ任意の単語帳から1つの単語(見出し語)が読み出され(ステップS22)、前記携帯単語帳30へ送信出力される(ステップS23)。
ここでは、単語(見出し語)「abandon」が送信出力された場合として説明する。
すると、図11(A)に示すように、前記電子辞書10において、前記携帯単語帳30へ出力された見出し語(単語)「abandon」に対応する説明情報表示画面Gが表示部16に表示されると共に、当該画面G上に正解操作用の「○」ボタンRbと不正解操作用の「×」ボタンEbが表示される(ステップS24)。
前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10から送信された見出し語(単語)が受信されると(ステップT21(見出し語))、図11(B)に示すように、当該受信された見出し語(単語)「abandon」が学習単語Miとして表示部32に表示される(ステップT22)。
ここで、前記学習単語Mi「abandon」が表示された携帯単語帳30を持つ学習ユーザにおいて、当該学習単語Mi「abandon」の意味を口頭で前記電子辞書10を持つ出題ユーザに伝える。
前記出題ユーザは前記電子辞書10に表示されている前記見出し語(単語)「abandon」の説明情報表示画面Gに基づいて、前記学習ユーザから伝えられた意味が正解か不正解かを判定し、正解である場合は当該画面G上の「○」ボタンRbをタッチ操作し、不正解である場合は「×」ボタンEbをタッチ操作する。
前記電子辞書10において、前記「○」ボタンRbがタッチ操作された場合は、前記単語帳データ22cに登録されている該当単語「abandon」のチェックデータCKとして「○」が記録され、また前記「×」ボタンEbがタッチ操作された場合は、前記単語帳データ22cに登録されている該当単語「abandon」のチェックデータCKとして「×」が記録される(ステップS25)。
そして、前記単語帳データ22cの任意の単語帳における今回出題した前記単語「abandon」の次の単語があるか否かに応じて学習対象単語の終了か否かが判断され(ステップS26)、当該次の単語があると判断されると(ステップS26(No))、該当する次の単語(見出し語)が前記同様に読み出されて前記携帯単語帳30へ送信出力され(ステップS22,S23)、同携帯単語帳30の表示部32に次の学習単語Miとして表示出力される(ステップT21,T22)。
これにより、前記電子辞書10の単語帳データ22dにおける該当の単語帳には、前記学習ユーザがその意味内容を覚えている単語についてはチェックデータCK「○」が記録され、覚えていない単語についてはチェックデータCK「×」が記録されて行く。
この後、前記単語帳データ22cの任意の単語帳における次の単語がなく学習対象単語の終了と判断されると(ステップS26(Yes))、当該単語帳でチェックデータCK「×」が記憶されている各単語からなる単語帳データが学習対象単語帳として前記携帯単語帳30へ送信出力される(ステップS7)。
前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10から学習対象単語帳として送信されたチェックデータCK「×」の各単語からなる単語帳データが受信されると(ステップT21(×データ))、当該受信された単語帳データ42cは記憶装置42に記憶される(ステップT23)。
そして、前記携帯単語帳30において、ユーザ操作に応じて、当該単語帳30単体での単語帳学習が指示されると(ステップT24(Yes))、前記単語帳データ42cに登録されている各単語とその意味が、前記[送り]キー31aのユーザ操作毎に、単語→意味→単語→意味…の次のデータに順次切り替わりながら表示されて行く(ステップT25,T26)。
これにより、前記電子辞書システムの電子辞書10に記憶された単語帳データ22cに基づいて、当該電子辞書10側ユーザを出題ユーザ、前記携帯単語帳30側ユーザを学習ユーザとして単語学習を行なうことができる。それだけでなく、前記学習ユーザが不正解であった各単語からなる単語帳データを、前記電子辞書10から改めて前記携帯単語帳30に送信し、学習ユーザは覚えるのが苦手な各単語だけをその単語と意味を順次めくって行くように学習することができる。
したがって、前記構成の電子辞書システムによれば、前記電子辞書10によりユーザ任意の検索語に対応した見出し語検索処理を行ないながら、その傍に置いた前記携帯単語帳30に対し前記履歴データ22cを送信し、過去に見出し語検索した各見出し語(単語)の一覧Hiを常に表示させておくことができる。これにより、前記履歴データ22cの読み出し操作を別途行なう必要なく、ユーザによって以前見出し語検索したものの忘れてしまった単語を容易に思い出させることができる。
また、前記構成の電子辞書システムによれば、前記電子辞書10から前記携帯単語帳30へ前記履歴データ22cを送信することで、ユーザが過去に見出し語検索した各見出し語(単語)の一覧Hiを表示させ、同ユーザにその単語を思い出せるようにした。しかし、当該単語の意味等の内容を忘れてしまったときには、直ちに該当の単語を指定することで、その説明情報表示画面Gを前記電子辞書10に表示させ容易に確認することができる。
また、前記構成の電子辞書システムによれば、前記電子辞書10において見出し語検索された見出し語の説明情報(G)のうちユーザが注目する語義(意味)を拡大表示(W)させながら、当該語義に対応した用例(Ex)を傍に置いた前記携帯単語帳30へ送信しその表示部32に別画面として表示させることができるので、その用例の使い方を分かり易く覚えることができる。
また、前記構成の電子辞書システムによれば、前記電子辞書10においてユーザ任意の見出し語に対応した説明情報表示画面Gを表示させながら、当該画面G上に表示されている見難い文字(Ma)を指定して傍に置いた前記携帯単語帳30に送信しその表示部32に拡大表示させることができるので、その綴りを簡単かつ明確に確認することができる。
よって、前記携帯単語帳30において、前記電子辞書10からの履歴データ22c(42c)や単語帳データ22d(42d)を単に取り込んで表示させるだけでなく、当該電子辞書10と携帯単語帳30との間での使い勝手や操作性をもっと高めることができる。
なお、前記各実施形態において記載した電子辞書システムによる各処理の手法、すなわち、図7のフローチャートに示す前記電子辞書10による全体処理、図8のフローチャートに示す前記携帯単語帳30による全体処理、図10のフローチャートに示す前記電子辞書システムを学習対象の単語を出題する(電子辞書10)側と学習する(携帯単語帳30)側との複数のユーザで利用する場合の単語学習モードに対応した処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、辞書機能を備えた電子機器(10)のコンピュータ(制御装置)や当該電子機器(10)と通信接続可能な携帯機器(30)のコンピュータ(制御装置)は、この外部記憶装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した電子辞書システムの機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータを、前記辞書機能を備えた電子機器(10)や当該電子機器(10)と通信接続可能な携帯機器(30)に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した電子辞書システムを実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を記憶している情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に記憶されている情報をユーザ操作に応じて表示画面に表示させる情報表示制御手段と、
外部装置と通信可能な状態であるかを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により前記外部装置と通信可能な状態であると判断された場合は、前記情報表示制御手段により表示画面に表示された情報に関連する関連情報を前記外部装置に出力して表示させる関連情報出力制御手段と、
を備えたことを特徴とする辞書機能を備えた電子機器。
[2]
前記辞書情報に基づき検索した見出し語の説明情報を前記表示画面に表示させる見出し語検索手段と、
前記見出し語検索手段により検索された見出し語の履歴データを記憶する検索履歴記憶手段とを備え、
前記外部装置に出力される関連情報は、前記検索履歴記憶手段に記憶された見出し語の履歴データである、
ことを特徴とする[1]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[3]
前記関連情報出力制御手段により前記検索履歴記憶手段に記憶された見出し語の履歴データを前記外部装置に出力した後に、当該外部装置で指定された見出し語を受信する見出し語受信手段と、
前記見出し語受信手段により受信された見出し語に対応する説明情報を前記情報記憶手段に記憶された辞書情報から読み出して前記表示画面に表示させる説明情報表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする[2]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[4]
前記外部装置に出力される関連情報は、前記見出し語検索手段により検索された見出し語の説明情報に含まれる語義の用例データである、
ことを特徴とする[2]または[3]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[5]
前記辞書情報に含まれる見出し語のうちユーザ任意の見出し語を単語帳データとして記憶する単語帳記憶手段を備え、
前記外部装置に出力される関連情報は、前記単語帳記憶手段に記憶された単語帳データの見出し語である、
ことを特徴とする[2]ないし[4]の何れかに記載の辞書機能を備えた電子機器。
[6]
辞書機能を備えた電子機器と携帯型表示装置とからなる電子辞書システムであって、
前記電子機器は、
複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を記憶している情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に記憶されている情報をユーザ操作に応じて表示画面に表示させる情報表示制御手段と、
前記携帯型表示装置と通信可能な状態であるかを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により前記携帯型表示装置と通信可能な状態であると判断された場合は、前記情報表示制御手段により表示画面に表示された情報に関連する関連情報を前記携帯型表示装置に出力する関連情報出力制御手段とを備え、
前記携帯型表示装置は、
前記電子機器から受信された前記関連情報を表示画面に表示させる受信情報表示制御手段を備えた、
ことを特徴とする電子辞書システム。
[7]
複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を記憶している情報記憶手段を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記情報記憶手段に記憶されている情報をユーザ操作に応じて表示画面に表示させる情報表示制御手段、
外部装置と通信可能な状態であるかを判断する通信判断手段、
前記通信判断手段により前記外部装置と通信可能な状態であると判断された場合は、前記情報表示制御手段により表示画面に表示された情報に関連する関連情報を前記外部装置に出力して表示させる関連情報出力制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …電子辞書
14 …キー入力部(辞書)
15 …音声出力部
16 …タッチパネル式表示部
30 …携帯型表示装置(携帯単語帳)
31 …キー入力部(単語帳)
31a…[送り]キー
31b…[戻し]キー
31c…チェックキー
31s…[音声]キー
21,41…CPU
22,42…記憶装置
22a…辞書制御プログラム
42a…単語帳制御プログラム
22b…辞書データベース
42b…辞書データベース(簡略辞書)
22c,42c…履歴データ
22d,42d…単語帳データ
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読み取り部
25,43…通信部
26,44 …RAM
50 …Webサーバ
N …通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部を備える電子機器であって、
    前記制御部は、
    複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を、ユーザ操作に応じて記憶部から読み出し、前記電子機器の表示部に表示させ、
    外部装置と通信可能な状態である場合、前記電子機器の表示部に表示させた辞書情報に関連する辞書関連情報を前記外部装置へ出力し、
    前記辞書情報に基づき検索した見出し語の説明情報を前記電子機器の表示部に表示させ、
    検索された前記見出し語の履歴データを、前記辞書関連情報として、前記外部装置へ出力する、ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、さらに、
    前記見出し語の履歴データを前記外部装置へ出力した後に、当該外部装置で前記履歴データの中から指定された見出し語の情報を受信し、
    受信した前記見出し語に対応する説明情報を、前記記憶部から読み出して前記電子機器の表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、さらに、
    検索された前記見出し語の説明情報に含まれる語義の用例データを、前記辞書関連情報として、前記外部装置へ出力する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記辞書情報に含まれる見出し語のうちユーザ操作に基づいて指定された見出し語を単語帳データとして記憶部へ記憶し、
    記憶された前記単語帳データの見出し語を、前記辞書関連情報として、前記外部装置へ出力する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 電子機器と表示装置とからなる電子辞書システムであって、
    前記電子機器は、
    複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を、ユーザ操作に応じて記憶部から読み出し、前記電子機器の表示部に表示させ、
    前記表示装置と通信可能な状態である場合、前記電子機器の表示部に表示させた辞書情報に関連する辞書関連情報を前記表示装置へ出力し、
    前記辞書情報に基づき検索した見出し語の説明情報を前記電子機器の表示部に表示させ、
    検索された前記見出し語の履歴データを、前記辞書関連情報として、前記表示装置へ出力する、制御部を備え、
    前記表示装置は、
    前記電子機器から受信した前記辞書関連情報を前記表示装置の表示部に表示させる制御部を備えている、ことを特徴とする電子辞書システム。
  6. 電子機器の制御部を制御するためのプログラムであって、
    前記制御部によって、
    複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を、ユーザ操作に応じて記憶部から読み出し、前記電子機器の表示部に表示させ、
    外部装置と通信可能な状態である場合、前記電子機器の表示部に表示させた辞書情報に関連する辞書関連情報を前記外部装置へ出力させ
    前記辞書情報に基づき検索した見出し語の説明情報を前記電子機器の表示部に表示させ、
    検索された前記見出し語の履歴データを、前記辞書関連情報として、前記外部装置へ出力する、コンピュータ読み込み可能なプログラム。
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