JP2015176041A - 学習装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】単語学習を楽しくより効果的に行うことが可能になる学習装置を提供する【解決手段】親モードの電子単語帳において、単語とその意味を対応付けた単語データを複数記憶している単語帳データから所望の出題範囲の単語のデータが指定され、当該指定された出題範囲の単語データに基づき、各単語とその意味が問題とその答えとして順次子モードの電子単語帳に送信される。そして、前記親モード、子モードの各電子単語帳において、前記問題としての単語が順次表示され、その都度、解答としての意味をユーザにより入力すると、前記答えとしての意味が表示され、正解である場合は[○]キー、不正解である場合は[?]キーを解答結果として入力する。すると、親モードの電子単語帳において、各単語帳…毎の前記解答結果を記憶した結果履歴データが生成されると共に、正解数に応じたポイントが算出され、最高ポイントの電子単語帳が次の親として決定される。【選択図】 図10
Description
本発明は、単語の学習に好適な学習装置およびその制御プログラムに関する。
近年、紙の書籍の辞書に代わり、利便性や携帯性が良いことから電子辞書が多用されている。この電子辞書は、多様な辞書をデータベースとして備えるだけでなく、多機能化しており、その機能として履歴機能や単語帳機能がある。
前記履歴機能では、検索した単語(見出し語)を履歴データとして自動的に保存することで、その後において、ユーザが過去に調べた単語を前記履歴データから簡単に読み出して再確認できる。
また、前記単語帳機能では、覚えたい単語を単語帳データとして保存し、この単語帳データに保存された単語を、紙の単語帳のようにその単語と訳とで切り換えて表示することで、簡単に所望の単語を学習できる。
データを暗記する際に活用可能な従来のデータ再生装置であって、単語、イディオム、文章等のテキストデータ、音声等のオーディオデータ、静止画等の画像データ、又は動画等の映像データについての対を成すデータを複数組記憶し、操作命令によって各データを再生することが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、電子辞書と別体の携帯型表示装置に当該電子辞書から辞書のデータを取り込み、その携帯型表示装置によって、取り込んだ辞書のデータをユーザの手元で表示させたり、発音の音声をイヤホンから出力させたりすることで、携帯性良く単語を学習できる電子辞書装置も考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
また、単語やその意味を順次その文字列のイメージデータとして取り込み、この取り込まれた各イメージデータを、ユーザ操作に応じて順番に読み出して表示させることで、簡単に所望の単語を学習できる携帯型の自己テスト学習機も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、前記従来の各装置のように、電子データとして記憶した複数の単語とその意味を、単に順番に切り替えて出力させるだけでなく、単語学習を楽しくより効果的に行いたい要望がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、単語学習を楽しくより効果的に行うことが可能になる学習装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る学習装置は、外部の装置と通信する通信手段と、第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段と、このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段と、この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段と、前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段と、前記問題を出力する問題出力手段と、この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段と、前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段と、前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段と、この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、単語学習を楽しくより効果的に行うことが可能になる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の学習装置の実施形態に係る電子単語帳30を電子辞書10と通信接続した状態での外観構成を示す図である。
前記電子単語帳30は前記電子辞書10と相互に通信可能である。
前記電子辞書10は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器として構成されるか、辞書機能を備えたタッチパネル式のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
前記電子辞書10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して開閉可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを開いた本体ケース11の表面には、文字入力キー、辞書指定キー、[決定]キー、[戻る]キー、[単語帳登録]キー14aなどを備えたキー入力部14が備えられる。
また、前記蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面にバックライト付きのタッチパネル式表示部15が備えられる。
前記タッチパネル式表示部15は、タッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、バックライト付きカラー液晶表示画面に透明タッチパネルを重ねて構成される。
一方、前記電子単語帳30は、以下に説明する電子単語帳専用の携帯機器として構成されるか、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
この電子単語帳30は、例えばカードサイズの本体ケースを有し、その正面の左端に沿って縦長のキー入力部31が備えられ、それ以外の領域にタッチパネル式表示部32が備えられる。
前記キー入力部31には、前記タッチパネル式表示部32に表示される各種のデータを次のデータに送るための送り[<]キー31a、ユーザが入力した解答に対して答えが表示された際にユーザ自ら正解か不正解かを入力するための[○]キー31b、[×]キー31c、表示中の単語のデータに対応付けてチェックマークを付加したり消去したりするためのチェック[V]キー31dが備えられる。
なお、前記単語のデータとは、英和モードの場合は、英単語のデータとその日本語訳(意味)のデータであり、和英モードの場合は、日本語のデータとその英語訳(意味)のデータである。そして、前記英和モードにおいて、英単語→日本語訳(意味)の順で表示させる場合には、当該英単語が問題、日本語訳(意味)が答えとなり、前記和英モードにおいて、日本語→英語訳(意味)の順で表示させる場合には、当該日本語が問題、英語訳(意味)が答えとなる。
また、前記チェックマークは、例えば該当する単語をユーザが覚えたことをユーザが確認するために当該ユーザ自身の操作によって付加される。
図2は、前記電子辞書10の電子回路の構成を示すブロック図である。
前記電子辞書10の電子回路は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
このCPU21は、記憶装置22内に予め記憶された辞書制御プログラム22a、あるいはROMカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読み取り部24を介して前記記憶装置22に書き込まれた辞書制御プログラム22a、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)50から通信部25を介して前記記憶装置22に書き込まれた辞書制御プログラム22aに応じて、RAM26を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
前記記憶装置22に記憶された辞書制御プログラム22aは、前記キー入力部14、タッチパネル式表示部15からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは前記通信部25を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ50…や前記電子単語帳30との通信信号に応じて起動される。
このように、前記CPU21には、前記記憶装置22、記録媒体読み取り部24、通信部25、RAM26、キー入力部14、タッチパネル式表示部15が接続される。
前記記憶装置22には、前記辞書制御プログラム22aとして、当該電子辞書10の全体の動作を司るシステムプログラム、前記通信部25を介してインターネットN上の各Webサーバ50…や図示しないユーザPC(Personal Computer)、前記電子単語帳30などとデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。また、前記辞書制御プログラム22aとして、検索語入力処理、検索語に対応した見出し語検索処理、検索見出し語のプレビュー付き一覧表示処理、選択された見出し語に対応する語義・用例・解説などの各種説明情報の読み出し表示処理、選択された見出し語(単語)のリスト(単語帳リスト)を生成し前記電子単語帳30に送信する処理など、同記憶装置22内の辞書データベース22b、単語帳リストデータ22cに基づく検索・読み出し・表示・リスト生成・送信処理全般を制御するための辞書検索プログラムが記憶される。
前記辞書データベース22bには、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典、百科事典等の各種の辞書が記憶される。
図3は、前記電子辞書10の辞書データベース22bに記憶された英和辞典の辞書データ22b1を示す図である。
この英和辞典の辞書データ22b1としては、アルファベット順にした各英単語の見出し語とその日本語の意味などからなる説明情報とが対応付けられて記憶される。
なお、前記英和辞典以外の各種の辞書データも、基本的には当該英和辞典と同様に、各見出し語とその意味(説明情報)とが対応付けられたデータ構造として記憶される。
前記単語帳リストデータ22cとしては、前記見出し語検索処理に応じて検索された見出し語(単語)の説明情報が表示された状態で、前記キー入力部14の[単語帳登録]キー14aが操作された際に、当該単語とその意味(説明情報)とが対応付けられて記憶される。
なお、前記単語帳リストデータ22cは、前記辞書データベース22bに記憶された辞書の種類毎あるいはユーザ任意の分類別に生成される。
前記RAM26には、入力データメモリ26a、表示データメモリ26b、単語帳出力ファイルメモリ26cなどが確保される。
前記入力データメモリ26aには、前記キー入力部14、タッチパネル式表示部15のユーザ操作に応じた個々の入力データが逐次記憶される。
前記表示データメモリ26bには、前記タッチパネル式表示部15の画面に表示させる表示データがビットマップパターンに展開されて記憶される。
図4は、前記電子辞書10の単語帳出力ファイルメモリ26cに記憶される単語帳出力ファイルの内容を示す図である。
この単語帳出力ファイルには、前記単語帳リストデータ22cを前記電子単語帳30に送信する際に、当該単語帳リストデータ22cの各単語とその意味(説明情報)とが転送されて記憶されるもので、この際、当該各単語の意味のデータは、前記単語帳リストデータ22cに記憶された詳細な意味のデータから用例や解説等を省いて主要な語義だけを抽出した簡略形式のデータとして記憶される。
このように構成された電子辞書10は、前記CPU21が前記辞書制御プログラム22a(検索語入力処理、見出し語検索処理、プレビュー付き見出し語一覧表示処理、選択見出し語の説明情報表示処理、前記単語帳リストデータ22cの生成・転送・送信処理等を実行するためのプログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べる機能を実現する。
図5は、前記電子単語帳30の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子単語帳30の電子回路は、プログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU41が備えられる。
このCPU41は、記憶装置42内に予め記憶された単語帳制御プログラム42aに応じて、RAM44を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。なお、前記単語帳制御プログラム42aは、本電子単語帳30に前記電子辞書10以外と通信可能な外部インターフェースを備えさせた場合には、ROMカードなどの外部記録媒体やインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)50から前記記憶装置42に読み込むようにすることができる。
前記記憶装置42に記憶された単語帳制御プログラム42aは、前記キー入力部31からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは近距離無線通信部43を介して接続される前記電子辞書10や他の電子単語帳30との通信信号に応じて起動される。
このように、前記CPU41には、前記記憶装置42、近距離無線通信部43、RAM44、キー入力部31、タッチパル式表示部32が接続される。
前記記憶装置42には、前記単語帳制御プログラム42aとして、当該電子単語帳30の全体の動作を司るシステムプログラム、前記近距離無線通信部43を介して前記電子辞書10や他の電子単語帳30とデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。また、前記単語帳制御プログラム42aとして、前記電子辞書10との通信接続に伴い、当該電子辞書10から送信された単語帳出力ファイル26c(図4参照)を受信して前記記憶装置42に単語帳データ42bとして記憶させるためのデータ受信処理、前記記憶装置42に記憶された単語帳データ42bにある各単語とその意味とをユーザ操作に応じて順番に切り替えて表示させると共に前記チェック[V]キー31dの操作に応じてチェックマークの付加又は消去を行う単語帳学習処理、複数の電子単語帳30…間で相互直接通信を立ち上げると共に、その一つを親モードの電子単語帳30それ以外を子モードの電子単語帳30とし、当該親モードの電子単語帳30によりその単語帳データ42bから指定された出題範囲の単語のデータに基づきグループ学習を行うためのグループ学習処理など、同記憶装置42内の単語帳データ42b、問題集データ42cに基づく処理全般を制御するためのデータ処理プログラムが記憶される。
図6は、前記電子単語帳30の単語帳データ42bの内容を示す図である。
この単語帳データ42bとしては、前記電子辞書10から送信された単語帳出力ファイル26c(図4参照)がそのまま記憶され、当該単語帳データ42b内の各単語のデータには、前記単語帳学習処理に際して前記チェック[V]キー31dの操作に応じて付加/消去されるチェックフラグと表示した最終の日時とが対応付けられて記憶される。
前記RAM44には、前記タッチパネル式表示部32に表示させるべき表示データが記憶される表示データメモリ44a、前記グループ学習処理に伴い本電子単語帳30が親モードであるか子モードであるかを記憶する親/子モードデータメモリ44b、前記親モードの電子単語帳30において前記グループ学習処理に伴いそのグループ内の各電子単語帳30…による解答結果の情報を記憶する結果履歴データメモリ44cなどが確保される。
図7は、前記電子単語帳30の結果履歴データメモリ44cに記憶されるデータの内容を示す図である。
この結果履歴データメモリ44cには、前記親モードの電子単語帳30においてその単語帳データ42bから指定された出題範囲の各問題に対する解答結果の情報(正解/不正解、解答時間、これらに応じたポイント)が、グループ内の各電子単語帳30…のID(No.1、No.2、…)に対応付けられて記憶される。
このように構成された電子単語帳30は、前記CPU41が前記単語帳制御プログラム42a(データ受信処理、単語帳学習処理、グループ学習処理等を実行するためのプログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成の電子辞書10および電子単語帳30の動作について説明する。
(電子辞書10:辞書検索処理)
図8は、前記電子辞書10による辞書検索処理を示すフローチャートである。
図8は、前記電子辞書10による辞書検索処理を示すフローチャートである。
前記電子辞書10において、その辞書データベース22bに記憶されている各種の辞書データの中からユーザ操作に応じて任意の辞書(例えば英和辞典)が指定され、ユーザが調べたい検索語が入力されてタッチパネル式表示部15に表示されると(ステップA1)、入力された検索語と前方一致する見出し語(単語)が前記英和辞書から読み出され検索候補として前記表示部15に一覧表示される(ステップA2)。
この一覧表示された検索候補の見出し語の中からユーザ操作に応じて任意の見出し語が選択されると(ステップA3(Yes))、当該選択された見出し語(単語)に対応する説明情報が前記英和辞書から読み出され前記表示部15の全画面に展開されて表示される(ステップA4)。
ここで、今回辞書検索されて表示された見出し語(単語)を前記単語帳リストデータ22cに登録して学習したい場合等により、ユーザ操作に応じて前記[単語帳登録]キー14aが操作されたと判断されると(ステップA5(Yes))、当該今回検索されて表示された見出し語(単語)とその説明情報(意味)が、前記単語帳リストデータ22cに追加されて記憶される(ステップA6)。
(電子辞書10:単語帳送信処理)
図9は、前記電子辞書10による単語帳送信処理を示すフローチャートである。
図9は、前記電子辞書10による単語帳送信処理を示すフローチャートである。
この単語帳送信処理では、前記辞書検索処理に伴い学習対象として登録した単語帳リストデータ22cを前記単語帳出力ファイル26c(図4参照)として生成し電子単語帳30に送信する。
ユーザ操作に応じて当該単語帳送信処理が起動されると、前記単語帳リストデータ22cに記憶されている各単語のデータが順次読み出され(ステップB1)、読み出された単語とその意味(説明情報)が前記単語帳出力ファイル26cに順次追加されて記憶される(ステップB2,B3)。
この際、前記単語帳出力ファイル26cに記憶される単語の意味(説明情報)は、前記辞書データベース22bから読み出されて前記単語帳リストデータ22cに記憶された詳細な説明情報から用例や解説等を省いて主要な語義だけを抽出した簡略形式の説明情報として記憶される(ステップB2)。
そして、前記単語帳リストデータ22cに記憶されている各単語のデータが全て前記単語帳出力ファイル26cに記憶され、次に読み出す単語のデータがなくなったと判断されると(ステップB4(No))、前記単語帳出力ファイル26cが前記通信部25を介して前記電子単語帳30に送信される(ステップB5)。
(電子単語帳30:データ受信処理)
前記電子単語帳30において、前記電子辞書10の単語帳送信処理に伴い送信された単語帳出力ファイル26c(図4参照)は、近距離無線通信部43を介して受信され、前記記憶装置42内に単語帳データ42b(図6参照)として記憶される。
前記電子単語帳30において、前記電子辞書10の単語帳送信処理に伴い送信された単語帳出力ファイル26c(図4参照)は、近距離無線通信部43を介して受信され、前記記憶装置42内に単語帳データ42b(図6参照)として記憶される。
(電子単語帳30:単語帳学習処理)
ここでは、英和モードでの単語帳学習処理について説明する。
ここでは、英和モードでの単語帳学習処理について説明する。
この単語帳学習処理では、前記キー入力部31の送り[<]キー31aの操作に応じて、前記単語帳データ42bに記憶されている問題としての英単語とその意味(簡易説明情報)とが、各単語毎に[英単語]→その[意味]→次の[英単語]→その[意味]…の順番でタッチパネル式表示部32に表示される。
この際、前記単語帳データ42bの該当する単語に対応付けられてその表示日時が記憶される。
また、前記表示された[英単語]やその[意味]について、ユーザがその単語を覚えたことを確認するために、チェック[V]キー31dが操作されると、当該[英単語]やその[意味]と共にチェックマークが表示されると共に、前記単語帳データ42bの該当する単語に対応付けられてチェックフラグが書き込まれる。
これにより、ユーザは、前記電子辞書10の単語帳リストデータ22cに基づき生成された単語帳データ42bを電子単語帳30にて表示させ、容易に単語の学習を行うことができる。
(電子単語帳30:グループ学習処理)
図10は、前記電子単語帳30によるグループ学習処理を示すフローチャートである。
図10は、前記電子単語帳30によるグループ学習処理を示すフローチャートである。
図11は、前記電子単語帳30のグループ学習処理に伴う親モードでの結果履歴書き込み処理を示すフローチャートである。
図12は、前記電子単語帳30のグループ学習処理に伴う表示動作を示す図である。
複数のユーザがそれぞれ持ち寄った各自の電子単語帳30において、グループ学習処理が起動されると、当該各電子単語帳30…の近距離無線通信部43を介して無線アドホックネットワーク等による相互の直接通信が確立されグループ化される(ステップS1)。
この際、各ユーザ間で親となる電子単語帳30を決定し、該当する電子単語帳30を親モード、それ以外の電子単語帳30…を子モードに設定する。
そして、前記グループ化された電子単語帳30…において、親/子モードデータメモリ44bに記憶されたモードデータに基づき親モードであると判断されると(ステップS2(親モード))、前記記憶装置42に記憶されている単語帳データ42b(図6参照)の中から、例えば図12(A)に示すように、前記単語帳学習処理にて学習した最新の10個の単語を出題するか[1.最新10問]、古い10個の単語を出題するか[2.古い10問]、チェックフラグが書き込まれた10個の単語を出題するか[3.チェックあり10問]、チェックフラグの書き込まれていない10個の単語を出題するか[4.チェックなし10問]の選択項目を配列した出題範囲選択画面GLがタッチパネル式表示部32に表示される(ステップS3)。
この出題範囲選択画面GLにおいて、所望の出題範囲の選択項目がタッチにより指定され識別表示Hされると(ステップS3)、指定された出題範囲の単語(例えば、チェックフラグが書き込まれた10個の単語)のデータから最初の単語とその意味が問題と答えとして読み出され、前記子モードに設定されている他の電子単語帳30…に送信され(ステップS4)、図12(B)に示すように、当該問題としての単語「succeed」を表記した問題画面Gmが表示される(ステップS5)。
この問題画面Gmにおいて、図12(C)に示すように、その解答が手書き入力されると(ステップS6(Yes))、当該入力された手書きの文字「成功する」が表示される(ステップS7)。
そして、キー入力部31の送り[<]キー31aが操作されると(ステップS8(Yes))、図12(D)に示すように、前記問題としての単語「succeed」およびその解答である手書きの文字が表示された問題画面Gmに対して、さらにその答えである意味(簡略化説明情報)「成功する」が前記単語帳データ42bから読み出されて表示される(ステップS9)。
なお、前記問題としての単語「succeed」に対する解答が手書き入力されていなくても(ステップS6(No))、前記送り[<]キー31aが操作されると(ステップS8(Yes))、前記答えである意味「成功する」が読み出されて表示される(ステップS9)。
ここで、前記問題画面Gmに表示された問題としての単語「succeed」に対する自分の解答と答えである意味「成功する」とをユーザが比較して、正解であれば[○]キー31b、不正解であれば[×]キー31cを操作する。あるいは、ユーザが問題に対して答えを考え、手書き入力せずに送り[<]キー31aを操作し、表示された解答とユーザの考えた答えとを比較した場合にも、[○][×]キーは操作される。すると、前記結果履歴データメモリ44c(図7参照)における自分の電子単語帳30のID(No.n)に対応付けられて、その解答結果([○]又は[×])と前記問題画面Gmの表示開始から当該解答入力までの時間が記憶される(ステップS10)。
そして、図11における結果履歴書き込み処理へ移行される(ステップST)。
一方、前記子モードに設定された電子単語帳30において、前記親モードの電子単語帳30から送信された最初の問題と答えである単語とその意味が受信されると(ステップS16)、当該問題と答えがRAM26に記憶される(ステップS17)。
すると、前記親モードの電子単語帳30と同様に、前記図12(B)で示したように、前記問題である単語「succeed」を表記した問題画面Gmが表示され(ステップS18)、ユーザ自らの解答と答えを比較した解答結果([○]又は[×])が入力されると(ステップS19〜S23)、当該入力された回答結果がその解答入力までの時間と共に前記親モードの電子単語帳30へ送信される(ステップS24)。
そして、前記親モードの電子単語帳30からの次の問題と答えである単語とその意味の受信待機状態となる(ステップS25(No)→S28(No)→S16)。
その他の子モードの電子単語帳30…も前記同様に、前記問題である単語「succeed」に対するユーザ自らの解答と答えを比較した解答結果([○]又は[×])がその解答入力までの時間と共に前記親モードの電子単語帳30へ送信される(ステップS16〜S24)。そして、前記親モードの電子単語帳30からの次の問題と答えの受信待機状態となる(ステップS25(No)→S28(No)→S16)。
前記親モードの電子単語帳30における結果履歴書き込み処理において(ステップST)、前記子モードの電子単語帳30から送信された解答結果([○]又は[×])とその解答入力までの時間が受信されると(ステップT1(Yes))、当該送信元の電子単語帳30が判別される(ステップT2)。
すると、前記結果履歴データメモリ44c(図7参照)における前記判別された送信元の電子単語帳30のID(No.n)に対応付けられて、当該送信元の電子単語帳30から受信された解答結果([○]又は[×])とその解答入力までの時間が記憶される(ステップT3)。
そして、前記結果履歴データメモリ44cにおいて、前記グループ化された各電子単語帳30…の全ての解答結果が記憶されたと判断されると(ステップS11(Yes))、当該各電子単語帳30…それぞれの解答結果([○]又は[×])とその解答入力までの時間に応じたポイントが算出され、該当する電子単語帳30のID(No.n)に対応付けられて記憶される(ステップS12)。
ここで、前記各電子単語帳30…それぞれの解答結果とその解答入力までの時間に応じたポイントは、その解答結果が[○]で且つ解答入力までの時間が短いほど高く、またその解答結果が[×]で且つ解答入力までの時間が長いほど低く算出される。
そして、前記ステップS3にて指定された出題範囲の単語(ここでは10個の単語)のデータにおいて、次の問題としての単語があると判断されると(ステップS13(Yes))、当該次の単語とその意味が問題と答えとして読み出され、前記同様に、子モードに設定されている他の電子単語帳30…に送信されると共に(ステップS4)、当該次の問題としての単語を表記した問題画面Gmが表示される(ステップS5)。
この後、前記親モードの電子単語帳30では、前記ステップS3〜S13の処理が同様に繰り返され、これと共に、前記子モードの電子単語帳30では、前記ステップS16〜24の処理が同様に繰り返される。
そして、前記ステップS3にて指定された出題範囲の全ての単語(ここでは10個の単語)のデータを対象に、親モードの電子単語帳30および子モードの電子単語帳30のそれぞれにおいて、その問題の表示、答えの表示、解答の入力が行われると、当該親モードの電子単語帳30の結果履歴データメモリ44cには、前記出題範囲の全ての単語について、前記グループ化された各電子単語帳30…のID…それぞれに対応付けたポイントが算出されて書き込まれた状態となる。
ここで、次の問題としての単語がないと判断されると(ステップS13(No))、前記結果履歴データメモリ44cに記憶された各電子単語帳30…のID…それぞれに対応付けられた前記出題範囲の各単語についてのポイントが当該各ID毎に集計され、集計されたポイントが最も高い電子単語帳30が次の親として決定される。この際、決定された次の親が他の電子単語帳30である場合は、前記親/子モードメモリ44bに設定されている親モードのデータが子モードのデータに書き替えられる。そして、図12(E)に示すように、前記グループ化された各電子単語帳30…のIDに対応付けられて予め記憶されているユーザ名に対応付けて、前記結果履歴データ(44c)に基づく正解の問題数を表記すると共に、次の親として決定されたユーザ名を識別表示Hさせた結果画面GRが生成され、タッチパネル式表示部32に表示されると共に、前記子モードの電子単語帳30へ送信される(ステップS14)。
ここで、ユーザにより終了の操作がなされない場合は(ステップS15(No))、前記親/子モードメモリ44bに書き替えられて設定された子モードのデータに従った処理に移行される(ステップS2→S16〜S28)。
一方、前記子モードの電子単語帳30において、前記親モードの電子単語帳30から送信された前記結果画面GR(図12(E)参照)が受信されると(ステップS25(Yes))、当該受信された結果画面GRが表示される(ステップS26)。
そして、前記受信された結果画面GRのデータに基づき、自己の電子単語帳30が親として決定されたと判断されると(ステップS27(Yes))、前記親/子モードメモリ44bに親モードのデータが設定され(ステップS29)、当該親モードに従った処理に移行される(ステップS3〜S15)。
また、前記受信された結果画面GRのデータに基づき、自己の電子単語帳30が親として決定されていないと判断された場合であって(ステップS27(No))、ユーザにより終了の操作がなされない場合は(ステップS28(No))、再び子モードに設定されたまま、前記親モードの電子単語帳30から送信される次の問題とその答えの受信待機状態に戻る(ステップS28(No)→S16)。
したがって、前記構成の電子単語帳30によるグループ学習機能によれば、複数の電子単語帳30…間でそれぞれその近距離無線通信部43を介して相互の直接通信を確立し、そのうち1つの電子単語帳30を親モードに設定し、それ以外の電子単語帳30を子モードに設定する。すると、親モードの電子単語帳30において、単語とその意味(簡略説明情報)を対応付けた単語のデータを複数記憶している単語帳データ42bから所望の出題範囲の単語のデータが指定され、当該指定された出題範囲の単語のデータに基づき、各単語とその意味が問題とその答えとして順次前記子モードの電子単語帳30に送信される。そして、前記親モード、子モードの各電子単語帳30…において、前記問題としての単語が順次表示され、その都度、解答としての意味をユーザにより入力すると、前記答えとしての意味が表示され、正解である場合は[○]キー31b、不正解である場合は[×]キー31cを解答結果として入力する。すると、親モードの電子単語帳30において、各単語帳30…毎の前記解答結果を記憶した結果履歴データ44cが生成されると共に、正解数に応じたポイントが算出され、最高ポイントの電子単語帳30が次の親として決定される。
これにより、グループ化された各電子単語帳30…において、親の電子単語帳30となれば、自らの単語帳データ42bに基づき指定した出題範囲の単語を問題としてグループ学習できるので、当該各電子単語帳30…のユーザは、親になるべく仲間と競い合って学習することができ、単語学習を楽しくより効果的に行うことが可能になる。
また、前記構成の電子単語帳30によるグループ学習機能によれば、前記単語帳データ42bは、前記電子辞書10から、その辞書検索処理に伴い生成された単語帳リストデータ22cを、前記単語帳送信処理に伴い各単語の意味(説明情報)を簡略化した単語帳出力ファイル26bとして受信されるので、ユーザ自身の電子辞書10で生成した単語帳リストデータ22cの内容に基づき、前記グループ学習における出題範囲を指定できる。
また、前記各電子単語帳30…でのグループ学習において、問題としての単語に対しユーザ入力される解答としての意味は、前記タッチパネル式表示部32に表示された問題画面Gm上での手書き文字として入力され、この後表示される答えとしての意味との比較により、その正解/不正解をユーザ自らが[○]キー31b又は[×]キー31cにより入力するので、仲間と競い合う感覚をより強く持たせ、単語学習を楽しくより効果的に行うことが可能になる。
なお、前記実施形態の電子単語帳30によるグループ学習処理(図10参照)での問題表示処理(S5/S17)では、例えば、前記図12(B)で示したように(英和モード)、問題である単語「succeed」のみを問題画面Gmに表記して表示させたが、次の他の実施形態で説明するように、過去の解答結果に応じてヒントを加えて表示させる構成としてもよい。
図13は、前記電子単語帳30のグループ学習処理における他の実施形態の問題表示処理を示すフローチャートである。
図14は、前記電子単語帳30の他の実施形態の問題表示処理に伴う表示動作を示す図である。
この他の実施形態の問題表示処理は、前記図10で示したグループ学習処理における親モードでのステップS4とS6との間の処理、および子モードでのステップS17とS19との間の処理に入れ替えて実行される。
また、この他の実施形態では、前記問題画面Gmとして表示された問題とその解答結果(正解[○]/不正解[×])とを対応付けて記憶しておく問題解答履歴データメモリをRAM44に確保する。
ここでは、和英モードにおいて、前記出題範囲として指定された各単語のデータが、日本語(単語)が問題となりその英語訳(意味)が答えとなる場合について説明する。
すなわち、親モードの電子単語帳30では、前記出題範囲として指定された単語のデータに基づき、問題としての日本語「成功する」を表示させる際に、当該問題が前記問題解答履歴データメモリに記憶された過去の問題と同じであって(ステップS4a(Yes))、その解答結果が不正解[×]であると判断された場合には(ステップS4b(No))、ヒント(ここでは答えである英語訳「succeed」の先頭文字「s」)が生成され(ステップ4c)、図14に示すように、当該問題「成功する」にヒント「s」を加えて表記した問題画面Gmが表示される(ステップS4d)。
これによれば、ユーザが覚えていない同じ問題を繰り返し学習する場合に、その答えに気付かせ、より効果的な学習が行える。
また、前記実施形態の電子単語帳30では、前記単語帳データ42bとして記憶された各単語のデータから出題範囲を指定したが、前記問題集データ42cに予め記憶されている「歴史」や「地理」等の他の種類のデータからその出題範囲を指定してもよい。
なお、前記各実施形態において記載した電子辞書10、電子単語帳30による各処理の手法、およびデータベース、すなわち、図8のフローチャートに示す前記電子辞書10での辞書検索処理、図9のフローチャートに示す前記電子辞書10での単語帳送信処理、図10および図11のフローチャートに示す前記電子単語帳30でのグループ学習処理、図13のフローチャートに示す前記電子単語帳30でのグループ学習処理に伴う他の実施形態の問題表示処理等の各手法、および前記辞書データベース22bや単語帳データ42b等のデータベースは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、タッチパネル式表示部を備えた電子機器のコンピュータ(制御装置)は、この外部記録装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した辞書検索機能、単語帳送信機能、グループ学習機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータをタッチパネル式表示部を備えた電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した辞書検索機能、単語帳送信機能、グループ学習機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
外部の装置と通信する通信手段と、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段と、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段と、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段と、
前記問題を出力する問題出力手段と、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段と、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段と、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段と、
を備えたことを特徴とする学習装置。
外部の装置と通信する通信手段と、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段と、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段と、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段と、
前記問題を出力する問題出力手段と、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段と、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段と、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段と、
を備えたことを特徴とする学習装置。
[2]
単語帳データを記憶する単語帳記憶手段を備え、
前記出題決定手段は、前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記単語帳記憶手段により記憶された単語帳データから出題する単語の問題を決定する、
ことを特徴とする[1]に記載の学習装置。
単語帳データを記憶する単語帳記憶手段を備え、
前記出題決定手段は、前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記単語帳記憶手段により記憶された単語帳データから出題する単語の問題を決定する、
ことを特徴とする[1]に記載の学習装置。
[3]
外部の電子辞書から単語帳データを受信する単語帳受信手段を備え、
前記単語帳記憶手段は、前記単語帳受信手段により受信された単語帳データを記憶する、
ことを特徴とする[2]に記載の学習装置。
外部の電子辞書から単語帳データを受信する単語帳受信手段を備え、
前記単語帳記憶手段は、前記単語帳受信手段により受信された単語帳データを記憶する、
ことを特徴とする[2]に記載の学習装置。
[4]
手書きの軌跡を入力する手書き入力手段と、
正解か否かを入力するキー入力手段とを備え、
前記正否入力手段は、前記問題出力手段により出力された問題に対して前記手書き入力手段により入力された解答が正解か否かを前記キー入力手段により入力する、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の学習装置。
手書きの軌跡を入力する手書き入力手段と、
正解か否かを入力するキー入力手段とを備え、
前記正否入力手段は、前記問題出力手段により出力された問題に対して前記手書き入力手段により入力された解答が正解か否かを前記キー入力手段により入力する、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の学習装置。
[5]
前記第1の装置決定手段は、前記正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、正解の度合いが高い装置を次に第1のモードに設定する装置として決定する、
ことを特徴とする[1]ないし[4]の何れかに記載の学習装置。
前記第1の装置決定手段は、前記正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、正解の度合いが高い装置を次に第1のモードに設定する装置として決定する、
ことを特徴とする[1]ないし[4]の何れかに記載の学習装置。
[6]
外部の装置と通信する通信手段を備えた電子装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段、
前記問題を出力する問題出力手段、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
外部の装置と通信する通信手段を備えた電子装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段、
前記問題を出力する問題出力手段、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …電子辞書
14 …キー入力部(辞書)
14a…[単語帳登録]キー
15 …タッチパネル式表示部
22a…辞書制御プログラム
22b…辞書データベース
22c…単語帳リストデータ
25 …通信部
26c…単語帳出力ファイル
30 …電子単語帳
31 …キー入力部(単語帳)
31a…送り[<]キー
31b…[○]キー
31c…[×]キー
31d…チェック[V]キー
42a…単語帳制御プログラム
42b…単語帳データ
42c…問題集データ
43 …近距離無線通信部
44b…親/子モードデータメモリ
44c…結果履歴データメモリ
50 …Webサーバ
N …通信ネットワーク
14 …キー入力部(辞書)
14a…[単語帳登録]キー
15 …タッチパネル式表示部
22a…辞書制御プログラム
22b…辞書データベース
22c…単語帳リストデータ
25 …通信部
26c…単語帳出力ファイル
30 …電子単語帳
31 …キー入力部(単語帳)
31a…送り[<]キー
31b…[○]キー
31c…[×]キー
31d…チェック[V]キー
42a…単語帳制御プログラム
42b…単語帳データ
42c…問題集データ
43 …近距離無線通信部
44b…親/子モードデータメモリ
44c…結果履歴データメモリ
50 …Webサーバ
N …通信ネットワーク
Claims (6)
- 外部の装置と通信する通信手段と、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段と、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段と、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段と、
前記問題を出力する問題出力手段と、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段と、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段と、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段と、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段と、
を備えたことを特徴とする学習装置。 - 単語帳データを記憶する単語帳記憶手段を備え、
前記出題決定手段は、前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記単語帳記憶手段により記憶された単語帳データから出題する単語の問題を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の学習装置。 - 外部の電子辞書から単語帳データを受信する単語帳受信手段を備え、
前記単語帳記憶手段は、前記単語帳受信手段により受信された単語帳データを記憶する、
ことを特徴とする請求項2に記載の学習装置。 - 手書きの軌跡を入力する手書き入力手段と、
正解か否かを入力するキー入力手段とを備え、
前記正否入力手段は、前記問題出力手段により出力された問題に対して前記手書き入力手段により入力された解答が正解か否かを前記キー入力手段により入力する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の学習装置。 - 前記第1の装置決定手段は、前記正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、正解の度合いが高い装置を次に第1のモードに設定する装置として決定する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の学習装置。 - 外部の装置と通信する通信手段を備えた電子装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
第1のモード又は第2のモードに設定するモード設定手段、
このモード設定手段により第1のモードに設定された場合に、出題する問題を決定する出題決定手段、
この出題決定手段により決定された問題を前記外部の装置へ送信する問題送信手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記外部の装置から送信された問題を受信する問題受信手段、
前記問題を出力する問題出力手段、
この問題出力手段により出力された問題に対するユーザの解答が正解か否かをユーザ操作に応じて入力する正否入力手段、
前記モード設定手段により第2のモードに設定された場合に、前記正否入力手段により入力された正解か否かの情報を前記第1のモードに設定された外部の装置へ送信する正否情報送信手段、
前記モード設定手段により第1のモードに設定された場合に、前記第2のモードに設定された外部の装置から送信された正解か否かの情報を受信する正否情報受信手段、
この正否情報受信手段により前記外部の装置から受信された正解か否かの情報と前記正否入力手段により入力された当該装置での正解か否かの情報とに基づいて、次に第1のモードに設定する装置を決定する第1の装置決定手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2015176041A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022062438A (ja) * | 2020-10-08 | 2022-04-20 | 株式会社正進社 | 学習ノート |
JP7540541B2 (ja) | 2021-03-24 | 2024-08-27 | カシオ計算機株式会社 | 学習支援装置、学習支援方法及びプログラム |
-
2014
- 2014-03-17 JP JP2014053515A patent/JP2015176041A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022062438A (ja) * | 2020-10-08 | 2022-04-20 | 株式会社正進社 | 学習ノート |
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