JP2022045552A - 電子機器、情報追加方法およびプログラム - Google Patents

電子機器、情報追加方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】問題の解答に至る経緯の情報に基づき、当該問題の再学習を効果的に行うことが可能になる学習を支援する機能を有する電子機器を提供する。【解決手段】問題の解答をユーザに促す出題画面G2において、ユーザによりメモが入力されたり、勘で解答チェックボックスCHにチェックが入力されたり、問題文にマーカmaが付加されたりするなど、ユーザが意識的に問題解答の経緯に関する情報を追加して解答番号が指定されると、追加された情報(メモ、チェックボックス、マーカなど)をテスト解答追加情報データ22eとして当該問題の問題番号に対応付けて保存(記憶)する。問題集に対する一連の解答を行なった問題解答一覧画面G3あるいは一連の解答の正誤判定を行なった問題解答正誤結果一覧画面G4では、テスト解答追加情報データ22eが対応付けられた問題の項目に、追加情報有りを示す[要確認]マークKを表示させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば学習を支援する機能を有する電子機器、情報追加方法およびプログラムに関する。
例えば、電子辞書などの学習を支援する電子機器では、英語、漢字などの各種の教科のテストを行うコンテンツを備え、学習者(ユーザ)は、テストの問題に解答しその解答の正誤判定を得る形式で学習することができる。
従来の学習支援装置において、問題の解答に要した時間を計測して、学習者の理解度や習熟度を把握し、これに基づき、効率的な学習支援を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-221893号公報
従来の学習支援装置のように、学習者が問題の解答に要した時間により、その問題に対する学習者の理解度や習熟度を把握することはできる。
しかしながら、学習者にとっては、問題の解答に要する時間の中でどのような経緯で当該解答に至ったのかを把握しておくことも、今後に同様の問題を再学習して消化して行く上で重要な要素である。
本発明が解決しようとする課題は、問題の解答に至る経緯の情報に基づき、当該問題の再学習を効果的に行うことが可能になる電子機器、情報追加方法およびプログラムを提供することにある。
本発明に係る電子機器は、
出題情報を表示する表示部と、
ユーザが入力情報を入力する入力部と、
記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、ように構成される。
本発明の電子機器、情報追加方法およびプログラムの実施形態に係る電子辞書10の外観構成を示す正面図。 電子辞書10の電子回路の構成を示すブロック図。 電子辞書10の学習処理プログラム22bに従い学習コンテンツデータ22cに含まれるテストを実行するためのテスト処理を示すフローチャート。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集のメニュー画面G1([テストする]ボタンm1を指定した場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(メモ有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題解答一覧画面G3を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題解答正誤結果一覧画面(例2)G4aを示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(メモ有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集のメニュー画面G1([要確認の問題一覧を表示する]ボタンm2を指定した場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(勘で解いたチェックボックスのチェック有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(マーカ有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(絞込み解答有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(重み付け解答有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(書込み有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(解答時間超過有りの場合)を示す図。 電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(解答変更有りの場合)を示す図。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器、情報追加方法およびプログラムの実施形態に係る電子辞書10の外観構成を示す正面図である。
電子機器は、以下に説明する学習支援専用の電子辞書10として構成されるだけでなく、学習支援機能を備えたタブレット型のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機、通信ネットワーク上のサーバなどとしても構成され得る。
電子辞書10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、[ホーム]キー14a、機能指定キー14b、文字入力キー14c、[決定]キー14d、[戻る]キー14e、カーソルキー14f、[シフト]キー14gなどを含むキー入力部14、音声出力部(スピーカを含む)15および音声入力部(マイクを含む)16が設けられる。
また、蓋体ケース12の表面には、タッチパネル式表示部17(入力部)が設けられる。タッチパネル式表示部17は、ユーザがペンP(図4B参照)や指などでタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、パックライト付きのカラー液晶表示画面に透明のタッチパネルを重ねて構成される。
タッチパネル式表示部17の左端には、キー入力部14における一部のキーの押下操作や本電子辞書10の一部の機能の指定操作を、タッチ操作により行うためのキーや機能の表記([マーカ]、[付箋]、[暗記カード]など)が固定印刷されたタッチキーエリア17Aが設けられる。例えば[マーカ]キーBMは、タッチパネル式表示部17に表示されたテキストを対象に、任意の色のマーカを付加するための機能を指定するキーである。
キー入力部14の[ホーム]キー14は、表示部17にホーム画面を表示させるためのキーである。特に図示はされないが、ホーム画面には、本電子辞書10の初期設定あるいはユーザ操作に応じて登録された複数のアイコンが表示される。各アイコンは、当該アイコンの表記に対応する機能を起動させるための図形や記号などである。例えば、辞書コンテンツや学習コンテンツを利用する機能(アプリケーション)を直接起動させるアプリケーションアイコンや、一つのカテゴリに属する複数の機能のアイコンの一覧画面を表示させるグループアイコンを含む。
キー入力部14の機能指定キー14bは、各キーに表記されている辞書コンテンツ([大辞典]など)、辞書コンテンツのカテゴリ([国語]、[古語]、[漢和]、[英和]など)、[コンテンツ一覧]やツールの一つのカテゴリ[学習帳]を、それぞれ直接指定するためのキーである。
また、キー入力部14のキーは、[シフト]キー14gが操作された後に続けて操作されることで、そのキートップに枠囲み無しで表記されたキー機能ではなく、枠囲みして表記されたキーとして機能できるようになっている。例えば、[シフト]キー14gの操作後に[削除]キーが操作されると、[削除]キーではなく[設定]キーとして機能する。
本電子辞書10は、例えば学習コンテンツに含まれるテストの問題集にある複数の問題(出題情報)を解くことによる学習を行う際に、ユーザが問題に対して入力する解答の情報を入力する過程において得られた解答の経緯(入力情報)に関する情報(ユーザが意識的に行った情報、ユーザ無意識の情報を含む)を、追加情報として当該問題に対応付けて保存(記憶)しておく。そして、同問題集に基づく再学習を行う場合に、保存(記憶)されている追加情報からユーザが再学習すべき問題を効率的に特定可能にする情報追加機能を有する。
図1に示す電子辞書10のタッチパネル式表示部17は、学習コンテンツに含まれる問題集の四者択一式の英文穴埋め問題の出題画面G2を表示させた例である。出題画面G2の下端には、解答選択バーB1が表記され、ユーザは、当該解答選択バーB1の解答番号[1][2][3][4]を選択してタッチ(指定)することで解答する。解答選択バーB1には、出題画面G2内の空きエリアにメモエリアMAを表示させるためのメモボタン[memo]、出題中の問題を解答せずに次の問題に送るためのスキップボタン[skip]が設けられる。メモエリアMAには、ユーザ操作に応じてペンPにより書き込まれた任意のメモが表示される。
ここでは、ユーザは、問題(6)に対する解答として解答番号[3]“memorize”を選択したが、当該解答の過程において解答番号[1]“offer”の選択も迷ったため、その経緯をメモエリアMAに“1 or 3”としてメモした状態を示している。このメモのデータは、追加情報として当該問題(6)に対応付けて保存(記憶)される。そして、同問題集に基づき再学習を行う場合の問題解答正誤結果一覧画面G4(図4D参照)では、問題(6)に対しユーザが選択した解答番号(ここでは“3”)が識別表示Hされ、正誤判定結果(ここでは正解“○”)が表示されると共に、同問題(6)を解いた際にユーザが追加情報(ここではメモ)を残したことが[要確認]マークKによってユーザに通知される。ユーザは、問題(6)について、先の解答“3”が正解“○”であったものの、当該解答を躊躇無く導き出したのではなく、何らかの考えを経て導き出したことを知ることができ、再学習すべき問題として容易に認識することが可能になる。
図2は、電子辞書10の電子回路の構成を示すブロック図である。
電子辞書10の電子回路は、制御部(CPU:central processing unit)21を備える。制御部21は、フラッシュROMなどの記憶部22に予め記憶された制御プログラムに従って回路各部の動作を制御する。
なお、制御プログラムは、メモリカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読取部24により読み取られて記憶部22に記憶されてもよいし、通信ネットワークN上のWebサーバ(ここではプログラムサーバ)30から通信部25を介してダウンロードされ記憶部22に記憶されてもよい。
制御部21には、データおよび制御バスを介して、記憶部22、記録媒体読取部24、通信部25を接続するほか、キー入力部14、音声出力部15、音声入力部16、タッチパネル式表示部17、を接続する。
記憶部22は、本電子辞書10の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部25を介して外部の電子機器と通信接続するための通信プログラムのほか、検索処理プログラム22a、学習処理プログラム22bを含む制御プログラムを記憶する。また記憶部22は、学習コンテンツデータ22c、辞書データ22d、テスト解答追加情報データ22eを含む、本電子辞書10により各種の機能を実行するためのデータを記憶する。
検索処理プログラム22aは、辞書データ22dとして記憶される各種の辞書コンテンツ(英和/和英/国語/…)に基づいて、ユーザ所望の見出し語と当該見出し語に対応する訳語、語義、用例、解説などの説明情報を検索して表示させるためのプログラムを含む。
学習処理プログラム22bは、学習コンテンツデータ22cとして記憶される各種の学習コンテンツ(単語学習コンテンツ22c1/文法学習コンテンツ22c2/発音学習コンテンツ22c3/英語級別テストコンテンツ22c4/…)に基づいて、キー入力部14、音声出力部15、音声入力部16、タッチパネル式表示部17を必要に応じて選択的に制御し、ユーザに対し、単語の学習、文法の学習、発音の学習、テストによる学習、などを行わせるためのプログラムを含む。
テスト解答追加情報データ22eは、英語級別テストコンテンツ22c4など、学習コンテンツデータ22cに含まれる問題集に基づいてユーザが学習を行う際に、ユーザが問題を解く過程において得られた解答の経緯に関する情報が、追加情報として問題毎に記憶される。追加情報は、例えば、ユーザのメモ有り、勘で解いたことを示すチェックボックスのチェック有り、問題文に付加されたマーカ有り、選択式の解答を絞り込んで解いたことを示す絞込み解答有り、複数の解答を重み付けして解いたことを示す重み付け解答有り、問題文への書込み有り、解答の基準時間(問題毎に設定)を超えたことを示す解答時間超過有り、解答の基準時間を大きく下回ったことを示す即答有り、1回以上解答を変更したことを示す解答変更有り、解答スキップ有り、問題の再表示回数やスクロール量など所定量以上の画面操作を示す操作量有り、などの種類に分類される。
このように構成された電子辞書10は、制御部21が、記憶部22に記憶された制御プログラムの命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような学習機能および情報追加機能を含む各種の機能を実現する。
次に、実施形態の電子辞書10の動作について説明する。
図3は、電子辞書10の学習処理プログラム22bに従い学習コンテンツデータ22cに含まれるテストを実行するためのテスト処理を示すフローチャートである。
ここでは、英語級別テストコンテンツ22c4に基づいて、英語2級問題集のテストを実行する場合の実施例について説明する。
図4Aは、電子辞書10のテスト処理に従った問題集のメニュー画面G1([テストする]ボタンm1を指定した場合)を示す図である。
図4Bは、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(メモ有りの場合)を示す図である。
図4Cは、電子辞書10のテスト処理に従った問題解答一覧画面G3を示す図である。
図4Dは、電子辞書10のテスト処理に従った問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4を示す図である。
図4Eは、電子辞書10のテスト処理に従った問題解答正誤結果一覧画面(例2)G4aを示す図である。
図4Fは、電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(メモ有りの場合)を示す図である。
図5は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集のメニュー画面G1([要確認の問題一覧を表示する]ボタンm2を指定した場合)を示す図である。
図6は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(勘で解いたチェックボックスのチェック有りの場合)を示す図である。
図7は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(マーカ有りの場合)を示す図である。
図8は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(絞込み解答有りの場合)を示す図である。
図9は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(重み付け解答有りの場合)を示す図である。
図10は、電子辞書10のテスト処理に従った問題集の出題画面G2(書込み有りの場合)を示す図である。
例えば、機能指定キー14bの[コンテンツ一覧]キーの操作に応じて、タッチパネル式表示部17に表示される、学習コンテンツデータ22cに含まれる各コンテンツ22c1,22c2,…のアイコンを一覧にした学習コンテンツメニュー画面(図示せず)において、英語級別テストコンテンツ22c4のアイコンがタッチ(指定)されると、制御部21は、図4Aに示すように、指定された英語級別テストコンテンツ22c4に基づきユーザに選択された英語2級問題集のメニュー画面G1を表示部17に表示させる。
メニュー画面G1には、選択された問題集により通常通りのテストを行なうことを指定するための[テストする]ボタンm1、前回のテストに際して追加情報を保存した問題の一覧(問題解答正誤結果一覧画面G4)を表示させるための[要確認の問題一覧を表示する]ボタンm2などを含むメニューが表示される。
メニュー画面G1の[テストする]ボタンm1が指定されると、制御部21は、英語2級問題集に基づくテスト処理を開始し、例えば、図4Bに示すように、当該問題集を学習する進捗度合いに応じた出題画面G2を表示部17に表示させる(ステップS1)。
図4Bでは、例えば、問題集1~5のうち問題集1の問題(1)~(5)の学習を経て、問題(6)の出題画面G2が表示された状態を示す。
問題(6)の出題画面G2において、例えば、ユーザがその解答を[1]“offer”であるか[3]“memorize”であるか迷った場合に、メモボタン[memo]が操作されると、制御部21は、出題画面G2の空きエリアにメモエリアMAを表示させる。そして、ユーザによるメモエリアMAに対するペンPの操作によりメモ“1 or 3”が入力され、解答番号[3]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、メモによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、入力されたメモのデータを当該問題集1の問題(6)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
テスト解答追加情報データ22eの保持の形態は、追加情報(ここではメモエリアMAを含むメモのデータ)を問題の識別情報(ここでは問題番号)に対応付けて保持する形態、追加情報を含む出題画面G2のデータを問題の識別情報に対応付けて保持する形態の何れでもよい。
なお、問題の回答に伴う追加情報が無い場合は(ステップS3(No))、当該追加情報の一時保持(ステップS4)は行われない。
制御部21は、ステップS2にて解答番号が指定されたと認識した出題画面G2に対応する問題が、テスト処理中の問題集の最後の問題であるか否を判定し(ステップS5)、最後の問題ではないと判定すると(ステップS5(No))、次の問題(ここでは問題集1の問題(7))の出題画面G2を表示部17に表示させ、前記同様にユーザに対し当該問題(7)の解答を促す(ステップS1)。
なお、図6に示すように、ユーザに対し問題(ここでは問題(6))の解答を促す出題画面G2において(ステップS1)、例えば、ユーザがその勘によって解答する場合に、解答選択バーB1に設けられた勘で解答チェックボックスCHにチェックが入力され、解答番号[3]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、勘で解答チェックボックスCHによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、入力されたチェックボックスのデータを当該問題(6)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
また、図7に示すように、ユーザに対し問題(ここでは問題(17))の解答を促す出題画面G2において(ステップS1)、例えば、ユーザによりその問題のテキストの一部“responsibility”にマーカmaを付加した状態で解答番号[3]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、マーカmaによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該マーカmaが付加されたテキストのデータを当該問題(17)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
また、図8に示すように、ユーザに対し問題(ここでは問題(17))の解答を促す出題画面G2において(ステップS1)、解答選択バーB1に設けられた解答番号[1]~[4]のうち、例えば、ユーザによる消去法で[2]と[4]を除外する絞込みXを行なった状態で解答番号[3]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、解答の絞込みによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該[2]と[4]の解答を除外した絞込みの解答データを問題(17)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
また、図9に示すように、ユーザに対し問題(ここでは問題(10))の解答を促す出題画面G2において(ステップS1)、解答選択バーB1に設けられた解答番号[1]~[4]のうち、例えば、ユーザは、[1]“shortening”または[3]“exporting”が正しいのではないかと考えつつ、[1]“shortening”よりも[3]“exporting”の方が正しいと予想する。これにより、ユーザが、解答番号[1]を短くタッチして指定し、また解答番号[3]を長くタッチして指定することで、解答番号[3]が解答第1候補V1、解答番号[1]が解答第2候補V2として識別可能に重み付けされて指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、解答の重み付けによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該解答第1候補[3]V1と解答第2候補[1]V2とした重み付けの解答データを問題(10)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
また、図10に示すように、ユーザに対し問題(ここでは問題(12))の解答を促す出題画面G2において(ステップS1)、例えば、ユーザによりその問題のテキストの一部“art museum,”に丸囲みRKの書込みを、また“disappointed”に下線USの書込みを付加した状態で解答番号[3]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、書込みRK,USによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該書込みRK,USが付加された出題画面G2のスクリーンショットのデータを当該問題(12)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
さらに、図示はしないが、ある問題の出題画面G2において(ステップS1)、回答選択バーB1の何れの解答番号も指定されない状態が、問題毎に設定されている基準時間(例えば4分)以上指定されず、その後に何れかの解答番号が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、基準時間の超過による追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該基準時間を超過した解答時間超過の状況のデータ(例えば「[要確認]この問題の解答には4分以上かかりました」)を当該問題に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
さらに、図示はしないが、ある問題の出題画面G2において(ステップS1)、回答選択バーB1の解答番号[1]~[4]の何れかが一旦指定された後に、少なくとも一度、指定の解答番号が変更されて新たな解答番号が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、解答変更による追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該解答変更の状況のデータ(例えば「[要確認]この問題では1度解答を変更しています」)を当該問題に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
さらに、図示はしないが、ある問題の出題画面G2において(ステップS1)、回答選択バーB1のスキップボタン[skip]が指定されたと認識すると(ステップS2)、制御部21は、解答をスキップしたことによる追加情報が有ると判定し(ステップS3(Yes))、当該解答スキップの状況のデータ(例えば「[要確認]この問題では解答をスキップしています」)を当該問題に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS4)。
ここまでに前述した、問題の出題画面G2を対象とする、メモエリアMAでのメモ有り、勘で解答チェックボックスCHのチェック有り、問題文に付加されたマーカma有り、絞込み解答有り、重み付け解答有り、問題文への書込み有り、解答時間超過有り、解答変更有り、解答スキップ有り、の追加情報以外でも、例えば、解答の基準時間を大きく下回ったことを示す即答有り、問題の再表示回数やスクロール量など所定量以上の画面操作を示す操作量有りなどの追加情報が得られた場合には、前記同様に、当該問題に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に一時保持(記憶)させる(ステップS3→S4)。
この後、ステップS5において、解答番号が指定された出題画面G2に対応する問題が、テスト処理中の問題集の最後の問題であると判定されると(ステップS5(Yes))、制御部21は、図4Cに示すように、一連の解答を終えた、例えば、問題集1の問題番号(1)~(20)に対応付けてユーザによる解答番号を塗潰しマークNMにより識別して示す問題解答一覧画面G3を表示部17に表示させる(ステップS6)。
この際、問題解答一覧画面G3には、テスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている追加情報が対応付けられた問題番号に対し赤色の[要確認]マークKを付加して表示させる。
これにより、ユーザは、問題解答一覧画面G3の[要確認]マークKによって、メモのデータなどの追加情報が対応付けられた問題の問題番号を容易に確認できる。
問題解答一覧画面G3(図4C参照)において、ユーザにより、任意の問題番号(ここでは要確認マークKのある問題(6))がカーソルDで指定され、当該画面G3の下端に設けられた解答確認バーB2の[解答を表示する]ボタンANが指定されると、例えば、図4Bで示したように、指定された問題番号の問題に対し解答を行った出題画面G2が、テスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている追加情報(ここではメモのデータ)を含む状態で表示部17に表示される。
これにより、ユーザは、自身が指定した問題の解答状況を、追加情報が対応付けられている場合にはそれも含めた状態で容易に確認できる。
問題解答一覧画面G3(図4C参照)が表示されている状態で、例えばキー入力部14の[決定]キー14dの操作により、一連の解答に対する正誤の判定が指示されると、制御部21は、英語級別テストコンテンツ22c4の解答を終えた問題集のデータに含まれる問題毎の正解番号に基づいてユーザによる解答を正誤判定する(ステップS7)。
制御部21は、正誤判定に基づいて、図4Dに示すように、一連の解答を終えた、例えば、問題集1~5の問題番号(1)~(67)に対応付けて、ユーザによる解答番号を塗潰しマークNM、正解番号を識別表示Hして示すと共に、正解マーク“○”または不正解マーク“×”を付加した問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4を表示部17に表示させる(ステップS8)。
この際、問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4には、前述の問題解答一覧画面G3(図4C参照)と同様に、テスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている追加情報が対応付けられた問題番号に対し赤色の[要確認]マークKを付加して表示させる。
また、問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4には、当該画面G4に対し一覧表示の対象とする正誤結果の問題番号を、正解、不正解、追加情報の有る要確認の問題、全ての問題、の各項目うち少なくとも一つの項目を指定して絞り込むための絞込みバーB3が設けられる。図4Dでは、絞込みバーB3の要確認の問題の項目が指定され、追加情報の有る要確認の問題に絞り込まれた(フィルタリングされた)問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4を示している。
これにより、ユーザは、問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4の[要確認]マークKによって、解答の正解、不正解に関わらず、メモのデータなどの追加情報が対応付けられた問題の問題番号を容易に確認でき、当該問題の解答の際に、迷い、考え、勘、躊躇など、解答に至る何らかの経緯があったことを容易に知ることができる。
問題解答正誤結果一覧画面G4(図4D参照)において、ユーザにより、任意の問題番号(ここでは要確認マークKのある問題(6))の項目がタッチされて指定され、指定された問題の解説の表示が指示されると(ステップS9(Yes))、制御部21は、テスト解答追加情報データ22eに基づいて、指定された問題に対応付けられた追加情報が有るか否かを判定する(ステップS10)。
ここで、指定された問題(6)に対応付けられた追加情報(ここではメモのデータ)が有ると判定されると(ステップS10(Yes))、制御部21は、図4Fに示すように、指定された問題(6)に対応する問題解説確認画面G5を表示部17に表示させる(ステップS12)。
問題解説確認画面G5には、[問題文]ボタンT1、[解説]ボタンT2、[英文と訳]ボタンT3が設けられ、[問題文]ボタンT1が指定された場合、制御部21は、同図4Fに示すように、指定された問題(6)の問題文を、テスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている追加情報(ここではメモのデータ)を含む状態で表示部17に表示させる。
図11は、電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(解答時間超過有りの場合)を示す図である。
例えば、問題集1の問題(13)に対応付けられて、解答時間超過有りの追加情報がテスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている場合、図11に示すように、問題解説確認画面G5は、当該テスト解答追加情報データ22eとして保持されている解答時間超過の状況のデータ「[要確認]この問題の解答には4分以上かかりました」ME1を含む状態で表示部17に表示される(ステップS12)。
図12は、電子辞書10のテスト処理に従った正誤判定後の問題解説確認画面G5(解答変更有りの場合)を示す図である。
例えば、問題集1の問題(13)に対応付けられて、解答変更有りの追加情報がテスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている場合、図12に示すように、問題解説確認画面G5は、当該テスト解答追加情報データ22eとして保持されている解答変更の状況のデータ「[要確認]この問題では1度解答を変更しています」ME2を含む状態で表示部17に表示される(ステップS12)。
問題解説確認画面G5(図4F参照)において、[解説]ボタンT2が指定された場合、制御部21は、図示はしないが、指定された問題(6)の解説を当該画面G5内に表示させる。また、[英文と訳]ボタンT3が指定された場合、制御部21は、図示はしないが、指定された問題(6)の英文と訳を当該画面G5内に表示させる。
これにより、ユーザは、問題解答正誤結果一覧画面G4(図4D参照)において自身が指定した問題の解説を、追加情報が対応付けられている場合にはそれも含めた状態で容易に確認できる。
一方、問題解答正誤結果一覧画面G4(図4D参照)において指定された問題に対応付けられた追加情報が無い場合(ステップS10(No))、制御部21は、指定された問題に対応する追加情報の無い問題解説確認画面G5を表示部17に表示させ、[問題文]ボタンT1、[解説]ボタンT2、[英文と訳]ボタンT3の指定に応じて、問題文、解説、英文と訳、を表示させる(ステップS11)。
追加情報の有る問題解説確認画面G5(図4F参照)において(ステップS12)、[このメモを保存する]ボタンREが指定され、表示中の問題(ここでは問題(6))に対応付けられたテスト解答追加情報データ22eとして一時保持されている追加情報(ここではメモのデータ)の保存が指示されると(ステップS13(Yes))、制御部21は、当該一時保持されている追加情報を同問題(6)に対応付けたテスト解答追加情報データ22eとして記憶部22に保存(記憶確定)する(ステップS14)。
そして、図4Dで示したように、問題解答正誤結果一覧画面G4を表示部17に再び表示させる(ステップS8)。
これにより、ユーザは、問題解答正誤結果一覧画面G4にて[要確認]マークKのある問題に対応付けられて一時保持されている追加情報について、問題解説確認画面G5にて改めて確認しながら保存の要否を判断し、例えばこの後の再学習に役立つような追加情報をテスト解答追加情報データ22eとして保存(記憶)できる。
問題解説確認画面G5において(ステップS11またはS12)、例えば、キー入力部14の[戻る]キー14eが操作されると、制御部21は、図4Dで示したように、問題解答正誤結果一覧画面G4を表示部17に再び表示させる(ステップS8)。
なお、図4Dで示した問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4では、追加情報(テスト解答追加情報データ22e)が保持されている問題の項目に、当該追加情報の種類に関わらず[要確認]マークKを付加して表示させた。この場合、ユーザは、追加情報の有る問題を容易に確認できるが、当該追加情報の種類が何であるかは確認できない。
これに対し、図4Eの問題解答正誤結果一覧画面(例2)G4aに示すように、追加情報の種類をイラストで表す確認マーク、例えば、メモ有りの確認マークKM、解答時間超過有りの確認マークKTを付加して表示させることで、ユーザが、追加情報の有る問題とその追加情報の種類とを一目で確認できるようにしてもよい。
この場合、問題解答正誤結果一覧画面(例2)G4aでは、当該画面G4aに対し一覧表示の対象とする正誤結果の問題番号を、正解、不正解、全ての問題、に加えて、例えば、メモを残した問題、時間を要した問題、など、追加情報の種類別に絞り込むことも可能な絞込みバーB3aを設ける。
こうした一連のテスト処理(図3)に従い、ユーザが、任意の問題集の学習を行った後に、同じ問題集の再学習を行う場合、例えば図5に示すように表示部17に表示された学習済みである英語2級問題集のメニュー画面G1において、[要確認の問題一覧を表示する]ボタンm2が指定される。
すると、制御部21は、例えば図4Dで示したように、学習済みである英語2級問題集の問題に対応付けられたテスト解答追加情報データ22eに基づいて、追加情報の有る問題の問題番号に[要確認]マークKを付加した問題解答正誤結果一覧画面G4を表示部17に表示させる(ステップS8)。
問題解答正誤結果一覧画面G4において、ユーザは、[要確認]マークKの付加された問題番号の項目をタッチして指定することで、前述したように、同問題に対応付けられた追加情報を含む問題解説確認画面G5(例えば、図4F、図11、図12参照)を表示部17に表示させることができる(ステップS9~S12)。
これにより、ユーザは、同問題を前回学習した過程において、迷って解答した、長く考えて解答した、勘で解答した、躊躇して解答したなど、同問題の解答に至る経緯について同問題の追加情報から容易に知ることができる。よって、ユーザは、前回の問題集の学習において、たとえ正解“○”と判定された問題であっても、完全に覚え切れていないなどの自己分析を容易に行うことができ、再学習すべき問題を効率的に特定できる。
なお、ユーザが学習した問題集の問題に対応付けられて保存(記憶)されたテスト解答追加情報データ22eは、例えば、メニュー画面G1(図4A参照)の[テストする]ボタンm1を指定して、改めて当該問題集のテスト処理(図3)を実行する都度、更新される構成としてもよい。
また、問題解答正誤結果一覧画面G4(図4D参照)を対象としたユーザ操作に応じて、同問題集の全ての問題に対応付けられたテスト解答追加情報データ22eを一括消去したり、任意の問題を指定して個別に消去したりする構成としてもよい。
(実施形態のまとめ)
実施形態の電子辞書10による学習機能および情報追加機能によれば、例えば問題集にある問題(出題情報)に対する解答としての情報の入力をユーザに促す出題画面G2において、ユーザが解答(入力情報を入力)する際に、ユーザによりメモが入力されたり、勘で解答チェックボックスCHにチェックが入力されたり、問題文にマーカmaが付加されたりするなど、ユーザが意識的に問題解答の経緯に関する情報を追加して解答番号が指定されると、追加された情報(メモ、チェックボックス、マーカなど)をテスト解答追加情報データ22eとして当該問題の問題番号に対応付けて保存(記憶)する。
また、ユーザが問題に解答する際に、問題毎に設定された基準時間に対する解答時間の超過が得られたり、解答番号の指定の変更が得られたり、解答のスキップが得られたりするなど、問題を解く過程において得られるユーザ無意識の情報(解答時間超過、解答変更、解答スキップなど)も、テスト解答追加情報データ22eとして当該問題の問題番号に対応付けて保存(記憶)する。
そして、問題集に対する一連の解答を行なった問題解答一覧画面G3あるいは当該一連の解答の正誤判定を行なった問題解答正誤結果一覧画面G4では、テスト解答追加情報データ22eが対応付けられた問題の項目に、当該テスト解答追加情報データ22eが有ることを示す[要確認]マークKを付加して表示させる。
[要確認]マークKが付加された問題の項目がユーザにより指定されると、指定された問題の問題文または解説または英文と訳を選択的に表示させる問題解説確認画面G5を、同問題に対応付けられたテスト解答追加情報データ22eとしての追加の情報(メモ、チェックボックス、マーカの情報など)(解答時間超過、解答変更、解答スキップの情報など)を含む状態で表示させる。
これにより、ユーザは、問題解答一覧画面G3あるいは問題解答正誤結果一覧画面(例1)G4の[要確認]マークKによって、解答の正解、不正解に関わらず、メモのデータなどの追加情報が対応付けられた問題の問題番号を容易に確認できるだけでなく、当該問題の解答の際に、迷って解答した、考えて解答した、勘で解答した、躊躇して解答したなど、解答に至る何らかの経緯があったことを容易に知ることができる。
よって、ユーザは、例えば、前回の問題集の学習において、たとえ正解“○”と判定された問題であっても、完全に覚え切れていないなどの自己分析を容易に行うことができ、再学習すべき問題を効率的に特定できる。
従って、実施形態の電子辞書10によれば、問題の解答に至る経緯の情報に基づき、当該問題の再学習を効果的に行うことが可能になる。
以上の実施形態において記載した電子辞書10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示すテスト処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカードなど)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD-ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、電子機器の制御部(CPU)は、この外部記録装置の媒体に記録されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、実施形態において説明した学習機能および情報追加機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から、前記プログラムのデータを電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した学習機能および情報追加機能を実現することもできる。
実施形態の電子機器は、電子辞書10により実現した場合を説明したが、通信ネットワークN上のWebサーバ30により実現可能であるのは勿論である。この場合、例えば、ユーザが操作するタブレット端末などの通信端末を使用してWebサーバ30と通信接続することで、Webサーバ30は実施形態の電子辞書10が有する機能と同じ機能を実行する。
本願発明は、実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
出題情報を表示する表示部と、
ユーザが入力情報を入力する入力部と、
記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
ことを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記制御部は、
前記出題情報の一覧を前記表示部に表示させ、
前記出題情報の一覧を前記表示部に表示させる際、当該一覧に含まれる複数の出題情報のうち前記記憶部に記憶された追加情報が対応付けられた出題情報がある場合、当該出題情報には前記追加情報があることを示すマークを付加して表示させる、
付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記制御部は、
前記表示部に一覧表示された複数の出題情報のうち、前記マークが付加された出題情報に対するユーザの指定を認識すると、当該ユーザの指定を認識した出題情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている追加情報を前記表示部に表示させる、
付記2に記載の電子機器。
[付記4]
前記追加情報があると判定した場合に、当該追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させるのは一時記憶であって、
前記制御部は、
前記ユーザの指定を認識した出題情報に対応付けられて前記記憶部に一時記憶されている追加情報を前記表示部に表示させた後、当該表示された追加情報の保存の指示を認識すると、当該保存の指示を認識した追加情報の前記記憶部の記憶を確定させる、
付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記表示部に表示される出題情報の一覧は、当該出題情報の識別情報の一覧である、
付記2ないし付記4の何れかに記載の電子機器。
[付記6]
前記出題情報の識別情報は、当該出題情報の出題番号である、
付記5に記載の電子機器。
[付記7]
前記制御部は、
前記出題情報の一覧を当該出題情報に対するユーザの入力情報の正誤結果も含めて前記表示部に表示させる、
付記2ないし付記6の何れかに記載の電子機器。
[付記8]
前記入力情報に関する追加情報は、メモのデータ、勘で入力したことを示すデータ、前記出題情報に付加したマーカのデータ、択一式の入力情報の絞込みを示すデータ、択一式の入力情報の重み付けを示すデータ、前記出題情報に対する書き込みのデータ、前記出題情報に設定された基準の入力時間の時間超過を示すデータ、択一式の出題情報の入力変更を示すデータ、入力のスキップを示すデータ、のうち少なくとも一つのデータを含む、
付記1ないし付記7の何れかに記載の電子機器。
[付記9]
出題情報を表示する表示部と、
ユーザが入力情報を入力する入力部と、
記憶部と、
制御部と、
を備えた電子機器の前記制御部により、
前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
ようにした情報追加方法。
[付記10]
出題情報を表示する表示部と、
ユーザが入力情報を入力する入力部と、
記憶部と、
制御部と、
を備えた電子機器の前記制御部を
前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
ように機能させるためのプログラム。
10 …電子辞書(電子機器)
14 …キー入力部
17 …タッチパネル式表示部
21 …制御部(CPU)
22 …記憶部
22a…検索処理プログラム
22b…学習処理プログラム
22c…学習コンテンツデータ
22c4…英語級別テストコンテンツ
22d…辞書データ
22e…テスト解答追加情報データ
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
N …通信ネットワーク
30 …Webサーバ
G1 …問題集のメニュー画面
G2 …出題画面
MA …メモエリア
G3 …問題解答一覧画面
K …[要確認]マーク
G4 …問題解答正誤結果一覧画面(例1)
G4a…問題解答正誤結果一覧画面(例2)
G5 …問題解説確認画面
RE …[このメモを保存する]ボタン
CH …勘で解答チェックボックス
ma …マーカ
X …解答番号の絞込み
V1 …解答第1候補(重み付け高)
V2 …解答第2候補(重み付け低)
RK …丸囲み(書込み)
US …下線(書込み)
B1 …解答選択バー
B2 …解答確認バー
B3 …絞込みバー

Claims (10)

  1. 出題情報を表示する表示部と、
    ユーザが入力情報を入力する入力部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記出題情報の一覧を前記表示部に表示させ、
    前記出題情報の一覧を前記表示部に表示させる際、当該一覧に含まれる複数の出題情報のうち前記記憶部に記憶された追加情報が対応付けられた出題情報がある場合、当該出題情報には前記追加情報があることを示すマークを付加して表示させる、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記表示部に一覧表示された複数の出題情報のうち、前記マークが付加された出題情報に対するユーザの指定を認識すると、当該ユーザの指定を認識した出題情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている追加情報を前記表示部に表示させる、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記追加情報があると判定した場合に、当該追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させるのは一時記憶であって、
    前記制御部は、
    前記ユーザの指定を認識した出題情報に対応付けられて前記記憶部に一時記憶されている追加情報を前記表示部に表示させた後、当該表示された追加情報の保存の指示を認識すると、当該保存の指示を認識した追加情報の前記記憶部の記憶を確定させる、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記表示部に表示される出題情報の一覧は、当該出題情報の識別情報の一覧である、
    請求項2ないし請求項4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 前記出題情報の識別情報は、当該出題情報の出題番号である、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、
    前記出題情報の一覧を当該出題情報に対するユーザの入力情報の正誤結果も含めて前記表示部に表示させる、
    請求項2ないし請求項6の何れか一項に記載の電子機器。
  8. 前記入力情報に関する追加情報は、メモのデータ、勘で入力したことを示すデータ、前記出題情報に付加したマーカのデータ、択一式の入力情報の絞込みを示すデータ、択一式の入力情報の重み付けを示すデータ、前記出題情報に対する書き込みのデータ、前記出題情報に設定された基準の入力時間の時間超過を示すデータ、択一式の出題情報の入力変更を示すデータ、入力のスキップを示すデータ、のうち少なくとも一つのデータを含む、
    請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載の電子機器。
  9. 出題情報を表示する表示部と、
    ユーザが入力情報を入力する入力部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備えた電子機器の前記制御部により、
    前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
    ようにした情報追加方法。
  10. 出題情報を表示する表示部と、
    ユーザが入力情報を入力する入力部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備えた電子機器の前記制御部を
    前記出題情報に対する前記入力部に入力されたユーザの入力情報を認識し、前記入力情報を認識する過程において前記入力情報に関する追加情報があると判定した場合、前記追加情報を前記出題情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
    ように機能させるためのプログラム。
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