JP2002287608A - 学習支援システム - Google Patents

学習支援システム

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JP2002287608A
JP2002287608A JP2001090850A JP2001090850A JP2002287608A JP 2002287608 A JP2002287608 A JP 2002287608A JP 2001090850 A JP2001090850 A JP 2001090850A JP 2001090850 A JP2001090850 A JP 2001090850A JP 2002287608 A JP2002287608 A JP 2002287608A
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learning
learner
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Shigeru Suda
茂 須田
Takeshi Kametani
武司 亀谷
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IDEIA CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】学習者の学力を適切に判定し、学習者の弱点事
項に関する問題、解説や学習者の学力に適合した難易度
の問題、解説等を提供し、効率的且つ効果的に学習を行
なわせる。 【解決手段】学習履歴記憶手段113に記憶されている
未正答問題情報に基づいて該学習単元に対応づけられた
学力判定問題のうち学習者によって未だ正答されていな
い問題が有るか否かを判定し、有る場合には、該未正答
問題を前記学力判定問題記憶手段115から読み出して
出題し、該学習単元に対応づけられた学力判定問題の全
てが学習者によって既に正答されている場合には、学習
履歴記憶手段113に記憶されている該学習単元に関す
る学習判定問題の延べ出題数又は延べ解答時間を用いる
予め定めた演算により、該学習単元に関する学習者の学
力指数を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いて学習問題の出題を行なう学習支援システムに関する
ものであり、特に、学習者が効率良く学習を進めること
ができるように学習問題、解説等を提供する学習支援シ
ステムに関する。
【0001】
【従来の技術】従来の学習支援システムは、出題する問
題の難易度を学習者の学力に適合させて学習効率を上げ
るために、学習単元に関する複数の問題を記憶媒体から
読み出して出題する第1段階のテストを行ない、その問
題に対する解答の成績(即ち、点数)に応じた難易度の
第2段階の問題、解説等の学習教材を記憶媒体から読み
出して提供するようにして、第2段階の学習教材の難易
度を学習者の学力に適合させるものであった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の学習支援システムでは、単に1回の第1段階
のテストの点数に応じて学習者の学力が判定されるの
で、種々の欠点がある。第1に、その判定結果が学習者
の学力を正確に反映しない可能性があるという欠点があ
る。例えば、本システムで初めて学習単元を学習する場
合のように学習単元の学習が浅い段階で第1段階のテス
トを受けた学習者の成績と、本システム以外で学習単元
を学習した場合のように学習単元を充分に学習してから
第1段階のテストを受けた学習者の成績とが同じである
場合にも、従来のシステムは、両者の学力が同等である
と判定するが、これは、学習指導者は一般に前者の方が
学力が高いと判断するのに反する。第2に、第2段階の
学習教材は、全体の難易度が学習者の学力に合わされる
のみであるので、学習者の習得状況にきめ細やかに対応
した学習事項を提供することができず、必ずしも効率的
な学習に結びつかないという欠点が有る。
【0003】そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなさ
れたものであり、学習者の学力を適切に判定し、学習者
の弱点事項に関する問題、解説や学習者の学力に適合し
た難易度の問題、解説等を提供し、効率的且つ効果的に
学習を行なわせる学習支援システムを提供することを課
題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の学習支援システムは、
各学習単元の複数の学力判定問題を記憶している学力判
定問題記憶手段と、各学習単元に関して、学習者に出題
した学力判定問題の延べ出題数と学習者がどの学力判定
問題に正答してないかを示す未正答問題情報とを記憶す
る学習履歴記憶手段と、学習者の解答結果に応じて、前
記学習履歴記憶手段に記憶されている前記未正答問題情
報及び前記延べ出題数を逐次更新する学習履歴更新手段
と、前記未正答問題情報に基づいて該学習単元に対応づ
けられた学力判定問題のうち学習者によって未だ正答さ
れていない問題が有るか否かを判定し、有る場合には、
該未正答問題を前記学力判定問題記憶手段から読み出し
て出題する学力判定問題出題手段と、前記未正答問題情
報に基づいて該学習単元に対応づけられた前記学力判定
問題の全てが学習者によって既に正答されているか否か
を判定し、正答されている場合には、該学習単元に関す
る学習者の前記延べ出題数を用いる予め定めた演算によ
り、該学習単元に関する学習者の学力指数を算出すると
ともに前記学習履歴記憶手段に記憶させる学力指数算出
手段とを備えることを要旨とする。
【0005】このように構成された請求項1に記載の学
習支援システムによれば、学習単元を学習する際に、学
習者によってその単元の学力判定問題を全て正解される
までは、学習者が解答を間違えた問題を直後や次回の学
習時等に出題し、学力判定問題の延べ出題数をカウント
し、その単元の学力判定問題が全て正解されると、その
単元の学力判定問題の延べ出題数を用いた演算により学
力指数を算出する。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の学習支援
システムは、各学習単元の複数の学力判定問題を記憶し
ている学力判定問題記憶手段と、各学習単元に関して、
学習者が学力判定問題に要した延べ解答時間と学習者が
どの学力判定問題に正答してないかを示す未正答問題情
報とを記憶する学習履歴記憶手段と、学習者の解答結果
に応じて前記学習履歴記憶手段に記憶されている前記未
正答問題情報及び前記延べ解答時間を逐次更新する学習
履歴更新手段と、前記未正答問題情報に基づいて該学習
単元に対応づけられた学力判定問題のうち学習者によっ
て未だ正答されていない問題が有るか否かを判定し、有
る場合には、該未正答問題を前記学力判定問題記憶手段
から読み出して出題する学力判定問題出題手段と、前記
未正答問題情報に基づいて該学習単元に対応づけられた
前記学力判定問題の全てが学習者によって既に正答され
ているか否かを判定し、正答されている場合には、該学
習単元に関する学習者の前記延べ解答時間を用いる予め
定めた演算により、該学習単元に関する学習者の学力指
数を算出するとともに前記学習履歴記憶手段に記憶させ
る学力指数算出手段とを備えることを要旨とする。
【0007】このように構成された請求項2に記載の学
習支援システムによれば、学習単元を学習する際に、学
習者によってその単元の学力判定問題を全て正解される
までは、学習者が解答を間違えた問題を直後や次回の学
習時等に出題し、学力判定問題に要した延べ解答時間を
記憶する。また、その単元の学力判定問題が全て正解さ
れると、その単元の学力判定問題の延べ解答時間を用い
た演算により学力指数を算出する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の学習支援システムが、更に、学力指数に
対応づけて各学習単元の学力対応問題を記憶している学
力対応問題記憶手段と、学習単元が学習される際に、学
習される学習単元に関する学習者の学力指数が既に算出
されている場合には、該学力指数を前記学習履歴記憶手
段から読み出し、該学力指数の値に対応づけられた該学
習単元の学力対応問題を前記学力対応問題記憶手段から
読み出して出題する学力対応問題出題手段とを備えるこ
とを要旨とする。
【0009】このように構成した請求項3に記載の学習
支援システムによれば、学習される学習単元に関する学
習者の学力指数が算出されている場合、即ち、学力判定
問題の全てについて学習者が正答した場合には、この学
習単元に関する学習者の学力指数に対応付けられた学力
対応問題を出題する。
【0010】請求項4に記載の学習支援システムは、前
記学習履歴更新手段が、学力対応問題に関する学習者の
解答結果に応じて、学力対応問題のうち学習者が誤答し
た問題を示す誤答問題情報を前記学習履歴記憶手段に記
憶させ、学習支援システムは、前記学力対応問題に対応
づけて類題及び解説を記憶している類題解説記憶手段
と、学習される学習単元の学力対応問題が既に出題済み
である場合には、前記誤答問題情報を前記学習履歴記憶
手段から読み出し、該誤答問題情報が示す学力対応問題
に対応づけられた類題及び解説を前記類題解説記憶手段
から読み出して集成することにより該学習単元の復習教
材データを生成する復習教材生成手段とを備えることを
要旨とする。
【0011】このように構成した請求項4に記載の本学
習支援システムによれば、学力対応問題が既に出題済み
である場合には、出題された学力対応問題のうちの学習
者が誤答した問題に対応する類題及び解説を集成した復
習教材データを生成する。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の学習支援システムが、無線通信機能を有する携帯端末
と通信回線を介して通信可能に接続され、前記無線携帯
端末からの要求信号に応じて前記復習教材データを前記
無線携帯端末へ送信するようにしたことを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
に係る学習支援システムの一実施形態を説明する。本発
明における学習は、その学習内容を特に限定するもので
はなく、小学校、中学校、高校等で教えられる教科の学
習のみならず、例えば、英会話、各種資格試験対策等の
学習をも含むものであるが、本実施形態は、一例とし
て、中学校の英語、国語、数学、理科、社会の5教科の
問題提供を行なう学習支援システムを実施するものであ
る。
【0014】図1は、本発明の一実施形態である学習支
援システムと問題提供を受けるクライアントとをネット
ワークを介して接続した接続形態を示す。サーバとして
機能する学習支援システム100は、インターネット2
00を介してクライアント310,320,330,3
40,350と接続される。また、前記インターネット
200の代わりに、ローカルエリアネットワーク(LA
N)、広域ネットワーク(WAN)若しくはそれらを組
合せたネットワークを用いることもでき、又は、前記イ
ンターネット200に加えて、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)若しくは
それらを組合せたネットワークを用いることもできる。
【0015】クライアント310は、表示手段であるデ
ィスプレイ311と、キーボードとポインティングデバ
イス(例えば、マウス)とを含む入力手段312と、C
PU、ROM、RAM及びハードディスク等からなる制
御部313とを備え、wwwブラウザが組み込まれてい
るパーソナルコンピュータである。クライアント32
0、330も同様の構成を有するパーソナルコンピュー
タである。クライアント340は、表示手段及び入力手
段として機能するタッチパネルディスプレイ341を表
面に備え、装置内部にCPU、ROM、RAM、EEP
ROM等からなる制御部343を備え、wwwブラウザ
が組み込まれている。各クライアント310,320,
330,340は、インターネットを介して学習支援シ
ステム100と通信するための通信制御部(図示しな
い)を備える。
【0016】クライアント350は、インターネット接
続機能及びwwwブラウザ機能を有する携帯電話であ
り、無線通信制御部(図示しない)、表示画面351及
び0乃至9の数字ボタン,#ボタン,*ボタン,入力文
字種切り替えボタン等の複数のボタン352を有し、こ
れらのボタンが入力手段として機能する。各クライアン
ト310,320,330,340,350の入力手段
からは、数字、かな、漢字、アルファベット等の各種文
字又は記号を入力することができる。
【0017】学習者が、夫々の入力手段312,32
2,332,341,352を用いて所定の操作を行う
と、クライアント310、320、330、340、3
50は、学習支援システム100との通信を開始する。
そして、クライアント310、320、330、34
0、350は、学習支援システム100から問題を表示
する画面データを受信した場合には、wwwブラウザに
よりその問題を表示手段311,321,331,34
1,351へ表示し、学習者が、問題に対する解答等の
情報を、入力手段312,322,332,341,3
52によって入力した場合には、その情報を学習支援シ
ステム100へ送信する。
【0018】図2は、学習支援システム100の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、学習支援シ
ステム100は、各種情報を表示するディスプレイ10
1と、学習支援システム100を操作するためのキーボ
ード102及びマウス103と、インターネット200
を介してクライアント310,320,・・・と接続す
る通信制御部107と、記憶手段110と、制御プログ
ラム111に従って動作し、学習履歴データベース11
3に記憶されている各学習者の学習履歴に応じて問題情
報をクライアントに送信することにより出題を行なうと
ともに、クライアントから受信する解答の正誤に応じて
学習履歴を更新する制御部104とを備えて構成され
る。
【0019】記憶手段110には、制御部104を作動
させるための制御プログラム111と、各種学習問題デ
ータを記憶する問題記憶部112と、通信制御部107
により受信されたクライアント310,320,・・・
からのデータ(例えば、認証データ、パスワード、解答
等の情報)に基づく各学習者の学習履歴を記憶する学習
履歴データベース113とが記憶されている。
【0020】問題記憶部112は、学力判定するための
基礎的な問題(学力判定問題)を各学習単元毎に記憶し
ている学力判定問題ベータベース(学力判定問題記憶手
段)115、難易度に対応づけられた複数の問題(学力
対応問題)を各学習単元毎に記憶している学力対応問題
データベース(学力対応問題記憶手段)116、各学力
対応問題に関連付けられた問題(類題)及び解説データ
を各学力対応問題に対応づけて記憶している類題解説デ
ータベース(類題解説記憶手段)117と、学力指数と
難易度との対応関係を示す学力指数対難易度対応表11
8とから成る。
【0021】図3は、学力判定問題データベースの一部
分の構成例を示す。学力判定問題データベースには、各
学年(中学1年、中学2年、中学3年)の各教科(国
語、数学、理科、社会、英語)の各単元(例えば、第1
単元〜第20単元)の学力判定問題が記憶されている。
図3は、学力判定問題データベースの各学習単元に対応
する部分の構成を示すために、このデータベースの中学
1年生の社会科の第1単元に関する部分の構成を代表的
に示している。学力判定問題データベースにおいて、各
学年の各教科の各学習単元に関する部分は、同様に構成
されている。
【0022】各行は、1つの学力判定問題に関するデー
タであり、各問題について、問題本文が、学年、教科、
単元番号、問題番号、解答及び解説と関連付けられて、
記憶されている。この単元の学力判定問題としては、問
題番号1〜15の15問が記憶されている。学力判定問
題としては、多数の学習者が習得することができる程度
の基礎的な問題が望ましい。
【0023】図4は、(a)に学力対応問題データベー
スの一部分の構成例を示し、(b)に学力指数対難易度
対応表の構成例を示す。学力対応問題データベースに
は、各学年(中学1年、中学2年、中学3年)の各教科
(国語、数学、理科、社会、英語)の各単元(例えば、
第1単元〜第20単元)の学力対応問題が記憶されてい
る。図4は、学力対応問題データベースの各学習単元に
関する部分の構成を示すために、このデータベースの中
学1年生の社会科の第1単元に関する部分の構成を代表
的に示している。学力対応問題データベースにおいて、
各学年の各教科の各学習単元に関する部分は、同様に構
成されている。
【0024】各行は、1つの学力対応問題に関するデー
タであり、各問題について、問題本文が、学年、教科、
単元番号、問題番号、難易度、解答及び解説と対応付け
られて記憶されている。難易度は、難しい方から順に
A、B,C,Dの4つが設定されており、同図(b)に
示す学力指数対難易度対応表に従って、学力指数と対応
する。例えば、難易度Aは、75より上で100以下の
学力指数に対応する。従って、各学力対応問題は難易度
と対応付けられており、難易度は学力指数と対応付けら
れているので、各学力対応問題は、学力指数対難易度対
応表を介して、間接的に学力指数に対応付けられてい
る。図示のように、この単元の学力対応問題としては、
第16問から第55問の40問の問題が記憶されてお
り、各難易度(A、B、C、D)に対応付けられた問題
が、夫々10問ずつ有る。例えば、第16問〜第25問
が、難易度Aに対応づけられている。
【0025】図5は、類題解説データベースの一部分の
構成例を示す。類題解説データベースには、各学年(中
学1年、中学2年、中学3年)の各教科(国語、数学、
理科、社会、英語)の各単元(例えば、第1単元〜第2
0単元)の類題とその解答及び解説が記憶されている。
図5は、類題解説データベースの各学習単元に関する部
分の構成例を示すために、このデータベースの中学1年
生の社会科の第1単元に関する部分の構成を代表的に示
している。即ち、類題解説データベースにおいて、各学
年の各教科の各学習単元に関する部分は、同様に構成さ
れている。
【0026】各行は、1つの類題又は解説のデータであ
り、各類題及び解説は、学年、教科、単元番号、問題番
号、対応する学力対応問題の番号及び解答と関連付けら
れて記憶されている。図示のように、第56問から第9
5問の40問の問題が、この単元の類題として記憶され
ており、各問題は学力対応問題と対応付けられている。
例えば、第56問である類題は第16問である学力対応
問題に対応づけられている。
【0027】図6は、学習履歴データベースの一部分の
構成例を示すとともに、学習履歴データベースのこの部
分に記憶されている或る時点のデータを示した図であ
る。更に詳細にいうと、同図は、学習履歴データベース
の、或る学習者の或る学年に関する部分を示している。
この学習者の他の学年についても、同様に学習履歴が記
憶され、他の学習者についても、各学年(中学1年、中
学2年、中学3年)についての学習履歴が同様に記憶さ
れる。
【0028】図に示すように、各行が各学習単元につい
てのデータを示し、各学習単元について学力判定問題の
中でこの学習者が未だ正答していない問題の問題番号
(学力判定問題未正答問題番号)と、学力判定問題を出
題した延べ出題数(学力判定問題延べ出題数)と、学力
判定問題が全て正答されたときに算出される学力指数
と、学力対応問題の中で学習者の解答が間違っていた問
題の問題番号(学力対応問題誤答問題番号)とが記憶さ
れる。
【0029】学習者がこのシステムで学習を開始する際
には、この学習者に関する初期化された学習履歴データ
が学習履歴データベースに用意される。具体的には、各
学習単元の学力判定問題未正答問題番号データとして1
〜15が、学力判定問題延べ出題数データとして0が、
学力指数データとして0が、学力対応問題誤答問題番号
データとして0が、記憶される。本システムでは、学力
指数データとして0が記憶されていると、その単元の学
力指数が未だ算出されていないことを示し。学力対応問
題誤答問題番号データとして0が記憶されていると、そ
の単元の学力対応問題は未だ出題されていないことを示
し、学力対応問題誤答問題番号データとしてφが記憶さ
れていると、学力対応問題の出題が済んでいるが、学習
者による解答が間違っていた問題はなかったことを示す
こととする。
【0030】このように設けられた学習履歴データによ
って、制御部104は、各教科の各単元についての学習
者の学習状況を読取ることができる。学習履歴データ
に、例えば、図示のように値が格納されている時には、
例えば、社会科の第1単元のデータにより、「この学習
者は、この単元の学力判定問題の全てを既に正答してお
り、学力判定問題を全て正答するまでに出題されたこの
単元の学力判定問題の延べ出題数が20問であり、学力
判定問題の解答結果に基づいて算出されたこの単元の学
力指数が75であり、この単元の学力対応問題誤答問題
が第27問、第29問及び第32問〜第34問であるこ
と」を読取ることができる。
【0031】図7は、学習支援システムの制御部が制御
プログラムに従い実行する1つのクライアントに対する
処理手順を示すフローチャートである。制御部104
は、各クライアントを識別して、図示の処理手順を各ク
ライアントに対して個別に実行する。ここでは、例え
ば、出題先がクライアント310である場合について説
明する。先ず、クライアント310から学習支援システ
ム100にアクセス要求が有ると、制御部104は、学
習者識別データの入力を促す画面を表示する為のデータ
をクライアント310に送信し、それに応答してクライ
アント310から送られてくる学習者識別データを受信
する(ステップS1)。
【0032】学習者が学習したい学年及び教科の選択を
促す画面データをクライアント310に送信し、それに
応答してクライアント310から送られてくる学年及び
教科の選択情報を受信し(ステップS2)、学習者が学
習したい学習単元の選択を促す画面データをクライアン
ト310に送信し、それに応答してクライアント310
から送られてくる学習単元選択情報を受信する(ステッ
プS3)。
【0033】そして、制御部104は、受信した学習者
識別情報、学年及び教科選択情報及び学習単元選択情報
により、学習者を識別し、学習対象となる学年、教科及
び学習単元を判別し、学習履歴データベースにおけるこ
の学習者の対象学年の対象教科の対象単元(以下、学習
対象単元という。)の学力判定問題未正答問題データを
検索し、その値が0であるときには、学習対象単元の学
力判定問題を全て正答したものと判定し、(ステップS
4「YES」)、ステップS10へ進む。
【0034】一方、学力判定問題未正答問題データの値
が0ではないときには(ステップS4「NO」)、その
データとして記憶されている未正答問題番号に対応づけ
られた問題本文を学力判定問題データベースから検索し
て読み出し、その問題本文を表示するための画面データ
をクライアント310へ送信することにより出題し、ク
ライアント310において入力された解答を受信する
(ステップS5)。ここで、この学習者が本システムに
よりこの単元を初めて学習するときには、前述の如く、
未正答問題番号データとして全ての学力判定問題を示す
1〜15が記録されているので、そのデータが示す問
題、即ち、全ての学力判定問題(第1問〜第15問)を
出題する。
【0035】そして、ステップS5で出題した問題につ
いての、解答の正誤及び解説を表示するための画面デー
タをクライアント310へ送信する(ステップS6)。
学習履歴データベースにおける学習対象単元の学力判定
問題延べ出題数に今回出題した問題数を加える更新を行
ない(ステップS7)、同単元の学力判定問題未正答問
題データを今回出題され受信した解答が間違っていた問
題の番号に更新して(ステップS8)、ステップS2へ
進む。
【0036】ステップS10では、制御部104は、学
習履歴データベースにおける同単元の学力指数データを
調べ、その値が0以外である場合、即ち、既に学力指数
が算出されている場合には(ステップS10「YE
S」)、ステップS12に進み、学力指数データが0で
ある場合、即ち、未だ学力指数が算出されていない場合
には(ステップS10「YES」)、学習履歴データベ
ースに記憶されている同単元に関する学力判定問題延べ
出題数を用いる予め定めた演算により学力指数を算出し
て(ステップS11)、ステップS12に進む。本実施
形態では、学力指数の算出は、例えば、次の演算式(数
1)により学力指数を算出する。
【0037】
【数1】学力指数=(学習対象単元の学力判定問題数÷
学習対象単元の学力判定問題延べ出題数)×100
【0038】学習対象単元の学力判定問題の延べ出題数
を用いた演算は、この式(数1)のように、学習対象単
元の学力判定問題に延べ出題数を変数とした単調減少関
数であることが望ましい。こうすれば、延べ出題数が少
ないほど学力指数が高くなるので、少ない回数で問題に
正解を答えることができるようなる者は概して学力が高
い事実と一致するからである。
【0039】ステップS12では、制御部104は、学
習履歴データベースに記憶されている学習対象単元の学
力対応問題誤答問題番号データを調べ、その値が0であ
る場合、即ち、未だ学力対応問題が出題されていない場
合には(ステップS12「NO」)、学習履歴データベ
ースに記憶されている同単元の学力指数に対応する学力
対応問題の問題本文を、学力対応問題データベースから
検索して読み出し、該当する問題の本文を表示するため
の画面データをクライアント310へ送信し、それに応
答してクライアント310から送られてくる解答を受信
し(ステップS13)、ステップS13で出題した問題
についての、解答の正誤及び解説を表示するための画面
データをクライアント310へ送信する(ステップS1
4)。そして、学習履歴データベースにおける対象学習
単元の学力対応問題誤答問題番号データの値として、解
答が間違っていた問題の番号を更新記憶させ、(ステッ
プS15)、ステップS2へ進む。ここで、解答が間違
っていた問題が無かった場合には、同データを間違った
問題が無かったことを示すφに更新する。
【0040】一方、学習対象単元の学力対応問題誤答問
題番号データの値が0ではない場合、即ち、既に学力対
応問題が出題された場合には(ステップS12「YE
S」)、学力対応問題誤答問題番号データとして記憶さ
れている番号の学力対応問題に対応付けられている類題
及び解説を類題解説データベースから検索して読み出
し、これらの(又は、この)類題及び解説を集成して復
習教材データを生成し(ステップS16)、この復習教
材データを表示するための画面データをクライアント3
10に送信し(ステップS17)、ステップS2へ進
む。
【0041】前記ステップS16において、学力対応問
題誤答問題データとして、φが記憶されている場合、即
ち、学習者が、ステップS13で出題された学力対応問
題の全問に正答した場合には、復習教材データを作成し
ないようにしてもよく、或いは、誤答された学力対応問
題が無かった場合に対応する問題及び解説を表示するた
めの画面データを送信するようにしてもよい。後者のよ
うにするためには、類題解説データベースに、解答者が
誤答した学力対応問題が無かった場合に対応する問題及
び解説を記憶させておく。
【0042】上記のように構成された学習支援システム
では、前記制御部104が、前記学力判定問題出題手段
として機能し(ステップS4、S5)、前記学習履歴更
新手段として機能し(ステップS7、S8、S15)、
前記学力指数算出手段として機能し(S4「YES」、
S10、S11)、前記学力対応問題出題手段として機
能し(S12「NO」、S13)、前記復習教材生成手
段として機能する(S12「YES」、S16)。
【0043】これより、本実施形態の動作を更に具体的
に説明する。先ず、学力指数の判定処理を、具体的な数
字を例示して説明する。図8は、或る学習単元について
の第1の工程における4人の学習者の、正誤状況を例示
する。生徒Aは、1回目の出題(ステップS5)で、1
5問の学力判定問題を出題され、15問全てに正答し
た。この場合には、この学習単元についての、延べ出題
数は15問であり、この学習単元の学力判定問題数は1
5問であるので、(15÷15)×100を演算するこ
とにより(ステップS11)、学力指数は100とな
る。
【0044】生徒Bは、1回目の出題(ステップS5)
では、出題された15問のうち12問に正答し、3問に
誤答した、2回目の出題(ステップS5)では、1回目
の出題で誤答した3問を出題され、そのうち3問全てに
正答した。この場合には、延べ出題数が、18問(=1
5+3)であるので、(15÷18)×100を演算す
ることにより(ステップS11)、学力指数は83とな
る。
【0045】生徒Cは、1回目の出題(ステップS5)
では、出題された15問のうち10問に正答し、5問に
誤答した、2回目の出題(ステップS5)では、1回目
の出題で誤答した5問を出題され、そのうち3問に正答
し、2問に誤答した。3回目の出題(ステップS5)で
は、2回目の出題で誤答した2問を出題され2問とも正
答した。この場合には、延べ出題数が、22問(=15
+5+2)であるので、(15÷22)×100を演算
することにより(ステップS11)、学力指数は68と
なる。
【0046】生徒Dは、1回目の出題(ステップS5)
では、出題された15問のうち10問に正答し、5問に
誤答した。2回目の出題(ステップS5)では、1回目
の出題で誤答した5問を出題され、そのうち2問に正答
し、3問に誤答した。3回目の出題(ステップS5)で
は、2回目の出題で誤答した3問を出題され、2問に正
答し、1問に誤答した。4回目の出題(ステップS5)
では、3回目の出題で誤答した1問を出題され、その問
題に正答した。この場合には、延べ出題数が、24問
(=15+5+3+1)であるので、(15÷24)×
100を演算することにより(ステップS11)、学力
指数は63となる。
【0047】生徒Cと生徒Dは、1回目の出題で10問
に正答した点では、共通するが、2回目以降の正答数が
異なるので、算出された学力指数は異なり、全問正解に
至るまでに誤答した回数が少なかった生徒Cの学力指数
を生徒Dの学力指数よりも高く判定する。この判定結果
は、学習の進行に伴って急速に習得度が向上する生徒の
学力を、学習の進行に伴ってあまり習得度が向上しない
生徒の学力よりも高く評価する経験豊富な指導者による
判断結果と一致する。このように、本実施形態に係る学
習支援システムは、経験豊富な指導者による学力判断に
近似する学力判定を、自動的に実行することができる。
【0048】このように、或る学習単元の学力判定問題
の全てに正答すると、その学習単元の学力判定問題の延
べ出題数を、その学習単元の学力判定問題の総数により
割った商に基づいて学習指数を算出するようにしている
ので、学習判定問題についての1回目の正誤結果のみに
よらず、2回目以降の正誤結果を加味して学力指数を算
出するようになり、学習者の学力レベルをきめ細かに判
定することが可能となる。
【0049】次に、前記ステップS13おける出題動作
を、更に具体的に説明する。生徒Aのように、学力指数
が100であった場合には、図4(b)に示す学力指数
対難易度対応表を参照して、難易度Aに対応することを
判定し、図4(a)に示すように記憶される学力対応問
題データベースから難易度Aに対応づけられた問題を検
索し、該当する学習単元の問題番号16〜25の学力対
応問題を出題する。同様にして、生徒Bに対して、学力
指数83に対応する難易度Aに対応付けられた問題番号
16〜25の学力対応問題を出題し、生徒Cに対して、
学力指数68に対応する難易度Bに対応付けられた問題
番号26〜35の学力対応問題を出題し、生徒Dに対し
て、学力指数63に対応する難易度Cに対応付けられた
問題番号36〜45の学力対応問題を出題する。
【0050】図9は、或る学習者についての、学力対応
問題に対する解答の正誤と復習教材の内容との関係を示
す図である。この図を参照して、前記ステップS16に
おける復習教材生成動作を、更に具体的に説明する。例
えば、中学1年の社会科第1単元に関し、問題番号16
〜25に対応付けられた学力対応問題が生徒に対して出
題され、図9(a)に示すように、問題番号17,1
9,22〜24の問題に誤答した場合には、図5からわ
かるように、問題番号17,19,22〜24の学力対
応問題は、問題番号57、59、62〜64の類題及び
解説に対応づけられているので、図9(b)に示すよう
に、これらの問題本文、解答及び解説が集められて、こ
の生徒向けの中学1年社会科第1単元用の復習教材が生
成される。
【0051】図10は、本発明の他の実施の形態(以
下、前述の実施形態を第1の実施形態、本図に示す実施
形態を第2の実施形態という。)の構成図である。第1
の実施形態は、サーバとして機能する学習支援システム
100が、複数のクライアント310,320,33
0,340,350とネットワークを介して接続され、
学習者はクライアント310等を用いて学習するように
構成したが、第2の実施形態は、学習者が学習支援装置
100を直接用いて、学習するように構成する。
【0052】第2の実施の形態の構成及び作用は、原則
として、前記第1の実施の形態の構成及び作用と同様で
ある。そこで、図10において図2と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、以下、第1の実施形態との相違点
に絞って、第2の実施形態を説明する。学習支援システ
ム100は、クライアント310等と通信する必要がな
いので、サーバとしての機能を有さず、通信制御部(図
2における107)を備える必要がない。
【0053】また、第1の実施形態では、学習者識別情
報や学習者識別情報、教科選択情報、解答等の学習者か
らの応答をクライアント310等から受信するが、第2
の実施形態では、その代わりに、学習支援システム10
0が備えるキーボード102又はマウス103から受信
する。第1の実施形態では、単元選択を促す画面や問題
を表示する画面を表わすデータをデータ処理装置310
等へ画面データを送信することにより、教科選択を促す
画面、単元選択を促す画面、問題を表示する画面をデー
タ処理装置310等の表示手段311等に表示させる
が、第2の実施形態では、その代わりに、学習支援装置
100が備えるディスプレイ101に表示する。
【0054】前記第1及び第2の発明の実施形態を、以
下に述べるように変形してもよい。前記学習履歴データ
ベースにおいて、学力判定問題延べ出題数の代わりに、
各学力判定問題を出題してから解答を受信するまでの時
間の合計(延べ解答時間)を、各学習単元毎に記憶する
ようにして、前記ステップS7では、その学習対象単元
の延べ解答時間にその回の解答時間を加えて更新するよ
うにして、前記ステップS11では、学習対象単元の学
力判定問題に要した延べ解答時間を用いた予め定めた演
算により学力指数を算出するようにしてもよい。
【0055】ここで、学習対象単元の学力判定問題に要
した延べ解答時間から学力指数を求める式(数2、数
3)を例示する。
【0056】
【数2】学力指数=a÷学習対象単元の学力判定問題に
要した延べ解答時間 a:予め定めた定数
【0057】
【数3】学力指数=b−c×学習対象単元の学力判定問
題に要した延べ解答時間 b,c:予め定めた定数
【0058】学習対象単元の学力判定問題に要した延べ
解答時間を用いた演算は、前記2つの数式(数2、数
3)のように、学習対象単元の学力判定問題に要した延
べ解答時間を変数とした単調減少関数であることが望ま
しい。こうすれば、延べ解答時間が短かければ学力指数
が高くなるので、問題に対し速く正解を答えることがで
きる者は概して学力が高い事実と一致する。
【0059】また、学力判定問題の内容を速く理解する
ことができる者は、例え、このシステムでこの学習単元
を初めて学習して1回目は多くの問題を間違えた場合で
あっても、2回目或いは3回目といった早期に正答する
ことができ、学力判定問題を全て正答するまでに要する
時間(延べ解答時間)は、比較的短くなるので、比較的
高い学力指数の判定を受けることができる。即ち、初め
て本システムでこの学習単元を学習する者が、間違えた
問題を正答できるまで何度も解くことによって基礎的な
学習事項を習得しながら、同時に比較的適切な学力判定
を行なうことができ、次の学習段階において学習者の学
力に適合した教材を提供することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、間違えた問題を学習者が正解するまで何度も出題す
るので、学習者は、苦手な事項を重点的に学習すること
ができ、効率的な学習をすることができる。また、本シ
ステムは、学力判定問題を全問正答するまでの延べ出題
数を用いた演算により学力指数を算出するので、学習事
項を習得するためにその学習事項を学習する回数が学習
者の学力を反映する事実に符合する適切な学力判定を行
うことができる。即ち、学習者の学力を自動的に適切に
判定することができる効果を有する。また、1回目に間
違えた問題についての2回目以降の解答の正誤も学力指
数の判定に影響するので、学習者は、高い学力指数の判
定を受けようとして、学力判定問題を全問正解するまで
集中して学習するようになり、学力判定問題を短持間で
効率的に習得することができるという効果を奏する。
【0061】本発明の請求項2に記載の学習支援システ
ムによれば、間違えた問題を正解できるまで何度も学習
者に対し提供するので、学習者は、苦手な事項を重点的
に学習することができ、効率的な学習をすることができ
る。また、本システムは、学力判定問題の延べ解答時間
によって学力指数を算出するので、学力判定問題事項を
全て正答するために要した解答時間(延べ解答時間)が
学習者の学力を反映する事実に符合する適切な学力判定
を行なうことができる。即ち、学習者の学力を自動的に
適切に判定することができる効果を有する。また、1回
目の解答時間だけでなく、2回目以降の解答時間も学力
指数の判定に影響するとともに、最終的には、学力判定
問題を全て正答しなければならないので、学習者は、高
い学力指数の判定を受けようとして、学力判定問題を全
問正解するまで集中して学習するようになり、学力判定
問題内容を短持間で効率的に習得することができるとい
う効果を奏する。
【0062】請求項3に記載の学習支援システムによれ
ば、学習者の学力に適合するように判定された学習者の
学力指数に対応する学力対応問題を出題するので、学習
者の学力に適した難易度の問題を出題することができ、
これにより、学習者は、効率的な学習を行うことができ
る。
【0063】請求項4に記載の学習支援システムによれ
ば、学習者の学力に適するように出題された学力対応問
題のうちの学習者が誤答した問題に対応する類題や解説
を集成した復習教材データを生成するので、学習者の学
力レベルに適すると共に学習者の弱点事項又は苦手事項
に関する問題や解説を集めた復習教材データを自動的に
生成することができるという効果を奏する。そして、学
習者は、この復習教材データを用いて効率的な復習を行
うことができる。
【0064】請求項5に記載の学習支援システムによれ
ば、学習者の弱点事項に関する問題や解説を集めた復習
教材データを携帯端末に送信するので、学習者は、時間
や場所に制約されずに効率的に復習を行うことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である学習支援システムと
問題提供を受けるクライアントとをネットワークを介し
て接続した接続形態を示す図である。
【図2】学習支援システム100の構成を示すブロック
図である。
【図3】学力判定問題データベースの一部分の構成例を
示す図である。
【図4】(a)に学力対応問題データベースの一部分の
構成例を示し、(b)学力指数対難易度対応表の構成例
を示す図である。
【図5】類題解説データベースの一部分の構成例を示す
図である。
【図6】学習履歴データベースの一部分の構成例を示す
とともに、学習履歴データベースのこの部分に記憶され
ているある時点のデータを示した図である。
【図7】学習支援システムの制御部が制御プログラムに
従い実行する1つのクライアントに対する処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】或る学習単元についての第1の工程における4
人の学習者の、正誤状況を例示する図である。
【図9】或る学習者についての、学力対応問題に対する
解答の正誤と復習教材の内容との関係を示す図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
100 学習支援システム(サーバ) 104 制御部 110 記憶手段 111 制御プログラム 112 問題記憶部 113 学習履歴データベース 115 学力判定問題データベース 116 学力対応問題データベース 117 類題解説データベース 118 学力指数対難易度対応表 107 通信制御部 200 ネットワーク 310,320,330,340,350 クライアン
ト端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各学習単元の複数の学力判定問題を記憶
    している学力判定問題記憶手段と、各学習単元に関し
    て、学習者に出題した学力判定問題の延べ出題数と学習
    者がどの学力判定問題に正答してないかを示す未正答問
    題情報とを記憶する学習履歴記憶手段と、学習者の解答
    結果に応じて、前記学習履歴記憶手段に記憶されている
    前記未正答問題情報及び前記延べ出題数を逐次更新する
    学習履歴更新手段と、前記未正答問題情報に基づいて該
    学習単元に対応づけられた学力判定問題のうち学習者に
    よって未だ正答されていない問題が有るか否かを判定
    し、有る場合には、該未正答問題を前記学力判定問題記
    憶手段から読み出して出題する学力判定問題出題手段
    と、前記未正答問題情報に基づいて該学習単元に対応づ
    けられた前記学力判定問題の全てが学習者によって既に
    正答されているか否かを判定し、正答されている場合に
    は、該学習単元に関する学習者の前記延べ出題数を用い
    る予め定めた演算により、該学習単元に関する学習者の
    学力指数を算出するとともに前記学習履歴記憶手段に記
    憶させる学力指数算出手段とを備える学習支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 各学習単元の複数の学力判定問題を記憶
    している学力判定問題記憶手段と、各学習単元に関し
    て、学習者が学力判定問題に要した延べ解答時間と学習
    者がどの学力判定問題に正答してないかを示す未正答問
    題情報とを記憶する学習履歴記憶手段と、学習者の解答
    結果に応じて前記学習履歴記憶手段に記憶されている前
    記未正答問題情報及び前記延べ解答時間を逐次更新する
    学習履歴更新手段と、前記未正答問題情報に基づいて該
    学習単元に対応づけられた学力判定問題のうち学習者に
    よって未だ正答されていない問題が有るか否かを判定
    し、有る場合には、該未正答問題を前記学力判定問題記
    憶手段から読み出して出題する学力判定問題出題手段
    と、前記未正答問題情報に基づいて該学習単元に対応づ
    けられた前記学力判定問題の全てが学習者によって既に
    正答されているか否かを判定し、正答されている場合に
    は、該学習単元に関する学習者の前記延べ解答時間を用
    いる予め定めた演算により、該学習単元に関する学習者
    の学力指数を算出するとともに前記学習履歴記憶手段に
    記憶させる学力指数算出手段とを備える学習支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 更に、学力指数に対応づけて各学習単元
    の学力対応問題を記憶している学力対応問題記憶手段
    と、学習される学習単元に関する学習者の学力指数が既
    に算出されている場合には、該学力指数を前記学習履歴
    記憶手段から読み出し、該学力指数の値に対応づけられ
    た該学習単元の学力対応問題を前記学力対応問題記憶手
    段から読み出して出題する学力対応問題出題手段とを備
    えることを特徴とする請求項1又は2に記載の学習支援
    システム。
  4. 【請求項4】 前記学習履歴更新手段は、学力対応問題
    に関する学習者の解答結果に応じて、学力対応問題のう
    ち学習者が誤答した問題を示す誤答問題情報を前記学習
    履歴記憶手段に記憶させ、 学習支援システムは、前記学力対応問題に対応づけて類
    題及び解説を記憶している類題解説記憶手段と、学習さ
    れる学習単元の学力対応問題が既に出題済みである場合
    には、前記誤答問題情報を前記学習履歴記憶手段から読
    み出し、該誤答問題情報が示す学力対応問題に対応づけ
    られた類題及び解説を前記類題解説記憶手段から読み出
    して集成することにより該学習単元の復習教材データを
    生成する復習教材生成手段とを備えることを特徴とする
    請求項3に記載の学習支援システム。
  5. 【請求項5】 前記学習支援システムは、無線通信機能
    を有する携帯端末と通信回線を介して通信可能に接続さ
    れ、前記無線携帯端末からの要求信号に応じて前記復習
    教材データを前記無線携帯端末へ送信することを特徴と
    する請求項4に記載の学習支援システム。
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