JP2017032921A - 過去問情報処理装置、過去問情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

過去問情報処理装置、過去問情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる過去問情報処理装置を提供する。
【解決手段】タイトル情報、履修する学年識別子、難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し、志望校識別子と志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し、ユーザの現在のユーザ学年識別子、ユーザ志望校識別子を受け付ける生徒属性値群受付部121と、ユーザ学年識別子、ユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子を用いて、2以上の過去問情報を分類する過去問情報分類部133と、2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、過去問情報分類部133が2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成部135と、画面構成部135が構成した画面を出力する画面出力部141とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、入試の過去の問題の情報を用いて、効果的な学習を進めることを支援する過去問情報処理装置等に関するものである。
従来技術において、記録される講義を、教材の重要度及び/又は生徒のニーズに基づき補強するシステム及び方法があった。ここで、講義教材の各セグメントの重要度は、少なくとも一部は以前の試験からの問題に基づき、生徒のニーズは、少なくとも一部は、以前の試験におけるこの生徒の成績に基づく(例えば、特許文献1参照)。
特表2008−535017号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来技術においては、生徒の志望校や学年を含む生徒属性値群と、難易度識別子や履修学年を含む問題の過去問属性値群とを考慮して、過去の入試問題を分類することにより、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることが困難であった。
本第一の発明の過去問情報処理装置は、過去の入試で出題された入試過去問の情報である過去問情報であり、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し得る過去問情報格納部と、志望校を示す志望校識別子と、志望校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し得る志望校情報格納部と、ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける生徒属性値群受付部と、生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、過去問情報格納部の2以上の過去問情報を2以上に分類する過去問情報分類部と、2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、過去問情報分類部が2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成部と、画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部とを具備する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第二の発明の過去問情報処理装置は、第一の発明に対して、過去問情報分類部は、生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、取り組む問題の優先順位が分かる態様で、過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第三の発明の過去問情報処理装置は、第二の発明に対して、過去問情報分類部は、ユーザ志望校識別子で識別される志望校に合格するために解答が必要な入試過去問、および志望校に合格するために解答が必要とは言えない入試過去問の、少なくとも2つのグループに過去問情報格納部の2以上の過去問情報を分類する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第四の発明の過去問情報処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、過去問属性値群は、問題の分野を示す分野識別子も有し、生徒属性値群は、使用している教科書を識別する教科書識別子または通学している学校を示す通学学校識別子をも有し、教科書識別子と、分野識別子と履修時期に関する履修時期情報とを有する2以上の分野情報とを有する1以上の教科書情報を格納し得る教科書情報格納部と、現在の時期である現在時期情報を取得する現在時期情報取得部と、過去問情報格納部の1以上の各過去問情報と対になる分野識別子と対になる履修時期情報を取得し、履修時期情報と現在時期情報とを用いて、1以上の各過去問情報を履修済みの分野の問題の情報であるか否かを判断する履修判断部とをさらに具備し、画面構成部は、履修判断部の判断結果をも視覚的に認識可能である態様の画面を構成する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、現在の時期(例えば、夏休み、冬休み等)に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第五の発明の過去問情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、1以上の過去問情報に対する解答の正誤を示す1以上の正誤情報を受け付ける正誤情報受付部をさらに具備し、過去問情報分類部は、正誤情報受付部が受け付けた1以上の正誤情報をも用いて、過去問情報格納部の2以上の過去問情報を2以上に分類する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、生徒の入試過去問題の正誤結果に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第六の発明の過去問情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、画面構成部は、2以上の過去問情報のうちの、1以上の各過去問情報に対応付けて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題および講義映像を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第七の発明の過去問情報処理装置は、第六の発明に対して、講義映像格納部は、一の過去問情報に対応付けて、異なるレベルを識別するレベル識別子に対応する2以上の講義映像を格納し得、画面構成部は、講義映像に対応するレベル識別子を用いて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題およびレベル別の講義映像を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第八の発明の過去問情報処理装置は、第一から第七いずれか1つの発明に対して、生徒属性値群は、生徒が1日に勉強できる時間である勉強時間情報を含み、過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、過去問情報分類部における分類結果、および勉強時間情報を用いて、勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する1以上の講義映像を決定する講義映像決定部と、講義映像決定部が決定した1以上の講義映像に関する情報である講義映像関連情報を出力する講義映像関連情報出力部とをさらに具備する過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、生徒の日々の勉強時間に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第九の発明の過去問情報処理装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、生徒属性値群は、予習型または復習型である学習スタイル情報を含み、過去問情報分類部は、過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、学習スタイル情報に応じて異なる分類を行う過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、生徒の学習スタイルに適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本第十の発明の過去問情報処理装置は、第一から第七いずれか1つの発明に対して、生徒属性値群は、教科の得手または不得手を示す得手情報を含み、過去問情報分類部は、過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、得手情報に応じて異なる分類を行う過去問情報処理装置である。
かかる構成により、過去の入試問題を用いて、生徒の教科に対する得意・不得意の意識に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
本発明による過去問情報処理装置によれば、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
実施の形態1における過去問情報処理システムの概念図 同過去問情報処理システムのブロック図 同過去問情報処理装置1の動作について説明するフローチャート 同分類処理について説明するフローチャート 同クラス決定処理について説明するフローチャート 同クラス決定処理について説明するフローチャート 同履修判断処理について説明するフローチャート 同画面構成処理について説明するフローチャート 同講義映像決定処理について説明するフローチャート 同過去問情報管理表を示す図 同志望校情報管理表を示す図 同教科書情報管理表を示す図 同講義映像管理表を示す図 同講義映像情報管理表を示す図 同生徒情報管理表を示す図 同学校情報管理表を示す図 同クラス決定制御表を示す図 同問題選択画面の出力例を示す図 同問題選択画面の出力例を示す図 同問題選択画面の出力例を示す図 同問題選択画面の出力例を示す図 同問題選択画面の出力例を示す図 同講義映像選択画面の出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、過去問情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、過去問属性値群と生徒属性値群とを用いて、入試の過去問を分類し、当該分類が分かる態様でタイトルを有する画面を生成し、出力する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。なお、例えば、入試過去問題の属性値の集合である過去問属性値群として、例えば、タイトル、科目、項目、学年、難易度等の情報を有する。そして、例えば、生徒の属性値の集合である生徒属性値群として、例えば、志望校、学年の情報を有する。
また、本実施の形態において、取り組む問題の優先順位が分かる態様で過去問情報を分類し、出力する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。なお、取り組む問題の優先順位が分かる態様とは、例えば、志望校に合格するために解答(正解と言っても良い。)が必要な入試過去問、および志望校に合格するために解答が必要とは言えない入試過去問の、少なくとも2つのグループに過去問情報が分類されている態様である。
また、本実施の形態において、現在、通学している学校を識別する通学学校識別子または使用している教科書を識別する使用教科書識別子を受け付け、該当教科書に対応して、現在時期で履修済みの項目を取得し、履修済みの項目の問題と未履修の項目の問題とを分類する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、生徒の過去問に対する正誤を受け付け、正誤をも用いて、過去問を分類する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、過去問に対応して、1または2以上講義映像へのリンクを有する画面を構成し、出力する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。なお、講義映像はレベル別に2以上有しても良い。
また、本実施の形態において、生徒属性値群は、1日に勉強できる時間を含み、勉強可能時間に応じて、その日に見るべき講義映像を提示する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、生徒属性値群として、予習型/復習型といった学習スタイル情報、教科の得手/不得手といった得手情報を含み、当該情報をも用いて、過去問を分類する過去問情報処理装置を有する過去問情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における過去問情報処理システムの概念図である。過去問情報処理装置1は、通常、サーバ装置であり、いわゆるクラウドサーバでも良く、その種類は問わない。端末装置2は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等であり、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態における過去問情報処理システムのブロック図である。
過去問情報処理システムは、過去問情報処理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。
過去問情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。
格納部11は、過去問情報格納部111、志望校情報格納部112、教科書情報格納部113、講義映像格納部114、生徒情報格納部115、および学校情報格納部116を備える。
受付部12は、生徒属性値群受付部121、および正誤情報受付部122を備える。
処理部13は、現在時期情報取得部131、履修判断部132、過去問情報分類部133、講義映像決定部134、および画面構成部135を備える。
出力部14は、画面出力部141、および講義映像関連情報出力部142を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
過去問情報処理装置1を構成する格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、後述する過去問情報、志望校情報、教科書情報、講義映像、生徒情報などである。
過去問情報格納部111は、2以上の過去問情報を格納し得る。過去問情報は、過去の入試で出題された入試過去問の情報である。過去問情報は、過去問属性値群に対応付いている。過去問属性値群は、1以上の過去問属性値である。
過去問属性値とは、過去問情報の属性値である。過去問属性値は、例えば、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子、科目を示す科目識別子、問題の分野を示す分野識別子、試験を識別する試験識別子等である。タイトル情報は、通常、問題の概略を示す情報であるが、問題の分野を示す分野識別子でも良い。タイトル情報が問題の分野を示す情報である場合、過去問属性値群は、分野情報を有さなくても良い。また、分野識別子とタイトル情報とを合わせて、問題の分野を識別する情報としても良い。学年識別子は、例えば、「中学1年」「中学2年」「中学3年」である。また、難易度識別子とは、正答率でも良いし、n段階(nは2以上の自然数)のレベルを示す情報等でも良い。試験識別子は、「大阪府公立高校平成26年度数学試験問題」「ABC高校平成24年度国語」などである。
また、2以上の過去問情報は、通常、一のテストに含まれるすべての過去問の情報である。つまり、2以上の過去問情報は、例えば、大阪府公立高校平成26年度数学試験問題などである。ただし、過去問情報格納部111は、2以上のテストに含まれる過去問の情報を格納していることは好適である。
志望校情報格納部112は、入学対象となり得る学校に関する2以上の志望校情報を格納し得る。志望校情報は、学校を示す志望校識別子と、学校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する。志望校難易度識別子は、学校に入学するために必要な試験の得点でも良いし、学校のレベルを示す情報等でも良い。学校のレベルを示す情報は、例えば、n段階(nは2以上の自然数)のうちの一の値を取り得る。なお、志望校となり得る学校は、高校でも良いし、中学でも良いし、大学でも良いし、小学校等でも良く、問わない。
教科書情報格納部113は、教科書に関する1以上の教科書情報を格納し得る。教科書情報は、教科書を識別する教科書識別子と2以上の分野情報を有する。分野情報は、教科書内で記載されている分野に関する情報であり、分野を識別する分野識別子、当該分野を学習する履修時期に関する履修時期情報を有する。履修時期情報は、学期を識別する学期識別子でも良いし、月を識別する月識別子等でも良い。なお、分野識別子は、2以上の階層化された情報を有しても良い。
講義映像格納部114は、過去問情報格納部111の1以上の各過去問情報に対応付けて、1または2以上の講義映像を格納し得る。講義映像は、過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である。講義映像は、再生時間に対応付いていて良いし、講義映像から再生時間を取得できる構成でも良い。
講義映像格納部114は、一の過去問情報に対応付けて、異なるレベルを識別するレベル識別子に対応する2以上の講義映像を格納していることは好適である。
生徒情報格納部115は、生徒に関する情報である1または2以上の生徒情報を格納し得る。生徒情報は、生徒を識別するユーザ識別子、生徒属性値群を有する。生徒属性値群は、通常、生徒の現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する。生徒属性値群は、その他の生徒に関する情報を有しても良い。その他の生徒に関する情報とは、例えば、使用している教科書を識別する教科書識別子、通学している学校を示す通学学校識別子、過去問に対する解答の正誤を示す1以上の正誤情報、生徒が1日に勉強できる時間である勉強時間情報、予習型または復習型等の学習のスタイルを示す学習スタイル情報、教科の得手または不得手を示す得手情報などである。
学校情報格納部116は、1以上の学校情報を格納し得る。学校情報は、通学学校識別子と対応付けて1以上の教科書識別子を有する。1以上の各教科書識別子は、通常、科目識別子と対応づいている。教科書識別子は、その学校で使用している教科書を識別する情報である。
受付部12は、各種の情報を受け付ける。ここで、受け付けとは、通常、端末装置2からの受信である。ただし、受け付けとは、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信だけではなく、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
なお、上記の各種の情報とは、例えば、生徒属性値群、正誤情報、各種の画面出力指示などである。各種の画面出力指示は、例えば、問題選択画面の出力指示、講義映像選択画面の出力指示等である。
生徒属性値群受付部121は、ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける。生徒属性値群は、教科書識別子、通学学校識別子、勉強時間情報、学習スタイル情報、得手情報などを含んでも良い。
正誤情報受付部122は、1以上の過去問情報に対する解答の正誤を示す1以上の正誤情報を受け付ける。正誤情報受付部122は、過去問情報を識別する過去問情報識別子と正誤情報の組である1以上の過去問正誤情報を受け付けることは好適である。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、現在時期情報取得部131、履修判断部132、過去問情報分類部133、講義映像決定部134、画面構成部135等が行う処理である。
現在時期情報取得部131は、現在の時期である現在時期情報を取得する。現在時期情報は、日時でも良いし、日でも良いし、月でも良いし、学期でも良い。現在時期情報取得部131は、例えば、図示しない時計、外部のサーバ装置等から、現在時期情報を取得する。
現在時期情報取得部131は、例えば、図示しない時計、外部のサーバ装置等から、日付を取得し、当該日付に対応する現在時期情報を取得しても良い。なお、かかる場合、格納部11は、日付の期間を示す情報と、現在時期情報との組の情報を2以上、格納している。そして、現在時期情報取得部131は、取得した日付に対応する現在時期情報を格納部11から取得する。
履修判断部132は、過去問情報格納部111の1以上の各過去問情報と対になる分野識別子と対になる履修時期情報を取得し、履修時期情報と現在時期情報とを用いて、1以上の各過去問情報を履修済みの分野の問題の情報であるか否かを判断する。
履修判断部132は、例えば、過去問情報格納部111の過去問情報と対になる分野識別子を過去問情報格納部111から取得する。そして、履修判断部132は、ユーザの学年識別子と教科書識別子とを生徒情報格納部115から取得する。そして、履修判断部132は、例えば、教科書識別子および分野識別子と対になる履修時期情報を教科書情報格納部113から取得する。次に、履修判断部132は、例えば、履修時期情報とユーザの学年識別子と現在時期情報とを用いて、当該過去問情報に対応する分野が、当該ユーザは履修済みか否かを判断する。
過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を2以上に分類する。2以上に分類する処理は、過去問情報に分類したクラスを識別するフラグを付与する処理、過去問情報を分類したクラスに対応する記憶領域に過去問情報を記録する処理等である。2以上に分類する処理は、過去問情報に対応するクラスが分かれば良く、その処理内容は問わない。なお、クラスとは、過去問情報の分類を示す情報である、フラグは、文字列でも良いし、数値等でも良く、そのデータタイプは問わない。
過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、取り組む問題の優先順位が分かる態様で、過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を、2以上に分類する。
過去問情報分類部133は、ユーザ志望校識別子で識別される志望校に合格するために解答が必要な入試過去問、および志望校に合格するために解答が必要とは言えない入試過去問の、少なくとも2つのグループに過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を分類する。なお、解答が必要な入試過去問とは、正解する必要がある入試過去問である。また、解答が必要とは言えない入試過去問とは、合格のために、間違っても問題ない入試過去問である。
過去問情報分類部133は、正誤情報受付部122が受け付けた1以上の正誤情報をも用いて、過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を2以上に分類する。過去問情報分類部133は、例えば、正誤情報が「誤」に対応する過去問情報と対になる分野識別子と同じ分野識別子と対になる他の過去問情報を、優先度の高い問題のクラスに分類し、正誤情報が「正」に対応する過去問情報と対になる分野識別子と同じ分野識別子と対になる他の過去問情報を、優先度の低い問題のクラスに分類する。また、過去問情報分類部133は、例えば、正誤情報が「誤」に対応する過去問情報であり、難易度識別子が最も容易な難易度を示す情報である過去問情報は、「最優先」のクラスに分類する。一方、過去問情報分類部133は、例えば、正誤情報が「正」に対応する過去問情報であり、難易度識別子が最も容易な難易度を示す情報である過去問情報は、「できて当たり前」のクラスに分類する。
過去問情報分類部133は、例えば、過去問情報の志望校適応度を取得し、当該志望校適応度を用いて、過去問情報をクラスに分類する。志望校適応度は問題の志望校に対する適応度合いである。例えば、志望校適応度「2」は、志望校に合格するために正解しなければならないレベルの問題であることを示す。例えば、志望校適応度「1」は、志望校に合格するために正解が必要であり、正誤が合否の分かれ目となるレベルの問題であることを示す。例えば、志望校適応度「0」は、志望校に合格するために必ずしも正解する必要がない問題であることを示す。
過去問情報分類部133は、過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を、学習スタイル情報に応じて異なる分類を行う。過去問情報分類部133は、例えば、生徒属性値の学習スタイル情報が「予習型」である場合、未履修を示す分野識別子に対応する過去問情報の中で、難易度識別子が「容易」に対応する過去問情報を、優先度の高い問題のクラスに分類する。そして、過去問情報分類部133は、例えば、学習スタイル情報が「復習型」である場合、未履修を示す分野識別子に対応するすべての過去問情報は、学習しない問題のクラスに分類する。また、過去問情報分類部133は、例えば、学習スタイル情報に関わらず、履修判断部132が未履修であると判断した分野の入試過去問であり、次に習う分野の入試過去問であり、難易度識別子が示す難易度が最も容易な難易度の入試過去問を予習すべき問題のクラスに分類する。一方、過去問情報分類部133は、例えば、学習スタイル情報が「予習型」である場合、履修判断部132が未履修であると判断した分野であり、次に習う分野の入試過去問であれば、難易度識別子に関わらず、予習すべき問題のクラスに分類する。
過去問情報分類部133は、過去問情報格納部111の2以上の過去問情報を、得手情報に応じて異なる分類を行う。過去問情報分類部133は、例えば、得手情報が「不得手」である場合、志望校識別子に対応する志望校難易度識別子より下の難易度の過去問情報を取得し、「優先すべきクラス」に分類する。一方、過去問情報分類部133は、例えば、得手情報が「得手」である場合、志望校識別子に対応する志望校難易度識別子と同じまたはそれ以上の難易度の過去問情報を取得し、「優先すべきクラス」に分類する。
なお、上記における「ユーザ学年識別子に対応する学年識別子」とは、ユーザ学年識別子より下の学年の識別子でも良いし、ユーザ学年識別子が示す学年以下の学年の識別子でも良いし、ユーザ学年識別子が示す学年と同じ学年の識別子でも良い。
また、上記における「志望校難易度識別子に対応する難易度識別子」とは、志望校難易度識別子が示す難易度以下の難易度の識別子でも良いし、志望校難易度識別子が示す得点になるまでの、容易な順に累積した難易度識別子でも良いし、志望校難易度識別子が示す難易度と同じ難易度の識別子でも良い。
また、上記の分類とは、例えば、2以上の過去問情報を、合格のために解答することが必要な順に、クラス分けすることである。なお、合格のために解答することが必要な順とは、ここでは、合格対策順ともいう。
また、上記の「取り組む問題の優先順位が分かる態様」とは、例えば、志望校に合格するために解答が必要な入試過去問、および志望校に合格するために解答が必要とは言えない入試過去問の、少なくとも2つのクラスが入試過去問の中に存在することが視覚的に判断可能である状況である。
講義映像決定部134は、過去問情報分類部133における分類結果、および勉強時間情報を用いて、勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する1以上の講義映像を決定する。
講義映像決定部134は、通常、過去問情報分類部133における分類結果を用いて、学習することの優先度が高い順に講義映像を選択し、かつ1以上の講義映像の再生時間の累積が勉強時間情報の示す時間以内になるように1以上の講義映像を選択する。
画面構成部135は、2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、過去問情報分類部133が2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する。なお、タイトル情報は、単元を示す情報でも良いし、分野を示す情報でも良い。
画面構成部135は、履修判断部132の判断結果をも視覚的に認識可能である態様の画面を構成する。なお、履修判断部132の判断結果が、過去問情報の分類に利用されていても良いことは言うまでもない。
画面構成部135は、2以上の過去問情報のうちの、1以上の各過去問情報に対応付けて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する。
画面構成部135は、講義映像に対応するレベル識別子を用いて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する。
なお、上記における画面とは、通常、問題を出力可能な画面である。また、画面は、講義映像が出力可能な画面であることは好適である。画面を構成することは、通常、画面情報を取得することである。また、画面は、志望校および個人に適した講義映像のみへのリンクを有する画面でも良いし、レベルが明示された態様で、2以上のリンク情報を有する画面でも良い。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、画面、講義映像関連情報、過去問情報、講義映像などである。
ここでの出力とは、通常、端末装置2への送信である。ただし、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
画面出力部141は、画面構成部135が構成した画面を出力する。画面の出力とは、画面の送信でも良いし、画面情報の送信でも良い。画面情報は、HTML、XML、ビットマップ、4GL等のプログラム等、その実現手段は問わない。
講義映像関連情報出力部142は、講義映像決定部134が決定した1以上の講義映像に関する情報である講義映像関連情報を出力する。講義映像関連情報は、例えば、講義映像のサムネイル、講義映像を識別するタイトル、1または2以上の講義映像のサムネイル等を含む画面情報等である。
端末装置2を構成する端末格納部21は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子である。ユーザ識別子とは、端末装置2のユーザを識別する情報、または端末装置2を識別する情報である。なお、ユーザは、通常、問題を解いたり、講義映像を見たりする生徒である。
端末受付部22は、指示や情報等を受け付ける。指示や情報等とは、上述した生徒属性値群、正誤情報などである。指示や情報等とは、例えば、画面を出力する指示である画面出力指示である。ここでの画面は、通常、学習する入試過去問を選択する問題選択画面である。また、画面は、学習する講義映像を選択する講義映像選択画面でも良い。
指示や情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報等を、送信するデータ構造にすることである。各種の処理は、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報等に、ユーザ識別子を付与して、送信するデータ構造にすることである。
端末送信部24は、各種の指示や情報等を過去問情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報等は、例えば、画面出力指示、生徒属性値群、正誤情報などである。
端末受信部25は、過去問情報処理装置1から各種の情報を受信する。各種の情報は、出力する画面または画面情報、入試過去問情報、講義映像等である。
端末出力部26は、端末受信部25が受信した情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11、過去問情報格納部111、志望校情報格納部112、教科書情報格納部113、講義映像格納部114、生徒情報格納部115、学校情報格納部116、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、生徒属性値群受付部121、正誤情報受付部122、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、現在時期情報取得部131、履修判断部132、過去問情報分類部133、講義映像決定部134、画面構成部135、および端末処理部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部14、画面出力部141、講義映像関連情報出力部142、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、過去問情報処理システムの動作について説明する。まず、過去問情報処理装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)生徒属性値群受付部121は、ユーザ学年識別子、ユーザ志望校識別子等を有する生徒属性値群を端末装置2から受信したか否かを判断する。受信した場合はステップS302に行き、受信しない場合はステップS303に行く。なお、生徒属性値群受付部121は、通常、ユーザ識別子も生徒属性値群と対に受信する。
(ステップS302)処理部13は、ステップS301で受信された生徒属性値群を、共に受信されたユーザ識別子に対応付けて、生徒情報格納部115に蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS303)正誤情報受付部122は、正誤情報を端末装置2から受信したか否かを判断する。受信した場合はステップS304に行き、受信しない場合はステップS305に行く。なお、正誤情報受付部122は、通常、ユーザ識別子と、正誤情報と過去問情報識別子との組を1組以上とを、端末装置2から受信する。
(ステップS304)処理部13は、ステップS301で受信された正誤情報を、共に受信されたユーザ識別子に対応付けて、生徒情報格納部115に蓄積する。なお、処理部13は、通常、ユーザ識別子に対応付けて、正誤情報と過去問情報識別子との組、1組以上を生徒情報格納部115に蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS305)受付部12は、端末装置2から、問題選択画面の画面出力指示を受信したか否かを判断する。画面出力指示を受信した場合はステップS306に行き、画面出力指示を受信しない場合はステップS310に行く。なお、問題選択画面の画面出力指示は、例えば、試験識別子を有する。また、画面出力指示は科目識別子を有しても良いし、試験識別子が科目識別子を有しても良い。
(ステップS306)処理部13は、問題選択画面の画面出力指示に対応する1以上の過去問情報を過去問情報格納部111から選択する。なお、例えば、処理部13は、問題選択画面の画面出力指示が有する試験識別子および科目識別子に対応する1以上の過去問情報を過去問情報格納部111から選択する。
(ステップS307)過去問情報分類部133は、ステップS306で選択した1以上の過去問情報を分類する。かかる分類処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS308)画面構成部135は、ステップS307における分類結果を用いて、問題選択画面を構成する。かかる画面構成処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS309)画面出力部141は、ステップS308で構成された問題選択画面を、問題選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS310)受付部12は、端末装置2から、講義映像選択画面の画面出力指示を受信したか否かを判断する。画面出力指示を受信した場合はステップS311に行き、画面出力指示を受信しない場合はステップS314に行く。なお、講義映像選択画面の画面出力指示は、例えば、試験識別子、科目識別子を有する。
(ステップS311)講義映像決定部134は、1以上の講義映像を決定する。かかる講義映像決定処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS312)処理部13は、ステップS311で決定された1以上の講義映像に対応する1以上の講義映像関連情報を講義映像格納部114から取得する。
(ステップS313)講義映像関連情報出力部142は、ステップS312で取得された1以上の講義映像関連情報を、講義映像選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS314)受付部12は、端末装置2から、コンテンツの選択指示を受信したか否かを判断する。コンテンツの選択指示を受信した場合はステップS315に行き、コンテンツの選択指示を受信しない場合はステップS301に戻る。なお、コンテンツとは、通常、過去問情報、または講義映像である。
(ステップS315)処理部13は、コンテンツの選択指示に対応するコンテンツを、格納部11から取得する。
(ステップS316)出力部14は、ステップS315で取得されたコンテンツを、コンテンツの選択指示を送信してきた端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS307の分類処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)過去問情報分類部133は、ユーザ識別子に対応する生徒属性値群を生徒情報格納部115から取得する。
(ステップS402)現在時期情報取得部131は、現在時期情報を取得する。現在時期情報取得部131は、例えば、現在の日付を取得する。そして、現在時期情報取得部131は、現在の日付と対になる現在時期情報を格納部11から取得する。
(ステップS403)過去問情報分類部133は、ユーザ識別子に対応する正誤情報と当該正誤情報と対になる過去問属性値群との組を1組以上、取得する。なお、ユーザ識別子に対応する正誤情報が入力されていない場合、正誤情報と過去問属性値群との組は、取得できない。
(ステップS404)過去問情報分類部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS405)過去問情報分類部133は、ステップS306で選択された過去問情報の中で、i番目の過去問情報が存在するか否かを判断する。i番目の過去問情報が存在する場合はステップS406に行き、i番目の過去問情報が存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS406)過去問情報分類部133は、i番目の過去問情報に対応する過去問属性値群を、過去問情報格納部111から取得する。
(ステップS407)過去問情報分類部133は、i番目の過去問情報のクラスを決定する。かかるクラス決定処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、クラスとは、ここでは分類である。
(ステップS408)過去問情報分類部133は、i番目の過去問情報に、クラスを識別するクラス識別子を付与する。なお、クラス識別子の付与とは、i番目の過去問情報にクラス識別子を記録することでも良いし、i番目の過去問情報にクラス識別子をリンク付けること等でも良い。
(ステップS409)過去問情報分類部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS405に戻る。
次に、ステップS407のクラス決定処理の例について、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)履修判断部132は、カレントの過去問情報が履修済みか否かを判断する。かかる履修判断処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、カレントの過去問情報とは、着目している過去問情報であり、図4のフローチャートのi番目の過去問情報である。
(ステップS502)過去問情報分類部133は、カレントの過去問情報に対応する正誤情報であり、ユーザ識別子に対応する正誤情報が存在するか否かを判断する。正誤情報が存在する場合はステップS503に行き、正誤情報が存在しない場合はステップS510に行く。
(ステップS503)過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子を志望校情報格納部112から取得する。また、過去問情報分類部133は、カレントの過去問情報に対応する難易度識別子を過去問情報格納部111から取得する。そして、過去問情報分類部133は、志望校難易度識別子と問題の難易度識別子とを用いて、カレントの過去問情報が、取り組むべき問題であるか否かを判断する。取り組むべき問題であると判断した場合はステップS504に行き、取り組む必要のない問題であると判断した場合はステップS507に行く。なお、過去問情報分類部133は、例えば、「志望校難易度識別子>=問題の難易度識別子」である場合、過去問情報を取り組むべき問題であると判断し、「志望校難易度識別子<問題の難易度識別子」である場合、過去問情報を取り組むべき問題ではないと判断する。
(ステップS504)過去問情報分類部133は、カレントの過去問情報に対応する正誤情報が「正」(正解)であるか否かを判断する。正誤情報が「正」である場合はステップS505に行き、正誤情報が「誤」である場合はステップS506に行く。
(ステップS505)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組むべき問題であるとの情報、正誤情報「正」、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS506)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組むべき問題であるとの情報、正誤情報「誤」、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS507)過去問情報分類部133は、カレントの過去問情報に対応する正誤情報が「正」(正解)であるか否かを判断する。正誤情報が「正」である場合はステップS508に行き、正誤情報が「誤」である場合はステップS509に行く。
(ステップS508)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組む必要のない問題であるとの情報、正誤情報「正」、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS509)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組む必要のない問題であるとの情報、正誤情報「誤」、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS510)過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子を志望校情報格納部112から取得する。また、過去問情報分類部133は、カレントの過去問情報に対応する難易度識別子を過去問情報格納部111から取得する。そして、過去問情報分類部133は、志望校難易度識別子と問題の難易度識別子とを用いて、カレントの過去問情報が、取り組むべき問題であるか否かを判断する。取り組むべき問題であると判断した場合はステップS511に行き、取り組む必要のない問題であると判断した場合はステップS512に行く。
(ステップS511)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組むべき問題であるとの情報、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS512)過去問情報分類部133は、ステップS501における履修判断結果、取り組む必要のない問題であるとの情報、問題の難易度識別子に応じたクラス識別子を取得する。上位処理にリターンする。
なお、図5、図6のフローチャートにおいて、過去問情報分類部133は、ユーザの学習スタイル情報が「予習型」か「復習型」かによって、次履修フラグ「ON」に対応する過去問情報に対して付与するクラス識別子を変更することは好適である。例えば、過去問情報分類部133は、ユーザが「予習型」である場合、次履修フラグ「ON」に対応する過去問情報に対して、「ユーザが学習すべきクラス」のクラス識別子を付与しても良い。また、例えば、過去問情報分類部133は、ユーザが「復習型」である場合、次履修フラグ「ON」に対応する過去問情報に対して、「ユーザが学習すべきでないクラス」のクラス識別子を付与しても良い。
次に、ステップS501の履修判断処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)履修判断部132は、ユーザ識別子に対応する教科書識別子を生徒情報格納部115から取得する。なお、ユーザ識別子に対応する通学学校識別子を生徒情報格納部115から取得し、当該通学学校識別子と対になる教科書識別子を格納部11から取得しても良い。
(ステップS702)履修判断部132は、カレントの過去問情報の分野識別子を過去問情報格納部111から取得する。
(ステップS703)履修判断部132は、教科書識別子と分野識別子とに対応する履修時期情報を、教科書情報格納部113から取得する。
(ステップS704)履修判断部132は、ユーザ識別子に対応する学年識別子を取得する。
(ステップS705)履修判断部132は、学年識別子と現在時期情報とを、履修時期情報に適用し、カレントの過去問情報の分野識別子で識別される分野が履修済みか否かを判断する。
(ステップS706)履修判断部132は、ステップS705での判断結果が「未履修」であるとの判断結果の場合はステップS707に行き、「履修済み」との判断結果の場合は上位処理にリターンする。
(ステップS707)履修判断部132は、学年識別子と現在時期情報とを、履修時期情報に適用し、カレントの過去問情報の分野識別子で識別される分野が、次(通常、次の学期、または近々)に履修するか否かを判断する。次に履修するとの判断の場合はステップS708に行き「、次には履修しないとの判断の場合はステップS709に行く。
(ステップS708)履修判断部132は、次履修フラグに「ON」を代入する。上位処理にリターンする。
(ステップS709)履修判断部132は、次履修フラグに「OFF」を代入する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS308の画面構成処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)画面構成部135は、画面を構成する1以上の各過去問情報の過去問属性値群を取得する。また、画面構成部135は、過去問属性値群に加えて、1以上の各過去問情報に対応する1以上の講義映像へのリンク情報を取得することは好適である。なお、過去問情報によって、リンク情報が存在しない場合もある。
(ステップS802)画面構成部135は、1以上の各過去問情報に対応するクラス識別子を用いて、1以上の過去問属性値群を有するレコードをソートする。なお、このレコードのソートは、1以上の過去問情報のソートでも良い。画面構成部135は、通常、クラス識別子の優先順位に応じて、1以上の過去問属性値群を有するレコードをソートする。クラス識別子の優先順位とは、学習すべき順に、クラス識別子に付与された情報である。なお、このレコードのデータ構造は問わない。
(ステップS803)画面構成部135は、1以上の過去問属性値群を有する各レコードに対応するクラス識別子を付加する。
(ステップS804)画面構成部135は、ユーザ志望校識別子に対応する志望校情報を取得する。
(ステップS805)画面構成部135は、1以上の過去問属性値群を有するレコード、志望校情報を有する画面を構成する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS311の講義映像決定処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。図9のフローチャートにおいて、図3、図8のフローチャートと同一のステップについて、その説明を省略する。
(ステップS901)講義映像決定部134は、ユーザ識別子に対応する勉強時間情報を生徒情報格納部115から取得する。
(ステップS902)講義映像決定部134は、ステップS901で取得した勉強時間情報と、過去問情報分類部133における分類結果を用いて、分類結果が示すクラス識別子の優先順位が高い順から選択し、勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する1以上の講義映像を決定する。
次に、端末装置2の動作について説明する。端末装置2の端末受付部22は、ユーザから指示や情報等を受け付ける。端末処理部23は、端末受付部22が受け付けた指示や情報等に、端末格納部21に格納されているユーザ識別子を付与して、送信するデータ構造にする。次に、端末送信部24は、端末処理部23が構成した指示や情報等を過去問情報処理装置1に送信する。
端末送信部24の指示や情報等の送信に応じて、端末受信部25は、過去問情報処理装置1から各種の情報を受信する。そして、端末出力部26は、端末受信部25が受信した情報を出力する。
以下、本実施の形態における過去問情報処理システムの具体的な動作について説明する。過去問情報処理システムの概念図は図1である。
今、過去問情報格納部111は、図10に示す過去問情報管理表を保持している。過去問情報管理表は、「ID」「試験識別子」「大問識別子」「小問識別子」「過去問情報」「過去問属性値群」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「試験識別子」は試験を識別する情報である。「大問識別子」は問題中の大問の番号等、大問を識別する情報である。「小問識別子」は大問の中の小問を識別する情報である。「過去問情報」は問題を示す情報である。「過去問属性値群」は、「科目識別子」「分野識別子」「タイトル情報」「学年識別子」「解答形式」「配点情報」「難易度識別子」「正答率(%)」を有する。「タイトル情報」は、通常、問題に対して人手で付与したタイトルである。「解答形式」は解答の形式を示す情報である。「配点情報」は当該問題に対する配点を示す情報である。「難易度識別子」は、ここでは「1」〜「3」の3段階で、「1」が最も容易であることを示し、「2」は真ん中の難易度であることを示し、「3」は最も難しいことを示す。「正答率(%)」は多数の生徒の解答の正解率である。なお、「分野識別子」と「タイトル情報」とを合わせて、分野識別子としても良い。また、「大問識別子」「小問識別子」は、「過去問属性値群」を構成する過去問属性値群である、としても良い。
また、志望校情報格納部112は、図11に示す志望校情報管理表を保持している。志望校情報管理表は、「ID」「志望校識別子」「志望校難易度識別子」「正答必須ゾーン」「合否分岐ゾーン」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「志望校識別子」は、志望校の対象となる学校を識別する情報である。ここでは、志望校の対象となる学校は高校であるが、中学校、大学等でも良い。「志望校難易度識別子」は、例えば、「1」〜「3」の3段階であり、「3」が最難関であり、順に、難易度が低下し、「1」が最も難易度が低い、とする。「正答必須ゾーン」は、教科ごとに、合格のために最低限、取得しなければならない点数である。「合否分岐ゾーン」は、教科ごとに、合格の分岐の点数である。
また、教科書情報格納部113は、図12に示す教科書情報管理表を保持している。教科書情報管理表は、「ID」「教科書識別子」「分野情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「教科書識別子」は教科書を識別する情報である。「分野情報」は、教科書における、一の分野を履修する時期を示す情報であり、「分野識別子」「履修時期情報」を有する。ここでの「分野識別子」は、過去問情報管理表の「分野識別子」と「タイトル情報」とを合わせた情報である。「履修時期情報」は、ここでは、学年識別子と学期識別子とを有する情報である。学年識別子は「中1」「中2」または「中3」であり、学期識別子は「1学期」「2学期」または「3学期」である。
また、講義映像格納部114は、図13に示す講義映像管理表を保持している。講義映像管理表は、「ID」「過去問ID」「講義映像識別子」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「過去問ID」は、講義映像が対応する過去問情報のIDである。「過去問ID」は、図10の過去問情報管理表の「ID」に対応する。「講義映像識別子」は、「基礎」「応用」「関連」の3種類の講義映像の識別子を含み得る。「基礎」は対応する過去問を正解するために学習すべき基礎的な講義映像の識別子である。「応用」は対応する過去問を正解するために学習すべき応用的な講義映像の識別子である。「関連」は対応する過去問を正解するための関連する講義映像の識別子である。また、「講義映像識別子」は、「基礎」「応用」「関連」に代えて、「導入」「基礎」「応用」の3種類の講義映像の識別子を含み得ても良い。「導入」は、対応する過去問を正解するために学習すべき導入となる講義映像である。なお、データ「V011」「V021」等は、講義映像を識別する講義映像識別子である。
また、講義映像格納部114は、図14に示す講義映像情報管理表を保持している。講義映像情報管理表は、「ID」「講義映像識別子」「サムネイル」「講義映像」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「サムネイル」は講義映像のサムネイル画像である。講義映像は、講義映像自体であり、通常、ストリームである。講義映像は、講義映像格納部114に格納されている。
また、生徒情報格納部115は、図15に示す生徒情報管理表を保持している。生徒情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「生徒属性値群」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「生徒属性値群」は、ここでは、「ユーザ学年識別子」「ユーザ志望校識別子」「教科書識別子」「勉強時間」「得手情報」「学習スタイル」「正誤情報識別子」「通学学校識別子」を有する。「教科書識別子」は、教科ごとの教科書識別子である。「勉強時間」は、勉強時間情報であり、ここでは時間数である。「得手情報」は、教科ごとの得手情報である。「正誤情報識別子」は、正誤情報を識別する情報であり、空「−」の場合は、正誤情報を入力していないことを示す。「正誤情報識別子」で識別される1以上の正誤情報は、生徒情報格納部115に格納されている、とする。そして、1以上の各正誤情報は、過去問情報識別子と対応付いており、「○」「△」「×」のいいずれかを取り得る、とする。
また、学校情報格納部116は、図16に示す学校情報管理表を保持している。学校情報管理表は、学校で使用している教科書の識別子を管理する表であり、「ID」「通学学校識別子」「教科書識別子」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「教科書識別子」は、教科ごとの教科書識別子である。
さらに、格納部11は、図17に示すクラス決定制御表を保持している。クラス決定制御表は、「ID」「クラス」「履修判断結果」「志望校適応度」「正誤情報」「優先順位」を有する。「ID」はレコードを識別する情報である。「クラス」は、クラス識別子であり、ここでは文字列であるが、分類を示す数値等でも良い。「履修判断結果」は、対象となる過去問が履修している分野の問題であるか否かの判断結果を示す情報である。履修判断結果「1」は履修済みであり、「0」は未履修である。「志望校適応度」は問題の志望校に対する適応度合いである。志望校適応度「2」は、志望校に合格するために正解しなければならないレベルの問題であることを示す。志望校適応度「1」は、志望校に合格するために正解が必要であり、正誤が合否の分かれ目となるレベルの問題であることを示す。志望校適応度「0」は、志望校に合格するために必ずしも正解する必要がない問題であることを示す。なお、「志望校適応度」は、志望校難易度識別子と問題の難易度識別子とを比較して取得される情報である。ここでは、「志望校難易度識別子が示す難易度>問題の難易度識別子が示す難易度」である場合は志望校適応度「2」である。また、「志望校難易度識別子が示す難易度=問題の難易度識別子が示す難易度」である場合は志望校適応度「1」である。「志望校難易度識別子が示す難易度<問題の難易度識別子が示す難易度」である場合は志望校適応度「0」である。また、図17の「正誤情報」は、「○」「△」「×」「−」の1以上の値を取り得る。「○」は正解「正」を示す。「△」は部分点があったことを示す。「×」は解答したが不正解「誤」であったことを示す。「−」は解答がないことを示す。さらに、「優先順位」は、クラスの優先順位を示す情報である。画面構成部135は、例えば、クラス識別子に基づいて、後述するレコードをソートする。ここでは、優先順位の数値が小さいほど、優先順位が高いことを示す。
なお、過去問情報分類部133は、図17のクラス決定制御表を用いて、過去問情報のクラスを決定する。つまり、ここでは、過去問情報分類部133は、履修判断結果、志望校適応度、正誤情報を用いて、過去問情報のクラスを決定する。
かかる状況において、以下の6つの具体例を説明する。具体例1は、正誤情報を登録している中学2年生のユーザ「u001」が、学習する入試過去問を選択する問題選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。具体例2は、正誤情報を登録していない中学2年生のユーザ「u002」が、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。具体例3は、正誤情報を登録している中学3年生のユーザ「u003」が、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。具体例4は、正誤情報を登録していない中学3年生のユーザ「u004」が、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。具体例5は、生徒が講義映像選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。
(具体例1)
ユーザ「u001」は、端末装置2に、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力した、とする。なお、かかる画面出力指示は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」を有する、とする。
すると、端末受付部22は、当該画面出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「u001」を取得し、送信する画面出力指示を構成する。なお、かかる指示は、ユーザ識別子「u001」を有する。端末送信部24は、ユーザ識別子「u001」、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」を有する問題選択画面の出力指示を過去問情報処理装置1に送信する。
次に、過去問情報処理装置1の受付部12は、問題選択画面の出力指示を端末装置2から受信する。
次に、処理部13は、問題選択画面の画面出力指示が有する試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」に対応する18の過去問情報を過去問情報管理表(図10)から検索し、「1」から「18」のIDを取得する。
次に、過去問情報分類部133は、決定した18の過去問情報を、以下のように分類する。つまり、まず、過去問情報分類部133は、ユーザ識別子「u001」に対応する生徒属性値群を生徒情報管理表(図15)から取得する。
次に、現在時期情報取得部131は、現在の日付「12月26日」を取得し、当該日付に対応する現在時期情報「冬休み」を、現在時期情報管理表を参照して、取得した、とする。なお、現在時期情報管理表は、日付の期間と対応付けを管理する表であり、格納部11に管理されている、とする。現在時期情報管理表は、例えば、「1学期:4月8日〜7月20日」「夏休み:7月21日〜8月31日」「2学期:9月1日〜12月20日」「冬休み:12月21日〜1月7日」「3学期:1月8日〜3月20日」「春休み:3月21日〜4月7日」のレコードを管理する。
次に、過去問情報分類部133は、ユーザ識別子「u001」に対応する正誤情報識別子「a1」を生徒情報管理表(図15)から取得する。そして、過去問情報分類部133は、正誤情報識別子「a1」と対になる正誤情報と対になる過去問属性値群との組を1組以上、取得する。なお、正誤情報識別子「a1」と対になる正誤情報等は図示しない。正誤情報識別子「a1」と対になる正誤情報は、図10の過去問情報管理表の各「ID」と対応付いている正誤情報(「正」または「誤」)である。
次に、過去問情報分類部133は、1番目の過去問情報に対応する過去問属性値群を、過去問情報管理表から取得する。そして、過去問情報分類部133は、1番目の過去問情報のクラスを以下のように決定する。
まず、履修判断部132は、1番目の過去問情報が履修済みか否かを以下のように判断する。つまり、履修判断部132は、ユーザ識別子「u001」に対応する教科書識別子「T1」を生徒情報管理表から取得する。
次に、履修判断部132は、1番目の過去問情報の分野識別子「四則計算」「正負の数の加法」を過去問情報管理表から取得する。
次に、履修判断部132は、教科書識別子「T1」と分野識別子「四則計算」「正負の数の加法」とに対応する履修時期情報「中1・1学期」を、教科書情報管理表(図12)から取得する。
次に、履修判断部132は、ユーザ識別子「u001」に対応する学年識別子「中2」を取得する。
次に、履修判断部132は、学年識別子「中2」と現在時期情報「冬休み」とを、履修時期情報「中1・1学期」に適用し、1番目の過去問情報の分野識別子で識別される分野が履修済みである、と判断する。なお、ここで、仮に、履修時期情報「中2・3学期」であれば、その過去問情報の分野識別子で識別される分野は、「未履修」となる。
次に、過去問情報分類部133は、1番目の過去問情報に対応する正誤情報であり、ユーザ識別子「u001」に対応する正誤情報が存在する、と判断する。
次に、過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子「A高校」と対になる志望校難易度識別子「2」を志望校情報管理表(図11)から取得する。また、過去問情報分類部133は、1番目の過去問情報に対応する難易度識別子「1」を過去問情報管理表から取得する。そして、過去問情報分類部133は、志望校難易度識別子「2」と問題の難易度識別子「1」とを用いて、1番目の過去問情報の志望校適応度「2」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、1番目の過去問情報に対応する正誤情報「○」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、図17のクラス決定制御表を参照して、履修判断結果「履修済み(値は「1」)」、志望校適応度「2」、正誤情報「○」に応じたクラス識別子「できて当たり前」を取得する。
次に、1番目の過去問情報と同様に、過去問情報分類部133は、2番目の過去問情報のクラスを以下のように決定する。
まず、過去問情報分類部133は、2番目の過去問情報に対応する過去問属性値群を、過去問情報管理表から取得する。
次に、履修判断部132は、2番目の過去問情報が履修済み「1」である、と判断する。
次に、過去問情報分類部133は、2番目の過去問情報に対応する正誤情報であり、ユーザ識別子「u001」に対応する正誤情報が存在する、と判断する。
次に、過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子「A高校」と対になる志望校難易度識別子「2」を志望校情報管理表(図11)から取得する。また、過去問情報分類部133は、2番目の過去問情報に対応する難易度識別子「1」を過去問情報管理表から取得する。そして、過去問情報分類部133は、志望校難易度識別子「2」と問題の難易度識別子「1」とを用いて、2番目の過去問情報の志望校適応度「2」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、2番目の過去問情報に対応する正誤情報「○」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、図17のクラス決定制御表を参照して、履修判断結果「1」、志望校適応度「2」、正誤情報「○」に応じたクラス識別子「できて当たり前」を取得する。
同様に、過去問情報分類部133は、3番目の過去問情報のクラスのクラス識別子を「できて当たり前」と取得する。
次に、過去問情報分類部133は、4番目の過去問情報のクラスを以下のように決定する。
まず、過去問情報分類部133は、4番目の過去問情報に対応する過去問属性値群を、過去問情報管理表から取得する。
次に、履修判断部132は、4番目の過去問情報が未履修「0」である、と判断する。
次に、過去問情報分類部133は、生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子「A高校」と対になる志望校難易度識別子「2」を志望校情報管理表(図11)から取得する。また、過去問情報分類部133は、4番目の過去問情報に対応する難易度識別子「1」を過去問情報管理表から取得する。そして、過去問情報分類部133は、志望校難易度識別子「2」と問題の難易度識別子「1」とを用いて、2番目の過去問情報の志望校適応度「2」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、4番目の過去問情報に対応する正誤情報「×」を取得する。
次に、過去問情報分類部133は、図17のクラス決定制御表を参照して、履修判断結果「0」、志望校適応度「2」、正誤情報「×」に応じたクラス識別子「習ってから挑戦」を取得する。
過去問情報分類部133は、図17のクラス決定制御表を参照して、5番目以降の過去問情報に対しても、以上の分類処理を行う。
次に、画面構成部135は、画面を構成する18の各過去問情報の過去問属性値群、1以上の各過去問情報に対応する1以上の講義映像へのリンク情報を取得し、過去問情報ごとにレコードを構成する。ここで取得する過去問属性値群は、「分野識別子」「タイトル情報」「学年識別子」「解答形式」「配点情報」「正答率(%)」である、とする。
また、画面構成部135は、レコード内に、「大問識別子」「小問識別子」を含めるものとする。
次に、画面構成部135は、18の各過去問情報に対応するクラス識別子を用いて、優先度の高い過去問情報の情報が上に配置されるように、18の過去問属性値群を有するレコードをソートする。
次に、画面構成部135は、18の各過去問属性値群を有する各レコードに対応するクラス識別子を付加する。
また、画面構成部135は、18の各過去問情報の過去問属性値群が有する難易度識別子が視覚的に区別可能なように、表示する各レコードを構成する。なお、ここでは、画面構成部135は、難易度識別子によって、レコードの背景色を変える、とする。
次に、画面構成部135は、ユーザ志望校識別子に対応する志望校情報「正答必須ゾーン:42点」「合否分岐ゾーン:8点」を取得する。
次に、画面構成部135は、1以上の過去問属性値群を有するレコード、志望校情報を有する画面を構成する。
次に、画面出力部141は、構成された問題選択画面を、問題選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、問題選択画面を受信する。そして、端末出力部26は、受信された問題選択画面を出力する。ここで、問題選択画面の出力例は、図18である。
図18において、「最優先」「取りに行け」「できて当たり前」「あと一歩」「レベルアップに挑戦」「時間があれば挑戦」「習ってから挑戦」という優先順位の順番にクラスがソートされ、かつ各過去問情報の難易度識別子に対応する背景色でレコードが色づけされていることが分かる。
(具体例2)
ユーザ「u002」は、端末装置2に、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力した、とする。なお、かかる画面出力指示は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」を有する、とする。
すると、端末受付部22は、当該画面出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「u002」を取得し、送信する画面出力指示を構成する。なお、かかる指示は、ユーザ識別子「u002」を有する。端末送信部24は、ユーザ識別子「u002」を有する問題選択画面の出力指示を過去問情報処理装置1に送信する。
次に、過去問情報処理装置1の受付部12は、問題選択画面の出力指示を端末装置2から受信する。
次に、処理部13は、問題選択画面の画面出力指示が有する試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」に対応する18の過去問情報を過去問情報管理表(図10)から検索し、「1」から「18」のIDを取得する。
次に、過去問情報分類部133は、具体例1と同様に、図17のクラス決定制御表を用いて、18の各過去問情報を分類し、過去問情報ごとに、クラス識別子を付与する。かかる処理は、具体例1で説明したので、再度の説明は省略する。なお、ユーザ「u002」に対応する正誤情報は存在しない点は、具体例1と異なる。
次に、画面構成部135は、具体例1と同様に問題選択画面を構成する。そして、画面出力部141は、構成された問題選択画面を、問題選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、問題選択画面を受信する。そして、端末出力部26は、受信された問題選択画面を出力する。ここで、問題選択画面の出力例は、図19である。
図19において、「最優先」「取りに行け」「レベルアップに挑戦」「習ってから挑戦」という優先順位の順番にクラスがソートされ、かつ各過去問情報の難易度識別子に対応する背景色でレコードが色づけされていることが分かる。
(具体例3)
ユーザ「u003」は、端末装置2に、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力した、とする。なお、かかる画面出力指示は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」を有する、とする。
すると、端末受付部22は、当該画面出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「u003」を取得し、送信する画面出力指示を構成する。なお、かかる指示は、ユーザ識別子「u003」を有する。端末送信部24は、ユーザ識別子「u003」を有する問題選択画面の出力指示を過去問情報処理装置1に送信する。
次に、過去問情報処理装置1の受付部12は、問題選択画面の出力指示を端末装置2から受信する。
次に、処理部13は、問題選択画面の画面出力指示が有する試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」に対応する18の過去問情報を過去問情報管理表(図10)から検索し、「1」から「18」のIDを取得する。
次に、過去問情報分類部133は、具体例1と同様に、図17のクラス決定制御表を用いて、18の各過去問情報を分類し、過去問情報ごとに、クラス識別子を付与する。かかる処理は、具体例1で説明したので、再度の説明は省略する。なお、ユーザ「u003」の学年識別子が「中3」である点は、具体例1と異なる。つまり、履修の状況は、具体例1と異なる。
次に、画面構成部135は、具体例1と同様に問題選択画面を構成する。そして、画面出力部141は、構成された問題選択画面を、問題選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、問題選択画面を受信する。そして、端末出力部26は、受信された問題選択画面を出力する。ここで、問題選択画面の出力例は、図20である。
図20において、「最優先」「取りに行け」「いい感じ」「できて当たり前」「あと一歩」「更に確実に」「レベルアップに挑戦」という優先順位の順番にクラスがソートされ、かつ各過去問情報の難易度識別子に対応する背景色でレコードが色づけされていることが分かる。
(具体例4)
ユーザ「u004」は、端末装置2に、問題選択画面を出力する画面出力指示を入力した、とする。なお、かかる画面出力指示は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」を有する、とする。
すると、端末受付部22は、当該画面出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「u004」を取得し、送信する画面出力指示を構成する。なお、かかる指示は、ユーザ識別子「u004」を有する。端末送信部24は、ユーザ識別子「u004」を有する問題選択画面の出力指示を過去問情報処理装置1に送信する。
次に、過去問情報処理装置1の受付部12は、問題選択画面の出力指示を端末装置2から受信する。
次に、処理部13は、問題選択画面の画面出力指示が有する試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」に対応する18の過去問情報を過去問情報管理表(図10)から検索し、「1」から「18」のIDを取得する。
次に、過去問情報分類部133は、具体例1と同様に、図17のクラス決定制御表を用いて、18の各過去問情報を分類し、過去問情報ごとに、クラス識別子を付与する。かかる処理は、具体例1で説明したので、再度の説明は省略する。なお、ユーザ「u004」の学年識別子が「中3」である点、正誤情報が存在しない点は、具体例1と異なる。
次に、画面構成部135は、具体例1と同様に問題選択画面を構成する。そして、画面出力部141は、構成された問題選択画面を、問題選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、問題選択画面を受信する。そして、端末出力部26は、受信された問題選択画面を出力する。ここで、問題選択画面の出力例は、図21である。
図21において、「最優先」「取りに行け」「レベルアップに挑戦」という優先順位の順番にクラスがソートされ、かつ各過去問情報の難易度識別子に対応する背景色でレコードが色づけされていることが分かる。
(具体例5)
具体例5は、生徒が講義映像選択画面を出力する画面出力指示を入力する場合である。まず、例えば、ユーザ「u001」が問題選択画面を出力する画面出力指示を入力した後、具体例1等の処理により、端末装置2に図22に示す問題選択画面が出力された、とする。
かかる状況において、ユーザ「u001」が講義映像選択画面を出力する画面出力指示を入力した、とする。
すると、端末受付部22は、講義映像選択画面の画面出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「u001」を取得し、送信する講義映像選択画面の画面出力指示を構成する。なお、かかる指示は、ユーザ識別子「u001」を有する。端末送信部24は、ユーザ識別子「u001」を有する講義映像選択画面の画面出力指示を過去問情報処理装置1に送信する。
次に、過去問情報処理装置1の受付部12は、講義映像選択画面の出力指示を端末装置2から受信する。
次に、講義映像決定部134は、以下のように1以上の講義映像を決定する。まず、講義映像決定部134は、ユーザ識別子「u001」に対応する勉強時間情報「5」を生徒情報管理表(図15)から取得する。
次に、講義映像決定部134は、勉強時間情報「5」と、過去問情報分類部133における分類結果を用いて、分類結果が示すクラス識別子の優先順位が高い順から選択し、勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する5つの講義映像を決定する。なお、ここでは、各講義映像の出力時間は、1時間である、とする。
つまり、講義映像決定部134は、図23(a)の2301の破線の枠内の多数の講義映像のリンク情報の中から、学習の優先順位の高い方から、5つの講義映像を決定する。この5つの講義映像のリンク情報は、図23(a)の2302の実線の枠内である。
そして、次に、処理部13は、決定された5以上の講義映像に対応する5つの講義映像関連情報を講義映管理表(図14)から取得する。ここで、取得される講義映像関連情報は、講義映像のサムネイルである。また、処理部13は、各講義映像に対応する講義映像識別子を図13から取得する、とする。
そして、処理部13は、5つの講義映像のサムネイルを含む講義映像選択画面を構成する。
次に、講義映像関連情報出力部142は、取得された5つの講義映像関連情報を含む講義映像選択画面を、講義映像選択画面の画面出力指示を送信してきた端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、講義映像選択画面を受信する。そして、端末出力部26は、受信された講義映像選択画面を出力する。ここで、講義映像選択画面の出力例は、図23(b)である。なお、図23(b)の2303は、本日の勉強時間内で学習可能な、選択された5つの講義映像である。また、2304は、最も優先的に受講すべき講義映像のサムネイル画面である。
以上、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。具体的には、例えば、北海道の公立高校の過去問は5年間で860問ある。そして、北海道の一の公立高校を志望する中学生は、通常、どの問題から解いて行けば良いか分からない。本過去問情報処理装置1によれば、志望校、個人の状況(学年、使用教科書、時期など)に応じて、優先順位を付けて、過去問を提示できる。
また、本実施の形態における図18〜図23の画面は、志望校に合格するための効率の良い勉強を実施するためのポータル画面である。そして、過去問情報処理装置1は、入試過去問を用いた新しい学習モデルを実現するものである。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、現在の時期(例えば、夏休み、冬休み等)に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、生徒の入試過去問題の正誤結果に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題および講義映像を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題およびレベル別の講義映像を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、生徒の日々の勉強時間に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
また、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、生徒の学習スタイルに適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
さらに、本実施の形態によれば、過去の入試問題を用いて、生徒の教科に対する得意・不得意の意識に適合した、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができる。
なお、本実施の形態の具体例において、例えば、図18の画面から、最上位のレコードをユーザが指示した場合、当該レコードに対応する過去問情報の選択指示が端末装置2から過去問情報処理装置1に送信される。なお、この選択指示は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」、大問「1」、小問「4」という情報である、問題を識別する情報を有する。
そして、過去問情報処理装置1の受付部12は、端末装置2から、コンテンツ(過去問情報)の選択指示を受信する。次に、処理部13は、コンテンツの選択指示に対応する過去問情報を格納部11から取得する。次に、出力部14は、取得された過去問情報を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、過去問情報処理装置1から過去問情報を受信する。そして、端末出力部26は、端末受信部25が受信した過去問情報を出力する。なお、かかる過去問情報は、試験識別子「北海道公立高校入試」、科目識別子「数学」、大問「1」、小問「4」で識別される問題の情報である。
また、例えば、図18の画面から、最上位のレコードをユーザが指示した場合、図23(b)の2304を指示した場合、当該指示に対応する講義映像の選択指示が端末装置2から過去問情報処理装置1に送信される。
そして、過去問情報処理装置1の受付部12は、端末装置2から、コンテンツ(講義映像)の選択指示を受信する。次に、処理部13は、コンテンツの選択指示に対応する講義映像を格納部11から取得する。次に、出力部14は、取得された講義映像を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、過去問情報処理装置1から講義映像を受信する。そして、端末出力部26は、端末受信部25が受信した講義映像を出力する。
また、本実施の形態において、一のユーザが志望校のランクを上げると、例えば、「後回し」でよかった問題が、「最優先」に変わったりすることがあり得るは言うまでもない。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における過去問情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータアクセス可能な記録媒体は、過去の入試で出題された入試過去問の情報である過去問情報であり、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し得る過去問情報格納部と、志望校を示す志望校識別子と、当該志望校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し得る志望校情報格納部とを具備し、コンピュータを、ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける生徒属性値群受付部と、前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類する過去問情報分類部と、前記2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、前記過去問情報分類部が前記2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成部と、前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部として機能させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記過去問情報分類部は、前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、取り組む問題の優先順位が分かる態様で、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記過去問属性値群は、問題の分野を示す分野識別子も有し、前記生徒属性値群は、使用している教科書を識別する教科書識別子または通学している学校を示す通学学校識別子をも有し、記録媒体は、教科書識別子と、分野識別子と履修時期に関する履修時期情報とを有する2以上の分野情報とを有する1以上の教科書情報を格納し得る教科書情報格納部をさらに具備し、コンピュータを、現在の時期である現在時期情報を取得する現在時期情報取得部と、前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報と対になる分野識別子と対になる履修時期情報を取得し、当該履修時期情報と前記現在時期情報とを用いて、前記1以上の各過去問情報を履修済みの分野の問題の情報でるか否かを判断する履修判断部としてさらに機能させ、前記画面構成部は、前記履修判断部の判断結果をも視覚的に認識可能である態様の画面を構成するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータを、1以上の過去問情報に対する解答の正誤を示す1以上の正誤情報を受け付ける正誤情報を受け付ける正誤情報受付部としてさらに機能させ、前記過去問情報分類部は、前記正誤情報受付部が受け付けた1以上の正誤情報をも用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を2以上に分類するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、記録媒体は、前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、当該過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、前記画面構成部は、前記2以上の過去問情報のうちの、1以上の各過去問情報に対応付けて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記講義映像格納部は、一の過去問情報に対応付けて、異なるレベルを識別するレベル識別子に対応する2以上の講義映像を格納し得、前記画面構成部は、講義映像に対応するレベル識別子を用いて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記生徒属性値群は、生徒が1日に勉強できる時間である勉強時間情報を含み、記録媒体は、前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、当該過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、コンピュータを、前記過去問情報分類部における分類結果、および前記勉強時間情報を用いて、当該勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する1以上の講義映像を決定する講義映像決定部と、前記講義映像決定部が決定した1以上の講義映像に関する情報である講義映像関連情報を出力する講義映像関連情報出力部としてさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記生徒属性値群は、予習型または復習型である学習スタイル情報を含み、前記過去問情報分類部は、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、前記学習スタイル情報に応じて異なる分類を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記生徒属性値群は、当該教科の得手または不得手を示す得手情報を含み、前記過去問情報分類部は、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、前記得手情報に応じて異なる分類を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図24は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の過去問情報処理装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図24は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図25は、システム300のブロック図である。
図24において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図25において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の過去問情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の過去問情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる過去問情報処理装置は、過去の入試問題を用いて、志望校別、個人別の効果的な学習を進めることができるという効果を有し、教育サービスを実現するサーバ装置等として有用である。
1 過去問情報処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 過去問情報格納部
112 志望校情報格納部
113 教科書情報格納部
114 講義映像格納部
115 生徒情報格納部
116 学校情報格納部
121 生徒属性値群受付部
122 正誤情報受付部
131 現在時期情報取得部
132 履修判断部
133 過去問情報分類部
134 講義映像決定部
135 画面構成部
141 画面出力部
142 講義映像関連情報出力部

Claims (12)

  1. 過去の入試で出題された入試過去問の情報である過去問情報であり、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し得る過去問情報格納部と、
    志望校を示す志望校識別子と、当該志望校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し得る志望校情報格納部と、
    ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける生徒属性値群受付部と、
    前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を2以上に分類する過去問情報分類部と、
    前記2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、前記過去問情報分類部が前記2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成部と、
    前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部とを具備する過去問情報処理装置。
  2. 前記過去問情報分類部は、
    前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、取り組む問題の優先順位が分かる態様で、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類する請求項1記載の過去問情報処理装置。
  3. 前記過去問情報分類部は、
    前記ユーザ志望校識別子で識別される志望校に合格するために解答が必要な入試過去問、および前記志望校に合格するために解答が必要とは言えない入試過去問の、少なくとも2つのグループに前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を分類する請求項2記載の過去問情報処理装置。
  4. 前記過去問属性値群は、問題の分野を示す分野識別子も有し、
    前記生徒属性値群は、使用している教科書を識別する教科書識別子または通学している学校を示す通学学校識別子をも有し、
    教科書識別子と、分野識別子と履修時期に関する履修時期情報とを有する2以上の分野情報とを有する1以上の教科書情報を格納し得る教科書情報格納部と、
    現在の時期である現在時期情報を取得する現在時期情報取得部と、
    前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報と対になる分野識別子と対になる履修時期情報を取得し、当該履修時期情報と前記現在時期情報とを用いて、前記1以上の各過去問情報を履修済みの分野の問題の情報であるか否かを判断する履修判断部とをさらに具備し、
    前記画面構成部は、
    前記履修判断部の判断結果をも視覚的に認識可能である態様の画面を構成する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  5. 1以上の過去問情報に対する解答の正誤を示す1以上の正誤情報を受け付ける正誤情報受付部をさらに具備し、
    前記過去問情報分類部は、
    前記正誤情報受付部が受け付けた1以上の正誤情報をも用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を2以上に分類する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  6. 前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、当該過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、
    前記画面構成部は、
    前記2以上の過去問情報のうちの、1以上の各過去問情報に対応付けて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  7. 前記講義映像格納部は、
    一の過去問情報に対応付けて、異なるレベルを識別するレベル識別子に対応する2以上の講義映像を格納し得、
    前記画面構成部は、
    講義映像に対応するレベル識別子を用いて、講義映像へのリンクを示すリンク情報を有する画面を構成する請求項6記載の過去問情報処理装置。
  8. 前記生徒属性値群は、生徒が1日に勉強できる時間である勉強時間情報を含み、
    前記過去問情報格納部の1以上の各過去問情報に対応付けて、当該過去問情報に対応する入試過去問を正解するために必要な学習を行う映像である1以上の講義映像を格納し得る講義映像格納部をさらに具備し、
    前記過去問情報分類部における分類結果、および前記勉強時間情報を用いて、当該勉強時間情報が示す時間内で出力可能であり、志望校の合格のために必要な問題に対応する1以上の講義映像を決定する講義映像決定部と、
    前記講義映像決定部が決定した1以上の講義映像に関する情報である講義映像関連情報を出力する講義映像関連情報出力部とをさらに具備する請求項1から請求項7いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  9. 前記生徒属性値群は、予習型または復習型である学習スタイル情報を含み、
    前記過去問情報分類部は、
    前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、前記学習スタイル情報に応じて異なる分類を行う請求項1から請求項8いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  10. 前記生徒属性値群は、教科の得手または不得手を示す得手情報を含み、
    前記過去問情報分類部は、
    前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、前記得手情報に応じて異なる分類を行う請求項1から請求項9いずれか一項に記載の過去問情報処理装置。
  11. 記録媒体は、
    過去の入試で出題された入試過去問の情報である過去問情報であり、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し得る過去問情報格納部と、
    志望校を示す志望校識別子と、当該志望校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し得る志望校情報格納部とを具備し、
    生徒属性値群受付部、過去問情報分類部、画面構成部、および画面出力部により実現される過去問情報処理方法であって、
    前記生徒属性値群受付部が、ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける生徒属性値群受付ステップと、
    前記過去問情報分類部が、前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類する過去問情報分類ステップと、
    前記画面構成部が、前記2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、前記過去問情報分類ステップで前記2以上の過去問情報に対して行われた分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成ステップと、
    前記画面出力部が、前記画面構成ステップで構成された画面を出力する画面出力ステップとを具備する過去問情報処理方法。
  12. コンピュータアクセス可能な記録媒体は、
    過去の入試で出題された入試過去問の情報である過去問情報であり、問題のタイトルを示すタイトル情報、履修する学年を示す学年識別子、問題の難易度を示す難易度識別子を有する過去問属性値群に対応する2以上の過去問情報を格納し得る過去問情報格納部と、
    志望校を示す志望校識別子と、当該志望校の難易度を示す志望校難易度識別子とを有する2以上の志望校情報を格納し得る志望校情報格納部とを具備し、
    コンピュータを、
    ユーザの現在の学年を示すユーザ学年識別子、および志望校を示すユーザ志望校識別子を有する生徒属性値群を受け付ける生徒属性値群受付部と、
    前記生徒属性値群が有するユーザ学年識別子に対応する学年識別子、および前記生徒属性値群が有するユーザ志望校識別子と対になる志望校難易度識別子に対応する難易度識別子を用いて、前記過去問情報格納部の2以上の過去問情報を、2以上に分類する過去問情報分類部と、
    前記2以上の過去問情報のタイトル情報を有する画面であり、前記過去問情報分類部が前記2以上の過去問情報に対して行った分類が視覚的に認識可能である態様の画面を構成する画面構成部と、
    前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部として機能させるためのプログラム。
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