JP2009258756A - 個別学習プリント作成システムおよびそのプログラム - Google Patents

個別学習プリント作成システムおよびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 個々の学習者毎に指導者あるいは学習者自身により、容易に学習プリントを出力させることができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供すること。
【解決手段】 個別学習プリント作成システムSYSにおいて、学習者を特定する学習者情報、学習問題を特定する問題情報、及びこの学習問題を採点して得た成績を特定する成績情報を識別可能なバーコードを読み取ってこれらの情報を取得するバーコードリーダBRと、その取得した情報に基づいて、児童・生徒コードと、問題データベースDB1から抽出した学習問題データと、学習者情報、問題情報、及び成績情報を識別可能な新たなバーコードについてのデータを成績毎に一揃いと、を含む学習者別プリントデータを生成するデータ生成とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、学校、予備校、塾などの教育機関において、使用する学習プリントを作成するためのシステムおよびプログラムに関する。
従来より、小、中学校等の教育機関においては、各児童・生徒(学習者)の理解度を知るべく適時テストを行っている。一方、各児童・生徒に復習させ理解を深めさせるために、ゴールデンウィークや夏休み、冬休み等の前に、あるいは、適時に、各児童・生徒に対して学習問題を記載したプリントを渡し、これを宿題とするなどして、学習者に復習させ理解を深めさせることがしばしば行われている。
また、数回の学習単元の授業の最後の時間などに、学習プリントを用いて理解を測り、また、理解を向上させることも行われている。
しかしながら、現状では、各学習者の成績に関係なく、クラスの全員に同じ問題を記載した学習プリントを配布するので、成績中程度の者をターゲットとして想定した問題を選択した学習プリントにならざるを得ない。したがって、理解が十分深い成績の優秀な者にとっては、レベルが低く思えてつまらない一方、理解が不十分で成績の低い者にとっては、理解を超える場合も多く、やる気が生じないものとなっており、学習意欲を低下させていた。
また、問題を解くスピードも学習者ごとに異なる。このため、理解が十分深い成績の優秀な者は、早く問題を解いてしまうので時間を持て余し無駄な時間を過ごすことになっていた。一方、理解が不十分で成績の低い者の中には、既に学習した学習単元の復習を行う必要がある場合もある。このような復習を行う際に、どの学習単元の復習を行うべきかを教師(指導者)が正確に把握しておくことも困難であった。特に、例えば、5年生の児童に対し4年生の学習単元の復習をさせるというように、学期や学年を遡っての復習が必要になると、復習を行うための教材を用意しておくことも困難である。このようなことから現状では、理解が不十分で成績の低い者に対して、復習の指導を適切に行えていない。
さらに、現在学習している学習単元については所定レベルの理解に達した場合であっても、既に学習したすべての学習単元について、それと同等レベルの理解に達しているとは限らない。つまり、不得意の学習単元が存在するする場合もある。このような場合には、所定レベルまでの理解に達していない学習単元の理解度を引き上げるために、その不得意な学習単元について復習を行うことが好ましい。ところが、各児童・生徒がどの学習単元について所定レベルの理解に達していないのかを、教師(指導者)が的確に把握しておくことは非常に困難である。このため、所定の理解力を身につけていない学習単元があったとしても、その学習単元の理解度を引き上げるための復習を適切に行わせることができない。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、既に学習した学習単元について復習を行う必要がある場合に、適切な復習問題を記載したプリントを出力することができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供することを課題とする。さらには、個々の学習者毎に、各々に適した問題を記載したプリントを出力することができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供することを課題とする。
そのほか、個々の学習者毎に、指導者あるいは学習者自身により、容易に学習プリントを出力させることができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供する課題がある。上記課題を解決するためになされた個別学習プリント作成システムとしては、学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、学習プリントであって、少なくとも、学習者を特定する学習者情報、この学習プリントに記載された学習問題を特定する問題情報、及びこの学習問題を採点して得た成績を特定する成績情報を識別可能な識別タグを、成績毎に一揃い配置した学習プリントにおける、上記識別タグのうちの1つを読み取り、上記学習者情報、問題情報、及び成績情報を取得する情報取得手段を備え、上記データ生成手段は、上記情報取得手段で取得した情報に基づいて、上記学習者情報で特定される学習者に付与された符号データと、上記問題データベースから、抽出した学習問題データと、少なくとも、上記学習者情報、上記抽出した学習問題データにかかる学習問題を特定する問題情報、及びこの学習問題を採点して得た成績を特定する成績情報を識別可能な新たな識別タグについてのタグデータを成績毎に一揃いと、を含む上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなるものが好ましい
この個別学習プリント作成システムでは、識別タグが成績毎に一揃い配置された学習プリントにおいて、情報取得手段により、識別タグのうちの1つを読み取るだけで、学習者情報、問題情報、及び成績情報を取得することができる。そして、これらの取得された情報に基づいて、データ生成手段により、新たに生成する学習プリント用の学習者別プリントデータが生成される。ここで、この学習者別プリントデータには、学習者に付与された符号データと、学習問題データと、学習者情報、問題情報、及び成績情報を識別可能な新たな識別タグについてのタグデータを成績毎に一揃いとが含まれている。
ここで、学習者に付与された符号データとは、学習者を個々に特定する符号であればよいが、例えば、学習者の名前や学習者IDなどが該当する。このため、学習者に付与された符号データ(例えば、学習者の氏名)によって、例えば名前欄に学習者の氏名が記載されるなど、新たに作成される学習プリントを渡されるべき学習者が特定される。さらに、この新たに作成される学習プリントにも、識別タグが成績毎に一揃い配置されることになる。これにより、新たに作成される学習プリントに配置された識別タグの1つを、情報取得手段により読み取るだけで、さらに新たな学習プリント用の学習者別プリントデータを生成することができる。
このように、この個別学習プリント作成システムでは、識別タグのうちの1つを読み取らせるという非常に簡単な操作により、各学習者の成績などを収集、記録することができる。また、学習者別に、新たな学習プリントを作成することができる。したがって、教師などの指導者ばかりでなく、指導者が採点をし、あるいは自己採点をすれば、児童・生徒などの学習者自身が識別タグを読み取らせて自主的に、自分用の新たな学習プリントを作成することができる。これにより、容易に各学習者の成績を把握、記録することができる上、各学習者に応じた学習プリントを容易に提供することができる。
この学習プリントにおいては、複数の前記識別タグは、すべてバーコードであることが望ましい。なお、バーコードには、2次元バーコードも含まれる。
現在、識別タグとして、広く普及しており、最も扱いやすく、学習プリントに簡単に印刷することができ、コスト面でも最も有利であるからである。
そして前述の課題を解決するためになされた本発明に係る個別学習プリント作成システムは、学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、上記問題データベースは、上記学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶してなり、上記学習単元のうち少なくともいずれかについて、当該学習単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ学習単元との関連づけを記憶する関連づけデータを含み、上記データ生成手段は、採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以下であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以下である場合に、上記関連づけデータに基づいて、この学習プリントの学習問題にかかる学習単元に関連づけられた復習すべき学習単元を指定するか、復習すべき学習単元が無いことを示す復習単元指定手段と、上記復習単元指定手段により、復習すべき学習単元を指定されたときには、上記問題データベースから、指定された学習単元にかかる学習問題データを抽出し、復習すべき学習単元が無いことを示されたときには、上記問題データベースから、以前と同じ学習単元にかかる学習問題データを抽出する問題抽出手段と、を含み、上記問題抽出手段で抽出した学習問題データを含む新たな学習プリント用の上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなるものである。
なお、学習者に付与された符号データとは、学習者を個々に特定する符号であればよいが、例えば、学習者の名前や学習者IDなどが該当する。
この個別学習プリント作成システムでは、問題データベースに、学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶させている。また、学習単元のうち少なくともいずれかについて、その学習単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ学習単元との関連づけを記憶する関連づけデータを含んでいる。そして、採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以下であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以下である場合、つまり、今回解答した学習単元よりもこれに関連する、より基礎的な学習単元についての復習が必要であると判断される場合に、復習単元指定手段により、復習すべき学習単元を指定される。すると、問題抽出手段により、その指定された学習単元にかかる学習問題データが抽出される。一方、復習単元指定手段により、復習すべき学習単元が無いことを示されたときには、以前と同じ学習単元にかかる学習問題データが抽出される。そして、抽出された学習問題データを含む新たな学習プリント用の学習者別プリントデータが生成される。
このため、復習が必要である場合において、復習すべき学習単元がある場合には、適切な学習単元(復習すべき学習単元)の学習問題を記載した学習プリントを作成することができる。したがって、理解が不十分で成績の低い者に対して、復習の指導を適切に行うことができる。
ここで、学習単元とは、例えば、学校等で使用される教科書において当該学年における学習内容を区分した単位を指す。例えば、当該学年における学習内容をを複数(例えば、5〜20程度)に区分した学習大単元や、さらにこれを複数に区分した学習小単元などが含まれる。具体的には、例えば、小学5年生の算数においては、学習大単元「小数と整数」、あるいはこれを細分化した「小数の表し方」、「小数と整数のしくみ」、「整数の見方」などの学習小単元が挙げられる。
本発明に係る個別学習プリント作成システムにおいては、前記学習単元は、複数の学年分の学習単元を含み、前記問題データベースは、上記複数の学年分の学習単元に対応する学習問題データを含み、前記関連づけデータは、少なくともいずれかの学習単元について、当該学習単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ、下位の学年で学ぶべき学習単元との関連づけを記憶する関連づけデータを含むことが望ましい。
こうすることにより、通常の授業では、教科書などの参考資料のない、下位の学年で学ぶべき学習単元にまで遡った問題を記載した学習プリント作成することができる。したがって、理解が不十分で成績の低い者に対して、従来は実際上、不可能であった学年を遡っての復習をさせることができる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明に係る個別学習プリント作成システムは、学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、上記問題データベースは、上記学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶してなり、上記データ生成手段は、採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以上であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以上である場合に、現在より難易度のランクが高い学習問題データを抽出するか否かを決定する問題ランク決定手段と、上記問題ランク決定手段により、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出すると決定したときには、上記問題データベースから、現在の学習単元に関し現在より難易度ランクの高い学習問題データを抽出し、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定したときには、すでに学習した学習単元の中から選択した最も成績が悪い又は成績が所定レベル以下の学習単元に係る学習問題データを抽出する問題抽出手段と、を含み、上記問題抽出手段で抽出した学習問題データを含む新たな学習プリント用の上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなるものである。
この個別学習プリント作成システムでは、問題データベースに、学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶させている。そして、採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以上であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以上である場合(つまり、現在学習している学習単元については一定の理解度に達したと判断される場合)に、問題ランク決定手段により、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出するか否かを決定する。ここで抽出すると決定されると、問題抽出手段により、問題データベースから現在の学習単元に関し現在より難易度ランクの高い学習問題データが抽出される。
一方、問題ランク決定手段により、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定されると、問題抽出手段により、問題データベースからすでに学習した学習単元の中から選択した最も成績の悪いまたは所定レベル以下の成績の学習単元に係る学習問題データが抽出される。そして、学習者に付与された符号データ、及び抽出された学習問題データを含む新たな学習プリント用の学習者別プリントデータが生成される。
このように、この個別学習プリント作成システムでは、問題ランク決定手段を設けているので、一定の理解度に達している学習単元については、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出して応用力を身に付けさせるべきか、すでに学習した学習単元の中から選択した不得意な学習単元に関する学習問題データを抽出して復習をさせて弱点を補強させるべきかが自動的に判断することができる。このため、所定レベルの理解に達していない学習単元がある場合には、その学習単元の理解度を引き上げるためのその学習単元についての問題を作成することができる。これにより、不得意な学習単元における理解度を向上させ、学科(例えば算数)などにおける理解力の底上げを図ることができる。
そして、本発明に係る個別学習プリント作成システムにおいては、前記学習単元は学習大単元を細分化した学習小単元であり、前記問題ランク決定手段は、現在学習している学習小単元を含む学習大単元における学習小単元毎の成績の平均値Pと、上記現在学習している学習大単元より過去に学習した学習大単元のうち所定範囲の学習大単元における学習
小単元毎の成績の平均値Qとを比較し、P≦Qのときには、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出すると決定し、P>Qのときには、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定するように構成されてなることが望ましい。
この個別学習プリント作成システムでは、現在学習している学習小単元を含む学習大単元における小単元別の成績の平均値Pと、上記学習大単元より過去に学習した所定範囲の学習大単元における小単元別の成績の平均値Qとを比較する。そして、P≦Qのとき、すなわち過去に学習した学習大単元の理解度よりも現在学習している大単元の理解度が劣る場合には、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出すると決定される。
一方、P>Qのとき、すなわち現在学習している大単元の理解度が過去に学習した学習大単元の理解度よりも勝る場合には、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定される。したがって、この場合には、問題抽出手段で既に学習した学習小単元の中から選択した最も成績の悪いまたは所定レベル以下の成績の学習小単元に係る学習問題が抽出される。
このようにすることで、いずれの学習小単元を選択するかを合理的かつ容易に決めることができる。また、このようにすることで、学習者の学習意欲を引き出せるようにすべく、なるべく難易度の高いランクの学習問題が抽出されるようにすると共に、不得意であった学習小単元の復習との両立を図ることができる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記したいずれか1つの個別学習プリント作成システムのデータ生成手段として機能させるための前記データ生成手段として機能させるためのものである。
このプログラムによれば、コンピュータを個別学習プリント作成システムのデータ生成手段として機能させることにより、個々の学習者毎に容易に学習プリントを出力させることができる。個々の学習者毎に、各々に適した問題を記載したプリントを出力することができる。あるいは、個々の学習者毎に、適切な復習すべき学習単元に係る学習問題を記載したプリントを出力することができる。
本発明によれば、個々の学習者毎に容易に学習プリントを出力させることができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供することができる。また、既に学習した学習単元について復習を行う必要がある場合に、適切な復習すべき学習単元に係る学習問題を記載したプリントを出力することができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供することができる。さらには、個々の学習者毎に、各々に適した問題を記載したプリントを出力することができる個別学習プリント作成システム及びそのプログラムを提供することもがきる。
本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムの概略構成を示す図である。 問題データベースに格納されているデータ内容を説明するための説明図である。 問題ランクデータベースに格納されているデータ内容を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムによって作成されて出力された学習プリントの一例を示す図である。 本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムの運用の流れを示すフローチャートである。 学習プリント作成処理の内容を示すフローチャートである。 現在学習している大単元の平均値Pおよび過去に学習した大単元の平均値Qを説明するための図である。 変形例における問題データベースに格納されているデータ内容を説明するための説明図である。 変形例における学習プリント作成処理の内容を示すフローチャートである。 既に学習した大単元毎に小単元の最終値の平均値の算出例を示す図である。
以下、本発明の個別学習プリント作成システムを具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。本実施の形態は、小学校五年生の児童を学習者に設定した場合の学習プリントを作成するシステムである。
まず、本実施の形態にかかる個別学習プリント作成システムの構成を図1に示す。図1は、個別学習プリント作成システムの概要を示す図である。この個別学習プリント作成システムSYSは、図1に示すように、コンピュータPC、プリンタPRT、およびバーコードリーダBRを含んでおり、このシステムSYSで作成された学習者別プリントデータを用いて、プリンタPRTから学習プリントを印刷出力できるようになっている。
この個別学習プリント作成システムSYSは、コンピュータPCにインストールされたプログラムにより制御される。このコンピュータPCは、公知の構成を有しており、ハードディスク等の記憶媒体にインストールされたプログラムに従って、各種の機能を実現する手段となる。このコンピュータPC内のハードディスク等の記憶媒体には、後述する学習問題データが格納される問題データベースDB1、及び児童・生徒毎の過去に出題された問題ランクデータが格納される問題ランクデータベースDB2が構築されている。そして、このコンピュータPCでは、バーコードリーダBRで読み取ったデータが入力されるようになっている。また、コンピュータPCは、キーボードあるいは図示しないマウス等のデバイスを用いて、教師などが適宜必要な指示あるいはデータ入力を行うことができるようにもなっている。
ここで、このシステムSYSに構築される問題データベースDB1および問題ランクデータベースDB2について、図2および図3を参照しながら説明する。図2は、問題データベースDB1が保持しているデータ内容の一例を示す図である。図3は、問題ランクデータベースDB2が保持しているデータ内容の一例を示す図である。
問題データベースDB1は、各学習問題を印刷出力するための学習問題データを保持している。この問題データベースDB1には、図2に示すように、学習単元である小単元毎に難易度別に、発展問題(A問題)、基本問題(B問題)、基礎問題(C問題)、および復習問題(D問題)にランク付けされた状態で学習問題データが格納されている。
問題ランクデータベースDB2は、各児童・生徒毎に、各小単元毎に過去に出題された問題の最終的なランクデータを保持している。この成績データベースDB2は、学習が進むに伴って新たな小単元の問題ランクデータが記憶されたり、過去に出題された問題の問題ランクデータが新しいデータに書き換えられたりするようになっている。すなわち、システムSYSにおけるバーコードリーダBRで読み込まれる情報が反映されていくのである。
したがって、図3に示すように、現在学習している学習単元(大単元「4」の小単元「2」)までの問題ランクデータだけが格納されている。言い換えると、これから学習する学習単元についての問題ランクデータは保持していないので、図3において、大単元「4」の小単元「3」以降の欄が空欄になっている。
そして、この問題ランクデータベースDB2には、図3に示すように、小単元毎に、現時点における最終ランクデータとその最終ランクを点数化した最終値データとが格納されている。なお、問題ランクの点数化は、A問題を「3」、B問題を「2」、C問題を「1」、D問題を「0」に換算して行う。
次に、この個別学習プリント作成システムSYSによって作成され出力される学習プリントについて図4を参照しながら説明する。図4は、学習プリントの概要を示す図である。本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムSYSによって作成され出力される学習プリント10は、図4に示すように、児童・生徒特定情報印刷部11と、問題印刷部13と、成績情報印刷部14とを備える1枚のプリントである。児童・生徒特定情報印刷部11は、どの児童・生徒(学習者)に対する学習プリントであるかを特定するために学習者の氏名を印刷するための部分である。本実施の形態では、この児童・生徒特定情報印刷部11に、クラス名(何組であるか)、出席番号、および氏名を印刷して児童・生徒を特定するようになっている。また、この児童・生徒特定情報印刷部11には、いつ配布したプリントであるからを示すために配布日も印刷される。
問題印刷部13は、児童・生徒に解かせるための学習問題を印刷するための部分である。この問題印刷部13に印刷する学習問題は、後述するようにして抽出された各児童・生徒ごとに対する個別の学習問題が印刷される。なお、図4では、一例として「小数のかけ算」の問題が記載されている。このように、各児童・生徒ごとに対する個別の学習問題が印刷されることにより、各児童・生徒は、難しすぎる、あるいは簡単すぎると感じるような学習問題について学習することがなくなるため、学習意欲を減退させることがない。
成績情報印刷部14は、学習プリント10に印刷された学習問題の成績を表示するとともに、その成績内容を処理して次の学習プリントを作成するための情報を印刷した部分である。この成績情報印刷部14には、各児童・生徒が問題を解き、担任の教師により採点が行われた結果、その結果に対する評価(成績)、およびその成績に対応するバーコード(識別タグ)が印刷される。
例えば、図4に示すように、問題印刷部13に9問の問題が印刷されたすると、成績情報印刷部14に、それに対して取りうる点数「0〜9点」を表示する点数表示欄15と、各点数に応じた評価結果を示す評価結果表示欄16と、各評価(成績)を識別するためのバーコード17,18,19が成績別に印刷される。そして、バーコード17は、成績処理などを行うコンピュータ等に対して、「0〜3点」に対する評価「1」(がんばりましょう)を識別させるものとなる。バーコード18は、成績処理などを行うコンピュータ等に対して、「4〜6点」に対する評価「2」(よくできました)を識別させるものとなる。バーコード19は、成績処理などを行うコンピュータ等に対して、「7〜9点」に対する評価「3」(たいへんよくできました)を識別させるものとなる。そして、これらのバーコード17,18,19には、上記の評価結果(成績)情報の他に、児童・生徒特定情報および問題特定情報も含まれている。
そして、このような学習プリント10の採点後に、教師が、あるいは児童・生徒自身が、その結果に対応するバーコードをバーコードリーダBRに読み込ませると、児童・生徒特定情報、問題特定情報、および評価結果(成績)情報がコンピュータPCに一度に入力される。その結果、それらの情報に基づいて、次の学習プリントが作成されてプリンタPRTから出力される。
そこで、個別学習プリント作成システムSYSの運用の流れについて図5を参照しながら説明する。図5は、個別学習プリント作成システムSYSの運用の流れを示すフローチャートである。まず、担任の教師により、学習範囲の設定が行われる(S1)。具体的には、学年、学習科目、学習単元(大単元と小単元のインデックス番号)などが、コンピュータPCのキーボードから入力される。このとき、最初に出力する学習プリントの内容も入力される。ここで、最初に出力する学習プリントの内容は、教師によって基礎問題(C問題)あるいは基本問題(B問題)とされることが一般的である。なお、最初に出力する学習プリントの内容は、教師が決めるほか、児童・生徒が自主的に決めてもよいし、教師が決める場合であっても各児童・生徒毎に成績別に決定するようにしてもよい。
学習範囲の設定が終了すると、それに応じた学習プリントが作成されて出力される(S2)。出力された学習プリントは、各プリントに印刷された氏名により特定される児童・生徒に配布される。そして、各児童・生徒は配布された学習プリントに印刷された問題を各自で解いていく。各児童・生徒は、問題を解き終えると、その学習プリンを教師へ提出する。教師に提出された学習プリントは、教師により採点される(S3)。このとき、上記したように、点数表示欄15の取得点に丸印が付けられる。
採点後の学習プリントを教師から受け取った児童・生徒は、点数表示欄15に記された点数に対応するバーコードをバーコードリーダBRに読ませる。例えば、学習プリント1
0において、点数が「7点」であった場合には、バーコード19をバーコードリーダBRに読ませることになる。これにより、問題番号(問題特定情報)、児童・生徒コード(学習者特定情報)、および結果(成績情報)がコンピュータPCに入力される。その結果、これらの入力データに基づいて、次の学習プリント用の個別プリントデータがコンピュータPCによって生成される(S5)。なお、S5における処理内容の詳細は後述する。個別プリントデータが生成されると、そのプリントデータに基づいて次の学習プリントがプリンタPRTから出力される(S6)。
そして、児童・生徒は、出力された次の学習プリントに印刷された問題を各自で解いていく。その後、児童・生徒は、問題を解き終えると、その学習プリンを教師へ提出する。教師に提出された学習プリントは、教師により採点される(S7)。その後は、S4以降の処理が繰り返される。
このように、個別学習プリント作成システムSYSでは、非常に簡単な操作により、次の学習プリントを作成することができる。したがって、教師だけでなく、児童・生徒自身が次の学習プリントを作成することができる。このため、容易に各学習者の成績を把握、記録することができる上、各児童・生徒に応じた学習プリントを容易に提供することができる。また、早く問題を解いてしまった児童・生徒も、時間を持て余して無駄な時間を過ごすことなく効率よく学習することができる。
続いて、学習プリント作成処理(図5のS5)の内容について、図6を参照にしながら詳細に説明する。図6は、学習プリント作成・出力処理(図5のS5)の内容を示すフローチャートである。まず、バーコードリーダBRから入力されたデータがコンピュータPCに一時的に登録される(S10)。なお、問題ランクデータについては、問題ランクデータベースDB2に登録される。
次いで、結果(成績)の判断が行われる(S11)。本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムSYSでは、上記したように、成績は3段階評価(1(低成績)〜3(高成績))であり、そのうちのどの評価であるのかが判断される。そして、評価「1」であると判断された場合には、現在の問題ランクが判断される(S12)。本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムSYSでは、上記したように、問題ランクは4段階評価(A〜D)であり、そのうちのどのランクであるのかが判断される。
一方、S12の処理で、現在の問題ランクが「D」以外、つまり「A」,「B」,「C」のいずれかであると判断された場合には、現在学習している小単元の中から出題された問題より下のランクの問題が抽出される(S14)。現在の問題ランクでは、この児童・生徒にとって難しすぎると判断されるからである。そこで、具体的には、現在の問題ランクが「A」の場合にはB問題が抽出され、現在の問題ランクが「B」の場合にはC問題が抽出され、現在の問題ランクが「C」の場合にはD問題が抽出されることになる。そして、S14で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS14で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
一方、現在の問題ランクが「D」であると判断された場合には、現在学習している小単元の中からD問題が抽出される(S13)。「D」より低ランクの問題レベルがないためである。そして、S13で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS13で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
また、S11において、評価が「2」であると判断された場合には、現在学習している小単元の中から出力問題と同じランクの問題が抽出される(S15)。現在の問題ランクが、この児童・生徒にには適切と考えられないからである。そして、S15で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS15で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
また、S11において、評価が「3」であると判断された場合には、現在の問題ランクが判断される(S16)。このときの問題ランクが「C」あるいは「D」であると判断された場合には、現在学習している小単元の中から出力問題より上のランクの問題が抽出される(S17)。現在の問題ランクが、この児童・生徒には簡単であると考えられるからである。具体的には、現在の問題ランクが「C」の場合にはB問題が抽出され、現在の問題ランクが「D」の場合にはC問題が抽出されることになる。そして、S17で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS17で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
一方、S16において問題ランクが「A」あるいは「B」であると判断された場合には、現在学習している大単元の平均値Pが、過去に学習した大単元の平均値Qよりも大きいか否かが判断される(S18)。現在「A」または「B」ランクの問題について十分理解できているこの児童・生徒にはついては、さらに「A」ランクの問題を与えるか、過去の復習をさせるかを判断するためである。
ここで、現在学習している大単元の平均値Pおよび過去に学習した大単元の平均値Qについて、図7に示す具体例を参照しながら説明する。図7では、現在、大単元「4」のうちの小単元「2」を学習している場合を例示している。
現在学習している大単元の平均値Pは、現在学習している大単元のうち、既に学習した小単元および現在学習している小単元の最終の問題ランクを点数化して算出した平均値である。一方、過去に学習した大単元の平均値Qは、学習済みのすべての大単元についての、各小単元の最終の問題ランクを点数化して算出した平均値である。なお、問題ランクの点数化は、A問題を「3」、B問題を「2」、C問題を「1」、D問題を「0」に換算して行う。これらの平均値P,Qは、問題ランクデータベースDB2に格納されたデータに基づいて算出される。
そして、図7に示す例では、現在学習している大単元が「4:四角形」であり、この大単元のうち、既に学習した小単元が「1:四角形」で、現在学習している小単元が「2:三角形・四角形の角」である。このため、現在学習している大単元の平均値Pは、小単元「1:四角形」の最終値「3」と、小単元「2:三角形・四角形の角」の最終値「3」との平均値である「3」と算出されることになる。一方、学習済みの大単元は、「1:小数と整数」、「2:垂直と平行」、「3:小数の掛け算とわり算(1)」である。このため、過去に学習した大単元の平均値Qは、これらの大単元に含まれている各小単元における最終値(「3」、「3」、「2」、「2」、「1」、「2」、「2」、「3」)の平均値である「2.25」と算出されることになる。
図6のフローチャートに戻って、S18において、上記のようにして算出された現在学習している大単元の平均値Pと過去に学習した大単元の平均値Qとの大小比較が行われ、平均値Pが平均値Qよりも大きい(P>Q)と判断された場合には、S19に進む。S1
9では、既に学習している小単元の中から最も最終値(最終ランク)が低い小単元の問題が最終ランクにあわせて抽出される(S19)。つまり、過去に学習した小単元の中に弱点があるような場合には、その弱点を克服させるのに最適な問題が抽出されるのである。これにより、各児童・生徒が個々に弱点としてる小単元について適切に復習をすることができる。
ここで、例えば、図7に示すような場合には、大単元「2:垂直と平行」のうちの小単元「2:垂直な直線や平行な直線の書き方」の最終値(最終ランク)が「1(C)」で最も低いので、S19においては、小単元「2:垂直な直線や平行な直線の書き方」のC問題が抽出されることになる。
そして、S19で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS19で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
一方、平均値Pが平均値Qよりも小さい又は等しい(P≦Q)と判断された場合には、現在学習している小単元(例えば「4−1」)の中からA問題が抽出される(S20)。つまり、過去に学習した小単元の中に弱点がないような場合には、現在学習している小単元の理解力をさらに深めるのに最適な問題が抽出されるのである。これにより、理解が十分深い児童・生徒でも、程度が低く思えるような問題が抽出されることがないので、学習意欲が低下することを防止することができる。そして、S20で抽出された問題の問題番号データと、S10で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS20で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S21)。
以上にようにしてコンピュータPCで生成された個別プリントデータに基づいて、プリンタPRTから学習プリントが出力される。このように、本実施の形態に係る個別学習プリント作成システムSYSによれば、バーコード17〜19のうちの1つをバーコードリーダBRで読み込ませるという非常に簡単な操作により、次の学習プリントを作成することができる。このため、教師のみならず、児童・生徒自身が自主的に次の学習プリントを出力して、そのプリントに記載されている問題を解くことができる。また、現在学習している小単元の理解度が所定レベルに達している場合において、過去に学習した小単元の中に弱点があると、その弱点を克服するために最適な問題が抽出される。これにより、各児童・生徒は、自分の弱点を効率よく克服することができる。一方、過去に学習した小単元の中に弱点がないと、現在学習している小単元の発展問題(A問題)が抽出される。これにより、理解が十分深い児童・生徒に対して、程度が低く思えるような問題が抽出されないので、学習意欲が低下することを防止することができる。
次に、上記した実施の形態の変形例について説明する。この変形例は、過去に学習した小単元(下位の学年のものも含む)の問題を復習出題として出題することができるようにしたものである。このため、問題データベースDB1には、複数の学年の問題データが格納されるとともに、上記の実施の形態における復習問題(D問題)データの代わりに、現在学習している小単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ小単元(復習小単元ともいう)との関連づけを記憶する関連づけデータが格納されている。
例えば、図8に示すように、小学5年生における大単元「11:割合」の小単元「2:百分率」においては、関連づけデータとして、大単元「11:割合」の小単元「1:割合」を指定するデータ「11−1」が格納されている。また、図8では、大単元「11:割
合」の小単元「1:割合」においては、関連づけデータとして、大単元「7:小数の掛け算と割り算(2)」の小単元「2:小数の割り算」が指定され、さらに小単元「2:小数の割り算」の関連づけデータとして、小学4年生における大単元「14:何倍でしょう」の小単元「1:何倍でしょう」が指定されている一例を示している。問題データをこのような形式で、問題データベースDB1に格納しておくことにより、過去に学習した小単元の問題を抽出して学習プリントを作成することができる。そして、過去に学習した小単元には下位の学年における小単元も含まれているので、下位の学年まで遡って問題を抽出することができる。
そこで、問題データベースDB1に上記の形式で問題データを格納している場合における学習プリント作成処理(図5のS105)の内容について、図9を参照にしながら詳細に説明する。図9は、変形例における学習プリント作成処理(図5のS105)の内容を示すフローチャートである。まず、バーコードリーダBRから入力されたデータがコンピュータPCに一時的に登録される(S30)。なお、問題ランクデータについては、問題ランクデータベースDB2に登録される。
次いで、結果(成績)の判断が行われる(S31)。変形例においても、成績は3段階評価(1(低成績)〜3(高成績))であるので、そのうちのどの評価であるかのかが判断される。そして、評価「1」であると判断された場合には、現在の問題ランクが判断される(S32)。変形例では、D問題が存在しないので、問題ランクは3段階評価(A〜C)であり、そのうちのどのランクであるのかが判断される。
ここで、現在の問題ランクが「C」である場合(すなわち、C問題でも低成績であり、過去の小単元に戻って復習が必要であると判断される場合)には、現在学習している小単元に対して復習すべき復習小単元があるか否かが判断される(S33)。復習小単元がないと判断された場合(上記した関連づけデータが存在しない場合)には、出題された小単元の中からC問題が抽出される(S34)。そして、S34で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS34で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
一方、S33の処理で、復習小単元があると判断された場合(上記した関連づけデータが存在する場合)には、出題された小単元の復習にあたる小単元の中からB問題が抽出される(S35)。具体的には、現在学習している小単元が、大単元「11:割合」の小単元「1:割合」であるとすると、大単元「7:小数の掛け算と割り算(2)」の小単元「2:小数の割り算」におけるB問題が抽出されることになる。これにより、各児童・生徒に対して適切な復習を行わせることができる。さらに、現在学習している小単元が、大単元「7:小数の掛け算と割り算(2)」の小単元「2:小数の割り算」であるとすると、下位の学年である小学4年における大単元「14:何倍でしょう」の小単元「1:何倍でしょう」におけるB問題が抽出されることになる。つまり、従来は、実際上、不可能であった下位の学年にまで遡って、各児童・生徒に対して適切な復習を行わせることができる。
そして、S35で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS35で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
一方、S32の処理で、現在の問題ランクが「C」以外、つまり「A」あるいは「B」であると判断された場合には、出題された小単元の中から出力問題より下のランクの問題が抽出される(S36)。具体的には、現在の問題ランクが「A」の場合にはB問題が抽出され、現在の問題ランクが「B」の場合にはC問題が抽出されることになる。そして、S36で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS36で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
また、S31において、評価が「2」であると判断された場合には、出題された小単元の中から出力問題と同じランクの問題が抽出される(S37)。そして、S37で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS37で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
また、S31において、評価が「3」であると判断された場合には、現在の問題ランクが判断される(S38)。このときの問題ランクが「C」であると判断された場合には、現在学習している小単元の中から出力問題より上のランクの問題が抽出される(S39)。つまり、現在学習している小単元のB問題が抽出されることになる。そして、S39で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS39で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
一方、S38において問題ランクが「A」あるいは「B」であると判断された場合には、出題された問題が復習小単元に関すものであるか否かが判断される(S40)。このとき、出題された問題が復習小単元に関するものではない(NO)と判断された場合には、さらに現在の問題ランクが判断される(S41)。
そして、現在の問題ランクが「A」であると判断された場合には、既に学習した大単元毎に小単元の最終値の平均値が算出され、その算出結果に基づいて、現在学習している大単元を含め最も平均値が低い大単元が抽出される(S42)。これにより、各児童・生徒の弱点となっている大単元を適切に把握することができる。
例えば、図10に示すように、現在、大単元「4:四角形」のうちの小単元「2:三角形・四角形の角」を学習している場合であって、各小単元における最終値が図示のようなっている場合には、既に学習した大単元毎に小単元の最終値の平均値として、大単元「1:整数と小数」に対して「2.67」が、大単元「2:垂直と平行」に対して「1.5」が、大単元「3:小数の掛け算と割り算(1)」に対して「2.33」が、大単元「4:四角形」に対して「3」が算出されることになる。このため、S42の処理で、大単元「2:垂直と平行」が抽出されることになる。
その後、S42で抽出された大単元の中で最終値(問題ランク)が最も低い小単元の問題が最終ランクにあわせて抽出される(S43)。例えば、図10に示すような場合には、大単元「2:垂直と平行」のうちの小単元「2:垂直な直線や平行な直線の書き方」の最終値(最終ランク)が「1(C)」で最も低いので、小単元「2:垂直な直線や平行な直線の書き方」のC問題が抽出されることになる。この児童・生徒については、現在学習している小単元を十分理解していると考えられるので、弱点となっている小単元の理解をより一層深めるためにこのような処理が行われているのである。こうすることにより、弱点の克服を効率よく行うことができ、学科(本例では算数)の小単元における理解度の底
上げを図ることができる。
そして、S43で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS43で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
一方、S41の処理で、現在の問題ランクが「B」であると判断された場合には、現在学習している小単元の中からA問題が抽出される(S44)。そして、S43で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS44で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
また、S40の処理で、出題された問題が復習小単元に関するものである(YES)と判断された場合には、現在学習している小単元の復習元になった小単元からC問題が抽出される(S45)。そして、S45で抽出された問題の問題番号データと、S30で登録された児童・生徒コードと、それらの問題番号、児童・生徒コード、およびS45で抽出された問題を採点して得られる成績を特定する成績情報を識別するための新たなバーコード用のバーコードデータとを含む個別プリントデータが生成される(S46)。
以上にようにしてコンピュータPCで生成された個別プリントデータに基づいて、プリンタPRTから学習プリントが出力される。そして、この変形例の場合でも、出題された問題に対する成績と問題ランクに応じて、次の学習プリント用の個別プリントデータが生成される。このため、個々の学習者毎に、各々に適した問題を記載したプリントを出力することができる。また、問題データとして、複数の学年における問題データと、現在学習している小単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ小単元との関連づけを記憶する関連づけデータとを問題データベースDB1に格納しているので、復習が必要である判断された場合には、適切な復習問題を抽出することができる。そしてこの際、必要であれば下位の学年まで遡って適切な復習問題を抽出することもできる。
以上において、コンピュータPCは、図5のS5,S105において、学習者別プリントデータ生成手段として機能していることが判る。さらに詳細には、コンピュータPCは、図6のS18において、問題ランク決定手段として機能し、S19,S20において、問題抽出手段として機能していることが判る。また、コンピュータPCは、図9のS33において、復習単元指定手段として機能していることが判る。そして、S34,S35において、問題抽出手段として機能していることが判る。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態では、学習問題データベースに格納される学習問題データとして算数の問題データを例示しているが、問題データとしては、算数の他に、国語、理科、社会などの問題データを格納することもできる。さらに、上記した実施の形態では、小学校五年生に対する学習プリントを作成するシステムを例示したが、それ以外の学年(中学生や高校生なども含む)の児童・生徒に対しても、もちろん本発明を適用することができる。
また、上記した実施の形態では、学習プリント10にバーコードを3つ設けているが、学習プリント10に設けるバーコードは3つに限られることはなく、2つあるいは4つ以上であってもよい。
また、上記した実施の形態では、識別タグとして、バーコードを例示しているが、バーコードの他、ICタグなどであってもよい。なお、バーコード以外の識別タグを使用する場合には、バーコードリーダの代わりに、その識別タグに含まれる情報を読みとれるリーダーを設ける必要がある。
SYS 個別学習プリント作成システム
PC コンピュータ
PRT プリンタ
DB1 問題データベース
DB2 問題ランクデータベース
10 学習プリント
11 児童・生徒特定情報印刷部
13 問題印刷部
14 成績処理情報印刷部
15 点数表示欄
16 評価結果表示欄
17,18,19 バーコード

Claims (7)

  1. 学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、
    学習プリントであって、少なくとも、学習者を特定する学習者情報、この学習プリントに記載された学習問題を特定する問題情報、及びこの学習問題を採点して得た成績を特定する成績情報を識別可能な識別タグを、成績毎に一揃い配置した学習プリントにおける、上記識別タグのうちの1つを読み取り、上記学習者情報、問題情報、及び成績情報を取得する情報取得手段を備え、
    上記データ生成手段は、上記情報取得手段で取得した情報に基づいて、
    上記学習者情報で特定される学習者に付与された符号データと、
    上記問題データベースから、抽出した学習問題データと、
    少なくとも、上記学習者情報、上記抽出した学習問題データにかかる学習問題を特定する問題情報、及びこの学習問題を採点して得た成績を特定する成績情報を識別可能な新たな識別タグについてのタグデータを成績毎に一揃いと、を含む
    上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなる
    個別学習プリント作成システム。
  2. 請求項1に記載する個別学習プリント作成システムにおいて、
    複数の前記識別タグは、いずれもバーコードであることを特徴する個別学習プリント作成システム。
  3. 学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、
    上記問題データベースは、上記学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶してなり、
    上記学習単元のうち少なくともいずれかについて、当該学習単元の内容の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ学習単元との関連づけを記憶する関連づけデータを含み、
    上記データ生成手段は、
    採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以下であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以下である場合に、上記関連づけデータに基づいて、この学習プリントの学習問題にかかる学習単元に関連づけられた復習すべき学習単元を指定するか、復習すべき学習単元が無いことを示す復習単元指定手段と、
    上記復習単元指定手段により、復習すべき学習単元を指定されたときには、上記問題データベースから、指定された学習単元にかかる学習問題データを抽出し、復習すべき学習単元が無いことを示されたときには、上記問題データベースから、以前と同じ学習単元にかかる学習問題データを抽出する問題抽出手段と、を含み、
    上記問題抽出手段で抽出した学習問題データを含む新たな学習プリント用の上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなる
    個別学習プリント作成システム。
  4. 請求項3に記載する個別学習プリント作成システムであって、
    前記学習単元は、複数の学年分の学習単元を含み、
    前記問題データベースは、上記複数の学年分の学習単元に対応する学習問題データを含み、
    前記関連づけデータは、少なくともいずれかの学習単元について、当該学習単元の内容
    の理解よりも先に復習し理解しておくべき内容を持つ、下位の学年で学ぶべき学習単元との関連づけを記憶する関連づけデータを含む
    個別学習プリント作成システム。
  5. 学習問題データを記憶した問題データベースと、学習者毎に個別の学習プリントを作成するための学習者別プリントデータを生成するデータ生成手段とを備える個別学習プリント作成システムであって、
    上記問題データベースは、上記学習問題データを、学習単元と難易度のランクとにより分類して記憶してなり、
    上記データ生成手段は、
    採点された学習プリントの学習問題の難易度が所定ランク以上であり、かつ、この学習プリントの学習問題を採点して得た成績が所定レベル以上である場合に、現在より難易度のランクが高い学習問題データを抽出するか否かを決定する問題ランク決定手段と、
    上記問題ランク決定手段により、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出すると決定したときには、上記問題データベースから、現在の学習単元に関し現在より難易度ランクの高い学習問題データを抽出し、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定したときには、すでに学習した学習単元の中から選択した最も成績が悪い又は成績が所定レベル以下の学習単元に係る学習問題データを抽出する問題抽出手段と、を含み、
    上記問題抽出手段で抽出した学習問題データを含む新たな学習プリント用の上記学習者別プリントデータを生成するように構成されてなる
    個別学習プリント作成システム。
  6. 請求項5に記載する個別学習プリント作成システムであって、
    前記学習単元は学習大単元を細分化した学習小単元であり、
    前記問題ランク決定手段は、
    現在学習している学習小単元を含む学習大単元における学習小単元毎の成績の平均値Pと、上記現在学習している学習大単元より過去に学習した学習大単元のうち所定範囲の学習大単元における学習小単元毎の成績の平均値Qとを比較し、P≦Qのときには、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出すると決定し、P>Qのときには、現在より難易度の高いランクの学習問題を抽出しないと決定するように構成されてなる
    個別学習プリント作成システム。
  7. コンピュータを請求項1から請求項6のいずれか1つに記載する個別学習プリント作成システムの各機能として機能させることを特徴するプログラム。
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