JPH08179682A - 問題作成装置の成績処理手段 - Google Patents

問題作成装置の成績処理手段

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JPH08179682A
JPH08179682A JP31866494A JP31866494A JPH08179682A JP H08179682 A JPH08179682 A JP H08179682A JP 31866494 A JP31866494 A JP 31866494A JP 31866494 A JP31866494 A JP 31866494A JP H08179682 A JPH08179682 A JP H08179682A
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questions
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JP31866494A
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Inventor
Koichi Shirai
皓一 白井
Kozo Yamazaki
浩三 山崎
Koichi Yano
耕一 矢野
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Gakken Holdings Co Ltd
Original Assignee
Gakken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人、又はグループの成績からその弱点を摘
出し、ミスの傾向を解析して、これを次の問題作成に有
機的に反映させ、木目細かに弱点補強を行なうことの出
来る問題作成装置の成績処理手段を提供すること。 【構成】 外部記憶手段に少なくとも教科書の学習単元
の章、及び項目に対応した小問が易問から難問迄の単独
の小問、及び互いに関連し分離不可能な複数の設問から
成る大問が通し番号を付されて多数記憶され、各小問、
及び大問に付いて設けられた属性値と個人、又はグルー
プ毎に過去に出題された問題に付いての成績データとを
結合し、この成績データを管理するために問題を実施、
採点後の各生徒個人、又はグループに対する問題出力履
歴データ、各出力問題毎の正誤と得点等のデータを元に
個人及びグループの弱点乃至ミスの傾向を解析するため
の手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小学校〜高等学校は勿
論、塾、予備校等の教育機関で使用される問題作成装置
の成績処理手段に関する。
【0002】
【従来の技術】小学校〜高等学校、塾、予備校等の教育
機関では、これまで各教科の教師が担当するグループ
(クラス、学校等)の生徒を対象にして、難問、易問取
り混ぜて主にそのグループの標準的な水準の問題を作成
するか、或いは市販の問題集から出題し、生徒の学習の
理解度を調べていた。
【0003】この様に教師に任された問題作成、或いは
市販の問題集を利用した出題の仕方では、問題のレベル
や種類が教師の担当するグループやグループ内の学力に
ばらつきのある各生徒に対し必ずしも適切であるとは言
い難い。又、過去の出題の履歴が必ずしも明らかでは無
く、問題のレベルや種類も教師が担当するグループやグ
ループ内の学力にばらつきのある各生徒に適切なものと
は言い難い。そのため各生徒の弱点を木目細かに摘出し
て補強させるのは難しかった。
【0004】そこで最近では、入力手段から入力した指
示に基づき記憶手段に記憶された問題を表示手段に表示
し、CPUで処理して印刷手段から所望の問題を印刷す
る問題作成装置及び学習成績の処理システムが実用化さ
れている。例えば特開平5−11679号公報に記載さ
れた技術では、各問題に問題コードとそれに対応する複
数の弱点要素が付され、個人、又は集団の問題用紙と、
その答案用紙及び解答用紙を自動的に印刷する手段と、
答案用紙の解答欄には問題コードの読取手段で個人、又
は集団の弱点解析をする成績処理手段とを備えた構成に
なっている。又、問題コードの読取手段はバーコードと
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平5
−11679号公報に記載された技術では、成績処理手
段を備えているにもかかわらず、予めマスタファイルの
データベースに入力されている問題は、文章題、図形問
題、計算問題とも問題差替えの単位が大問に成ってい
る。そのため大問が計算問題の様に本来なら独立した単
位として扱うことが出来る複数の小問から成っていて、
生徒が例えばその大問の中の1つの小問だけ間違えた場
合、次の様な不都合が生じる。
【0006】即ちその小問1問に付いての弱点対策とし
て、本来ならその間違えた小問を重ねて出題したり、そ
の小問の類題を出題するか、或いはその間違えた小問の
基礎となる項目の問題に戻って出題するのが最適である
のに、上記従来技術では、当該小問を含む問題を重ねて
出題するので、生徒は正解している小問迄再度やること
となって、折角成績処理手段を備えているのに弱点対策
としてポイントが絞れず、効率が悪いだけでなく、採点
後の成績処理も不十分であるため弱点を摘出したりミス
の傾向を解析して、木目細かに弱点を補強するのは難し
かった。
【0007】そこで本発明は、個人、又はグループの成
績からその弱点を摘出し、ミスの傾向を解析して、これ
を次の問題作成に有機的に反映させ、木目細かに弱点補
強を行なうことの出来る問題作成装置の成績処理手段を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、入力手段、内部記憶手段、外部記憶手段、
CPU、表示手段及び印刷手段等を備え、入力手段から
入力した指示をCPUで処理し外部記憶手段に記憶され
た問題を選択的に表示手段に表示し、印刷手段から所望
の問題を印刷する問題作成装置において、外部記憶手段
に少なくとも教科書の学習単元の章、及び項目に対応し
た小問が易問から難問迄の単独の小問、及び互いに関連
し分離不可能な複数の設問から成る大問が通し番号を付
されて多数記憶され、各小問、及び大問に付いて設けら
れた属性値と個人、又はグループ毎に過去に出題された
問題に付いての成績データとを結合し、この成績データ
を管理するために問題を実施、採点後の各生徒個人、又
はグループに対する問題出力履歴データ、各出力問題毎
の正誤と得点等のデータを元に個人及びグループの弱点
乃至ミスの傾向を解析するための手段を備えた。
【0009】
【作用】上記手段によれば、夫々属性値が付いている小
問単位で問題が出題されるので、個人、又はグループに
対する成績評価を各問題の属性値に基づいて木目細かに
行なうことができ、次に出題する際個人、又はグループ
の弱点を充分に踏まえ、弱点に係わる属性値を備えた問
題を充填的に指定した出題が可能となる。そして成績評
価は、テストの問題を実施、採点後、画面で当該問題の
問題ファイルを選択し、生徒番号を入力し、個人毎に各
問題の正誤を入力するか、或いは得点のみ入力し、入力
が完了したら集計、処理して、生徒個人、又はグループ
に対する問題出力履歴データ、各出力問題毎の正誤と得
点等のデータを元に出力することで行なう。
【0010】
【実施例】次に本発明の問題作成装置に付いて添付した
図面に基づいて説明する。図1は本発明の問題作成装置
のハードウエアの構成を示すブロック図であり、問題作
成装置1は、入力手段2、記憶手段3、表示手段4、C
PU5及び印刷手段6等を備える。
【0011】入力手段2は、例えばキーボードである
が、キーボードに代えてマウスを使用すれば、キーボー
ドからのキー入力が苦手な人でも素早く正確に入力出来
る。記憶手段3は、大量の記憶容量を備えた外部記憶手
段であるCD−ROM3−1と、同様に大量の記憶容量
を備えた内部記憶手段であるハードディスク3−2とか
ら成る。
【0012】CD−ROM3−1内には、少なくとも教
科書の学習単元の章、及び項目に対応した易問から難問
迄の、分離可能な小問(例えば数学であれば計算問題と
して複数の小問が集められた問題等)、及び分離不可能
な複数の設問から成る大問(例えば数学において互いに
関連する複数の設問から成る文章題等)を含む問題が、
通し番号を付して記憶されている。そしてCD−ROM
3−1 1枚について数学、英語、国語、物理、化学、
算数、理科、社会等の各教科の問題が、夫々学年毎に記
憶されている。又、ハードディスク3−2内には、各問
題の通し番号に対応し、その問題の様々な属性を表す問
題キー番号が記憶されている。
【0013】表示手段4には後述するメニューが表示さ
れ、メニューは前記問題キー番号で示される様々な属性
に対応する項目が示される。この項目を入力手段2によ
って次々に選択することで、ハードディスク3−2内に
記憶された問題キー番号を指定し、CD−ROM3−1
内の問題を選択的に表示手段(ディスプレイ)4上に呼
び出して、小問及び大問が適宜組合わされた問題が表示
される。
【0014】そして更に入力手段2で出力条件等の指示
を与え、CPU5による処理を経て印刷手段6から所望
の問題を印刷する様になっている。又、作成される問題
はハードディスク3−2に記憶された後述する個人、又
はグループの問題出力履歴データに基づいて管理する様
に成っている。尚、CD−ROM3−1内に記憶された
問題と、ハードディスク3−2内に記憶されたその問題
の問題キー番号とで構成されるデーターベースについて
は後に詳述する。
【0015】図2は問題作成の概略を示すフローチャー
トであり、CD−ROM3−1を問題作成装置1にセッ
トしてスタートさせると、ステップS1で表示手段4の
画面7上に総合メニュー8が表示される。ステップS2
でこの総合メニュー8からメニューを選択した後、ステ
ップS3で選択したメニューに付いて同様にして対象の
選択を行い、ステップS4で出力条件の選択を行う。最
後にステップS5で処理選択を行う。以下このステップ
S1〜ステップS5の選択内容に付いて、詳細に説明す
る。
【0016】図3はステップS1の総合メニュー8の一
例を示す画面表示であり、画面の上部から問題のコース
として、「章・項目別コース」9、「入試対策コース」
10、「入試問題コース」11の各コースが表示され
る。この問題のコースの下には「成績処理」12、「問
題ファイル処理」13、「生徒管理」14のメニューが
表示される。
【0017】「章・項目別コース」9は、更に問題の種
別が「実力確認・習熟問題」15、「実力診断テスト」
16、「定期試験対策模試」17、及び「弱点補強対
策」18に分れる。「実力確認・習熟問題」15及び
「実力診断テスト」16の問題は、その教科に付いて本
発明の問題作成装置1独自の項目19、教科書に準拠し
た「教科書項目」20、及び他の学習媒体に準拠した項
目21とから成る。尚、本実施例では中学の数学の場合
に付いて説明する。
【0018】「定期試験対策模試」17の問題は、勿論
教科書に準拠する「教科書項目」20である。「弱点補
強対策」18は、上記の何れかのテスト問題をやって間
違えた場合の弱点補強に関するもので、これ迄のテスト
問題における成績を入力する「成績入力」22、「補強
問題演習」23、間違えた問題よりも前に遡って問題を
出す「フィードバック演習」24、「その他の学習媒体
の補強問題」25に分れる。
【0019】「入試対策コース」10は、学習効率を考
慮した領域問題であり、中学での主な学習単元である
「数と式」26、「関数」27、「図形」28、及び
「確率・統計」29に分れる。又、「入試問題コース」
11は、「章別」30、「形式・傾向別」31、「県・
学校別」32に分れる。
【0020】「成績処理」12は、実施したテスト問題
の成績を入力する「成績入力」33、グループ(クラ
ス、学校等)全体の成績を出す「全体成績表」34、グ
ループ内の各生徒の成績を夫々個別に出す「個人成績
表」35に分れる。又、「問題ファイル処理」13は、
ファイルの「呼び出し」36、及び「削除」37に分れ
る。尚、この「成績処理」12に付いては後に詳述す
る。
【0021】そして「生徒管理」14は、生徒1人1人
の名簿を納めた「名簿作成」38、及び「名簿更新・削
除」39に分れる。画面7で「名簿作成」38を選択し
た場合、「生徒番号」、「生徒氏名」、「保護者氏
名」、「住所」、「電話」、「性別」、「学年」、「生
年月日」、「入塾年月日」、「塾のクラス」、「回数/
週」、「受講教科」、「学校名、クラス」、「進路希
望」、「メモ」等を入力出来る様に成っている。尚、
「学年」は、年度変りに一括更新出来る様に成ってい
る。又、これらの「名簿作成」38に係わるデータは後
に詳述する「成績処理」12とリンクする様に成ってい
る。
【0022】上記の様に画面7に総合メニュー8が表示
されるので、ステップS2で、キーボード、又はマウス
の入力手段2で画面7上の図示せぬ指示バー、又はマウ
スカーソル40を移動させて、総合メニュー8の中から
当面の選択項目を次々に指定してゆく。最初は図の左側
の9〜14の項目の中から1つを指定する。この時画面
7上で(カラー表示画面であれば)、色が変る。この次
にこれらの9〜14の項目の下位の項目であり、各項目
9〜14の右側に表示された項目19〜39の中から1
つを指定する。
【0023】次のステップS3では出力対象を選択す
る。本実施例では図3の章・項目別コース9の中の「実
力確認・習熟問題」15に付いて、問題作成装置1独自
の項目19、及び教科書に準拠した「教科書項目」20
を夫々個別に説明する。尚、「実力診断テスト」16は
「実力確認・習熟問題」15の場合と、又、「定期試験
対策模試」17は教科書に準拠した「教科書項目」20
の場合と、夫々類似しているので、説明は省略する。
【0024】図4は「実力確認・習熟問題」15の出力
対象の指定の場合の画面表示の例であり、画面7上の
「問題を出力する対象を指定しますか?」41の問に対
して、「Yはい」42、「Nいいえ」43の何れかを選
択する。「Yはい」42を選択した場合、グループ(ク
ラス、学校等)や、個人の単位で指定出来る。この場
合、画面7にグループ(クラス、学校等)の一覧や、生
徒の名簿が表示されるので、この中から出力対象を選択
(複数の選択可)する。この出力対象が、後述する問題
出力履歴の処理を行う対象と成る。問題出力履歴は、ハ
ードディスク3−2の記憶容量に応じて1個人(グルー
プ)に対して、過去数回(例えば4回)の出題履歴迄保
存する。「Nいいえ」43を選択した場合は、後述する
「学年・章の選択」へ進む。
【0025】図5は「学年・章の選択」の画面表示の例
であり、画面7には中学1年、中学2年、中学3年の数
学の学習単元の章45が示されている。これらの各章4
5の中から複数の章を選択することも出来る。
【0026】図6は「項目の選択」の画面表示の例であ
り、各学年の各章45の細かい項目46(項目数は各章
により異なる)と、「章の総仕上げ問題」47に分れて
おり、図5で選択した章の中の項目に付いて、夫々基本
問題48、応用問題49、及びハイレベル50の何れか
を選択する。尚、「章の総仕上げ問題」47では、章に
含まれる問題をランダムに選択して表示する。
【0027】図7は「教科書項目」20に準拠した問題
を選択する場合の画面表示の例であり、画面7の上半部
に教科書の出版社51と学年52が表示してある。この
教科書の出版社51と学年52を選択すると、画面7の
下半部の左側に選択した教科書の出版社51とその学年
52に対応する教科書の章53が表示され、画面7の下
半部の右側にページ54指定の欄が表示される。この章
53、又はページ54の何れかを指定する。
【0028】図8は教科書の項目の選択の画面表示の例
であり、図7で選択した教科書と学年の章53に付い
て、その細かい項目56と複数項目融合問題57とに分
れており、選択した項目に付いて、夫々基本問題58、
応用問題59、及びハイレベル60の何れかを選択す
る。又、これらの他にその章(図では「第1章 正負の
数」)の総仕上げ問題61を選択出来る様になってい
る。
【0029】図9は項目確定後のレベル選択のウィンド
ウ画面表示の例であり、図6及び図8の「項目の選択」
の画面7に重ねてウィンドウ62が開く様になってい
る。問題のレベル63は1〜5の5段階になっており、
「レベル1」が基本、「レベル3」が応用、「レベル
5」がハイレベル。そして「レベル2」は「基本+応
用」、「レベル4」は「応用+ハイレベル」となってい
る。この5段階のレベル63の他に「全レベル」64が
あり、全レベルの中からランダムに出題される。
【0030】図10は上記ステップS4の出力条件選択
の場合の画面表示の例である。出力条件選択の画面7で
は、最初に「問題量の設定」65を、解答時間66、又
は問題枚数67の何れかで行う。解答時間66は、5〜
90分の範囲で5分刻みで、又、問題枚数67の場合は
1〜9枚の範囲で選択する。そして「解答時間に対する
問題数」68の多寡も5段階で選択する。この他に「配
点」69、「解答・解説」70、「ヒント」71の要不
要、「前回の問題との重複」72の可否等も選択する。
【0031】配点は、問題量に関係なく100点満点に
設定する様にした。そして各問題(前述の分離可能な小
問、及び分離不可能な複数の設問から成る大問を含む問
題)の難易度、重要度に応じて予め設定された夫々の問
題の重みに基づき、この重みを足し合わせた数が100
に成る様に、各問題の点数を比例配分して配点をCPU
5内で自動的に決める。この時各問題の配点が整数にな
る様に問題の数を調節する様に成っている。尚、これら
の出力条件の選択は、「章・項目別コース」9、「入試
対策コース」10、「入試問題コース」11の各コース
の問題に応じて更に細かくしたり、或いは条件の選択を
せずに予め条件を固定にすることも出来る。
【0032】図11は上記ステップS5の処理選択の場
合の画面表示の例である。処理選択の画面7の上部に
は、上記出力条件選択で選択した解答時間、問題枚数、
大問数等が確認のため表示される。次いで「問題確認」
73、「印刷」74、「ファイル保存」75、「類題選
択」76、「出力条件設定に戻る」77、「処理終了」
78等の選択肢が有り、これらの選択肢の何れかを選択
する様になっている。
【0033】図12は上記「問題確認」73の画面表示
の例であり、画面7の上部に「f1差替」、「f2移
動」、「f3削除」、「f4配点」、「f5再表示」、
「f6拡大」、「f7印刷」、及び「f8保存」の等の
問題の処理選択のための選択肢79が表示される。この
内「f1差替」、「f2移動」、「f3削除」、「f4
配点」、「f5再表示」が問題編集用の選択肢である。
【0034】上記画面7に表示される項目を次々に選択
して確定することで、該当する条件を満たす問題を全て
CD−ROM3−1から検索して、CPU5内の作業用
のメモリに呼出す。そしてこれらのCPU5内に呼出し
た問題を更に選択して画面7に表示する。表示された問
題は、問題1、問題2…が「大問」80を表し、問題1
の計算問題の内(1)、(2)、(3)…の各問は夫々
分離可能な「小問」81である。画面7の右側には、各
問題の配点が表示される。問題1の様に4問の「小問8
1」から成る「大問」80の場合は、3点×4の様に表
示される。
【0035】問題の編集は、基本的には画面7上で瞬時
に編集するのでは無く、「f5再表示」が選ばれて初め
て、CPU5内部で問題番号等を並べ替える処理を行
い、全体を表示し直す。「f1差替」は、ブロック単位
で画面7上の問題とCPU5内の他の問題とを差し替え
る。差し替えたい問題を指定すると、画面7にウィンド
ウが開き、CPU内に呼出してある問題が次々に候補と
して表示される。
【0036】「f2移動」は、選んだ問題の順番、乃至
レイアウトを替えたい場合に使用するもので、ブロック
単位で問題を移動させる。移動したい問題(移動元)を
選んでから、移動先を指定する。この間画面7に変化は
無い。「f3削除」は、ブロック単位で問題を削除す
る。削除したい問題を指定すると、確認メッセージが表
示される。「f4配点」は、自動的に算出された配点
(画面右欄)を修正する。修正したい部分を指定する
と、数値入力領域上(ウィンドウ)で修正することが出
来る。「f5再表示」は、上記の様な手続を経て編集結
果を表示する。これが選ばれて初めて、画面が再編成さ
れる。
【0037】又、「f6拡大」は、ブロック単位で、指
定した部分を拡大表示する。「f7印刷」は、ステップ
S5の処理選択のメニューの「問題を印刷する」と同じ
処理を行う。「f8保存」は、ステップS5の処理選択
のメニューの「問題の記録をとる」と同じ処理を行う。
図11で「類題選択」76を選択した場合、図12と同
様の画面表示が出る。
【0038】図13は、ステップS5の処理選択におけ
る「印刷」74の場合の画面表示の例で、「問題の印刷
部数」83、「解答・解説の部数」84の他、「制限時
間の印刷」85、「氏名の印刷」86、「実施日の印
刷」87等の要不要を指定する様に成っている。
【0039】図14は、ステップS5の処理選択におけ
る図11の「ファイル保存」75の場合の画面表示の例
である。画面7には、「ファイル名(XXXXXと表
示)」88、「実施日(94.4.12等と表示)」8
9、「種別(実力確認・習熟問題と表示)」90、「出
力対象(1年A組等と表示)」91等が表示される。
【0040】「ファイル名(XXXXXと表示)」88
は自動的に付けられる。又、「実施日」、「種別」、
「出力対象」の他、「問題番号(出力順)」、「配
点」、「出力条件」等、各ステップS2〜S5で入力さ
れた情報に基づいて、問題を再現するのに必要な情報を
自動的にファイルの中に持つ様に成っている。
【0041】次に段落24で触れた「成績入力」33に
付いて詳しく説明する。図3の「総合メニュー」の画面
で、「成績入力」33を選択した場合、「ファイル保
存」75で問題別に自動的に作成された「ファイル名
(XXXXXと表示)」88のリストを画面に呼出し、
そのリストの中から当該テストの問題のファイル名を選
択し、生徒番号を入力する。生徒番号は、「名簿作成」
38で既に作成されている生徒の名簿から自動転記する
ことも可能である。次いで各生徒個人毎に、実施、採点
後の各問題の正誤を入力するか、又は得点のみを入力す
る。
【0042】この様にして生徒個人別に成績を入力をす
ることで、ハードディスク3−2内に、後述するデータ
ベースの一部を構成する成績処理手段のファイルが構築
される。この成績処理手段のファイルから、段落24で
述べた様に大別してグループ(クラス、学校等)全体の
成績を出す「全体成績表」34と、グループ内の各生徒
の成績を夫々個別に出す「個人成績表」35とが出力さ
れる。
【0043】「全体成績表」34は、「生徒別・成績一
覧表」、「順位別・成績一覧表」、「得点分布表」、
「弱点発見*問題別正答率表」、「学習進度&成績一覧
表」、「出題履歴・平均点推移表」等から成る。
【0044】「個人成績表」35は、「個人別・総合成
績表」、「個人別・総合成績推移表」、「弱点発見*問
題別正誤表」から成る。
【0045】図15は「全体成績表」34の中の「生徒
別・成績一覧表」の図であり、上部左側に「全体成績
表」100の表示が枠取りしてあり、その下に「生徒別
・成績一覧表《数学》」101の表示が枠102内にあ
る。枠102内には他に「学年・クラス」103と「テ
ストの実施日」104が表示してある。枠102の下に
は、「テスト種別」105が「実力診断テスト[中1・
第1,第2章]」等と表示され、この右に「ファイル
名」106が「1AB40002」等と記載される。
【0046】続いて「<生徒番号順>」107の表示と
「平均点」108が「72.1点(標準偏差 10.
3)」等と記載され、「生徒別・成績一覧表《数学》」
101の枠109が続く。枠109内には、「生徒番
号」110が上から生徒番号順に記載され、次いで「氏
名」111、「性別」112、各生徒の「得点」113
(100点満点)、「順位」114、「偏差値」11
5、「評価」116(A、B、C…)、「備考」117
等が記載される。
【0047】図16は「全体成績表」の中の「順位別・
成績一覧表」の画面表示の図であり、図15と概略同一
のフォーマットであるが、順位別であるので、生徒別の
図15とは表示の順番が稍異なる。尚、同一表示の部分
には同一番号を付す。上部の枠102内には「順位別・
成績一覧表《数学》」118と表記されこの枠102と
「順位別・成績一覧表《数学》」118の枠119との
間には、「<順位別>」119と表記される。又、枠1
19内には「順位」114、「氏名」111、「生徒番
号」110、「性別」112、各生徒の「得点」113
(100点満点)、「順位」114、「偏差値」11
5、「評価」116(A、B、C…)、「備考」117
等が記載される。
【0048】図17は「全体成績表」の中の「得点分布
表」の画面表示の図であり、図15と同一表示の部分に
は同一番号を付す。上部の枠102内には「得点分布表
《数学》」121と表記され、この枠102の下方に得
点分布の棒グラフ122が表示される。棒グラフ122
は、縦軸に人数が5人刻みで25人迄目盛られ、横軸に
100点満点の得点を5点刻みにした度数(左側が「9
6〜100点」)が目盛られている。棒グラフ122の
下には各度数毎の人数を記載した表123が表示されて
いる。又、平均点108の「72.1点」が棒グラフ1
22の当該部分に一点鎖線124で入れてあり、棒グラ
フ122の上部に目印「▽」125が入れてある。
【0049】図18「全体成績表」の中の「弱点発見*
問題別正答率表」の画面表示の図であり、図15と同一
表示の部分には同一番号を付す。上部の枠102内には
「弱点発見*問題別正答率表《数学》」126と表記さ
れ、この枠102の下方の枠127に「問題」128、
「配点」129、「平均点」130、「正答率(%)」
131、「問題内容」132等が記載される。
【0050】図19は「全体成績表」の中の学習進度&
成績一覧表の画面表示の図であり、「全体成績表」10
0の表記に続いて「学習進度&成績一覧表《数学》 1
年A組 」133と表記され、その下の枠134内の略
記表示135の説明が「学習進度&成績一覧表《数学》
1年A組 」133の表記と枠134との間のスペー
スに、「・テスト種別」、「・テストの章」、「・ファ
イルの名」、「・得点(順位)」と記載されている。更
にこの右側には「(テスト種別)」136の略記が「・
確認…実力確認習熟問題」、「・テスト…実力診断テス
ト」、「・定期…定期試験対策模試」、「・補強…補強
問題」、「・フィ…フィードバック」、「・領域…領域
問題」、「・入試…入試問題」と記載されている。
【0051】枠134は、左側に通し番号137と共に
氏名138が順に記載され、氏名138の右側にはテス
トの実施日139毎にその生徒の成績が記載されてい
る。例えば「01 相沢 真一」は、「実力確認習熟問
題の第1章のテストを受け、そのファイル名は1A00
0001、得点は84点で、4番」である。この「学習
進度&成績一覧表《数学》 1年A組 」133では、
各テスト毎のクラス内での各生徒の過去の成績が分るよ
うに成っている。
【0052】図20は「全体成績表」の中の出題履歴・
平均点推移表の画面表示の図であり、「全体成績表」1
00の表記に続いて「出題履歴・平均点推移表《数学》
1年A組 4/20,1年B組 4/21 実施」140と表
記され、その下の枠141内に「実施日」、「テスト種
別」、「範囲」、「平均点」、及び「ファイル」名が記
載されており、クラス毎の出題履歴と、平均点の推移が
分るように成っている。尚、「全体成績表」34では、
この他に生徒を順位別に縦軸に取り、問題を横軸に取っ
て、その正誤を表わした「個人vs問題/成績一覧表」
を出力することも出来、成績の良い生徒、悪い生徒のミ
スの傾向を把握することが出来る。
【0053】図21は「個人別成績表」の中の個人別・
総合成績表の画面表示の図であり、「個人別*総合成績
表」147の表記に続いて、右側に生徒の父兄の名と生
徒の学年、クラス、生徒番号が、例えば「浜崎 啓介様
/浜崎 美智子 様/[1年A組] 1A0015」1
48等と記載されている。そしてこの下の枠149内に
「教科」150、「実施日」151、「テスト種別」1
52、「範囲」153、「得点」154、「平均」15
5、「最高」156、「偏差値」157、「評価」15
8、「順位」159が記載され、更に担任の教師から父
兄への通信欄160が記載されている。この「個人別*
総合成績表」147によって、クラスの中での各生徒個
人個人の成績を客観的に評価できる。
【0054】図22は「個人別成績表」の中の個人別・
総合成績推移表の画面表示の図であり、図21と同一部
分には同一番号を付す。画面にはグラフ161が表示さ
れ、左側に得点の目盛162、右側に偏差値の目盛16
3が目盛ってある。グラフ161には生徒の「得点
」、クラスの「平均点 ★」、生徒の「偏差値」をプ
ロットし、生徒の成績を夫々結んで成績の推移が一目で
分るように成っている。グラフ161の下には上記「実
施日」151、「テスト種別」152、「範囲」15
3、「得点」154、「平均」155、「最高」15
6、「偏差値」157、「評価」158、「順位」15
9が、グラフ161と対応する形で表164に成ってい
る。表164の下にはテスト種別165と範囲166が
具体的に記載されている。
【0055】図23は「個人別成績表」の中の弱点発見
*問題別正誤表の画面表示の図であり、画面の上部に表
記された「弱点発見*問題別正誤表」167に続く枠に
は、「問題」の番号、問題の番号毎の「問題内容」、
「配点」、「正誤」、「得点」、「正答率」、「備考」
等が記載され、その生徒が具体的にどの問題を間違えた
か、又、クラス単位でどの問題のできが良く、どの問題
のできが悪かったかが分るように成っており、弱点を具
体的に評価することができる。
【0056】以上画面7上の「成績処理」12を中心に
説明してきたが、次に本発明の問題作成装置の本体を成
すデータベースを数学の問題を例に上げて説明する。
【0057】図24は段落16〜18で概略説明した問
題とその問題の問題キー番号との対応関係を示すデータ
ベースの説明図であり、縦軸に問題の通し番号170を
取り、横軸に後述する種別、絶対細目、小細目、
レベル、重要度、領域別分類、観点別分類、…
等のその問題の属性を示す項目171が示されている。
縦軸の問題の通し番号170と横軸の項目171との交
点に、問題キー番号172…が後述する基準で付されて
いる。
【0058】通し番号170を付した問題は、本実施例
では上記独立した小問81単位で30000題余りが、
CD−ROM3−1に記憶されている。勿論、数学の文
章題の様に互いに関連し分離することが出来ない複数の
設問で大問80が構成されている場合は、大問1つを1
問と数える。そして各小問81、及びこの様な大問80
には、上記の様々の属性を示す項目171に付いて夫々
固有の問題キー番号172…が付されており、これらの
問題キー番号172…を集積したものがインデックスを
構成している。又、問題キー番号172…は、入力の日
付、入力順が判る様に成っている。
【0059】問題キー番号172…は、種別、絶対
細目、小細目、レベル、重要度、領域別分類、
観点別分類等の属性の項目171に付いて、夫々1桁
〜5桁の数字、又はアルファベット、或いはこの両方を
組合わせたもので、これらの問題キー番号172…によ
って、各小問乃至前記の分離できない複数の設問を含む
大問毎に評価付けを行う。
【0060】上記属性の各項目171は次の様に定義す
る。 種別…大問80か、小問81かを区別出来、更に小問
81の指示文も出す。例えば、0:大問、1:次の問に
答えなさい、2:次の計算をしなさい、…等。 絶対細目…細目を表す通しキーで、実施例の入力デー
タは、”学年・章・項目・細目”の形で行い、細目ファ
イル(別ファイル)を参照する。例えば、14302:
yがxに比例する式を選び出す等。 小細目…種別が大問80の場合、その下の小問81の
細目を表す絶対細目である。入力方法、使用するキーは
絶対細目と同じである。 レベル…問題のレベルを、A:基本、B:応用、C:
ハイレベルの3段階に分ける。 重要度…問題検索時の優先順位を、1:優先順位
(高)、2:優先順位(中)、3:優先順位(低)、の
3段階に分ける。 領域別分類…領域別コースに関連し、例えば、A1
1:計算、A12:立式、A13:公式、A14:文章
題、…。 観点別分類…小学校〜高等学校の指導要録にある4観
点(関心・意欲・態度、知識、技能、及び数学的考え
方)で問題を分類する。これはテストによる客観的な数
字では評価することが出来ない、生徒個人個人の勉強へ
の取り組み方を教師が評価するもの。
【0061】又、データベースには上記属性の項目17
1とは別に、問題を印刷する際の出力条件の設定に係わ
るデータが含まれている。配点・時間に関するデータ
は、次の基準で記憶させる。 時間…解答時間、配点の基準にも利用し、例えば1〜
15分等。 小問数…種別が大問80の場合、その下の設問の数。
「○点×△」の配点を出す時必要になるが、点数は原則
として均等割りとする。
【0062】入試問題のデータは、次の基準で記憶させ
る。 出題年度…西暦下2桁 県・学校コード…県・学校をコード化しておく。 正答率値…データがあるものだけ。 大問、小問番号 改題か否かの識別コード。
【0063】問題文データは次の基準で記憶させる。 問題見出し…細目とは別に、問題の内容が判る見出し
(解答・解説にも利用) 問題文…テキスト(解答欄も含む)
【0064】ヒントデータは次の基準で記憶させる。 ヒント文…テキスト
【0065】解答データは次の基準で記憶させる。 解答文…テキスト
【0066】解説データは次の基準で記憶させる。 解説文…テキスト
【0067】教科書準拠データに付いては次の基準で記
憶させる。 教科書情報(6桁のコード:指定された教科書に対す
る情報)…使用教科書によって出してはいけない(内容
が違う、扱ってはいけない等)等の情報。例えば、Y:
この教科書に準拠性の高い問題、N:この教科書では使
ってはいけない問題、その他:普通に使って良い問題
等。
【0068】又、問題の出力履歴データは次の様に記憶
させる。出力履歴は、ハードディスク3−2の記憶容量
に応じて1個人(グループ)に対して、過去数回(例え
ば4回)迄、1回100問迄で最大400問迄出題履歴
を記録する。1回の出題毎に問題の種別を記録する。記
録は、個人(グループ)のコード番号とやった問題の通
し番号170、及び問題キー番号172…とが結びつく
ことでなされる。
【0069】又、問題の種別は、上記「実力確認・習熟
問題」15、「実力診断テスト」16、及び「定期試験
対策模試」17と、この他に領域問題、入試問題(県・
学校別 これ以外)等を含む。そしてハードディスク3
−2内の問題キー番号172…を指定して、CD−RO
M3−1から問題を抽出する際の重複チェックは、同種
別のものの内で行う。又、1人の個人に対して出力され
た問題は、その個人(グループ)に関しては、同じ細目
内で一番出題順位の低い問題と成る。
【0070】本発明の問題作成装置のデーターベース
は、CD−ROM3−1内に問題を記憶させ、ハードデ
ィスク3−2内にその問題の問題キー番号172と属性
を記憶させたので、問題を検索する際、最初からCD−
ROM3−1内のメモリーサイズの大きい問題そのもの
を検索するのではなく、ハードディスク3−2内のメモ
リーサイズが小さい属性によって問題の通し番号170
を検索するので、迅速な検索が可能である。しかも画面
7上で問題の種別等の項目を次々に選択して、より小さ
な部分集合の中から問題の通し番号170を検索するの
で、より迅速な検索が可能である。こうして選択された
通し番号170の問題を、CD−ROM3−1からCP
U5内の作業用のメモリーに引っ張って来る。そしてこ
の引っ張ってきた問題群の中から編集し、出力条件を設
定して、印刷手段6から所望の問題を印刷する。
【0071】以上説明した様に1つの問題(大問の下に
複数問集められた分離可能な小問、又は互いに関連し分
離出来ない複数の設問から成る大問)が、問題データ、
配点・時間データ、入試問題データ、問題文データ、ヒ
ントデータ、解答データ、解説データ、出典データ、及
び教科書準拠データ等を備え、更に出力履歴データとし
て1人の個人(グループ)に対して出題された問題が記
録され、個人(グループ)と出題された問題の通し番号
170及び問題キー番号172とが結合されるので、こ
れらの問題キー番号172に基づくデータベースによっ
て、以前に出題された問題と重複しているか、否かを直
ちにチェック出来る。上述の様にこれらの一連の問題キ
ー番号172を集積したものがインデックスを構成し、
難問から易問迄の様々な問題と各個人(グループ)を管
理する管理手段になっている。
【0072】尚、上記データベースにおいて毎年の入試
問題は、当該年度の当該科目の入試問題を編集してデー
タベースをup−to−dateし、CD−ROM3−
1を再発行することで対応する。
【0073】
【発明の効果】本発明は、上述の様に構成したので、次
の様な効果を奏する。請求項1によれば、入力手段、内
部記憶手段、外部記憶手段、CPU、表示手段及び印刷
手段等を備え、入力手段から入力した指示をCPUで処
理し記憶手段に記憶された問題を選択的に表示手段に表
示し、印刷手段から所望の問題を印刷する問題作成装置
において、外部記憶手段に少なくとも教科書の学習単元
の章、及び項目に対応した小問が易問から難問迄の単独
の小問、及び互いに関連し分離不可能な複数の設問から
成る大問が通し番号を付されて多数記憶され、各小問、
及び大問に付いて設けられた属性値と個人、又はグルー
プ毎に過去に出題された問題に付いての成績データとを
結合したので、夫々属性値が付いている小問単位で問題
が出題されるので、個人、又はグループに対する成績評
価が各問題の属性値に基づいて木目細かに行なうことが
でき、次に出題する際個人、又はグループの弱点を充分
に踏まえ、弱点に係わる属性値を備えた問題を充填的に
指定した出題が可能となる。
【0074】また、成績データを管理するために問題を
実施、採点後の各生徒個人、又はグループに対する問題
出力履歴データ、各出力問題毎の正誤と得点等のデータ
を元に個人及びグループの弱点乃至ミスの傾向を解析す
るための手段を備えたので、テストの問題を実施、採点
後、画面で当該問題の問題ファイルを選択し、生徒番号
を入力し、個人毎に各問題の正誤を入力するか、或いは
得点のみ入力し、入力が完了したら集計、処理して、生
徒個人、又はグループに対する問題出力履歴データ、各
出力問題毎の正誤と得点等のデータを出力して、弱い項
目を重点的に反復指導したり、考え方を再検討する等教
師の指導用の基礎データを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の問題作成装置のハードウエアの構成を
示すブロック図
【図2】同じく問題作成の概略を示すフローチャート
【図3】総合メニューの一例を示す画面表示の図
【図4】本発明の問題作成装置に準拠した実力確認・習
熟問題の出力対象の指定の場合の画面表示の図
【図5】同「学年・章の選択」の画面表示の図
【図6】同「項目の選択」の画面表示の図
【図7】教科書に準拠した問題の出力対象の指定の場合
の画面表示の図
【図8】教科書の各章の項目の選択の画面表示の図
【図9】項目確定後のレベル選択のウィンドウ画面の表
示の図
【図10】出力条件選択の場合の画面表示の図
【図11】処理選択の場合の画面表示の図
【図12】問題確認の画面表示を示す図
【図13】印刷の場合の画面表示の図
【図14】ファイル保存の場合の画面表示の図
【図15】「全体成績表」の中の生徒別・成績一覧表の
画面表示の図
【図16】「全体成績表」の中の順位別・成績一覧表の
画面表示の図
【図17】「全体成績表」の中の得点分布表の画面表示
の図
【図18】「全体成績表」の中の弱点発見*問題別正答
率表の画面表示の図
【図19】「全体成績表」の中の学習進度&成績一覧表
の画面表示の図
【図20】「全体成績表」の中の出題履歴・平均点推移
表の画面表示の図
【図21】「個人別成績表」の中の個人別・総合成績表
の画面表示の図
【図22】「個人別成績表」の中の個人別・総合成績推
移表の画面表示の図
【図23】「個人別成績表」の中の弱点発見*問題別正
誤表の画面表示の図
【図24】問題とその問題の問題キー番号との対応関係
を示すデータベースの説明図
【符号の説明】
1…問題作成装置1,2…入力手段2,3…記憶手段,
4…表示手段,5…CPU5,6…印刷手段,7…画
面,8…総合メニュー,9…章・項目別コース,14…
生徒管理,15…実力確認・習熟問題,16…実力診断
テスト,17…定期試験対策模試,18…弱点補強対
策,19…問題作成装置独自の項目,20…教科書項
目,21…その他の学習項目に準拠した項目,22…成
績入力,23…補強問題演習,24…フィードバック演
習,25…その他の学習媒体に準拠した項目,26…数
と式,27…関数,28…図形,29…確率・統計,3
0…章別,31…形式・傾向別,32…県・学校別,3
3…成績入力,34…全体成績表,35…個人成績表,
36…呼出し,37…削除,38…名簿作成,39…名
簿更新・削除,65…問題量の設定,66…解答時間,
67…問題枚数,68…問題数,69…配点,70…解
答・解説,71…ヒント,72…前回の問題との重複,
80…大問,81…小問,100…全体成績表,101
…生徒別・成績一覧表<数学>,105…テスト種別,
106…ファイル名,107生徒番号順,118…順位
別・成績一覧表,121…得点分布表<数学>,126
…弱点発見*問題別正答率表《数学》,133…学習進
度&成績一覧表,140…出題履歴・平均点推移表,1
47…個人総合成績表,167…弱点発見*問題別正誤
表,170…通し番号,171…属性の項目,172…
問題のキー番号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、内部記憶手段、外部記憶手
    段、CPU、表示手段及び印刷手段等を備え、入力手段
    から入力した指示をCPUで処理し記憶手段に記憶され
    た問題を選択的に表示手段に表示し、印刷手段から所望
    の問題を印刷する問題作成装置において、前記外部記憶
    手段に少なくとも教科書の学習単元の章、及び項目に対
    応した小問が易問から難問迄の単独の小問、及び互いに
    関連し分離不可能な複数の設問から成る大問が通し番号
    を付されて多数記憶され、各小問、及び大問に付いて設
    けられた属性値と個人、又はグループ毎に過去に出題さ
    れた問題に付いての成績データとを結合し、この成績デ
    ータを管理するために問題を実施、採点後の各生徒個
    人、又はグループに対する問題出力履歴データ、各出力
    問題毎の正誤と得点等のデータを元に個人及びグループ
    の弱点乃至ミスの傾向を解析するための手段を備えたこ
    とを特徴とする問題作成装置の成績処理手段。
JP31866494A 1994-12-21 1994-12-21 問題作成装置の成績処理手段 Pending JPH08179682A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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