JPH11161143A - 教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JPH11161143A JPH11161143A JP32467297A JP32467297A JPH11161143A JP H11161143 A JPH11161143 A JP H11161143A JP 32467297 A JP32467297 A JP 32467297A JP 32467297 A JP32467297 A JP 32467297A JP H11161143 A JPH11161143 A JP H11161143A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 4
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- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 abstract 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】個々の生徒の学習過程での欠落箇所を的確に判
断し、その欠落箇所を学習させるための最適な教材を的
確に抽出できるようにする。 【解決手段】「連立方程式の文章題(2)」という小単
元の戻りコードが(1)であると、その直接の下位の小
単元は「方程式の文章題(2)」、「複雑な連立方程式
(2)」の2つであり、それぞれの戻りコードは(1.
1)、(1.2)となっている。また、小単元「方程式
の文章題(2)」の直接の下位の小単元は、「文字式で
表す(4)」、「方程式(3)」、「方程式(4)」、
「方程式の文章題(1)」の4つであり、それぞれの戻
りコードは、(1.1.1)、(1.1.2)、(1.
1.3)、(1.1.4)となっている。つまり、任意
の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単元の
戻りコードを全て含んで構成されている。
断し、その欠落箇所を学習させるための最適な教材を的
確に抽出できるようにする。 【解決手段】「連立方程式の文章題(2)」という小単
元の戻りコードが(1)であると、その直接の下位の小
単元は「方程式の文章題(2)」、「複雑な連立方程式
(2)」の2つであり、それぞれの戻りコードは(1.
1)、(1.2)となっている。また、小単元「方程式
の文章題(2)」の直接の下位の小単元は、「文字式で
表す(4)」、「方程式(3)」、「方程式(4)」、
「方程式の文章題(1)」の4つであり、それぞれの戻
りコードは、(1.1.1)、(1.1.2)、(1.
1.3)、(1.1.4)となっている。つまり、任意
の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単元の
戻りコードを全て含んで構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校や学習塾など
において、教材の中から個人別学習指導用の個別教材を
作成するための教材管理データ抽出装置及び教材管理デ
ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関する。
において、教材の中から個人別学習指導用の個別教材を
作成するための教材管理データ抽出装置及び教材管理デ
ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テスト結果に応じて補習教材
を提供する補習教材作成システム(例えば、特開平8−
202250号公報参照)が提供されている。
を提供する補習教材作成システム(例えば、特開平8−
202250号公報参照)が提供されている。
【0003】この補習教材作成システムは、小単元ごと
の個人別点数と選択コース(国公立理系、国公立文系、
私立理系、私立文系等)とに基づいて、点数レベルと補
習テキストデータ(補習問題)との関係を表す関係ファ
イルと、複数の補習問題を備えた補習テキスト記憶ファ
イルとを備えている。そして、選択コースに応じて行わ
れたテストの点数を入力することにより、関係ファイル
を参照して補習テキスト記憶ファイルからその点数レベ
ルに応じた補習テキストデータを抽出し、これを印字出
力することによって、個々の生徒の成績や選択コースに
応じた補習教材を自動的に作成するシステムとなってい
る。
の個人別点数と選択コース(国公立理系、国公立文系、
私立理系、私立文系等)とに基づいて、点数レベルと補
習テキストデータ(補習問題)との関係を表す関係ファ
イルと、複数の補習問題を備えた補習テキスト記憶ファ
イルとを備えている。そして、選択コースに応じて行わ
れたテストの点数を入力することにより、関係ファイル
を参照して補習テキスト記憶ファイルからその点数レベ
ルに応じた補習テキストデータを抽出し、これを印字出
力することによって、個々の生徒の成績や選択コースに
応じた補習教材を自動的に作成するシステムとなってい
る。
【0004】この補習教材作成システムでは、テストの
点数を25点満点とし、この点数を5点ごとの5段階の
レベルに分割し、各レベルに対応させて補習テキストデ
ータを用意している。つまり、テストの結果が例えば1
1点から15点までの同じレベルに入る生徒に対して
は、その全員に同じ内容の補習テキストデータ(補習問
題)が提示されることになる。
点数を25点満点とし、この点数を5点ごとの5段階の
レベルに分割し、各レベルに対応させて補習テキストデ
ータを用意している。つまり、テストの結果が例えば1
1点から15点までの同じレベルに入る生徒に対して
は、その全員に同じ内容の補習テキストデータ(補習問
題)が提示されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同じ点
数レベルに入る生徒の全員が、同じ問題を同じように間
違ったわけではなく、また同じ問題を間違ったとして
も、例えば数学ではその計算過程の中の同じ過程で同じ
間違いをするわけでもない。すなわち、生徒個々の能力
に応じて、間違った問題や間違うパターンは全く異なる
ものである。例えば、同じ点数レベルに入る生徒でも、
ある生徒は計算問題自体が弱く、他の生徒は文章問題が
弱いといったように、生徒個々に特徴のあるのが普通で
ある。
数レベルに入る生徒の全員が、同じ問題を同じように間
違ったわけではなく、また同じ問題を間違ったとして
も、例えば数学ではその計算過程の中の同じ過程で同じ
間違いをするわけでもない。すなわち、生徒個々の能力
に応じて、間違った問題や間違うパターンは全く異なる
ものである。例えば、同じ点数レベルに入る生徒でも、
ある生徒は計算問題自体が弱く、他の生徒は文章問題が
弱いといったように、生徒個々に特徴のあるのが普通で
ある。
【0006】しかしながら、従来の補習教材作成システ
ムでは、点数レベルのみで補習教材を選択しているた
め、このような生徒個々の学習レベル(弱点)に応じた
適切な補習教材を提供することができないといった問題
があった。
ムでは、点数レベルのみで補習教材を選択しているた
め、このような生徒個々の学習レベル(弱点)に応じた
適切な補習教材を提供することができないといった問題
があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、テスト結果を点数レベル
のみで判断するのではなく、個々の生徒の学習過程での
欠落箇所を的確に判断し、その欠落箇所を学習させるた
めの最適な教材を的確に抽出することのできる教材管理
データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
案されたもので、その目的は、テスト結果を点数レベル
のみで判断するのではなく、個々の生徒の学習過程での
欠落箇所を的確に判断し、その欠落箇所を学習させるた
めの最適な教材を的確に抽出することのできる教材管理
データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の教材管理データ抽出装置
は、学習すべき全科目を小学校、中学校等の教育過程ご
とに分類した科目データを保持する科目テーブルと、各
科目ごとに、学習項目の最小の単位である小単元の解説
及び基礎問題の各データと戻りコード、又はその小単元
の演習問題のデータと戻りコードとを対応づけて記録し
た問題データ領域を有し、前記戻りコードは、各学年の
学習過程に沿って各小単元を高学年側から低学年側に階
層構造状に関連付けて分類するためのコードであって、
任意の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単
元の戻りコードを全て含んで構成されている単元ファイ
ルと、任意の戻りコードを入力することによって、その
戻りコードの小単元に直接関連する低学年側の小単元を
前記単元ファイルから抽出するとともに、前記戻りコー
ドに含まれる高学年側の小単元の戻りコードを入力する
ことによって、その戻りコードの小単元に直接関連する
高学年側の小単元を前記単元ファイルから抽出する抽出
手段と、この抽出手段によって抽出された小単元の学習
項目を表示する表示手段とを備えた構成とする。
め、本発明の請求項1記載の教材管理データ抽出装置
は、学習すべき全科目を小学校、中学校等の教育過程ご
とに分類した科目データを保持する科目テーブルと、各
科目ごとに、学習項目の最小の単位である小単元の解説
及び基礎問題の各データと戻りコード、又はその小単元
の演習問題のデータと戻りコードとを対応づけて記録し
た問題データ領域を有し、前記戻りコードは、各学年の
学習過程に沿って各小単元を高学年側から低学年側に階
層構造状に関連付けて分類するためのコードであって、
任意の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単
元の戻りコードを全て含んで構成されている単元ファイ
ルと、任意の戻りコードを入力することによって、その
戻りコードの小単元に直接関連する低学年側の小単元を
前記単元ファイルから抽出するとともに、前記戻りコー
ドに含まれる高学年側の小単元の戻りコードを入力する
ことによって、その戻りコードの小単元に直接関連する
高学年側の小単元を前記単元ファイルから抽出する抽出
手段と、この抽出手段によって抽出された小単元の学習
項目を表示する表示手段とを備えた構成とする。
【0009】また、本発明の請求項2記載の教材管理デ
ータ抽出装置は、請求項1記載のものにおいて、前記表
示手段に表示された小単元の学習項目に記録された解説
及び基礎問題の各データ、又は演習問題のデータを印字
出力する印字出力手段を備えた構成とする。
ータ抽出装置は、請求項1記載のものにおいて、前記表
示手段に表示された小単元の学習項目に記録された解説
及び基礎問題の各データ、又は演習問題のデータを印字
出力する印字出力手段を備えた構成とする。
【0010】また、本発明の請求項3記載の教材管理デ
ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、教材管理データが、学習すべき全科目を小学校、中
学校等の教育過程ごとに分類した科目データを保持する
科目テーブルと、学習項目の最小の単位である複数の小
単元が、学習項目の最大の単位である複数の大単元のい
ずれかに分類された単元ファイルとに記録され、前記単
元ファイルは、その小単元の解説及び基礎問題の各デー
タと戻りコード、又はその小単元の演習問題のデータと
戻りコードとを対応づけて記録した問題データ領域を有
し、前記戻りコードは、各学年の学習過程に沿って各小
単元を高学年側から低学年側に階層構造状に関連付けて
分類するためのコードであって、任意の小単元は、その
高学年側にある小単元の戻りコードを全て含んで構成さ
れている。
ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、教材管理データが、学習すべき全科目を小学校、中
学校等の教育過程ごとに分類した科目データを保持する
科目テーブルと、学習項目の最小の単位である複数の小
単元が、学習項目の最大の単位である複数の大単元のい
ずれかに分類された単元ファイルとに記録され、前記単
元ファイルは、その小単元の解説及び基礎問題の各デー
タと戻りコード、又はその小単元の演習問題のデータと
戻りコードとを対応づけて記録した問題データ領域を有
し、前記戻りコードは、各学年の学習過程に沿って各小
単元を高学年側から低学年側に階層構造状に関連付けて
分類するためのコードであって、任意の小単元は、その
高学年側にある小単元の戻りコードを全て含んで構成さ
れている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の教材管理データ抽出装置
のシステム構成図を示している。この教材管理データ抽
出装置は、ワークステーション1とプリンタ2とで構成
され、これらがLAN3によって接続された構成となっ
ている。
のシステム構成図を示している。この教材管理データ抽
出装置は、ワークステーション1とプリンタ2とで構成
され、これらがLAN3によって接続された構成となっ
ている。
【0013】ワークステーション1は、CPU、RO
M、RAM、ハードディスク等からなるコンピュータで
あり、入力手段としてキーボードやマウス等を備えてい
る。
M、RAM、ハードディスク等からなるコンピュータで
あり、入力手段としてキーボードやマウス等を備えてい
る。
【0014】また、プリンタ2は、例えばレーザプリン
タであり、LAN3を介してワークステーション1から
送られてきたコマンドに従って、印字用データを用紙上
に印字する。
タであり、LAN3を介してワークステーション1から
送られてきたコマンドに従って、印字用データを用紙上
に印字する。
【0015】ワークステーション1のハードディスクに
は、学習すべき全科目を小学校、中学校、高等学校等の
教育過程ごとに分類した科目データを保持する科目テー
ブルと、学習項目の最小の単位である複数の小単元が、
学習項目の最大の単位である複数の大単元のいずれかに
分類された単元ファイルとが記憶されている。
は、学習すべき全科目を小学校、中学校、高等学校等の
教育過程ごとに分類した科目データを保持する科目テー
ブルと、学習項目の最小の単位である複数の小単元が、
学習項目の最大の単位である複数の大単元のいずれかに
分類された単元ファイルとが記憶されている。
【0016】科目テーブルは、本例では図2に示すよう
に、学習すべき科目として、小学校では算数と国語の2
科目、中学校では数学、国語、英語、理科、社会の5科
目を、教育過程の大分類である小学校、中学校ごとに分
類したデータとなっている。なお、各科目は、さらに解
説基礎編と演習編とに分類されている。
に、学習すべき科目として、小学校では算数と国語の2
科目、中学校では数学、国語、英語、理科、社会の5科
目を、教育過程の大分類である小学校、中学校ごとに分
類したデータとなっている。なお、各科目は、さらに解
説基礎編と演習編とに分類されている。
【0017】単元ファイルの構成の一例を図3ないし図
18に示す。ただし、図3ないし図8は中学数学の解説
基礎編を例示し、図9ないし図18は小学算数の解説基
礎編を例示している。
18に示す。ただし、図3ないし図8は中学数学の解説
基礎編を例示し、図9ないし図18は小学算数の解説基
礎編を例示している。
【0018】単元ファイルにおいて、「大単元」は学習
項目の最大の単位であって、図3に示す中学数学の解説
基礎編では、「A.数」「B.式の計算」「C.方程
式」「D.関数のグラフ」「E.平面図形」「F.空間
図形」「G.測定と資料」の7単元(図3中には大単元
を内容として示している)となっている。また、小学算
数の解説基礎編では、「1.加減法」「2.乗法」
「3.除法」「4.四則,乗除法」「5.分数」「6.
小数」「7.単位」「8.表とグラフ」「9.大きな
数」「10.整数」「11.xを使って」「12.単位
量」「13.割合」「14.確率・組み合わせ」「1
5.図形」「16.面積」「17.立体と体積」「1
8.量の測定」「19.いろいろな文章題」「20.学
年相当文章題」の20単元となっている。これら大単元
の分類は、教科書にほぼ則した分類となっている。従っ
て、小学国語や中学国語、中学英語、中学理科、中学社
会についても、説明は省略するが、教科書にほぼ則した
分類となっている。
項目の最大の単位であって、図3に示す中学数学の解説
基礎編では、「A.数」「B.式の計算」「C.方程
式」「D.関数のグラフ」「E.平面図形」「F.空間
図形」「G.測定と資料」の7単元(図3中には大単元
を内容として示している)となっている。また、小学算
数の解説基礎編では、「1.加減法」「2.乗法」
「3.除法」「4.四則,乗除法」「5.分数」「6.
小数」「7.単位」「8.表とグラフ」「9.大きな
数」「10.整数」「11.xを使って」「12.単位
量」「13.割合」「14.確率・組み合わせ」「1
5.図形」「16.面積」「17.立体と体積」「1
8.量の測定」「19.いろいろな文章題」「20.学
年相当文章題」の20単元となっている。これら大単元
の分類は、教科書にほぼ則した分類となっている。従っ
て、小学国語や中学国語、中学英語、中学理科、中学社
会についても、説明は省略するが、教科書にほぼ則した
分類となっている。
【0019】また、「小単元」は、これら「大単元」の
いずれかに分類された学習項目の最小の単位であって、
例えば図3に示す「A.数」の大単元についてみると、
「数値線上の数の大きさ」「正・負の表し方」「正・負
の数の大小」の3つの小単元が分類されている。
いずれかに分類された学習項目の最小の単位であって、
例えば図3に示す「A.数」の大単元についてみると、
「数値線上の数の大きさ」「正・負の表し方」「正・負
の数の大小」の3つの小単元が分類されている。
【0020】ここで、図3ないし図8に示す中学数学の
解説基礎編の中の識別コード番号について、図19を参
照して説明する。
解説基礎編の中の識別コード番号について、図19を参
照して説明する。
【0021】この識別コード番号は、いわゆる戻りコー
ドとは別のコードであって、それぞれに対応する小単元
の内容を示すコードとなっている。すなわち、図3に示
す一番最初の[A−1−3−AK−1]について説明す
ると、最初の「A」は大単元の種類(すなわち、
「数」)を示しており、次の「1」は学年(すなわち、
中学1年)を示しており、次の[3−AK−1]が項目
(小単元の実質的な内容)を示している。
ドとは別のコードであって、それぞれに対応する小単元
の内容を示すコードとなっている。すなわち、図3に示
す一番最初の[A−1−3−AK−1]について説明す
ると、最初の「A」は大単元の種類(すなわち、
「数」)を示しており、次の「1」は学年(すなわち、
中学1年)を示しており、次の[3−AK−1]が項目
(小単元の実質的な内容)を示している。
【0022】すなわち、項目の最初の[3]は、大単元
である「A.数」の中の章の番号を示している。すなわ
ち、大単元に対する各章は、図20に示すように分類さ
れている。すなわち、「A.数」は、「1章・・・整
数、2章・・・公約・公倍数、3章・・・正負の数、4
章・・・平方根」となっており、「B.式の計算」は
「1章・・・正負の計算、2章・・・式の計算、3章・
・・乗法の公式」となっている。以下、同様にして、各
大単元は図示の如く複数の章に分類されている。
である「A.数」の中の章の番号を示している。すなわ
ち、大単元に対する各章は、図20に示すように分類さ
れている。すなわち、「A.数」は、「1章・・・整
数、2章・・・公約・公倍数、3章・・・正負の数、4
章・・・平方根」となっており、「B.式の計算」は
「1章・・・正負の計算、2章・・・式の計算、3章・
・・乗法の公式」となっている。以下、同様にして、各
大単元は図示の如く複数の章に分類されている。
【0023】項目の次の[A]は難度を示しており、
[B][C]・・・といくに従って難度が高くなってい
る。また、次の[K]は解説基礎編であることを示して
おり、この「K」が付いていない場合には演習編である
ことを示している。
[B][C]・・・といくに従って難度が高くなってい
る。また、次の[K]は解説基礎編であることを示して
おり、この「K」が付いていない場合には演習編である
ことを示している。
【0024】また、項目の最後の「1」は、十の位の数
字を示しており、これに一の位の数字を付して用いるこ
とによって、問題の種類と枚数とを示すようになってい
る。ここでは、一の位の数0を付した「10」が解説、
一の位の数1を付した「11」が基礎1の問題、一の位
の数2を付した「12」が基礎2の問題、・・・、一の
位の数nを付した「1n」が基礎nの問題となってお
り、それぞれが1枚のプリントで構成される。つまり、
一の位の数字が問題の枚数を表している。なお、これら
のコードによって管理されている解説及び基礎問題の各
データ(又はその小単元の演習問題のデータ)は、各単
元ファイルの問題データ領域に記録されている。
字を示しており、これに一の位の数字を付して用いるこ
とによって、問題の種類と枚数とを示すようになってい
る。ここでは、一の位の数0を付した「10」が解説、
一の位の数1を付した「11」が基礎1の問題、一の位
の数2を付した「12」が基礎2の問題、・・・、一の
位の数nを付した「1n」が基礎nの問題となってお
り、それぞれが1枚のプリントで構成される。つまり、
一の位の数字が問題の枚数を表している。なお、これら
のコードによって管理されている解説及び基礎問題の各
データ(又はその小単元の演習問題のデータ)は、各単
元ファイルの問題データ領域に記録されている。
【0025】なお、図3ないし図8に示す中学数学の解
説基礎編は、各学年ごとに、大単元がAからGまで順番
に並んでいるが、図9ないし図18に示す小学算数の解
説基礎編は、各学年単位でまとまってはいるが、大単元
については必ずしも1から順番に並んでいない。これ
は、最も効果的な学習が行えるように大単元が分類され
ているためである。
説基礎編は、各学年ごとに、大単元がAからGまで順番
に並んでいるが、図9ないし図18に示す小学算数の解
説基礎編は、各学年単位でまとまってはいるが、大単元
については必ずしも1から順番に並んでいない。これ
は、最も効果的な学習が行えるように大単元が分類され
ているためである。
【0026】一方、図3ないし図18には示していない
が、このような識別コード番号とは別に、各小単元には
戻りコードが付与されている。戻りコードは、各学年の
学習過程に沿って各小単元を高学年側から低学年側に階
層構造状に関連付けて分類するためのコードである。図
21及び図22は、付与された戻りコードによって各小
単元を階層構造状に関連付けた様子を示している。戻り
コードには括弧を付して、識別コード番号とともに図示
している。
が、このような識別コード番号とは別に、各小単元には
戻りコードが付与されている。戻りコードは、各学年の
学習過程に沿って各小単元を高学年側から低学年側に階
層構造状に関連付けて分類するためのコードである。図
21及び図22は、付与された戻りコードによって各小
単元を階層構造状に関連付けた様子を示している。戻り
コードには括弧を付して、識別コード番号とともに図示
している。
【0027】図21及び図22は、図5に示す「連立方
程式の文章題(2)/C−2−2−CK−2」という小
単元を先頭として、これに関連する全ての小単元を階層
構造状に関連付けた教材体系図である。この教材体系図
は、図面中左側が上位(高学年側)、右側が下位(低学
年側)となっており、学習は右側の下位から左側の上位
に向かって順次進むことになる。すなわち、各小単元フ
ァイルは、この戻りコードによって学習履歴が管理され
ている。
程式の文章題(2)/C−2−2−CK−2」という小
単元を先頭として、これに関連する全ての小単元を階層
構造状に関連付けた教材体系図である。この教材体系図
は、図面中左側が上位(高学年側)、右側が下位(低学
年側)となっており、学習は右側の下位から左側の上位
に向かって順次進むことになる。すなわち、各小単元フ
ァイルは、この戻りコードによって学習履歴が管理され
ている。
【0028】ここで、「連立方程式の文章題(2)/C
−2−2−CK−2」という小単元の戻りコードが
(1)であると仮定すると、その直接の下位の小単元は
「方程式の文章題(2)/C−1−1−CK−2」、
「複雑な連立方程式(2)/C−2−2−BK−2」の
2つであり、それぞれの戻りコードは(1.1)、
(1.2)となっている。また、小単元「方程式の文章
題(2)/C−1−1−CK−2」の直接の下位の小単
元は、「文字式で表す(4)/B−1−2−EK−
4」、「方程式(3)/C−1−1−AK−3」、「方
程式(4)/C−1−1−AK−4」、「方程式の文章
題(1)/C−1−1−CK−1」の4つであり、それ
ぞれの戻りコードは、(1.1.1)、(1.1.
2)、(1.1.3)、(1.1.4)となっている。
また、小単元「文字式で表す(4)/B−1−2−EK
−4」の直接の下位の小単元は、「速さと時間(1)/
12−5−2−AK−1」、「速さと時間(2)/12
−5−2−AK−2」、「速さと時間(3)/12−5
−2−AK−3」、「文字式で表す(2)/B−1−2
−EK−2」の4つであり、それぞれの戻りコードは、
(1.1.1.1)、(1.1.1.2)、(1.1.
1.3)、(1.1.1.4)となっている。以下同様
にして、全ての小単元に戻りコードが付与されている。
すなわち、任意の戻りコードは、その上位側(高学年
側)にある小単元の戻りコードを全て含んで構成されて
いる。
−2−2−CK−2」という小単元の戻りコードが
(1)であると仮定すると、その直接の下位の小単元は
「方程式の文章題(2)/C−1−1−CK−2」、
「複雑な連立方程式(2)/C−2−2−BK−2」の
2つであり、それぞれの戻りコードは(1.1)、
(1.2)となっている。また、小単元「方程式の文章
題(2)/C−1−1−CK−2」の直接の下位の小単
元は、「文字式で表す(4)/B−1−2−EK−
4」、「方程式(3)/C−1−1−AK−3」、「方
程式(4)/C−1−1−AK−4」、「方程式の文章
題(1)/C−1−1−CK−1」の4つであり、それ
ぞれの戻りコードは、(1.1.1)、(1.1.
2)、(1.1.3)、(1.1.4)となっている。
また、小単元「文字式で表す(4)/B−1−2−EK
−4」の直接の下位の小単元は、「速さと時間(1)/
12−5−2−AK−1」、「速さと時間(2)/12
−5−2−AK−2」、「速さと時間(3)/12−5
−2−AK−3」、「文字式で表す(2)/B−1−2
−EK−2」の4つであり、それぞれの戻りコードは、
(1.1.1.1)、(1.1.1.2)、(1.1.
1.3)、(1.1.1.4)となっている。以下同様
にして、全ての小単元に戻りコードが付与されている。
すなわち、任意の戻りコードは、その上位側(高学年
側)にある小単元の戻りコードを全て含んで構成されて
いる。
【0029】従って、例えば図22に示す戻りコード
(1.2.1.1)を入力すると、「文字式の四則計算
/B−1−2−CK−4」を先頭として、これに直接関
連する「文字式の加減法(2)/B−1−2−CK−
1」、「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」、「文
字式の除法/B−1−2−CK−3」の3つの小単元が
抽出されることになる。また、この状態で一つ上位の戻
りコード(1.2.1)を入力すると、「複雑な方程式
(2)/C−1−1−BK−2」を先頭として、これに
直接関連する「文字式の四則計算/B−1−2−CK−
4」、「方程式(4)/C−1−1−AK−4」、「複
雑な方程式(1)/C−1−1−BK−1」の3つの小
単元が抽出されることになる。
(1.2.1.1)を入力すると、「文字式の四則計算
/B−1−2−CK−4」を先頭として、これに直接関
連する「文字式の加減法(2)/B−1−2−CK−
1」、「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」、「文
字式の除法/B−1−2−CK−3」の3つの小単元が
抽出されることになる。また、この状態で一つ上位の戻
りコード(1.2.1)を入力すると、「複雑な方程式
(2)/C−1−1−BK−2」を先頭として、これに
直接関連する「文字式の四則計算/B−1−2−CK−
4」、「方程式(4)/C−1−1−AK−4」、「複
雑な方程式(1)/C−1−1−BK−1」の3つの小
単元が抽出されることになる。
【0030】また、本発明では、任意の戻りコードが、
その上位側(高学年側)にある小単元の戻りコードを全
て含んで構成されているので、例えば戻りコード(1.
2.1.1)を入力して、「文字式の四則計算/B−1
−2−CK−4」を先頭とするデータを抽出(表示)し
ているときに、例えば二つ上位の項目を見たい場合に
は、現在の戻りコードである(1.2.1.1)の中の
下位の(1.1)を除く上位の戻りコード(1.2)を
入力すれば、「文字式の四則計算」の一つ上位である
「複雑な方程式(2)」を飛ばして、その上位の項目で
ある「複雑な連立方程式(2)」を抽出することができ
る。このことは、下位側の項目を飛ばして抽出する場合
も同様である。つまり、データ構造としては階層構造で
あっても、順次検索だけでなく、飛び越し検索も可能と
なるため、検索時間の短縮が図れるものである。
その上位側(高学年側)にある小単元の戻りコードを全
て含んで構成されているので、例えば戻りコード(1.
2.1.1)を入力して、「文字式の四則計算/B−1
−2−CK−4」を先頭とするデータを抽出(表示)し
ているときに、例えば二つ上位の項目を見たい場合に
は、現在の戻りコードである(1.2.1.1)の中の
下位の(1.1)を除く上位の戻りコード(1.2)を
入力すれば、「文字式の四則計算」の一つ上位である
「複雑な方程式(2)」を飛ばして、その上位の項目で
ある「複雑な連立方程式(2)」を抽出することができ
る。このことは、下位側の項目を飛ばして抽出する場合
も同様である。つまり、データ構造としては階層構造で
あっても、順次検索だけでなく、飛び越し検索も可能と
なるため、検索時間の短縮が図れるものである。
【0031】このようにして、任意の戻りコードから例
えば上位側又は下位側にコードを追うことにより、その
戻りコードの小単元に関連する小単元の先取り学習や復
習が効果的に行えるものである。つまり、このような戻
りコードによって管理されている小単元ファイルには、
上記した如く、その小単元の解説及び基礎問題の各デー
タ、又はその小単元の演習問題のデータが記録されてい
るので、これらの問題データを適宜出力することによっ
て、効果的な学習が行えるものである。
えば上位側又は下位側にコードを追うことにより、その
戻りコードの小単元に関連する小単元の先取り学習や復
習が効果的に行えるものである。つまり、このような戻
りコードによって管理されている小単元ファイルには、
上記した如く、その小単元の解説及び基礎問題の各デー
タ、又はその小単元の演習問題のデータが記録されてい
るので、これらの問題データを適宜出力することによっ
て、効果的な学習が行えるものである。
【0032】例えば、ある生徒が図22に示す「文字式
の四則計算」の問題を間違えたとすると、この「文字式
の四則計算」の戻りコードである(1.2.1.1)を
入力することにより、その「文字式の四則計算」に直接
関連する「文字式の加減法(2)/B−1−2−CK−
1」、「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」、「文
字式の除法/B−1−2−CK−3」の3つの小単元が
抽出されるから、指導担当者はこの3つの小単元の中か
ら、その生徒が理解できていないと思われる小単元、例
えば「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」を選択
し、その単元ファイルに格納されている問題を出力し
て、その生徒に復習させることができる。また、この選
択した小単元「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」
もできなかった場合には、その戻りコード(1.2.
1.1.2)を入力することによって、その「文字式の
乗法」に直接関連する「正・負の数の分配法則/B−1
−1−DK−4」、「文字式(1)/B−1−2−AK
−1」の2つの小単元が抽出されるから、指導担当者は
この2つの小単元の中から、その生徒が理解できていな
いと思われる小単元、例えば「文字式(1)/B−1−
2−AK−1」を選択し、その単元ファイルに格納され
ている問題を出力して、その生徒に復習させることがで
きる。
の四則計算」の問題を間違えたとすると、この「文字式
の四則計算」の戻りコードである(1.2.1.1)を
入力することにより、その「文字式の四則計算」に直接
関連する「文字式の加減法(2)/B−1−2−CK−
1」、「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」、「文
字式の除法/B−1−2−CK−3」の3つの小単元が
抽出されるから、指導担当者はこの3つの小単元の中か
ら、その生徒が理解できていないと思われる小単元、例
えば「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」を選択
し、その単元ファイルに格納されている問題を出力し
て、その生徒に復習させることができる。また、この選
択した小単元「文字式の乗法/B−1−2−CK−2」
もできなかった場合には、その戻りコード(1.2.
1.1.2)を入力することによって、その「文字式の
乗法」に直接関連する「正・負の数の分配法則/B−1
−1−DK−4」、「文字式(1)/B−1−2−AK
−1」の2つの小単元が抽出されるから、指導担当者は
この2つの小単元の中から、その生徒が理解できていな
いと思われる小単元、例えば「文字式(1)/B−1−
2−AK−1」を選択し、その単元ファイルに格納され
ている問題を出力して、その生徒に復習させることがで
きる。
【0033】次に、このような戻りコードによって管理
されている単元ファイルを用いて、個々の生徒の学習過
程での欠落箇所を的確に判断し、その欠落箇所を学習さ
せるための最適な教材を抽出する具体的手順について説
明する。
されている単元ファイルを用いて、個々の生徒の学習過
程での欠落箇所を的確に判断し、その欠落箇所を学習さ
せるための最適な教材を抽出する具体的手順について説
明する。
【0034】このような的確な教材を抽出する一つの手
順として、ここでは図23ないし図27に示す単元確認
テスト結果表を用いる。
順として、ここでは図23ないし図27に示す単元確認
テスト結果表を用いる。
【0035】この単元確認テスト結果表は、実施、項目
名(単元名)、識別コード番号、判定、実施、復習項目
名、学習コード番号(識別コード番号)の各項目からな
っている。ここで、項目名に対する復習項目名(すなわ
ち、識別コード番号に対する学習コード番号)の分類
は、一例として示した図21及び図22の教材体系図に
従って分類されている。
名(単元名)、識別コード番号、判定、実施、復習項目
名、学習コード番号(識別コード番号)の各項目からな
っている。ここで、項目名に対する復習項目名(すなわ
ち、識別コード番号に対する学習コード番号)の分類
は、一例として示した図21及び図22の教材体系図に
従って分類されている。
【0036】すなわち、図21及び図22に示す教材体
系図は、図24に示す単元確認テスト結果表の「連立方
程式の文章題(2)」を先頭とした体系図である。従っ
て、この単元確認テスト結果表の「連立方程式の文章題
(2)」の復習項目名は、図21に示したコード(1)
の直接の戻りコードである(1.1)、(1.2)に対
応した内容となっている。
系図は、図24に示す単元確認テスト結果表の「連立方
程式の文章題(2)」を先頭とした体系図である。従っ
て、この単元確認テスト結果表の「連立方程式の文章題
(2)」の復習項目名は、図21に示したコード(1)
の直接の戻りコードである(1.1)、(1.2)に対
応した内容となっている。
【0037】また、戻りコードが(1.1)である「方
程式の文章題(2)/C−1−1−CK−2」は、図2
5に示す単元確認テスト結果表の項目名に記載されてお
り、この「方程式の文章題(2)」の復習項目名は、図
21に示したコード(1.1)の直接の戻りコードであ
る(1.1.1)、(1.1.2)、(1.1.3)、
(1.1.4)に対応した内容となっている。すなわ
ち、単元確認テスト結果表の識別コード番号とこれに対
応する学習コード番号とは、全て図21及び図22に一
例として示した教材体系図に基づいて決定されている。
程式の文章題(2)/C−1−1−CK−2」は、図2
5に示す単元確認テスト結果表の項目名に記載されてお
り、この「方程式の文章題(2)」の復習項目名は、図
21に示したコード(1.1)の直接の戻りコードであ
る(1.1.1)、(1.1.2)、(1.1.3)、
(1.1.4)に対応した内容となっている。すなわ
ち、単元確認テスト結果表の識別コード番号とこれに対
応する学習コード番号とは、全て図21及び図22に一
例として示した教材体系図に基づいて決定されている。
【0038】このような単元確認テスト結果表によって
個々の生徒のテスト結果をまとめ、例えば図23ないし
図27に示すように、テストの実施項目に対して判定を
行った結果、「連立方程式の文章題(2)」の項目が判
定「×」であったとする。この場合、指導担当者は、
「連立方程式の文章題(2)」の項目に対応して設けら
れている2つの復習項目名から、いずれができていない
のか(若しくは両方ともできていないのか)を判定す
る。ここでは、「方程式の文章題(2)」ができていな
いと判定されている。
個々の生徒のテスト結果をまとめ、例えば図23ないし
図27に示すように、テストの実施項目に対して判定を
行った結果、「連立方程式の文章題(2)」の項目が判
定「×」であったとする。この場合、指導担当者は、
「連立方程式の文章題(2)」の項目に対応して設けら
れている2つの復習項目名から、いずれができていない
のか(若しくは両方ともできていないのか)を判定す
る。ここでは、「方程式の文章題(2)」ができていな
いと判定されている。
【0039】そこで、次にこの「方程式の文章題
(2)」の項目名を探すと、図25に示すように、この
項目名にはさらに4つの復習項目名があるから、指導担
当者は、さらにこの4つの復習項目名の中でいずれがで
きていないのか(若しくは、いずれを復習させれば効果
的であるのか等)を判定する。ここでは、「文字式で表
す(4)」ができていない(若しくは復習させれば効果
的)と判定されている。
(2)」の項目名を探すと、図25に示すように、この
項目名にはさらに4つの復習項目名があるから、指導担
当者は、さらにこの4つの復習項目名の中でいずれがで
きていないのか(若しくは、いずれを復習させれば効果
的であるのか等)を判定する。ここでは、「文字式で表
す(4)」ができていない(若しくは復習させれば効果
的)と判定されている。
【0040】そこで、次にこの「文字式で表す(4)」
の項目名を探すと、図26に示すように、この項目名に
はさらに4つの復習項目名があるから、指導担当者は、
さらにこの4つの復習項目名の中でいずれができていな
いのか(若しくは、いずれを復習させれば効果的である
のか等)を判定する。ここでは、「速さと時間
(1)」、「速さと時間(2)」、「速さと時間
(3)」ができていない(若しくは復習させれば効果
的)と判定されている。
の項目名を探すと、図26に示すように、この項目名に
はさらに4つの復習項目名があるから、指導担当者は、
さらにこの4つの復習項目名の中でいずれができていな
いのか(若しくは、いずれを復習させれば効果的である
のか等)を判定する。ここでは、「速さと時間
(1)」、「速さと時間(2)」、「速さと時間
(3)」ができていない(若しくは復習させれば効果
的)と判定されている。
【0041】従って、復習に際しては、この単元確認テ
スト結果表で示された復習項目を順を追って(原則的に
は学年の低い順であって、かつ難度の低い順に)生徒に
復習させることにより、「連立方程式の文章題(2)」
の内容をピンポイントで最も効果的かつ無駄なく理解さ
せることができる。
スト結果表で示された復習項目を順を追って(原則的に
は学年の低い順であって、かつ難度の低い順に)生徒に
復習させることにより、「連立方程式の文章題(2)」
の内容をピンポイントで最も効果的かつ無駄なく理解さ
せることができる。
【0042】すなわち、本発明の教材管理データ抽出装
置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、各学年の学習過程に沿って各小単元
を高学年側から低学年側に階層構造状(図21及び図2
2参照)に関連付けて分類するための戻りコードを各小
単元ごとに付与するとともに、任意の小単元の戻りコー
ドは、その高学年側にある小単元の戻りコードを全て含
むように構成しており、この戻りコードによって各小単
元ファイルを管理する点に特徴を有するものである。
置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、各学年の学習過程に沿って各小単元
を高学年側から低学年側に階層構造状(図21及び図2
2参照)に関連付けて分類するための戻りコードを各小
単元ごとに付与するとともに、任意の小単元の戻りコー
ドは、その高学年側にある小単元の戻りコードを全て含
むように構成しており、この戻りコードによって各小単
元ファイルを管理する点に特徴を有するものである。
【0043】このように、各科目を極めて詳細な小単元
に分類し、かつこれら小単元を戻りコードによって階層
構造状に管理することにより、ある生徒がテストで間違
った小単元を元にして、復習すべき小単元を戻りコード
から的確に見つけ出すことができるものである。つま
り、指導担当者の経験や勘などに頼ることなく、個々の
生徒の学習過程での欠落箇所が的確に判断でき、その欠
落箇所を学習させるための最適な教材(その生徒に固有
の最適な教材)を的確に抽出し、提供できるものであ
る。
に分類し、かつこれら小単元を戻りコードによって階層
構造状に管理することにより、ある生徒がテストで間違
った小単元を元にして、復習すべき小単元を戻りコード
から的確に見つけ出すことができるものである。つま
り、指導担当者の経験や勘などに頼ることなく、個々の
生徒の学習過程での欠落箇所が的確に判断でき、その欠
落箇所を学習させるための最適な教材(その生徒に固有
の最適な教材)を的確に抽出し、提供できるものであ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明の教材管理データ抽出装置及び教
材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、各学年の学習過程に沿って各小単元を高学年
側から低学年側に階層構造状に関連付けて分類するため
の戻りコードを各小単元ごとに付与するとともに、任意
の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単元の
戻りコードを全て含むように構成しており、この戻りコ
ードによって各小単元ファイルを管理するように構成し
ている。つまり、各科目を極めて詳細な小単元に分類
し、かつこれら小単元を戻りコードによって階層構造状
に管理することにより、ある生徒がテストで間違った小
単元を元にして、復習すべき小単元を戻りコードから的
確に見つけ出すことができる。従って、指導担当者の経
験や勘などに頼ることなく、個々の生徒の学習過程での
欠落箇所が的確に判断でき、その欠落箇所を学習させる
ための、個々の生徒に固有の最適な教材を的確に抽出
し、提供できるものである。そのため、生徒にとって
は、学習過程での欠落箇所の復習を、ピンポイントで最
も効果的かつ無駄なく行うことができるものである。
材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、各学年の学習過程に沿って各小単元を高学年
側から低学年側に階層構造状に関連付けて分類するため
の戻りコードを各小単元ごとに付与するとともに、任意
の小単元の戻りコードは、その高学年側にある小単元の
戻りコードを全て含むように構成しており、この戻りコ
ードによって各小単元ファイルを管理するように構成し
ている。つまり、各科目を極めて詳細な小単元に分類
し、かつこれら小単元を戻りコードによって階層構造状
に管理することにより、ある生徒がテストで間違った小
単元を元にして、復習すべき小単元を戻りコードから的
確に見つけ出すことができる。従って、指導担当者の経
験や勘などに頼ることなく、個々の生徒の学習過程での
欠落箇所が的確に判断でき、その欠落箇所を学習させる
ための、個々の生徒に固有の最適な教材を的確に抽出
し、提供できるものである。そのため、生徒にとって
は、学習過程での欠落箇所の復習を、ピンポイントで最
も効果的かつ無駄なく行うことができるものである。
【0045】また、本発明では、任意の戻りコードが、
その高学年側にある小単元の戻りコードを全て含んで構
成されているので、例えば戻りコード(1.2.1.
1)の項目を先頭とするデータを抽出(表示)している
ときに、例えば二つ上位の項目を見たい場合には、現在
の戻りコードである(1.2.1.1)の中の下位の
(1.1)を除く上位の戻りコード(1.2)を入力す
れば、一つ上位の項目を飛ばして、その上位の項目を抽
出することができる。つまり、データ構造としては階層
構造であっても、順次検索だけでなく、飛び越し検索も
可能となるため、検索時間の短縮が図れるものである。
その高学年側にある小単元の戻りコードを全て含んで構
成されているので、例えば戻りコード(1.2.1.
1)の項目を先頭とするデータを抽出(表示)している
ときに、例えば二つ上位の項目を見たい場合には、現在
の戻りコードである(1.2.1.1)の中の下位の
(1.1)を除く上位の戻りコード(1.2)を入力す
れば、一つ上位の項目を飛ばして、その上位の項目を抽
出することができる。つまり、データ構造としては階層
構造であっても、順次検索だけでなく、飛び越し検索も
可能となるため、検索時間の短縮が図れるものである。
【図1】本発明の教材管理データ抽出装置のシステム構
成図である。
成図である。
【図2】科目テーブルの構成を示す説明図である。
【図3】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】中学数学の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図10】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図11】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図12】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図13】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図14】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図16】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図17】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図18】小学算数の解説基礎編の単元ファイルの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図19】図3ないし図8に示す中学数学の解説基礎編
の中の識別コード番号についての説明図である。
の中の識別コード番号についての説明図である。
【図20】大単元に対する各章の分類を説明する図であ
る。
る。
【図21】付与された戻りコードによって各小単元を階
層構造状に関連付けた様子を示す説明図である。
層構造状に関連付けた様子を示す説明図である。
【図22】付与された戻りコードによって各小単元を階
層構造状に関連付けた様子を示す説明図である。
層構造状に関連付けた様子を示す説明図である。
【図23】単元確認テスト結果表を示す説明図である。
【図24】単元確認テスト結果表を示す説明図である。
【図25】単元確認テスト結果表を示す説明図である。
【図26】単元確認テスト結果表を示す説明図である。
【図27】単元確認テスト結果表を示す説明図である。
【符号の説明】 1 ワークステーション 2 プリンタ 3 LAN
Claims (3)
- 【請求項1】 学習すべき全科目を小学校、中学校等の
教育過程ごとに分類した科目データを保持する科目テー
ブルと、 各科目ごとに、学習項目の最小の単位である小単元の解
説及び基礎問題の各データと戻りコード、又はその小単
元の演習問題のデータと戻りコードとを対応づけて記録
した問題データ領域を有し、前記戻りコードは、各学年
の学習過程に沿って各小単元を高学年側から低学年側に
階層構造状に関連付けて分類するためのコードであっ
て、任意の小単元の戻りコードは、その高学年側にある
小単元の戻りコードを全て含んで構成されている単元フ
ァイルと、 任意の戻りコードを入力することによって、その戻りコ
ードの小単元に直接関連する低学年側の小単元を前記単
元ファイルから抽出するとともに、前記戻りコードに含
まれる高学年側の小単元の戻りコードを入力することに
よって、その戻りコードの小単元に直接関連する高学年
側の小単元を前記単元ファイルから抽出する抽出手段
と、 この抽出手段によって抽出された小単元の学習項目を表
示する表示手段とを備えたことを特徴とする教材管理デ
ータ抽出装置。 - 【請求項2】 前記表示手段に表示された小単元の学習
項目に記録された解説及び基礎問題の各データ、又は演
習問題のデータを印字出力する印字出力手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の教材管理データ抽出装
置。 - 【請求項3】 教材管理データを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 教材管理データは、学習すべき全科目を小学校、中学校
等の教育過程ごとに分類した科目データを保持する科目
テーブルと、学習項目の最小の単位である複数の小単元
が、学習項目の最大の単位である複数の大単元のいずれ
かに分類された単元ファイルとに記録され、 前記単元ファイルは、その小単元の解説及び基礎問題の
各データと戻りコード、又はその小単元の演習問題のデ
ータと戻りコードとを対応づけて記録した問題データ領
域を有し、前記戻りコードは、各学年の学習過程に沿っ
て各小単元を高学年側から低学年側に階層構造状に関連
付けて分類するためのコードであって、任意の小単元
は、その高学年側にある小単元の戻りコードを全て含ん
で構成されていることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467297A JPH11161143A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467297A JPH11161143A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11161143A true JPH11161143A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18168452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32467297A Pending JPH11161143A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11161143A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002019295A1 (fr) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Jes Co., Ltd. | Procede et systeme de support d'apprentissage |
JP2005321662A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 学習支援装置および方法 |
JP2008216661A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Tao:Kk | 教材学習用記憶媒体 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32467297A patent/JPH11161143A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002019295A1 (fr) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Jes Co., Ltd. | Procede et systeme de support d'apprentissage |
JP2005321662A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 学習支援装置および方法 |
JP2008216661A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Tao:Kk | 教材学習用記憶媒体 |
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