JP2018132693A - 学習支援装置及び学習支援プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1に本実施形態に係る学習支援装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図を示す。図1に示すように、本実施形態に係る学習支援装置10は、メモリ14、制御部12、表示部16及び記憶部34を備えている。また、制御部12は、設問全文表示制御部20A、設問概要表示制御部22A、解答表示制御部24A、入力表示制御部26A、関連設問表示制御部28Aを備えている。
ここで、メモリ14には、後述するように、制御部12により、予め定められた順序で順序付けされた複数の設問からなる設問群18Bが、問題集データから生成され、記憶される。
これに加えて、本実施形態に係る設問全文表示制御部20Aは、表示部16の後述する第2表示領域に表示された第2設問概要が選択された場合、選択された第2設問概要により特定される設問を、取組対象設問に代えて第1表示領域に表示する制御を行う。
更に、本実施形態に係る設問全文表示制御部20Aは、後述する関連設問表示領域に表示された関連設問を識別可能な情報が選択された場合、選択された上記情報により特定される関連設問を、取組対象設問に代えて第1表示領域に表示する制御を行う。
これに加えて、本実施形態に係る設問概要表示制御部22Aは、複数の選択肢のいずれかの選択肢の選択により入力された取組対象設問に対する解答の正誤の履歴を示す解答履歴情報を、第2表示領域における第1設問概要に併記して表示する制御を行う。
更に、本実施形態に係る設問概要表示制御部22Aは、取組対象設問の正答回数を全解答回数で除した正答率を、第2表示領域における第1設問概要の表示領域に表示する制御を行う。
更に、本実施形態に係る設問概要表示制御部22Aは、上記正答率を、第2表示領域の第1設問概要の表示領域の色として表示する制御を行う。
更に、本実施形態に係る設問概要表示制御部22Aは、後述する理解度入力領域において入力された理解度を示す情報を、第2表示領域における第1設問概要に併記して表示する制御を行う。
更に、本実施形態に係る解答表示制御部24Aは、上記複数の選択肢のいずれかの選択肢の選択により入力された取組対象設問に対する解答の正誤の履歴を示す解答履歴情報を生成する制御を行う。
なお、本実施形態において、取組対象設問は、記載内容の正誤を問う設問であり、上記複数の選択肢は、取組対象設問の記載内容の正誤を選択するための正誤選択肢を含む構成とされており、上記正誤選択肢は、学習者が自信をもって解答できない場合に選択する不確実選択肢と、学習者が自信をもって解答する場合に選択する確実選択肢とを含んで構成されている。
具体的には、制御部12における設問全文表示制御部20Aは、記憶部34に記憶された学習支援プログラム30がCPU32によってメモリ14に展開され、メモリ14に展開された学習支援プログラム30における設問全文表示プロセス20BがCPU32により実行されることにより提供される。同様に、設問概要表示制御部22Aは、設問概要表示プロセス22BがCPU32により実行されることにより提供され、解答表示制御部24Aは、解答表示プロセス24BがCPU32により実行されることにより提供され、入力表示制御部26Aは、入力表示プロセス26BがCPU32により実行されることにより提供され、関連設問表示制御部28Aは、関連設問表示プロセス28BがCPU32により実行されることにより提供される。
これに対して、OK排除フラグ202は、OKフラグ204が真に設定されている設問を積極的に排除するためのフラグである。そのため、要注意抽出フラグ206と不確実抽出フラグ210と、OK排除フラグ202との優先順位が問題となる。本実施形態においては、OK排除フラグ202を、優位としているが、これに限られるものではない。
記憶の阻害要因の一例としては、法律用語としての「及び」と「並びに」の関係と、「又は」と「若しくは」の関係とが挙げられる。すなわち、「及び」と「並びに」の関係は、「及び」が先に用いられる小レベル、「並びに」が大レベル、という関係であるのに対し、「又は」と「若しくは」の関係では、「又は」が先に用いられる大レベル、「若しくは」が小レベルという関係にある。先に用いられるものと大小レベルとが一致していないため、双方の関係を同時に覚えない限り、記憶を阻害する。
図5に示すように、本実施形態に係る学習支援装置10は、ネットワーク38に接続されたサーバ98に記憶されている憲法問題集データを問題集データ18Aとして取り込む場合、ネットワーク38を経由して、サーバ98から記憶部34へダウンロードする。これにより、憲法問題集データを問題集データ18Aとして学習支援装置10の記憶部34に記憶する。また、本実施形態に係る学習支援装置10は、メモリカード42に記録された民法問題集データを問題集データ18Aとして取り込む場合、メモリカード42から記憶部34へ複写する。これにより、民法問題集データを問題集データ18Aとして学習支援装置10の記憶部34に記憶する。
なお、本実施形態においては、記憶部34に記憶されている問題集データ18Aに係る電子化ファイルのファイル名が、問題集の名称を表すものとする。
図7に示した例では、一例として、かかる制御によって、目次表示領域50の節表示領域の最上部に配置された選択した節104において、上部に「第1節 国会の地位」、中部に「学習度:9/9問 ○:8 ×:1」、下部に「OK!:3 要注意:1 不確実:2」が表示される。
図7に示した例では、かかる制御によって、全体進捗度表示領域52において、上部に「全体進捗度」、中部に「学習度:56/900問 ○:40 ×:16」、下部に「OK!:9 要注意:10 不確実:11」が表示される。
図7に示した例では、設問群生成設定表示領域54において、OK排除フラグ切替部202Aは、「OK!チェックをした設問を除く」と表示され、要注意抽出フラグ切替部206Aは、「要注意チェックをした設問を抽出」と表示され、不確実抽出フラグ切替部210Aは、「不確実チェックをした設問を抽出」と表示される。
同様に、CPU32は、学習者が要注意抽出フラグ切替部206Aを接触指定する毎に要注意抽出フラグ206の設定状態を、真及び偽の間で切り替える制御を行う。また、CPU32は、要注意抽出フラグ切替部206Aの右部に、問題集データ18Aにおける要注意フラグ208が真に設定された設問数を表示する制御を行う。
同様に、CPU32は、学習者が不確実抽出フラグ切替部210Aを接触指定する毎に不確実抽出フラグ210の設定状態を、真及び偽の間で切り替える制御を行う。また、CPU32は、不確実抽出フラグ切替部210Aの右部に、問題集データ18Aにおける不確実フラグ212が真に設定された設問数を表示する制御を行う。
ステップ504では、CPU32が、問nに対応する設問のOKフラグ204が真であるか否かを判定し、肯定判定となった場合には後述するステップ522に移行する。これに対し、ステップ504において否定判定となった場合にはステップ506に移行する。
ステップ508では、CPU32が、問nに対応する設問の要注意フラグ208が真であるか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ514へ移行する。これに対し、ステップ508において否定判定となった場合にはステップ510に移行する。
ステップ512では、CPU32が、問nに対応する設問の不確実フラグ212が真であるか否かを判定し、否定判定となった場合には以降の処理をスキップし、ステップ522に移行する。これに対し、ステップ512において否定判定となった場合にはステップ514に移行する。
以上の処理を実行することにより、本実施形態に係る学習支援装置10の表示部16には学習画面が表示される。
なお、図11では、一例として、取組対象設問として設問番号106が849番である設問番号106及び問題文108の全文が表示される場合について示されている。
なお、図11では、一例として、取組対象設問の関連設問番号228が853番である関連設問番号228及び設問番号106が853番である問題文108の冒頭部が表示される場合について示されている。
本実施形態に係る入力表示制御部26Aは、学習者が、OKフラグ切替部68を接触指定する毎にOKフラグ204の設定状態を、真及び偽の間で切り替える制御を行う。
同様に、本実施形態に係る入力表示制御部26Aは、学習者が、要注意フラグ切替部70を接触指定する毎に要注意フラグ208の設定状態を、真及び偽の間で切り替える制御を行う。
更に、本実施形態に係る入力表示制御部26Aは、学習者が、不確実フラグ切替部72を接触指定する毎に不確実フラグ212の設定状態を、真及び偽の間で切り替える制御を行う。
なお、図11では、一例として、OKフラグ切替部68は、「□OK!チェック」と表示され、OKフラグ204が偽に設定されていることに対応して、上記□部が白抜き表示される場合について示されている。同様に、要注意フラグ切替部70は、「□要注意チェック」と表示され、要注意フラグ208が偽に設定されていることに対応して、上記□部が白抜き表示される場合について示されている。同様に、不確実フラグ切替部72は、「□不確実チェック」と表示され、不確実フラグ212が真に設定されていることに対応して、上記□部に選択記号が重ね書き表示される場合について示されている。
なお、図11では、上記制御の一例として、取組対象設問以外の設問に係る設問概要である第2設問概要78と比較して、第1設問概要76に対応した取組対象設問である設問番号849番の表示枠が強調して表示される場合について示されている。
図11では、一例として、第3表示領域80は、選択肢「正しい」と、選択肢「誤り」とを含んで構成されている。また、選択肢「正しい」及び選択肢「誤り」は、それぞれ不確実選択肢として「△」部を有する。また、「△」部ではない「正しい」部及び「誤り」部が、確実選択肢である。不確実選択肢を選択した場合の処理は、不確実フラグ切替部72をチェックした後に確実選択肢を選択することと同じ処理となる。
選択肢「正しい」と、選択肢「誤り」のいずれかの選択肢を選択して解答することにより、当該解答が正答か誤答か、及び取組対象設問に関する正答率226が算出される。
なお、図11では、一例として、第851問及び第853問の設問概要の表示領域の色が、他の設問の表示領域の色と異なっている場合について示されている。
50%未満…………赤
50〜60%未満…薄赤
60〜70%未満…薄橙
70〜80%未満…薄黄
80〜90%未満…薄緑
90%以上…………薄青
図12に示すように、ステップ700では、所定情報が入力されたか否かが判定され、否定判定の場合にはステップ700を繰り返し、肯定判定となった時点でステップ702に移行する。
第1表示領域20における取組対象設問が画面の上部に、横方向に広く配置される。問題文に加えて設問が何らかの図を有する場合等、設問の表示を広く必要とする場合において、有効である。
図16に示す本実施形態に係る学習画面では、表示部16における表示領域の上部に第1表示領域62、中上部に第3表示領域80、中下部に第2表示領域74、下部に関連設問表示領域64、及び最下部に理解度入力領域66が、各々表示される。
これに対して、図17に示す本実施形態に係る学習画面では、表示部16における表示領域の上部に第2表示領域74、中上部に第3表示領域80、中下部に第1表示領域62、下部に関連設問表示領域64、及び最下部に理解度入力領域66が、各々表示される。
図16に係る学習画面の配置は、取組対象問題それ自体が重要となる場合に学習効率を高める。これに対し、図17に係る学習画面の配置では、例えば百人一首を記憶する場合等、取組対象問題が設問群18Bのどこに位置するのかが重要となる場合に学習効果を高める。
次に、図18を参照して、本発明の第2実施形態として、選択肢が設問の一部を構成する学習支援装置10の学習画面の構成例を説明する。図18は、第2実施形態に係る学習画面の構成例を示す図である。図18に示すように、本実施形態に係る学習支援装置10では、表示部16における表示領域の右上部に第1表示領域62、下部に理解度入力領域66、左部に第2表示領域74、及び右中央部に第3表示領域80が、各々表示される。これらの第1表示領域62、第2表示領域74、第3表示領域80、及び理解度入力領域66の配置は第1実施形態に係る図11と同様であるが、関連設問表示領域64を有さない構成となっている。
ここで、第1実施形態と比較した最大の特徴は、表示部16の第1表示領域62に表示された取組対象設問が「脈拍の測定方法として、正しいものはどれか。」を問うものであり、設問それ自体で完結しておらず、第3表示領域80に、脈を測る場合に手を添える位置を示した2つの略図と併せて、全体として1つの設問となっている点である。すなわち、選択肢が設問の一部を構成している。本実施形態においては、取組対象設問を識別可能な第1設問概要76としては、キーワードの方が分かりやすいため、第1設問概要76として「測脈」、第2設問概要78として「採血」を、第2表示領域に表示している。
次に、図19を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。図19は、第3実施形態に係る学習画面の構成例を示す図である。図19に示すように、表示部16における表示領域の右上部に第1表示領域62、中央部に第2表示領域74、右中下部に第3表示領域80、右下部に関連設問表示領域64、下部に理解度入力領域66、及び左部に目次表示領域50が、各々表示される。
12 制御部
14 メモリ
16 表示部
18A 問題集データ
18B 設問群
20A 設問全文表示制御部
20B 設問全文表示プロセス
22A 設問概要表示制御部
22B 設問概要表示プロセス
24A 解答表示制御部
24B 解答表示プロセス
26A 入力表示制御部
26B 入力表示プロセス
28A 関連設問表示制御部
28B 関連設問表示プロセス
30 学習支援プログラム
32 CPU
34 記憶部
36 入力部
62 第1表示領域
64 関連設問表示領域
66 理解度入力領域
74 第2表示領域
76 第1設問概要
78 第2設問概要
80 第3表示領域
Claims (12)
- 予め定められた順序で順序付けされた複数の設問からなる設問群の中から選択された設問である取組対象設問の全文を確認可能な表示を表示部の第1表示領域に表示する制御を行う設問全文表示制御部と、
前記取組対象設問を識別可能な第1設問概要を、前記設問群のうち、前記順序での並び順で前記取組対象設問の前及び後の少なくとも一方の設問を識別可能な第2設問概要とともに前記並び順で前記表示部の第2表示領域に表示する制御を行う設問概要表示制御部と、
前記取組対象設問に対する解答の対象となる複数の選択肢を、前記表示部の第3表示領域に表示する制御を行う解答表示制御部と、
を含む学習支援装置。 - 前記設問概要表示制御部は、前記複数の選択肢のいずれかの選択肢の選択により入力された前記取組対象設問に対する解答の正誤の履歴を示す解答履歴情報を、前記第2表示領域における前記第1設問概要に併記して表示する制御を更に行う、
請求項1に記載の学習支援装置。 - 前記取組対象設問は、記載内容の正誤を問う設問であり、
前記複数の選択肢は、前記取組対象設問の記載内容の正誤を選択するための正誤選択肢を含む、
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置。 - 前記正誤選択肢は、確実選択肢と不確実選択肢とを含んで構成される、
請求項3に記載の学習支援装置。 - 前記第1設問概要及び前記第2設問概要は、対応する設問の問題文の冒頭部、冒頭部以外の一部、要約、又はキーワードである、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の学習支援装置。 - 前記設問全文表示制御部は、前記第2表示領域に表示された前記第2設問概要が選択された場合、選択された前記第2設問概要により特定される設問を、前記取組対象設問に代えて前記第1表示領域に表示する制御を更に行う、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の学習支援装置。 - 前記設問概要表示制御部は、前記取組対象設問の正答回数を全解答回数で除した正答率を、前記第2表示領域における第1設問概要の表示領域に表示する制御を更に行う、
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の学習支援装置。 - 前記設問概要表示制御部は、前記正答率を、前記第2表示領域の前記第1設問概要の表示領域の色として表示する制御を行う、
請求項7に記載の学習支援装置。 - 前記取組対象設問に関連する設問である関連設問を識別可能な情報を、前記表示部の関連設問表示領域に表示する制御を行う関連設問表示制御部を更に含み、
前記設問全文表示制御部は、前記関連設問表示領域に表示された前記関連設問を識別可能な情報が選択された場合、選択された前記情報により特定される関連設問を、前記取組対象設問に代えて前記第1表示領域に表示する制御を更に行う、
請求項1から請求項8の何れか1項に記載の学習支援装置。 - 前記取組対象設問に関する理解度を入力するための理解度入力領域を前記表示部に表示する制御を行う入力表示制御部を更に含み、
前記設問概要表示制御部は、前記理解度入力領域において入力された理解度を示す情報を、前記第2表示領域における前記第1設問概要に併記して表示する制御を更に行う、
請求項1から請求項9の何れか1項に記載の学習支援装置。 - 取組対象設問の全文を確認可能に表示する第1表示領域、設問内容が予測可能な語句によって各々が識別可能で、かつ各々を選択することが可能に複数の設問概要を表示する第2表示領域、及び前記第1表示領域に表示された取組対象設問に対する解答を、いずれかを選択することによって入力するための複数の選択肢を表示する第3表示領域を備えた表示部の前記第2表示領域に前記複数の設問概要を表示すると共に、前記第2表示領域に表示された前記複数の設問概要から選択された第1設問概要を前記第2表示領域に確認可能に表示する制御を行う設問概要表示制御部と、
前記選択された第1設問概要に対応する設問を取組対象設問として、前記取組対象設問の全文が前記第1表示領域に表示されるように制御する設問全文表示制御部と、
前記第3表示領域に前記複数の選択肢を表示すると共に、いずれかの選択肢の選択により入力された前記取組対象設問に対する解答の正誤の履歴を示す解答履歴情報を生成する制御を行う解答表示制御部とを含み、
前記設問概要表示制御部は、前記解答履歴情報を前記取組対象設問に対応する前記第2表示領域に表示された設問概要に対応させて前記第2表示領域に表示する
学習支援装置。 - 請求項1から請求項11の何れか1項に記載の学習支援装置の設問全文表示制御部、設問概要表示制御部、及び解答表示制御部としてコンピュータを機能させるための学習支援プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017026919A JP2018132693A (ja) | 2017-02-16 | 2017-02-16 | 学習支援装置及び学習支援プログラム |
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