JP2004061662A - 学習支援装置、学習支援方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

学習支援装置、学習支援方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援すること。
【解決手段】問題文選出部203cは、試験問題DB203aに保持された複数の問題文の中から所定個数の問題文をランダムに選出する。さらに選択肢選出部203dは、選出された問題文ごとに、当該問題文に対応づけて試験問題DB203aに保持された複数の選択肢の中から、少なくとも正しい選択肢を一つ含む所定個数の選択肢を選出する。そして試験問題作成部203eが、選出された問題文とその選択肢とを組み合わせて試験問題を作成する。試験終了後、合否判定部203fは各問題の正誤チェックと合否判定をおこない、合格の場合は合格番号生成部203gが、システムID(シリアルナンバー)とユーザーIDとから所定の関数により一意の合格番号を生成して受験者に交付する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、資格試験をはじめとする各種試験の受験や、合格のために必要な知識の習得などにおいてユーザーを支援するための学習支援装置、学習支援方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
長引く不況に伴う資格ブームの中で、各種の資格試験や、その予行演習としての模擬試験などが数多く実施されている。また、資格取得のためでなくとも、本人の意思にかかわらず何らかの学習・教習や講義・講座の受講などが義務づけられる場合がある。たとえば一定の免許業者(宅地建物取引業者など)がその免許資格維持のため、年に数回定期的に研修に参加しなければならない制度、自動車の運転免許の更新時に、視力検査などとともに安全運転のための授業やビデオ講習を受けなければならない制度などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように学生はもちろん、学校を卒業した社会人であっても、何らかの試験を受けたり講習を受けたりしなければならない機会は多いものである。そして、従来はこうした試験・講習は、たとえば大学などあらかじめ指定された会場で、あらかじめ指定された日時に一斉に実施されていた。これにより受験者間・受講者間の公平は確保されるが、物理的にその場所にその時間にいることができなければ受験・受講は不可能になってしまうという問題点があった。
【0004】
翻って考えるに、たとえば宅地建物取引業者の研修や運転免許更新時の講習などは、その性質上、必ずしも同一会場・同一時間帯で実施される必要はない。すでにある、あるいはあることが予定されている知識の再確認や、法改正などに伴う知識の更新程度のものだからである。にもかかわらず、従来のシステムでは特定の日時に特定の場所に出向いていって受験・受講することが強制されるため、受験者・受講者にとって大きな時間的および場所的な制約になる場合が多いという問題点があった。
【0005】
この発明は上記従来技術による問題を解決するため、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援装置、学習支援方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる学習支援装置は、データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出手段と、前記問題文選出手段により選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出手段と、前記問題文選出手段により選出された問題文および前記選択肢選出手段により選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この請求項1に記載の発明によれば、一定量の問題文と選択肢とを基礎としつつも、その組み合わせにより非常にバラエティに富んだ試験問題が出題される。
【0008】
また、請求項2に記載の発明にかかる学習支援装置は、前記請求項1に記載の発明において、さらに、前記文書作成手段により作成された電子文書を表示する文書表示手段と、前記文書表示手段により表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力手段と、前記解答入力手段により入力された解答の正答率を算出する正答率算出手段と、前記正答率算出手段により算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この請求項2に記載の発明によれば、受験者(や出題者)は試験終了後の正誤チェックや合否判定をもっぱら機械まかせにすることができる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明にかかる学習支援装置は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、さらに、前記合否判定手段により合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
この請求項3に記載の発明によれば、受験者はこの合格番号をもって試験に合格したことの証とすることができる。
【0012】
また、請求項4に記載の発明にかかる学習支援装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記正答率算出手段により算出された正答率を表示する正答率表示手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項4に記載の発明によれば、受験者は過去数回の受験結果から自己の実力の程度や進歩の状況を随時確認できる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明にかかる学習支援方法は、データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出工程と、前記問題文選出工程で選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出工程と、前記問題文選出工程で選出された問題文および前記選択肢選出工程で選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成工程と、を含んだことを特徴とする。
【0015】
この請求項5に記載の発明によれば、一定量の問題文と選択肢とを基礎としつつも、その組み合わせにより非常にバラエティに富んだ試験問題が出題される。
【0016】
また、請求項6に記載の発明にかかる学習支援方法は、前記請求項5に記載の発明において、さらに、前記文書作成工程で作成された電子文書を表示する文書表示工程と、前記文書表示工程で表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力工程と、前記解答入力工程で入力された解答の正答率を算出する正答率算出工程と、前記正答率算出工程で算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定工程と、を含んだことを特徴とする。
【0017】
この請求項6に記載の発明によれば、受験者(や出題者)は試験終了後の正誤チェックや合否判定をもっぱら機械まかせにすることができる。
【0018】
また、請求項7に記載の発明にかかる学習支援方法は、前記請求項5または請求項6に記載の発明において、さらに、前記合否判定工程で合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成工程を含んだことを特徴とする。
【0019】
この請求項7に記載の発明によれば、受験者はこの合格番号をもって試験に合格したことの証とすることができる。
【0020】
また、請求項8に記載の発明にかかる学習支援方法は、前記請求項5〜請求項7のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記正答率算出工程で算出された正答率を表示する正答率表示工程を含んだことを特徴とする。
【0021】
この請求項8に記載の発明によれば、受験者は過去数回の受験結果から自己の実力の程度や進歩の状況を随時確認できる。
【0022】
また、請求項9に記載の発明にかかるプログラムによれば、前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法がコンピュータによって実行される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明による学習支援装置、学習支援方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
本発明による学習支援装置は、具体的には受験者や受講者が自宅などに保持するPC(パーソナル・コンピュータ)であって、本出願人が代理店などを通じて販売する学習支援ソフトウエアをセットアップすることにより、上記学習支援装置として機能する。
【0025】
図1は、この発明の実施の形態による学習支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。同図において、101は装置全体を制御するCPUを、102は基本入出力プログラムを記憶したROMを、103はCPU101のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。
【0026】
また、104はCPU101の制御にしたがってHD(ハードディスク)105に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、105はHDD104の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示している。
【0027】
また、106はCPU101の制御にしたがってFD(フレキシブルディスク)107に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フレキシブルディスクドライブ)を、107はFDD106の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、それぞれ示している。
【0028】
また、108はカーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示するディスプレイを、109は通信回線110を介してインターネットに接続され、当該ネットワークとCPU101とのインターフェースとして機能するネットワークI/Fを、それぞれ示している。
【0029】
また、111は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、112は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、マウスポインタの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示している。また、113は着脱可能な記録媒体であるCD−RWを、114はCD−RW113に対するデータのリードを制御するCD−RWドライブを、100は上記各部を接続するためのバスまたはケーブルを、それぞれ示している。
【0030】
つぎに、図2はこの発明の実施の形態による学習支援装置の構成を機能的に示す説明図である。まず、200はメニュー表示部であり、図3に示すようなメイン画面をディスプレイ108に表示するとともに、キーボード111あるいはマウス112によるユーザーからの指示を受け付けて、メイン画面上で選択されたメニューに対応する各機能部を呼び出す。
【0031】
201はテキスト表示部であり、図3のメイン画面で「テキスト」ボタン300が押下された場合にメニュー表示部200から呼び出されて、以下に説明するテキスト(教科書)の表示、表示されたテキストの編集などを制御する機能部である。
【0032】
図4は、テキスト表示部201により表示されるテキスト画面の一例を示す説明図である。図中、目次エリア400にはテキスト中の各章の見出しが表示され、左右の矢印キー401によりいずれかの章を選択することで、当該章のタイトルをタイトルエリア402に、また当該章の本文を本文エリア403に、それぞれ表示させることができる。なお、ここではテキストを章単位で表示しているが、たとえば節単位であってもよい。本発明で「章」とは、テキスト中で意味的なまとまりを有する部分の典型として例示するにとどまり、それ以外のたとえば節などを排除する趣旨ではない。
【0033】
また404は操作オプション類であり、本文エリア403内の文字列に任意の文字列を追記したり、逆に任意の文字列を削除したり、文字列の色を変えたりマーカーラインを引いたりするための各種ボタンである。
【0034】
このように、本発明では単にテキストを表示するだけでなく、紙媒体のテキストと同様、ユーザーによる任意の書き込みを可能としている。しかも、本発明ではいったん書き込みをしたテキストでも、ボタン一つで書き込みのない初期状態や、少なくとも今回の書き込みをする前の状態(前回保存状態)に戻せるが、これらの点については本発明の中心部分ではないので、詳細な説明を省略する。
【0035】
なお、テキスト表示部201は図中「終了」ボタン405が押下されたことを検知すると、メニュー表示部200に制御を移して図3のメイン画面を再度表示させる。このとき、テキスト表示部201は今回の書き込みを保存するかどうかをユーザーに問い合わせ、保存指示があった場合には今回のテキスト表示で何らかの編集がなされた章のうち、最も後ろの章のその章番号(編集がなされた章のうち章番号が最大のものの当該章番号)を、後述する学習記録表示部204に通知する。なお、通知するのは章番号でなく、たとえば編集がなされた章の区切り番号などであってもよい。
【0036】
図2に戻り、つぎに202は問題演習実施部であり、図3のメイン画面で「問題演習」ボタン301が押下された場合にメニュー表示部200から呼び出されて、上記テキストの各章に対応づけられた演習問題の表示、各問題に対する解答の受付、各問題の正答の表示などを制御する機能部である。
【0037】
図5は、問題演習実施部202により表示される演習問題目次画面の一例を示す説明図である。演習問題は、その内容的に最も関連の深いいずれかの章に割り当てられ(あるいは逆向きに、テキスト内の各章ごとにその内容と関連の深い演習問題が用意され、と言ってもよい)、同一章の問題ごとに一つのファイルに格納されている。そして、たとえば図5中、第4章の冒頭のアイコン500をクリックすると、この操作を検知した問題演習実施部202は、当該章の演習問題を読み出して図6の問題エリア600に表示する。
【0038】
その隣の正答エリア601には、問題エリア600に表示された各問題の解答(正しい答え)とその解説などが表示される。図示する例は問題エリア600に表示中の全問題について、すでにユーザーによる解答がなされた後の状態であるが、未解答の問題についてはその解答・解説の代わりに、グレーで塗りつぶされた矩形が表示され、いわば目隠しのためのシールが貼られたような状態となる。
【0039】
そして、未解答の問題についていずれかの選択肢のラジオボタンを選択すると(あるいはラジオボタンを選択の上、正答エリア601をクリックすると)、上記矩形の代わりに当該問題の解答・解説が表示され、いわば上記シールがはがれて下の文字が現れたような状態となる。また、問題エリア600では当該問題の選択肢中、正しいものだけが強調表示される(図6の例は網掛けによる強調表示の例であるが、背景色を変化させたり文字を太字にしたりするのでもよい)。
【0040】
なお、シールのようなユーザーインターフェースは一例であって、たとえば未解答の問題の解説・解答は正答エリア601の背景色と同色で表示しておき、解答があるとその表示色を別のものに切り替えるようにすれば、ちょうど背景から文字だけが浮き上がって、新たに解説・解答が表示されたように見える。
【0041】
なお、上記は一問終えるごとに逐一正誤チェックをおこなう例(単問単答形式)であるが、複数の問題に解答後、何らかのボタンを押下することで全問題につき一挙に解答・解説を表示させることもできる(一括解答形式)。これらいずれの形式を取るかはあらかじめユーザーにより設定されており、問題演習実施部202はこの設定に応じて、正答エリア601への解答・解説の表示タイミングを制御する。
【0042】
なお、図6は問題の表示形態としてあらかじめ「複数閲覧形式」が指定されている場合の例であり、問題エリア600には同一章の全問題が、また正答エリア601には各問題に対応する解答・解説が、それぞれ一覧表示されている。一方、問題の表示形態としては「一画面一問形式」を指定することもでき、この場合問題エリア600には一度に一問だけが表示されるとともに、正答エリア601には当該問題の解答・解説のみが表示される。そして、一問終了後は次の問題とその解答・解説とが各エリアに切り替え表示される。一画面に表示する問題数としては任意のn個(nは自然数)が設定可能であり、n=1の特別な場合が「一画面一問形式」であると言うこともできる。
【0043】
また、図6は解答の表示形態としてあらかじめ「並列表示形式」が指定されている場合の例であり、問題エリア600の各問題と横並びに、正答エリア601にその解答・解説が表示されている。一方、解答の表示形態としては「別表示形式」を指定することもでき、この場合各問題の解答・解説は図7に示すように、別ウィンドウ内に別建て表示される。「並列表示形式」では表示できる解答・解説の文字数に物理的な制限があることから、各問題に詳細な解説をつける場合には、字数制限のない「別表示形式」のほうがメリットが大きい。
【0044】
なお「別表示形式」の場合は正答エリア601は不要であるが、正答エリア601を存置して解答だけを表示するようにし、必要であれば図示するような別ウィンドウで解説を閲覧できるようにしてもよい。
【0045】
なお、図6中602は操作オプション類であり、問題演習に際してユーザーを支援するための各種ツールを提供する。たとえばユーザーに任意の制限時間を指定させ、演習問題実施中、終了時刻までの残り時間を常時算出・表示する「タイマー機能」(あるいは制限時間の指定の有無にかかわらず、単に開始時刻からの経過時間を算出・表示するのであってもよい)、過去の実施時の記録をもとに、各問題の通算の正答率を問題文の近傍などに表示する「正答率表示機能」、後で答えを見直したい問題などに、その問題文の行などをクリックすることで容易に頭出し可能な「しおり」を設定できる「しおり機能」などがある。
【0046】
なお、図6の画面で「終了」ボタン603が押下されたことを検知すると、問題演習実施部202は今回の演習結果を保存するかどうかをダイアログによりユーザーに問い合わせる。そしてユーザーが保存を指示したときは、問題ごとの解答の有無と、解答があった場合のその正誤の別とを後述する学習記録表示部204に通知した後、メニュー表示部200に制御を移して図3のメイン画面を表示させる。
【0047】
図2に戻り、つぎに203は認定試験実施部であり、図3のメイン画面で「認定試験」ボタン302が押下された場合にメニュー表示部200から呼び出されて、以下に説明する認定試験の作成・表示、各問題に対する解答の受付、合否判定、各問題の正答の表示などを制御する機能部である。
【0048】
図示するように認定試験実施部203は、試験問題DB(データベース)203a、ユーザーインターフェース部203b、問題文選出部203c、選択肢選出部203d、試験問題作成部203e、合否判定部203fおよび合格番号生成部203gを含む構成である。
【0049】
試験問題DB203aは、後述する試験問題作成部203eにより作成される試験問題のもととなるデータを保持している。図8は、試験問題DB203aが保持するデータを模式的に示す説明図である。図示するように、試験問題DB203aには試験に出題される可能性のある問題のID、各問題の問題文、および各問題の複数の選択肢が保持されている。なお、選択肢には正しいものが1個、正しくないもの(ダミー)がm個含まれている。
【0050】
図9は、認定試験実施部203による認定試験の実施手順を示すフローチャートである。図3の「認定試験」ボタン302の押下を契機として、メニュー表示部200から呼び出された認定試験実施部203は、まずそのユーザーインターフェース部203bにより、図10に示すような誓約書画面を表示する(ステップS901)。
【0051】
そして、上記画面で「上記誓約書に同意する」を選択の上、「確認」ボタン1000が押下されたのを検知すると(ステップS902:Yes)、つぎにユーザーインターフェース部203bは図11に示すような注意書画面を表示する(ステップS903)。この画面は、受験に際しての注意事項をユーザーに告知するためのものである。
【0052】
そして、上記画面で「試験開始」ボタン1100が押下されたのを検知すると(ステップS904:Yes)、つぎに認定試験実施部203はその問題文選出部203cにより、試験問題DB203aから乱数を利用して今回の認定試験に出題する個数分だけの問題文を選出する(ステップS905)。
【0053】
つぎに、認定試験実施部203はその選択肢選出部203dにより、上記で選出された各問題について正しい選択肢1個と、m個のダミー選択肢のうち任意のn−1個を選出する(ステップS906)。ただし、m>n−1であるものとする。
【0054】
さらに、認定試験実施部203はその試験問題作成部203eにより、問題文選出部203cで選出された各問題の問題文、および選択肢選出部203dで選出された各問題の選択肢(正しいものが1個と正しくないものがn−1個の計n個)を組み合わせて、所定の個数のn択問題からなる試験問題(試験問題が格納された電子文書)を作成する(ステップS907)。なお、このとき問題および各問題の選択肢の順序はランダムに入れ替えるものとする。
【0055】
つぎに、認定試験実施部203はそのユーザーインターフェース部203bにより、上記で作成した試験問題を図12に示すように画面表示する(ステップS908)。図中、問題エリア1200には試験問題の内容が表示され、ユーザーは各問題の選択肢中、いずれか正しいと思うもののラジオボタンを選択することで各問題に解答する。
【0056】
また、図中1201は操作オプション類であり、受験に際してユーザーを支援するための各種ツールを提供する。たとえば図11に示した「試験開始」ボタン1100の押下時刻、すなわち試験の開始時刻からの経過時間を計測し、その経過時間、あるいは所定の制限時間から特定される終了時刻までの残り時間を常時表示する「タイマー機能」、後で答えを見直したい問題などに、その問題文の行などをクリックすることで容易に頭出し可能な「しおり」を設定できる「しおり機能」などがある。
【0057】
そして、所定の制限時間が経過するか、図12中「試験終了」ボタン1202がユーザーにより押下されるまでの間は(ステップS909:No)、上記画面により各問題に対するユーザーの解答入力を受け付け、制限時間経過あるいは「試験終了」ボタン1202押下の時点で(ステップS909:Yes)、認定試験実施部203はその合否判定部203fにより、今回の受験におけるユーザーの正答率を算出する(ステップS910)。
【0058】
すなわち、各問題についてユーザーの選択した選択肢が正しい選択肢であるかどうかを順にチェックしてゆき、正しかった問題の全問中に占める割合を算出する(単純評価方式)。あるいは、問題ごとに所定の重み係数を定めておき、正しかった問題の重み係数の総和が全問題の重み係数の総和に示す割合を正答率としてもよい(加重評価方式)。前者は全問題に同じ点数を配点した場合、後者は問題ごとの配点比にばらつきを持たせた場合と見ることもできる。
【0059】
そして、正答率が所定の閾値以上の場合、すなわち合格の場合には(ステップS911:Yes)、つぎに認定試験実施部203はその合格番号生成部203gにより、合格したユーザーに付与する一意な合格番号を生成する(ステップS912)。具体的には、上述の学習支援ソフトウエアが格納されたメディア(CD−ROMなど)のシリアルナンバー(システムID)と、上記ソフトウエアのセットアップ時にユーザーごとに設定されるユーザーIDとを所定の関数に入力し、その出力を上記ユーザーの合格番号とする。
【0060】
なお、ユーザーIDの設定が省略されることもあるので(たとえば本装置を単一のユーザーのみで使用する場合は、個々のユーザーを区別する必要がないためユーザーIDの設定は必須ではない)、その場合はシリアルナンバーのみから合格番号を生成する。この場合はユーザーIDの値がNullであると見ることもできる。
【0061】
そして、合格の場合も不合格の場合も、認定試験実施部203はそのユーザーインターフェース部203bにより図13のような試験結果画面を表示して、ユーザーにその合否を通知する(ステップS913)。図示する画面は合格の場合であって、合格の事実と正答率が表示されるとともに、合格証書の発行の申請など、合格後の手続きや合格番号の取り扱い方法などが表示されている。なお、不合格の場合は不合格の事実と正答率とが表示されるのみである。
【0062】
そして、図中「確認」ボタン1300が押下されたことを検知すると(ステップS914:Yes)、認定試験実施部203は試験結果、具体的には受験日すなわち現在の日付(年月日)と、今回の受験における正答率とを学習記録表示部204に通知した後(ステップS915)、本フローチャートによる処理を終了してメニュー表示部200に制御を移す。
【0063】
なお、上記のようにして発行された合格番号と、住所・氏名などの必要事項とを専用葉書に記入して返送すると、上記認定試験に合格した旨を証する合格証書の発行を受けることができる。あるいは、インターネットを介して所定のホームページにアクセスし、上記合格番号および必要事項を入力することで、合格証書の発行の申し込みができるようにしてもよい。
【0064】
図2に戻り、つぎに204は学習記録表示部であり、図3のメイン画面で「学習記録」ボタン303が押下された場合にメニュー表示部200から呼び出されて、上記テキストによる学習の進捗状況や問題演習における正答率、認定試験における正答率などを数値やグラフで表示する機能部である。
【0065】
図示するように学習記録表示部204は、学習記録DB(データベース)204a、ユーザーインターフェース部204bおよびグラフ作成部204cを含む構成である。
【0066】
学習記録DB204aは、(1)上述したテキストによる学習の進捗状況、(2)上述した演習問題の実施状況、および(3)上述した認定試験の実施状況を保持するデータベースである。以下、順次説明する。
【0067】
(1)テキストによる学習の進捗状況
具体的には、ユーザーがテキスト表示部201により表示されるテキストのどこまで読み込んできているかである。どのような事実をもって読み込みとみなすかは任意であるが、たとえば、一度その章を画面表示させたことがあるというだけでは内容が十分に消化されているとは考えにくい。これに対し、文字の書き込みやアンダーラインの付加など、何らかの学習の形跡が残っている章は、ユーザーの理解が進んできていると一応みなすことができる。
【0068】
そこで、本発明ではユーザーが何らかの編集を施した章を監視しておいて、テキスト表示部201からメニュー表示部200に制御が戻る時点で、上記章のうち最も章番号の大きいものの当該番号(あるいは最も章番号の大きい章の区切り番号)を学習記録表示部204に通知する。これを受け取った学習記録表示部204の学習記録DB204aは、その値がすでに保持している章番号(もしくは区切り番号。以下同じ)を超えている場合に限り、新たな章番号で古い章番号を更新する。これにより学習記録DB204aには、ユーザーが何らかの編集を加えた章のうち最も後ろにある章の章番号が常に保持されることになる。
【0069】
(2)演習問題の実施状況
具体的には、ユーザーが問題演習実施部202により表示される演習問題に解答した際の、各問ごとかつ各回ごとの正誤の別と、通算の解答率や正答率などである。学習記録DB204aには、各章の各問題につき過去n回分(ここではn=5とする)の正誤の別と、n回分の通算の解答率および正答率が保持されている。ここで、解答率とはn回中、当該問題が少なくとも解答できた回数の割合(正誤は問わない)、正答率とはn回中、当該問題が正しく解答できた回数の割合である。
【0070】
上述のように、図6の画面で「終了」ボタン603が押下されたのを契機として、メニュー表示部200に制御を移す時点で、問題演習実施部202は今回の演習結果を学習記録表示部204に通知する。これを受け取った学習記録表示部204の学習記録DB204aは、上記結果中の問題につきすでにn回分の演習結果が保持されていれば、最も古いものを破棄して今回の結果を保持するとともに、直近n−1回分と今回分の解答有無および当該解答の正誤から、通算の解答率と正答率とを再計算する。
【0071】
(3)認定試験の実施状況
具体的には、ユーザーが認定試験実施部203により実施される認定試験を受験した年月日、および各回の受験時の正答率などである。学習記録DB204aには、過去m回分(ここではm=5とする)の受験日と正答率とが保持されている。そして上述のように、図13の画面で「確認」ボタン1300が押下されたのを契機として、今回の試験結果が認定試験実施部203から通知されてくるので、学習記録DB204aは最も古い1回分の試験結果を破棄して、通知された新たな試験結果を保持する。
【0072】
図2に戻り、つぎにユーザーインターフェース部204bは、図3のメイン画面で「学習記録」ボタン303が押下されると、まず図14に示すような学習記録選択画面を表示する。そして、たとえば図中「テキスト学習経過」ボタン1400が押下されたのを検知すると、上述の学習記録DB204aからテキスト学習の進捗状況を読み出して、図15に示すようなテキスト学習管理画面として表示する。図示する例では章よりもさらに細かく、節単位で学習の進捗状況を管理している。
【0073】
また、図14で「問題演習実施状況」ボタン1401が押下されたのを検知すると、ユーザーインターフェース部204bは上述の学習記録DB204aから演習問題の実施状況を読み出して、図16に示すような問題演習管理画面として表示する。
【0074】
なお、図中「学習分析」ボタン1600を押下すると、上記と本質的に同様の内容をグラフやチャートにより、グラフィカルに画面表示させることができる。すなわち、ユーザーインターフェース部204bは「学習分析」ボタン1600の押下を検知すると、グラフ作成部204cに指示して図17に示すような線グラフ1700およびレーダーチャート1701・1702を作成させ、同図のような一画面に合成して画面表示する。
【0075】
また、図14で「認定試験実施状況」ボタン1402が押下されたのを検知すると、ユーザーインターフェース部204bは上述の学習記録DB204aから認定試験の実施状況を読み出して、図18に示すような認定試験管理画面として表示する。この画面でも、「学習分析」ボタン1800を押下することで、図17と同様に試験結果を線グラフなどで表示させることができる。
【0076】
以上説明した実施の形態によれば、自宅のPCなどでいながらにして資格試験などが受験できるので、決められた日時に決められた場所まで出向いてゆく必要がなく、受験者の便宜がはかられる。また、会場設営や試験監督、採点、合否判定などといった、試験を実施する側の負担も大幅に軽減される。
【0077】
また、試験に向けての自主学習や問題演習、あるいは試験のためではない何らかの知識の習得なども自宅でできるため、わざわざそのために時間を作ったり予定を組んだりする必要がなく、各人がそれぞれのライフスタイルに合わせて、マイペースで確実に学習を進めてゆくことができる。
【0078】
また、テキストのどこまで学習が進んでいるかや、どの章の問題は何回やってどのくらい理解したか、認定試験の受験結果はレベルアップしているかどうかなどを、ユーザーが随時、かつ容易に確認できるので、苦手な箇所や手薄な箇所の補強につなげてゆくことができ、学習の効率化がはかられる。
【0079】
また、本発明による学習支援装置は、試験問題DB203a内の問題を各回ごとにランダムに組み合わせて試験問題を作成するので、たとえば市販の模擬試験問題集(数回分の試験を収録した書籍)などに比べて、はるかにバラエティに富んだ問題を購入者に提供することができる。
【0080】
この多様性は問題の組み合わせだけでなく、各問題の選択肢の組み合わせによっても実現されるため、必ずしも膨大な数の問題を用意しなくとも、ダミーの選択肢を多く用意することで容易に問題のバリエーションを増やすことができる。そして、多くの選択肢を用意することは、多くの問題を用意することよりも比較的簡単であることが多い。
【0081】
なお、上述した実施の形態では問題演習にせよ認定試験にせよ、出題される問題は選択式であるものとしたが、記述式の問題であってももちろんよい。記述式の場合は、ユーザーが解答として入力した文字列の中に、あらかじめ指定されたキーワードが含まれるか否かによってスコアを算出し(上記キーワードが漏れなく含まれるほどこのスコアは高くなる)、スコアが所定の閾値を超えたことをもって正解とする。
【0082】
なお、このように選択式の問題と記述式の問題とでは正誤の判定などの扱いが異なるため、図8に示した試験問題DB203a内に両者が混在する場合は、問題の種類(タイプ)を示すフィールドを新たに設けるようにする。そして、たとえば選択式の問題には値1、記述式の問題には値2を設定しておけば、各問題の種類が区別でき、それぞれに応じた処理が可能である。
【0083】
なお、認定試験実施部203内の各機能部のうち、ユーザーインターフェース部203b以外はネットワーク上のサーバーに設ける構成としてもよい。すなわち、認定試験実施部203はメニュー表示部200から制御を移されると、まず上記サーバーに対して認定試験の送付要求を送信し、これを受けたサーバーはその問題文選出部203c、選択肢選出部203dおよび試験問題作成部203eで、試験問題DB203a内のデータを基礎に試験問題を作成・返信する。
【0084】
試験終了後は再び上記サーバーにアクセスして、その合否判定部203fによる合否判定、および合格の場合には合格番号生成部203gによる合格番号の発行を受ける。なお、この合格番号の発行時に「合格証書の発行を希望しますか?」などのダイアログが表示され、「はい」を選択することで合格証書の発行申し込みまで一挙にできるようにすれば便宜である。
【0085】
なお、上述したメニュー表示部200、テキスト表示部201、問題演習実施部202、認定試験実施部203および学習記録表示部204は、具体的にはHD105からRAM103に読み出されたプログラムをCPU101が実行することにより実現される。このプログラムはHD105のほか、FD107、CD−ROM113、MOなどの各種の記録媒体に格納して配布することができ、ネットワークを介して配布することも可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出手段と、前記問題文選出手段により選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出手段と、前記問題文選出手段により選出された問題文および前記選択肢選出手段により選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成手段と、を備えたので、一定量の問題文と選択肢とを基礎としつつも、その組み合わせにより非常にバラエティに富んだ試験問題が出題され、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援装置が得られるという効果を奏する。
【0087】
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、さらに、前記文書作成手段により作成された電子文書を表示する文書表示手段と、前記文書表示手段により表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力手段と、前記解答入力手段により入力された解答の正答率を算出する正答率算出手段と、前記正答率算出手段により算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定手段と、を備えたので、受験者(や出題者)は試験終了後の正誤チェックや合否判定をもっぱら機械まかせにすることができ、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援装置が得られるという効果を奏する。
【0088】
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、さらに、前記合否判定手段により合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成手段を備えたので、受験者はこの合格番号をもって試験に合格したことの証とすることができ、これによって、自宅などにおける各種試験の受験を実現することが可能な学習支援装置が得られるという効果を奏する。
【0089】
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記正答率算出手段により算出された正答率を表示する正答率表示手段を備えたので、受験者は過去数回の受験結果から自己の実力の程度や進歩の状況を随時確認でき、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援装置が得られるという効果を奏する。
【0090】
また、請求項5に記載の発明は、データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出工程と、前記問題文選出工程で選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出工程と、前記問題文選出工程で選出された問題文および前記選択肢選出工程で選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成工程と、を含んだので、一定量の問題文と選択肢とを基礎としつつも、その組み合わせにより非常にバラエティに富んだ試験問題が出題され、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援方法が得られるという効果を奏する。
【0091】
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の発明において、さらに、前記文書作成工程で作成された電子文書を表示する文書表示工程と、前記文書表示工程で表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力工程と、前記解答入力工程で入力された解答の正答率を算出する正答率算出工程と、前記正答率算出工程で算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定工程と、を含んだので、受験者(や出題者)は試験終了後の正誤チェックや合否判定をもっぱら機械まかせにすることができ、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援方法が得られるという効果を奏する。
【0092】
また、請求項7に記載の発明は、前記請求項5または請求項6に記載の発明において、さらに、前記合否判定工程で合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成工程を含んだので、受験者はこの合格番号をもって試験に合格したことの証とすることができ、これによって、自宅などにおける各種試験の受験を実現することが可能な学習支援方法が得られるという効果を奏する。
【0093】
また、請求項8に記載の発明は、前記請求項5〜請求項7のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記正答率算出工程で算出された正答率を表示する正答率表示工程を含んだので、受験者は過去数回の受験結果から自己の実力の程度や進歩の状況を随時確認でき、これによって、自宅などにおける各種試験の受験あるいはその受験に向けての自習・予行演習などを効果的に支援することが可能な学習支援方法が得られるという効果を奏する。
【0094】
また、請求項9に記載の発明によれば、前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることが可能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による学習支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態による学習支援装置の機能的構成を示す説明図である。
【図3】メニュー表示部200により表示されるメイン画面の一例を示す説明図である。
【図4】テキスト表示部201により表示されるテキスト画面の一例を示す説明図である。
【図5】問題演習実施部202により表示される演習問題目次画面の一例を示す説明図である。
【図6】問題演習実施部202により表示される演習問題画面の一例を示す説明図である。
【図7】問題演習実施部202により表示される演習問題画面の他の一例を示す説明図である。
【図8】試験問題DB203aが保持するデータを模式的に示す説明図である。
【図9】認定試験実施部203による認定試験の実施手順を示すフローチャートである。
【図10】認定試験実施部203により表示される誓約書画面の一例を示す説明図である。
【図11】認定試験実施部203により表示される注意書画面の一例を示す説明図である。
【図12】認定試験実施部203により表示される認定試験画面の一例を示す説明図である。
【図13】認定試験実施部203により表示される試験結果画面の一例を示す説明図である。
【図14】学習記録表示部204により表示される学習記録選択画面の一例を示す説明図である。
【図15】学習記録表示部204により表示されるテキスト学習管理画面の一例を示す説明図である。
【図16】学習記録表示部204により表示される問題演習管理画面(テキスト版)の一例を示す説明図である。
【図17】学習記録表示部204により表示される問題演習管理画面(グラフィック版)の一例を示す説明図である。
【図18】学習記録表示部204により表示される認定試験管理画面(テキスト版)の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 バスまたはケーブル
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDD
105 HD
106 FDD
107 FD
108 ディスプレイ
109 ネットワークI/F
110 通信回線
111 キーボード
112 マウス
113 CD−RW
114 CD−RWドライブ
200 メニュー表示部
201 テキスト表示部
202 問題演習実施部
203 認定試験実施部
203a 試験問題DB
203b ユーザーインターフェース部
203c 問題文選出部
203d 選択肢選出部
203e 試験問題作成部
203f 合否判定部
203g 合格番号生成部
204 学習記録表示部
204a 学習記録DB
204b ユーザーインターフェース部
204c グラフ作成部

Claims (9)

  1. データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出手段と、
    前記問題文選出手段により選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出手段と、
    前記問題文選出手段により選出された問題文および前記選択肢選出手段により選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成手段と、
    を備えたことを特徴とする学習支援装置。
  2. さらに、前記文書作成手段により作成された電子文書を表示する文書表示手段と、
    前記文書表示手段により表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力手段と、
    前記解答入力手段により入力された解答の正答率を算出する正答率算出手段と、
    前記正答率算出手段により算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定手段と、
    を備えたことを特徴とする前記請求項1に記載の学習支援装置。
  3. さらに、前記合否判定手段により合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成手段を備えたことを特徴とする前記請求項1または請求項2に記載の学習支援装置。
  4. さらに、前記正答率算出手段により算出された正答率を表示する正答率表示手段を備えたことを特徴とする前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の学習支援装置。
  5. データベースに格納された複数の問題文の中から所定数の問題文を選出する問題文選出工程と、
    前記問題文選出工程で選出された個々の問題文につき、その複数の選択肢の中から正しい選択肢を含む所定数の選択肢を選出する選択肢選出工程と、
    前記問題文選出工程で選出された問題文および前記選択肢選出工程で選出された選択肢を組み合わせて電子文書を作成する文書作成工程と、
    を含んだことを特徴とする学習支援方法。
  6. さらに、前記文書作成工程で作成された電子文書を表示する文書表示工程と、
    前記文書表示工程で表示された電子文書内の各問題文に対する解答を入力する解答入力工程と、
    前記解答入力工程で入力された解答の正答率を算出する正答率算出工程と、
    前記正答率算出工程で算出された正答率にもとづいて合格/不合格を判定する合否判定工程と、
    を含んだことを特徴とする前記請求項5に記載の学習支援方法。
  7. さらに、前記合否判定工程で合格と判定された場合に一意な合格番号を生成する合格番号生成工程を含んだことを特徴とする前記請求項5または請求項6に記載の学習支援方法。
  8. さらに、前記正答率算出工程で算出された正答率を表示する正答率表示工程を含んだことを特徴とする前記請求項5〜請求項7のいずれか一つに記載の学習支援方法。
  9. 前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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