JP2002202712A - ウェブベース教育方法 - Google Patents

ウェブベース教育方法

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JP2002202712A
JP2002202712A JP2000400345A JP2000400345A JP2002202712A JP 2002202712 A JP2002202712 A JP 2002202712A JP 2000400345 A JP2000400345 A JP 2000400345A JP 2000400345 A JP2000400345 A JP 2000400345A JP 2002202712 A JP2002202712 A JP 2002202712A
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JP2000400345A
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Yasuji Uchibori
保治 内堀
Ikue Akiyama
郁恵 秋山
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講者が自己の端末装置を使用して、自己の
履修スケジュールに則って、他の受講者とは独立して各
自別々に行えるウェブベース教育方法において、学習効
率や学習のモーティベーションの向上が図れるものを提
供する。 【解決手段】 サーバ装置4において、受講者6の各端
末装置2から受講期間中の学習進捗状況を示す学習進捗
データを各別に受信し、その学習進捗データに基づいて
受講者別の学習進捗結果データを生成して保存する進捗
データ保存工程と、受講者6の受講結果に基づいて優良
受講者識別フラグを受講者別の学習進捗結果データに付
するフラグ入力工程と、端末装置2からの表示要求、或
いは、予め設定された条件に基づいて、端末装置2に、
優良受講者識別フラグが付された受講修了者の受講者別
の学習進捗結果データを一覧表示させるための一覧表示
用データを生成して送信する一覧表示工程とを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネット等のコンピュータ・ネットワークを利用
したウェブベース教育方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集団教育の代替として、上記のようなイ
ンターネットやイントラネット等のコンピュータ・ネッ
トワークを利用したウェブベース教育方法がある。かか
るウェブベース教育方法では、インターネットを介して
サーバ装置と複数の受講者の各端末装置が通信可能に接
続され、各端末装置が学習に必要な情報をサーバ装置か
ら受信し、複数の受講者が受信した情報に基づいて各端
末装置を使用して学習可能に構成されたウェブベース教
育システムを利用して行われ、各受講者は自己の端末装
置を使用して、自己の履修スケジュールに則って、他の
受講者とは独立して各自別々に行われるものが通常であ
った。また、学習に必要な情報として演習問題が履修ス
ケジュールに合わせて出題され、受講者がその演習問題
を自己の端末装置(コンピュータ)を使って解答するこ
とで学習が進み、また、その演習問題の解答結果によっ
て、例えば誤答した問題を繰り返し演習することで学習
効果を高めることが受講者側においてなされていた。ま
た、サーバ装置側で誤答した問題を記憶しておき、後
日、かかる誤答した演習問題を再度出題するように、記
憶に定着させる工夫がなされている。更に、かかる誤答
した演習問題を反復演習させるために、解答した演習問
題が誤答であったことを明確に表示し、一問一答式では
正答になるまで、また、多問題出題の場合は基準点に達
するまで次のステップに進めないように出題を管理する
等の工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウェブベース教育方法は、各受講者において他の受講者
とは独立して各自別々に行われることから、以下に指摘
するような問題があって、学習効率や学習のモーティベ
ーションが低下する場合があった。
【0004】第一に、集団教育と異なり、各受講者は、
自己の履修ペースで学習するため、履修スケジュールに
対する自己管理がしづらく、また、他の受講者の進捗状
況が分からず、他の受講者に対する競争意識も働かない
ため、履修スケジュールに対する遅れが気にならず遵守
意識が低下し、学習に対するモーティベーションも次第
に低下する傾向がある。
【0005】第二に、誤答した演習問題を反復演習させ
る従来の方法では、あやふやな知識のままでたまたま正
答した演習問題については復習が困難で、また、正答誤
答に拘らずに、例えば不得意分野の演習問題だけを復習
する等の自由度の高い復習が困難であったため、必ずし
も効率的な学習が行えるとは限らなかった。また、誤答
した同じ演習問題を反復演習する場合、その作業が惰性
に陥りやすく、誤答を繰り返しても正答しようとする意
識が低下し、学習効率や学習に対するモーティベーショ
ンも次第に低下する傾向がある。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上記問題点を解消し、各受講
者が自己の端末装置を使用して、自己の履修スケジュー
ルに則って、他の受講者とは独立して各自別々に行える
ウェブベース教育方法において、学習効率や学習のモー
ティベーションの向上が図れるものを提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係るウェブベース教育方法の第一の特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、ネ
ットワークを介してサーバ装置と複数の受講者の各端末
装置が通信可能に接続され、前記各端末装置が学習に必
要な情報を前記サーバ装置から受信し、前記複数の受講
者が前記受信した情報に基づいて前記各端末装置を使用
して学習可能に構成されたウェブベース教育システムに
おいて、前記サーバ装置で実行されるウェブベース教育
方法であって、前記複数の受講者の前記各端末装置から
受講期間中の学習進捗状況を示す学習進捗データを各別
に受信し、その学習進捗データに基づいて前記受講者別
の学習進捗結果データを生成して保存する進捗データ保
存工程と、前記複数の受講者の受講結果に基づいて優良
受講者識別フラグを前記受講者別の学習進捗結果データ
に付するフラグ入力工程と、前記端末装置からの表示要
求、或いは、予め設定された条件に基づいて、前記端末
装置に、前記優良受講者識別フラグが付された受講修了
者の前記受講者別の学習進捗結果データを一覧表示させ
るための一覧表示用データを生成して送信する一覧表示
工程とを含む点にある。
【0008】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記一覧表示工程で送信された一覧表示用データに
基づいて前記端末装置で一覧表示された前記受講者別の
学習進捗結果データの中から、それを受信した前記受講
者によって選択された特定の受講修了者の前記学習進捗
結果データに基づいて作成された受講開始前或いは受講
中の前記受講者に対する履修スケジュールを、前記端末
装置から受信する履修スケジュール受信工程と、前記履
修スケジュールを該当する受講者の前記端末装置に表示
させるためのスケジュール表示用データを生成して送信
する履修スケジュール表示工程とを含む点にある。
【0009】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した如く、上記第二の特徴構成に加え
て、前記履修スケジュール表示工程において、前記履修
スケジュールと共に、前記進捗データ保存工程で受信し
た前記学習進捗データに基づいて現在の学習進捗状況を
表示させる点にある。
【0010】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、ネットワークを介してサー
バ装置と複数の受講者の各端末装置が通信可能に接続さ
れ、前記各端末装置が演習問題を前記サーバ装置から受
信し、前記複数の受講者が前記受信した演習問題に基づ
いて前記各端末装置を使用して学習可能に構成されたウ
ェブベース教育システムにおいて、前記サーバ装置で実
行されるウェブベース教育方法であって、前記端末装置
からの要求、或いは、予め設定された条件に基づいて、
前記端末装置に、前記演習問題を、前記受講者が前記端
末装置上でその演習問題の重要度を入力可能なように送
信する出題工程と、前記端末装置から前記出題した演習
問題の解答を受信し、前記受信した解答を採点する解答
受信工程と、前記端末装置から前記出題した演習問題に
対して入力された前記重要度を受信する重要度受信工程
と、前記出題した演習問題毎に前記重要度を識別可能な
フラグを付する重要度フラグ入力工程と、前記端末装置
からの要求、或いは、予め設定された条件に従って、前
記演習問題の中から前記重要度フラグ入力工程で付され
たフラグに基づいて抽出された一定の演習問題を、前記
端末装置に再送信する再出題工程とを含む点にある。
【0011】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した如く、上記第四の特徴構成に加え
て、前記重要度受信工程または別工程において、前記重
要度が入力された演習問題の復習時期に関するデータを
前記端末装置から受信し、前記受信した復習時期に関す
るデータに基づいて、前記再出題工程における前記予め
設定された条件が設定される点にある。
【0012】同第六の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項6に記載した如く、ネットワークを介してサー
バ装置と複数の受講者の各端末装置が通信可能に接続さ
れ、前記各端末装置が演習問題を前記サーバ装置から受
信し、前記複数の受講者が前記受信した演習問題に基づ
いて前記各端末装置を使用して学習可能に構成されたウ
ェブベース教育システムにおいて、前記サーバ装置で実
行されるウェブベース教育方法であって、前記演習問題
の全部または一部に対し、所定の基準に基づいて配点を
設定する配点設定工程と、前記端末装置からの要求、或
いは、予め設定された条件に基づいて、前記端末装置
に、前記演習問題を前記配点設定工程で設定された配点
を付して送信する出題工程と、前記端末装置から前記出
題した演習問題の解答を受信し、前記受信した解答を採
点する解答受信工程と、前記出題した演習問題毎に、前
記受信した解答の採点結果が正答であった場合に、前記
配点設定工程で設定された配点を、その演習問題を解答
した受講者別に加点し、前記配点の累積点を算出する加
点工程と、前記累積点の高い順に、前記複数の受講者内
での順位を算出する順位付け工程と、前記累積点と前記
順位を少なくとも前記演習問題を解答した受講者の前記
端末装置に送信する累積点順位送信工程とを含む点にあ
る。
【0013】同第七の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項7に記載した如く、上記第六の特徴構成に加え
て、前記累積点順位送信工程において、前記順位を少な
くとも前記順位が変動した受講者の前記端末装置に送信
する点にある。
【0014】同第八の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項8に記載した如く、上記第七の特徴構成に加え
て、前記サーバ装置が管理するウェブサイトの所定のペ
ージにアクセスした前記端末装置に、前記複数の受講者
の前記累積点と前記順位の一覧データを送信する一覧デ
ータ送信工程を備える点にある。
【0015】同第九の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項9に記載した如く、上記第六、第七または第八
の特徴構成に加えて、前記配点設定工程において、既解
答分の正答率または正答者数が低い問題ほど、前記配点
が高く設定される点にある。
【0016】同第十の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項10に記載した如く、ネットワークを介してサ
ーバ装置と複数の受講者の各端末装置が通信可能に接続
され、前記各端末装置が演習問題を前記サーバ装置から
受信し、前記複数の受講者が前記受信した演習問題に基
づいて前記各端末装置を使用して学習可能に構成された
ウェブベース教育システムにおいて、前記サーバ装置で
実行されるウェブベース教育方法であって、前記端末装
置からの要求、或いは、予め設定された条件に基づい
て、前記端末装置に、前記演習問題を送信する出題工程
と、前記端末装置から前記出題した演習問題の解答を受
信し、前記受信した解答を採点する解答受信工程と、前
記受信した解答の採点結果に基づいて、その解答に係る
前記演習問題の既解答者数と正当率または正答者数を更
新する解答状況更新工程とを有し、前記出題工程におい
て、前記解答状況更新工程において最新に更新された既
解答者数と正当率または正答者数を前記演習問題に付し
て送信する点にある。
【0017】同第十一の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項11に記載した如く、上記第十の特徴構成に
加えて、前記演習問題に基づく受講を修了した受講修了
者の受講結果に基づいて、前記受講修了者の中から優良
受講者を選別し、その選別された優良受講者の解答だけ
に基づいて、出題される前記演習問題の全てに対して各
別に既解答者数と正当率または正答者数を導出する優良
解答状況導出工程を有し、前記出題工程において、前記
解答状況更新工程において最新に更新された既解答者数
と正当率または正答者数と、前記優良解答状況導出工程
において導出された既解答者数と正当率または正答者数
を、前記演習問題に付して送信する点にある。
【0018】同第十二の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項12に記載した如く、ネットワークを介して
サーバ装置と複数の受講者の各端末装置が通信可能に接
続され、前記各端末装置が複数の演習問題を前記サーバ
装置から受信し、前記複数の受講者が前記受信した複数
の演習問題に基づいて前記各端末装置を使用して学習可
能に構成されたウェブベース教育システムにおいて、前
記サーバ装置で実行されるウェブベース教育方法であっ
て、前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された
条件に基づいて、前記端末装置に、前記複数の演習問題
を送信する出題工程と、前記端末装置から前記複数の演
習問題の解答を受信し、前記受信した解答を採点する解
答受信工程と、前記複数の演習問題の内の少なくとも一
問が誤答である場合、前記端末装置に、少なくとも誤答
であった演習問題を含む前記複数の演習問題の一部また
は全部を送信する再出題工程とを含み、前記再出題工程
において、前記複数の演習問題の内の所定回数正答であ
ったものの前記端末装置における表示が行われないよう
にして前記複数の演習問題の一部または全部を送信する
点にある。
【0019】同第十三の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項13に記載した如く、上記第十二の特徴構成
に加えて、前記再出題工程において、その受講者に対す
る出題回数またはその受講者の解答回数を送信する点に
ある。ここで、出題回数と解答回数は実質的に同じ内容
を表している。
【0020】同第十四の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項14に記載した如く、上記第十二または第十
三の特徴構成に加えて、前記再出題工程において、受講
者全体における出題回数または解答回数の最大値、最小
値、平均値の少なくとも何れか一つを送信する点にあ
る。
【0021】同第十五の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項15に記載した如く、上記第十二、第十三ま
たは第十四の特徴構成に加えて、前記再出題工程におい
て、前記端末装置に送信される前記演習問題の一部また
は全部が、前記端末装置で表示される表示方法が前回の
表示方法と異なるようにして、送信される点にある。
【0022】この目的を達成するための本発明に係るコ
ンピュータプログラムの特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項16に記載した如く、上記第一乃至第十五の
特徴構成のウェブベース教育方法に含まれる前記各工程
を前記サーバ装置において実行する場合に、前記サーバ
装置を構成するサーバコンピュータが実行することによ
り前記各工程が実現される点にある。
【0023】この目的を達成するための本発明に係るプ
ログラム記録媒体の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項17に記載した如く、上記第一乃至第十五の特徴
構成のウェブベース教育方法に含まれる前記各工程を前
記サーバ装置において実行する場合に前記サーバ装置を
構成するサーバコンピュータが実行することにより前記
各工程が実現されるコンピュータプログラムを記録し
た、前記サーバコンピュータが読み取り可能なプログラ
ム記録媒体である点にある。
【0024】以下に上記特徴構成の作用並びに効果を説
明する。本発明に係るウェブベース教育方法の第一の特
徴構成によれば、先ず、進捗データ保存工程において、
例えば、履修単元毎に割り当てられた演習問題の解答等
を、各単元の修了時期等の学習進捗状況を示す学習進捗
データとして、全受講期間を通して適宜受信すること
で、受講者別の学習進捗結果データが生成される。一覧
表示工程で各端末装置の送信された一覧表示用データを
各端末装置上で表示すると、受講者別の学習進捗結果デ
ータにフラグ入力工程において付された優良受講者識別
フラグをもとに、どの受講者が、例えば受講終了後の資
格試験に合格したか、或いは、受講期間中の成績が優秀
であったかが分かり、受講開始前或いは受講中の受講者
は、過去の成績優秀な受講者が実際に修了した履修スケ
ジュールの中から自分の履修スケジュールと合ったもの
を選択することができる。この結果、受講者が楽に履修
スケジュールを立てられるほか、実際にそのスケジュー
ルで履修し優秀な成績や結果を残した受講者が存在して
いることで学習意欲が湧く。従って、受講者の学習効率
の低下を防止でき、学習のモーティベーションの向上が
図れる。ここで、受講中の受講者は、現在以降の履修ス
ケジュールについて、過去の成績優秀な受講者が実際に
修了した履修スケジュールを参考にして、既に立てた履
修スケジュールの修正も可能となる。
【0025】同第二の特徴構成によれば、受講者が、過
去の成績優秀な受講者が実際に修了した履修スケジュー
ルの中から自分の履修スケジュールと合ったものを選択
し、更には、その選択した履修スケジュールに必要に応
じて調節を加えて作成したものを、サーバ装置が端末装
置から受信することで、サーバ装置側で各受講者の履修
スケジュールが把握でき、学習の進捗が遅れ気味である
とき等は、受講者に対して適切なアドバイスを端末装置
に送信する等が可能となる。また、端末装置側で履修ス
ケジュールの記録が何らかの原因で消滅しても、サーバ
装置側で保管しておくことで履修スケジュールの修復が
可能となる。更に、履修スケジュール表示工程で送信さ
れたスケジュール表示用データをもとに、端末装置に自
己の履修スケジュールを表示させることで、受講者は自
己の履修スケジュールの確認が容易になり、学習意欲の
低下を防止できる。
【0026】同第三の特徴構成によれば、受講者は自己
の履修スケジュールに対する実際の進捗状況を比較して
確認できるため、学習の進捗が遅れ気味である等の状況
を容易に把握でき、必要に応じて再度履修スケジュール
の選択や調節が可能となる。
【0027】同第四の特徴構成によれば、出題工程で送
信される演習問題が重要度を入力可能であることから、
受講者はその演習問題を解答すると、その演習問題の解
答が正答誤答に拘らず、解答と同時或いは解答の採点結
果を通知された後に、その演習問題の重要度をチェック
でき、サーバ装置が重要度フラグ入力工程においてその
重要度を演習問題別に識別可能にフラグを付して記憶す
るので、受講者の要求または予め設定されたスケジュー
ルで、非正答問題のみならず、受講者が重要と判断した
演習問題も後日再出題される。この結果、一度正解した
演習問題もその重要度に応じて復習することができ、効
率的な学習が可能となる。更に換言すれば、受講者各別
に適合した復習用の問題集が、自動的に作成できること
になる。また、重要度を細分化することで、例えば、試
験直前の最終確認用の問題集等を作成することも可能と
なる。
【0028】同第五の特徴構成によれば、受講者が自ら
重要と判断した演習問題の復習時期を設定できるので、
自己の履修スケジュールに合った復習が可能となる。ま
た、当該復習時期に、サーバ装置から自動的にその演習
問題が再出題されるので、復習を忘れてしまうのを防止
でき、学習効率の向上が図られる。
【0029】同第六の特徴構成によれば、受講者は累積
点順位送信工程で送信された累積点と順位を端末装置上
で表示させることで、他の受講者との間の進捗状況や学
習状況についての相対的な関係が把握できる。演習問題
を多く正答した受講者ほど加点工程で算出される累積点
及び順位付け工程で算出される順位は高くなり、学習に
ゲーム性が加味され、各受講者の競争意識が惹起され学
習意欲の低下を防止することができる。また、出題工程
で、解答すべき演習問題の配点が示されることで、その
問題を正答すると累積点が何点になるかが分かり、その
問題を解答するインセンティブとなる。更に、全ての演
習問題を他の受講者より早く、そして、より多く正答し
て修了することで、最終順位が高くなるので、その最終
順位に基づいて何らかの特典を与えるなどの施策を行う
ことも可能となり、学習への更なるインセンティブが付
加されることになる。
【0030】同第七の特徴構成によれば、他の受講者の
学習が進んだ場合に、加算工程において他の受講者の累
積点が高くなるので、自己の累積点は変化せずとも順位
は相対的に下がるので、前記累積点順位送信工程におい
て送信され端末装置上で表示される順位から、他の受講
者が同時に学習を進めていることが分かり、学習にレー
ス的要素が加味され、各受講者の競争意識が更に惹起さ
れ学習意欲の低下を防止することができる。
【0031】同第八の特徴構成によれば、受講者間で累
積点と順位がお互いにオープンとなり、他の受講者の進
捗状況が具に分かり、各受講者の競争意識が更に惹起さ
れ学習意欲の低下を防止することができる。
【0032】同第九の特徴構成によれば、正答率または
正答者数の低い演習問題、つまり、難易度の高い演習問
題ほど配点が高くなるので、出題された演習問題の難易
度が配点より把握できるため、難易度の高い問題にチャ
レンジして正答しようとする意欲を向上することができ
る。また、例えば、ある受講者への出題時点におけるそ
の演習問題の配点が当該受講者について当該時点で固定
されるように設定されている場合は、先に高配点の問題
を正答することで、当該演習問題の正答率または正答者
数が高くなり、後の受講者に出題される同じ演習問題の
配点が下がるため、後で正答した他の受講者の加点が低
くなり、同じ演習問題を正答する場合でも、先に正答す
る方が有利となって学習意欲の向上が図れる。このよう
に、自己の解答の正誤が他の受講者の配点に影響を与え
ることから、更にゲーム性が加味されて、学習意欲の向
上が期待される。
【0033】同第十の特徴構成によれば、受講者が出題
工程で出題された演習問題を解答する際に、既にその演
習問題を既に何人の受講者が解答し、正答状況(正答率
または正答者数)が如何なるものかを知ることができ、
他の受講者の学習進捗状況やその演習問題に係る単元の
理解度等が把握でき、自己の進捗等との比較が可能とな
る。また、上記第四の特徴構成のような演習問題の重要
度を入力可能な構成として、その重要度を正答状況に応
じて設定するようにすれば、正答率の高い基本的な知識
を確実に履修し、また、受講者のレベルが高い場合は、
正答率の低い問題に挑戦して高度の知識を習得すること
で、他の受講者との差別化を図る等、演習問題を選択す
る際の指標として、既解答者数と正当率または正答者数
を利用することができ、学習効率の向上を図ることがで
きる。更に、本ウェブベース教育方法とは別に、その後
に本受験が設定されている場合は、当該受験日が近づい
てくると、必然的に受講者全体の正答率等が上がってく
ることから、各受講者の受験直前の学習意欲を向上させ
る効果が期待できる。
【0034】同第十一の特徴構成によれば、受講者は、
受講中の全受講者と優良受講者の両方について、演習問
題毎に既解答者数と正当率または正答者数を知ることが
できるので、高成績を修めるための最終的な到達ライン
を把握することができ、例えば、優良受講者の既解答者
数と正当率または正答者数の高い演習問題は確実に履修
する必要がある等の判断が可能となる。
【0035】同第十二の特徴構成によれば、出題工程ま
たは再出題工程で出題された演習問題の解答が誤答であ
れば、当該演習問題が次の再出題工程で再出題されるの
で、当該演習問題は複数回数、例えば正答するまで、解
答することになり、確実に履修することができる。ま
た、正答した問題は所定回後(例えば、次の再出題)で
は出題されないので、解答を重ねていくと徐々に演習問
題数が減少していくので、演習問題の表示画面が見やす
くなるほか、確実に演習問題を解答しているという達成
感が生まれ、学習効率の低下を防止できる。
【0036】同第十三の特徴構成によれば、端末装置で
再出題された演習問題とともに出題回数または解答回数
を表示させることができ、受講者はかかる表示により最
初の出題工程で出題された複数の演習問題の解答に何回
要しているかを具に把握できる。また、再出題工程の回
数が制限されている場合は、後何回解答できるかが分か
り(当該回数を同時に表示することも可能)、演習問題
の解答の取り組みに緊張感を持たせることができる。
【0037】同第十四の特徴構成によれば、受講者全体
における出題回数または解答回数の最大値、最小値、平
均値の少なくとも何れか一つを再出題された演習問題及
び自己の出題回数または解答回数とともに端末装置に表
示でき、学習の進捗度や理解度に関し他の受講者との間
の相対的な関係を知ることができる。
【0038】同第十五の特徴構成によれば、内容的に同
じ演習問題でも、表示方法が異なると別問題のように見
えるため、前回偶然に正答した問題に対しては真に理解
して正答したかどうかの確認ができ、前回誤答であった
問題(特に択一形式の問題)に対しては、2回目以降の
解答で容易に正解が分かってしまうのを防止することが
できる。
【0039】本発明に係るコンピュータプログラムの特
徴構成によれば、サーバコンピュータが読み取り可能な
記録装置上に当該プログラムを書き込み、当該プログラ
ムの各工程に関するプログラムステップを読み出し実行
することで、サーバ装置が上記第一乃至第十四の特徴構
成の何れかのウェブベース教育方法の各工程を実行する
ことができ、上記した各特徴構成の作用効果が奏される
ことになる。
【0040】本発明に係るプログラム記録媒体の特徴構
成によれば、サーバコンピュータが、上記第一乃至第十
四の特徴構成の何れかのウェブベース教育方法の各工程
に関するプログラムステップを当該記録媒体から読み出
し実行することで、サーバ装置が当該ウェブベース教育
方法の各工程を実行することができ、上記した各特徴構
成の作用効果が奏されることになる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明に係るウェブベース教育方
法(以下、適宜「本発明方法」という。)の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。
【0042】図1に示すように、本発明方法では、イン
ターネット1(ネットワークの一例)に接続した複数の
受講者の使用する端末装置であるコンピュータ端末2か
ら、インターネット1に接続した教育機関3が管理する
サーバ装置4内に設けられた所定のウェブベース学習サ
イト5へアクセスした受講者6に対する教育過程の一部
または全部の処理が、サーバ装置4のコンピュータ端末
2との間のデータ送受信を含むコンピュータ・ソフトウ
ェア処理によって実行される。具体的には、以下の第1
乃至第5実施形態に示す各工程の処理を実行するための
プログラムを磁気記憶装置等の記録媒体に格納してお
き、サーバ装置4を構成するサーバコンピュータが逐次
読み出して直接実行可能な主記憶装置上にロードした上
で所定の順番、または、受講者6からのアクセス状況に
応じて所定の手順を処理することで、本発明方法が実現
される。ここで、上記記録媒体は、固定型の記録媒体で
あっても、可搬型の記録媒体であってもよい。また、上
記主記憶装置も上記プログラムがロードされれば、上記
プログラムを記録した記録媒体となる。
【0043】また、教育機関3は、学習内容の少なくと
も一部についてインターネット1を介して受講者6を指
導する所謂WEBスクール7をサーバ装置4内のウェブ
ベース学習サイト5上に開校している専門業者、或い
は、企業の人材開発部門等である。
【0044】コンピュータ端末2は、例えば通常のパー
ソナルコンピュータで、コンピュータ本体、ディスプレ
イ装置、キーボードやマウス等の入力装置、インターネ
ット1を介してサーバ装置4と所定の通信プロトコルで
通信可能な通信装置を備えて構成されている。また、コ
ンピュータ端末2は、パーソナルコンピュータ以外に、
携帯情報端末や携帯電話等の形態であっても構わない。
サーバ装置4は、通常のWEBサーバを構成するコンピュ
ータシステムで構成されている。
【0045】〈第1実施形態〉次に、本発明方法の第1
実施形態を構成する主たる工程の処理手順を、図2に基
づいて説明する。
【0046】先ず、あるWEB学習コースがウェブベー
ス学習サイト5上に設定されており、その学習コースを
既に履修済みの受講者(既受講者)各別に対してサーバ
装置4が後述する進捗データ保存工程(#107)を繰
り返して実行することで生成され、所定の記録装置内に
保存された学習進捗結果データに対して、サーバ装置4
が、後述する当該既受講者の内の優良受講者を登録する
優良受講者登録工程(#113)で登録された優良受講
者を識別する優良受講者識別フラグを付するフラグ入力
工程(#101)を実行する。ここで、学習進捗結果デ
ータは、既受講者が夫々具体的にどのようなスケジュー
ルでWEB学習コースの各単元を履修したか、または、
しなかったのかを表わすデータである。
【0047】新たに前記WEB学習コースを受講する受
講者6、或いは、自己の履修スケジュールを変更しよう
とする受講者6が、自己のコンピュータ端末2からウェ
ブベース学習サイト5にインターネット1を介してアク
セスし、更に、自己のコンピュータ端末2に学習進捗結
果データを表示すべく、学習進捗結果データのページに
アクセスすると、サーバ装置4は、コンピュータ端末2
から学習進捗結果データの表示要求があったと判断し
て、優良受講者識別フラグの付された学習進捗結果デー
タの一覧をその中の一優良受講者の学習進捗結果データ
を選択可能に当該表示要求のあったコンピュータ端末2
に表示させるための一覧表示用データを、インターネッ
ト1を介して送信する一覧表示工程(#102)を実行
する。ここで、優良受講者とは、前記WEB学習コース
が例えばある資格試験の受験対策用のコースである場合
は、その試験合格者であり、特に資格試験の受験を目的
としたものでない場合は、履修過程で出題された演習問
題等の成績優秀者が相当する。尚、後続の各工程及び他
の実施形態においても、コンピュータ端末2とサーバ装
置4間のデータの送受信(コンピュータ端末2からサー
バ装置4へのアクセスを含む)は、インターネット1ま
たはこれに類する通信網を介して行われるので、特にイ
ンターネット1等を介して行われる旨の明記は省略す
る。
【0048】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した一覧表示用データをコンピュータ端末2にイン
ストール済みのオペレーティング・システム(OS)及
び所定のブラウザソフトウェア等を用いて処理し、コン
ピュータ端末2の表示画面上に学習進捗結果データを一
覧表示する(#201)。当該一覧表示は、例えば、図
3に示すような表示形式で、マイペース型、駆け込み
型、先取り型のように進捗類型別に分類して表示するの
も好ましい。尚、後続の各工程及び他の実施形態におい
ても、コンピュータ端末2がサーバ装置4から受信した
データを処理して表示画面上に所定の画面表示を行う処
理や所定の入力処理は、前記OSやブラウザソフトウェ
ア等が同様に用いられるので、その旨の明記は省略す
る。
【0049】受講者6は、一覧表示された学習進捗結果
データの中から自分の学習ペースや時間的な制約に適合
するものを選択し、自己の履修スケジュールとする(#
202)。ここで、図4に示すように、選択された履修
スケジュールは、コンピュータ端末2の表示画面上で詳
細に表示され、受講者は、更に必要に応じて、その履修
スケジュールの修正を行うことが可能である(#20
2)。コンピュータ端末2は、受講者6が選択或いは修
正した履修スケジュールをサーバ装置4に送信する(#
202)。尚、受講者6はコンピュータ端末2の表示画
面上で、選択のためのチェックマーク等の入力、文字列
入力、図形表示の編集等を行う場合は、付属のキーボー
ドやマウスを用いて行うものとし、後続の各工程及び他
の実施形態においても、同種の選択、入力処理は同様に
行われるものとして、その旨の記載は省力する。
【0050】サーバ装置4は、履修スケジュール受信工
程(#103)で、コンピュータ端末2から送信された
履修スケジュールを受信すると、その受講者6の履修ス
ケジュールとして所定の記録装置内に保存する。
【0051】受講者6が自己の履修スケジュールに基づ
いて学習を行うべく、自己のコンピュータ端末2からウ
ェブベース学習サイト5にアクセスすると(#20
3)、サーバ装置4は、履修スケジュール表示工程(#
104)において、アクセスしてきた受講者6を識別
し、その受講者6の履修スケジュールを記録装置から読
み出し、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させる
ためのスケジュール表示用データを生成して送信する。
【0052】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したスケジュール表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、例えば図5に例示するよう
な表示形式で、その受講者6のアクセス当日の履修スケ
ジュールを表示する(#204)。受講者6が表示され
た自己の履修スケジュールで指定された学習項目(単
元)を選択すると、その選択された学習項目の識別デー
タがサーバ装置に送信される(#205)。ここで、受
講者6は他の学習項目を選択することも可能である。
【0053】サーバ装置4は、出題工程(#105)に
おいて、コンピュータ端末2から送信された学習項目の
識別データを受信すると、前記WEB学習コースの履修
用に作成され所定の記録装置内に格納されている演習問
題集の中から、その学習項目に対応する演習問題を選択
して、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させて受
講者6がその演習問題をコンピュータ端末2上で解答で
きるように、その演習問題をコンピュータ端末2に送信
する。尚、受講者6は、演習問題を解答する前に、表示
された履修スケジュールで指示された範囲の学習を、必
要に応じて、例えば、予め配布された紙ベースのテキス
トや参考書、ビデオテープやCD−ROM等の記録媒体
に記録された教材、或いは、所定の予習用サイト等を利
用して予習する。
【0054】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した演習問題を処理してコンピュータ端末2の表示
画面上に表示する(#206)。受講者6がコンピュー
タ端末2上でその演習問題を解答すると、その解答がコ
ンピュータ端末2からサーバ装置4に送信される(#2
07)。
【0055】サーバ装置4は、解答受信工程(#10
6)で、コンピュータ端末2から送信された解答を受信
すると、その解答を採点する。引き続き、進捗データ保
存工程(#107)において、その受講者6の履修スケ
ジュールまたは既に途中まで生成された学習進捗結果デ
ータを所定の記録装置から読み出し、そのデータを基本
として、解答受信工程(#106)で受信した解答を受
講期間中の学習進捗状況を示す学習進捗データとして、
その解答受信日、または、その解答に対する採点結果が
正答である場合の受信日に基づいて、実際の進捗状況を
前記データに入力または追加して、学習進捗結果データ
を生成または更新し、前記記録装置に保存する。
【0056】更に、サーバ装置4は、採点結果表示工程
(#108)において、解答受信工程で得た採点結果並
びに出題された演習問題の解説をコンピュータ端末2の
表示画面上に表示させるための採点結果表示データを生
成して送信する。
【0057】コンピュータ端末2は、受信した採点結果
表示データを処理してコンピュータ端末2の表示画面上
に表示する(#208)。受講者6は、表示された採点
結果や解説を確認し、学習を終了するか続行するかの選
択を表示画面上で行うと、コンピュータ端末2は、その
選択結果をサーバ装置4に送信する(#209)。
【0058】サーバ装置4は、学習を終了するか続行す
るかの選択結果を受信し、その選択結果が「学習続行」
(NO)であるか「学習終了」(YES)であるかを判
定する(#109)。「学習続行」の場合は、履修スケ
ジュール表示工程(#104)に戻る。また、「学習終
了」の場合は、次工程(#110)において受講期間の
最終日であるか否かの判定を行う。「最終日」でない場
合(NO)は、コンピュータ端末2側で学習は一旦終了
し(#210)、サーバ装置4は、コンピュータ端末2
からウェブベース学習サイト5への次のアクセス(#2
03)に対し待機する。尚、次のアクセスは同じ受講者
6のアクセスに限定されるものではない。また、「最終
日」である場合(YES)は、「最終日」までに受講を
修了した全ての受講者6についての全ての履修スケジュ
ールに対する学習進捗結果データが完成する。
【0059】引き続いて、受講対象であったWEB学習
コースが、特定の資格試験のための受験対策コースであ
るかによって、優良受講者登録工程(#113)で登録
される優良受講者の選択基準が異なるため、WEB学習
コースが資格試験受験対策コースであるか否かの判定を
行う(#111)。資格試験受験対策コースである場合
(YES)は、各受講者6が資格試験の合否データをコ
ンピュータ端末2からサーバ装置4に送信する(#21
1)。サーバ装置4は、優良受講者登録工程(#11
3)でその合否データを受信し、合格した受講者6を優
良受講者として登録する。他方、資格試験受験対策コー
スでない場合(NO)は、解答受信工程(#106)で
採点された各受講者6の採点結果に対する優良受講者の
選択基準の設定を行い(#112)、優良受講者登録工
程(#113)で、解答受信工程(#106)で採点さ
れた各受講者6の採点結果に対してその選択基準を適用
して受講者6の選択を行い、選択された受講者6を優良
受講者として登録する。尚、合否データのサーバ装置4
への入力は、必ずしも受講者6が行わなくてもよく、例
えば、一括して教育機関3側で行っても構わない。
【0060】〈第2実施形態〉次に、本発明方法の第2
実施形態を構成する工程の主要部の処理手順を、図6に
基づいて説明する。本実施形態は、上記第1実施形態と
同様に、あるWEB学習コースがウェブベース学習サイ
ト5上に設定されており、その学習コースにおいて出題
される演習問題を、受講者6の設定条件に基づいて復習
可能とするものであり、上記第1実施形態と組み合わせ
て構成しても構わない。尚、以下の説明では、一部の工
程が上記第1実施形態の工程と共通しており、当該個所
には第1実施形態の工程番号を併記している。
【0061】受講者6が自己の履修スケジュールに基づ
いて学習を行うべく、自己のコンピュータ端末2からウ
ェブベース学習サイト5にアクセスすると(#401、
#203)、サーバ装置4は、履修スケジュール表示工
程(#301、#104)において、アクセスしてきた
受講者6を識別し、その受講者6の履修スケジュールを
記録装置から読み出し、コンピュータ端末2の表示画面
上に表示させるためのスケジュール表示用データを生成
して送信する。
【0062】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したスケジュール表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、例えば図5に例示するよう
な表示形式で、その受講者6のアクセス当日の履修スケ
ジュールを表示する(#402、#204)。受講者6
が表示された自己の履修スケジュールで指定された学習
項目(単元)を選択すると、その選択された学習項目の
識別データがサーバ装置に送信される(#403、#2
05)。ここで、受講者6は他の学習項目を選択するこ
とも可能である。
【0063】サーバ装置4は、出題工程(#302)に
おいて、コンピュータ端末2から送信された学習項目の
識別データを受信すると、前記WEB学習コースの履修
用に作成され所定の記録装置内に格納されている演習問
題集の中から、その学習項目に対応する演習問題を選択
して、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させて受
講者6がその演習問題をコンピュータ端末2上で解答で
き、且つ、コンピュータ端末2上でその演習問題の重要
度を入力できるように、その演習問題をコンピュータ端
末2に送信する。尚、受講者6は、演習問題を解答する
前に、表示された履修スケジュールで指示された範囲の
学習を、必要に応じて、例えば、予め配布された紙ベー
スのテキストや参考書、ビデオテープやCD−ROM等
の記録媒体に記録された教材、或いは、所定の予習用サ
イト等を利用して予習する。
【0064】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した演習問題を処理してコンピュータ端末2の表示
画面上に表示する(#404、#206)。受講者6が
コンピュータ端末2上でその演習問題を解答すると、そ
の解答がコンピュータ端末2からサーバ装置4に送信さ
れる(#405、#207)。
【0065】サーバ装置4は、解答受信工程(#30
3、#106)で、コンピュータ端末2から送信された
解答を受信すると、その解答を採点する。引き続き、非
正答フラグ入力工程(#304)において、受信した解
答の採点結果に基づいて、出題した演習問題毎に、誤答
及び未解答であった非正答問題であるかの区別を識別可
能なフラグを付して、前記記録装置に保存する。
【0066】更に、サーバ装置4は、採点結果表示工程
(#305、#108)において、解答受信工程(#3
03)で得た採点結果並びに出題された演習問題の解説
をコンピュータ端末2の表示画面上に表示させるための
採点結果表示データを生成して送信する。ここで、採点
結果表示データは、非正答フラグ入力工程(#304)
で付された非正答フラグ(誤答及び未解答フラグ)に基
づいて、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させた
場合に、例えば図7に示すように、演習問題別に、受講
者6の解答状況と採点結果(正答・誤答・未解答の区
別)が識別でき、解説が閲覧できる構成となっている。
【0067】コンピュータ端末2は、受信した採点結果
表示データを処理してコンピュータ端末2の表示画面上
に表示する(#406、#208)。受講者6は、表示
された採点結果や解説を確認し、表示画面上で各演習問
題に対する重要度の入力を行うと、コンピュータ端末2
は、その重要度をサーバ装置4に送信する(#40
7)。重要度の入力方式は、図7に示すようなプルダウ
ンメニュー方式でも、重要度ランクを示す数字等を直接
キー入力する方式でも構わない。また、重要度が単に重
要か否かの二者択一の場合は、マウス等でチェックマー
クを入力する方式でもよい。更に、図7に示すように、
上記工程(#407)で、重要度の入力とともに、重要
度別に演習問題の復習日時を設定できるようにしてもよ
い。この場合、コンピュータ端末2は、重要度と復習日
時をサーバ装置4に送信する(#407)。尚、復習日
時の設定は時刻の入力を必須としなくても構わない。
尚、復習日時の設定を重要度の入力とは別のタイミング
で行うようにしても構わない。
【0068】サーバ装置4は、重要度受信工程(#30
6)で、その重要度または重要度と復習日時を受信し、
それらを所定の記録装置に保存する。更に、復習日時を
受信した場合はその復習日時に基づいて、また、復習日
時を受信しなかった場合は予め設定された日数後に自動
的に設定される復習日時に基づいて、サーバ装置4が管
理する受講者6の履修スケジュールの一部として受信し
た重要度別に復習スケジュールを追加する(#30
7)。ここで、コンピュータ端末2側で学習は一旦終了
し、サーバ装置4は、コンピュータ端末2からウェブベ
ース学習サイト5への次のアクセス(#401)に対し
待機する。
【0069】サーバ装置4は、コンピュータ端末2から
ウェブベース学習サイト5への次のアクセス(#40
1)があると、履修スケジュール表示工程(#301、
#104)において、アクセスしてきた受講者6を識別
し、その受講者6の履修スケジュールを記録装置から読
み出し、復習日時に該当しているかの判断を行う。復習
日時に該当する場合は、通常の履修スケジュール表示工
程(#301、#104)の処理に加えて或いは代え
て、復習予定日時である旨のお知らせ、復習演習問題の
重要度の表示、及び、復習を行うか否かの確認を行うた
めの、例えば図8に示すようなお知らせ画面を、コンピ
ュータ端末2の表示画面上に表示させるためのお知らせ
画面表示用データを生成して送信する(#301a)。
【0070】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したお知らせ画面表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、図8に例示するような表示
形式で、その受講者6のアクセス当日の復習内容を表示
する(#402a)。受講者6が表示された復習内容で
復習を行う場合は、確認ボタンをクリックすると、確認
信号がサーバ装置に送信される(#403a)。ここ
で、受講者6は復習内容(重要度レベル等の演習問題の
抽出条件)を変更することも可能である。また、復習内
容の変更は任意のタイミングでできるようにするのも好
ましい。
【0071】サーバ装置4は、再出題工程(#302
a)において、コンピュータ端末2から送信された確認
信号(または確認信号と復習内容の変更内容)を受信す
ると、前記WEB学習コースの履修用に作成され所定の
記録装置内に格納されている演習問題集の中から、その
演習問題の抽出条件に適合する演習問題を選択して、コ
ンピュータ端末2の表示画面上に表示させて受講者6が
その演習問題をコンピュータ端末2上で解答でき、且
つ、コンピュータ端末2上でその演習問題の重要度を入
力できるように、その演習問題をコンピュータ端末2に
送信する。
【0072】再出題工程(#302a)以降の処理は、
上述の出題工程(#302)以降の場合と同様であるの
で説明は割愛する。
【0073】〈第3実施形態〉次に、本発明方法の第3
実施形態を構成する工程の主要部の処理手順を、図9に
基づいて説明する。本実施形態は、上記第1及び第2実
施形態と同様に、あるWEB学習コースがウェブベース
学習サイト5上に設定されており、その学習コースにお
いて出題される演習問題を、受講者6の設定条件に基づ
いて復習可能とするものであり、上記第1または第2実
施形態と組み合わせて構成しても構わない。尚、以下の
説明では、一部の工程が上記第1実施形態の工程と共通
しており、当該個所には第1実施形態の工程番号を併記
している。
【0074】受講者6が自己の履修スケジュールに基づ
いて学習を行うべく、自己のコンピュータ端末2からウ
ェブベース学習サイト5にアクセスすると(#601、
#203)、サーバ装置4は、履修スケジュール表示工
程(#501、#104)において、アクセスしてきた
受講者6を識別し、その受講者6の履修スケジュールを
記録装置から読み出し、コンピュータ端末2の表示画面
上に表示させるためのスケジュール表示用データを生成
して送信する。
【0075】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したスケジュール表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、例えば図5に例示するよう
な表示形式で、その受講者6のアクセス当日の履修スケ
ジュールを表示する(#602、#204)。受講者6
が表示された自己の履修スケジュールで指定された学習
項目(単元)を選択すると、その選択された学習項目の
識別データがサーバ装置に送信される(#603、#2
05)。ここで、受講者6は他の学習項目を選択するこ
とも可能である。
【0076】サーバ装置4は、出題工程(#502)に
おいて、コンピュータ端末2から送信された学習項目の
識別データを受信すると、前記WEB学習コースの履修
用に作成され所定の記録装置内に格納されている演習問
題集の中から、その学習項目に対応する演習問題を選択
して、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させて受
講者6が後述の第4実施形態の解答状況更新工程(#7
04)等で最新に更新された各演習問題の解答状況(既
解答者数と既解答者における正答率)と後述する配点設
定工程(#509)で設定された配点を識別可能に、且
つ、その演習問題をコンピュータ端末2上で解答できる
ように、その演習問題及び解答状況と配点をコンピュー
タ端末2に送信する。尚、コンピュータ端末2の表示画
面上に表示例として、例えば図10に示すような形式も
のが考えられる。受講者6は、演習問題を解答する前
に、表示された履修スケジュールで指示された範囲の学
習を、必要に応じて、例えば、予め配布された紙ベース
のテキストや参考書、ビデオテープやCD−ROM等の
記録媒体に記録された教材、或いは、所定の予習用サイ
ト等を利用して予習する。
【0077】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した演習問題を処理してコンピュータ端末2の表示
画面上に表示する(#604、#206)。受講者6が
コンピュータ端末2上でその演習問題を解答すると、そ
の解答がコンピュータ端末2からサーバ装置4に送信さ
れる(#605、#207)。
【0078】サーバ装置4は、解答受信工程(#50
3、#106)で、コンピュータ端末2から送信された
解答を受信すると、その解答を採点する。引き続き、加
点工程(#504)において、受信した解答の採点結果
に基づいて、出題した演習問題毎に、受信した解答の採
点結果が正答であった場合に、配点設定工程(#50
9)で設定された配点を、その演習問題を解答した受講
者別に加点し、正答であった演習問題の配点(つまり加
点)の累積点を算出し、所定の記録装置に保存する。
【0079】更に、サーバ装置4は、既解答者数更新工
程(#505)において、出題した演習問題毎に、既解
答者数のデータに1を加算して既解答者数を更新する。
また、順位付け工程(#506)において、加点工程
(#504)で新たに算出された累積点に基づいて、そ
の演習問題を解答した受講者の順位を累積点の高い順に
並び替えて順位の更新を行う。更新された既解答者数及
び順位は所定の記録装置に上書き保存する。
【0080】引き続き、サーバ装置4は、累積点順位送
信工程(#507)において、加点工程(#504)で
新たに算出された累積点、順位付け工程(#506)で
更新された順位を、解答受信工程(#503)で得た採
点結果並びに出題された演習問題の解説とともに、コン
ピュータ端末2の表示画面上に表示させるための採点結
果表示データを生成して送信する。ここで、採点結果表
示データは、コンピュータ端末2の表示画面上に表示さ
せた場合に、例えば図11に示すように、演習問題別
に、受講者6の解答状況と採点結果(正答・誤答・未解
答の区別)が識別でき、解説が閲覧できる他、今回の得
点合計、更新された累積点と順位、更に、受講者全体で
の現在の最高累積点、累積点平均、最低累積点等が分か
るような構成となっている。
【0081】更に、サーバ装置4は、正答率更新工程
(#508)において、既解答者数更新工程(#50
5)で更新された既解答者数に対する正答者数(採点結
果が正答である場合は1加算される)より新たな正答率
を算出する。次に、配点設定工程(#509)におい
て、正答率更新工程(#508)で更新された正答率に
基づいて、演習問題毎の配点を設定し直す。ここで、配
点は予め設定された基準に基づいて既解答分の正答率が
低い問題ほど配点が高く設定される。
【0082】コンピュータ端末2は、受信した採点結果
表示データを処理してコンピュータ端末2の表示画面上
に表示する(#606、#208)。受講者6は、表示
された採点結果や解説を確認し、学習を終了するか続行
するかの選択を表示画面上で行うと、コンピュータ端末
2は、その選択結果をサーバ装置4に送信する(#60
7、#209)。ここで、採点結果表示データが上記第
2実施形態のように重要度を入力可能に構成されている
場合は、上記工程(#607)で、重要度の入力等を行
っても構わない。
【0083】サーバ装置4は、学習を終了するか続行す
るかの選択結果を受信し、その選択結果が「学習続行」
(NO)であるか「学習終了」(YES)であるかを判
定する(#510)。「学習続行」の場合は、履修スケ
ジュール表示工程(#501)に戻る。また、「学習終
了」の場合は、コンピュータ端末2側で学習は一旦終了
し(#608)、サーバ装置4は、コンピュータ端末2
からウェブベース学習サイト5への次のアクセス(#6
01)に対し待機する。尚、次のアクセスは同じ受講者
6のアクセスに限定されるものではない。
【0084】本第3実施形態の上記各工程に加えて、サ
ーバ装置4が、ウェブベース学習サイト5上に設定され
た前記WEB学習コースの受講者が獲得した累積点と各
受講者の順位を集計した一覧データを生成し、所定の記
録装置内に格納しておき、ウェブベース学習サイト5の
所定のページにアクセスしてきた受講者が、コンピュー
タ端末2上でその最新データを閲覧可能に構成するのも
好ましい。サーバ装置4は、解答受信工程(#503)
で受講者6から解答を受信する毎に、前記一覧データに
おけるその受講者6の累積点と全受講者(または少なく
とも順位に変更のあった受講者)の順位を、加点工程
(#504)で新たに算出された累積点、順位付け工程
(#506)で更新された順位で置換して更新する。そ
して、一覧データ送信工程において、上記所定のページ
へのアクセスがあった場合に、更新された一覧データを
コンピュータ端末2の表示画面上に表示させるための一
覧表示データを生成して送信する。
【0085】本第3実施形態の累積点順位送信工程(#
507)において、解答受信工程(#503)で解答を
受信した受講者6だけでなく、その受講者6の解答であ
ったために、その受講者と共に順位に変動があった他の
受講者6にも変動後の順位を知らせるべく、当該他の受
講者6のコンピュータ端末2とサーバ装置4が接続状態
であれば、かかるコンピュータ端末2の所定の表示画面
上に新たな順位を表示するための順位表示データを生成
して送信するようにしても構わない。これにより、各受
講者6は、他の受講者6の学習の進捗によって自己の相
対的な進捗度が低くなっていることが具に認識できるこ
とになる。
【0086】本第3実施形態において、配点設定工程
(#509)での配点の設定が正答率に基づいて決めら
れていたが、正答率に代えて正答者数であっても構わな
い。また、配点は過去の受講修了者の成績に基づいて設
定して受講期間中は固定されていても構わない。また、
コンピュータ端末2の表示画面上に、正答率に代えて正
答者数を表示するようにしても構わない。
【0087】本第3実施形態において、出題工程(#5
02)で各演習問題の解答状況を識別可能にコンピュー
タ端末2の表示画面上に表示させるには、予め後述の第
4実施形態の解答状況更新工程(#704)を実行する
必要があるが、その解答状況更新工程(#704)は、
基本的に全ての受講者6に対して実行される既解答者数
更新工程(#505)と正答率更新工程(#508)に
相当する。従って、これら二つの工程を同時に実行して
も構わない。また、本第3実施形態においては、出題工
程(#502)において、必ずしも各演習問題の解答状
況を識別可能にコンピュータ端末2の表示画面上に表示
させる必要はない。
【0088】〈第4実施形態〉次に、本発明方法の第4
実施形態を構成する工程の主要部の処理手順を、図12
に基づいて説明する。本実施形態は、上記第1乃至第3
実施形態と同様に、あるWEB学習コースがウェブベー
ス学習サイト5上に設定されており、その学習コースに
おいて出題される演習問題を、受講者6の設定条件に基
づいて復習可能とするものであり、上記第1乃至第3実
施形態の少なくとも何れか一つと組み合わせて構成して
も構わない。尚、以下の説明では、一部の工程が上記第
1実施形態の工程と共通しており、当該個所には第1実
施形態の工程番号を併記している。
【0089】受講者6が自己の履修スケジュールに基づ
いて学習を行うべく、自己のコンピュータ端末2からウ
ェブベース学習サイト5にアクセスすると(#801、
#203)、サーバ装置4は、履修スケジュール表示工
程(#701、#104)において、アクセスしてきた
受講者6を識別し、その受講者6の履修スケジュールを
記録装置から読み出し、コンピュータ端末2の表示画面
上に表示させるためのスケジュール表示用データを生成
して送信する。
【0090】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したスケジュール表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、例えば図5に例示するよう
な表示形式で、その受講者6のアクセス当日の履修スケ
ジュールを表示する(#802、#204)。受講者6
が表示された自己の履修スケジュールで指定された学習
項目(単元)を選択すると、その選択された学習項目の
識別データがサーバ装置に送信される(#803、#2
05)。ここで、受講者6は他の学習項目を選択するこ
とも可能である。
【0091】サーバ装置4は、出題工程(#702)に
おいて、コンピュータ端末2から送信された学習項目の
識別データを受信すると、前記WEB学習コースの履修
用に作成され所定の記録装置内に格納されている演習問
題集の中から、その学習項目に対応する演習問題を選択
して、コンピュータ端末2の表示画面上に表示させるこ
とにより、受講者6がその演習問題をコンピュータ端末
2上で解答できるように、その演習問題をコンピュータ
端末2に送信する。更に、サーバ装置4は、出題工程
(#702)において、後述の解答状況更新工程(#7
04)で最新に更新された選択された各演習問題の現在
の解答状況(既解答者数と既解答者における正答率)と
後述する優良解答状況導出工程(#711)で導出され
た選択された各演習問題に対する優良受講者の解答状況
(既解答者数と既解答者における正答率)を、選択され
た演習問題毎に表示させるように、その演習問題に現在
の解答状況と優良受講者の解答状況の両方を付して、コ
ンピュータ端末2に送信する。尚、コンピュータ端末2
の表示画面上に表示例として、例えば、図13に示すよ
うに、演習問題名の横に、現在の既解答者の正答率と優
良受講者の正答率と現在の既解答数を示す形式ものが考
えられる。
【0092】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した演習問題を処理してコンピュータ端末2の表示
画面上に表示する(#804、#206)。受講者6が
コンピュータ端末2上でその演習問題を解答すると、そ
の解答がコンピュータ端末2からサーバ装置4に送信さ
れる(#805、#207)。
【0093】サーバ装置4は、解答受信工程(#70
3、#106)で、コンピュータ端末2から送信された
解答を受信すると、その解答を採点する。ここで、採点
結果は受講者別に演習問題毎の正誤データとして保存さ
れる。引き続き、解答状況更新工程(#704)におい
て、先ず、出題した演習問題毎に、既解答者数のデータ
に1を加算して既解答者数を更新する。引き続き、受信
した解答の採点結果に基づいて、出題した演習問題毎
に、更新された既解答者数に対する正答者数(採点結果
が正答である場合は1加算される)より新たな正答率を
算出する。そして、更新された既解答者数と正答率を所
定の記録装置に上書き保存する。
【0094】引き続き、サーバ装置4は、採点結果送信
工程(#705、#108)において、解答受信工程
(#703)で得た採点結果並びに出題された演習問題
の解説をコンピュータ端末2の表示画面上に表示させる
ための採点結果表示データを生成して送信する。ここ
で、採点結果表示データは、コンピュータ端末2の表示
画面上に表示させた場合に、例えば、上記第2実施形態
の図7に示すような構成のものや、上記第3実施形態の
図11に示すような構成のものが考えられる。
【0095】コンピュータ端末2は、受信した採点結果
表示データを処理してコンピュータ端末2の表示画面上
に表示する(#806、#208)。受講者6は、表示
された採点結果や解説を確認し、学習を終了するか続行
するかの選択を表示画面上で行うと、コンピュータ端末
2は、その選択結果をサーバ装置4に送信する(#80
7、#209)。ここで、採点結果表示データが上記第
2実施形態のように重要度を入力可能に構成されている
場合は、上記工程(#807)で、重要度の入力等を行
っても構わない。
【0096】サーバ装置4は、学習を終了するか続行す
るかの選択結果を受信し、その選択結果が「学習続行」
(NO)であるか「学習終了」(YES)であるかを判
定する(#706、#109)。「学習続行」の場合
は、履修スケジュール表示工程(#701)に戻る。ま
た、「学習終了」の場合は、次工程(#707)におい
て受講期間の最終日であるか否かの判定を行う。「最終
日」でない場合(NO)は、コンピュータ端末2側で学
習は一旦終了し(#808)、サーバ装置4は、コンピ
ュータ端末2からウェブベース学習サイト5への次のア
クセス(#801)に対し待機する。尚、次のアクセス
は同じ受講者6のアクセスに限定されるものではない。
また、「最終日」である場合(YES)は、「最終日」
までに受講を修了した全ての受講者6についての全ての
演習問題に対する正誤データ(解答受信工程(#70
3)で集計保存されているデータ)が完成する。
【0097】引き続いて、受講対象であったWEB学習
コースが、特定の資格試験のための受験対策コースであ
るかによって、優良受講者登録工程(#710、#11
3)で登録される優良受講者の選択基準が異なるため、
WEB学習コースが資格試験受験対策コースであるか否
かの判定を行う(#708、#111)。資格試験受験
対策コースである場合(YES)は、各受講者6が資格
試験の合否データをコンピュータ端末2からサーバ装置
4に送信する(#809、#211)。サーバ装置4
は、優良受講者登録工程(#710)でその合否データ
を受信し、合格した受講者6を優良受講者として登録す
る。他方、資格試験受験対策コースでない場合(NO)
は、解答受信工程(#703)で採点された各受講者6
の採点結果に対する優良受講者の選択基準の設定を行い
(#709、#112)、優良受講者登録工程(#71
0)で、解答受信工程(#703)で採点された各受講
者6の採点結果に対してその選択基準を適用して受講者
6の選択を行い、選択された受講者6を優良受講者とし
て登録する。尚、合否データのサーバ装置4への入力
は、必ずしも受講者6が行わなくてもよく、例えば、一
括して教育機関3側で行っても構わない。
【0098】引き続き、サーバ装置4は、優良解答状況
導出工程(#711)において、優良受講者登録工程
(#710)で登録した優良受講者の解答だけに基づい
て、出題された全ての演習問題の夫々に対して、優良受
講者の中の既解答者数と正当率を導出して、これらの値
を演習問題毎に保存する。そして、同じWEB学習コー
スの次の受講期間における出題工程(#702)におい
て、導出した優良受講者の中の既解答者数と正当率を使
用する。
【0099】本第4実施形態の別実施形態として、出題
工程(#509)において、出題する演習問題に付して
送信される現在の解答状況及び優良受講者の解答状況の
内、正答率に代えて正答者数を用いても構わない。その
場合、解答状況更新工程(#704)においては正答率
に代えて正答者数を更新し、優良解答状況導出工程(#
711)においては、正答率に代えて正答者数を導出す
るものとする。
【0100】更に、本第4実施形態の上記各工程に加え
て、上記第2実施形態の如く受講者6が復習対象とする
演習問題を抽出するに際して、上記第2実施形態で使用
した重要度に代えて或いは加えて、解答状況更新工程
(#704)で最新に更新された現在の解答状況や、優
良解答状況導出工程(#711)で導出された優良受講
者の解答状況の正答率等を、演習問題抽出の条件として
も構わない。
【0101】〈第5実施形態〉次に、本発明方法の第5
実施形態を構成する工程の主要部の処理手順を、図14
に基づいて説明する。本実施形態は、上記第1乃至第4
実施形態と同様に、あるWEB学習コースがウェブベー
ス学習サイト5上に設定されており、その学習コースに
おいて出題される演習問題を、受講者6の設定条件に基
づいて復習可能とするものであり、上記第1乃至第4実
施形態の少なくとも何れか一つと組み合わせて構成して
も構わない。尚、以下の説明では、一部の工程が上記第
1実施形態の工程と共通しており、当該個所には第1実
施形態の工程番号を併記している。
【0102】受講者6が自己の履修スケジュールに基づ
いて学習を行うべく、自己のコンピュータ端末2からウ
ェブベース学習サイト5にアクセスすると(#100
1、#203)、サーバ装置4は、履修スケジュール表
示工程(#901、#104)において、アクセスして
きた受講者6を識別し、その受講者6の履修スケジュー
ルを記録装置から読み出し、コンピュータ端末2の表示
画面上に表示させるためのスケジュール表示用データを
生成して送信する。
【0103】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信したスケジュール表示用データを処理してコンピュ
ータ端末2の表示画面上に、例えば図5に例示するよう
な表示形式で、その受講者6のアクセス当日の履修スケ
ジュールを表示する(#1002、#204)。受講者
6が表示された自己の履修スケジュールで指定された学
習項目(単元)を選択すると、その選択された学習項目
の識別データがサーバ装置に送信される(#1003、
#205)。ここで、受講者6は他の学習項目を選択す
ることも可能である。
【0104】サーバ装置4は、出題工程(#902)に
おいて、コンピュータ端末2から送信された学習項目の
識別データを受信すると、前記WEB学習コースの履修
用に作成され所定の記録装置内に格納されている演習問
題集の中から、その学習項目に対応する複数の演習問題
を選択して、コンピュータ端末2の表示画面上に表示さ
せることにより、受講者6がその演習問題をコンピュー
タ端末2上で解答できるように、その演習問題をコンピ
ュータ端末2に送信する。更に、サーバ装置4は、出題
工程(#902)において、後述の解答受信工程(#9
03)で受講者6別に集計している各演習問題の解答回
数の中から最大及び最小の解答回数を抽出して、選択さ
れた演習問題毎に表示させるように、各演習問題に他の
受講者6の解答回数の最大値と最小値を付して、コンピ
ュータ端末2に送信する。尚、コンピュータ端末2の表
示画面上に表示例として、例えば、図15に示すよう
に、演習問題の表示領域の上側スペースに、受講者6の
現在のチャレンジ回数(現在の出題回数に同じ、また、
解答回数に1加算した値に同じ)と他の受講者6の最大
解答回数と最小解答回数を表示する形式のものが考えら
れる。ここで、現在のチャレンジ回数は、出題工程(#
902)では初回の出題になるので、「1」であり、後
述の再出題工程(#902a)では2回目以降の出題に
なるので、n回目の再出題工程(#902a)では「n
+1」となる。
【0105】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した演習問題を処理してコンピュータ端末2の表示
画面上に表示する(#1004、#206)。受講者6
がコンピュータ端末2上でその演習問題を解答すると、
その解答がコンピュータ端末2からサーバ装置4に送信
される(#1005、#207)。
【0106】サーバ装置4は、解答受信工程(#90
3)で、コンピュータ端末2から送信された解答を受信
すると、その解答を採点する。ここで、採点結果は受講
者別に演習問題毎の正誤データとして保存され、また、
受講者別に解答された演習問題毎の解答回数が1加算さ
れる。
【0107】更に、サーバ装置4は、採点結果表示工程
(#904)において、解答受信工程(#903)で得
た採点結果並びに出題された演習問題の解説とともに、
解答受信工程(#903)で集計された解答回数に基づ
いて、受講者6の今回の解答に対する成績及び今回のチ
ャレンジ回数をコンピュータ端末2の表示画面上に表示
させるための採点結果表示データを生成して送信する。
ここで、採点結果表示データは、コンピュータ端末2の
表示画面上に表示させた場合に、例えば図16に示すよ
うに、受講者6の今回の解答に対する成績及び今回のチ
ャレンジ回数が確認できるとともに、演習問題別に、受
講者6の解答状況と採点結果(正答・誤答・未解答の区
別)が識別でき、解説が閲覧できる構成となっている。
【0108】コンピュータ端末2は、受信した採点結果
表示データを処理してコンピュータ端末2の表示画面上
に表示する(#1006、#208)。受講者6は、表
示された採点結果や解説を確認する。
【0109】サーバ装置4は、採点結果表示工程(#9
04)に引き続き、出題工程(#902)で最初に出題
された全ての演習問題が正解になったか否かの判定を行
う(#905)。全ての演習問題が正解になっていない
場合は、誤答または未解答の演習問題が残されており、
後述する再出題工程(#902a)に移行する。
【0110】再出題工程(#902a)では、サーバ装
置は、前回の出題工程(#902)または再出題工程
(#902a)で出題された演習問題の内、解答受信工
程(#903)で採点した結果が正答でなかった演習問
題のみを再選択して、出題工程(#902)の場合と同
様の要領で、コンピュータ端末2に送信する。本実施形
態では、正解であった演習問題は、その後の再出題工程
(#902a)でコンピュータ端末2に送信されないの
で、再出題された演習問題がコンピュータ端末2の表示
画面上に表示される際に表示されない。尚、再出題工程
(#902a)以降の処理は、上述の出題工程(#90
2)以降の場合と同様であるので説明は割愛する。つま
り、出題工程(#902)で最初に出題された複数の演
習問題が全て正解となるまで、再出題工程(#902
a)から上記工程(#905)までの処理が繰り返され
ることになる。但し、再出題工程(#902a)の繰り
返し許容回数を予め制限するような設定を行っても構わ
ない。この場合、再出題工程(#902a)には最大許
容回数を超えて移行することなく、次工程(#906)
へ移行するようにする。
【0111】他方、上記工程(#905)において全て
の演習問題が正解されたと判定した場合は、出題工程
(#902)で最初に出題された各演習問題に対する、
受講者6の要した解答回数と、他の受講者6の要した最
大解答回数と最小解答回数を受講者6に通知すべく、当
該情報をコンピュータ端末2の表示画面上に表示するた
めの最終結果表示用データを生成して送信する(#90
6)。
【0112】コンピュータ端末2は、サーバ装置4から
受信した最終結果表示用データを処理してコンピュータ
端末2の表示画面上に、出題工程(#902)で最初に
出題された各演習問題に対する、受講者6の要した解答
回数と、他の受講者6の要した最大解答回数と最小解答
回数を夫々表示する(#1007)。受講者6が表示さ
れた情報を確認し、同じ複数の演習問題を最初から解答
し直すか、学習を終了するか選択を行う(#100
8)。同じ複数の演習問題を最初から解答し直す場合
は、コンピュータ端末2は、その選択結果をサーバ装置
4に送信し、サーバ装置4は、当該複数の演習問題に関
して、解答受信工程(#903)で集計したその受講者
6の集計データを破棄して、出題工程(#902)に戻
る(#907)。
【0113】本第5実施形態の別実施形態として、予め
同じ演習問題に対して複数の表示方法のものを作成して
登録しておき、再出題工程(#902a)で再選択する
場合に、前回の出題工程(#902)または再出題工程
(#902a)で選択したものと異なる表示方法のもの
を選択するようにするのも好ましい。
【0114】更に、再出題工程(#902a)において
前回の出題工程(#902)または再出題工程(#90
2a)で出題された演習問題を正解した場合でも、その
正解が1回目或いは予め設定された回数以内の場合は、
正答でなかった演習問題と併せて再選択するようにして
も構わない。この場合、上記のように表示方法を前回の
出題工程(#902)または再出題工程(#902a)
で選択したものと異なる表示方法のものを選択するよう
にするのが好ましい。
【0115】本実施形態では、出題工程(#902)及
び再出題工程(#902a)で、他の受講者6の最大解
答回数と最小解答回数を表示するようにしているが、必
ずしも当該情報を表示しなくても構わない。また、最大
解答回数と最小解答回数の何れか一方または両方に代え
て、他の受講者6の解答回数の平均値や中央値等を表示
するようにしても構わない。
【0116】上記第2乃至第5実施形態において、自己
のコンピュータ端末2からウェブベース学習サイト5に
アクセスすると(#401、#601、#801、#1
001)、サーバ装置4は、履修スケジュール表示工程
(#301、#501、#701、#901)を実行す
る例を示したが、必ずしも履修スケジュール表示工程
(#301、#501、#701、#901)を実行す
る必要はなく、受講者6のコンピュータ端末2の表示画
面上には、履修スケジュール以外の表示を行っても構わ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェブベース教育方法に関連する
ウェブベース教育システムのシステム構成を示す説明図
【図2】本発明に係るウェブベース教育方法の第1実施
形態における手順を示す工程図
【図3】本発明に係るウェブベース教育方法の第1実施
形態における表示画面例を示す説明図
【図4】本発明に係るウェブベース教育方法の第1実施
形態における表示画面例を示す説明図
【図5】本発明に係るウェブベース教育方法の第1実施
形態における表示画面例を示す説明図
【図6】本発明に係るウェブベース教育方法の第2実施
形態における手順を示す工程図
【図7】本発明に係るウェブベース教育方法の第2実施
形態における表示画面例を示す説明図
【図8】本発明に係るウェブベース教育方法の第2実施
形態における表示画面例を示す説明図
【図9】本発明に係るウェブベース教育方法の第3実施
形態における手順を示す工程図
【図10】本発明に係るウェブベース教育方法の第3実
施形態における表示画面例を示す説明図
【図11】本発明に係るウェブベース教育方法の第3実
施形態における表示画面例を示す説明図
【図12】本発明に係るウェブベース教育方法の第4実
施形態における手順を示す工程図
【図13】本発明に係るウェブベース教育方法の第4実
施形態における表示画面例を示す説明図
【図14】本発明に係るウェブベース教育方法の第5実
施形態における手順を示す工程図
【図15】本発明に係るウェブベース教育方法の第5実
施形態における表示画面例を示す説明図
【図16】本発明に係るウェブベース教育方法の第5実
施形態における表示画面例を示す説明図
【符号の説明】
1 インターネット(ネットワーク) 2 コンピュータ端末(端末装置) 3 教育機関 4 サーバ装置 5 ウェブベース学習サイト 6 受講者 7 WEBスクール

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してサーバ装置と複数
    の受講者の各端末装置が通信可能に接続され、前記各端
    末装置が学習に必要な情報を前記サーバ装置から受信
    し、前記複数の受講者が前記受信した情報に基づいて前
    記各端末装置を使用して学習可能に構成されたウェブベ
    ース教育システムにおいて、前記サーバ装置で実行され
    るウェブベース教育方法であって、 前記複数の受講者の前記各端末装置から受講期間中の学
    習進捗状況を示す学習進捗データを各別に受信し、その
    学習進捗データに基づいて前記受講者別の学習進捗結果
    データを生成して保存する進捗データ保存工程と、 前記複数の受講者の受講結果に基づいて優良受講者識別
    フラグを前記受講者別の学習進捗結果データに付するフ
    ラグ入力工程と、 前記端末装置からの表示要求、或いは、予め設定された
    条件に基づいて、前記端末装置に、前記優良受講者識別
    フラグが付された受講修了者の前記受講者別の学習進捗
    結果データを一覧表示させるための一覧表示用データを
    生成して送信する一覧表示工程と、を含むことを特徴と
    するウェブベース教育方法。
  2. 【請求項2】 前記一覧表示工程で送信された一覧表示
    用データに基づいて前記端末装置で一覧表示された前記
    受講者別の学習進捗結果データの中から、それを受信し
    た前記受講者によって選択された特定の受講修了者の前
    記学習進捗結果データに基づいて作成された受講開始前
    或いは受講中の前記受講者に対する履修スケジュール
    を、前記端末装置から受信する履修スケジュール受信工
    程と、 前記履修スケジュールを該当する受講者の前記端末装置
    に表示させるためのスケジュール表示用データを生成し
    て送信する履修スケジュール表示工程と、を含むことを
    特徴とする請求項1記載のウェブベース教育方法。
  3. 【請求項3】 前記履修スケジュール表示工程におい
    て、前記履修スケジュールと共に、前記進捗データ保存
    工程で受信した前記学習進捗データに基づいて現在の学
    習進捗状況を表示させることを特徴とする請求項2記載
    のウェブベース教育方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してサーバ装置と複数
    の受講者の各端末装置が通信可能に接続され、前記各端
    末装置が演習問題を前記サーバ装置から受信し、前記複
    数の受講者が前記受信した演習問題に基づいて前記各端
    末装置を使用して学習可能に構成されたウェブベース教
    育システムにおいて、前記サーバ装置で実行されるウェ
    ブベース教育方法であって、 前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された条件
    に基づいて、前記端末装置に、前記演習問題を、前記受
    講者が前記端末装置上でその演習問題の重要度を入力可
    能なように送信する出題工程と、 前記端末装置から前記出題した演習問題の解答を受信
    し、前記受信した解答を採点する解答受信工程と、 前記端末装置から前記出題した演習問題に対して入力さ
    れた前記重要度を受信する重要度受信工程と、 前記出題した演習問題毎に前記重要度を識別可能なフラ
    グを付する重要度フラグ入力工程と、 前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された条件
    に従って、前記演習問題の中から前記重要度フラグ入力
    工程で付されたフラグに基づいて抽出された一定の演習
    問題を、前記端末装置に再送信する再出題工程と、を含
    むことを特徴とするウェブベース教育方法。
  5. 【請求項5】 前記重要度受信工程または別工程におい
    て、前記重要度が入力された演習問題の復習時期に関す
    るデータを前記端末装置から受信し、 前記受信した復習時期に関するデータに基づいて、前記
    再出題工程における前記予め設定された条件が設定され
    ることを特徴とする請求項4記載のウェブベース教育方
    法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してサーバ装置と複数
    の受講者の各端末装置が通信可能に接続され、前記各端
    末装置が演習問題を前記サーバ装置から受信し、前記複
    数の受講者が前記受信した演習問題に基づいて前記各端
    末装置を使用して学習可能に構成されたウェブベース教
    育システムにおいて、前記サーバ装置で実行されるウェ
    ブベース教育方法であって、 前記演習問題の全部または一部に対し、所定の基準に基
    づいて配点を設定する配点設定工程と、 前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された条件
    に基づいて、前記端末装置に、前記演習問題を前記配点
    設定工程で設定された配点を付して送信する出題工程
    と、 前記端末装置から前記出題した演習問題の解答を受信
    し、前記受信した解答を採点する解答受信工程と、 前記出題した演習問題毎に、前記受信した解答の採点結
    果が正答であった場合に、前記配点設定工程で設定され
    た配点を、その演習問題を解答した受講者別に加点し、
    前記配点の累積点を算出する加点工程と、 前記累積点の高い順に、前記複数の受講者内での順位を
    算出する順位付け工程と、 前記累積点と前記順位を少なくとも前記演習問題を解答
    した受講者の前記端末装置に送信する累積点順位送信工
    程と、を含むことを特徴とするウェブベース教育方法。
  7. 【請求項7】 前記累積点順位送信工程において、前記
    順位を少なくとも前記順位が変動した受講者の前記端末
    装置に送信することを特徴とする請求項6記載のウェブ
    ベース教育方法。
  8. 【請求項8】 前記サーバ装置が管理するウェブサイト
    の所定のページにアクセスした前記端末装置に、前記複
    数の受講者の前記累積点と前記順位の一覧データを送信
    する一覧データ送信工程を備えることを特徴とする請求
    項7記載のウェブベース教育方法。
  9. 【請求項9】 前記配点設定工程において、既解答分の
    正答率または正答者数が低い問題ほど、前記配点が高く
    設定されることを特徴とする請求項6、7または8記載
    のウェブベース教育方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してサーバ装置と複
    数の受講者の各端末装置が通信可能に接続され、前記各
    端末装置が演習問題を前記サーバ装置から受信し、前記
    複数の受講者が前記受信した演習問題に基づいて前記各
    端末装置を使用して学習可能に構成されたウェブベース
    教育システムにおいて、前記サーバ装置で実行されるウ
    ェブベース教育方法であって、 前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された条件
    に基づいて、前記端末装置に、前記演習問題を送信する
    出題工程と、 前記端末装置から前記出題した演習問題の解答を受信
    し、前記受信した解答を採点する解答受信工程と、 前記受信した解答の採点結果に基づいて、その解答に係
    る前記演習問題の既解答者数と正当率または正答者数を
    更新する解答状況更新工程とを有し、 前記出題工程において、前記解答状況更新工程において
    最新に更新された既解答者数と正当率または正答者数を
    前記演習問題に付して送信することを特徴とするウェブ
    ベース教育方法。
  11. 【請求項11】 前記演習問題に基づく受講を修了した
    受講修了者の受講結果に基づいて、前記受講修了者の中
    から優良受講者を選別し、その選別された優良受講者の
    解答だけに基づいて、出題される前記演習問題の全てに
    対して各別に既解答者数と正当率または正答者数を導出
    する優良解答状況導出工程を有し、 前記出題工程において、前記解答状況更新工程において
    最新に更新された既解答者数と正当率または正答者数
    と、前記優良解答状況導出工程において導出された既解
    答者数と正当率または正答者数を、前記演習問題に付し
    て送信することを特徴とする請求項10記載のウェブベ
    ース教育方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介してサーバ装置と複
    数の受講者の各端末装置が通信可能に接続され、前記各
    端末装置が複数の演習問題を前記サーバ装置から受信
    し、前記複数の受講者が前記受信した複数の演習問題に
    基づいて前記各端末装置を使用して学習可能に構成され
    たウェブベース教育システムにおいて、前記サーバ装置
    で実行されるウェブベース教育方法であって、 前記端末装置からの要求、或いは、予め設定された条件
    に基づいて、前記端末装置に、前記複数の演習問題を送
    信する出題工程と、 前記端末装置から前記複数の演習問題の解答を受信し、
    前記受信した解答を採点する解答受信工程と、 前記複数の演習問題の内の少なくとも一問が誤答である
    場合、前記端末装置に、少なくとも誤答であった演習問
    題を含む前記複数の演習問題の一部または全部を送信す
    る再出題工程とを含み、 前記再出題工程において、前記複数の演習問題の内の所
    定回数正答であったものの前記端末装置における表示が
    行われないようにして前記複数の演習問題の一部または
    全部を送信することを特徴とするウェブベース教育方
    法。
  13. 【請求項13】 前記再出題工程において、その受講者
    に対する出題回数またはその受講者の解答回数を送信す
    ることを特徴とする請求項12記載のウェブベース教育
    方法。
  14. 【請求項14】 前記再出題工程において、受講者全体
    における出題回数または解答回数の最大値、最小値、平
    均値の少なくとも何れか一つを送信することを特徴とす
    る請求項12または13記載のウェブベース教育方法。
  15. 【請求項15】 前記再出題工程において、前記端末装
    置に送信される前記演習問題の一部または全部が、前記
    端末装置で表示される表示方法が前回の表示方法と異な
    るようにして、送信されることを特徴とする請求項1
    2、13または14記載のウェブベース教育方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15の何れか1項に記載の
    ウェブベース教育方法に含まれる前記各工程を前記サー
    バ装置において実行する場合に、前記サーバ装置を構成
    するサーバコンピュータが実行することにより前記各工
    程が実現されるコンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項1〜15の何れか1項に記載の
    ウェブベース教育方法に含まれる前記各工程を前記サー
    バ装置において実行する場合に前記サーバ装置を構成す
    るサーバコンピュータが実行することにより前記各工程
    が実現されるコンピュータプログラムを記録した、前記
    サーバコンピュータが読み取り可能なプログラム記録媒
    体。
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