JP6308482B1 - 学習支援システム、学習支援サーバ、学習支援方法、学習支援プログラムおよび学習支援システムの運用方法 - Google Patents

学習支援システム、学習支援サーバ、学習支援方法、学習支援プログラムおよび学習支援システムの運用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画面領域を有効的に利用した学習支援システムを提供する。【解決手段】学習支援システム1は、問題の解答を入力する入力欄320、350を含む入力画面データを送信する処理部210と、入力画面データに基づき、入力画面300を表示するデータ出力部110と、入力欄に入力された入力データを送信するデータ入力部120とを備える。処理部210は、問題の正答を含む正答データ270に基づき、入力データの正誤を判定する判定部220と、判定部の判定結果を示す正誤データ530を含む正誤画面データを生成する正誤画面生成部230とを備える。データ出力部110は、正誤画面データに基づき、正誤画面500を表示する。正誤画面データは、正誤データの表示位置を選択すると解説画面600を表示するための関数を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、学習支援システム、学習支援サーバ、学習支援方法、学習支援プログラムおよび学習支援システムの運用方法に関するものである。
インターネットを介して、サーバから教材のデータを配信し、端末で教材を閲覧することで学習を行う学習支援システムが提供されている。
例えば、特許文献1には、サーバから配信される問題を、受験者が端末で表示し解答する学習支援システムが開示されている。サーバでは、受験者の成績データを管理する。
特許文献2には、問題を解答した後に、「解き方」ボタンを選択することで、その問題の解説を表示する学習支援システムが開示されている。
特開2016‐218418号公報 特開2014‐102301号公報
また、携帯端末の普及に伴い、画面領域の小さな端末で学習支援システムにアクセスする割合が増加している。
以上のような状況を鑑み、本発明は、画面領域を有効的に利用した学習支援システムを提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る学習支援システム(1)は、問題の解答を入力する入力欄(320、350)を含む入力画面データを送信する処理部(210)と、入力画面データに基づき、入力画面(300)を表示するデータ出力部(110)と、入力欄に入力された入力データを送信するデータ入力部(120)とを備える。処理部(210)は、問題の正答を含む正答データ(270)に基づき、入力データの正誤を判定する判定部(220)と、判定部の判定結果を示す正誤データ(530)を含む正誤画面データを生成する正誤画面生成部(230)とを備える。データ出力部(110)は、正誤画面データに基づき、正誤画面(500)を表示する。正誤画面データは、正誤データの表示位置を選択すると解説画面(600)を表示するための関数を含む。
本発明の第2の態様に係る学習支援サーバは、前述の学習支援システムの処理部を備える。
本発明の第3の態様に係る学習支援方法は、処理部(210)が問題の解答を入力する入力欄(320、350)を含む入力画面データを送信するステップ(S210)と、処理部(210)が問題の正答を含む正答データに基づき、入力欄に入力された入力データの正誤を判定するステップ(S240)と、正誤の判定結果を示す正誤データを含む正誤画面データを生成するステップ(S250)とを含む。正誤画面データは、正誤データ(530)の表示位置を選択すると解説画面(600)を表示する関数を備える。
本発明の第4の態様に係る学習支援プログラムは、問題の解答を入力する入力欄(320、350)を含む入力画面データを送信するステップ(S210)と、問題の正答を含む正答データ(270)に基づき、入力欄に入力された入力データの正誤を判定するステップ(S240)と、正誤の判定結果を示す正誤データ(530)を含む正誤画面データを生成するステップ(S250)とを計算機に実行させる。正誤画面データは、正誤データ(530)の表示位置を選択すると解説画面(600)を表示する関数を備える。
本発明によれば、画面領域を有効に利用できる。
実施の形態1に係る学習支援システムの模式図である。 生徒用端末のハードウェア構成図である。 解答の入力画面を説明するための図である。 解答を入力するときの生徒用端末の画面を説明するための図である。 正誤結果を表示する正誤画面を説明するための図である。 解説を確認するときの生徒用端末の画面を説明するための図である。 実施の形態1に係る学習支援システムの機能構成図である。 正答データを説明するための図である。 解説保存先データを説明するための図である。 実施の形態1に係る学習支援システムの処理に関するフロー図である。 解答の入力欄に関する一例を示す図である。 解答の入力欄に関する一例を示す図である。 実施の形態2に係る学習支援システムの模式図である。 解答の入力画面を説明するための図である。 正誤結果を入力する採点画面を説明するための図である。 正誤結果を表示する正誤画面を説明するための図である。 実施の形態2に係る学習支援システムの機能構成図である。 実施の形態2に係る学習支援システムの処理に関するフロー図である。 実施の形態3に係る学習支援システムの模式図である。 実施の形態3に係る学習支援システムの機能構成図である。 生徒の正誤履歴データを説明するための図である。 重要度データを説明するための図である。 正誤画面に関する変形例を示す図である。 採点画面の入力欄に関する変形例を示す図である。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る学習支援システム1のハードウェア構成を説明する。
図1に示すように、実施の形態1に係る学習支援システム1は、生徒が操作する生徒用端末100と、サーバ200とを備える。生徒用端末100は、ネットワーク5を介して、サーバ200に接続されている。
生徒用端末100は、図2に示すように、制御部10と、記憶装置20と、入力部30と、出力部40と、通信部50とを備える。生徒用端末100は、据置型PC、可搬型PC、スマートフォンなどを含む。
制御部10は、出力部40への出力、通信部50を介した外部との通信などを制御する。また、記憶装置20に格納されているプログラムを読み出し、プログラムの命令に基づき、動作する。必要に応じて、記憶装置20に格納されているデータを読み出す。制御部10は、中央処理装置(CPU)などを含む。
記憶装置20は、学習に使用するデータ、プログラムなどの様々なデータを格納する。制御部10からの指示に基づき、データを制御部10に送信する。記憶装置20は、生徒用端末100に内蔵されるハードディスクのほか、必要に応じて接続される外部記憶装置、例えば、USBメモリなどを含む。
入力部30は、生徒用端末100の外部からデータを入力するときなどに使用される。入力されたデータは制御部10に送信される。入力部30は、キーボード、マウス、タッチパネルモニタなどの入力装置を含む。
出力部40は、制御部10で算出した結果などを外部に出力する。例えば、出力部40は、ディスプレイ、スピーカーなどを含む。
通信部50は、生徒用端末100の外部とデータの送受信を行う。サーバ200とデータを送受信するときに使用される。また、インターネットとのデータの送受信にも使用される。通信部50は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどに接続するネットワークインタフェースカードなどを含む。
サーバ200は、生徒用端末100と同様に、図2に示す構成を有する。
学習支援システム1の動作を説明する。
生徒用端末100の出力部には、図3に示すように、解答の入力欄320を含む入力画面300が表示される。また、入力画面300には、問題文表示リンク310の位置を選択すると問題文の画面を表示する関数が含まれている。生徒が、生徒用端末100の入力部から問題文表示リンク310を選択すると、図4に示すように、生徒用端末100の出力部に問題画面400が表示される。
生徒は、生徒用端末100の出力部に表示された問題画面400の問題を読み、入力画面300の入力欄320から対応する解答を選択する。例えば、問題画面400の問題No.1の解答がaの場合、入力画面300の入力欄320のNo.1でaを選択する。
このように、解答を選択した後、採点ボタン325を選択する。採点ボタン325を選択すると、図5に示すように、正誤を示す正誤画面500が表示される。なお、生徒は解答をすべて選択する必要はない。
正誤画面500は、入力画面300と同様に、問題文表示リンク510の位置を選択すると問題画面400を表示する関数が含まれている。このため、生徒は、問題を解いた後に時間をおいて正誤画面500を表示しても、問題文を表示することができる。
正誤画面500には、入力画面300で選択した選択データ520と、選択した解答の正誤を示す正誤データ530とが含まれている。正誤データ530は、正解の場合に「○」を表示し、不正解の場合に「×」を表示する。正誤データ530は、選択データ520など、他の表示部分と重なることなく表示される。
また、正誤画面500には、正誤データ530の表示位置を選択すると、問題に対応した解説を表示する関数が含まれている。このため、生徒が正誤データ530の表示位置を選択すると、図6に示すように、問題に対応した解説を表示する解説画面600が表示される。例えば、解説画面600は、教材の画面のうち、問題に対応した画面である。また、解説画面600は、生徒用端末100が表示できる形式であれば制限されない。例えば、解説画面600に音声が含まれていてもよい。また、動画が含まれていてもよい。また、eラーニングシステムの教材、講座、問題などを表示してもよい。
以上のように、生徒が生徒用端末100を操作することで、解いた問題の解説を確認することができる。また、正誤画面500には正誤データ530の表示位置を選択すると解説を表示する関数が含まれているため、解説を表示するためのボタン等を正誤画面500に配置する必要がない。つまり、正誤画面500の表示領域を有効に利用できる。特に、スマートフォンなど画面領域の小さい端末を使用する場合に、大きな効果を有する。
また、問題文を入力画面300とは異なる問題画面400に表示するため、入力画面300は、問題文の長さに影響されない。このため、入力画面300はレイアウトの自由度が高い。同様に、問題画面400もレイアウトの自由度が高い。
また、問題の解説を正誤画面500とは異なる解説画面600に表示するため、解説画面600はレイアウト、表示形式などの自由度が高い。同様に、正誤画面500もレイアウトの自由度が高い。また、解説画面600には、問題に対応する教材のデータを表示してもよい。
以上のような学習支援システム1を実現するための機能構成を説明する。
学習支援システム1は、図7に示すように、データ出力部110と、データ入力部120と、処理部210と、記憶部250とを備える。データ出力部110と、データ入力部120とは生徒用端末100で実行される。処理部210と、記憶部250とは、サーバ200で実行される。
記憶部250に、画面データ260と、正答データ270と、解説保存先データ280とが格納されている。画面データ260には、入力画面データと、問題画面データと、解説画面データとが含まれる。入力画面データは、解答の入力欄を含む入力画面300の画面構成を示す情報である。例えば、入力画面データには、Webブラウザで表示できるHTML形式(Hyper Text Markup Language)で入力画面300の画面構成が記載されている。同様に、問題画面データには、HTML形式で問題画面400の画面構成が記載されている。また、解説画面データには、HTML形式で解説画面600の画面構成が記載されている。
正答データ270は、図8に示すように、問題に対応する正答を示す情報である。つまり、正答データ270には、各問題の正答が示されている。図8に示す例では、例えば、問題1の正答は「a」である。
解説保存先データ280は、図9に示すように、問題に対応する解説画面データの保存先を示す情報である。つまり、解説保存先データ280には、各問題の解説画面データの保存先が示されている。図9に示す例では、問題1の解説画面データの保存先は「http://www.・・・」である。記憶部250を実装するためのハードウェア構成に、サーバ200の記憶装置20が含まれる。
処理部210は、データ入力部120からの要求に応じて、記憶部250から対応する画面データ260を読み出す。読み出した画面データ260を、データ出力部110に送信する。また、処理部210は、判定部220と、正誤画面生成部230とを備える。
判定部220は、生徒用端末100で入力された入力データに基づき、生徒が入力した解答が正解か不正解かを判定する。判定した結果を正誤画面生成部230に送信する。
正誤画面生成部230は、正誤画面500の画面構成が記載された正誤画面データを生成する。また、生成した正誤画面データを生徒用端末100のデータ出力部110に送信する。具体的には、正誤画面生成部230は、判定部220から判定結果を受信する。正誤画面データには、受信した判定結果を示す正誤データ530が含まれる。また、入力画面300で選択された結果を示す選択データ520も含まれる。さらに、記憶部250から解説保存先データ280を読み出し、正誤データ530の表示位置を選択すると、解説画面600を表示する関数を正誤画面データに含める。この結果、正誤画面データは生成される。この正誤画面データは、例えば、HTML形式で正誤画面500の画面構成が記載された情報である。この場合、解説画面600を表示する関数は、リンクタグの「<a href=“www.・・・”>・・・</a>」などを含む。
処理部210を実装するためのハードウェア構成に、サーバ200の制御部10と、通信部50とが含まれる。特に、処理部210の処理は、制御部10で実行される。
データ出力部110は、処理部210から入力画面データと、正誤画面データと、解説画面データとを受信する。受信した入力画面データに基づき入力画面300を表示する。また、正誤画面データに基づき正誤画面500を表示する。さらに、解説画面データに基づき解説画面600を表示する。例えば、入力画面データと、正誤画面データと、解説画面データとは、生徒用端末100にインストールされているWebブラウザで解析される。この解析により、データ出力部110は、入力画面300と、正誤画面500と、解説画面600とを表示する。データ出力部110を実装するためのハードウェア構成に、生徒用端末100の制御部10と、記憶装置20と、出力部40と、通信部50とが含まれる。
データ入力部120は、生徒が入力画面300に入力した解答を、入力データとして判定部220に送信する。データ入力部120を実装するためのハードウェア構成に、生徒用端末100の制御部10と、入力部30と、通信部50とが含まれる。
学習支援システム1の処理の流れを説明する。
図10に示すように、ステップS110(以下、S110として参照する。他のステップについても同様に符号のみで参照する。)において、生徒用端末100に入力画面300が表示される。具体的には、生徒が、最初に生徒用端末100で、入力画面300を表示するための操作を行う。この操作により、データ入力部120が、処理部210に入力画面データを要求する。処理部210は、S210において、データ入力部120からの要求に従い、記憶部250から入力画面データを読み出す。読み出した入力画面データをデータ出力部110に送信する。データ出力部110は、S110において、入力画面データを受信し、入力画面300を表示する。つまり、生徒用端末100に入力画面300が表示される。
次に、S120において、生徒用端末100に問題画面400が表示される。具体的には、生徒が、生徒用端末100で、図3に示す入力画面300の問題文表示リンク310の位置を選択する。この結果、データ入力部120は、関数に含まれている問題画面データの保存先を読み出し、処理部210に問題画面データを要求する。処理部210は、S220において、データ入力部120の要求に従い、問題画面データを記憶部250から読み出し、データ出力部110に送信する。データ出力部110は、S120において、問題画面データを受信し、問題画面400を入力画面300とは異なる表示領域に表示する。つまり、生徒用端末100に問題画面400が表示される。
S130において、生徒が、生徒用端末100で入力画面300の入力欄に解答を入力する。具体的には、生徒が、図4に示す問題画面400を読み、入力画面300の解答欄から各問題の解答を選択する。
S140において、データ入力部120は、生徒が入力した入力データを判定部220に送信する。具体的には、生徒は、解答の入力が完了した後、図3に示す採点ボタン325を選択する。この結果、データ入力部120は、判定部220に入力データを送信する。
S240において、判定部220は、受信する入力データに基づき、正誤を判定する。具体的には、判定部220は、データ入力部120から入力データを受信する。次に、判定部220は、記憶部250から正答データ270を読み出す。読み出した正答データ270と、入力データとを比較し、正誤を判定する。つまり、ある問題の正答データ270と、対応する問題の入力データとが等しい場合、正答と判断する。異なる場合に、誤答と判断する。例えば、図8に示すように、正答データ270において問題番号1の正答がaで、入力データの問題番号1の解答がaである場合、問題番号1は正答と判断する。入力データの問題番号1の解答がa以外の場合、誤答と判断する。この判定をすべての問題番号に対して行う。
S250において、正誤画面生成部230は、判定部220の判定結果に基づき、正誤画面データを生成する。正誤画面データには、生徒が選択した解答の正誤を示す正誤データ530が含まれる。また、生徒が選択した選択データ520も含まれる。具体的には、図5に示すように、入力画面300で選択した選択データ520を含む正誤画面500の画面データを生成する。この時に、正誤画面データに、判定部220の判定結果に基づき、各問題の正誤データ530を含める。選択データ520、つまり入力データが、正答である問題において、正誤データ530は正答を意味する「○」状の図形である。誤答である問題については、正誤データ530は誤答を意味する「×」状の図形である。この正誤データ530が選択データ520の右側に表示される正誤画面データを生成する。
また、正誤画面データには、正誤データ530の表示位置を選択すると解説画面600を表示するための関数が含まれる。具体的には、正誤画面生成部230は、記憶部250から解説保存先データ280を読み出す。図9に示すように、正答データ270には、問題に対応する解説画面データの保存先が含まれている。このため、正誤画面生成部230は、正誤画面データに、正誤データ530の表示位置を選択すると、解説画面データを表示する関数を含める。正誤画面生成部230は、このように生成した正誤画面データを、生徒用端末100のデータ出力部110に送信する。
S150において、データ出力部110は、受信した正誤画面データに基づき、正誤画面500を表示する。具体的には、受信した正誤画面データに示されている画面構成を解析し、正誤画面500を表示する。この結果、図5に示す正誤画面500が、生徒用端末100に表示される。
S160において、生徒は、解説を確認したい問題について、解説画面600を表示する。具体的には、生徒は、正誤画面500において、解説を確認したい問題に対応する正誤データ530の位置を選択する。この結果、データ入力部120は、正誤画面データに含まれる正誤データ530に対応した解説画面データの保存先を示す情報を読み出す。つまり、図9に示す解説保存先データ280に基づき、正誤画面生成部230が正誤画面データに含めた解説画面データの保存先を示す情報を、データ入力部120は読み出す。データ入力部120は、読み出した解説画面データの保存先を示す情報を処理部210に送信し、解説画面データを要求する。処理部210は、S260において、受信した解説画面データの保存先を示す情報に基づき、解説画面データを記憶部250から読み出す。処理部210は読み出した解説画面データをデータ出力部110に送信する。データ出力部110は、S160において、解説画面600を表示する。つまり、解説画面600が、生徒用端末100に表示される。
このようにして、図5に示すように、正誤画面500には、正誤データ530を選択すると解説画面600を表示する関数が含まれる。この結果、正誤画面500には、解説画面600を開くために解説ボタン等を設ける必要がない。つまり、画面領域を有効に利用することができる。
また、問題によっては、図11に示すように、解答欄が横に長い場合がある。例えば、数学の問題については、符号の「‐」、「±」と、0から9までの数字とで、12の選択肢を有する場合がある。このため、スマートフォンなどの画面領域の小さい端末においては、解説ボタン等を別途設けた場合、解説ボタンが画面領域に表示されない場合がある。つまり、解説ボタンを選択するために、正誤画面500の表示されている領域を移動させる必要が生じる。学習支援システム1においては、正誤画面500の表示に必要な領域が小さい。このため、正誤画面500の表示領域を移動させることなく、解説を表示することができる。
さらに、解答欄の右側または左側に解説ボタンを設けると、間違った問題に対する解説ボタンを一見して識別できない場合がある。つまり、解説を表示したい問題の解説ボタンとは異なる解説ボタンを選択する問題が生じる。例えば、図11の第1問の「エ」に関する解説を表示しようとして、「オ」に関する解説を表示する解説ボタンを選択してしまう場合がある。学習支援システム1では、正誤データ530、つまり正誤を示す図形を選択することで解説を表示できるため、このような問題は生じない。
図12に示すように、複数選択する入力欄350の場合には、選択有無に応じて正誤データ530を表示することができる。つまり、選択すべきデータが選択され、選択すべきでないデータが選択されていないことで、正誤データ530を表示する。つまり、入力データで選択されたデータと、正答データ270とが同じである場合に、正答と判定する。具体的には、正答データ270が「ア」、「ウ」であると仮定する。この場合、入力データも「ア」、「ウ」である場合に正答と判定する。入力データがそれ以外の場合、例えば、「ア」、「イ」が選択されている場合や、「ア」のみが選択されている場合は、誤答と判定する。この場合、正誤データ530はこの問題の正誤が分かる位置に表示される。例えば、問題番号の右側に表示される。
また、複数の問題から解答する問題を選択する場合には、図12に示すように、入力画面300に、選択した問題を示す問題選択欄360が含まれている。生徒は、解答した問題には問題選択欄360を選択し、解答しない問題には問題選択欄360を選択しない。つまり、学習支援システム1では、問題選択欄360が選択された問題について、S240からS150の処理が行われる。この場合、正誤画面500では、問題選択欄360が選択された問題のみ表示してもよい。言い換えると、生徒が解答した問題のみ表示してもよい。これにより、表示する領域を小さくすることができる。
また、入力欄は「a」などを選択する例を示したが、これに限定されない。判定部220で正誤を判定できれば、文字を入力する入力欄を設けてもよい。この場合、正答データ270には、正答を示す文字列が格納されている。例えば、数字を入力する入力欄を設けてもよい。この場合、正答データ270には、正答を示す数字が格納されている。
(実施の形態2)
実施の形態1では、正答データ270と比較することで正誤を判定し、表示する学習支援システム1を説明した。実施の形態2では、教師の添削が必要な問題に対して、教師が判断した正誤を表示する学習支援システム2を説明する。
学習支援システム2のハードウェア構成を説明する。
学習支援システム2は、図13に示すように、生徒用端末100と、サーバ200Aと、教師用端末700とを備える。生徒用端末100と、サーバ200Aと、教師用端末700とは、ネットワーク5を介して、互いに接続されている。
生徒用端末100とサーバ200Aとは、実施の形態1と同様に、図2に示す構成を有する。教師用端末700も、同様に、図2に示す構成を有する。
学習支援システム2の動作を説明する。
図14に示すように、生徒用端末100に表示される入力画面300Aの入力欄には、テキスト入力欄370が含まれている。テキスト入力欄370には、記述式の問題に対する解答が入力される。入力画面300Aは、テキスト入力欄370を含むほかは、実施の形態1と同様である。生徒は、入力欄への入力が完了した後、実施の形態1と同様に、採点ボタン325を選択する。
記述式の問題については、教師が正誤を判断する。このため、生徒が入力欄への入力が完了すると、教師が入力データに基づき、正誤を判断する。具体的には、教師は、教師用端末700に、図15に示すように採点画面800を表示する。採点画面800には、生徒が入力したデータが表示される。教師は、表示されるデータを確認し、正誤を判断する。正誤を判断した結果、正解の場合は正解ラジオボタン820を選択する。不正解の場合は不正解ラジオボタン830を選択する。すべての問題について、正解ラジオボタン820または不正解ラジオボタン830を選択した後、登録ボタン840を選択する。また、教師が、問題文を確認する場合、問題文表示リンク810を選択し、問題文を表示する。
教師が採点画面800で入力した結果を、生徒は生徒用端末100に表示される正誤画面500Aで確認する。正誤画面500Aは、図16に示すように、各問題について正誤データ570を含む。実施の形態1と同様に、生徒が正誤データ570の表示位置を選択すると、問題に対応した解説が表示される。
このように動作する学習支援システム2の機能構成を説明する。
学習支援システム2は、図17に示すように、データ出力部110と、データ入力部120と、処理部210Aと、記憶部250とを備える。データ出力部110と、データ入力部120とは、実施の形態1と同様に機能する。データ出力部110と、データ入力部120とは、実施の形態1と同様に、生徒用端末100で実行される。
記憶部250に、実施の形態1と同様に、問題画面データと、入力画面データと、解説画面データとを含む画面データ260と、正答データ270が格納されている。記憶部250はサーバ200Aで実行される。
処理部210Aは、実施の形態1と同様に、データ入力部120からの要求に応じて、画面データをデータ出力部110に送信する。また、処理部210Aは、正誤画面生成部230と、判定部220Aとを備える。処理部210Aは、サーバ200Aと教師用端末700とで実行される。
判定部220Aは、実施の形態1と同様に、生徒用端末100で入力された入力データに基づき、生徒が入力した解答が正解か不正解かを判定する。判定部220Aは、採点画面生成部221と、データ出力部710と、データ入力部720とを備える。つまり、実施の形態1の判定部220Aは、サーバ200Aと教師用端末700とで実行される。
採点画面生成部221は、データ入力部120からの入力データに基づき、採点画面データを生成する。また、採点画面生成部221は、生徒が解答を入力したことを教師に通知する機能を有する。具体的には、教師にメールを送信して通知する。採点画面データは、採点画面800の画面構成を示す情報である。採点画面データは、生徒が入力した入力データを含む。また、採点画面データには、正誤の判断結果を入力する正解ラジオボタン820と不正解ラジオボタン830とが含まれる。
データ出力部710は、採点画面生成部221から、採点画面データを受信し、採点画面800を表示する。
データ入力部720は、採点画面800で入力する正誤の判断結果を正誤画面生成部230に送信する。
正誤画面生成部230は、実施の形態1と同様に、データ入力部720から受信する正誤の判断結果に基づき、正誤画面データを生成する。また、教師が正誤結果を入力したことを生徒に通知する機能を有する。具体的には、生徒にメールを送信して通知する。正誤画面データには、正誤データ530の表示位置を選択すると解説画面600を表示する関数が含まれる。
学習支援システム2の処理の流れを説明する。
図18に示すように、S110において、実施の形態1と同様に、生徒用端末100で入力画面300Aが表示される。入力画面300Aには、図14に示すように、テキスト入力欄370が含まれる。
S120からS140は、実施の形態1と同様に、処理される。S140において、生徒が採点ボタン325を選択すると、データ入力部120は入力データを採点画面生成部221に送信する。
採点画面生成部221は、S240Aにおいて、教師用端末700に生徒の入力が完了したことを通知する。具体的には、教師にメールを送信して通知する。
S340において、教師は生徒の入力が完了したことを確認する。具体的には、教師は教師用端末700でメールの受信操作を行う。この結果、教師用端末700は生徒の入力が完了したことを示すメールを受信する。教師は受信したメールを確認することで、生徒の入力が完了したことを確認する。
S344において、教師は、教師用端末700で採点画面800を表示する。具体的には、教師は、教師用端末700で採点画面800の表示操作を行う。この結果、データ入力部720は、採点画面生成部221に対して、採点画面データを要求する。採点画面生成部221は、S244においてデータ入力部120から受信した入力データを含む採点画面データを生成する。また、採点画面データには、正誤入力欄として、教師が正誤結果を入力する正解ラジオボタン820と不正解ラジオボタン830とが含まれる。採点画面生成部221は、生成した採点画面データをデータ出力部710に送信する。S344において、データ出力部710は、受信した採点画面データに基づき、採点画面800を表示する。
S347において、教師が、教師用端末700で採点画面800の入力欄に正誤を入力する。具体的には、教師は、図15に示す採点画面800を確認し、採点画面800の入力欄で、正解ラジオボタン820または不正解ラジオボタン830を選択する。すべての入力が完了した後、図15に示す登録ボタン840を選択する。この結果、データ入力部720は、正誤画面生成部230に入力された正誤結果を送信する。
S247において、正誤画面生成部230は、正誤結果を受信すると、生徒用端末100に教師の採点が完了したことを通知する。具体的には、生徒にメールを送信して通知する。
S147において、生徒は、教師の採点が完了したことを確認する。具体的には、生徒は生徒用端末100でメールの受信操作を行う。この結果、生徒用端末100は教師の採点が完了したことを示すメールを受信する。生徒は受信したメールを確認することで、教師の採点が完了したことを確認する。
S150において、実施の形態1と同様に、生徒は、生徒用端末100で、図16に示す正誤画面500Aを表示する。ここで、教師が添削した問題の正誤データ570は、問題番号の右側に表示される。
S160において、実施の形態1と同様に、図16に示す正誤画面500Aで、正誤データ570の表示位置を選択すると、解説画面600が表示される。
このようにして、教師の添削が必要な問題についても、画面領域を有効に利用して正誤画面500Aを表示することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2では、記憶部250に、問題画面データと解説画面データとが格納されている例を示した。問題画面データと解説画面データとは、生徒用端末100で表示できればよく、画面データの保存先は任意に選択できる。このため、実施の形態3では、問題画面データと解説画面データとを含まない学習支援システム1Aを説明する。
学習支援システム1Aのハードウェア構成を説明する。
図19に示すように、学習支援システム1Aは、サーバ200Bと、生徒用端末100とを備える。サーバ900は、学習支援システム1Aに含まれていない。生徒用端末100とサーバ900とは、学習支援システム1Aを使用するユーザ施設8に設置されている。生徒用端末100は、ユーザ施設8内のネットワーク7を介して、サーバ900と接続されている。また、生徒用端末100は、ネットワーク7、5を介して、サーバ200Bと接続されている。なお、サーバ200Bは、サーバ900と接続されていなくともよい。
生徒用端末100とサーバ200Bとは、学習支援システム1と同様に、図2に示す構成を有する。サーバ900も、同様に、図2に示す構成を有する。
学習支援システム1Aの機能構成を説明する。
学習支援システム1Aは、図20に示すように、学習支援システム1と同様に、データ出力部110と、データ入力部120と、処理部210と、記憶部250とを備える。学習支援システム1と異なり、記憶部250には問題画面データ262と解説画面データ263が格納されていない。その他については、学習支援システム1と同様に機能する。学習支援システム1と同様に、データ出力部110と、データ入力部120とは、生徒用端末100で実行される。処理部210と記憶部250とは、サーバ200Bで実行される。
処理部910と記憶部950とは、学習支援システム1Aには含まれない。処理部910と記憶部950は、サーバ900で実行される。
記憶部950には、問題画面データ262と解説画面データ263とが格納されている。つまり、問題画面データ262と解説画面データ263とは、学習支援システム1Aには含まれない。記憶部950を実装するためのハードウェア構成に、サーバ900の記憶装置20が含まれる。このため、解説保存先データ280に含まれる解説画面データの保存先は、サーバ900の記憶装置20が示されている。
処理部910は、データ入力部120からの要求に応じて、記憶部950から問題画面データ262または解説画面データ263を読み出す。読み出した画面データをデータ出力部110に送信する。処理部910を実装するためのハードウェア構成に、サーバ900の制御部10と、通信部50とが含まれる。特に、処理部910の処理は、制御部10で実行される。
データ出力部110は、処理部910から問題画面データ262と、解説画面データ263とを受信する。受信したデータに基づき、問題画面400と、解説画面600とを表示する。
学習支援システム1Aの処理は、学習支援システム1と同様に、実行される。
図10に示すように、S110において、データ入力部120から処理部210に入力画面データ261を要求する。処理部210は、記憶部250から入力画面データ261を読み出し、データ出力部110に送信する。データ出力部110は、受信した入力画面データ261に基づき、入力画面300を表示する。
S120において、問題文表示リンク310を選択すると、問題画面400が表示される。ここで、入力画面データ261に含まれる問題画面データ262の保存先を示す情報は記憶部950を示している。このため、データ入力部120は、問題画面データ262の保存先を示す情報を読み出し、処理部910に問題画面データ262を要求する。処理部910は、記憶部950から問題画面データ262を読み出し、データ出力部110に送信する。データ出力部110は、受信した問題画面データ262に基づき、問題画面400を表示する。
S130からS150は、学習支援システム1と同様に処理される。
S160において、生徒が正誤画面500の正誤データ530の表示位置を選択すると、解説画面600が表示される。ここで、解説画面データ263の保存先は、記憶部950である。このため、正誤画面データには、解説画面データ263の保存先として、学習支援システム1Aの外部の記憶部950を指し示す情報が含まれている。このため、データ入力部120は、処理部910に解説画面データ263を要求する。処理部910は、データ入力部120からの要求に応じて、解説画面データ263をデータ出力部110に送信する。データ出力部110は、受信した解説画面データ263に基づき、解説画面600を表示する。
このようにして、問題画面データ262と解説画面データ263とが、学習支援システム1Aに含まれていなくとも、学習支援システム1と同様に動作することができる。
実施の形態3では、問題画面データ262と解説画面データ263とが、学習支援システム1Aに含まれていない。このため、解説画面データは、学習支援システム1Aによる制限がなく、任意の画面データを用いることができる。従来の学習支援システムは、解説画面データが含まれていた。つまり、解説画面データは、学習支援システムの構築に合わせて作成されていた。このため、学習支援システムを熟知している者が解説画面データを作成する必要があった。しかし、学習支援システム1Aでは、解説画面データを作成する人は、学習支援システム1Aを熟知する必要がない。このため、従来の学習支援システムとは異なり、問題の内容を熟知している者であれば、解説画面データを作成することができる。言い換えると、問題画面400と解説画面600とは、教師、つまりユーザが自由に設定することができる。学習支援システム1Aに、解説画面データ263を含めないことで、このような利点を有する。
さらに、学習支援システム1Aには、問題文の内容と解説との情報を必要としない。このため、学習支援システム1Aにおいて、問題文と解説とに含まれる情報をシステム構築のために外部に持ち出す必要がない。特に、図19に示すように、サーバ900をユーザ施設8内に設置することで、情報漏えいを防止することができる。
(変形例)
上記実施の形態では、問題の解説画面データ、問題画面データが学習支援システムのサーバ200またはサーバ900に格納されている例を示したが、これに限定されない。解説画面データ、問題画面データは、生徒用端末100で表示できればよく、画面データの保存先は任意に選択できる。例えば、生徒用端末100に格納されていてもよい。
また、生徒用端末100に問題画面400を表示し、問題の解答を入力する例を示したが、これに限定されない。例えば、過去問の問題集や参考書などの書籍の問題文を読み、問題の解答を入力してもよい。
上記実施の形態では、記憶部250に格納されている入力画面データをデータ出力部110で表示する例を示したが、これに限定されない。一度、問題を解いた後は、間違えた問題のみ入力欄を設け、正解した問題は入力できないような入力画面を表示してもよい。例えば、図21に示すように、記憶部250には、過去に問題を解いた際の正誤を示す正誤履歴データが格納されている。生徒が入力画面300を表示しようとした場合、処理部210は記憶部250から正誤履歴データを読み出す。読み出した正誤履歴データから該当する生徒を検索する。処理部210は、間違えた問題について入力欄を含め、正解した問題については入力欄を含めない入力画面データを生成する。処理部210は、生成した入力画面データをデータ出力部110に送信する。この結果、データ出力部110には、間違えた問題は入力欄が表示され、正解した問題は入力欄が表示されない入力画面300が表示される。例えば、生徒Aが入力画面300を表示しようとする。この場合、図21に示すように、生徒Aは、問題1は正解し、問題2から4は不正解である。このため、入力画面300には、問題1には解答を選択する入力欄は表示されず、問題2から4には入力欄が表示される。
さらに、各問題に重要度を設け、処理部210は重要度が最も高い問題について入力欄を含み、その他の問題について入力欄を含まない入力画面データを生成してもよい。この重要度は、生徒が正答すべき問題を示す。例えば、正答率が高い問題ほど、重要度を高い値を設定する。この場合、記憶部250には、図22に示すように、各問題の重要度を示す重要度データが格納されている。生徒が入力画面300を表示しようとした場合、処理部210は、記憶部250から重要度データと正誤履歴データを読み出す。正誤履歴データから生徒の間違えた問題を検索する。処理部210は、重要度データを参照し、間違えた問題の中で重要度が最も高い問題を検索する。処理部210は、検索した問題について入力欄を含み、その他の問題について入力欄を含まない入力画面データを生成し、データ出力部110に送信する。この結果、データ出力部110には、生徒が間違えた問題のうち重要度が最も高い問題のみ入力欄を含み、他の問題には入力欄が含まれない入力画面300が表示される。例えば、生徒Aが入力画面300を表示しようとした場合、図21に示すように、生徒Aは問題2から4で間違えている。また、図22に示すように、問題2から4の中で重要度が最も高い問題は、問題3である。このため、生徒Aの入力画面300には、問題3のみに入力欄が表示され、その他の問題には入力欄が表示されない。同様に、生徒Bは、問題1、2、4で間違えている。この中で重要度が最も高い問題は問題4である。このため、生徒Bの入力画面300には、問題4のみに入力欄が表示される。生徒Cの入力画面300には、問題1のみに入力欄が表示される。生徒Dの入力画面300には問題2のみに入力欄が表示される。ここでは正誤履歴データを記憶部250に格納されている例を示したが、データ出力部110に使用している生徒の正誤履歴データを格納し、データ出力部110で入力画面300に表示する問題を制御してもよい。また、正誤履歴データ、重要度データを記憶部950に格納してもよい。この場合、データ出力部110が処理部910から正誤履歴データと重要度データを受信し、入力画面300の表示を制御する。なお、生徒の識別は、入力画面300を表示する際にユーザID等の入力を求めることで可能になる。また、生徒用端末100を使用する際にユーザID等を入力し、このユーザIDを使用することもできる。この他、生徒の識別には、任意の方法を選択することができる。
また、正答データ270と、解説保存先データ280とが異なるデータとして格納されている例を示したが、これに限定されない。問題番号に対して、正答と、解説画面データの保存先とが示さればよく、一つのデータとして格納してもよい。さらに、重要度データも加えて、一つのデータとして格納してもよい。
ここで、解説保存先データ280と、重要度データとは、生徒が入力画面300の解答を始める前に設定していればよい。このため、解説保存先データ280と、重要度データとは、教師、つまりユーザが設定してもよい。
正答データ270については、ユーザが設定せずに、学習支援システムの構築者が設定することが望ましい。正解、不正解の判定、得点の算出は、正答データ270に基づき、行われる。正答データ270には、単純に問題単位で判定するものだけでなく、複数の問題の相互関係により判定する問題も含まれる。例えば、複数の問題に入力された入力データがすべて正答データ270と同じ場合に正答と判定する場合がある。言い換えると、複数の問題のうち、正答データ270と異なる入力データが含まれている場合に誤答と判定する。このため、正答データ270を設定するためには、学習支援システムを熟知している必要がある。具体的な運用方法として、まず、学習支援システムの構築者は、ユーザから正答データ270に関する情報を受領する。次に、受領した正答データ270に関する情報に基づき、正答データ270を学習支援システムに設定する。例えば、複数の問題に入力された入力データが正答データ270と同じ場合に正答と判定し、いずれかの問題に入力された入力データが正答データ270と異なる場合に誤答と判定するように、正答データ270を設定する。
図5に示すように、正誤データ530が選択データ520の右側に表示される例を示したが、これに限定されない。正誤画面500を見ることで、問題の正誤が確認できればよく、正誤データ530の表示位置は任意に選択することができる。例えば、選択データ520の左側に表示されてもよい。また、問題番号の右側または左側に表示されてもよい。図23に示すように、正誤データ560が選択肢の表示と重なるように表示されてもよい。
上記実施の形態では、教師用端末700で正誤結果のみを入力する例を示したが、これに限定されない。例えば、図24に示すように、採点画面800にコメント入力欄850を設けてもよい。コメント入力欄850には、教師が生徒の解答に対するコメントを入力する。また、入力するコメントに、解説画面600を表示する関数を含めてもよい。これにより、生徒は、正誤画面500において、コメントに対応した解説画面600を表示することができる。
上記実施の形態では、採点画面800に、正誤入力欄として、正解ラジオボタン820と不正解ラジオボタン830とを含む例を示したが、これに限定されない。例えば、一部正解を示す一部正解ラジオボタンを含めてもよい。また、生徒の解答に対する点数を入力する欄を含めてもよい。点数を入力する場合、正解ラジオボタン820等を設けずに、点数が満点の場合に「○」を、0点の場合に「×」を、それ以外の場合に「△」を、正誤データ570として表示してもよい。
また、採点画面800に、正解ラジオボタン820に「正解」を、不正解ラジオボタン830に「不正解」を表示する例を示したが、これに限定されない。例えば、「正解」の代わりに「○」、不正解の代わりに「×」を表示してもよい。
正誤データ530、570が「○」状の図形または「×」状の図形である例を示したが、これに限定されない。正誤画面500で、正解か不正解かを識別できればよい。例えば、「正解」、「不正解」の文字列を表示してもよい。また、不正解として「v」状の図形を表示してもよい。また、正解、不正解を示す他の図形を用いてもよい。
上記実施の形態では、画面データ260と正誤画面データとがHTML形式で記載されている例を示したが、これに限定されない。画面データ260と正誤画面データとは、生徒用端末100に表示できればよく任意の形式を選択することができる。例えば、生徒用端末100に画面を表示するための専用ソフトウェアなどをインストールし、画面データ260と正誤画面データとはこのソフトウェアで表示できる形式で記載されていてもよい。
上記実施の形態では、学習支援システムを、サーバと、端末(生徒用端末、教師用端末)との複数のハードウェアを含む例を示したが、これに限定されない。例えば、学習支援システムは、サーバの機能と、端末の機能とを備えた1台の端末でもよい。また、サーバ200の各機能を異なるハードウェアで処理してもよい。
また、ネットワーク5、7は、サーバ200と、生徒用端末100と、教師用端末700とが通信できればよく、任意に選択することができる。例えば、インターネットを介して、サーバ200と、生徒用端末100と、教師用端末700とが通信してもよい。
以上において説明した処理は一例であり、各ステップの順番、処理内容は、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよい。
1、2 学習支援システム
5、7 ネットワーク
8 ユーザ施設
10 制御部
20 記憶装置
30 入力部
40 出力部
50 通信部
100 生徒用端末
110 データ出力部
120 データ入力部
200、200A、200B、900 サーバ
210、210A、910 処理部
220、220A 判定部
221 採点画面生成部
230 正誤画面生成部
250、950 記憶部
260 画面データ
261 入力画面データ
262 問題画面データ
263 解説画面データ
270 正答データ
280 解説保存先データ
300、300A 入力画面
310 問題文表示リンク
320 入力欄
325 採点ボタン
350 入力欄
360 問題選択欄
370 テキスト入力欄
400 問題画面
500、500A 正誤画面
510 問題文表示リンク
520 選択データ
530、560、570 正誤データ
600 解説画面
700 教師用端末
710 データ出力部
720 データ入力部
800 採点画面
810 問題文表示リンク
820 正解ラジオボタン
830 不正解ラジオボタン
840 登録ボタン
850 コメント入力欄

Claims (3)

  1. 複数の問題に対応した複数の入力領域を有する入力欄と採点ボタンとを含む入力画面データを送信する処理部と、
    前記入力画面データに基づき、入力画面を表示するデータ出力部と、
    前記採点ボタンが選択されたときに、前記複数の入力領域の少なくとも1つの入力領域に入力された解答を示す解答入力データを送信するデータ入力部と、
    を備え、
    前記処理部は、
    前記解答入力データを受信したときに、前記複数の問題の各々の正答を含む正答データに基づき、前記解答入力データの正誤を判定する判定部と、
    前記複数の問題に対応した複数の表示領域と、前記入力欄において入力された解答を示す解答表示データと、前記正誤の判定結果を示す正誤データとを有する解答欄を表示する正誤画面データを生成する正誤画面生成部と
    を備え、
    前記データ出力部は、前記正誤画面データに基づき、正誤画面を表示し、
    前記複数の表示領域は、前記複数の入力領域に対応した位置に表示され、
    前記解答表示データは、前記複数の表示領域のうち前記入力欄において解答が入力された前記入力領域に対応する表示領域に表示され、
    前記正誤データは、前記入力欄において解答が入力された前記解答入力データのみに対して、前記解答表示データが表示される表示領域とその周辺とを含む領域に表示され、
    前記正誤画面データは、前記正誤データの表示位置を選択すると解説画面を表示するための関数を含む
    学習支援システム。
  2. 請求項1に記載された学習支援システムの処理部を備える学習支援サーバ。
  3. 複数の問題に対応して設けられる複数の入力領域を有する入力欄と、選択されたときに前記複数の入力領域の少なくとも1つの入力領域に入力された解答を示す解答入力データを送信する採点ボタンとを含む入力画面データを送信するステップと、
    前記解答入力データを受信したときに、前記複数の問題の各々の正答を含む正答データに基づき、前記解答入力データの正誤を判定するステップと、
    前記複数の問題に対応した複数の表示領域と、前記入力欄において入力された解答を示す解答表示データと、前記正誤の判定結果を示す正誤データとを有する解答欄を表示する正誤画面データを生成するステップと
    を計算機に実行させ、
    前記複数の表示領域は、前記複数の入力領域に対応した位置に表示され、
    前記解答表示データは、前記複数の表示領域のうち前記入力欄において解答が入力された前記入力領域に対応する表示領域に表示され、
    前記正誤データは、前記入力欄において解答が入力された前記解答入力データのみに対して、前記解答表示データが表示される表示領域とその周辺とを含む領域に表示され、
    前記正誤画面データは、前記正誤データの表示位置を選択すると解説画面を表示する関数を備える
    学習支援プログラム。
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